K子の旅ログ ミャンマー旅行 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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……とか言っちゃってんですけど、実はメンドーなので全部ぱごだぱごだ言ってるんですが、パゴダは仏塔のことなんです。仏舎利を納める施設ですね。形骸的でホントには入っていないこともありますけど。で結構私行ってんの寺院なんですよね。
なので、寺院はパゴダではないっつーか寺院の中にパゴダがあることもあるっつーかまあ……まあ……いいか……。

アーナンダ寺院のすぐ隣にこじんまりとした元・僧院である、アーナンダ・オーチャウンがございまして、車はそのままに歩いてそちらに向かいます。

赤っぽい煉瓦造りの建物。
こじんまりですが、中に雨水がたまらないように排水する樋があったり(左)、レリーフが凝ってたり(真ん中)、と外観もなかなかすてきなのですが、メインはこの中にある彩色壁画!
普段は閉まっているようですが、我々が到着すると遺跡番のおいちゃんがどこからともなく現れて門を開けて電気をつけて中が見られるようにしてくれました。
歩き方にはチップを渡すよう書いてありますが、小銭がないのでガイドさんが例によってキットカットを渡す。中は蛍光灯が等間隔でついていてよく絵が見られるようになってました。
……撮影禁止なので写真はありません。
珍しくここは保護する気があるようです。
まあ、他はアレだけ上塗りしまくっちゃってますからね!そら貴重でしょうよ!
日本の中世とかの絵巻物とかと同じような俯瞰かつ同じ絵の中で時系列が進んでいくタイプの絵で。戦争の様子とか宗教と言うより歴史っぽい印象を受けたのですが、歩き方には「王と仏陀の生活について描かれた壁画」ってなってます。
「王の生活」のあたりを私が良く覚えているのかな?割とパッと見ると雰囲気も色彩も日本の昔の絵みたいなんですけど、何気にヤシの木とかあるのがやっぱり南国の絵だなと……。
ちっこいところですけど、ここはなかなか一見の価値有りだと思います。どうせアーナンダ寺院はたぶん殆どの人が訪れるでしょうからついでにいかがでしょうか。
……あ、なんか私、旅行ブログっぽいこと書いてる!!
 
続いて車に乗りまして、タビィニュ寺院へ向かいます。
ここは、12世紀半ばにアラウンスィードゥー王によって建てられたとのこと。バガンでいちばん高い寺院。タビィニュってのは全知全能って意味らしい。さっきのアーナンダ寺院より100年くらいは後ってことになるのか。
向かうと言っても、オールドバガン内の主要な遺跡は車で効率よく移動すれば数分~15分内くらいで異動できます。まあやっぱ車がいちばんいいかなって感じですね。

到着。ここは建物はいる直前で靴脱ぎました。イマイチこう、敷地内外の境目の感覚が分からんな……。こちらにはこんな感じの仏様がいらっしゃいました。

なかなか安定感のある柔和な感じのスタイルであります。それから回廊をひとめぐりテクテクと。例によって同じような構図ばかりの写真。

なんかここもこういや~にきれいに白く塗られている感じがしますね。なんかきれいなタイルとか貼られちゃってるところもあるし。とか思いつつ、きょろきょろしながら歩いていると……

やっぱりかー!!!
ここも元々は内部にはきれいな彩色がされていたようです。幾何学模様のようですね。
あのさ~どっか日本の大学とかがさ~研究対象とかにして復元とかしたりしないかな~きれいに剥がしたら中に残ってるんじゃないかな~。勿体ない~。
でも、地元の人にしたら千年の昔から絶えずずーっとお寺として詣でているわけだからそらまあ、リニューアルもしちゃうし、昔みたいに有力者が無理矢理お金と人使ってやるワケじゃないからそうゴーカにもできんわな……。
それにガチガチに保護されちゃうときっと今のような地元の人が普通にお参りしている姿とか見れなくなっちゃうのかもだし、これはこれでいいのかもね。形あるモノいずれはなくなるみたいな……。←なんかこういうときもっといい四字熟語とかあるんじゃね?

そうそう、だもんで遺跡なんだけど、なんかこう飾らない風景と言うか、生活感溢れる感じも垣間見えるのです。
 
お土産売りの人とか遺跡番の人とかが出勤してきて置いた自転車とか。お寺の庇の下なら雨降っても濡れないもんね!あと、バガン名物の砂絵はその場で作成しつつ観光客に売ると言う、時間を無駄にしない方法で商われているようで、作ったものを並べて乾かしてたり。
砂絵は若い男の人がよく売ってたね~。子供はポストカード。写真のものか、あとは子供の絵っぽい印刷を自分で塗り絵したやつとかを売ってました。
子供は両替もよくやってた。ドルだと地元の人はお金として使えないそうなので、チャットが余ってたら変えるよ~と声かけてきてました。これなかなかいろいろと頭回らないと難しいと思う。だいたいのレート考えてないとできないし、かと言って持ち合わせとか今の現金の必要度に応じて駆け引きも必要だしさ。
遺跡によってすごい観光客多いところと、人があんまり来ないところとあるんだけど、どういう感じにこのひとたちは住み分けてるんでしょうね。なんかこっちは俺のシマだ!みたいなのはあると思うんだけど。

でもまあ、総じてそんなにしつこくはないお土産売りの方々なのですが、来てすぐはあんまりアピールしなくて、帰りがけにちょこちょこっとアピールしてくるんですみなさん。
その姿勢は正しいと思う……。来てすぐには買わないよ。
がここで、珍しく砂絵を売っているお兄さんが積極的に売り込んでくる。

ガイドさん「欲しければ値段をきいてみましょうか?」
私「……じゃあお願いします」
お兄さん「20ドル!」
ガイドさん「……高いので他で買ったほうがいいですねぇ」

あっさり車に乗り込むことにする我々。お兄さん車のフロントガラス越しに10!と提示。

ガイドさん「10ドル!?それだったらすごく安いです!

