K子の旅ログ ミャンマー旅行 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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そんなワケでようやく旅行記らしく、観光スタート!なわけですがここから急に面白くなくなる(当社比)可能性もあるので要注意。しかしタイトル打ちながら、「五体投地」が「五体倒置」って変換されてそれ見たら正しい漢字が分からなくなり調べてしまいました。

ガイドさんから自己紹介や滞在中の注意事項など聞きながら車は走っていきます。車は普通のセダン。まあ私ひとりだしねって思ってたら、翌日以降はずっとバンでなんか勿体なかった。
大体、窓の外の写真など撮りまくるのが常なのですが、今回、私が話そっちのけでも代わりに話をきいてくれる人が居ないためマジメに話を聞いており車窓の写真は無し。だって一生懸命話してるのに誰も聞いてないとかスゴイ失礼じゃないですか。ああ、すごい古い日本車が走っている……アレまんま日本の路線バスじゃん……案外バイクは少ないな(後から衝撃の話をきいた)……とか気になる事いっぱいでソワソワしながらもマジメに話を聞きました。
本日の予定は、「シェダゴンパゴダ・ボージョーアウンサンマーケット・チャウタッシーパゴダ・国宝級の白い象の見学・昼食はミャンマー料理とモヒンガー」てな内容でした。若干、白い象はどうでもいい気もしてたんですが、まあ折角なので行く事にしています。
大体、典型的な市内観光の内容かと。
で、順番としては、白い象→チャウタッシーパゴダ→昼食→マーケット→シェダゴンパゴダ、で回る事になりました。象とか最初のお寺とかが空港よりの場所だからですかね。

より大きな地図で ミャンマー旅行 を表示

旅行記らしくGoogleマップで地図なんか作ってみましたらこんな感じです。バスは乗るのにまあまあハードル高そうだったので、私のように不慣れなひとは車チャーターがいい距離感だと思います。そんなワケでしゅっぱーつ!(もう出発してるけど。)

R0014424.JPGで、大したことねーんじゃないかと言っていた白い象の居る「ロイヤル・ホワイト・エレファント・ガーデン(地図はE Gyo Gone Stってなってるところ、ちょっと違うかもだけど大体このへん)」ですがホントに大したことなかった。
あんまり暑くないんですね?って聞いたら、ここ何日か寒いくらいですとか昨日はスゴク雨が降ったけど今日はあんまりだからラッキーですなんて世間話をしながら、歩いていくと象さんが……まあこのくらいの大きさで見る事が出来ます。……ちっさ!(遠い)
アルビノ個体みたいで白っぽいです。まあ当然ながら真っ白では流石にないんですけど、白い象と聞いてまっしろなの想像するひともいるんじゃないかなあ。白い象は吉祥のしるしで、大事にされているんだそうですが(この施設も国立、ネーピドーにも似たような施設があるらしい)、なんか鎖でつながれちゃってるけどね!行動半径何メートルよ!?
三頭いる象さんのうち、一頭は丁度水浴び中で身体倒してバタバタやっていたので、象さんは象さんなりに楽しく暮らしているようではありました。
あと、日本書紀の祥瑞ばりに王様が変わったときとかナイスタイミングで各地で発見されたとかそういうのは眉唾だなあと思ったものの、この現代においてそういうことをミャンマー国民の皆様がどれほどの感覚で信じているか出会って数十分のこのタイミングではよく分からなかったので夢を壊してはいけないと思い発言しませんでした。
象を見るところも写真のような感じになっているのですが、お土産物とかお菓子とか売っているところがひとつだけありました。客は私ひとり。しかし一切売り込みはありません。イヤ、いいんだ、私はいいんだけど別に……。
この施設はもう少しがんばったほうがいいとちょっと思いました。象さんが見つかったときのニュース写真とか展示してあったんだけれど、色褪せすぎてよく見えなかったし。せめて、象さんもうちょっと近くで見せて……。

IMG_9943.JPG続いてはもう少し市内に近づいて、チャウタッジーパゴダへ。ここにはもうそれはそれはでっかい寝釈迦(ド派手)があることで有名なお寺です。
ちなみに、最初は威厳もへったくれもねえ!と思っていたド派手仏像の数々ですが、次第に慣れ、そのうちにそれはそれで厳かな気持ちすら持てるようになります。あら不思議。
ちなみにミャンマーではお寺の敷地内は土禁です。靴下やストッキングもだめ。なので、これから先、お寺と見なされる場所はすべて裸足で入らなければなりません。このために日本から脱ぎ履きしやすいゴム草履(クロックス)でやってきたわけですよ!そう聞いても別に大したことではないように思うでしょうが、これがねえ……と無駄に後に引っ張っておきます。
車を寺の敷地内に乗り入れるようになっているので、車内にサンダルを脱いで降ります。
ん?靴で踏むのは良くないが車のタイヤはオッケーなのかい?
……まあ細かい事は考えまい。
入り口にはお供え用のお花を売っているところなんかがあって、ああ既になんかもうそのお花の見た目やお花のにおいが南国ちっくで幸せ気分です。雨期に東南アジアってどうなのかなって思ってたんだけど、結果的にこの時期にしか見れないお花や果物がいっぱいあってよかったみたいです。お花とかほんっとうに天国ってあるならきっとこんなにおいとかしてるんじゃない?ってにおいがします。
と言うか、まあ普通に、もしかしたら日本の極楽浄土とかのイメージって仏教が伝わってきた方向考えるとこっちの方をイメージしてるのかも知れないと、ふと今真面目な事を考えました。
そして中に入りますと……
IMG_9940.JPG
うん、デカイね。………………すみません舐めてました!!
新しいピカピカの仏像なんか?どうせ大したことないだろうし~とか正直思ってたけど来て良かったです。結構これは見応えのあるデカさです。ただただデカイと言うだけでも結構見て楽しいもんです。つーかホントデカい。ひたすらデカい。
絨毯はお祈りするためのスペースです。ここで拝んだりするわけですが、ミャンマーのお参り方法は基本的に五体投地スタイルです(なので絨毯敷いてある)。シンガポールの仏教寺なんかは立ったまま拝んでるひとと五体投地スタイルのひとと両方居た気がするけど。どのへんで変わるんでしょうね。台湾は立って拝んでたし。
まあともかくミャンマーではちゃらちゃらしたケータイ持った若いねーちゃんとかでもみんなちゃちゃっと五体投地スタイルでお参りします。
取り敢えずこの絨毯の上で座って、ゆっくりお寺の由来や何かを聞いた後(ガイドブック見りゃ分かると思うので略)、お祈りしますか?と尋ねられ、日本を代表する熱心ではない仏教徒のはしくれとして「取り敢えずなんでも拝んどく」と言ういつもの姿勢を通す事にし、お祈りしますと回答。そう、それに何を隠そう実は今回の旅の裏の目的は「ドキッ☆女厄年・レッツミャンマーで厄落とし」!(ミャンマー行くって決めた後思いついただけだが。)
で、両膝をついて座る(膝は斜めに崩す)→手を合わせて拝む→両手をついて額を地面に付ける→手を合わせて拝む、と言うスタイルで私もお祈りしました。これで、膝(×2)・腕(×2)・額が地面に着くので、五体投地。
なんか五体投地って言うと、どうもインドの苦行が大好きな宗派のおじいさんとかが皮膚がズル剥けになるまでバッタンバッタン激しくやっているのを想像してしまう私(どんなイメージだ)ですが、まあこれで普通の五体投地です。
と言うわけで、これ以降、ワタクシ、五体投地にてミャンマーで厄払いを試みます。
さて、その後は寝釈迦様の周囲をぐるぐる周りながら、ミャンマーの一般的な方々のお寺との関わりなんかを聞きましたがこれがなかなか興味深くてですねって、長くなってきたのでいったんお休みします。
ちなみにこの寝釈迦仏があるお寺ですが、最近中がきれいに改装されたそうで。ちょっと前に行った人の写真とか見ると、このデカイお堂の中に寄進者の名前が派手派手しくケバケバしくびっしり書かれていて、それはそれでそそられる風景でした。
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R0014432.JPGハイ、まだまだチャウタッジーパゴダにいます。
超巨大な寝釈迦様は周囲をぐるりとまわれるのでこのように足の裏側にも。足の裏にはこの世に存在するすべてのもの(108つ)が描かれているという設定です。108って日本だとボンノーの数って先に思うよね。
寝釈迦仏には寝ているだけのものとお釈迦様が入滅したときのものと両方あって、違いは足となんかあった気がするけど足の方しか覚えとらん、死んでるお釈迦様は足が揃ってて足の裏には何も描かれていないってことなのでこのお釈迦様は寝ているだけのお釈迦様。この足指一本とっても私よりデカイという半端無いデカさです。
で、裏側に回ると、お堂の外にも寺院の敷地が広がっていて、大小様々な建物が。そこらへんはこの寺院を拠点にして修行をするお坊さんの住んでいるところだそう。
僧院とでも言えばいいのか?エラいきれいな建物とエラいボロイ建物とがあって格差……?とか不謹慎な事を考えていました。

