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次に向かうのは、龍山寺。お寺です。
やっぱりお寺は行っておかないとね?てワケでもないですが、観光らしい観光と言うか。まあお寺好きだし。前厄だし。台湾で厄除け祈願なんてね。(同じ年内にミャンマーとスリランカで寺参りするとはこのときには思ってなかったなー。)
MRTはまんま龍山寺駅で下車、地図によると地下道をしばし歩いて上に出ればいいようだ。地図と現場がイマイチ一致しない感じがあるので、とにかく北に向かって進んで適当なところで地上に出ればいいんじゃね?と言うアバウトな感じで歩き出します。
北側が行き止まってたりしたので方向を変えたり地下二階から一階へ上がったりしながら進んで行くのですが……なんだろうな、この雰囲気。年齢層がとにかく高い。そしてなんかものすごくあやしい。
簡単なマッサージ屋とか一応お土産物屋(コレがあるから一応有名なお寺の最寄り駅なんだよね!?と思えた。)とかシニア向けの服屋とかもあるんですが、やたらと「表が厚い透明のビニールカーテンで仕切られて手品?や歌謡ショー?をやっている空間」があるんですよ。丸テーブルが中にはたくさん置いてありますが飲食物が置かれている気配は無い。大体ひとつのテナントは学校の教室1~2個分くらいの広さで外まで立ち見が出るほど賑わっているところもあればガラッガラのところも、今は何もやっていないところもある。そんなテナントのようなものが隣接して好き勝手に大音響で自分たちのプログラムに必要な音楽を流しているのでなんかもう……スゲェあやしい。ひとつひとつの音楽の調子もあやしい。なのにそれが集合してもっとあやしい。限りなくあやしいです。
そして電気治療器。なんだろう、なんかこうドクタート○ン的な、座っているだけで悪いところがなんかよく分からん電磁波で直ると言う触れ込みのヤツっぽいののお店?がたくさんあります。「療法99元」とかは1回99元ってことなんでしょうか。これがとにかくどこもすごい人気です。治療器の効果をうたうプロモーション映像のモニターにお年寄り釘付け!しかもこれまた同じような店がたくさんあります。もうなんかあやしいったらないよ!
すみません、正直なんか怖いです!(*)
完全なアウェイ感!なんなのコレ!ここ有名なお寺(観光地)の最寄り駅なんじゃないの!?ホントにここ進んでたら着くの!?私間違ってない!?あまりのいたたまれない空間に足早に北方面及び地上方面へ向かう私です。(しかししっかり写真は撮っている。)
そしてあまり理解できない表示と勘を頼りにこの辺りじゃない?と階段を上がったところ……ありました、龍山寺。付近では観光客向けの特産品販売のテントなんかも出ています。コレ!この感じ!ウエルカム観光客と言う温かい雰囲気!!なんだかベタな観光地的雰囲気がうれしいとかもう…………疲れた。
*身の危険は一切感じないにも拘らず、なんかこの場にこれ以上いたたまれないと言う不思議な恐怖感でした。
さて得体の知れない不安を誘う地下道を通って辿り着いた龍山寺。
横断歩道の向こうに電飾なんかついちゃった日本人的感覚で言うと「え?いいのそれ?」的門が見えます。お参りへ向かう人、お供えのお花を売る人で辺りは賑わっています。中はさらにものすごい人で賑わっていそうです。
しかし、しかし、私は既に疲れてしまった……そして小腹が空いている。駄目!ごはんやお土産はおまいりの後でしょ!と言う心の中の天使と欲望のままに食っちゃえよ!と言う心の中の悪魔がしばし葛藤した後、先に食うことにしました。
なんとなく賑やかそうな左手の方へ進んでいくと、ガイドブックに「夕方から夜はやや治安が悪くなる」「あやしい漢方薬とかの実演販売(ガマの油的な?)にカメラを向けるとものすご怒られる」と怖いことが書いてあった市場の辺りでした。市場の中はなんだかにぎにぎしくて面倒そうだったので、入り口近くの「徘骨麺」のどでかい看板のあるお店にあたりをつけて、外のテーブルに着席。
まあこんだけでかい看板出しといて観光客煙たがるようなことは無いだろうと言うのが選択の決め手でした。
若いおねーさんがオーダーを取りに着てくれたので看板指差しで注文。お会計のときもそうだったんだけど、このねーさんすごく愛想が悪かったです。今回、このねーさん以外に愛想の悪い人に一切出くわさなかったので際立ちました。なんでだったんだろう……。
隣の洋服屋さん?から流れるあやしい有線のメロディを聞きながらぼんやり通りを眺めます。
目の前で屋台の準備が始まり、おばちゃんがてきぱきと動いています。おばちゃんのジャージ、それどこの……?バイクで屋台の前に乗りつけお持ち帰りをする人もたくさん居ます。うーん、賑やか。これから後の時間の方がもっと賑やかになるんだろうなー。勝手に目の前の屋台のおばちゃんについてこの仕事一筋二十年ムスメの頃から……とかストーリーを膨らませていたら、俳骨麺が到着しました。
うーまーそー!
これはちなみに110元なり。ちなみに見た目に反してあっさり系ですよ、この方。おだしがきいていておいしい系の。後、見た目ほどボリューミーではありませんので、小腹を満たす系もしくは呑みの締め系的な存在に感じました。外テーブルなので温かさもここちよい。箸休め的な存在なのか、スープのしみていない茹でただけの大根が添えられていましたがこれもうまし。ズルズルと完食しました。
プラプラ歩いてお寺の方へ引き返しましたが、私が麺食ってる30分くらいの間に道に出てる露店が倍くらいになってました。これからなんですねー。フルーツとか、揚げパンみたいな甘味とか、焼き鳥みたいなのとか、うーんと得体の知れないものまでいろいろと……食べ歩いたらここだけでかなり時間がつぶせそうです。コーヒー出すようなお店もあったし。
ゆっくり茶ァしばきたい衝動にも駆られましたが、イヤイヤお参りするんだって!と我に返り、再び龍山寺へ向かいます。
今度こそ!龍山寺へお参りです。旧正月明けなので、境内にはにぎにぎしくイルミネーション的なものもたくさんあったりして。日本人の感覚的には有難さの感じられないド派手な灯篭人形のようなものをくぐるか何かするとご利益があるようで長蛇の列が出来ていました。
取り敢えずそれはさておき、本題の方へ向かいます。こちらのお参りのお作法はお線香をいただいて、境内の香炉の中へ順番にお供えしていくというもの。ここは折角の時間に制限もなくやってきたことですし、お作法に従ってお参りするとします。めっちゃ人多いけどなー!!お坊さんと熱心な信者の方々がお経のようなものを一斉にうなっていたのですが、これがお経と言うより音楽のような不思議な響きでした。
そんな中、人ごみをかき分けかき分け元でお線香をゲット(これは1セットで香炉の数分入っているので激しく熱心にお参りしたい人は何セットも購入する模様)、火をつける場所へ行って火……はもたもたしてたら係の人が奪って点けてくれました。少しでも混雑を緩和するためと思われます。なんとなくひとの流れを追いながら順番にお香をあげに……
火ィすごっ!