と言うワケでひとつお買い上げ。仏足のデザインだと思います。元は宗教画なので。
これ全部砂絵です。こまかーい。
 最初は外国人受けしそうなドラゴンの意匠のものなどを見せてくれましたが、なるべくトラディショナルなデザインのがよいと言うとこんなんを見せてくれましたので。
 これまでのガイドさんの経験からすると大体は15ドルくらいで決着するそうです。

 
ところでこの寺院、「バガンでいちばん高い」だけあって近くからだと全貌がよく分かんない。
そこで少し離れた後、ガイドさんが車を停めてくださる。道路脇のなんかの遺構を昇っていきます。写真ではイマイチ伝わらないけど結構アクティブさを要求された……。
 
これなんだろうな?城壁とかにしてはきちんと階段になっているような、人が昇るための段差でもないような……そして何故私はそういうことを現地で聞いておかないかな!
上の方はなんとなく煉瓦が残っているくらいでただの獣道状態。

ここからならかように全貌が見られるというわけ。記念写真スポットだね。
こうしてみるとすごい高いのがよく分かります。立派ですし。流石全知全能。

タビィニュ寺院以外にも見回せばやはりパゴダだらけ。
乗ってきた車を見下ろすとここも結構高いな~って感じです。

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続きましては、シュエサンドー・パヤーに向かいます。
実はこのパヤーてのがパゴダです。……パヤー?パゴダじゃないの?
仏塔をミャンマーではパヤーと言い、そのパヤーを無理矢理英語読みにするとパゴダになるそうな。最初からパヤーでええやんか!パヤー!
そんなワケで今までさんざんパゴダパゴダ言ってましたが、ようやく本当のパゴダ(パヤー)に行きますよ。1057年の建立。バガンが栄えた時代の最初期に作られたぱやーだそうです。


この階段を上ります。
(思わずサムネイルを使用せず原寸の写真を貼り付けました。)
(しつこいようですが、他のすべての写真もクリックすると大きくなります。)

寺院とぱやーのもうひとつの違いは中に入れるかそうでないかですね。
ぱやーは中には入れません。なので昇ります。アホみたいな階段です。その上、高いので風も強くなってきます。ちなみにこのぱやーにはブッダの遺髪が入っているそうです。でもそんなんどうでもよくなるような階段です。
 なんでこんなん昇らなあかんねん!と言うところですが、昇りきったならば……
 
……ハイ、満足であります。

これを見るためにミャンマーくんだりまで来たんですぅ~。←くんだりとか失礼
まあ私の写真じゃイマイチ感動は伝わらないでしょうけど、私が感動したのでよいのです。
あっちもパゴダ。こっちもパゴダ。緑の畑の中に赤い煉瓦のパゴダが点在しています。この風景。なんかこれが見たかったんです。
クレアトラベラーで写真を見て、なんかこう、「なんじゃこら!よく分からんがこれは是非自分の目で見てみたいぞ!」と衝撃を受けた風景なのです。感無量。


 
記念写真も撮ります。

……微妙に腰が引けています。
だって、通路1メーターくらいしか幅無いし、手すり(?)みたいな飾りは膝より低いし、風がびゅーびゅー吹いてるし、高いんですもの!腰もひけるわ!!
ちなみにここは朝夕サンライズ・サンセット観光に人気の場所であります。
ひとしきり感動したり悪ノリ記念写真(身体を乗り出して合成写真風の写真を撮るなど……怖いんじゃなかったんか!)を撮ったりしたら、さて次へ行きますか~と。

あ、そうか、コレ降りるんだった。

一応、90度では無いことが分かります。限りなく壁に見えるけど。
その上、ガイドさんが「あ、そうだ、階段降りるところ写真に撮りますからちょっと待っててくださいね!」て言ってくれたので、ここでしばらく待ちました。怖いよ。
 
そんなワケで私がえっちらおっちら階段を下りているところを撮ったくださったいちまい。

どんだけ必死だよ!!(手すりへのつかまり具合)
 しかしまあ、アンコールワットのときも思いましたけど、遺跡観光は若くて元気な内にしておいた方が良いですな!!!

ところで、この急階段を降りきったところで、どこからともなく珍しく物売りの子供たちが結構ワラワラとやってきてですな。やり過ごそうと思ったんだけど、ひとりなんかエラく個性的に塗り絵したポストカードを売りつけようとしてきた子がいましてね。
子供が描いた絵ふうの印刷を塗り絵したポストカードですな。
微妙に気になったので買ってしまいました。
 
今思うと、単に色鉛筆の揃いが悪いんだけど無理矢理塗ってみただけなのかもしんない。
しかし、あの階段をあと数段(つっても一段が大きいので結構ある)ってところで、子供たちがわらわら~っとやってくる様はちょいホラーではあります。カンボジアの子供たちと同じく、ショーバイもしてるけど大概は学校とかも行かれているそうですよ。

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たまにはまんまのタイトルで。
次はオールドバガンを離れて、ニャウンウーの街へ。ここにあるお寺……ではなくこっちもパヤーだね、シュエズィーゴォン・パヤーへ参ります。ここは街の中なので、オールドバガンの中の寺院よりも更にみんながお参りしてますって雰囲気。

 
こんな感じでお土産屋さんとか。
あんまりて言うかぜんぜん商売っけはなかったけど。
なんか袋に入ったアラレみたいなお菓子とか地味に気になったんだけど、帰りは急いでたし、行きもぜんぜん売り込まれなかったのできちんと見てないです。
カメラのフィルムとかSDカード売ってる屋台(?)みたいなのもあった。
そういやここで、ふと、ミャンマーにはお守りみたいなモノはあるか?ってきいてみたら、無いって言われましたよ。日本ではこんなのでぇ~と説明する。

あと、敷地内にあったこの謎の生物(?)の像がすごく気になったんだけど、何を象ったのか聞くのを忘れていました。コレ、何?


で、肝心のこちらのパヤーのお姿は……
 
とてもおきれいな立派な感じです。
日が傾いてきているので、午後のゆるくオレンジがかった光に黄金の塔がきらきらときらめきます。なんてすてき。ぐるぐる周りを歩く。

しかも、写真になんか金色の飾りみたいなのが映っているのがお分かりになるかと思うのですが、風に吹かれるとそれはもうなんとも言えない、シャラシャラ~と言う音がするのですよ。それが塔の周りにも塔の上にもたくさんたくさんあるのです。
青い空と金色のパゴダ、そして得も言われぬ鐘の音色……。
ま、行った私にしか分からんですけどねっ!←表現することを諦めた模様
いつまでもここにいたい感じです。しばし座り込んでガイドさんと話したりボケッとしてみたり。個人旅行の醍醐味ですな。こういうことしてるともう団体旅行はできんですわ。