ちなみにミャンマーでは生まれ曜日で占いしたりとかその曜日の神様にお参りをしてみたり、ともかく生まれ曜日は大事。歩き方で事前にその情報を仕入れていた私はきっちり調べておきましたとも!生まれ曜日は日曜日で、象徴となるのは鳥の神様ガルーダ。おおなんかかっこいい(モグラとかもあるんで)!ガルーダとか聞いてさほど違和感を持たないのは博学なひとか、我らがニッポンのお家芸・漫画アニメゲームが身近なひとです。私は後者です。
で、曜日信仰は非常に人気があってメジャーなので、このお寺にも各曜日のお参り用のミニ祭壇があったので、私もトライさせていただきました。

で、この周りを回る間に、ミャンマーのひとがどんなふうに仏教と関わっているのかと言うところをガイドさんがそれとはなしにいろいろしてくれたのですが。ガイドブックとかで「信仰心が深い」てな事は見ていて、どうもそう言うのってマジメでとっつきがたいイメージがあるんですけど、そうじゃなくて、なんかもっとこう自然な感じなんだなって言うのが分かりました。
例えば、ヤンゴン市内に何カ所か1ヶ月毎日午前中に全部のお寺をお参りするとスゲェ御利益があるって言われてるお寺があって、昔はそれこそ移動手段もなかったので大変だったそうですが、今は車とかバスとかでもまわれるので結構まわっているひとが多いとか。「私もガイドの試験(国家資格)の前にやりました!だから合格したんです!ホントに効くんです!すごいんですよ!!」と力説していました。(そんなコトする間に勉強しなくていいのか!?とつっこんだりしてはいけない。
その姿はパワースポットや当たる占いについて力説するニッポンのOLさんと何ら変わるところはありません。まあ、そんな感じでなんだろうな、ミーハー心もあったりしながら、我々が初詣するようなノリでやってるワケで、そんな堅苦しいもんでもないんだな~と思い直しました。これは後でシェダゴンパゴダ行ったときにも思いました。

ちなみに、ド派手お釈迦様については、無闇にド派手なのではなく、お経などに残る話から「お釈迦様はイケメン」と言う設定なので、頬もツメも血色が良い=赤い、まつげも長いなどなどでこんな姿のお釈迦様がメジャーなのだそうな。
IMG_9935.JPG
あと、途中で仏像の台座を掘ったり、仏像に漆や金箔を貼り直す作業をしていてそんなのが見られたのもラッキーでした。
既に私がふたつカメラをぶら下げているのを見て、写真撮りたい病だと即座に看破したガイドさんは、写真を撮ってもいいかすぐに聞いてくれます。ちなみにこの旅行中、写真を断られたのは一回だけで、大体みんなokしてくれました。彼ら職人さんも写真撮っていいか聞かれた後、何食わぬ顔で何気に背筋を伸ばしたり居住まいを正したりしていたのが微笑ましかったス。
しかし、奥の彫り師のにーさんがた、ひとりは下書きもなくガリガリ掘っていてスゲェなあと思いました。(で、二人目はその線を頼りに細かく掘り直していってた。)

IMG_9954.JPGさてそんなこんなでお寺の見学を終えて車へ戻……イヤ待てなんか気になる光景が……。

ガイドさん「そっちはバスで来たひとが来る道です。行きたいですか?」
私「行きたいです!!」(力いっぱい)

そんなワケで、バスできた人が来る道=正式な参道の方へ。
ああなんだがこういう感じの場所好き……!!でもアレだな、こうして改めて写真で見ると、石手寺の参道とかもこんなもんじゃね?と思わなくもありません。(超ローカルネタ
アーケードになってて左右にお土産物屋さんやちっちゃい飲食店とかが並んでいます。お参りしたら軽くなんか食べて、お土産でも買って……なんて感じ?ミャンマーの子供達も「コレ買って!」「後で!お参りが先!」とか言われているのでしょうか。一軒、おもちゃ屋さんもありました。明るくなっている方でアーケードが途切れて、階段が下っていてすぐ先にバス停がありました。そこまで100メートルくらいかな、そんな長い道ではないです。
が、前口の方でまず、興味をそそられるものがありさっそく足止めを食う。
R0014438.JPG IMG_9947.JPG R0014440.JPG
まず、左端、これは豆類とか発酵させたお茶を売っているところ。
発酵させたお茶と豆やスパイス類を混ぜてお茶請けとかで食べるの。
後でひとんちとかお土産物屋さんで出されたけど、お茶請けって言うか日本人的には「ビールください!!」って味でした。
かつてガイドさんが案内した日本人のおっちゃんでエラい気に入ってグループの他の人が残したヤツまで全回収した人も居たそうです。ちょっと苦みがあるんだけど、その苦みとガーリックとかスパイス類の香りと豆の歯ごたえと塩味でほんともうビールのあてにもってこいでした。
お土産に欲しいなあと思っていたので、購入したいと思いガイドさんにお願いして購入。お茶二種類と豆とスパイスミックスひと袋つずつで、500チャット(40円弱くらい)した。安っ!完全にボリ価格では無いと思われます。おっちゃんすごいいいひとっぽい感じで、隣でいっしょに売ってるビンロウって言うの?噛みたばこグッズの説明もしてくれて、写真も撮れ撮れ言ってくれたので撮りました(真ん中)。

で、右端が占いー!なんか地面にずらりとカードが並べられていてかわいいっ(ミャンマーの文字はなんかまるっこいので字だけでもかわいい)と思って見てたら教えてくれました。
方法としては、占いたいテーマに合わせたカード束を選んで、おっちゃんと一緒に拝んで、お椀にさいころをふたつ投げ入れて出た目にあわせたカードをおっちゃんが出してくれるのでそれを読んでフムフム、と言うものです(紙は貰えません)。1回50チャット。
みんな割とよくやりますって言う事だったので、私もおみくじ感覚でやるやる!と。
占いたい事はと問われ、私は非常に珍しくこう答えました。恋愛ネタでお願いします!
おっちゃんがいろいろカードを出してくれて説明してくれます(ガイドさんが訳してくれる)。コレはいつ結婚できるか、こっちはいつ出会いがあるか、こっちは気になるひとが自分の事をどう思っているか……それでお願いします!と即答したところ、隣でガイドさん、それいいですね、私も後でやります!
そうなんですね、この頃ね、私はね、珍しく男の人にえ?もしかしてこのひと私に気がある?しかもそう思って私まんざらでもない?(普通は何故か例え気のせいでもそう感じると全速で逃げ回る不審な女)とか言う状況だったんですよね!!この頃はねー!
そんなワケでドキドキしながらえいやっとサイコロを転がしまして、おいちゃんがカードを見せてくれました。なんて書いてあるのかガイドさんに聞く。

