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いやここホントいつまでもいたくなる感じです。
ここに面したところにレストランあったんでほんといいと思います。
 
お約束な愛のしるしも……しかし落書きはイケナイぞ!!
ここで一眼レフを首から下げたヨーロピアンの女の子に写真撮ってって声をかけられたので撮ってあげて自分も撮ってもらいました。景色いいもんな〜。
すごいゆっくりしたいけれども、時間がないのが残念です。
3時間かけてやってきた道を30分で引き返す必要があります。

時刻は18時過ぎ、心なしか先ほどよりも人が増えて来たよう。
お仕事帰りのカップルかしら……などと妄想。すごく絵になるカップルだった。

一度来た道を戻るのが嫌いなので、当初の予定ではトロイツキー橋を渡ってぐるっと回ってホテルへ戻るつもりだったのですが、そうすると宮殿橋のたもとにある船着場まで遠くなるので、止むを得ず元来た道を戻ることにしました。
車通りも増えており、ちょっとした渋滞になっているところもありました。



わたしにとっては旅先ですが、あの奇妙なロストラの灯台でさえも街の人にとっては「いつもの風景」なんでしょうね。朝夕の時間帯は特に「日常」感強くなる。
停留所でバスを待つ人も格段に増えていました。
なんとか18:40頃にボート乗り場に戻って来ました。

セントラルピアと書いてあるので他にも乗り場あるのかもしれません。
ただわたしの乗った船はどこかで止まって客を乗せるとかなかったので、遊覧船はひとつの乗り場から出て同じ乗り場に戻って来ると言う感じなんじゃないかと思いますが。

しばらくすると乗船時間になりました。
やったぁ!と前の人に続いて喜び勇んでデッキに上がろうとしたら何故か止められてキャビンに誘導されました。何故ですか!外のがいいに決まってるじゃないですかー!

顔に疑問符を貼り付けて座っていたら他にもキャビンに誘導される人が出て来て、どうやら外国人がここに通されているようでした。
欧米系のカップルとかだけだと分からなかったんですが、アジア系のご家族ご親戚一行みたいな方々も来たので。アジア系だけれどどこの人か分からないなあと思ってたら向こうも同じアジア系であるわたしが気になるようで、こちらをちらちら見ていましたが、英語を話せるおっちゃんがひとりいて話しかけられ、おっちゃんたちはウランバートルから来た御一行だと判明しました。直行便があるそうです。何時間かかるかきいたけど忘れちゃったな。割と近いんだ〜と思ったのは覚えてます。こっちがどんだけかかったか説明したら驚いてました。長かったよお尻痛かったよ。
日本から来たと言ったら、「東京に行ったことがある。高いビルがいっぱいでびっくりした。」と言われたので、ちぐはぐな英語で「わたしは田舎に住んでいる。東京は都会だ。高いビルがいっぱいでびっくりする。」と言うようなことを話しておきました。
ひとりかと聞かれたのでそうですと答えたら、なんかえらいねみたいなことを言われた気がするんですが、それは何か著しい誤解がありそうです。
ロシア語話せるの!?とも言われましたが、首を振ってわたしの分かるロシア語は「ダー」「ニアット」「スパシーバ」「ハラショー」だけだと説明すると笑われました。
しばらくしてスタッフに軽食やドリンクの乗っているメニューを手渡されました。
希望する人はここで何か頼めるようですが、頼まなくても構わないようでした。ワインなど飲み物を頼まれる方がちらほら。でもデッキにテーブルなかったんで、風に吹かれておいしいワインをいっぱい……とやると写真が撮れないんですよね。

船が動き出ししばらくしてようやくわたしたち外国人組もデッキに上がることを許されました。
宮殿橋を越えるとすぐに右手にはエルミタージュが見えます。19時を回り、夕暮れの色に照らされています。ああやっぱりお船はたのしー!

どのくらいうきうき楽しいかって、それは
この少年が羨ましくなるくらいには楽しい
ですよ!いいな少年そこの席!!
と言うのもさっき宮殿橋はキャビンにいる間に通り過ぎちゃったんですが……
 
橋が近くてよりスリル満点!!
船はトロイツキー橋を越えて、まだまだ進みます。

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トロイツキー橋を越えて振り返れば小さくペトロハバロフスク聖堂の尖塔が見えました。だいぶ日が落ちて来ています。てもカメラの撮りようなんで実際はまだもっと明るいです。
ここで船は北の小さな川へ入ります。

乗ったときはふんふんネヴァ川から北に逸れてぐーっと回ってフィンランド湾をのぞいて帰って来る感じねくらいにしか思ってなかったので、川の名前までは見てなかったんですが、たぶんボリシャヤ・ネフカ川です。(と言うかそこしか方向的にあり得ない。)
今思えば巡洋艦オーロラがその辺にあったはずなんですが見逃してますね。
でこれはなんかきれいな建物だ!後で見りゃ分かるだろ!って撮りましたが分からないですね。なんだったんでしょうね。
操舵室から外に身を乗り出して拡声器でなにやらずっと喋り続けているおばちゃんがいて、たぶんガイドをしているんだと思いますが、なにぶんすべてロシア語なのでさっぱり分かりません。
そしてロシア語分からないので、雰囲気で勘ですが客の半分以上外国人ツーリストと言う状態だったので、後半おばちゃんちょっと投げ遣りになってたと思います。

このあたりから景色がぐぐっと変化して面白かったです。
ビルや工場や新しめの建物とちょっと古めの建物がいろいろ混ざり合ってて生活感すごくある。夕暮れ補正で、知らない街並みなのになんだか懐かしいような切ないような感じがしてきちゃいます。

そして橋がいくつもあって、それをくぐりながら進んでいくのはとても楽しかったです。
まあ最初はOH!とか言ってたツーリストたちですがすぐに慣れてしまいました。
少年とわたしを除いては。
こんなん何回やっても楽しいだろ!橋の上を歩く人は殆どが家路を急いでいましたが、橋から船を見下ろす観光客や子供の姿なんかもちらほら。

左手に見えていた夕日はやがて正面へ。川が大きく西に曲がり、フィンランド湾が近づいて来ています。しばらく進むと向かって左手側は緑の多い遊歩道か大きな公園のような場所が続きました。
 
犬を散歩させている人がとても多かったです。
うちのわんこたちは元気かな〜などと思って更に切なさ感倍増。
わたしは赤子の頃、夕暮れどきになると漏れなく毎日ぎゃんぎゃん泣いていたそうです。
そんであとなんか不思議な感じの建物があったりとか。この近くになんか豪華な真っ白な天幕がいくつも立ってる場所があったんですよね、あれなんだったんだろう。