鳩さんがいっぱいいて、餌を売っている人などいて、餌をやっている子供がいて、いいな~って言ったら、ガイドさんが餌を買ってくれました。
(鳩の餌を買う程度の小銭は超レアで、この手のモノはガイドさんが全部買ってくれた。)
 
三十路超えて鳩に餌やってよろこぶ残念なオトナの図。

さてさて、こちらのパヤーは二世代の王様に渡って建設された立派なものですが、王はパヤーに祈りを捧げるときに、直接パヤーを見ず、顔を伏せて地面に張った水越しのパヤーを見ながら祈りを捧げたそうです。角度とかがすごく計算されていて肉眼でははっきり見えない高いパヤーの先端がとてもきれいに見えるのだとか。
で、その逸話通りのちっこいくぼみがパヤーの麓にあるわけです。

ガイドさん「見えない人も居るんですけど、ぜひ、試してみると良いですよ!!」
私「え~、私、だいたいそういうの見えないんですよね~。」

くぼみのところにくると、近くにいたおばあちゃんがくぼみにペットボトルの水を入れてくれて、更にそのペットボトルを風上に置いて、水面が波立たないように工夫してくれました。
おばちゃんに身振りでこんくらいの角度でいけ!とか指示されながら、あーでもないこーでもないと水面を見ることしばし……

あっ!見えた!すごい見える!!何コレ!!!

めっちゃ見える!なんでか知らんが、高い塔の先端が鮮明にそれはもうきれいに見えるんですよ!!飾りのひとつひとつまで!何コレ!!めっちゃすごい!!!確かにコレはすごく有難い感じする!!御利益ありそう!!
おばあちゃんも、そうだろうそうだろうすごいだろうって感じでうんうん頷く。
これが不思議と一度見えると角度変えても見えるんですよね。ずっと映ってたのに「見つける」まで見えてない感じとでも言うか……。

私「すごいですね!これはすごい!めっちゃ感動しました!」
ガイドさん「よかったですね、私、何度もお客さん案内してるんですけど、
1回も見えたこと無いんですよネ(笑)。」

…………な・ん・だ・と!?

私「やりましょう!私でも見えたんだから見えます!!

左から日本語で私、右からビルマ語でおばあちゃんに、ああだこうだ言われながら必死で水面に目を懲らすガイドさん。ガイドさんもおばあちゃんも私も必死。

……なんかひとだかりできてきた。
取り敢えず、おばあちゃんに後は任せて見守るわたくし。見守る野次馬。しばし……。

%&¥#$Q?!←ビルマ語?
見えましたっ!!すごい!!


その後、おばあちゃんにもビルマ語でなんかまくしたてるガイドさん。
なるよね!コレ見えたらそうなるよね!!
おばあちゃんにやっと見えたか、みたいなこと言われたそうです。
お客さん案内してきてよく会うらしい。どうやらおばあちゃんは近所の人で、ここに詣でる人にあのくぼみのうんちくを教えて見えるようにアドバイスする……と言うことをいっつもやっているみたい。別にチップ目当てとかじゃなく。
我々が大騒ぎしたせいか、この後、おばあちゃん大忙しになってました。

後ろで見てた人におばあちゃん改めて由来など説明し始めていた。

この後、私はもう一つ遺跡を見て、それからサンセット鑑賞に行くことになっているのですが、結構時間がカツカツっぽいらしくて、急がねばって感じになって参りました。

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続いて、サンセットの時間を気にしつつ、どうやら私のリクエストの中の「あまりひとけのないところ」に該当するらしい、ダヤマンヂー寺院へ向かいます。
何故ひとけがないかと申しますと、この寺院を建立した王と言うのが、自分の父ちゃんと兄ちゃんを暗殺して王位に着いたと言う方で。
後にそのことを悔いたのかこのままじゃ地獄に落ちるとビビッたのか、父と兄を弔うために立派なお寺を作ろうとした……と言うのがこのダヤマンヂー寺院。
しかしながら、寺院の完成を待たずして因果応報自らも暗殺により人生の幕を下ろす。
この王様、当時から今に至るまで絶賛不人気で、作りかけの寺院を完成させる人も無く、詣でる人も少なくすっかりさびれた雰囲気になってしまい、挙句には地元の人々の間では幽霊が出るという噂まで出回りひとけがないのだそうです。
……そんな寺院に日暮れ時に向かおうかと言うワケです。

いやあ、リクエストに忠実なチョイスですね!!

しかしながら、このダヤマンヂー寺院、よっぽど地獄に落ちるのが怖かったのか、気合の入った造りをしていて外観が優美なため外国人(たぶん主に欧米人)には人気があるようです。
まあ、あのひとたち、ヨソの宗教観とかホントどうでもいいっぽいですからね。気にしないんでしょう。アジアの寺院などで欧米人の団体さんとか、施設に入る前にガイドさんにめっちゃいろいろ注意されています。

まずは付近で車を止めて、全体像など見学。既にカメラ越しだと結構薄暗い。
 
で、確かに立派な感じ。ピラミッドみたいな形できれいです。基壇が五層になっているのが特徴だそうな。まあ大きいところはサイズだけでなくどこも造りも立派ですけどね。
あと他の大きなパヤーと離れて建っているのでいっそう目立つみたい。
畑の中の木が囲われているのは、牛さん(勤労されるほう)などが食べてしまうからだそうです。これはなにか作物とかではなくて緑化の為だそう。

時間がないとか言いつつ、カメラを持って向かい合ってそのまま写真を撮るとかちょっと遊ぶ。

私の後ろにちっちゃい遺跡みたいなのがあるのがお分かりになるかと思うのですが、ああいうちっちゃいこじんまりしたパヤーはもうホントそこらじゅうにあります。

ではではちょこっと車に乗って、内部の見学へ。
日暮れどきであることや、構造的に光の入るところが少ないことを差し引いても、確かにちょっとさびれた雰囲気が……。と言うのも、地元の人が出入りしている痕跡が少ないんですね。
お供えとか、お花とか、そういうのが殆ど無い。まったくないワケじゃないんだけど。
逆にそれでもここに詣でる人と言うのはどういう思い入れがあるのだろうか?
この周りの畑を耕作してるひととかかなあ。あるいはここでショーバイしている方々か。

なんか出入り口にあった穴の写真。気にしてたら、ここに木製の門があったか作ろうとしたのかもね?と言われているらしいてことをガイドさんが教えてくれた。

仏像。父と兄になぞらえて2体の仏様を納めたそうな。穏やかなお顔です。

でも金箔はお顔だけなのね……。
あと普通は台座にお参りした人が金箔貼ってたりするんだけどね。剥がれかかった金箔がところどころまばらに見えるのがなんとも……。

またしてもの構図で。闇が深い。
このときは我々以外には観光客もお参りの方もいらっしゃいませんでした。静か……。
しかしながら、お土産売る人はぼちぼちいたので、昼間は外国人とかそこそこ来るのかも?
続いてド定番ですがサンセット鑑賞に向かいますよ。……なんか薄雲ってるけど!