参拝者が多いので香炉が燃え盛って炎を上げています。なのでみなさんお香は投げ入れる感じ。普段から投げ入れ方式なのか普段はそうでないのかはちょっと分かりません。で、投げ入れたら周りの人と同じように手を合わせてなむなむ……そして次へ、と。何にせよ人が多いのでこれをするだけでそこそこ時間がかかりました。
同じように香炉をめぐっている人と、お経を上げている人、お経は読まないけどずーっとお祈りしてる人でもうびっしり人!!しかし、なんだか厳かな気持ちになれてよかったです。お参りが終わったあともしばし佇んでみたり。
お経が一区切りするまでいっしょに聞いていました。(写真撮ったりしてたんで拝んでは無いが……。)
改めてなんですな、すごいよかったんです、なんともこう厳かなかつエキゾチックな気分で信仰って……とかいろいろ考えたり。ここは道教のカミサマも一緒にお祀りしているようです。ひとしきりぼんやりしながら歌のようなお経にしばし耳を傾けておりました。
そんで更に何故付近をブラブラかと言うと……適度にゴミゴミした感じで非常に私好みな街並みであったからです。ウフフ。
仏具屋さんとかちょっと変わったお店があったり、後はお菓子屋さんとか。紳士向けの小さい衣料店ばかりが集まっているようなところもありました。地下街同様、やや高齢層向けかな??って感じ。あとたぶんなんか宝くじみたいなもんだと思うんですが、おいちゃんたちがいっぱい熱心に数字の並んだテレビ画面をじっと見ているお店とか、あとはなんだか分からん卓を囲んで人だかりになっているお店とか(賭博系?)、そういうのもたくさんあったですようー。ちょっと怒られるかな?と思ってこれらは写真は撮らず。
しかしながらわりと賑わっており、人通りも多いです。
心ゆくままに適当にブラブラ……。
しかし雨も上がらず寒いので、そろそろ目的の「元祖胡椒餅」のお店を目指していこうかと、印刷した地図をみてみます。ふむふむ、こっちかい?
こっち……でいいのかい!?
道って言うか……隙間?しかしどう地図を見てもこの隙間しかあり得ないので、胡椒餅食ったるゥゥ!!と言う執念となんだかフォトジェニック☆と言う思いで隙間をずんずんと。
あった☆途中で何度か心が折れそうになったけど来た甲斐があった~。
しかしこんなところなのに人が並んでいます。流石元祖!!しかし、しかしですねぇ……皆さん焼き上がるのを待ってるみたいなんですけど、お店の人になにがしか声を掛けて、するとお店の人がちっちゃい机の上の数が書いてある枡?みたいなのになんかを入れる、そして列に並ぶ……誰か!誰か私にこのシステムについて教えてください(涙)!!
たぶん、「○個買う人がなんにん」て言う計算をしてるんだと思うんですけどぉー。
そうこうしているうちに、焼き上がりました。列の人にどんどんどんどんたくさんの数の胡椒餅が渡されていきます。ああああああ……そうだ、最悪、列の人の予約分が無くなっても残ったやつを貰えば……
なくなりました。な、なんてこと……しかしこんな隙間までやってきて手ぶらで帰るわけにはいきません。システムは未だ不明ですがこれは次の焼き上がりを待つしかありません。
付近の写真など撮りつつ、じりじりと待ちます。奥では従業員の皆さんがものすごい早さでものすごい数の胡椒餅を丸めています。それを写真の中央と右端で見切れているでかい釜に入れていくのです。あ、途中でいっこ落っこちちゃった!!
……脇の水道で洗って何事もなかったかのように釜にイン。細かい事は気にしてはいけません。これから火ィ通すワケだし!3秒ルール3秒ルール!!
流石デカイ釜、10分ほどで焼き上がりました。今回はあまりきちんと列になっていなかったので、横から人差し指を立てて日本語で「ひとつ!ひとつ!」と言いながら我もー我もーと殺到してみました。
そうしたらお店の人に落ち着いて待てと言われたような気がしたので、待ってみました。そうしたら前のお客さんがはけた後でいっこ売ってくれました。
うっわーい!ヨロコビもひとしお……。しみじみ。
雨が降っているのでどこまでで食べれず、駅の前の広場のようなところまで戻ってきました。ちょっと不穏な感じもしますが、まあここでよいかとベンチのようなところへよっこらしょ。
見よ、溢れる肉汁!!!!皮がぱりぱり固めの中華まんみたいな。パン寄りの感じの皮にぴりっと胡椒で味付けされたジューシーなお肉とネギがたっぷりー。
これで45元、120円しないくらいかな?
結構、大きくておなかいっぱいになりますですよ。夢中でむさぼり食ってはたと周囲を見ると……、なんか酒瓶片手に座り込む人、碁を打ち始める人、腰掛けにおもむろに横になり始める人……うわぁ、あやしさMAX!!そそくさとMRTの改札に向かいます。
そろそろ薄暗くなってきたので着く頃には夜景も見頃かな?
龍山寺からだとMRTで乗り換えなしで市政府まで、そっからはバスか歩き(20分くらいはかかりそう)ですな。雨降ってるし夜だしもう大概足もビッタビタ(乾いてない)なのでバスに乗りたいですね……。バスは無料バスがあるそうです。
余談だけれども私、旅行に行くとご当地の高いところにはほぼ必ず行っている気がします。何とかと煙は高いところがお好きと言うアレですな。シンガポールフライヤー然り、マカオタワー然り。変わり種では松島タワーっつーのも行ったよ?恐ろしく閑散としてたよ!でも松島の景色が一望できてなかなかよろしかったです。あの当時でアレだったから今どうなってるのかしんないけど……。ああ今はもう撤去されてしまっているのか。(今調べた。)
まあ何にせよ高いところはよろしいですねと。でも最近の新しいアジアのタワー系にありがちなバンジーとかのアクティヴィティはノーセンキューですが。
ああでも、台北101には91階に屋外展望台があるのです……コレは行きたいかもー。わくわく。
で。市政府に着いたので降ります。……どこの出口に行ったらいいのか分かりません。
なめてた!なめてたよ!有名な観光地だから駅についたらバカでも分かる感じに「台北101行き無料バスはこちら!」みたいな案内があると思ってた!全然無い!!