写真だと分かりにくいですが、巨大な橋桁のようなものがある手前で川が終わりになっているようでした。フィンランド湾に沈む夕日……
 
……角度的にちょっと惜しかった。
てか橋桁?これすっごくおっきくて!!これまた写真じゃわかりにくいんですけど、あからさまに人工物なのにありえないくらい大きくてちょっとコーフンしてしまいました!巨大人工物ってアツくないですか!?(*)

さてボートはここで方向転換し、元来た方向へ引き返します。
おっ、お隣韓国の自動車メーカーの看板が見えますね。ここでは見なかったですけど、空港からホテルまでの道のりに日本車のディーラーも結構見ました。
 

クレーンとか荷揚げ場ってカッコイイですよね……!
そして夕暮れ補正で何もかもがうつくしい。ほんとボート乗ってよかった。橋を渡る人が時折手を振ってくれたりします。顔が分かるくらい近いんだよね。

9割少年に手を振ってくれてるんだと思いますが。
少年は相変わらず根気よくあの場所に陣取っているのです。

行きと同じ場所を引き返しているので、おばちゃんの早口ロシア語ガイドもなくなりデッキの上には低いボートのエンジン音と水を切って進む音だけが響き、人々も自然と口数が少なくなってゆきます。ただただ静かな時が流れ、しんみりしみじみ…………


寒い!!


そうなんです寒い!!
日が陰ってくると同時にどんどん気温が下がって行きます。今日は天気もいいし歩くしとインナーダウンを置いて来てコットンのキルティングコート一枚のわたしはもうガッタガタです。そう、賢い乗客はひとり、またひとりとキャビンに消えて行きます。
だがわたしは最後まで臨場感あふれるデッキで景色を堪能します!(意地

ネヴァ川に出る頃にはもうだいぶ日も翳り、手持ち適当撮影には限界もあったので殆ど風に吹かれてぼんやりしてました。(寒さに耐えながら。
イヤいっぺん写真撮ってもらったな。そういや橋の下くぐる瞬間に記念撮影!ってのやってない(みんなやってた。故に頼みづらかった。)ってなって、キャビンで話しかけて来たウランバートル御一行のおっちゃんに写真撮ってもらいました。
写真を撮るのは楽しいのですが、ときにそれは呪縛になっているのかもと思わなくもない。
港に戻ったのは20時半。ちょうどお日様が雲の間に姿を消す頃でした。
最終デッキにいたのは少年とおじいちゃんとわたしの三人だけでした。

*このあたりって地球の歩き方の地図では完全に見切れているので帰って調べたと言うか今調べたんですが、ネヴァ川の河口にペトログラツキー島・ヴァシリエフスキー島の中州の島が2つあって、この中州2つを通って橋と言うか道路でつながってますね。英語版のwikiなので詳細分かんないけど、2011年から部分開通・2016年12月に全区間開通した高速道路らしいので、わたしが見たときにはまだ作りかけだったのでその橋桁かな〜。あと、もっとフィンランド湾出たとこでも間にコトリン島を挟んで道路でつながってるとこありますね、距離にして30キロ弱ってところ?すごいな〜。まあ四国にもでっかい橋はありますが……。

気が向いたら後で動画をアップして足すかもしれません……。

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帰りに乗ってたお船を写真に撮りました。楽しい船旅をありがとう!


夕暮れの川っぺりも集まっている人が多かったです。
すぐに立ち去るのが惜しい雰囲気で、飲み物売ってる屋台があったので、パックのオレンジジュース(70ルーブル)を買ってひとやすみしました。缶ビールあったらよかったです。
21時前の宮殿広場、こちらも人通り多いです。そろそろ写真撮るのキツい。
人間の肉眼はそこそこ高性能なので実際にはもう少し明るいです。

ホテルの近くまで戻って来ました。まだ遊覧船あるんですね。
(結構無理矢理撮ったけど、実際に目で見るとまだこんな感じの21時前。)
このように市内の小さな運河をまわるルートもあって、それはそれで結構楽しいと思います。橋とか結構ぎりぎりっぽい!

いったんホテルに戻ってごはんでも食べに行こうかなと思ってたんですが、おなか減らないので、スーパーにでも行ってみることにしました。
何せまだ会社で配るお土産買ってませんからね!ピンチ!!
だいたい荷物増えても安心感が違うので最初の方にお土産買っちゃうんですよね。
21時を過ぎるとあっと言う間に暗くなっていき、建物のライトアップなんかが目立つように。
これはどこだったっけかな。ピンクのはストロガノフ宮殿……?(曖昧

これもきれいな建物だから撮ったけどまったく何か分かってないです。後でiPhoneのログからマッチングしといたGPS情報もなんかとんでもないズレを起こしていてまったく分からない……。
あっ、分かったいちまいめはタレオン・インペリアルホテルだ!地図見たら分かった!
こういう発見があるのでブログを書くのは思い出の補完に良いと思う。
ストロガノフ宮殿は写真撮ってる側ですが、モイカ川沿いは高い塀があってなんも見えないし、そのせいで結構暗かったんで帰りはそこそこ急ぎ足で通ったんでした。
てことは2枚目の写真はゴローホヴァヤ通りの橋の北側にある何かですが、歩き方先生の地図にはなんも載ってないです。実際通ったときは閉まってて分かんなかったですが、今ストリートビューで確認したところ、ショッピングモールのようです。
このようにネフスキー大通り近辺は、特にガイドブックに載ってないような建物でもきれいどころがわんさかあり、歩くだけで楽しいです。

編集時期から言うと2年前くらいの情報なのでどうかと思いましたが、無事歩き方先生の地図の場所にスーパーがあり、お土産その他をゲットできました。
スーパーで売ってるチョコレートが包み紙とかすごいかわいいので、これなら多少味がどうでも物珍しくて少しずつ渡すぶんにはよろこんでもらえそうです。
なお、後日お伺いしたところすごい甘み強いけど結構おいしいと言われたり、一部超甘党のひとにはすごくおいしいと言われたので、たくさん渡すお土産じゃなかったら結構いいと思います。もちろん女の子にはカワイイ!と言われた。
ただしアリョンカちゃんは賛否分かれるので注意が必要です。
わたしも最初はビミョーと思ってたほうなんですが、だんだん見慣れて来て、かわいいかも……?と洗脳されかかってきています。