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続いてこの手のツアーではド定番もド定番のサンセット鑑賞です。リクエストしてました。
場所は昼間に行ったシュエサンドー・パヤーと言うのが高いのでこれまた定番なのですが、ガイドさんがもっとおススメの場所があるのでそちらに案内しますネ!とのこと。
そのときは名前聞かなかったんだけど、後で調べたところによると「セィンニェ・ニィーマ・パヤー」なのではないかと思われます。ガイドさんおススメの理由としては、

①シュエサンドー・パヤーより平野の奥にあるので視界により多くパヤーが見える
人が少なく静か

……分かってらっしゃる!!
確かにカンボジアでもラオスでもサンセット鑑賞ポイントと言うのは怒涛の人ゴミだったのです。さまざまな国の人々が同じ夕日を眺めると言うのもまた一興なのですが、そりゃあ静かにしんみり眺めるほうがよいに決まっています。

到着したら取り敢えず、時間がないので上へのぼらねば~って事で。
説明などロクに聞くことも無くわらわらと中へ。
ここに殆ど隠し通路くらいの細い暗い階段がありまして。遺跡番のおいちゃんにガイドさんが声をかけ、入り口の柵を開けていただいく。

中は窓とか一切ないのですごく暗い。そしてすごく狭いので、私・ガイドさん・おいちゃんの順にひとりずつ上る。ガイドさんの持つ懐中電灯の明かりを頼りに上ります。
この通路があったことと、大体の場所と、それから歩き方に出ていた姉妹寺院の写真などを見て、セィンニェ・ニィーマ・パヤーなのではないかと思ったのです。もし違ってたらすみません。

さて暗い階段をちまちま進み、中ほどで方向が変わるとぽっかり出口の明かりが。

面白いので記念撮影もする。
 
外に出ました。この外と言うのが、そもそも人が上がることを考慮してない造りっぽくて屋根!って感じで、飾り程度の縁とか手摺りも無い場所があって結構怖いです。でもそれがちょっと楽しかったりして。
西側のテラスのようになったところへ出ました。     
おお絶景かな絶景かな。……しかし雲が出てるね!

まあともかく日暮れを待ちましょうかと、ちょいちょい(アホい)記念撮影なんかもしたり。

あとはテラスの縁にガイドさんと二人で腰掛けてぽつぽつおしゃべりなどしながら、夕陽は見えなかったけれども、暮れなずむバガンの平野を眺めました。
遺跡番のおいちゃんも見慣れた景色だろうけれど、少し離れた場所で遠くを眺めていました。

ガイドさんが唐突に『長い間』(kiroro)を歌いだすので、「なつかしッ!」「日本の歌手ですよねネ!人気があるんですよネ!」「結構前に流行りました。」「新曲とかは出してないんですか?」「出してるかもしれないけど、あんまり流行ってないので、よく分かりません……。」とか言う会話をして、ガイドさんが軽くショックを受けたり。
(しかし東南アジアでのkiroro人気は堅いな!)

ところで、このパヤーの下に畑と道路がありまして。
畑の傍に止めた自転車の近くでおにーちゃんが何やらせっせと作業をしておりまして。よく見ると、畑で刈った一抱えほどの(推定)牧草を束ねて自転車に積み込もうとしている様子でした。何やらせっせとやってはいるんですけどね。
やってはいるんですけどぜんぜん束ねられない。
たった一抱えの牧草をひとまとめにして自転車の荷台に積み込もうかと、それだけなんですけどね。ぜんぜん終わらない。しばりなおしてみたり、手を止めてみたり……
まあともかく終わらない。
なんだか気になったので、ちょいちょい様子を見ていたんですよね。
どのくらい終わらないかって、私たちがパヤーの上に上がってふと気が付いたときにはにーさんもうそこで牧草を束ねようとしていたのですが、結局、私たちが帰る頃になっても終わってませんでした。少なくとも1時間近くは牧草をしばろうとしていたと思う、あのにーさん。
 
たぶん、牧草をしばるのって農家の人にしたらそんな珍しい作業でも難しい作業でもないし、あれが標準なんだったら相当効率の悪いやり方してると思うけど、そもそもここでは効率の良いやり方を見つける必要もないのかもしれない。
なんだか、あくせく夜中まで働いて最新のデジタルデバイスなんて手にしちゃって時々海外旅行もしたりする私と、そんでそういう生活に憧れてるけど海外旅行にも行けないしパソコンも持てないしでも日の出から日の入りまで日中は暑いからってたっぷりの昼寝休憩も挟んで牧草しばるのに1時間かかっても誰にも責められないような働き方してるにーさんと、どっちが幸せかって言うのはなかなか難しい話だなあと思いました。
あのにーさんがいきなり明日から私と同じくらいには裕福になる代わりに同じように同じくらい働かなければならないとしたらきっと幸せとは思わないだろうし、逆に私がにーさんと同じようにある程度のんびり作業してもいいし昼寝もできる仕事をしてでもにーさんと同じ暮らしぶりしかできなかったら幸せとは思わないだろうし……でもそれぞれ現状に満足してるかって言ったらそうでもないし。
これから、発展して一般市民の生活ぶりも大きく変わっていくであろうミャンマーですけれども、なんつーかこう、私とにーさんの中間のような着地点を見つけられるといいなあと思うのです。あるいはなんかこう新しい着地点のような。
日暮れとともに少し冷たくなった風に当たりながらそんなことを思った次第。しんみり。

で、にーさん、牧草は持って帰れたのだろうか。

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さて遺跡の屋根(?)で、見えないサンセットを鑑賞中の我々です。
(心の眼で見るのだァァァ!……ホント、天候に恵まれない。)

しかしながら、この後に夕食の予定もあるし、暗くなると真剣に足下が危険なのでそろそろ降りることにしました。薄暗くなったパヤーの屋根(?)の上をそろそろと階段へ向かう。