なんと言う事か。想定外の事態に焦りながらも取り敢えず近いところから地上に出て(このへんは地下鉄になってる)そんで地図で位置を確認して、最悪歩いていこう、と決意。それに地上に出たら無料バス乗り場分かるかもしれないじゃん?……出たけど分からん。
歩道だか広場だか微妙な感じで道路まですごく遠いんですけど、看板とか何にもないし。どうするよ。とキョロキョロしていたら、やたらと広い鋪道?の先の道路端に止まっている小さいバスに「ふにゃふにゃ大楼」とか書いてあるような気が?「大楼」ってタワーのことじゃんね!?「ふにゃふにゃ大楼」って「台北101」って事じゃない!?無料バスってくらいだしこのマイクロバスそうなんじゃない!?
いつ出発するか次がいつ来るかも分からないのでダッシュ!前乗りだったので運転手さんにゼイゼイ言いながら「た、たいぺいわんおーわん……?」、運転手、乗れとジェスチャー。
アレ……?私つい最近もこんなコトしてたよね……。
ふーよかったよかったーと手頃な席に着くとバスが発車、ゆるゆると走り出しました。
そこではたと気付く。アレ?皆さんこれから台北101に観光☆って言うにはすごく気さくな格好をしていらっしゃいませんか?地上5階までは結構おすましなショッピングモールになってると見たのですが?買い物袋から野菜や食料品が溢れたおばちゃんとか、疲れ切った様子のリーマンとか……うん?運賃箱があるよ?無料バス……じゃないねコレ!!!
あああああああ、コレは私ミニバスに乗っちゃったね!ジモティー(死語)御用達のミニバスに乗っちゃったね!決まった停留所はあったり無かったり自分で降りる場所を主張すると言うんじゃなかったでしたっけかね!!
無理コレ降りれないィィィィ!!よぎるマカオの悪夢(*)。
たぶんこっち方面をまわりますーと言うような幾つか行き先がある中に台北101もあったんだね。そこだけ見ちゃったんだね。どうしよう!でもさっき乗るときにきいたし停まってくれるかなーどうだかなーとハラハラしながら窓の外を必死で見る。高い建物だしすぐ分かるだろうから見えたら降ろしてくれって訴えてみようと思いまして。が、しばらくしてバス停まる。誰も降りない。……もしかして私のために停まりましたか?
運転手と目があったら頷く。でも窓から見えないけど……どうなんだ!?と思いつつ素直に降りました。見上げると……ありました。
上の方は霧がかっている……なんかゴッサムシティ(イメージ)っぽい感じ。いつまでも見上げていても首が痛くなるばかりなので中へ参りますー。
*マカオの悪夢……マカオで半島部からタイパ島へ向かうのにバスへ乗ったはいいが、運転手に行き先を告げる前にバスの中が超満員になり運転手とコンタクトを取る事が出来ず、アナウンスも無いし停留所の数も分かんないし行く場所が歩き方の詳細地図がないためどこを走っているか分からなくなりその状況に耐えられなくなって適当な場所で降りたらぜんぜん目的地の手前、雨の中バスに乗った上に更に30分ほど歩く羽目になった。帰りはタクシー使った。
そんなワケで台北101に到着しました。天候のせいもあって外観はゴッサムシティー(イメージ)然としています。とか言いながら実は自分ゴッサムシティー勘違いしてね?と思ってさっき画像検索してみましたが、まあ概ね正しいイメージだったようです。
ではセレブリティの集うビルへ……ではなく台北101へ。中は前情報どおり広々としたショッピングモール。5階分と言うことですが、吹き抜けになっているようなところも多くかなり広々。ぱっと見た感じ確かに高級ブランド店が多かったようですが、大概の人が気になるポイントだと思うんですけど、どんなブランドが入っているかチェックしませんでした……疲れ果てて靴とかびしょぬれのビッタビタだしさっきまで100円そこそこの饅頭を道端に座ってウマーとか言ってたために、あんまりそういうところへ入る気になれなかったのでした。今思うと惜しいことをした。お買い物も楽しめばヨカッタのにネー。アクセサライズとかもちらっと見えたのでそうハイブランドばっかりと言うワケでもなさそうだったし。
エレベーターの入り口のある5階に向かいます。4階はレストランエリアだったのですが、ビュッフェのお店で日本食フェアをやってたのが印象的でした。なかなかおしゃれかつやや高級そうなイメージを醸し出していました。ちっちゃい回転寿司コーナーもあったりして。
アレかな、私たちが「○○ホテルでイタリアンフェアだって~」「行く行く~」みたいなノリで来ちゃったりするのかな。
まあ外国のお洒落なショッピングモールのお洒落なレストランコーナーで日本食が持てはやされているのは日本人として悪い気分のするものではありません。しかしどんな料理が供されているのか気になるところではある……がここで3,000円近く払うのもどうかと思えて気にするだけ気にしてスルーします。
入場券は400元、1,000円ちょっとか。まあ高いといえば高いけど、大体どこもこんなようなもんだと思います。展望台のお店で使える割引券とかもついてるし……なになに、ビールフロートをいっこバイするともういっこついてくるとな?二杯もいらねぇよ!!……ええ、分かってます、こんなところにひとりで来た私が悪いんですね?そんなワケでラブラブカップルでお越しの場合などは展望台のアイスクリームショップで1杯分のお値段でいっしょにビールフロートが飲めたりするようです。チッ。
入場ゲートの雰囲気とか、なかなかデザイン性が高くていい感じ。よく分かんないキャラクターもなかなかかわいいかな。後で写真あります。(今調べたらコイツ、日本のサンリオが作ってました。どこに頼めばいいか分かってんなー。やるなー台北101!)
ちなみに、残念ながら屋外展望台は天候のため閉鎖中でしたー。残念!
なんか私は何かと次の課題を残さずにはいられないようだ。
では早速、世界最速のエレベーターとやらへ……世界最速だけにあっという間に展望台へ着いてしまいました。なんか数カ国語で簡単な説明が流れてる間にすいっと。耳抜きしたくなる感じ……。さあ、肝心の夜景は……
おお絶景かな絶景かな!写真はちょっと私が写り込んでいますが。(しましま。)
そんで展望台では無料でオーディオガイド(日本語もあるよ)を貸し出してくれるので、じゃぱにーずぷりーずと言って素直に借りてみました。そんで、展望台の各所に[5]とか印があるのでその場所でオーディオガイドの[5]を再生すればいいんですが、素直にきっちりじゅんばんどおりぜんぶ聞いてみました。……ひとりだと話す相手も居ないのでこういうの真面目にやりがちじゃないですか?(私だけか?)