えっと、相手もアナタの事が好きです。でもちょっと確信が持てなくて様子を見てる感じです。

マジでか!!きっと当たってるよこの占い!!……といい気になってほくほく。
占いは良い事言われたときだけ信じる事にしています。なので、ほくほく。
当時はそんな気がする感じだったんだよね!だってさ、今までタダの後輩だったのに急によくかまってくれるようになって急にゴハンとか雰囲気の良いカフェとか映画とか誘ってくれるようになったら勘違いしたって仕方無いよね!!そう、この2ヶ月後くらいに何も思い当たる事がないのに急に不自然なほどパタリとコンタクトが無くなり、仕事でも避けられ、まあ今は普通の後輩に戻りました(仕事の事では話す)。なんだったんだ!アレはなんだったんだ!!……おっと、話が旅行記から逸れてしまったぞ!
ガイドさんも同じカードでトライ。出して貰ったカードには私のときと違ってひとことしか書かれていない。なんて書いてあるんです?と聞くと、

相手もあなたが好きです。

以上!って感じ。エー、よかったじゃないですか!と聞いたら、でも当たってないかもーワタシ全然可能性無いしーと言うので、相手誰なんですか誰なんですか?と聞く私。
ガイドさんの気になるひとというのは、同じビルの別の会社に勤めているひとで、ビル内の女子の間では結構格好イイと有名らしい。通勤バスも同じ方面で、だけど普通に乗ると同じバスにならないので、ちょっと時間ズラして同じバスに乗ったりとかしてるらしい。なんて乙女……!いやんなんか胸キュン☆
えーだったら可能性無くないじゃないですかー相手のひと、ガイドさんの事、覚えてるんですか?って聞いたらたぶん同じビルに勤めてる事は分かってると思う、とのこと。
で、私も聞かれたので、会社の後輩でーとか、ここでならどこでどう伝播しても会社や本人の耳にまで入る事はありえねぇと言う確信も手伝いペラペラしゃべりました。
寺の参道でしゃがみこんで恋バナに興じる三十路女子2名。うーん、今までの人生で恋バナとかロクすっぽした事無かったんですけど、まさかミャンマーの地でミャンマー人と恋バナに盛り上がる事になろうとは思っても見ませんでした。
おっちゃんともガイドさんを介してちょこちょこ話しましたが、にっぽんにもこんなの(この占い)はあるか?と聞かれたので、おみくじのことを説明しておきました。箱をフリフリして出てきた番号のくじを貰ったらそれに運勢が書いてあるけど、テーマは共通で家を建てるにはどうだとか病気はどうだとか仕事はどうだとか書いてあるよって説明しておきました。だいたいこんなもんで間違ってないよね?
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で、この後、参道をはしっこまで歩いて引き返す。
はしっこまで歩いて、おおここがバス停ね、とか思った瞬間、世界のヤマサキパンと書かれたトラックが通っていきました。ああ、確かに今君は世界のヤマサキパンだ間違いなく……ミャンマーには日本の中古車がたくさん走っています。ペイントは原則そのまんまです。
写真はコレ、お経とか民話とか占いの本を売っているお店です。
占い本は結構みんな買ったりするらしいです。「2011年の日曜日のひとの運勢」みたいな感じで、他に十二星座別のとかもいろいろあった。ノリ的には高島暦のようでもあり、ananの占い特集号のようでもあり、その中間のようでもあり。日本人の女の子もひとによるけど、結構占いは好きだし、ファッション誌とかにも絶対占いコーナーはあるんで、感覚は結構似てるかも、とガイドさんにごく私的な日本人像を伝えたりもしました。
さて、デカイ仏像拝んだり占いして恋バナで盛り上がったり、なんとワタクシこの寺だけで2時間弱楽しんでしまいました。たぶん、ツアーで車チャーターして市内観光してるような日本人でこんなとこに2時間も居たの私くらいじゃないか?たぶん早いひとなら15分くらいで済ます場所と思われます。
旅行記もなかなか進みませんが、実際の私の予定もなかなか消化されません。こんなワガママ旅行してたらもう絶対普通のツアー旅行には復帰できない気がします。うーん。
しかし、ここの参道で木彫りの像を売っているお店があって、実際店先でにーちゃんが黙々と仕事してたんだけど、そこで見た小さいガネーシャ像がなんかやたらと気になったのに高そうとか思って値段とか聞かなかったのが非常に悔やまれます。なんかなんかすっごいピンと来て目が離せなかったのに……値段聞いて途方もなければ諦めれば良かったが値段すら聞かず……旅の買い物は迷ったら行動!!
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ガイドさんから聞いた話でちょっと面白かったことなどを小分けに書いていこうと思います。
しかしこれは飽くまでたくさんのミャンマー人の中で私のガイドをしてくれたたったひとりの女性の話を、ミャンマーへ行ったそこそこたくさんの日本人の中のたったひとりの私が聞いた話であると言うことをご念頭において読んでいただければ。まあここらは読み飛ばしても旅行日記には差し支えないので、たたんでおきます。実はミャンマーの同業者と思われる商売についてもいろいろ聞いたのだけれど、身元が分かりそうなので書かないです。でも楽しかった。ミャンマーのお金のこと、学校のこと、病院のことなど。
ご覧になりたい方は「つづきを読む」からどうぞ。

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二時間ばかりも滞在したチャウハットシーパゴダを後にし続いては……の前に昼食です。
ぜんぜんおなか空いてないんですけど。
まあたっぷり2回朝食食べてますもんね!空くワケねーじゃん!
でもまあ、どちらかと言うと平均的な女子よりはよく食べるほうだと思うので食えと言われて食えないことも無いんじゃなかろうかとんちゃら甘いことを考えながら車に揺られる私です。

食事した場所をよく覚えてないのが無念。大体このあたりかな~と言う見当はつくんだけれども確信がもてません。ちなみに地球の歩き方にあまりにもお店情報が載っていないのでヤンゴンってどんな田舎よと思ったら、情報が無いだけでまあそれなりに都会であります。チャイナタウンには夕方になると道をふさいで屋台がたくさん出るらしいです。これも歩き方には書いてなかったが、旅行者の好きそうなポイントですよね。まあ私はホテルが離れてたのと女一人なのと疲れてたので実際に見に行ってはいませんが。

