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立ち寄ることになっている村はバガンの平野の中なので、本来であればまっすぐ2時間ばかりドライブする筈なのですが、そうはいかないのがわたくしたち御一行様であります。
ホテルを出て程なく、昨日行きに立ち寄った村の近くで袈裟懸けのお坊様の列が……。
ガイドさん「あ!ラッキーですね!遅い時間なのに托鉢やってますヨ!?」
……もちろん停まる。
ガイドさんが「わたしがお菓子を渡すのでその間に写真撮っていいですよ!」と言ってくださるので写真をば。この後ラオスでも托鉢を見ましたが、ミャンマーの場合はラオスよりはユル~いムードが漂ってました。
道々の家の方もみんながみんながっつり準備しているワケでもないようでしたし、立ったまま食べ物とか渡していましたね。それからラオスでは基本もち米オンリーでしたが、ミャンマーのお坊さんの托鉢のお皿は細々と分かれており、主におかずのほうをお渡しするようです。
なので、ガイドさんは個包装のお菓子だったのでお椀に入れずお碗が並んでいるお盆の上に置いてました。お坊さんも貰ったものを自分でちょいちょい整理しながら歩いている模様。
ごはんはお寺で炊いて、お坊さんが食べる以外に野良のわんこさんたちとかに喜捨したりもするようです。何故ごはんは炊くけどおかずは作らないのか?料理などをすると味にうるさくなって「おいしいものを食べたい」と言う煩悩が出来てしまうからだそうな。
ラオスで朝の托鉢を見てみたいな~とかは以前から思っていたので、なんと言うか、なんだろうこの不意打ち感……。(結局、翌年の2月にラオスにも行きましたけれども。)
托鉢ひとつとってもお隣同士の国でもいろいろと違うものです。
続いて、これから予定として立ち寄るバガンの村の話など少ししたところで、車窓を指差しながら「ですが、このあたりの家はまたつくりとかが違うんですね。見てみたいですか?」
見てみたいデース!
と言うワケで寄り道。
バガンの平野部と比べて村の中も緑が多く、畑も青々としております。
木の皮を編んだり木で家を作るそうで二階建てのものもあるとか。そんな説明を聞きながら比較的大きめの集落へ。
入り口近くに早速、二階建ての大きめのおうちがありまして、庭とまた別の小屋に人々が集っておりましたので、ガイドさんが何事か声を掛け、写真を撮らせていただいたり、お話を聞けることになりました。
そのときに集っていたのはこんな感じの面子。……ウーン、家族構成が分からない。
(ちなみにみんな写真大好きー。)
二階建てと言っても大きいわけではないし、風通しがよい部分もあるので、なんかこう……昔のコント番組のセットを髣髴とさせる。もしくはアスレチックのような。あまり現金を所持していないのでこういうつくりで防犯上もほぼ問題ないそうです。
割と閉鎖的な部分もあるのは夜間や秋冬の寒さへの対策をとっているからなのだそう。裕福そうなコンクリートのおうち(ただし空調とかはなさげ)も道すがらちらほら見かけたしね。コンクリートで暑くないのだろうかとガイドさんに尋ねたらば、夜は結構冷えるのだそうな。
バガンの乾燥地帯などは砂漠みたいなものなので季節によってはかなり冷えるそう。まあそれに暑けりゃ外で過ごせば良いわけで。
で、皆様にお話をきくと言うより、私が皆様から質問を受けることになる。
どこから来たのか、年は幾つか、結婚しているのか、などなど。
やはりここでも地震は大丈夫だったかと皆様心配してくださりホロリとくる。
私、地震の直後にどこの民放つけてももう同じことしかやっていないし、かと言って何も情報入れないのもアレなので、CNN見てたんですよ。たぶん、ミャンマーの人とかもそういうので日本の映像見てるんだと思うんですが、海外版のニュースで見てるともう『日本全体が終了のお知らせ』みたいに見えましたもんね……。