でもぜんぶ夜景なのでガイド聞いてもいまいちピンとは来ないかな。雰囲気だったら夜、もうちょっと地理的にこういう感じねーと言うのをつかみたかったら昼に来る方が良いと思ったです。
ところで、ここの売り物には「超高倍率の望遠鏡」もあるのですが、のぞいてみたらだいぶ遠くのビルのレストランでメシ食ってる人まで見えて、のぞき見みたい……とちょっとイケナイ気分を味わえました。
オーディオガイドを返してブラブラ。ビールフロートもういっこのアイスクリームショップ発見!あんまりムードはありませんでした。残念ですね(喜)!てゆーか牛……デカすぎだろ。あとロゴが……意外かもしれませんがでもこういうの(どういうの?)ここ以外では見なかったですよ。
こんな景色見えないところにイートスペース作らんでも……これじゃフードコートで食うのと変わんねーじゃん。残念なアイスクリームショップには当然ながら誰もいませんでした……昼間はもしかしたらお子さんとかいらっしゃるのかもしれない。
夜景はこの頃、各所で旧正月のイルミネーションもやってたんで(見に行こうかと思ってたけど元気がなくなってやめました)、そう言うのも見えてにぎやかで良かったです。ぐるぐる展望台を回ったり、足下が透明になっているところで写真撮ってみたり(フラッシュが反射してきれいに撮れなかったのでボツ)、ひとしきり展望台を楽しんだので次の見どころへ。
まあコイツなんですけど。(→)
イヤこのあやしいながらもどことなくちょっとかわいいかもしれない……と言うマスコットキャラの人形が見どころなのではなく、コイツのモチーフとなったものなんです。これだけのデカいビル、地震が来たら大変です。と言うわけで台北101の中には振り子構造になった免震装置がありまして。この免震装置を間近で見られるのです。なんか、こういうのワクワクします。(工場見学とか大好きです。)
実際、こういう高いビルって最近のはどうかしんないけど、昔のだと常に微妙にユラユラしてんのが中でも分かったりするじゃないですか。しかし台北101は全然ユラユラしませんですハイ。振り子が代わりにユラユラしてビル自体は揺れないと言う、ざっくり言うとそんな感じ。で、彼?(→)はこの振り子をモチーフに、目口は「101」の文字で表現されているというワケです。
余談ながら、人少なかったんでフラッシュ炊いたりフラッシュ消してみたり薄暗いところでコイツをきれいに撮ろうと奮闘してたら、背後に視線を感じ……振り返ると日本人夫妻が佇んでいました。ご、ごめんなさい……慌てて避けたら「シャッター押してください」って。ああああそうゆこと……でもそれだったらじっと見てないで早く声かけて欲しかったナー。外国で多少の奇行をとってもあまり恥ずかしくないのですが日本人に見られている!と分かった途端、死ぬほど恥ずかしくなるのは何故なのでしょうか。
撮ってあげたら撮りましょうか、って言ってくれたのでお願いしました。
で、コイツなんかかしこぶって指示棒とか持ってるんですが、この先にしばらく「台北101はこんなになってます」みたいなパネル展示があって(日本語ではないのでロクに読まず。英語はあったような。)、後は無意味にビカビカ光るSF近未来チックなトンネルを抜けると、問題のブツが拝めます。
ばーん!コレ。……なんかイマイチ迫力伝わらないですね?
でもおっきくてなんかすごかったスー。ここでもやっぱり日本人の女の子ちゃん2人組にシャッター頼まれたので、私も撮って貰ってみました。ヤツが微妙なお帽子かぶってたりやたら飾り付けられているのは旧正月期間中のためと思われます。うしろのガラスにもベタベタとお飾りのシールが貼られています。
まあ元々台湾て日本人多いとは思いますけど、ここでいちばんよく見たかも。日本人って他の国の人より夜景好き?(実際、私も来てるし。)
こっちならちょいおっきい感じ伝わる?そうでもないか?
上から見た後、1枚目の写真みたく横から見られるようにもなっているのです。しかしこの感じ……「私@ちゅうとはんぱなおたく」的には、なんか中ボスの出そうな雰囲気に見えて仕方がありません。中ボス(飛翔系)。やっつけないとビルの免震装置が破壊されてしまう!大変!とか。
いけませんね、こういう日本人の中でもごく少数の日本人が最近誤った日本の印象を作り出している気がしますが、でも私はこういう人間なんですー。
で。まあ間近に見えてスゴいんですけど、所詮タダの玉なんで結構みんなふーんへーくらいで通り過ぎていくところを、しばらくじっと眺めてみたりなんかしちゃって、それから後にしました。
エレベーターの今ココ!と言う表示パネルがビルの形になっていてかわいかったり、あとこういうところにありがち、誰が買うのか分かんないけどなんか宝飾品とかの売り場があったりもしました。あ、今思ったけど、中国からの観光客とか買いそう買いそう!それでか!
泊まってるホテルの近くにお菓子メインのお土産屋さんがあって、中国人観光客を満載した観光バスがガンガン乗り付けて、客がこれまたお菓子をキャリーで引くくらいガンガン箱買いしてたりしたので、中国からの観光客は多いんでしょう。しかし、台湾的には「自分は中国ではない」ワケで、中国的には「(なんかもう実質完全に別の国だけどそんなの知ってるけどそこには目をつぶりつつ)中国の一部なんだからね!」と言うスタンスだと私は思ってるんですけど、中国的に自国の民が「中国の一部」へ「パスポートを持って海外旅行する」事についてどう思っているのでしょうかねえ?
