K子の旅ログ バガンの村① 忍者ブログ
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そしてしばらく走り、辺りは緑の少ない赤茶けた景色に。もともとの予定にあった、バガンの村の見学をさせていただきます。
車を降りるとあっつい!!けど乾燥しているのか思ったより気になりません。

まずは何故か村のお水事情など紹介される。(後で理由は判明。)
駐車場っぽい広場(タイヤ痕が多かったので駐車場的な何かと判断、もしかしたらそこそこの人数のバスとかも受け入れるのかもね)から、村外れへテクテク。溜池でございます。

つってもこれ、近くにパゴダがあるようでそれと一緒の頃に作られたものだそうで、遺跡レベル!が、現役の溜池であります。雨季なのでお水たっぷり。
ここででかい缶で作った天秤で水汲みに来てたおいちゃんにガイドさんが写真を撮っていいかききましたが拒否されてしまいました。
写真断られたのはこのおいちゃんだけでしたが、まあ、やはり、生活してるところに観光客がずいずいやってくるのは嫌な方もおりましょう。或いは単に写真嫌いか。
ちなみに他の人はみんな写真大好きでしたが、ぜひ現像したものを日本から送ってくれと……いろんなひとに頼まれたから結構バカにならなかったよ!現像代!(ガイドさんが同じところを回っているのでガイドさんに預けてくれってことでまとめて送りました。)
雨季にはこの溜池から水を汲んで、家で甕に入れて使うのだとか。
では乾季にはどうするのか!?

立派なポンプ小屋(井戸)がございます。かなり深く掘らないと出ないんだと思われる。
そしてこれは日本の寄付で作ったそうで。(なのでこの村に私を案内するのだろう。)
勿体無いので溜池が使える雨季には使わないそう。んで、乾季にはお年寄りとかが井戸番に座って一回水を汲むごとに少しずつお金を集めて、修繕費として積み立てているそうな。
どことは言わないが、幾ら寄付をしてもぜんぜん駄目などこかの大陸とは意識が違うと言うか……。お金やモノをあげても学校作っても豊かにならない国とかどうしたらいいのかすごく考えさせられます。ちなみにそのどこかの大陸では、外国人の寄付で立派な井戸が出来たよ!ありがとう!と言う舌の根も乾かないうちにその井戸を部品にバラして売ってしまったりと言うことも珍しくないそうな。そして、またきれいな水も飲めないかわいそうな私たちにどなたか寄付を……(エンドレス)。
それはたぶん、水道もなくて現金もないような農村の子弟でも無償で大学とか通えちゃうこととすごく関係があるような気がする。教養って大事ですことね。
そして思うに情報や思想がある程度制限されているとは言え、そこまで豊かでないこともなかったので(気候的な要因もあると思うけど)、軍事政権でも大規模なデモだのなんだの長らく起こらなかったのではないかとか。庶民は思想だ大儀だは二の次、日々が平和で食えればそれでええですけん……。うちの父親が「独裁だろうが軍事政権だろうが国民をきちんと食わせることができればいい国だ」と言っておりましたがまあそのような。(が、結果的に近代で独裁や軍事政権でうまく国民を食わせることが出来た国はないか……。)
反体制運動とかしていたのも一部の「教養(とお金)のある」方々だったのでしょう。まあそういうひといないと世の中は変わりませんけれどもね。スーチーさんとかも立派な人ですけれども、日本人だって庶民じゃ四十も過ぎて外国で留学して勉強なんて出来ませんもの。(スーチーさんが日本に留学していたのは確かそのくらいのとき。)
結局、スーチーさんとかの働きもあったのだろうけれど、このままじゃ行き詰まりだわね~って言う軍事政権自体の判断もあったんじゃないかと私は思うんですが、ソフトに民主化が進む現状でそれが遅いだ不十分だと言う話も聞きますが、急激な変化は代償を伴うことが多いので、それでもいいんじゃないかなと思うわたくしです。でも少数民族問題は大変ですね(2013年現在)。2011年当時の軍事政権もミャンマーは多民族国家です!みんな仲良く!みたいなプロパガンダは結構やってましたが。

で、村の入り口まで引き返す。そこに大きなタマリンドの木が。
 
昨日のエステで使ってたのコレですよ~とガイドさんが拾ってくださる。昨日のスクラブがタマリンドのスクラブだったのだな。ガイドさんが「木に生るマメ」と教えてくださったが、確かにマメだ!!マメだが柑橘っぽい匂いがする!!
ちょっとだけ食べてみてください、あ、ちょっとだけですよ!!」とちょっとだけをすごく念押しされながら齧ったらマメだけどオレンジみたいな味がすると言う。なんか不思議な感じ。
そんなタマリンドの木がたくさん。葉っぱは確かにマメ科っぽい葉っぱなのですよ。
ちなみにタマリンドの木の下にいるねーさん(臨月、後でどうぞ触ってみてと言われたので触らせていただきました。何故か妊婦さんの腹に触るとありがたい気持ちになりませんか?)が、村を案内してくださるそうで。

村の端までたどり着くと、カメラを下げた観光客が来たと見るや早速写真を撮ってくれと集まる人々。それではこれから村の中を案内していただきます。

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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