お菓子どっさりと取り敢えず一応買っとくかと手にしたウォッカの小瓶、ミルキーウーロンティーのティーパック、あと写真撮ってないけどレジ前にあったアリョンカちゃんの小さめタブレットチョコいくつかで917ルーブルでした。チョコレートはかなりどっさりかったので重い……。
スーパーや食料品店はこんな感じで、お店が入り口より低くなってて出入り口が控えめなのでなんか見つけづらいです。写真撮ってたらおにいちゃんが出て来たので慌ててカメラ下げてブレちゃいました。(そして撮り直さない。

重い荷物をぶら下げてホテルまで戻りましたが、レストラン行くの面倒になって来ました。
こんなことならスーパーで何か軽食とビールでも買えばよかった。
かすかな空腹と面倒さが戦った結果、面倒さが勝って今日はもうこのまま寝ることにしました。過去にそこまで食欲ないのにやっぱ食べないと元気出ないよね!と無理矢理食べた結果、却って体調不良になったこともありますし……。
こうしてロシア最後の日は終わりました。やたら歩き回っただけのような気もしますが、結構満足ないちにち。明日には帰国の途につきます。

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おは……おはようございます……。ヨロヨロと目覚ましを止める最終日の午前4時。
なんでこんな有り得ない時間に起きたかというと、ネヴァ川にかかる橋は夜中は船の運航のために上がるのですがそれが閉まるのが5時とガイドブックで見たからです。わたしの生態から言って橋が上がるところを見に行く方が確実性は高かったのですが、日付まわってひとりで出歩くのは流石にどうか?と思い、朝狙いにしてみました。
朝はニガテなので起きれなかったらまあいいやとか思っていたのですが、起きれちゃいました。……半分くらい寝てますが……。

なお安全に橋を見に行くウォーキングツアーとか夜中の遊覧クルーズとかもあるみたいですが、高かったし4月でもやってるのかどうかは分かりませんでした。しかしこれも集合場所・解散場所までの行き来が物騒なのではないでしょうか。送迎もつけたら驚きの価格になると思います。

折角起きたし行くかとぼんやり洋服を着替えてぼんやりホテルを出ましたが、寒かったので外に出たら流石に一発で目が覚めました。あたりはまだ薄暗いです。

さてさて橋はどんなもんですかね……





閉まってる!!!既に閉まってます!


現在午前4:45!!既に閉まってます!!!
『開/1:25-4:55』とは!!!(歩き方せんせいの記述より)
そうか!通行止め時間だなこれは!?見た目閉まっててもすぐ通れるとは限れないもんね!!しくじったぞこれは!!!


と言う訳でタダの早朝散歩になりました。



橋がライトアップされているのが名残りだと思われますが、これも4:50くらいに消えてしまいました。うっわぁ……こんなことなら夜に来ればよかった。と言う訳で、早朝に橋が稼動するのを見たい方は4:45では既に遅いと言うことをお知らせいたします。
何時だったら間に合うのかは不明です。

まあ折角出てきたので、来た道を引き返さず、宮殿広場を回って帰ろうと思います。
今日はちょっとお天気が良くないみたい?

エルミタージュ美術館の横を歩いて、宮殿橋の袂、旧海軍省のところを曲がって……。

ひとっこひとりいない宮殿広場です!



と言いたいところですが、います。

それもアンプを持ち込んで楽器をかき鳴らして大騒ぎしているサンクトペテルブルクのちょっとやんちゃな若者が。害はなさそうな感じでしたがうるさい。
しかし彼らは一晩中やってたのか。元気が有り余りすぎだと思います。

しかし他には誰もおらず、わたしもカメラを地面に置いてこんな写真を何枚も撮っていたので、他に通りかかった人からすれば、サンクトペテルブルクのやんちゃな若者も不審な東洋人もいっしょくたにあやしかったと思います。

この寒いのに手袋を落としたまんまにする人もいるようです。

ハイ、ホテル前まで戻りました。30分少々のお散歩でした。

朝食の時間にはまだ早いので、荷物を片付けて二度寝しました。

このお部屋ともいよいよお別れです。

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ロシア風の朝ごはんともお別れです。もちもちクレープおいしかった……。

残金が400ルーブルくらいしかないので、レストランのATMで追加キャッシング。
あんまり余らせても嫌ですが、心配性だし足りなくてケチケチするのも嫌なので2000ルーブル出しましたが、たぶんコレ余らせちゃうだろうな〜。
朝食後、チェックアウトまで周辺を観光して、チェックアウトしたらまたお迎えの時間まで周辺を観光というゆる〜い予定です。サンクトペテルブルク発は17:10、14時半にホテルから送りを頼んであるのでギリギリまで観光できます。

朝食を終えて10時過ぎ、そのまま出発します。今は降ってませんが、ひとあめあった模様。
目指すは今までも何度か姿を見ていた血の上の救世主教会です。そもそも「うわっなんだコレ、こんなんあるんかロシア行ってみてえ」と思ったキッカケの建物で、最後のお楽しみにとっていました。最初に行くか迷ったんですけど、ホテルから近いので最後に行けるなと。
ホテルの近くには実は日本領時館がありました。ホテルを決めるとき、おおこれなら何かあったときも安心だね!と思ったのですが、日の丸がかかってる建物がそうですね。

道路をお掃除していたおばさまがた。
公園や道路のお掃除、バスの車掌さん、地下鉄の窓口etc....中高年の女性がよく働いている印象です。何か優先的に就労できる仕組みがあるのかな。しかしなかなかお掃除はたいへんだと思います。

川や運河だらけなので本当に橋も多いですが、小さな橋も装飾が凝っていてきれいです。

川沿いを外れて教会へ。
何か結構大掛かりに工事中だったんですが、何ができる(直してる)んだろう。歩き方先生の地図にはなんにも載っていません。
何気に撮った写真ですが、今気になって拡大してみたらポリさんが携帯で話をしつつしっかりこっちを見ていました。あやしい東洋人だからか……。

ツム百貨店とかある通りですね。一昨日行ったドーナツ屋もこの通り沿い。
この通りを右手に通り過ぎまだ進みます。

サンクトペテルブルクではこういう路上広告(?)的なものが結構あります。矢印で店の前まで誘導するようなタイプもありました。行く前に見たふれあい街歩きによると、こういうのを彼女のアパートの前にでっかく書いてプロポーズしたり捨てないでと訴えたりすることもしばしばあるということでしたが、昨日さんざか住宅街をうろつきましたがそいうのは見つけられませんでした。内容的に考えて後で消すと思うので、行き合うのは難しいのかもしれません。
目的の血の上の救世主教会の近くに別の小さな教会もありました。

さて到着……

イヤこれ絶対なんかボスとか出るでしょ!?