なんかそのへん、中国の人に聞いたらとても面白い理屈を聞けそうですが、事を荒立てたくもないので聞けません。まあ、中国人の知り合い居ないんですけど。
ショッピングモールもまだまだぜんぜん余裕で営業していたんですが、相変わらず靴は濡れてびったんびったん、疲れ果てている事には変わりないのでどこにも入らず。勿体ない。でも、ホントはこの後、タクシーでごはん食べに行く&RT-MART(スーパー)へ行くつもりで。しかしそれもめんどくなって。
台北101の地下にもスーパーがあるらしいので、そっちをのぞいてみる事にしました。小さいのとちょっと高級スーパーで外国製品が多いって話だったんで、別のところがいいなと思ってたんだけど、もうなんかいっかと。
晩飯はおなか空かないのでパスしました。フードコートでタピオカミルクティーなどすすってみる。コレ、500mlのペットボトルくらいの大きさあるんですけど、35元。100円くらい。やっす!タピオカも大粒でもっちもちでおいしかったです。買うとこのカップに作ってくれて、それから上にフィルムを熱で圧着するの。ストロー突き刺すまでこぼれないので、お持ち帰りしている人もたくさんいました。このフィルム圧着する方式、日本でもやればいいのに。カップに台北101が描かれているのが何気に芸が細かいと思います。日本だともっとぼってきそうな演出だなあ。
そういや、あのキャラクターのグッズ売ってる店もあって、結構かわいかったんだけど結局何も買いませんでした。ピンバッジがあったら即買いだったけど。
で、スーパー。やっぱりおすましスーパー(やや外国人向け)だけあって、ちょっと嫌がらせ土産に欲しかった電気ハエたたきとかは見あたりません。……そんなもの買う気だったんですよ。人も少なくて買い物しやすかったけどちょっと寂しかったかな。
無難に安いお茶とかドライフルーツとか魯肉飯の具の缶詰とか金華ハムそんなものを細々と。……買ってたら、あやしいエプロンおばちゃんに声を掛けられました。
「そんなお茶買っちゃ駄目よ!そんなのホントの『東方美人茶』じゃないんだから!」(日本語)
アンタ誰さ!?なんか成り行きでおばちゃんのテリトリーに連行されたら、いわゆるおばちゃんは実演販売のおばちゃんでした。おばちゃんはスーパーの一角でちょっと高級なお茶を商っているようであります。まずはお茶の葉っぱをサカサカ瓶から出して手にとって見ろと。いい葉っぱはここがこう違うんだと、そんでうちのお茶はこんな葉っぱばっかり!みたいな。そんなことを流暢に説明しながら、テキパキとお茶を煎れ飲んでみろと。……はぁまぁ確かにおいしいんですけど、高いだろうよコレ。て言うか上等でおいしいお茶って味が濃いって言うの?なんかたくさん飲めないからもっとこう安っぽいんだけどガバガバ飲めるおいしさのヤツの方が好きなんですが……て言うかおばちゃん日本語ウマ過ぎよ!?
しかし、おばちゃん、折角遠いところから台湾に来たんだから、本当のおいしい台湾のお茶を買って帰った方が良いと力説。安いのは全部中国のお茶なの!中国のお茶は駄目!ホントの台湾産はどうしても高いの!とな。
関係無いけど、台湾的には中国に対抗意識と言うか、むしろ中国より台湾の方がいい!と思ってるんだろうなってのがちらほら分かると言うか。
「中国のお茶は安い、台湾のお茶は高いけどおいしい」って言うのは昨日のお茶屋さんも言ってた。それにどこだかの雑貨屋さんも「うちのは中国産じゃない、全部台湾で作ってるからきちんとしてるの!」みたいなことを言っていた……。
話は戻って、実演販売おばちゃん。
うちにはね!駐在さんがよくお友達を連れてきたりもするのよ!とか言ってたら、サクラか!?と言うようなタイミングで、欧米人の駐在さんがお友達を連れて登場しました。
おばちゃんと駐在さんは顔馴染みらしく、にこやかに挨拶を交わし、「今日はどんなの入ってんの?」「コレなんかいいわよ~」「(葉っぱを手にとって)うんそうだね、いい葉っぱだね!」なんて事を流暢な英語でペラペラと……おばちゃん、アンタすごいよ!!
少なくともおばちゃんがトライリンガルであることは分かったわけですが、このおばちゃんまだ他にもしゃべれるんじゃないか、そんな気がします。日本語も訛りが殆ど無かったので、語学の素養が高いというか。
この人もね!よく来てくれるの!お茶一緒に飲んで!後で日本語でも説明するから!とおばちゃん、新たに来た数名の客に加えて、私も逃さぬよう必死のフォロー。
この駐在さんもお国のお友達に「台湾のお茶の善し悪しとか分かっちゃうもんねーお土産屋さんじゃなくてこんなところにひっそりあるいいお店を知ってるんだよねー」とちょっとお友達の前で通ぶれていいんでしょうな。台北101に案内してここに来る、と言うのが定番コースと見た。お土産も買えちゃうし。
海外旅行土産における「駐在さん御用達」は服飾美容関係における「○○ちゃん愛用!」(○○にはモデル名などを入れる)程度には威力があると見なされているようだと最近知りました。
おばちゃん、英語で弾丸セールストークを繰り出しながら次々に様々なお茶を淹れていく。
いちおう、話半分で英語の説明をいっしょにふむふむと聞いてたら、「あら?英語分かる?分かるんなら大丈夫ね!」。イヤああまあ……三割くらいしか分かってないけどまあいいや。
駐在さんとそのお友達が結構な数のお茶をお買い上げして立ち去ると、さてあなたは?と。
で、結局、おばちゃんに根負けしたのもあって、東方美人茶とジャスミンティーをお買い上げ(でもこれまた缶もかわいくてねえ……)、それから「それはフィリピン産だけどいいの!?」とドライマンゴーもおばちゃんの店のとチェンジしました。フィリピン産のドライマンゴー(砂糖まみれ)はおばちゃんが売り場に戻してくれる親切丁寧さ。安い中国産の東方美人茶は一応比較対象としてそのまま購入する事にしましたが。
他に買うものある!?と聞かれたけど、なんか疲れたのでもういいって言ったら、おばちゃんレジまでカゴ運んでくれました。なんかすんません……。
左がスーパーの通常売り場で買ったもの。ピンクの缶が東方美人茶(安い中国産)ですな。おばちゃんの店のやつのがおいしいけど別に飲めんもんでもなかったです。しかしまあ確かに台湾来て中国産の安いお茶わざわざ買う事も無いような気はする。
金華ハムはスープとかチャーハンに入れるとうまーvvでした。そのまま食べると塩辛いよ!魯肉飯の缶詰は実演販売のおばちゃんに「あ、ここのはおいしいのよ!」と唯一ほめられたチョイスだけあっておいしかったです。もっと買えば良かった。赤い箱は「アメリカから輸入したレーズンを台湾で輸入会社が箱詰めして売ってるもの」です。なんか箱がかわいいので買ってみてしまった。あとはビール。酒飲みのお土産に。
右側がおばちゃんの店のコーナーで