ちょっとつまずいて勢いづいたら下までまっさかさまじゃないかな……。
階段を降りて通路に出て振り返ると、おいちゃんが再び、階段へ続く通路の柵を締め鍵をかけているところでした。遺跡の番人と言う感じです。

さっき上でガイドさんにきいたのですが、やはり多民族国家のミャンマー、民族によるサベツとかもあったりしちゃうそうで。若い人にはあんまり気にしない向きもあるそうですが、年配の方々にはやっぱり根強く残っているそうです。
ここバガンに住む人々もその一部は、その昔、立派なパヤーを作った王族たちがその管理をさせるために異国からつれてきた奴隷に端を発しているそうで、差別の対象になることがあるようです。あからさまに避けるとか嫌がらせあるとかではなくて、
「もし私がバガンの男の人と結婚するって言ったらたぶん両親は反対すると思います」
って感じにガイドさんが分かりやすく説明してくれました。
そもそも好き好んでミャンマーの地にやってきたわけでもなく、とは言え、もうここに定着してから数百年経とうと言うのにそういったことがあるわけで。かといってもう還る地もなくこのバガンと言う土地に縛られているわけですよ。なんだか切ないな~と思いました。
またおいでと笑うおいちゃんを見ていると尚更切なくなってしまったので、いっしょに写真を撮りましょう、と言ってみたり。おいちゃんが言う前に、写真は現像してガイドさんに預けるね!と伝えてもらいました。喜んで貰えたようで良かった。
 
このバガンの人々のことはそれで内戦だなんだとか言うほど物騒な話ではなさそうなのですが、そこまで激しくないからこそ(観光資源という収入源があることも関係していそうだが)、なんだかかえって難しい話なのかなあと思いました。
あからさまに避けたりしないってことは、サベツとかいけないなってみんな分かってるワケですよ。でもいざ、自分の子供が結婚します!とか言うと反対しちゃう。こういう気持ちの根っこみたいなのはなかなか変えられないのかもしれんですね。切ない。
なんかなかったですかね?インドかどっかの人権派の政治家かなんかが自分のムスメが被差別対象と結婚すると言ったら反対しちゃったとかそんなの。エラくふわっとした記憶だな……。

<ここからは旅行時ではなく今の私の思うところ>
私がミャンマーを旅行した2011年6月時点ではまだこの民族を巡る問題はそんなにヤバイ局面でもなかったのですが今は……北部の方は大変ですね。
軍事政権的にも国としてのまとまりは軽視してはいなかったようで「民族みんな仲良く」みたいなプロバガンダは結構見かけました。なんかうまいことまとめらんないけど、こういうことこそ開けた国になりつつあることによって、他の国からいいアドバイスとか受けられるといいですよねって思ったりします。おせっかいな干渉はノーセンキューとして。

スリランカを旅行するときに、スリランカの内戦のことなんかもちょっと調べたんですけど、そのことを思い出します。スリランカでは主に北部をメインに分布するタミル族という少数民族が差別を受けたりして、武装蜂起して内戦になっちゃいました。もともとはエゲレス人様が紅茶栽培の労働力としてインドから連れてきた奴隷だそうです。
流石エゲレス様、これで後々まで遺恨を残すとはやってくれます。
その経緯を見ていると、鶏が先か卵が先かみたいな話ではあるけど、だんだん焦臭い流れになってきたのが先なのかどうなのかはともかくとして、公正なる多数決によりまずタミル族の被選挙権が剥奪されました。これでタミル族の人は国会議員を送り込むことができなくなり。その後、更に公正なる多数決によりタミル族の選挙権が剥奪されました。
……それはもう確かに武装蜂起しちゃうかな……。
って正直思いましたですよ。結果的にここまで来たら他に方法が思いつかんわ。
そう思った人は他にも居たみたいで、日本で当時この反政府勢力(……となるよね多数決的に)をサポートする団体もあったみたいです。
ちなみに、この内戦は政府軍がタミル族を一方的に制圧する形で終わっているので、私はまた再燃する可能性はかなりあるのではと思います。

多民族国家の問題を考えるとき、私たちの属する資本主義・民主主義的な多数決の世界は本当に正義なのか?甚だ疑問に感じるのです。

でも、今の世界の情勢というのは、資本主義・民主主義的なところに属しない国にそれを強要する流れがあるような気がして、それはイスラムと非イスラム的なるものの対立とかとかとも相まってうーん……と……だから、私ごときがちょっと旅行したくらいで何かが分かるわけでも変わるわけでもないけど、遠いと感じるところ=価値観の異なるところ、へ行ってみたくなるのかなあ、とか思います。特にまとまり無いけどそんだけ。

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この後はミャンマー伝統の人形劇を鑑賞しながらの夕食となっています。これまたド定番。
もともとつめこみまくりのスケジュールをどちらかと言うと押し気味にこなしてきたので、それはもうバタバタと移動。バガンにこの人形劇を見せるレストランは幾つかあるようですが、ガイドさんが鼻息も荒く言うには、今回押さえたところには去年の国内の人形使いのコンテストで優勝した人が所属している一流のところらしいです。ほう。
確かにどうせ見るなら一流の技を見たいものである。
でもまああんまりこの手の観光客向け演芸には期待をしていなかったわたくしです。

普通、こういうディナー込みのショーの場合、開場からしばらく飲み食いしてそれから開演って感じだと思うけど、私の場合は席に着いたらすぐ開演したので結構ギリギリだったみたいです。他のテーブルとかはもう宴たけなわ感ありましたね。
ごはんは伝統料理っぽいものの簡単なセットメニューでした。ごはんは普通のとココナッツミルクで炊いたものと選べたので、折角のでココナッツミルクのほう。ほんのりとした香りがあっておいしかったです。でも元気がないのでおかずをあまり食べれずごはんばかり食べました。
バテてたし暗かったので写真は撮っておりません。他のテーブルではなんかデカい海老とかのったバーベキューみたいなのを食しているところもありました。

で、始まった人形劇なんですけど……すっげ!!!!
ひとつの人形をひとりで操るタイプのものでしたが、生きてるみたいに人形が動きます。

改めて写真を見るとそんなに糸の数多くないようなんですけど、可動箇所はかなり多いような印象でした。指先も動いていたような……或いはそう見せる動きなのか。
中央の主役級の人形を操っているのが話題の国内コンテスト優勝のひとらしい。
 話としては「仲良く暮らしていた王様とお后様、しかしお后様が悪い人に攫われてしまったので、王様とお供の人が取り返しに行って、うまいこといってハッピーエンド」みたいな感じだったと思うのだけれど、言葉は分からないので(台詞か歌かはあった筈)、なんかウロ覚えです。
闘いのシーンや踊りのシーンなどアクロバティックでかなり素早い動きがあり、本当に驚きでした。人形に小道具持たせたりもするんだぜ!
 