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カッサで入場料250ルーブルを支払い。それから今日は他に大した観光をする予定もなくロシアルーブルを余らせそうで日本語もあったので音声ガイド100ルーブルも借りました。
入るとすぐにこんなミニチュア模型が!

血の上の救世主教会は大きいし目立つのでいろんなところから見えるんですが、意外に周りはあんまり開けていないので、全体像を見ることは難しいのです。これはすてきな計らい。
こうして見ると本当に可愛らしい。ウエディングケーキですとか言われても違和感ない。
実際のスケール感で見ると異様にも見えるし紙一重ではあるんですが。
今日なんか天気悪いからもうボスの居城感満載でしたし!
ここでデザインは公募から選ばれたとか奇抜なデザインで賛否あったとかガイドで聞いた気がするんだけど、今調べてもどこにもそんな記述出てこないし、わたしの気のせいかもしれません……。
中央の床は保護されて通れない(踏めない)ので、周囲を周って見学する感じ。

オーディオガイドを借りたら渡してくれた図面です。番号のところでガイドを再生してくださいねと。①のミニチュアのところでは教会の外観についての解説がありました。
取り敢えず素直にこの順番に解説聴きながらぐるっとしてみましょう。
とか言いつつ、もうアレですよ、ミニチュアから目を離せばもうこれですから。

うわすっごい……
もう鮮やか!煌びやか!!
背景のブルーと絵の中・実際のシャンデリアの黄金とのコントラストがたいへん印象的です。
すごいすてき……。動かなくても全体見渡される大きさではあるので、もうここで立ち止まってぼんやりしてしまいそうです。えーとにばんにばん……。

お、このお堂みたいなやつがにばんですね!モイカ川のほう、西側になります。

こちらはアレクサンドル2世が暗殺された場所を示しているのだそう。
この教会自体が息子である次の皇帝によってその死を悼むために作られたもので、それが故に「血の上の救世主教会」と呼ばれるのだそうで。
しかしアレクサンドル2世は車を狙って投げられた手榴弾によって死んでしまったらしく、現代からすると雑な暗殺方法で簡単に殺されてしまった……?とかこのときは思ってたんですが、今調べたらそれ以前に二度も爆弾で殺されかかってたすかっているので、そう簡単なもんでもなかったんですね。
専制政治を斃したい一派の人たちが、最初は農民まとめて一揆とか起こそうとしてたんですけど、農奴解放とかもあっていまいち農民がついてこないので、皇帝とかを暗殺しちゃおうぜ!と言う方向性になったんだそうで。なんつーかうーん……複雑。
権力者を嫌う人は権力を嫌う人と自分が権力を握りたい人がいるとか最近見かけましたがまあそうだろうと思いますよ。だから狙われる対象がいかに悪い為政者でもすごく怖いなあと思います。
いやもうシリアの惨状とか結局そういうことなんじゃないですか……。

イヤしかしホントこれ天井から壁まですべてが埋め尽くされているのは今まで見てきた教会もそうなんですが、このイコン的な絵がここではぜんぶモザイク!
手間とか考えたらもう頭がクラクラしそうです。

全体を見ても細かく見ても(植物模様とか)本当にすてきです。
ちなみにわたし、外観見てこれはかわいい行きたいと思ってやってきて中がどんなかまったく知らなかったんで、本当にかなり驚いてます。歩き方にも中の写真は載ってなかったし。
そして正面(さんばん)を見よとの案内に従って正面を見ます。

うわなんか床すごいイコノスタスすごいうわーって言う。
さんばんできいた解説かどうかは忘れちゃったんですが、1907年の完成後、ソ連時代はやっぱり宗教禁止なんで荒らされまくった挙句に倉庫とかゴミ置きになってしまったそうです。その後レニングラード包囲もあってそのときにも荒れたそうですし。
そんで1970年から修復が始まって、一般に公開されたのは1997年と比較的新しい。
しかしこんな立派なイコノスタスもありながら現在は教会としては機能していないそうでなんだか勿体無い話です。理由は忘れてたんで今調べましたが、もともとロマノフ家の私的な慰霊のための場だったからだそうで、そういう儀式はたまに行われているんだそうですが。
しかし立派な観光の目玉としてサンクトペテルブルクを訪れる外国人からガッポガッポ入場料を稼いでいるので、死してなおロシア皇帝の威力はすごいなと思います。

北側の壁ですね。4番あたり。

これらのモザイク画はすべて原画が違う人だそうでって、
まあひとりでこんなに描けないですね。
そういうワケでよく見ると、割と顔とか違って面白いです。
小さなモザイク画なんかは職人さんがそのまま作ったようですが、特に大きなものは有名な画家に下絵を描かせたりもしたそうです。ちゃんと見ると、絵によって結構テイスト違うんですけど、全体に同じ鮮やかな青い背景があるのでそろって見えるように思います。
青と言えば、たぶんどんな石をどれだけどこから調達したかとか染料の話も出たと思うんですが、細かいところはすっかり忘れてしまいました。いろいろなところから一流の技術者と材料を取り揃えまくったのでとにかくすごいと言うことだったのは覚えています。
このあたりで上を見上げると、キリスト様の姿があります。

と思ってたんですが今ガイドブックとか見たら「全能者ハリストスでこの教会の名前は正式には聖ハリストス教会」とか書いてあるから、へっ!?って混乱したんですが、ハリストス=キリストでした。キリストのロシア語読みですって。ややこしい……。
ハリストスって誰ですかってググッて知ったので、ガイドブックなんてライトな読み物でそんなの誰でも知ってるでしょ?ってスタンスは取らないでくださいよもう。
この構図は特に「全能者ハリストス」と言って、イコンにおける主要なデザインだそうですよ。

南側も目線が行きやすい場所はやはり特に大きく立派なモザイク画になってます。
皇帝暗殺の場所の教会と言うことで、モザイク画も聖書の中でも受難の様子とか割と悲劇的なシーンが多いそうなんですが、見ていたときはあんまり気付きませんでした。
この写真の正面のやつはきっとキリスト様が生まれたときあたりでしょと言うくらいしか分からないと言う、つまり聖書あんまり知らないからと言うのがデカいとは思うんですけど。