東方美人茶はリーフを袋で、ジャスミンティーは缶がかわいかったので缶入りのティーバッグを。まあお土産なんかにはいいんじゃないですかね。パッケージもセンスがよろしい。味も間違いなくおいしい部類ではあります。高いけどネ!!で、ドライマンゴーとドライパイナップルとお茶で香り付けした梅と。これらもおいしかったですー。一袋300円くらいだったか。まあ高いと言ってもお茶に比べれば知れてはいるんだが。
荷物も重いのでタクシーで帰りたかったんだけど、手持ちの現金が少なくなった(スーパーはカードで支払)ので、無料バス+MRTで帰ります。バス乗り場がなんかバックヤードの入り口みたいなドアから外に出るようになっていて、非常に分かり難かったです……。
バスはマイクロバスどころか、とても大きな観光バスでした。
お風呂を使ってサッパリ。ようやくビッタビタとおさらばです。ああスッキリ。ではおやすみなさい……ではなくまだ私には台湾でやらねばならないことが残っています。それはマッサージ!やっぱりこれはおさえておかねば?と思いまして。日本でも1-2ヶ月に1回はソフト整体に通い、だいたいいつも「もうちょっと早く来ましょうね」って言われるコリコリの身体ですし。お風呂を使って寝る前にマッサージして寝ちゃうと言うのがいちばんのゼータクってもんです。
最初からそう思っていたので、台北Naviでホテルの近くで深夜営業しているマッサージ店を予め調べておきました。一箇所はなんかちょっとお洒落で清潔な店構えで日本語メニューもあったりちょっとしたエステメニューもあったりするようですが、台北Naviの口コミによると「オプションメニューの売込がうっとうしい」「ヘソキャンドルでヤケドした」などの芳しくない情報が多かったのでパス。少しだけ離れた(って言っても徒歩3分くらい?)、地元の方向けで結構長くやってきたけどこれからちょっと観光客向けも強化していきたい、そんなモチベーションが感じられるもののあんまりおしゃれではない方のお店へ行くことにしました。
結果から言ってこのお店、私はすごくすごくよかったんですが、今は台北Naviには載っていません。元々独自のWebサイトなんてこじゃれたものは持っていないお店だったのでどうなっているのか分からず……掲載やめただけで存続しているといいのですが。誰かもしサントスホテル近くの「金龍」って文字のついたマッサージ屋さんがどうなったか知っていたら教えてください。情報求ム。
クーポンがあったので、最初電話して空きを確認しようと思ったのですが、英語通じないかも知れないな……てよりまず私が英語で空きを確認できるかどうかがあやしいもんなって事でそのまま出発。まあ空いてなければ空いてなかったで残念だが戻るに苦労する道程でもないし。12時前でした。で、肝心の店は……
閉まっ……てんのは隣か。びっくりした。表の張り紙で会計は一目瞭然ですがやや入りにくい感じ。しかし意を決して突入。「すみませーん」(バリ日本語)。お店の中にはおばちゃんひとりでした。いらっしゃいませ的な雰囲気で立ち上がるおばちゃん(笑顔)。取り敢えず歓迎はされているようだ。「今って空いてますか?」と重ねて正真正銘の日本語で尋ねるワタクシ。困惑するおばちゃん。同じく困惑するワタクシ。……話が先に進みません。
この状況を打開したのはおばちゃんであります。壁に張ってあった「足底40分/400元」を指差してこちらを見るので、私は隣の「足底40分+身体60分/800元」て書かれた方の紙をビシィ!と指差す(*)。今の所持金は約1,000元(*)、マッサージのために800元は置いておかねば……と計算してはいたのですがギリッギリ!おばちゃん大きく頷く。
スリッパを指差されたので履き替え……ようとしてマズイことに気付きました。スキニーパンツ履いてるよ自分!準備万端になればおばちゃんも気付くだろうが、そこまで何も言わないのもマズイような気がしたので「すみません、ズボンが上がらないです!」(日本語)と言いながらズボンをビシィ!と指差して見せると、おばちゃんは大丈夫!って感じでにっこりして奥から替えの短パン持ってきてくれて、着替え用にカーテンで仕切られたコーナーに案内してくれました。案外、しゃべれなくてもどうにかなるもんだわ。
なおいちいち日本語で言う必要ないような気もするんですが、なんかしゃべったほうが伝わるかな?思って無駄に日本語でしゃべっております。
で、着替えてまずは足ツボマッサージ用の椅子に着席。椅子の足元から足浴用の桶が出現!お湯が出る水道とかもついてます。見た目、むしろどちらかと言うと年季の入ってそうな椅子なのに思いの他ハイテク(?)です。湯桶にNaviの情報によると独自に漢方薬をブレンドした入浴剤を入れてお湯を張ってくれました。
勧められるままに足を浸けると……極楽ぅ~。さっきお風呂入ったばっかりなのにひえっひえの私の足もどうかと思うけどあったかー。おばちゃんに「熱くないか?」的なことを聞かれた気がしたので「大丈夫です!」と言っておきました。通じてないけど通じると言う(笑)。ポカポカ温まりながら、見るともなしに向かいの壁の天井近くのテレビを見ていたらおばちゃんがそれに気付いて、リモコンを渡してくれました。好きなの見ていいってことかな?しかしまあ、適当なドラマのようなものがかかっていて分からないなりになんか気になったのでまあそれでいいやと放っておいたら、おばちゃんがリモコンをとってチャンネルを変えてくれました。
『どっちの料理ショー』やってるよ(笑)!
日本語でしゃべる関根さんの下に字幕が出ているので、こっちの方向けに日本のテレビ番組を流しているようです。うわぁーなつかしいなぁーうわぁー。ホントはちょっぴりさっきのドラマが見たかったけどおばちゃんの厚意を有難く受けることにします。どう?って感じでおばちゃんがこっちを見ていたので「ありがとうございます」と答える。
どっちの料理ショーはフィッシュバーガー(三宅さん)と何か(関根さん)をやっていました。『何か』が圧勝だったように思いますが、なんかどっちの料理ショーって結構戦う前から結果が見えてそうな対決多くなかったですか?それも関根さん有利。『うどん(三宅)VSラーメン(関根)』みたいな。イヤ、うどんがラーメンに劣るとかそういうことではなくて、目の前で見せられたときにどちらが食いつきがいいかって言ったら……やっぱねえって言う。なんかそういう、ああコレは好きな人多いよねっとか、この匂いかいじゃったらもうたまんないよねっとか、食いつきのいいものが関根さん。って言う印象を持ってたんですけどどうでしょうか。そしてコレは関根さんを負けさすとめんどいとか、或いは三宅さんが負けたほうが絵面が面白いとか、なんか意図的なことだったの?そうじゃなかったらバカ?とか思っていたものです。同じようなことをとんねるずの食わず嫌い王にも思うのですが。明らかにノリさんの方がフォローベタなのにただでさえそうなのに、ノリさんがついてる人のほうが顔に出やすそうなひとのことが多いと思うんです。……って台湾旅行に200%関係ないですね!
で、どっちの料理ショーを見ながら足マッサージ開始。……おばちゃん、うまい!!