闘いで攻撃を受けてふっとぶとか、人形が一度舞台からフレームアウトするようなときには、なんか人形遣いの人も回転したりかなり派手な動きをしていました。
人形遣いの人が見える仕様なのはわざとだと思う。心なしかナンバーワンの彼はキリリと客目線をキメているようなところがありました(笑)。
人形から目を離して客席の様子をうかがうような仕草が見られたのは彼だけで(カッコつけだけではなく客の反応を見ていると思われる)、他の人は手元の人形を凝視している感じだったので、やはりそこはナンバーワンの余裕なのかも知れません。
小道具を使うシーンで糸が絡んで道具がうまく離れなくなってしまうハプニングがあったのですが、アドリブで人間としてあり得る範囲で人形にちょっと大げさでコミカルな動きをさせて絡んだ道具を離してポーズを決めてみたり、なんかすごいすごい。
人形が高速で踊ったり戦ったりしているところなどはカメラブレブレでうまく撮れていないし、なんかうまく説明できないんですけど、ホントすごかった~。
どのくらいすごいかと言うと、欧米系のお客さんなどブラボーブラボー言うてスタンディングオベーションしていたくらいでした。こういう表現が豊かなところは見習いたい。

劇が終わった後は音楽隊の一部とナンバーワンの方などが客席を周り、人形と写真を撮りたいひとはいっしょに撮らせてくれました。撮らせて貰ったらチップを渡そうね!
私も撮らせてもらいました。人形がまるで小動物のようにしなやかな動きで寄り添ってくれます。近くで見ると尚更動きが動物的ですげぇ!!
飲み物代の精算などして外に出ると、音楽隊の皆様や人形遣いの皆様がちょっと一服したりしながらお話ししたり、バイクに相乗りして帰ったりしているところでした。
だいたいみなさん、他に昼間の仕事もあるそうです。

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さてゴハンも終わってホテルに戻る。結構遅い時間です。
元気ハツラツとはいかんまでもちょっと回復してきたかな~と思ったその矢先に……き、きたァー!(トイレへ駆け込む。)
もともとそんなにお腹強くないのでよく下すんですが、まあ、それだからこそよく分かる通常営業ではない感じの下し具合。ううむ……

1.落ちてたタマリンド食った
2.にやられた
3.熱中症の一環
4.民家で剥き出し放置のバナナ食った
5.民家で炒ったピーナッツ食った

…………心当たりがあり過ぎる!!!
再びグロッキー。荷物の整理もできずヨボヨボとベッドに倒れこみそのまま落ちました。電気はもちろんエアコンも全開でな!南国のエアコン全開はパネェですよ!?

そして、最終日の朝、冷え切った身体で朦朧とした意識で目を覚ます。
よろっよろで起き上がる。今日はまた例いろいろと不安な国内線でヤンゴンに戻るので、割と出発は早いです。
取り敢えずシャワーを浴びねばとよろよろとシャワーを浴びる。取り敢えず熱中症も腹も平気のようだが、もういかんせん体力が戻らないです。よろよろ。よろよろと荷物を整え身支度をするものの、まったくお腹すかないし、どちらかと言うと少しでも休んでいたい感じ。
イワラジ川が見えるオープン席でブッフェの朝食と言う素敵な予定があるにも拘らず!
ガイドさんが朝食の時間デスヨ~と私のコテージまで来てくださったのですが、どうやら無理っぽいです……と欠席。今思うと非常に残念なことをしたと思います。コーヒーだけでも飲むとかさ、すればよかったじゃん?

引き続き身支度を整え、少し休んで時間があったので、部屋の外に少しだけ出てみる。
芝生があり、早朝の爽やかな風が吹き渡る。どこからともなくお花のいい香りが漂ってくる。
ああそらもうこんなところで、雄大な川の流れなど眺めながら朝食を摂るのはさぞかしすてきだったことでしょうなあ……。
年若いまだ子供に見えるボーイさんが、モーニンとか声をかけてくれたので、よれよれと挨拶を返す。朝食は?と聞かれたので、ちょっと食べられないのよと言うようなことをよれよれと返す。これジャスミンの木なんだよ!とかって庭の結構大きな木を示される。
ほう、だからいいにおいがしているのか。言われてみれば白い花がついているし、足元にもいっぱい落ちている。ジャスミンとか結構大きくなるもんだな。
英語が出来ないので黙ってボケッとしていたら、両手を出すように言われたので言われるがまま手を出すと、両手いっぱいにジャスミンの花をくれました。
 
ふぉーゆーだってさ。私に?とか確認しつつ、有難うと返すと、バイバイって行ってしまいました。彼は地面に落ちた花からきれいなものをより分けて拾っていたようなので、本当はホテルで飾りとかに使うのだったのかもしれない。
体調不良でヨレヨレなんですけど、なんだか心がホンワカしたですよ……いいにおい。両手いっぱいのジャスミンの花、プライスレス。みたいな。←安っぽい表現だな!

しかし、このとき少年はちょっとした階段の下におり、私はその上におりまして。階段の下から私を見上げつつお花をくれる少年とかって、私が若くもっと美人ならなんかちょっと絵本か映画のひとこまのような光景になったのではないかなと言うような、ちょっといいお話っぽいでしょ!←自分で言ったら台無し
このお花、どっかで捨てろと言われるだろうな~と思いつつ、ひとつだけ別にして押し花にすべく本に挟み、残りは後でリュックサックの網の部分に入れたんですよね。外側の丸見えの。結局、羽田の税関まで通過しました。私も途中から帰るまで忘れてたんだけど、うーんアバウト。

時間になりましたのでバゲージダウンをお願いして(なあなあ平屋のコテージでもバゲージダウンでいいの?通じたけど。)、ロビー棟でガイドさんと合流。
いろいろ心残りはありますが、帰国の為にヤンゴンに向かいます。
細かいことですが、私はどうやらこのホテルに京都で買ったご愛用の柘植櫛を忘れていったようです。ミャンマー旅行以降見かけてないんですよ、無念。