メシ食ったお店の名前は分かりました。『タマリンドカフェ』とな。キャッシャー横にパンフレットがあるのを取って来ていたようで出てきました。会社でお客さんを連れて行くので、たまにお呼ばれしたりするとガイドさんが言ってました。で、丁度行ったらガイドさんの会社のひとが何人かランチに来ていたのでした。まあこじゃれた部類のお店です。
ここで、予定によると「ミャンマーの伝統的な麺料理モヒンガーの昼食」をすることになっています。お米で出来た細い麺に魚出汁をかけて具をいろいろ混ぜ込んで食べるお料理です。あっさりしてそう?折角なので飲み物はフレッシュフルーツジュースを頼みました。大体、暑い国に来るとフレッシュフルーツジュースか冷たいものが飲みたくなったらセブンアップの二択です。夜はたまにビール。
で、まずは何か揚げ物が山盛りになって出てきました。
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ひょうたんだそうです。ひょうたん。瓜を揚げた感じだ(まんま)……まあ、普通においしいです。が、何かとんでもない量に見えるんだが……二人なら何とかなるのだろうか。今回はガイドさんも同じメニューを食べるようです。
ひょうたんの揚げ物を消化しないうちに、話題のモヒンガーがやってきました。
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うん、これならなんとかなるんじゃない、何か器が小さそうに見えて何気に深そうだけど、これならなんとかなるんじゃない。薬味や先ほどのひょうたんも具として投入、茶色い魚出汁のスープを入れてがっさり混ぜ混ぜして食べるようです。見た目はなんだかすごいことになってしまいました。
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あーでも、味は結構いける。今おなかあんまり空いて無いからちょっとキツイけど、普通におなか空いてるときならぜんぜんおいしいんじゃないかなーとか思いつつ、何とか完食。デザートかなんかあるのかなーと思って待ちます。
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……ちょっと待て。(これにおかわり自由の米が山盛りつくよ。)
なに?モヒンガー前菜?モヒンガーの存在ってなんだったの?イヤそら日本人も関西の人間を中心にうどんとおにぎりとかうどんと寿司とかお好み焼きとおにぎりとか食うよ。食うけどさ。おかしいだろこの量は!
しかしガイドさんのどうぞいっぱい食べてくださいネ~と言う無邪気な笑顔に、何とか箸……ではなく、スプーンとフォークを動かす。大皿に米が盛られるんで、そこに好きなおかずを取り分けてまぜこぜしながら食べていく感じです。手で食べる場合もあるとのことで、インド式?
一品一品はおいしくないワケではない……イヤしかし量が……それとちょっと待て、この料理どんだけ油使ってんだ!?なんと言うか全ての料理が油たっぷり!と言う感じです。それでも一品一品は不味くは無い。そう決して不味くは無いんです。だがこの品数ですべてが油たっぷりかつ大量!山盛り!どんと来い!米は半分以上減るとおひつを持ったおねーさんがすかさず「おかわり要る?」とやってくる!しかも断るととても残念そうだ!がちょ……コレはキツイ!!

例えば写真の右下、焼き茄子のような料理があるのがお分かりになるだろうか。
焼いた茄子を冷やしたものでまさに焼き茄子。しかしここにかけるのは醤油やポン酢ではない。ものすごい油たっぷりのこってりしたドレッシングのようなものをたんまりかけた上に、砕いたピーナッツで駄目押し!どんだけ油摂るの!?それとおかわりねーさん何回も来るんだけどみんなどんだけ米食うの!?ちなみにお米は細長いけど案外おいしいです。
ガイドさんに聞いたところによると、ミャンマーの人はめっちゃ米食うそうです。お弁当箱は女子でさえ最低でも三段構成で、そのうち二段には米がぎっちり詰まってるそうです。あともっとお汁の多いおかずを乗せて食べる方がみなさんお好きだそうです。あと油はこれでも外国人向けに控えめなんだそうです。
しかも!尚悪いことに、通常のミャンマー女子であればもっと食べるのになんと私のガイドさんは一般的なミャンマー女子よりも相当に少食のようです。自分で少食って言ってたけど、朝食を二回食って腹いっぱいの日本人よりちょっと多いくらいの量しか食べていません。ミャンマー人がよく食べるエピソードの際、彼女の会社にいるある女性ガイドさんはお客さんと一緒に食事のときにはお客さんのお食事が終了すると残りを全て食べきる猛者がいるとも話していたのですが、私のガイドさんはとても少食です。なんてこと。
あまりまくる料理。なんとか、なんとかノルマ(各皿の1/2程度)を果たしたい……無理です。何品あるよコレ?
でもやっぱりおいもさんはおいしいな……『東南アジアのおいもさんはうまい』と言う自説を裏付ける根拠が増えました。カンボジアでもマカオでも台湾でも日本のジャガイモより大振りなのにホクホクで甘みがあってすごくおいしかった。土とかの問題なの?
がしかし遂にギブアップしました。食器を下げに来たおねーさんがたいそう残念そうな顔をするので、日本語でおいしかったけどおなかいっぱいだと言いながら、料理をさして親指を立ておなかをぽんぽんとたたくワタクシ。ガイドさんもなんだかそれを見て彼女に声を掛けてくれている。ホント食事を残すのは心苦しいんだが、マジで無理(*)。
……私は以後、食事の度にこの『とてもグッドだけどおなかいっぱい』のジェスチャーを繰り返す羽目になるのであった……。

どんだけ苦しかったって、私、デザートの写真撮ってないからね……あったんだよデザートも……。

*旅行の食事……まあ足りないよりは多いほうが?ってことなんでしょうけど、ツアーに込の食事って大体量が多いですよね!以後、ワタクシ、手配旅行の際にはガイドさんがずっとスルーでついてても食事を込にしないと言う技(?)を身に着けました。折角手配旅行にするんですから、ええ。

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IMG_9964.JPG続いても市内観光定番、ボージョーアウンサンマーケットです。
市場好き、お買いもの好き女子、いずれにしてもこちらは外せないでしょう。外観はこんな感じ。二階建ての建物で、びっちりの建物じゃなくて回廊がぐるぐるしているような吹き抜けのたくさんある構造です。すみません、語彙が貧困で。
この写真は向かいのニューマーケットあたりから渡る歩道橋みたいなところから撮りました。生鮮品とかはニューマーケットでないとないですね。
ガイドさんに何見たいですか~?とか言われながらテクテク。わたし、ちょっと意図を伝え損ねてお買いものしたいだけの女子的案内をされてしまったので、もっといろいろ見るだけ見てぇと言えば良かったなと後悔。

IMG_9967.JPGと、取り敢えずサンダルが欲しいです!と希望を伝える。
と言うのもミャンマーは年中サンダル。
しかし年中サンダルと言ってもバカにしちゃいけません!季節によって素材を使い分ける事は勿論、結婚式とかフォーマルな場所には革のサンダルを履いていく……とか言う使い分けも。
なのでいろんなサンダルが激安であるときいていたのであります。
ミャンマープチ情報としては、かように子供の頃から皆様サンダル履きなので、みなさん足の形がとても健康的できれいなのです。
私も外反母趾でもないし足の指もそんなに詰まってない方と思ってましたが、もう全然違う。
つーことで、足がやっぱきれいすねぇ~と言ったら、「そんなことないです!みんなそういう日本人みたいな(=靴の形にすぼまっているような)足の形になりたいんです!」
イヤ、ならなくていいから!!
あと、田舎の人とかでもペディキュアしてる人は多かったす……かわいい。

外周あたりのお店を冷やかしながらテクテク。生活用品のお店とか割と内容とお値段が地元向けっぽい感じ。やや高級品って位置づけかも知れないけど、外国人が買うものじゃない。ガイドさんも買い物したりしますよ~って言ってました。
通路のところであからさまな海賊版のDVDとか売ってました。ナイロン袋にハダカのディスクとプリンターで印刷したジャケットが入ってんの。何十円とかくらいだったと思う。ラオスでも見たなあ。と言うか海賊版しか手に入らんのだろうなあ。
あと、化粧品屋さんとか、種類もメーカーもごちゃごちゃに日本の整髪料とか日やけ止めとかのボトルが陳列されてました。これは値段はチェックできなかった。
楽器屋さんだか正規のCD屋さんだかの前で男の人がギター持って座ってなんか語らってたんですが、ガイドさん曰く、「あ!あのひと、今すごい売れてる歌手なんですー!彼の歌はみんな知ってますネ!」。そんなぽいぽいいて大丈夫なのか聞いたら、ミャンマーの人はみんなシャイなので遠巻きに見守るのだそうです。へぇ~。
翌日、空港の液晶テレビで彼のプロモがエンドレスで流れているのを見ました。