続きまして5番のところ。
ここまで続けてイコノスタスの一部なのか、これはこれで別か忘れましたが、まあ似たような意味合いの仕切りだと思います。きれいな薔薇色の石。

在りし日にはまんなか以外にもきちんとイコンが収まっていたんでしょうね。
そんでついにイコノスタスの前にやってきました。ここが6番。

やはりここには正教で信仰の厚い聖母様のイコンがあります。
が、ここは教会としては機能していないし、イコノスタスの扉には宝石なんかもびっちりはまっているので、まったく近づけない状態です。
イコノスタスの正面の扉の修復が最も難しく、これだけで10年くらい(ここ朧げ)かかったとか解説があったと思います。それ聴いてまあそうだろと納得するくらいすごかったです。

で、ななばん。見上げれば幼子イエスと言うことですが、なんだろうか、これは上から覗かれているような構図で正直ちょっとギョッとしました……。
もうちょっと首から下入れていかない?すごい穴を覗き込んでるひとふう!!
まあそのくらい生命感のある絵だと言うことではありますが。

これたぶん8番の解説聴きながら撮ったんだと思うんですが……
正直何聞いたかさっぱり覚えてません……。
ただモザイクの質感は伝わるかなって思って載せてみました。この勢いでびっちり!びっちりなんですよ!しかも一回作って壊れたの作り直したんですから!!
9番のあたりにはケースの中に修復に関する資料があったので、そのあたりの説明を聞いたと思いますが、やっぱりあんまり覚えておりません。折角ガイドブックやwikiには載っていない情報もたくさんあったので、書き起こしたパンフレットとかあってもいいと思うんですよう〜。
全部は覚えられないですもん!(居直り)

ひととおり見学はしましたが、名残惜しく見上げてはため息、撮ってはため息。

公式写真集でもあれば欲しいところですが、ないのでめちゃんこ撮りましたよ!
ちょっとカメラの設定をいじって鮮やかめに撮ってみました。
  
わたしの印象としてはこのくらいのインパクトがありました……。

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さてこれでもかと絢爛豪華なモザイクに目どころか口まで開いて塞がらない状態ですが、わたしがいちばん好きだったのはここだったりします。

西南すみっこ出口近くの一角のモザイクです。
何故かここだけターコイズブルーではなく紺碧のモザイクに金色の星が輝いているのです。その様子はここだけ見るとまるでモスクのようにも思えます。
もちろんわたしに知識がないだけでキリスト教的な何かではあるんでしょうが、『イスラム的なもの』と認識する要素の中にもともと宗教とは関係のない『アラブ的なもの』もあると思うんですよ。もともとキリスト教だって発祥はアラブ圏だし、なんか同じだなあ似てるなあと思えるものがあるのはなんか良いと思うんですよ。
…………とか言うのは後から考えただけで、感覚的に好きなだけです。

お星様に見送られて教会を後に。

血の上の救世主教会からネフスキー通りへ向かう道には民芸品の屋台が出ています。
まだシーズン前だからか平日だからか午前中だからか天気が悪いからか全部のせいは分かりませんが、遠めに見た感じにはそんなににぎやかではなかったです。
結局、来た道引き返したんで実際見てはないんですが、ネフスキー通り沿いとか歩いていても観光バスとかで来そうなやたら高級なお土産屋さん以外にはあんまりお土産屋さんって見なかったので、いろいろ見たい人はここで見るのがいいんじゃないかと思います。
と言うか他に選択肢がないと言うか。
なんか日本みたいな路面店の個人のお土産屋さんって殆ど見かけなかったんですよね。

去り際に少し離れてなるべく全体像を収めてみました。ああカワイイ……。

いったんホテルに戻って、少しだけ休憩してチェックアウトです。
チェックアウト時間までにもう一箇所くらいどこか行けるかなと思ってましたが無理でした。まあツアーとかだと15分くらいしかいない場所に平気で1時間くらいいたりするんで、そろそろ自分のペースをわたしは把握するべきです。
あんまり貴重品持ち歩きたくなかったので、ギリギリまで部屋をキープしてたんですよね。ここからはパスポートや出国カード、大事な滞在登録証明も含めてすべて持ち歩き。
出入国関係の書類をチェックしつつ、これ出国のとき見せるんかなと過ぎる不安。

わたし、1泊分滞在登録されてないんですよね。

しかしまあ今更どうしようもないのでどうもしません(*)。

2泊したお部屋ともお別れ。クローゼットがオープンだったけど大きく取ってあって使いやすかった。せいぜい数日の滞在ならオープンのが便利だな〜。

フロントのかえるちゃんがかわいかったので、手続き待つ間に撮りました。
こじんまりしてて従業員さんの感じも良くて本当に良いホテルでした。送りの時間を確認して、スーツケースを預けて本当に最後の観光へ。
現在、丁度お昼ですが、先に出歩いて時間があればお昼ゴハンを食べようかなと思います。

最後はカザン聖堂に行ってみようと思います。
時間あったら民族博物館とかも行ってみたかったし、結局モスクワ駅寄りのほうとかぜんぜん行けてないんで、サンクトだけに滞在しても良かったかもしれませんが、木造建築博物館は見に行って良かったので後悔はありません。まあ移動無しのサンクト滞在だけなら、もっと歳取ってからでもまたフツーに行けそうだしな。
すっきりしない空模様ですが、帰るまでもってくれるといいな〜。

最後だと思うとやたらに写真を撮りたくなる。
わたしがあんまり今まで大通りの写真とか撮ってなかった(載せてなかった)だけでホント都会なんで。観光とか街歩きに飽きたらZARAとかもあって普通に買物できるし、ブランドの路面店の看板もいっぱい見たし、ルーブル安の間はなんかお得かもしれないし、別にぜんぜんマニアックじゃなく普通に楽しく海外旅行って感じの場所なんで、もっとみんな普通にパリとか行くみたいにサンクトペテルブルク行ってもいいんじゃない?ってすごい思いますぅ〜(*)。

さてカザン聖堂につきました。

派手さはありませんが、両翼に回廊を持つ堂々とした立派な外観です。
中に入るとしましょう。

*ヴェリーキー・ノヴゴロドのホテルで金曜夜チェックインして土曜朝チェックアウトしたら滞在登録してくれなかった。そんでフロントのおばちゃんに大丈夫なの?とかきかれた。詳細は「滞在登録何ソレおいしいの?」にて。

