K子の旅ログ ネヴァ川沿いの風景と客引き 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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イサク聖堂の前はのどかな公園。子供用の遊具なんかもありましたがすごいベンチの数!
公園を抜けてネヴァ川沿いに出て戻れば宮殿橋に出る筈です。宮殿橋を渡って、証券取引所橋を渡って、ペトロハバロフスク要塞に行こうかと思います。
写真の左に見えているラブリーなクリーム色の建物は旧海軍省の建物です。

これはなんだろな〜後で地図をよく見たら分かるかと写真を撮ったのですが、分かりませんでした。地図で見てもアレクサンドロフスキー庭園の西側って何も書いてないんですよね〜。
こんな大きくてきれいな建物ならなんか載ってそうなのに(*)。
それとももうこれがニコライ宮殿なんか?距離感がよく分からない……。

ハイ、川沿いに出ました。

水は良き哉。
このタイプのボートは隅田川の遊覧船とかでもあるよね〜。確かセーヌ川クルーズのこういう船はゴーカなディナークルーズもあった気がする。(いずれも乗ったことはない。)
快適で景色いいんだろうけど普通にデッキに乗れるやつの方が好きです。
と言うか、ガイドブックやオプショナルツアーサイトによると遊覧船の営業は5月からとのことだったんですが、暖かくなったからか既に営業しているようです。フーン、いいな〜。でもなんのツテもないし、ホテルででもきいてみるかな〜。でもめんどいな〜。
対岸にはクンストカメラとロストラの灯台が見えます。ペトロハバロフスク聖堂も小さく。
地図でなんとなく見た限りだと、ペテロハバロフスク要塞までの道のりは3km程では?と思ってたんですけど、なんか遠くないですかコレ……。
既に現在14時ですがペトロハバロフスク聖堂は19時までやっているのでまあいっか……。

川沿いをぼちぼち歩きますが、宮殿橋ですらすごく遠くに見えるんですが!
建物や道がやたら大きい上に見通しが利くのでもう距離感がよく分からないです。
川沿いにはまだシャッターの降りている小さなキオスクのような建物がたくさんあり、その近くではウッドデッキのようなものを組み立てている人がたくさんいました。夏の観光シーズンに向けて屋外カフェの開店準備などをしているようです。
景色もいいし、もし既に営業してたらここで足止めされてたな……。

ブラブラしていたら、オレンジ色のやたら目立つ上着を着た青年に呼び止められました。

ボートはいかがですか?
えっ、何怖い、心を読まれてる!?
(観光客っぽい人を片っ端から捕まえているだけだと思います。)

ボートの客引きと言うとバンコクを思い出して相当な警戒心を抱きましたが、お船で川遊びの魅力には勝てず、ついつい足を止めてしまいました。すごく怖い顔で立ち止まったと思いますが、青年はきれいなカラーのパンフレットを見せてきました。
あれっ、これもしかして大丈夫なやつ?
カラーの地図にクルーズのルートが描かれており、出発時刻と料金の表などもあります。
予めガイドブックやネットなどで見ていた情報によると、市内の運河などを回るコースは小さい橋の下をくぐったりなかなか楽しくておすすめだそうですが、街中もう結構歩いちゃったしな〜。
見てると19時ごろ出発するディナークルーズ(オーダーができると言うだけでインクルーディブではない)がなんだか良さそうです。2時間ほどあるようなのでちょうどサンセットも見られるのでは?夜ならそれまで観光する時間もありますし。
しかし300ルーブルという値段にまだ警戒心を緩めないわたくし。
出発前に見た英語の予約サイトとかもっと高かったんだよな〜。ホントに1,000円くらいで2時間近く遊覧船乗せてくれんの〜?しかし川遊びの誘惑には勝てず、おにいさんにコレがいいですと指し示す。これは今からじゃなくてしちじからだけどいいの?とおにいさん。しちじからのがいいですとわたくし。じゃあこっちへ来て!とおにいさん。
あれっ、おにいさんから買うんじゃないの?