R0014475.JPGそんなこんなでサンダル屋さん着。おおうあるあるサンダルあるある!素材に色も選びたい放題。
すみません、選ぶのに夢中でサンダル屋の写真撮ってないんですけどねっ。中では高級になるらしい、ベロア地にビーズがつけてあるのを買いました。かわいいっしょー!
ちなみに現地の方はこんな雨期にこういうサンダルは履きません。乾期に履くって。これで2,000チャット
円→ドル→チャットと両替したのでもう感覚がゴチャゴチャなんですけど、84円=1ドル=700チャットくらいでしたので250円ちょいとかですか?
やっすぅー。後で観光客向けゾーンで買った民芸品とかはもっとしたので、このあたりは地元の方もお買いものするゾーンと言う認識で間違っていないようですやはり。
ちなみに、ネットの雑貨屋で似たような「ミャンマーのかわいいサンダル」が3,000円くらいで売られてました……。ゴムのとかもカラフルにいろいろ色違いがあってかわいかったす。ビーチとかよく行かれる方はビーチサンダル代わりに使うとおしゃれではー?
きれいな紙袋に入れた上からナイロン袋に入れてくれる親切梱包。ちょっとよいお店なのかな。ミャンマーの文字まるっこいんで何気ない包装紙がかわいい。

IMG_9970.JPGかごやさんとか木像屋さんとかを冷やかしながらテクテク。
さっきのお寺のガネーシャ象の事があったので木像屋さんはちょっとマジメに見てみたけどそんなに心惹かれるのはなかった……ああさっきのガネーシャ象……。旅の買い物の後悔は思いっきり引きずりますよ?欲しいと思ったら、買え!!!
薬屋さんとかちょっとした食料品を扱う雑貨屋さんみたいなお店もあったり。このへんも地元向けっぽい。私のガイドさんは特に健康マニアみたいでしたが、ミャンマーの人は結構健康マニア多いようで、こういうお店で漢方みたいの買ってサプリメントみたく常用している方もそこそこいるようです。
で、日本の薬局と同じような感じで化粧品なんかもちょいちょい置いてあって、ふと気になって手に取ったのが100%ピュアなココナッツオイルでした。チープなボトルにたっぷり。何に使うか聞いてみたらヘアオイルとして一般的だけれども、若い人は今はこういうのではなくて、日本の整髪料とかを使いたがると言ってました。
バッキャロー!天然オイルの方がよっぽど贅沢だぜ!?
日本では一周回って天然モノが重宝される向きも最近はあることなんかちょいちょい説明。で、気になるお値段は500チャットだそうな。50円切ってるよ!買います買います!
飛行機で大丈夫かな~と封が切れていないか逆さにしたり振ったり念入りに確認するガイドさんと大丈夫だよしっかり閉まってるよ問題ねぇ!と言うお店の人とのバトルがしばし続き、私がそれに「取り敢えず袋に入れて密閉するんで万が一漏れても問題ないス!」と割って入り、ようやくお買い上げに至る。
あー、日本でも昔は椿オイルとかがメジャーでしたとか説明したんですけど、椿って何ですかという話になって。「えーと……寒いときに咲く花です……。」「じゃあミャンマーにはきっと無いですね……。」

IMG_9968.JPGじゃああとは普通に民芸品とか見てみる?ってことでテクテク。
さっきうまく説明できなかった中の構造ってこんな感じなんですよー。細長い建物が幾つも渡り廊下でつながっている感じですね。そう言えば二階には行かなかったなあ。
なんかたまたま寂しげなんですけど、もっとひといっぱいいますんで。
なお、ガイドさんはいっしょにずっと回ってくれてたんですけど、お買い物もぜんぶ通訳してくれたし、値切りも私が良いと言うまでマジでやってくれました。て言うか私がいいと言ってもやってたり。このへんのガイドさんのスタンスってひとによってなのか国によってなのか分からんけど違いますよね。

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左が中心に近い細々した通路。だいぶ内容が観光客向け。右側はメインの大きい通路。床もきれいです。思うに外周とこういうところではテナント代も違うのでは?だから中心部には高い物を売るお店しかないのかもとか推測。
この大きい通路あたりにくると、ポストカードとかマグネットとか持ったお子様にまとわりつかれるようになりますが、カンボジアの子供ほどのガッツはなかったっす。どこか控えめ……。
こういう子供が働いてんのどーよと言う意見もごもっともですが、ヨーロッパのジプシーの子供みたいに集団で観光客からカツアゲたりすったりしているよりは健全だと思うんですけどどうでしょうか。労働が規制されてしかも貧しかったら犯罪に走るしかないという……。
細い通路の一角で、ミャンマーは淡水真珠と翡翠と瑪瑙とルビーが特産品と言うだけあって、貴金属を扱っているところがありました。お店のひとが露骨にやり手ババア感満載でとても立ち止まれませんでした。

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このあたりがマーケットで買ったざっつお土産物的雑貨。
左は香木とかの彫り物を扱うお店で、彫り物はちょっとでも香木はちょっと興味あるよね……と言う方向けの細々。ブレスレットふたつと小箱をふたつで、14,000チャット。この香木は本物なんだからこれ以上はまかれない!とおばちゃん。まあ確かにいい匂いするね……。が、粘るガイドさん。おばちゃん、じゃあこの木のボールペンをつける!!イヤ、ボールペンは要らねぇなと思い、じゃあ小さいスプーンのほうがいいですと言ったら、おばちゃんはとても意外そうにスプーンだったら2本いいと。ボールペンの方がご当地的には高級品なのかな。
右端にちょろりと写っているのはまとわりついてきた子供から買った木のマグネット。三つで五ドル。もうちょっと値切れたか知らん。これは自分で交渉した。象のがかわいい。

右の写真の左の鞄ふたつは、ミャンマー人のガイドさんをして「大丈夫ですか?日本でこんなの使えますか!?」と心配せしめたもの。特に赤い方。ミャンマーの人から見ても「すごく民族的」だそうです。形はミャンマーの伝統的な肩掛け袋のシャンバッグなんですけどね。四角い袋と幅広の肩紐がついたシンプルなバッグです。
ドルとチャットの両方で値段を確認してレートを考慮して有利な方で値下げ交渉を開始するのですが、このお店は珍しくドル払いの方が安かったので、ドル払いで二つで11ドルで決着。
ガイドさんはぴったり10ドルまで持って行けなかったのをすげぇ悔しがってました。なんかすみませんね……。
どうやら他のお店よりちょっと高いお店だったみたいですが、デザインが他にあんまり無いような「民族的」なのを扱っているのでここのが欲しいのだったら仕方ないかなって言ってました。ええ、ここのがいいです。
ひとつずつきれいな不織布の袋に入れてくれて、これは珍しいらしくガイドさんもちょっと驚いてました。でも少し高かったからこれくらいしてくれて当たり前かも!とも。
あとミャンマー来たらロンジー買って履こうと思ってたので案内して貰っていちまいお買い上げ4,500チャット。紐がついてて外国人でも簡単に着られるやつにした。化繊のプリント物とかのがかわいいと思ったけど、刺繍でちっちゃい柄とかのほうが誰が見てもかわいいなって思うと言う事らしかったのでそういうのをチョイス。

そうバッグばかりも買ってられなかったんですけど、あとひとつ、黒いバッグは,5,500チャット。日本のエスニックショップとかで売られていそうな感じのつくり。東側の外周当たりにこういうモン族とかナガ族とか少数民族の刺繍やらキルティングやらの日本のエスニックショップとかで扱ってそうな品を置いてる店がたくさんありました。
最初に見かけたお店でこのバッグ買っちゃったんですけど、もっと凝ったのやデザインも使い易そうなの大小様々扱ってるお店が出口付近に多数……しかも日本で5,000円オーバーしそうなのが2,000円切ったくらいの値札がついてました。うわあ。ここから多少は値切れる筈。
初日だったのでまだ買い物する機会あるからいいやとスルーしてたんですが、私が行った当時は言ってもおしゃれ雑貨屋とかはなかったので、エスニックグッズ見たいと言うかたはマーケットでじっくり見といたほうがいいかと思います。民族っぽいけど形が現代的なバッグはミャンマーの若者的にもイケてると最近少し人気があると言ってました。