日本はこう縦に長くて、今回地震の被害があったのはこっちのほうで、私はこっちのほうから来たんだ、みたいな話をガイドさん経由で。知り合いとかも被害にあった人はいなかったと伝えるとよかったね、と。安易にそれをよかったねつーのはどないやねん言う意見もあろうかと思いますが、見ず知らずの外国人観光客を気遣ってこう言ってくださる気持ちが私はうれしかったですよ。
食え食えとそこらにあったバナナをすすめてくださったので、モサモサいただいたり。
一瞬ガイドさんの目に不安が見えたのですが、私、何にも考えずに食いましたね。別に私こんなの平気~と思ったわけでも、ちょっと気になるけど折角勧めてくださったのだから食べねばなるまいと思ったわけでもなーんでもなく、お気遣いどうも~いただきます~って感じで普通にいただいちゃいましたね。
衛生問題とか脳裏をカスリもしなかったっすね。
東南アジアで見かけるちっちゃいバナナはうまいっす。←考えたことはこのくらい
そのうち、ガイドさんが私抜きにしてお話し始めてしまったので、私はこの子の写真を撮ったりして遊んでいました。
かんわいいっしょ!!ツケマ要らず!!将来の夢はアイドルだそうです。
いや~んかわい~!←日本から来た犯罪者予備軍がここに!!
それと、こんなちっちゃい子が「将来はテレビに出てお歌を歌う人になる~」と夢見る程度にはこんな田舎にもテレビを見る習慣があるようです。
ちなみにこの子の隣にいるのはてっきりおばあちゃんだと思ってたんだが違ったそうだ。最初の写真の端にいるおばさんとは何らかの血縁関係はありそうだが。
その上、衝撃の事実!!
実はこの家の人はひとりもいなかったのだ!!
(後から聞いた。)
おいおい、バナナ食っちゃったよ!集まってる人もポットからお茶とか飲んでたしね
……うーんおおらか。
ちなみに真昼間に農作業すると暑過ぎて死ぬかもしれないので早朝から働き、日の高い間は休み、少し日が傾いたらまた日暮れまで働く、と言うスタイルが一般的だそう。なのでこの時間帯はまったりしている方が多いようだ。(特に男性!)
村の出口でマンゴーを売っていたので、ガイドさんがまた見繕って買ってくれました。うわーい!どんだけマンゴー好きな人かと思われてるんだというのもありますがまあ好きだし。
あと、雨上がりなんで結構サンダルがどろどろになっちゃって。
私はまあ気にしてなかったんですけど、ガイドさんが気付いてくださって、村の入り口にあったちっちゃい雑貨屋さんに声かけて、ここで洗って良いですよ!と雨水をためた甕のところに連れて行ってくださり。
しかしサンダルごとき洗うのにこんな水を使わせていただいてよろしいのだろうかと思いつつも、でも泥だらけのサンダルで車に上がって欲しくないのかも知れんなと思い、ご厚意に甘える。雑貨屋さんでなんか買った方が良いのかなとか思ったのですが、ガイドさんがずんずん行っちゃうし、雑貨屋さんのご主人も笑顔でバイバーイとかしてるし……みなさま本当に他意がなく親切であります。
バンコクやホーチミンだとまあ都会だからってのもあろうが他意や下心の塊のような人が多くて私荒れたんですけどね。イヤそれも味だといえばそうなんだけど、疲れているときには行きたくない場所ですわ。タイが癒しの国……みたいなアピールなのがとても納得いかない。
そういや、寄り道の前後に日本人観光客を乗せたマイクロバスと行き違いました。
私のガイドさんと同じ会社のツアーだそうで、これからポッパ山へ行くようです。昨日見かけたヨーロピアンのサイクリングツアー以外ではそこそこの人数の団体初めて見ました。
たまにガイドさんといっしょの観光客を見かけましたが大体2~5人程度だったのです。団体ツアー出るほどにはメジャーでなかったのかもね。
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