*やっぱビザがネックなんだろうなぁ〜。わたしも大丈夫でしたとか言いつつ、現地では結構ドキドキしてたからなぁ〜。あと言葉?英語しゃべれる人は逆に不安になるかな。でもホントすごいいいですよ〜。きっと夏とか暑くなくていいと思うし〜。(ダイマ)

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たいへん厳かな雰囲気のある正面入り口で、広場には噴水があります。


カザン聖堂は今まで見学した教会と違い、教会として本格的に機能しているところです。
今まで見たところではまだヴェリーキー・ノヴゴロドの教会ではお参りをする人も多かったですが、それでも入場料を取ったり観光地としての側面が強かったです。
血の上の救世主教会とかイサク聖堂なんかは「ミュージアム」とされているのですが、カザン聖堂はロシア正教の中心を担う教会であり、観光のための施設ではありません。
ただこの列柱の並ぶ建物は、時の黄帝パーヴェル1世の希望でカトリック風の列柱が並ぶ様式で、当時のロシア正教会はあまりいい顔をしなかったそうです。まあ、ヴァチカン風の聖堂イイネ!とか皇帝が宗派違いの異国にかぶれたらそらちょっと心配にはなりますわな……。
まあともかく、そう言った場所なので入場料はかかりませんが、写真撮影は禁止、参拝者を優先した行動を心がけねばなりません。

ですが早速入口で写真撮ってるやついるゥー!!

地下鉄とかじゃなくてもうホントこういうところで写真撮るやつをどうにかしてはいかがでしょうか!とかまあこんな勢いで怒ってるわたしが今いちばんこの場に相応しくないですね!
せいぜいカメラの前をウロつくくらいに留めることにします。
奥へ続く通路は大きな柱が並び、派手な装飾はありません。しかしイコノスタスのあるホールは、フレスコ画や装飾で埋め尽くされていました。
幾つもイコンが置かれ、そこをゆっくりと祈りながらまわる人たち。大勢の人がいますが周囲は比較的静かです。観光客よりも祈りのために来ている人が多いと言うことでしょう。
異教徒であるわたしは、この教会と言うよりもそういったひとたちを含めたこの場の雰囲気を感じたくて、少し歩いては立ち止まっていました。

圧巻だったのはイコノスタスの左側にある聖母マリアのイコンです。
イコン自体は大きなものではないのできちんと見えたわけではないのですが、このイコンに祈りを捧げるために人々が長い行列を作っているのです。
自分の番が来ると、膝をついてイコンを見上げその隅に口づけ、長く祈りを捧げていました。
その姿はすごく心を打たれるものがあって、とても印象に残っています。
正教では聖母が信仰の対象として特に好まれるそうですが、それって土着の地母神信仰なんかとやっぱり結びつきがあるんじゃないのかなあとか思うのです。厳しい大地に生きる人々だからこそ、大地や産むものへの思いが大きくなるのではないかなと。そういうベースがあるから、ソ連時代も人々は密やかに信仰を守り続けることができたんじゃないかなとか想像してみたり。
今ガイドブック見てたら、ソ連時代にはカザン聖堂は「無神論博物館」となっていたようで、それが時を経て信仰の場として復活していると言うのはすごいことですよね。
女性は聖堂に入るときにはスカーフをかぶるのですが(異教徒はokっぽい感じ、並んでお祈りするならかぶった方がいいと思う)、若い子なんかはスカーフの代わりに着ているコートのフードをすっとかぶったりして、すごく自然にお祈りに来ている感じで、それもまた良い感じでした。

この熱心な信者の方々にカメラを向けている不届者もいましたがね!

カメラかカードが壊れたらいいと思いますぅー!
わたしはこの通り、心穏やかに神に祈り隣人を許せるタイプではないようです。

で、ついついこんなものを買ってしまいました……。
お気軽にオブジェとして仏像買っちゃう欧米人みたいでちょっとアレなんですけど……。
イースターエッグ風のオーナメントはともかく、お手軽イコンを買ってしまいました。ファッションでこう言うの買うの良くないと思うんで、普段買わないのですが、このイコンに祈る人々の姿を心に留め置きたくて、その記憶の縁にしようと買っちゃったのねん。
本来は信者の方がご自宅の祭壇なんかにお祀りする用だと思います。
まあなんですか、聖堂の運営や維持にわたしの払った450ルーブルが役立つといいと思います。
他の教会でもこういうのはちょくちょく売っていました。

30分少々の滞在で聖堂を出たところ、少し天気が良くなって来たかな?と言う感じ。


うーん、でも反対側はえっらい暗くなってるな、コレどうかな……。
今着ているもののまま夜を越えることになるので濡れたくないなぁ〜。
噴水の周りにはたくさんのベンチがあり、街の人や観光客の憩いの場になっていました。

年齢幅広めの子供達の一団と、ここにも出稼ぎ貴族が……。
そうだよね、やっぱりカップルになってるほうがいいよね!?
昨日ヴァシリエフスキー島の岬で見たソロ貴族はちょっと商売的にどうなんですか?

お金が余りそうなのとすぐそこなので、ドーム・クニーギに寄ってみることにしました。


本屋さんになるのですが、センスの良い文具や立地柄お土産も置いていました。
サンクトの名所をあしらったノートやメモ帳、ポストカードなんかもあって、かわいい上に安かったし、消耗品なら渡しやすいので、お土産を買うのに非常に良いと思います。
そんでこのリプロのレトロポストカードがもうかわいくて!
いっぱい買ってしまった……ようじょかわいい……。(ダメな言い方。
あとまだ4月なんですけど、既に2016年のカレンダーがあってかわいかったのでこれも買いました。マグネットがついてて冷蔵庫とかに貼り付けられるようになっています。
あと赤いのはお城模様の箱に入ったタブレットチョコレートです。
そして入口に華々しく設けられていたのは……

戦勝記念日グッズコーナー!!
これはちなみに弟へのお土産に買った紅茶の入った缶です。もっとがっつり後に残りそうなマグカップとか皿とかもあって迷いましたが、この程度にしておきました。
結構大きいコーナーだったんですが、外国人観光客が多いようであまり見ている人はいませんでした。わたしが真剣に物色していると、欧米人のおいちゃんが買うの……?みたいな顔で見て来たのですが、大丈夫です!ちゃんと分かってて買ってますのでそんな気の毒そうな顔しないでください!
なお毎年こう言うものが売られているのか、2015年が戦後70年と言うことで特に盛り上がっていたのかは分かりません。
イカした戦勝記念日グッズ含めて567ルーブルのお買物でした。

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13時も過ぎましたのでホテルに戻って、軽くお昼でも食べて空港に向かえば丁度良い時間です。
最後にカザン聖堂を見たのは良かったと思います。サンクトの街並みを目に焼き付けようと、写真は控えめに歩き、少し遠回りになりますが最後に宮殿広場も通って……


なんだコレは!

