田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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実質3日目にして既に旅行最終日です。やっぱ現地滞在3日は短いなあ〜。
ただし夜便なのでまる1日遊べる事は遊べます。
今日は最終日にしてようやく真面目にホーチミン市内観光をしようと思います。と言っても、ホテルから歩いてまわれるところを適当に回ろうかなと言う。そんで、ベトナムは元おフランス領なのでフレンチが結構おいしいとか書かれていたので、まあちょっとカジュアルなレストランにランチにでも入ってみようかとかそんな予定です。
惰弱なのでベトナム戦争関連のものとかは避けたいのですが、実際博物館は避けましたが、やっぱり統一会堂くらいは行っとくべきだよネ☆と自分を奮い立たせ、最初の目的地は統一会堂にしました。
今回不思議なほど朝食の写真を撮っていません。
ホテルで朝食を摂って、それからレイトチェックアウトの交渉をして、お出掛けです。
初日にバイタクのにーちゃんに邪魔されてきれいに写真が撮れなかった市民劇場撮り直し。
初日にバイタクのにーちゃんに邪魔されてきれいに写真が撮れなかった市民劇場撮り直し。
それから途中で洋服のオーダーを頼んでいたお店をアポなし訪問。こういう路地沿いにあるので、ホント知らなかったら来られないと思うし、見掛けても入らないと思う……。

ホテルでいきなり受け取って何かあったらイヤかもと思い、近くまで来たついでに。アポなしにも拘らず出来てるものは試着などさせてもらうことができ、サイズなども問題なかったのでそのままお任せ。5時くらいには届けるとのこと。
このときは疑いなく信用してフンフン返事をしていました……。
そして、まあもう大体予想はついていたけど……遠い!
そして、まあもう大体予想はついていたけど……遠い!
写真撮って気を紛らわせながら歩いていますが、気なんか紛れない。