通りいっぺんのことをやるのではなく、こちらの微妙な緊張具合とかを即座に感じ取って念入りにやる場所そうでない場所、力加減も巧みに使い分けます。痛さも痛気持ちいいーってくらいの絶妙な加減。それを凝り方も違うだろうにどこを押しても「痛気持ちいい加減」になるように力加減してくれるのです。少し弱めに入って力を加えながらこっちの身体の力の入り具合をきちんと見ている感じ。おばちゃんプロや……。一度だけ少し力が入り過ぎたときも声ひとつあげず身体も動かさなかったのに、手を止めて「ダイジョウブ?」と聞いてくれました(笑)。おばちゃんの知っている日本語が「ダイジョウブ」だったのが面白い、でも「ダイジョウブ」以外の日本語は聞かなかったなー。
なので、その後の身体のマッサージも、どこが凝ってるとかまったくコミュニケーション取れないのに完璧した!凝ってるところをやたらグイグイ押すんじゃなくて、ちゃんと特に凝ってる部分の周囲から攻めてきっちりほぐしてくれてさー。あーもーおばちゃんスゴ過ぎィ……。
もうひとつのキャッチーなお店のおねーさんじゃこうはいかんかったでしょう。こっちにきといてホントよかった!
身体のマッサージはカーテンで仕切られたスペースでやりました。手荷物はかごに入れてベッドの下へ。携帯とマッサージ代+αしか持ってきてなかったし店にはおばちゃんひとりしか居ない状態と言うことが分かっていた&おばちゃんを信頼できたのであまり気にせずー。
で、終わったら温かいお茶をいただいてお会計です。持っていたクーポン(40分以上の利用で20%OFF)を出してみました。固まるおばちゃん。固まるワタクシ。
あっ……あのクーポン日本語しか書いてねぇ!!
おばちゃん読めないよ!
てゆーか従業員が分かるような言語を併記しとけよ!(してあるお店も多数。)
「もういいですよ?」って言いたいんだけど、それも伝わらない!ああああああ、言葉が通じなくていちばんジリジリしましたとも!おばちゃんは嫌な顔せず一生懸命紙を見て、それで手に負えないと判断してたぶん「ちょっと待って!」て感じのことを言って奥で電話を始めました。
コレ、比較したらあかんと思うけど近くのあの国とかその国だったら「は?何コレ?」(半笑い)とか「こんなもの出されても分かんないから!」(怒)で終わりだと思う……まあ私の勝手なイメージですけど、両方私の行った事ある場所の事です。
おばちゃんが、自分で読めない紙のことを電話でどうやって説明したか謎ですが、結構時間はかかったものの奥から「オッケーオッケー!」て感じで戻ってきました。
そんで電卓を打って見せてくれた数字は……ちゃんと二割引になってました。
おばちゃん有難う!!
マッサージの腕もよろしい上に、日本人顔負けのサービス精神ですよ!どうよ!このマッサージ屋に行くために今度また台湾行ったらこのホテル(メシがまずい)に泊まってもいいと思ったくらい!このおばちゃんに限らず、台湾のひと、大概優しいですけど、なかでもおばちゃんのやさしさはマジですごいです。なんか。
で、帰ってそのまますぐ寝ればよかったのに、ホテルでアホなひとり遊びをしてしまいました。買ったものの写真を撮ると言う、ひとり遊びを。その写真がこのブログに貼られているワケです……。どうせだからと全部広げていっぺんに撮ってみたらこう↓。
……バッカじゃね!?(様々な意味で。)
*張り紙……字はたぶん日本の漢字と違ったと思いますが意味は十分伝わる範囲でした。
*所持金……日本円とカードは持ってました念のため。
おはようございます、台湾最終日。
3泊4日なんてあっという間です。ああもっといたかった……。
しかし!ハローツアー最大のメリットは送迎の際の立ち寄りが無いこと!ピックアップは12時前なので最後の最後まで遊びます。総統府の見学に行く(平日AM限定で中の見学も出来る)か、近くのお寺に行くか迷ったのですが、総統府に行くと流石に慌しそうだったのでお寺の方へ行くことにしました。このときの所持金僅か131元!
しかしここに来ての追加両替は避けたい。MRTのICカードはまだチャージが残っていたはず、目指すお寺はたった3駅先なので何とかなると思われます。
そんな所持金のさもしさなので、3泊目の朝にしてはじめてホテルの朝食クーポンを利用することにしました。種類少ッ……!
まあ安ホテルだからそれは仕方ないさ?味は……味は……マズイ……。
どうだ!いかにもマズそうだろう!(そして期待をまったく裏切らない。)
こんな平凡なメニューをマズくできるなんてどういうマジック!?ホテルの朝食のオレンジジュースが「なっちゃん」だなんて……しくしくしく。近くのお店の35元のトーストもどきを食べればよかったよう……。ホント泣けるくらいパッとしない味でした。
余談ですけど、私、普段は朝食摂らないんですが食べるなら洋食派です。子供のときにきちんと食べてたときには洋食だったから。なので、割とちょっときちんとしたホテルのきちんとしたトーストと卵料理とサラダとジュースと……みたいなスタンダードなのにちょっと上等な朝ごはんをいただくととてもしあわせな気持ちになれるのです。故に逆はちょっと悲しいですヨ……。
(ちなみにたまに旅館に泊まった場合のすてきな朝ごはんは絶対的に普段からかけ離れた特別の上等と言う扱い。)
腹は満たされどイマイチ気持ちは満たされないまま取り敢えずチェックアウト。スーツケースはフロントで預かってもらいます。このホテル、メシがマズイ以外はホントよかったんだけどね……。サービス面もよかったし……。写真右側は部屋の廊下から撮ったものです。吹き抜けとかあって案外開放的だし。
さて、目指すお寺は行天宮。占い横丁で有名なところです。(行かなかったけど。)
しかしなんかこう、500円も持たずに異国の地をブラブラしているかと思うとちょっとした緊張感がありますね!
ホテル最寄の民権西路からは僅か3駅、あっという間です。
そういやMRT構内の写真撮ってなかったかな?とか思ってここにきて撮ってみる。別に撮らなくてもいいんだけどなんとなく。京都の地下鉄とかと変わらない雰囲気です。駅周辺の地図とかも分かり易いし。
適当な出口から外へ出て北へブラブラ。ずいぶん距離のある時点から既にお供えを売るおばちゃんたちがなんかインフレ状態です。大丈夫なんでしょうか。
こういうふうに固定的でお店を構えているおばちゃんと、手持ちで売り歩くおばちゃんとが居ました。売っているのはお線香にお花にお菓子など。写真のおばちゃんたちが店を構えている目の前のテナントには超モダンで若者向けっぽい(ヤング~キャリアくらい?)洋服屋です。しかも結構大きい。おばちゃんの前には外国人モデルがワケ分からんポーズで格好付けてるポスターがウインドウ全面に貼ってあったりするわけなんです。……なんかこういう混沌さ?或いは共存?ってなんか好きだなあ。
まあ確かに昨日のお寺からしてもひとが多いことが予想されたので、外で買っておくと便利かもしれません。私もお線香を買いました。10元なり。
残り所持金121元!緊迫感が高まりますね!!