広場を埋め尽くす軍人さん。制服が違うのでいろいろ勢揃いしているようです。
何かのイベント?にしてはちょっとユルい感じ?と言うか拡声器でいろいろな指示が飛んでいて、なんですか、こういうのなんか覚えがありますよ、

……運動会の練習だ。

でも運動会はたぶんやらないので来る戦勝記念日のイベントのリハーサルでしょう。
しかしこれでここ数日やたら街で軍人さんを見掛けた理由も分かりました。このためにサンクトに集められたひとたちが空き時間(?)に観光したりデートしたりしてたものと思われます。
わたし以外にも観光客と思われる人たちが控えめに遠巻きに様子を見守っています。
パレードに参加している軍人さん以外に警備に当たっている軍人さんもいるのです。下手な動きをするとたぶんこのひとたちに取り押さえられるものと思われます。

なのでわたし含め最初は恐る恐る写真を撮っていた観光客でしたが、徐々に、



これは大丈夫ではないか……?

と言う雰囲気になり、大胆にも一眼レフを持って列から2-3mくらいまで近付く人まで出てきましたが、特に問題ないようでした。しかしあの距離まで近付けたら最早テロリストの勝ちだと思いますが、まあ軍人の群れに突っ込んでいくテロリストもそういないか……。
なのでわたしも遠慮なく撮らせていただきました。(と言いつつやや遠い。
制服補正でみんなそこはかとなくイケメンに見えますね。
しかしホント最初見たときはびっくりですよ。そう言えば朝からこのあたりにゴツい車が停まってるなあとは思ってたんですよ。この準備のためでしたか。
なお急に1枚近い写真がありますが、近付いたのではなく隊列が変わって向こうが急に近付いてきただけです。(なので避けました。)



みんなが思うロシア(先入観)!みたいなのが見れてちょっと満足です。
しかし、これ今日エルミタージュ美術館行くつもりだった人とかはさぞがっかりだろうと……それとも通れないように見えるだけで、一応行けるのでしょうか。
戦勝記念日あたりに旅行される方は、施設や広場がイベントのために閉まったりする可能性があるのでよく調べておいた方が良さそうです。まあわたしは調べてなかったんですけれども!
あんまり眺めていると食事を摂る時間がなくなってしまいますのでバタバタとホテルへ戻りました。

最後もホテルのレストランへ。結局ほぼ食事はここで摂りました。
そんなにおなか空いてなかったんだけれども、折角ロシアまで来たわけですし最後までおいしいごはんを食べたいのです。

まずはおビールたん。
そして、おなか具合と時間と相談して頼みましたのは……

サーモン添えのクレープです。
クレープ朝も食べたやん!
でも比較的軽くて早く出てきそうでロシアっぽいものって言ったらこれかなって。
朝食よりも更に厚くてもちもちで、花びらのようにうつくしく並べられたスモークサーモンもたいへんたいへんおいしくてとても満足しました。香港でわざわざスモークサーモンのサラダ食っちゃったくらいにはスモークサーモン好きを自負しております。
最後にウエイトレスさんにGoogle翻訳の力を借りて、「おいしいごはんをありがとう。楽しく滞在できました。」的なことをお伝えしたら、にっこりしてくれました。
名残惜しさでいっぱいですが、いよいよ帰路に着きます。

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ホテルのおねえさんたちに素敵な笑顔で送り出されて、空港に向かいます。

送りの車も快適な立派な車でした。
運転手さんがスマホで渋滞情報チェックしながら進んでくれるのはいいのですが、完全にスマホ見ながら片手で運転してくれるのはかなり怖かったです。
空港までは約30分程度の道のりです。そしてこの30分のドライブを皮切りに、

ダイナミック出勤開始です。

説明しよう!ダイナミック出勤とは!!
旅先から24時間以上かけて帰国しそのまま出社する過酷な出勤の途だ!!
今回は、まず28日14:30サンクト市内から約30分かけてプルコヴォ空港へ、約90分の待機の後、17:10発EK176便にて約5時間かけてドバイへ、明けて29日現地時刻00:15分ドバイ到着、ドバイにて約7時間待機後、8:00発EK312便にて羽田へ、フライト時間は約10時間、羽田到着は22:45となる。
既に松山への交通手段はない時間のため羽田にて1泊を余儀なくされる。
明けて30日NH585便にて9:35分に羽田を出発、11:05に松山へ到着しそのまま12時出勤(21時退勤)の勤務に臨むのである!
フライト時間約16.5時間、待機含む総合計約36時間に及ぶ出勤となる!!

……書いてるだけで嫌になってきました。(なお二度ととやらないと誓った。
2013年にチェコへ行ったときにも30時間くらいかけて帰国して、どうしても片付けないといけない仕事があってしかし公式には出勤していないことにして、そのままちゃっと寄ってその仕事だけして家に帰ったことはあったんですけどもね……。

外は雨が降って来たようです。

名残惜しく車窓から写真を撮ってみたり。
滞在中は概ね天候に恵まれてよかったです。雨ばかりだったらまたロシアの印象も違ったことでしょう。寒い国の人の春への想いが見て取れたことは本当によかったと思います。

行きはまだかなまだかなと思ったのですが、帰りはあっという間に空港に着いてしまいました。
ここで運転手さんにチップを渡して写真を撮ってもらうつもりだったのですが、いい笑顔で握手を求められてそのまま別れる流れとなり、チップ用にとっておいた50ルーブル紙幣はコートのポケットで虚しく出番を失ってしまいました。

到着フロアに比べてかなり明るくてきれいな出発フロア。
そこまで大きくなくて移動しやすい感じ。
滞りなくチェックインできましたが、コートに50ルーブル紙幣を入れたままスーツケースに突っ込んでしまいました。あっちゃー……次ロシアなんていつ行くか分かんないのに……(*)。