実際の距離より時間よりずいぶん長く歩いたように感じます。
イヤだって徒歩15-20分くらいとか普通余裕じゃない!?なんでよ!?
それは暑いからだー!
なになんでわたしこんな暑いとこ来てんの!?(自分であったかいところを選んだんだよ!)
イヤだって徒歩15-20分くらいとか普通余裕じゃない!?なんでよ!?
それは暑いからだー!
なになんでわたしこんな暑いとこ来てんの!?(自分であったかいところを選んだんだよ!)
途中でこんな魅力的なところも……
大きな街路樹があって風も吹いて気持ちよさそうだし、ここでビール片手にゴロゴロしたらいいじゃない、観光もフレンチも別にいいじゃない、街角でゆったりするのもいいじゃない……みたいな誘惑が……。なんとか誘惑を振り切る真面目なツーリストのわたくしです。
折角ベトナムまで来たのだからちったぁ社会科見学もしなくちゃね!
しかしそろそろ地図で言うと着いてもいいと言うかこれもう敷地のすぐ横だと思うんですけど……
折角ベトナムまで来たのだからちったぁ社会科見学もしなくちゃね!
しかしそろそろ地図で言うと着いてもいいと言うかこれもう敷地のすぐ横だと思うんですけど……
ああ、こっちは入口じゃないのね?
いつも思うのですが、大きな施設でかつ2面以上通路に面しているのに入口は特定方向にしかない場合は場所だけでなく入口も地図に示して欲しいなあ。
いつも思うのですが、大きな施設でかつ2面以上通路に面しているのに入口は特定方向にしかない場合は場所だけでなく入口も地図に示して欲しいなあ。
大回りして正面入口に辿り着きました。
ああ見たことある見たことある(テレビとか本とかで)!
一般車両は進入しないため油断しきって記念撮影をお願いしていたら、シャッター押してくれてる人に危ないよ!とか言われました。普通に車にひかれかけました。
それではこれから中に入りますよ〜。門から入口遠ッ!!
ご存知、元は南ベトナムの大統領府で今はベトナム独立のシンボルである公共施設です。
暑い中歩いてきたと言うのに門から入口までの遮るもののない道がとどめをさしにこようとします。どういう条件を満たしたらこの中まで車で乗りつけることが出来るのでしょうか。ちなみにチケットは門の近くのお土産などを売っているところで買います。まあもともと歩いてきたわたしにはどこまで車で行けようと行けまいと関係ないですが。
暑い中歩いてきたと言うのに門から入口までの遮るもののない道がとどめをさしにこようとします。どういう条件を満たしたらこの中まで車で乗りつけることが出来るのでしょうか。ちなみにチケットは門の近くのお土産などを売っているところで買います。まあもともと歩いてきたわたしにはどこまで車で行けようと行けまいと関係ないですが。
この建物の中は基本的に冷房がきいていないので、完全に歩いてきたのは間違いでした。
着いた時点でもうかなりお疲れなんですけど。ぐだぐだで見学開始。
中は昔の様子を再現して展示しているようなところと、今も現役でイベントなどに使っているところとに大きく分かれる模様。それぞれ入口に簡単な案内があって、入れるところもあれば外から眺めるだけのところもあり。
着いた時点でもうかなりお疲れなんですけど。ぐだぐだで見学開始。
中は昔の様子を再現して展示しているようなところと、今も現役でイベントなどに使っているところとに大きく分かれる模様。それぞれ入口に簡単な案内があって、入れるところもあれば外から眺めるだけのところもあり。
このあたりはなんか現役で使ってそうな感じ。
結構緑が見えるスポットが多いです。吹き抜けに中庭とかもあったし。
中庭の奥は奥様とか家族のプライベートな部屋だったような……ちょっと記憶が曖昧。
たぶん遊戯室とかクラブとか応接室とかそんなん。
一見地味だけど家具とかはなんか高級そうな感じがします。落ち着いた雰囲気ですね。
これは会議室なんだけど、ベトナム戦争の作戦会議的な雰囲気ですかね。大統領の執務室の近くとかだったんじゃないかな。忘れちゃったけど。
パキッと無機質な正面の外見ですが、内側から見るとなかなかきれいな模様だなと思ったり。
こういう規則正しくならんだ幾何学模様に弱い。つい写真を撮ってしまう。
上階のテラスからは並木道と先の広場の様子まで見渡す事ができなかなかよい気持ちです。
一見地味だけど家具とかはなんか高級そうな感じがします。落ち着いた雰囲気ですね。
これは会議室なんだけど、ベトナム戦争の作戦会議的な雰囲気ですかね。大統領の執務室の近くとかだったんじゃないかな。忘れちゃったけど。
パキッと無機質な正面の外見ですが、内側から見るとなかなかきれいな模様だなと思ったり。
こういう規則正しくならんだ幾何学模様に弱い。つい写真を撮ってしまう。
上階のテラスからは並木道と先の広場の様子まで見渡す事ができなかなかよい気持ちです。
ここをねえ、戦車がずんずんとやってきたわけですか……。
今はのどかに芝生が青々としています。かと思えば屋上にはこんな展示もありました。
屋上にはペントハウス的にダンスホールがあって、かつてバーカウンターであったであろう場所で冷たい飲み物などを売っていました。冷房がきいていないのでそれはまあよく売れていました。
わたしはなんか悔しかったので、ホテルから持ってきた温い水を飲んで休憩しました。
応接室とか遊戯室とか大統領の私室スペースとか、まあ、質素でもやたらぜいたくでもなく、裏を返せばそれだけなら別にわざわざ見に来るほどでもないかなと言う感じですが、地下壕スペースは流石になかなか……末期にはお偉方までこんなとこにこもって戦争してたんかと思うと、ちょっとリアリティを感じました。大統領の寝室まで漏れなく囚人部屋みたいな雰囲気でしたから。
今はのどかに芝生が青々としています。かと思えば屋上にはこんな展示もありました。
屋上にはペントハウス的にダンスホールがあって、かつてバーカウンターであったであろう場所で冷たい飲み物などを売っていました。冷房がきいていないのでそれはまあよく売れていました。
わたしはなんか悔しかったので、ホテルから持ってきた温い水を飲んで休憩しました。
応接室とか遊戯室とか大統領の私室スペースとか、まあ、質素でもやたらぜいたくでもなく、裏を返せばそれだけなら別にわざわざ見に来るほどでもないかなと言う感じですが、地下壕スペースは流石になかなか……末期にはお偉方までこんなとこにこもって戦争してたんかと思うと、ちょっとリアリティを感じました。大統領の寝室まで漏れなく囚人部屋みたいな雰囲気でしたから。
全体的に天井が低く、空気はこもっていて閉塞感半端ないです。ちょっと涼しくて良かったけど。
そして最後はさっき見た屋上から我先にと脱出していったわけですね。写真がありました。
写真と言えばやっぱこの写真もありました。