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さて、本日の予定は国内線でヤンゴンへ戻り、ちょっくら市内観光をしていよいよミャンマーとお別れです。短いけど長かったっつーかまあたぶんに長く感じたのは体調のせい……それさえなければもっといたかった。まあ無理だけど。

ホテルから空港へは30分もかからなかったくらいです。2日間お世話になったドライバーさんとも駐車場でいっしょに写真を撮ってチップを渡してお別れ。笑顔の感じが良いなかなかの好青年でありました。彼も私も英語が出来ないのでぜんぜん会話してないですけどね!
私はこういうガイドさんとドライバーさんを頼んで、と言う旅行のときにはチップはあらかじめ用意してポチ袋とかに入れておくデス(途中で増やしてみたりはするけど場合によって)。なんか生現金渡すの未だ慣れない。皆様どうしているのかしら。
女の人とかだと割ときれいな袋とかはよろこんでもらえる印象です。和っぽいのとか。

チェックインの手続きとかはガイドさんがしてくれたのであんまり印象にないですけど、やっぱり行きと同じになんかユルーイ感じで、ホントに荷物とかだいじょうぶ?って思ったけど、考えたら、載せる飛行機間違えても行き先はみんな同じだ(「なんだかアバウトな国内線」参照)。

待合室はヤンゴンの空港よりもだいぶきれいでした。
ヤンゴンも国際線ターミナルはピカピカだったけどね。もしかしなくても国内線ターミナルも今はきれいになってるかな。やはり待合室は圧倒的な外国人率。まあたぶん物価水準からするとかなり高級な移動手段なのだろう。
でも単なる推測だけど、ミャンマー人と外国人とで料金違う気がするんだよね。
①スルーガイドにしてもそんなに旅費は変わらなかった
②外国人の荷物のみプライオリティ扱い
③機内食の軽食は外国人のみ提供されていたっぽい
……という点から。あとは飛行機が落ちたときの保険の金額とか違うのかも。いちばんはそれで、高い運賃貰うんでちょっとサービス良くしときましょうか、ってことかもしんないな~。
まあ、全部推測ですけど。
 
待合室はきれいだけど、やっぱり搭乗開始のお知らせとかはゆるーい感じだったので、うっかりすると乗り過ごしそうな感じはありました。 
 
今度の機材はちゃんとエアカントゥーザのペイントでした。側面はシンプルにKBZのロゴ、尾翼のマークがなんか格好が良い。確か仲の良い夫婦の神様をモチーフにしているとかそんなふうに聞きました。間違ってたらゴメンナサイ、いかんせんこの旅行、メモを何にも残していない。
ドキドキのプロペラ機だけれども、そう揺れることもなく順調に。

途中でヘイホー経由。(ここで落ちたのか、飛行機……。
ヤンゴンまで行く人やマンダレーまで行く人も普通に降りていっちゃいます。なので私も降りてみた。高地だということだけれど、確かに寒かった。霧もちょっと出てました。

空港のビルまで行って戻ってくる人もありました。たった30分くらいの間だったんですけど、殆どみんな降りちゃいましたね。給油もしてました。
ヘイホーを出てヤンゴンまでの間に軽食が出ました。

パンとお水とゼリーにご希望のお飲み物。パンは見た目よりかおいしかったです。
行きと違って全部にエアカントゥーザのマーク入り。
と言うか、今書きながら調べたら、airKBZ、カタカナ表記ですとエアカンボーザですやん!!でも私のガイドさん、完全にカントゥーザ言うてたし!!確かにBですけどそんなもんかと思ってましたやん!!そんなワケでここからエアカントゥーザあらためエアカンボーザと表記します。今更ですけど。そして今までのぶんは敢えて直さない!!
 
機内はこんな感じでゆったり。シートは掃除しやすいちょっと高級感ある合成皮革。
乗客が入れ替わるタイミングでCAさんが不織布のシートを外して、なんかシュッシュする抗菌スプレーみたいなのをシートにかけてフキフキしてました。ガイドさん曰く、他のエアラインではここまでやっているのは見ないので、丁寧だな~と言う印象だそう。CAさんは男性もいた。

ところで、なんでairKBZについて今更ググったかと言うと、最近どこかに旅行した折りに、バンコクかシンガポールか忘れちゃったんだけどどっか別の国の空港でこのマークの飛行機を見た気がしたからなのです。
国際線も運航し始めたのか?後で調べてみようっととそのまま忘れていたことを今思い出した次第。でもざっと調べたところだと、一応国際線免許はもってるけど定期便は少なくともないようだ。見間違いだったのかな~。でもな~。もやもや。
でも、ミャンマー国内線も私が行った頃よりずいぶんと充実しているようです。
今度行くことがあれば、行ったこと無いし、マンダレーイン・ヤンゴンアウトとか無駄が無くていいかもしれないなあなどと妄想。

三時間少しかかってようやくヤンゴン到着。最後の市内観光です。

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で、ヤンゴン到着。
出発まで引き続き車をチャーターしているので、一度市内まで出て、事前のリクエスト通り、スーパー立ち寄りと自由に市内を少し散歩させていただくことに。

ガイドさんの会社のビルの近くでなおかつ私の希望するスーパーマーケットに近いパノラマホテルで落として貰って一時間後にまたそこで拾って貰うと言うことで。このホテルは街歩きとかしたいならいいかもです。ロビーの雰囲気は日本のちょっと古い中級ビジネスホテルって感じでした。
スーパーはルビーマートと言うところ。外観とか写真取り忘れたので袋の写真。余談ながらこの袋がなかなか丈夫で、しばらくの間、スーツケースに入ったまま旅行のお供となっていた。
スーパーではチャットしか使えないので、だいたいこんなもんを買いたいと伝えて適当にまた両替して貰いました。荷物出来るから後にすればいいのにまずはスーパーに入る。
すみません、先に言っておくけど店内の写真はありません。
店の中の写真撮るのはヨシとしない向きもあるしまあそれも理解できるしなんかいろいろと面倒なので・・・・・・小さい店なら、お店の人にきいてとるとかできるけどさ。