で、保安検査を経て出国手続きです。

滞在登録が1日足りていない出国手続きです。

とか言いながら、出国審査場一歩手前くらいで、あっ記念に出国カード撮っとこう!とか思いついてカメラを取り出す緊張感のないわたくし。

無事出国できました!
特に滞在登録証明の提示などは求められず、普通にパスポートをめくってハンコを押して出国カードを回収して終了って感じでホッ。ここからすると、やはり「一箇所に一週間以上滞在しない場合は滞在登録は必要ない」ってのが真なのか?と思いますが、でもそれなら短期で移動する人は全日滞在登録なくても大丈夫なのかって言うとなんかそれは不味いのでは?と言う気も……。
1泊でも普通は滞在登録するみたいだし。
滞在登録証明出さなかったホテルでもフロントの人に「大丈夫なの?」ってきかれたしな〜。
取り敢えずわたしから言えることは「滞在登録はしなくても大丈夫かもしれないけどするに越したことはないが、取り敢えず1日分滞在登録してなくても特に咎められなかった」と言うことのみです。それもそもそも出国審査のときに滞在登録をすべて照会していてその結果オッケーだったのか、特に不審な点がなければ照会はしておらず故に見つからなかったのでセーフだったのかは分からないですし。
うーん、謎が深まるロシアのビザシステム。

制限エリアの免税店はそこそこ賑やかで化粧品やお酒なんかはひととおりある感じでした。
ひとつだけロシアのお土産を扱っているお店があって、ルーブル余ってたのでついつい追加でマト子ちゃんと、去年エストニアで琥珀は買ったし、ロシア領で取れたと言うだけで同じバルトの琥珀なのにまた琥珀を買ってしまいました。(結局余ったルーブルでは足らずカードも使う。

しかしマト子ちゃんは思っきしハズレでした。
2個目からもうやる気ないだろ!てかこの大きさでたった3個か!!
3個目には開きそうな切り込みがあるのにどうがんばっても開きませんでした。
18ユーロくらいしたのにひどい〜!ハイ、開けて確認せずに買いました。
いちばん上はかわいかったのに……!マトリョーシカは買う前にすべて開けるべし!!

ゲートには1時間前に到着しました。もう飛行機は着いてますね。
と言うか、わたしが来るとき使ったのと同じ便がそのまま折り返すんだと思いますけど。

少し写真を撮ってあとはぼんやりして省エネ体制です。帰ったら即仕事だから!

飛行機は定刻に離陸、一路ドバイを目指します。
機内は満席に近くわたしは最後尾の窓側島の通路側だったのですが、隣には割とゴッツイロシア人青年が乗っていました。なんかめんどい気配が若干したので本を取り出して読むふりをすることにしましたがこれが災いし、わたしがしている珊瑚玉のブレスレットが青年の目に留まってしまいました。自分のしている妙な梵字の入った菩提樹っぽい玉のブレスレットとわたしのブレスレットを交互に指差しつつ

ユーは日本人かブッディストか

とか言い出したので、あっなんかめんどい人だと確信しました。(失礼)
あーじゃすとあくせさりーですよ〜的なことを答えましたが、青年は自分の憧れる仏教の国から来た日本人を前に話したくて話したくて仕方がないらしく、これからドバイそしてバンコクを経て日本と同じ仏教の国・ミャンマーへ行くとか饒舌に語り出してしまいました。
ミャンマーは2回目だか3回目だそうです。へぇ〜。(すごく気の無い返事。)
ミャンマーに行ったことはあるかと尋ねられたので、数年前に行きましたよヤンゴンとバガンだけですけどねつったら、そうかミャンマーはすごくいいところだよねとか言うので同意しましたが、何日滞在したのときかれて4日間と答えると、信じられないとか言われたのは軽く余計なお世話だと思いました。彼はこれから2週間ミャンマーでバカンスだそうです。
ひとしきり話した後、やったら甘ったるい匂いのする白っぽいチョコレートをひとかけ割ってくれました。いただいたので食べるべきかと食べてみたら、脳が痺れるくらい甘かったです。
おいしいかときかれたので、甘過ぎるだけで不味くはなかったのでおいしいよありがとうと伝えるとそうかそうかともうひとかけくれました。
この流れで3回目くらいで申し訳ないけど断りました。
青年はやたらにワインを飲みまくり、そしてトイレが近くなりやたらと何度も席を立ちました。

おまえなんで通路側取らなかったんだよ!

最後は着陸態勢に入るまでずっと席を立ったままでした。
(ギャレーでCAさんと話し込んでいた模様。)

機内食はビーフストロガノフとチキンパスタのチョイスで、最後にロシア飯〜と浮かれていたのですが、最後尾のわたしに選択権はありませんでした。

ちきんぱすた……まあまあのお味でした。
体力温存のために機内でも眠る気満々だったのですが、愉快なロシア人青年のおかげでほぼ眠らず5時間を過ごし定刻より早めにドバイへ到着。

トランジット7時間ですが、流石に深夜では何もできませんので空港で時間を潰します。

移動中にアラブっぽい雑貨などを扱っているお店を発見してついつい入ってしまい、ついついロバの置物など買ってしまいました。85ディルハム(=約2,800円)もしちゃったので迷ったのですが、買わずに後悔するよりは買って後悔を合言葉にしておりますので買いました。
しかし、空港のお土産屋さんでこんなにカワイイ雑貨があるとはもしかしてドバイすてきなところ……?とちょっとドバイに興味が出てきました。

まだ電光掲示には明日の飛行機のゲートは表示されていません。
しっかーし!
空港WiFiに接続すれば自分の便のゲートが分かるんだもんねー!
相変わらず遅くて使えないWiFiでしたがこれはたいへん素晴らしいと思います。WiFiの接続認証にチケット番号などが必要になるのですが、そこで判断して情報提供してくれるようです。
ゲートに向かいながら、有料のラウンジなどもチェックしてみましたが明らかに受付にまで人があふれており、どう考えても落ち着けなさそうだったので早々にあきらめました。
C36ゲートを確認したところ、しばらく使われないゲートのようであたりは閑散として落ち着いた雰囲気だったので、ここで朝まで休むことにしました。ベンチは手すりがあるタイプで寝転がることができませんでしたが、電源が近くにありました。しかしですよ……


…………寒い…………!!

寒い!冷房効きすぎ!!てかそれ行きに分かってたよね!?
なんでわたしはコートをスーツケースに入れてしまったんでしょうか!バカだからですね!!
寒いので行きと同じ高いカプチーノ(23ディルハム)を買ってきました。寒い……。
かろうじてスーツケースに入れなかった大判のストールを広げてくるまり震えながら空港の夜を過ごすのでした……。

*翌年2016年4月、今度はウラジオストク・ハバロフスクへまんまと行き、50ルーブル紙幣は無事使用できました。

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