この写真は流石にわたしも見たことがあります。
この写真は流石にわたしも見たことがあります。
そして、雑多にいろいろなパネルや資料が展示してある部屋もありました。

これは南ベトナム共和国の国旗ですかね。善悪の観点は別として、かつて存在し、そして今は存在しない国のシンボルと言うのはなんだか重いですね。立場はいろいろあるでしょうがそこに依って生きていた人と言うのもいるわけでしょうし。一般庶民にとっては案外関係ないことなのかもしれませんが。まあホーチミン殆ど無血陥落だったみたいだし。
さくさく見たら1時間くらいでしょうか。わたしもこれで見学を終えようかと思ったのですが、順路の出口近くに映像資料室が幾つかあって、【日本語】と書かれた部屋を発見。
気紛れに入ってみたら冷房が入っていて涼しかったのでちょっとぼんやりしてみたり。
中は無人で教室の半分くらいの大きさの部屋に40インチくらいのテレビとDVDプレーヤーと長椅子があり、テレビには何も映っていなかったのですが、後から来た別の日本人の人が先に来たのにボサッとしているだけのわたしとは違いさっと係の人を呼びに行き、日本語字幕つきDVD上映が始まったので涼みがてら見ていく事にしました。
これは南ベトナム共和国の国旗ですかね。善悪の観点は別として、かつて存在し、そして今は存在しない国のシンボルと言うのはなんだか重いですね。立場はいろいろあるでしょうがそこに依って生きていた人と言うのもいるわけでしょうし。一般庶民にとっては案外関係ないことなのかもしれませんが。まあホーチミン殆ど無血陥落だったみたいだし。
さくさく見たら1時間くらいでしょうか。わたしもこれで見学を終えようかと思ったのですが、順路の出口近くに映像資料室が幾つかあって、【日本語】と書かれた部屋を発見。
気紛れに入ってみたら冷房が入っていて涼しかったのでちょっとぼんやりしてみたり。
中は無人で教室の半分くらいの大きさの部屋に40インチくらいのテレビとDVDプレーヤーと長椅子があり、テレビには何も映っていなかったのですが、後から来た別の日本人の人が先に来たのにボサッとしているだけのわたしとは違いさっと係の人を呼びに行き、日本語字幕つきDVD上映が始まったので涼みがてら見ていく事にしました。
内容はベトナム戦争ダイジェストなドキュメンタリーだったのですが、これがなかなか面白かったです。内容がと言うより、それを見るわたし(日本人)の立場としての受け止め方と言うか。
ものすごくざっくりまとめると「ベトナム戦争で活躍した将軍にきくベトナム戦争、わたしたちは大きな犠牲を払いながらも過酷な戦いを勝ち抜き今の国を勝ち取りました、やったねすごいね、これからもがんばろうね!」みたいな感じの内容で。たぶんこれ基本的に「かなりベトナム人向けに作られたもの」にそのまま字幕つけただけなんですよね。
作った人や流してる人がそこ意識してるかどうか知んないけど。
ものすごくざっくりまとめると「ベトナム戦争で活躍した将軍にきくベトナム戦争、わたしたちは大きな犠牲を払いながらも過酷な戦いを勝ち抜き今の国を勝ち取りました、やったねすごいね、これからもがんばろうね!」みたいな感じの内容で。たぶんこれ基本的に「かなりベトナム人向けに作られたもの」にそのまま字幕つけただけなんですよね。
作った人や流してる人がそこ意識してるかどうか知んないけど。