辿り着いたのは宮殿橋のたもとにあるこぎれいな船着場でした。
カッサまで連れて行かれて、おにいさんがカッサのおばさまにパンフレットを見せてこれねって伝えてくれました。そしておにいさんはバイバイ!ってまた客引きに戻っていきました。300ルーブルを払うときれいな印刷されたチケットを渡され、出発の10分前までにはここに来てね!的なことをロシア語で言われました。(たぶん。チケットの余白に18:50と書いてくれたので。
……すごく普通に真っ当な遊覧船の会社でした。
おにいさんとおばさまのやり取りからするに、ひとり連れて来たら幾ら!みたいなインセンティヴが発生するようなこともないようですし、おにいさんは普通に固定給で客引きをしているようです。イヤ日本でだったらそういうこともありましょう。でもなんだ海外旅行でのこのこ客引きについて行ってまともなサービスが受けられるとかそんな!落ち着かない!!
多くはない東南アジア方面の経験からすっかり心の汚れた旅人です。
ロシア……すごいいいとこじゃん……。安心してのんびり歩けるとこじゃん……。
なんかもう繰り返し繰り返し書きまくっていますが、東南アジア方面が海外旅行先として癒しのイメージを前面に出してくることが本当に詐欺行為に等しいとわたしは思っています。絶対疲れてるときに癒しを求めていく場所じゃないー!(決して嫌いというわけではないです。)

わたしが利用したのはASTRA MARINEと言うところで、宮殿橋のすぐ西側に船着場がありますので、エルミタージュなんかに徒歩で行ける範囲に宿を取っている方なら徒歩で自力で簡単に行ける場所でした。行く前に調べてたときは船会社の直営のウエブサイトとかぜんぜん見つけられなかったんですけど、ちゃんとウエブサイトもあります。サイトから予約すると割引もあるみたい。
日本語のオプショナルツアーサイトは言わずもがな、英語のオプショナルツアーサイトですら、この手の遊覧船予約するとすごく高かったんでちょっと……と思ってたんですけど、普通に直接チケット買えたらすごく安かったです。のでみんな遊覧船乗るといいと思います。
オプショナルツアーサイト経由だとまあ送迎ついてたりはするみたいなんですが。
今見たらハイシーズンなんで、ジャズクルーズなんかもあるみたいです。いいねいいね〜。

別にASTRA MARINEから金を握らされたりはしていないのでご安心ください。

夜の予定も決まってゴキゲンで散策再開。クンストカメラ正面。
貴重な資料と言えば資料だしそう言ったものも必要ではあると思いますが、人権的な見地から難しいものが多々展示されているようですよ〜。(敢えて自分のスタンスは書かないスタイル。

橋のたもとの広場には対になったライオンの像。(写真はそのうちのひとつ。)
日本人なら思い出すことはひとつ、三越だと思います。
信号があったので先に東側に道路を横断してようやくひとつめの橋。ロストラの灯台の異様な姿が見えておりますが、あそこも対岸ではなくヴァシリエフスキー島と言う島なのです。
ロストラの灯台がでっかいので近く見えますが遠いです。
地図で見たら500mくらいしかないように見えるんだけどなあ。
 
少し進んで振り返ると、エルミタージュ宮殿がきれいに見えます。
ちょうどさっき見た船が通ったのでいっしょに写真に収めてみました。やっぱデッキ席のが人気じゃ〜ん!そんでエルミタージュやっぱカワイイ……!
そんで……

これが橋の真ん中でしょうか!?
ネヴァ川は交通の要所ともなっているため大型船舶の通行に備えて殆どの橋が可動橋でってそれはもう最初の方に書いた気がしますが、ここからぱっかーんと橋が上がるんですかね?がんばったら身を投げられそうなくらいには隙間が空いているのでちょっとドキドキしてしまう高所恐怖症。
しかし半分まで来てもまったく近付いた感じのしないペトロハバロフスク要塞です。

ようやくひとつめの橋を渡りきり、ヴァシリエフスキー島の岬に到着。
折角なのでそこにあるロストラの灯台もじっくり見ていきますか〜。

*今改めてGoogleMapとストリートビューを使って調べたら分かりました。公立の図書館だそうです。歩き方せんせいの地図には載ってないわけですが、いちいちガイドブックに載っていない建物でこのレベルなのがサンクトペテルブルク旧市街です。なので何もしなくて歩いて回るだけでもすごく楽しいよ!

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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