IMG_9984.JPGちょっとピンボケてますけど、道路渡ったニューマーケットの外側はこんな感じで、おばちゃんたちが野菜や果物、かんたんな調理品を売ってたりします。活気あっていい雰囲気。
日本人はみんなマンゴーが凄く好きですよねってガイドさんがマンゴー買って分けてくれました。うわーい。マンゴーには品種によって宝石の名前がついていて、いちばん高いのがエメラルドだかなんだかだって聞いた気がしたんですが忘れてしまいました。たぶんアルフォンソマンゴーの事だと思う。そのへんは殆ど輸出用だそうです。
 

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R0014453.JPG写真はヤンゴンの街角。割と活気あります。
そういや今日テレビでヤンゴン市内が映ったのですが、母が「あら都会なのね~」。私も行くまでどんな田舎か思いましたけど都会ですよ……。この写真はちょっと車通りとか少ないところです。道とかはあんまりよくない感じもするけど。

そんなワケで、独断と偏見に満ちたミャンマー事情第二弾!2011年6月現在のいち旅行者の話として、お遊び程度にご覧いただければ。
ガイドさんからいろいろ聞いたんだけど、なにぶんハードスケジュール過ぎてグロッキーで、きちんと日記メモまとめられていないのでもう思い出したりした順に書きますので、バランス悪い配置になること請け合い!!今回、思い出したのは、

・ミャンマーの最新(?)美容事情
・あなたの着ている服は結構な割合でメイドインミャンマーかもしれない
・ミャンマーは女性社会!?
・お茶目すぎる軍事政権
・日本車ラヴ☆
・貯金とか財テク話

などなど、結構盛りだくさんで。興味がございましたら「つづき」からどうぞ~。
 

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IMG_0006.JPGさて夕方になりまして、ヤンゴン市内観光のハイライト、シェダゴンパゴダに向かいます。
画像検索してみますと、真っ青な空を背景にそびえる金色に輝くパゴダの絵が見られる事でしょう。雨期なのである程度は覚悟してたんですが、私が向かう頃には大雨になってきました。
まー……それはそれってことでぇー。(写真はパゴダの中にいたねこちゃん。かわゆい……。)

R0014465.JPGパゴダは小高い丘の上に立っていますが、外国人向けの入り口からはエレベーターでいっきに上に上がるようになっています。上がったところでお供え用の糸に通したお花を買いました。(ちょっとボラれた模様。)
なんかきれいなつくりのお花です。しかも夢のようなあまーいいい匂いがします。この写真見て思い出したけど、ガイドさん親指にリングしててかわいかったんだけど、親指にするのがメジャーなのか何か意味があるのかきいてみればよかったな。
パゴダは暗い雨空にもピカピカと輝き、敷地の床はすべて大理石。ああなんだかすばらしい。しかし雨があまりにもひどいし、大理石はモノによってまったく踏ん張りが利かない程に滑りまくり裸足ですからね!お寺は裸足!こういうところで響くんです!一度敷地内にたくさんあるお堂に避難して、ガイドさんとゆっくりお話などしながら過ごす。
結構、我々以外にも家族や友人同士、夫婦もしくはカップルなどで和やかに座って談笑している方々が多数。お弁当を食べている方まで。
IMG_0020.JPG行きにはお弁当を片手に仲良くてをつないで歩くカップルも見ました。仕事の帰りに待ち合わせてお寺を詣でてそのまま境内でいっしょに晩ごはんを食べる……と言うのも決して珍しい事ではないそう。休日にはお弁当を持って家族でお寺へ、お参りの後、お弁当を広げて食事を楽しみ、居合わせた親戚と話をしたり昼寝をしたりといちにち過ごす事も少なくはないそう。寺デートに寺ピクニック。
IMG_9999.JPG本当に「お寺を詣でる」事が信仰でありレジャーであり生活の一部になっているのだなあと。
よくミャンマー行った方の感想で、日本人と違って信心深い!真面目!素晴らしい!と言う感想を見かけたのですが、必要以上に神聖視し過ぎているというか……私はそういうふうにはあまり感じなかったです。うまく言えないけど、信仰が人々の生活に自然に親密に寄り添っているのだなあとあったかいものを感じました。
ちなみに、この写真はお掃除ボランティア。自分の曜日のときにこのボランティアをすると特に御利益があると言う事で、だいたいお仕事の終わった夕方くらいに有志で交代で行うそうです。この日も雨でしたがこの通り。

IMG_0012.JPG私が夜のライトアップを見たがっているという情報も伝わっていたようで、お話などしながら7時くらいまで長々と過ごしました。
タイから伝わった翡翠の仏像を拝んだり眺めたり、ガルーダのところでは雨でビッタビタの地面に五体投地でお参りしたり、電飾の後背を背負った仏像を拝んで眺めたり、また座ってお話ししたりゆったり過ごしました。ゆっくりできたので、少しだけヤンゴンっ子気分が味わえたかな?
階段で滑って、首にかけてた一眼レフをぶつけないように高々と掲げ、リュックサックのショルダーに取り付けていたポーチに入っていたコンデジが地面にぶつからないよう身体にヒネリを加え、結果アバラから階段の角に転げ落ちるという、ダイナミックなコケ方をして周囲のミャンマー人の度肝を抜くと言うこともやりました。
なんかガイドさんだけでなく数人やってきて助け起こしてくれた。真面目にお参りした御利益か、着地後にもうまく滑ったらしく無傷でした。見た目には大理石にアバラしたたかぶつけたように見えたそうです。

聞いた話で面白かったのは、お寺には大小様々なパゴダがあるのですが、それぞれに寄進者が居て、古くなったときの補修などもその寄進者が行うのですが、財力がないと補修が出来なくなるのですな。或いはきれいに補修できなくなったり。
金箔を貼らずに金色に塗っちゃうとか漆喰でなくセメントをペンキで塗るとか……。
で、完全に補修できなくなっちゃうと別の人が補修してしまったり。なので、父ちゃんの代まで代々パゴダの管理をしてきたのに自分の代でダメになった……とか言われている息子さんたちもいらっしゃるのではないかと。いろいろ大変ですな。
暗くて写真きれいに撮れなかったのであまり載せないですけど、中央の金色で宝石のちりばめられた高いパゴダはもちろんですが、大理石の階段の模様やガラスモザイクの施されたお堂等々いろいろきれいですてきなところがたくさんありました。

そうして日は暮れ、パゴダがライトアップされます。
私の手持ちブレブレ写真では表現しきれませんが、紺碧の空に輝く金色のパゴダと言うのも美しく心に残りました。ああ幸せですね。
ミャンマー来てよかったなあとしみじみした最初の夜でした。
ミャンマーでも遠方からここまでやってくる方もいらっしゃるので、記念写真を撮っている人などもいましたよ!(写真の右下に!)
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IMG_0078.JPG本日のお宿はサミットパークビューホテル。そこそこいいホテルです。
ヤンゴン停電する事も多いけど自家発あるから気にしないでいいくらいにはいいホテルです。なんかホテル代今相当上がったらしいのでこことか結構高くなってそう……。
ガイドさんに晩ごはんはどうするか聞かれたのですが、完全に昼食が胃腸に居座っていたのでホテルにもレストランあるみたいだし適当にしますと。それに、私、今朝6時くらいにシンガポール着いてから更に時差もあって現在20時くらいまで一睡もしてないですからね。もう超お疲れですよ。
お部屋によっては窓からライトアップされたシェダゴンパゴダが見えるという話だったので、部屋の窓から無理矢理すみっこの方見たらガラスがゆがんでるくらいのはしっこにちらりと見えました。高いお部屋からはもっときれいに見えるそうですよ。