そのへんもちょっと興味深いですが、そこまで話し広げると収拾つかないので、内容の話にとどめますが、これがまあ「敗けた戦争しか知らない」「侵略戦争の首謀国家とみなされた」日本人のわたしには結構、衝撃と言うか新鮮だったわけですよ。
ちょっと誤解のある言い方かも知んないけど、「戦争がポジティヴに語られる」場面をメディアで見る事なんてそうそうないじゃないですか。しかも「戦争に勝ったベトナム人が同じベトナム人の戦争をあんま知らない若い世代向けに作ったっぽい作品」なんですよね。
今のベトナムの立場からすれば「アメリカの傀儡政権を退けた戦争」=「正当な戦争」なのでそうなって当たり前なんですけど。理屈でそれは分かるんですけど、それでも実際見るとなんかこうすごい、ああそういう世界もあるんだねと思いました。
またこれが南ベトナム(アメリカ)批判とかのネガティヴな要素もなくて、わたしたちのベトナムはこうして統一されました、多くの先人の犠牲とがんばりによるものです、これからのわたしたちもがんばりましょうと言うような……。
良いとか悪いとかじゃないんですよ、ただただすごく新鮮な視点でした。
一方で、逆に「正当な戦争(しかも勝ってる)」がスタンダードなひとたちには「戦争反対!」とか言うのは分かりにくいかも知んないとも思いました。それは「正当な理由」があれば「戦争は仕方ない」ってことだものね。でも「正当な理由」なんて立場や時代が違えば変わってくるもので、結局その「正当な理由」どうしがぶつかっているのが戦争なんだと思うんですよね。
だから、侵略しといてエラそうに〜とか言われても「ネガティヴな戦争」しか知らないからこそ「戦争反対」とか言えるんじゃないかなあとも思ったりしました。
無責任な立場ではあるのだけれど、物事いったん「善悪」とか「どっちの味方をするか」と言う視点や判断を離れるといろいろ面白いです。fanのほうじゃなくてinterestingなほうですよ。
……思ったほど凄惨な感じの展示はなくて、興味深くいろいろ見ることが出来ました。
……思ったほど凄惨な感じの展示はなくて、興味深くいろいろ見ることが出来ました。
なお、外には「写真のあの戦車」もありました。とりあえず撮っとく。
お土産売り場でちょっとカワイイテイストのマグネットとわたしの集めているピンバッチを発見して購入しました。
お土産売り場でちょっとカワイイテイストのマグネットとわたしの集めているピンバッチを発見して購入しました。
みっつで100,000ドンでしたが、ピンバッチがやけに高い気がします。

しかし嫌になるくらいいい天気ですが、歩いてまだ観光しますよう〜。
しかし嫌になるくらいいい天気ですが、歩いてまだ観光しますよう〜。
さてさて、このままの勢いで「東洋のパリ」とも謳われるサイゴン改めホーチミンのコロニアル建築を見学へ行きます。統一会堂から聖母マリア教会(サイゴン大教会)と中央郵便局のある広場まではきれいな大きな並木道になっていました。……写真撮ってないけど。
と言うか、ただの道ではなくて「4月30日公園」と言う公園の扱いだったようです。
散歩をしたりくつろいだりするひとがいて、とてものどかな雰囲気でした。カフェとかもあったしね〜。ああここでくつろぎてぇ〜と横目に見ながら、取り敢えず広場を目指します。まあまっすぐ歩けばものの数分ですが。
まずは聖母マリア教会。

おおっ!なんか思ったよりすんごいヨーロッパっぽい!!