まあ拝観料とかいるわけじゃないし、帰りの電車賃はICカードの残金で足りてる筈だし何も心配することはないんですけどね!そんなワケで行天宮へお参りです。
お寺近くのスクランブル交差点時点でもう既に人大杉状態です。やっぱり旧正月だから?この写真ではぜんぜんそう見えないのがポイントですね!
月曜日の午前中でこの人出ってのは流石にいつもというワケではないのかなと思ったり。この交差点近辺でもお供え売りのおばちゃんたちがものすごいっぱいいます。もう持ってるよーと買ったお線香を見せると大してかまってはきません。と言うか、こんなにインフレ状態なのにそんなに押しが強くないんですよね!?どういうシステムなんでしょうか。
本当は正面から入りたかったんだけど、なんだか正面がどこだかよく分からなかったのでいちばん近くの角の門から入ります。
中も人が多い。でもこれはまだ外周と言うか、建物の中ではないです。しかしまたしても写真ではそんなに人が多そうに見えませんね!なんとなく買ったお線香も一緒に写してみました。
お線香以外のお供えがある人は、水道を使う場所があるのでそちらで器を洗ったりしてお花やお菓子を器に盛っていました。でもこの器とか水道はなんか普通の人は使えないのかもしれない感じがしたのですがどうでしょう。日本で言うところの檀家さんみたいな、共用スペースの管理に携わっている人しか使えないのかなーとか。日本の墓地の置きやかん(名前書いてある)みたいな!?なんか名前みたいのとか書いてあった気がするんですけど、何せひとりで大した予備知識もなくフラフラ来てるので実際のところは分かりません。
で、回廊の門みたいなのをくぐって更に中に入りますが、やっぱりすごいひとです。ようやくすごいひとである事が証明できる写真です。
昨日のお寺と同じく読経を行っているので、立ち止まってじっと手を合わせている人多数。更にお線香を持って香炉を巡っている人も多数。更にお経に混じってジャラジャラジャラジャラ音が聞こえるのはなんか占いです。セルフ占い用の牌がお参りをする場所に置かれていて、お祈りをしながらそれをジャラジャラっと広げるんですね。向きとか数とかでなんか占うんで、一瞬やってもいいかなと思ったんですがガイドブック見てもやり方がすぐに覚えられなかったのでまあいいかと思ってたヤツです。どの道、占い用の牌がある場所まで行くのはかなり困難を極めそうな状況だったのでまあいっかと。
北と東西にお堂があって、北のお堂向きにお祈り用の屋根だけある場所があります。そんで各お堂の前に香炉がある感じ。
屋根だけある場所には既にたくさんのひとが座って熱心に手を合わせたり占いをしており、そこに入りきらない人が更に周囲で立ってたりするのでもう人人人人人人……。
お年寄りが多めですがまあ若い方もちらほら。
こういう状態を見て「日本人より熱心(信仰が厚い)」と感想を述べる人が多いようですが私的にはそうも……イヤまあ確かにそういう面もあるんでしょうけどね。でも本人たちに聞いたらたぶんクソまじめにやってるワケでもなくて「習慣」なんだと思うんですよ。それにまあ都会ではどうだかしんないけど、みかん王国のあるちょっと大きめのお寺ではお正月~節分くらいの間(つまりし新暦の正月~旧暦の正月の間くらい)に去年のお札をお返しして今年の家内安全とかのお札をもらいにいったり厄払いに行く人が多くて、休みの日にはそりゃまあ結構な人出ですよ?ご祈祷もありますよ?お坊さん系だけでなく修験者さんも来てなんかメラメラ燃やしながらなんかやってたりするしー(曖昧)。まあお年寄り多めですけどー。
ここのお経は昨日のお経とはまた違いました。やや日本人にも馴染みのある感じのような。でも音楽的な要素が高くて耳に心地よいというか。やっぱり歌のようでもあります。
ではではワタクシもお参りを……お線香に火を点けようと専用の場所に近付くと、袋ごとお線香を取られて火の点いたお線香を渡されました。袋のお線香は一箇所にまとめるようであります。コレでピーンときました。
あのおばちゃんたちは単独で商売をしているわけではなく、お寺がちゃんと元締めになっているのでは?もしかしたら信者の寡婦とかにお仕事を斡旋する意味でああいうことをやってるのかも?とか思ったわけですよ。おばちゃんばっかだったし。袋のお線香はたぶん再利用するはずです。ならば元締めがひとつでないとこの循環は成り立たない。多少、歩合もあるのかもしれないけど、おばちゃんたちは売り上げはいったんお寺に全納して時間給みたいなのを貰っているのでは。それならばあの押しの弱さも納得。
お菓子だけ!とかお花だけ!で売っている人は違う気もするけど(特にお菓子オンリーはおばちゃん以外もいたし)、お線香を売っていたおばちゃんはなんか絶対そういう感じだと思うんですけどどうなんでしょうか!……しかし、これまた大した予備知識もなく(以下略)。こういうときにはガイドさんといっしょだとよかったなーとちょっと思ったりも。
宗教法人ビジネスの仕組みについて考えながらお参りしたのでは不謹慎なので、この話はこのへんにしといて、なんとなく同じタイミングで火の点いたお線香をもらった人々をつけまわしチラ見しなながら、同じような順番で同じようなお作法でお参りを終えました。……あっ、お願い事するの忘れた!まあお寺だから良いのか。でも台湾のお寺って「ここは商売繁盛のご利益がある」とかと現世利益のある系が多い気がするので、お願い事すればよかった。
まだお経が続いており名残惜しいので、昨日に同じくしばらく佇んでみたり一緒に手を合わせてみたり。このへん好き勝手にできるのがひとりのいいところかなーと思うです。友達とでも誰かひとりでもつまんなかったらただボケッと立ってるのとか苦行に等しいと思うので付き合わせるに忍びないですから。音楽のようなお経を聴きながらしばし。
私が境内に入って30-40分くらいでお経が止まり、それまでお祈りしていた人たちがどんどん出口へ向かい始めました。流れに沿って私も外へ。正面に立て看板があり、○○は何時からと何時からと何時から…みたいなことが書いてあったので、今のご祈祷の時間なのかもしれません。それで見ると、結構最初から聴いてたことになるのかな?
月曜日の午前中だけにあんまり写真とか撮ってる人=観光客らしき人がいなくて、ひとがたくさんいたにもかかわらずなんとなくシャッター押してください……と頼めず、ゴリラポッドで無理矢理自分撮り。
これにてお参り終了。フラフラとホテルに戻りますー。
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