IMG_0076.JPGお部屋はこんな感じ。
なんか貧乏くさく映ってますが実際はもうちょっときれいな感じ。よさめなビジネスホテルくらいの雰囲気で、お部屋は広々。
びしょびしょだったので取り敢えずシャワーを浴びましたがあっついお湯がたっぷり使えました。冷房もほどよくきいててカラっとしてるし。ああホテル代ケチらなくてよかった~。
ホテルの中にレストランと雑貨屋さんが数軒あるようだったので、部屋の案内によると21時過ぎでも開いているようなので取り敢えず出てみる。
廊下ですれ違ったスタッフに「こんばんはマダーム」とか言われてしどろもどろと挙動不審になったりしながら1階へ。

レストランは一応表のボード見たけど、なんかもうじきオーダーストップみたいだったし、欧米人向けこてこてたっぷり系洋食みたいだったのでやっぱりパス。
雑貨屋さんは幾つかあるうちのひとつが開いていたのでのぞいてみる。値札を見る限り、市場とかより少し割高だけどセンスはいいかなと言う感じで、市場で見て気になってたシェルの小皿(12ドル)と瑪瑙?のブレスレット(12ドル)、鋳物のとかげの置物(5ドル)を買いました。シェルの小皿は今水晶のさざれを入れて眺めています。ふふーん。
ぜんぶ別々に民芸品の巾着袋に入れてくれた。おっしゃれ~。お値段なりのサービスだね。
おっちゃんが英語で何くれと話しかけてくれてだな……強制英会話がちとつらかった。特に明日はバガンに行くと言うと、バガンの歴史について語りはじめてだな……いやちょ待って紀元何年に誰がどうしたって!?聞き取れねぇ(涙)!!
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部屋に戻っておなかは空かないけど水だけだとちょっとなあ……あ、そういやマンゴーがあった!と言うわけで本日の晩ごはん(?)はマンゴーひとつ。皮は柔らかかったのでナイフ無かったけど備え付けのフォークの柄を当てて無理矢理剥いた。
日本に戻ってからトラベル用のナイフを買いましたとも!
はーそれではおやすみなさい……。明日は朝一の国内線で移動のため6時出発です。
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そういや先日、ミャンマーの国内線がヘーホーで落ちてましたね。←いきなり嫌な話題
乗客の子供(たぶん子供なのでシートベルトでの固定が甘かったものと思われる)とたまたま下にいたひとと二名亡くなったようです。しかし上から落ちてきたものが当たる確率って相当レアなので、この方相当運悪かったと思います。
私はヘーホーには行ってないんですが、今はどうだか知らんですけど、当時はミャンマーの国内線ってすべからく経由便と言うか。直通で目的地に行く便はなくて、ヤンゴン・バガン・マンダレー・ヘーホーと四つの主要都市を環状線のようにぐるぐる回るスタイルだったのです。帰りはバガンからヤンゴン帰るのにマンダレーとヘーホー経由したので厳密には空港には行ったことがあるんだよ?停まる時間そんなに長くないのに降りちゃうひとが結構多いのもびっくりしました。停まってる間は自由に出入りできてしまいます。
しかもだいたい同じ時間に民間のエアー3社と国営のエアー1社が飛ぶと言う。機材トラブルが多いので(たぶん機材が全部中古)、すぐに乗客を振り替えられるようにこんな飛び方をしているらしい。どんだけトラブル多いねん!

今日はそんなミャンマーの国内線に乗ってバガンへ行くのです。
ちなみに今回、わたくし、エアカントゥーザ(*)と言う会社を利用しました。私の持っている地球の歩き方ミャンマーには載っていない航空会社です。この当時の4月に営業を開始したとか。
この航空会社は少数民族の経営者で結構今イケイケのグループみたいなのですが、銀行も経営していたので、「銀行が駄目になったから航空会社になるんだ」と言ううわさが流れプチとりつけ騒ぎが起こったそうです。あと、地球の歩き方には「国営の航空会社より民間の航空会社のほうが信頼できる」と書いてありましたが、ガイドさんは「国営の方が空いていればそっちのほうが確実でよかったんですけど」て言ってて、あらあら実態は違いますなと思いました。
で、私、この旅行もともとは満席が出ていたのですが、満席だったのはミャンマー国内線で、この新しい航空会社の便が出来たので急遽オッケーが出た次第。

R0014492.JPGおは……おはようございます……。2日目にしてヨロヨロ。
何だかぼんやりしたままチェックアウトです。朝食など始まるぜんぜん前なのでミールボックスを渡される。リュックを背負ってミールボックスを大事に抱えて車に乗り込みます。別にそんなに大事だったわけではないんですがなんだか大事そうに抱えてました。ぼんやり。ガイドさんは朝から昨日の続きかと言うくらいハイテンション。辺りはまっくらですけど。
ホテルのいりぐちの写真撮ってない!と思い出すのが遅く、車窓からブレブレの写真を撮って終わる。夜チェックインして暗いうちにチェックアウトしたので、私はサミットパークビューホテルの外観がよく分かりません。泊まったのに。ついでに向かいにあると言うパークがどんなパークなのかも分からないよ!割と立派なホテルですが。
空港までは30分くらいですが着くまでの間にしらじらと夜が明けていきます。アジアの朝の風景ですね、と言う感じで……でも結構、街中は通勤ラッシュとかありそうな感じがします。
無茶な乗り合いしてるトラックとか、頭に荷物載せて歩いているひととか……そういやバイクを見ないなあと思ってきいてみたら、
軍のえらいひとの子供がバイクで事故をして
それからヤンゴン市内でバイクは禁止になりました。」
とのこと。……うおーい!親バカですか!?
この子供さんは大怪我しただか死んだだかだったと思いますが忘れてしまった。何にせよ、えらい人の息子ひとりの事故をきっかけに「尊い若者の命が事故で失われるのを防がねば!」とかそんな話になったのかどうかは知りませんが、一気にバイク禁止とかなかなかお茶目さんですね軍事政権☆

空港到着。ドライバーさんとはここでお別れなのでヨレヨレしながらチップを……渡しそびれそうになりあわあわしたりしました。チップをスマートに渡す方法を誰か教えてください……。
国内線の建物は国際線とは別で、天井の高い平屋の建物でした。そして薄暗い。そして雑多。こう……古い船着き場みたいな雰囲気だね……。
あのう、チェックインカウンターはどこでしょうね?みたいな。仮設にしか見えない簡素なカウンターもどきでチェックインして、これまた仮設にしか見えない簡素な手荷物カウンターもどきで航空券を見せながら荷物を預ける。保安検査もなんか相当ざっくりした機械でやってました。荷物、床に置いたままですけどいいの?尚、席に差はないけど、外国人の荷物にはプライオリティとか札をつけてくれる模様。複数の航空会社が同じ時間に飛ぶためか、航空会社のマークの入ったシールを目立つ場所に貼れと指示されました。
待合室も冷房はきいてなくて、やはり薄暗いです。床がコンクリート打ちっぱなしだから余計暗く感じるのかな?ちなみに私はガイドさんも一緒に飛行機に乗ります。
スルーガイドにしておかないと途中で英語ガイドしか手配できなくなるかもしれないと言われたから……しかし、結果的にそうしておいてすごくよかったです。
待合室で相変わらずハイテンションなガイドさんと話しつつ、ホテルで貰ったミールボックスを開けてみる。パンとバナナでした。結構待ちますから今のうちに食べるといいですよ~と言う勧めに従ってモサモサする。見た目よりはおいしい。見た目はすごいパサパサしてそうだけどそうでもなかったという。そして珍しく写真を撮っていない。
ミャンマーの国内線は機材トラブルによる振り替えも多いし、ぐるぐる移動していてどこでトラブルを起こして遅延するか分からないので早くに乗客が揃った場合には早めに出発することもあるらしい……てなワケで、国内線でも2時間以上早めに空港に到着しておかないと安心できないのです。
そのうちに、建物の出口で係員の人が何事か呼ばわりはじめました。
…………え?放送とかしないんですか?
人が大声で呼ばわると言う原始的搭乗アナウンス。しかもよく聞こえない。
分からないなりにガイドさんがちょっと様子見てきますね~って言って、きいてきてくれました。エアカントゥーザはまだのようです。しばらく話していたらまたなんか微妙にざわざわしはじめて、出入り口に近い方から少しずつお客さんが立ち上がり始めました。なので、ガイドさんが再び確認に行ってくれました。
…………搭乗だそうです。
ぜったいぜったいぜったいぜったい告知がなかったね!分かんないねコレ!!もうホントひとりじゃなくてよかった!マジよかった!!!
建物の外に歩いて出て、飛行機までてくてく歩いて行きます。シェムリアップの空港(2009年当時との比較)よりは大きいかなあ。まあ飛行機いくつも着てますしね。