正面からの眺めもイヤなかなか。中も素晴らしいようですが、ミサの時間で入れませんでした。そして暑かったので待つこともしないわたしです。(「真面目に観光」はどこへ……。)
この写真を撮っている広場中央にマリア様の像があります。
それから中央郵便局ね。ピンク色でかわいい。

中もすごくきれいです。これも期待以上でちょっとびっくり。

両脇ぐるりにカウンターがあって、中央の島ではお土産品を販売していました。
入り口近くにはすごくレトロかわいい公衆電話ボックスがあって、ベトナムのお上りさん女子や、韓国や中国からやって来たと思われるギャルたちがのりのりで女優ばりのポーズを決めながら写真を撮っていました。欧米人のギャルたちも負けず劣らず。みんな写真大好きだネ……。
わたしも記念写真を撮りたかったですが、なんかもう逆に普通に撮るのが憚られて混じることができず断念しました。
中央の島ではわたしが国営百貨店で二つで100,000ドンでボラれながら買ったマグネットとお揃いのキーホルダーがひとつ15,000ドンで売っていて、ボッタクリ疑惑(限りなく黒)はボッタクリ(確定)へと変わりました。
悔しかったからと言うわけでもありませんが、他にもちょいちょいベタ土産がお安く売っていて、大きいポストカードを買ってしまいました。1枚10,000ドン。

カレンダーとかもよかったけど、もう2月なのに全然ディスカウントされてなかったしね……。カレンダーはともかくとして、 お土産を買うにもいい場所だと思います。
さあて、これで真面目に観光ノルマをクリアしました!
ブログ的にはアレですが、特に面白いこともなく普通に観光できました。まああれですかね、せいぜい困ったことと言えば、聖母マリア教会の前でシャッター頼んだらどいつこもこいつも広角レンズなのに見事に教会の建物見切らせて、四人目ぐらいでようやく「教会の全景とわたし」と言う記念写真が撮れたことくらいですかね。(何故か諦めず意地になって場所を変えながらいろんな人にシャッターを頼んでしまった。)
時刻はお昼過ぎ。ランチにちょうどよい時間です。
写真を撮りながらぶらぶらと目的のフレンチレストランを目指します。