大きめのビルの一階から三階くらいまでがスーパーになっていて、フロアごとにレジがあって精算する感じ。袋も無料となんとなく日本と同じような印象。
カートで移動できる段のないエスカレーターがあったけど、故障していたのか止まっている箇所があった。故障で止まっていても通行止めにしたりしないで止まったエスカレーターを使って店内移動させるアバウトな感じが良いですね。
一階が食品で、二階が衣類とかで、三階が他生活用品と電器モノとって感じでした。家電とかはちょこっと流してみたくらいだったけど、携帯とかパソコンのコーナーとか独立してちょっとかっこいい雰囲気になっていたのは今っぽいなと思いました。
電器モノは炊飯器とかあるのがやっぱお国柄ね~と思いました。日本製品があったかどうかは覚えていない・・・・・・覚えてないっつーことはなかったのかな。
印象的だったのが、コレ買おうとキッチン用品とか見てたとき。
(東南アジアでよくある例の弁当入れ。)
 弁当箱のコーナーにステンレス水筒とかがあったんだけど、タイガーだの象印だの日本の製品がザックザク!シールとかも日本語のシールが貼ってあったので並行輸入的なアレだと思われるんですけど。お値段も他のモノの倍以上でした。
でも置いてあるってことは需要あるんだろうね~。
ここではなんとなく欲しかった東南アジアっぽい弁当箱とあと↓買いました。

水晶のさざれをしいてアクセサリーを入れてるんですけど、本来は神棚と言うか仏壇的なモノに上げるものだと思う・・・・・・後でガイドさんに見せたら思った通りであった。でもなんかかわいくてつい。ホラ、日本に来た外国人だって意表なモノを気に入ったりするじゃない?これらで5,600チャットとメモしています。600円弱くらいか?
弁当箱は二段は確かにいちばん小さいサイズで、他にもっとたくさん段のあるものや、直径の大きなものがたくさんありました。いちばん直径が小さくて二段のものは3種類くらいあって、悩んで値段がまんなかのにしました。タイ製のようです。

   
続いて一階で。せっけんは深く考えずパッケージがかわいかったので買う。
職場の人のお土産にしました。でも実はマレーシア製だったんだけどね!
なんだろう、なんかハーブとかじゃないんだけど、「せっけんの香り」がすごく強いせっけんでした。泡立ちも良く使い心地抜群。後日、2013年にマレーシアへ言ったときに見つけたら買おうと持ってたのに見つけられなかった・・・・・・。
小さい小袋にコーヒーと砂糖とフレッシュが一回分ずつ一度に入っている3in1のコーヒーは海外旅行で見かけたら必ず買ってます。一度買って祖父母に大変好評だったので。
日本でも売ったら年寄りとかひとり暮らしとか売れると思うよう。コーヒーだけ、コーヒーとフレッシュだけ、コーヒーとフレッシュと砂糖、と3種類大体用意されています。
あと、お食事のときとかに出た「中国茶のようなお茶」が気に入ったので、ミャンマーの丸い文字が書いてある外国製では無さそうなお茶を幾つか買ってみる。結果的に思った通りのものでした。すごくおいしいわけでもないんだけど、お食事のときとかに飲みやすいお茶。
あと缶ビールを銘柄違いで二つほど。旅行中にあまり飲めなかったのが残念。

そして特筆すべきは右上のあめちゃん
日本製品はミャンマーでも人気らしく、日本製品ぶろうとしているのが微笑ましいお菓子などをいくつか見かけたのですがこれは・・・・・・アップにしてみましょう。
 
え・・・・・・どっち!?

マンゴーなのかパイナップルなのかマンゴーなのかハッキリしてください!
思わず正解を確認するためかごに入れてしまいました。
どういう経緯でこんな間違いになったのか気になります。ミャンマー製品だったらまだ許せそうな気がしますが、これはタイの製品でした。タイだったら!日本人もたくさんいるじゃない!!それにしても豪快な間違いだ・・・・・・。(あ、正解はマンゴー味でした。)

生鮮食品なども扱っている一階のレジは流石に列が出来ていました。
でもこれがちょっと変わっていて、たくさん買っている主婦とかは列に並ぶんですけど、買い忘れとかちょこっとひとつだけとか買っている人は並ばないで割り込むの。でもそれが普通みたい。むしろ並んでいる人がちょっと譲ってあげたり、何人か譲った後は譲らなかったり、なんとなくこう息を合わせているというか加減があるようで。

ところで、ここにその加減の分からない外国人がひとり。

あとひとりと言うところで、ちょいちょい割り込まれてなかなか自分の番にならない。割り込む人はホントにさらさら~っときてゴメンネ~って感じでちょいとお勘定しちゃうので、既に私が何人も何人も割り込まれていることが分からないのよね。
別に外国人だからいじわるされているワケではないのはすぐに分かりました。
だって、しばらくしたらうしろにならんでいたおばちゃんたちが、私の前に入った人に声かけてしたらそのひとが私のカゴを手に取り、続けて割り込もうとした人を停めてくれて、このひと先にお会計してあげて~みたいな雰囲気に。なんていいひとたちだ!!
まあ、私が済まないと自分の番にならないってのもあると思うけどね!
後で、このことをガイドさんに話すと、まだ外国人が割とめずらしいこともあって、困っている旅行者がいたりすると我先に話しかけたり手助けしようとするふうがあるようです。それはなかなかよいことだ。でも悪い人と区別がつきにくいのが難点。
食品フロアでのお買い上げ合計は6,600チャット。

スーパーでもやはり小銭は不足しているようで、細かいお釣りが出るお客さんにはキャッシャーさんが、ジャムとかアメとか見せて、選んだ物を代わりに渡しているようでした。
でもぜんぜんないってワケではなくて、外国人の私にはきっちりかっちりお釣りくれた・・・・・・現地の人とかのが小銭必要だろうにね。

ここでのお買い物のお値段について、今改めて考えてみた。
合計で12,100チャット、日本円にして1,500円くらいですか。
スーパーにいたときは客層について割と庶民的?とか思ったんですけど。根拠は服装とあと、入口に天秤担いだ物売りの人なんかも居て、スーパーで買い物した人がその人からもなんか買ったりもしてたし、だいたいみんな徒歩で行き帰りしてたしってくらいだが。
でも調べたらミャンマーの平均月収って1万円以下なんだよね~。そう考えると高級なのかも。
でも内訳覚えてないから不明なんだが、せっけん(マレーシア製)・弁当箱(タイ製)とか輸入品が他に比べて桁外れに高かった可能性もあるので何とも。
ああもっときちんと控えておけば良かったー!実際のところどうなんでしょう?


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