R0014496.JPGR0014495.JPG
プロペラ機だ~。揺れないといいなあ。……結果的にお天気も悪くなく揺れませんでした。
簡単な軽食まで配られる。あのう、さっきミールボックスのパン食べたばっかりなんですけどね……。またもさもさ食べる。まあまあおいしいっす。
機内情報誌みたいなのもあったりしましたが、中身は英語でした。まあ乗ってるの殆ど外国人だからそうなるんだろうな。巻末についてる星占いをガイドさんとふたりたどたどしく読んでみたりする。ミャンマーでも義務教育の間に英語を勉強するそうですが使う機会が少ないのであまりしゃべれる人は居ない模様。これからは違うかもね~。
眼下の景色は緑がいっぱい。アジアに来ました感満載です。

R0014498.JPGバガンまでは二時間ほど。すぐに着きました。
また空港をてくりてくりと歩いて建物へ入ります。途中で写真とか撮ってもぜんぜん怒られませーん!前評判では空港の建物内でカメラとか出すと怒られるとかもきいてたんだけど、この頃から既にこう、雰囲気が柔らかくなりつつあったのかもしれませんね。
そして本当に本当に今この旅行記を書いてて気付いたんですけど、飛行機がエアバガンのお下がりですね!と言うことはお下がりのお下がりですね!なかなか……イヤなかなか……もちろん使えるから使ってるんだろうけど……。そしてペイントも間に合わないほどの見切り営業開始か……。
R0014502.JPG路上に珍しい感じの虫を発見してパシャリ。←表現が古い
なんか触ったらヤバそうな虫?とか思ってたんですけど、これもごくごく最近ダニで人死にが出る事件で取材を受けていたダニに詳しい大学の先生がダニと言ってもいろいろな種類のがいるんですよぅ~とうれしげに見せていたうちのひとつがこの虫で、ダニだったのか~と知りました。デカいです。血は吸いません。割ときれいだと思う私の感性は変でしょうか。
いったいダニでどれだけの文字数を食うんだ!!取り合えずようやくバガン着。

*エアカントゥーザ:間違っています。air KBZ、エアカンボーザというのが正しいカタカナ表記。2014年2月にググって私は初めて気付いたのであった。ガイドさん、ぜったい「カントゥーザ」って言ってたもん・・・・・・!

 

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ちょっと最近のライトノベルふうのタイトルにしてみました(でも若干方言ちっく)。
……違うって?私の勝手なイメージなのでご了承下さい。
ともかくまだだらだらとバガンの空港の話をします。

空港の建物に入るとすぐセキュリティチェックのようなカウンターがあり(と言っても進行方向に平行に長机並べて人がいるだけなんで混んでるとき全員チェックできるのか謎)、ガイドさんとかが身分証を見せているので私もパスポートを慌てて出そうとしたら、
「あ、外国人はいいんですヨー!ミャンマー人が疑われてるんですね(笑)!!
イヤイヤ、アンタそんな大声でいいのかい!?しかもいい笑顔で!!日本語分かる人が殆どいないからでしょうけどえらいぶっちゃけますな!つーワケで、外国人はチェックされないけどミャンマー人はチェックされるセキュリティチェックを通過しました。
反軍事政権とか少数民族問題とかいろいろあるのでこういう体制なのでしょうね。
しかし……私のガイドさんはもしかして結構、豪快な方なのでしょうか!?

後で車乗ったときにもう少し詳しくこのときの話を聞いて、それから見せてくれるというので身分証も見せて貰いました。で、書いてあることとか教えて貰ったんですけど、ミャンマー人の身分証明書には自分が「どの民族の血を引いているか」が記載されています。「どの民族か」ではなく「どの民族の血を引いているか」です。つまり、お父さんがA民族でお母さんがB民族だと、その子の身分証のその欄にはA・Bと書かれます。この子が成人してC・D民族の血をひく方と結婚をして子供をもうけると、その子の身分証の欄にはA・B・C・Dと書かれます。
ところでミャンマーはハイパー多民族国家です。そして最近では民族問わず婚姻も当たり前。私は素朴な疑問をぶつけてみました。
「……この枠に収まらなくなることはないんですか?」
ガイドさんの同僚でこの枠がハイパーミクロン単位の文字でめいっぱい埋まってるひとがいるそうです。なので会社でもこの人がこの中に無い民族の人と結婚したらどうなるのかな!?と言う話をしたそうな。取り敢えず、現時点で分かっていることとしては、この欄に書き込む文字がどんどん小さくなる、と言う事のみです。

さて、空港の雰囲気はヤンゴンと似たり寄ったりです。待合いに小さいお土産物屋さんがあったのがちょっと違うくらい。ガイドさんに荷物を見てもらってその間におトイレに行って戻ってくると、ガイドさんがちょっとちょっと見てください!!と。
なんだか周りと頭ひとつ抜けてすらっときれいな美女がおります。ほうほう。
「今ミャンマーでいちばん有名な歌手の人です!」
ほうほう。一緒に写真を撮りましょう!とぐいぐいのガイドさんに押されて一枚。
ちんちくりんの日本人とのツーショットで申し訳ないがこれが「2011年当時ミャンマーでいちばん有名な歌手の人」です。ガイドさんは後でこの写真下さいね~と言っただけで一緒に撮りませんでした。なんで!?
R0014503.JPG
理由は「恥ずかしいから」だそうです。だいたいのミャンマー人は恥ずかしくて話しかけられないそうなので芸能人がフツーにいてもあまり問題ないんだそうな。
昨日、ボージョーアウンサンマーケットのレコード屋の店頭にいたのも有名なシンガーソングライターだと言われたしな。さっき空港のロビーのテレビでプロモがエンドレスでかかってたので有名なのは間違いないけど普通にいた。
彼女が有名なのは、国営テレビのオーディション番組で勝ち残ってデビューした人だからなのだそうです。オーディションの様子が何週にも渡って放送されて視聴率もバリバリ高かったのでみんなよく知っているんだそうで。
そういや、アメリカさん発信でアジアでもオーディション番組流行ってたねえこの頃。日本ではやんないのだろうか?て言うか、国営放送=軍事政権、結構やるね!!
と言うわけで、ちゃんと軍事政権は国民に娯楽も提供しているようです。ふむふむ。それだけで結構、へぇ~な感じがするのは私だけでしょうか。

最早、アジアの観光地ではお馴染みのハイエースで移動です。ドライバーさんも民族衣装っぽい制服で雰囲気を出してくださっている模様。そしてやっぱり空港の建物の外観は一昔前のデカい中華料理屋みたいだなあ……。
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