広げた段ボールが立派な店舗什器代わり。
こういうごちゃっとした感じ好きです。コンビニの周りにおばちゃんがやってる露店がひしめいてたりとか(お土産屋台なのでコンビニと競合しない模様)。そしてお天気が良いのも相まって、もういろいろいちいち色鮮やかですてきです。 いかんせん暑いのだけがネックですが。
と言うか、ただの道ではなくて「4月30日公園」と言う公園の扱いだったようです。
散歩をしたりくつろいだりするひとがいて、とてものどかな雰囲気でした。カフェとかもあったしね〜。ああここでくつろぎてぇ〜と横目に見ながら、取り敢えず広場を目指します。まあまっすぐ歩けばものの数分ですが。
まずは聖母マリア教会。
おおっ!なんか思ったよりすんごいヨーロッパっぽい!!
正面からの眺めもイヤなかなか。中も素晴らしいようですが、ミサの時間で入れませんでした。そして暑かったので待つこともしないわたしです。(「真面目に観光」はどこへ……。)
この写真を撮っている広場中央にマリア様の像があります。
それから中央郵便局ね。ピンク色でかわいい。
中もすごくきれいです。これも期待以上でちょっとびっくり。
両脇ぐるりにカウンターがあって、中央の島ではお土産品を販売していました。
入り口近くにはすごくレトロかわいい公衆電話ボックスがあって、ベトナムのお上りさん女子や、韓国や中国からやって来たと思われるギャルたちがのりのりで女優ばりのポーズを決めながら写真を撮っていました。欧米人のギャルたちも負けず劣らず。みんな写真大好きだネ……。
わたしも記念写真を撮りたかったですが、なんかもう逆に普通に撮るのが憚られて混じることができず断念しました。
中央の島ではわたしが国営百貨店で二つで100,000ドンでボラれながら買ったマグネットとお揃いのキーホルダーがひとつ15,000ドンで売っていて、ボッタクリ疑惑(限りなく黒)はボッタクリ(確定)へと変わりました。
悔しかったからと言うわけでもありませんが、他にもちょいちょいベタ土産がお安く売っていて、大きいポストカードを買ってしまいました。1枚10,000ドン。
カレンダーとかもよかったけど、もう2月なのに全然ディスカウントされてなかったしね……。カレンダーはともかくとして、 お土産を買うにもいい場所だと思います。
さあて、これで真面目に観光ノルマをクリアしました!
ブログ的にはアレですが、特に面白いこともなく普通に観光できました。まああれですかね、せいぜい困ったことと言えば、聖母マリア教会の前でシャッター頼んだらどいつこもこいつも広角レンズなのに見事に教会の建物見切らせて、四人目ぐらいでようやく「教会の全景とわたし」と言う記念写真が撮れたことくらいですかね。(何故か諦めず意地になって場所を変えながらいろんな人にシャッターを頼んでしまった。)
時刻はお昼過ぎ。ランチにちょうどよい時間です。
写真を撮りながらぶらぶらと目的のフレンチレストランを目指します。
広げた段ボールが立派な店舗什器代わり。
こういうごちゃっとした感じ好きです。コンビニの周りにおばちゃんがやってる露店がひしめいてたりとか(お土産屋台なのでコンビニと競合しない模様)。そしてお天気が良いのも相まって、もういろいろいちいち色鮮やかですてきです。 いかんせん暑いのだけがネックですが。
まあもう先に言っておこうと思うのですが、この日はネタ的に面白いことは特になく普通に終わっていきます。と言うか、行ってる間別にそんなつもりはなかったのですが、帰って写真見てると「なあおまえもっとやる気で観光しろよ」とでも言いたくなりました。
なんとレストランの外観の写真がありません。
普段からバカみたいになんでもかんでも写真撮っているのにどうしたことだ。
ついでに店の名前も忘れてるよ☆
前菜-メイン-デザートの3コースランチをいただくことにしました。それぞれ幾つかあるなかで好きなものを選べたと思います。かわいらしくフレッジュオレンジジュースなども頼んでみる。お砂糖入りっぽかったけど疲れているのでおいしい。(帰国日なのでアルコールを避ける安全策。)

かろうじてわずかにお店の雰囲気が分からなくもない写真。
白のファブリックでまとめられたインテリアはここがホーチミンであることを一瞬忘れそうなオシャンティな雰囲気でいっぱいですが、一歩外に出ればバイクが走り回っています。間口の小さな細長いお店でレストランってよりカフェみたいな感じで入りやすいお店。
まあなんてお店かお伝えできないんですけれどもね!
お料理の写真はきっちり撮ってる食いしん坊です。



スープはじゃがいもの冷製スープ、メインはクリームソースのチキングリル、それからデザートはクレム・ブリュレだ!自分で選んだんだけどなんか白いぞ!!
スープはじゃがいもじゃがいもしてるのにお上品な味でしかも冷たくてサッパリで、暑い中歩いてきたわたしはたいへんおいしかったですよ。チキンも感動するほどではないけど結構美味しい。つか添えられてるいもをなんかしたものがやたらおいしかったです。いもがミルフィーユ的になってました。プリンは浅い器に盛ってあって、つまり表面のキャラメルをパリパリに焦がした部分が割合的に多くなるわけで、この盛り方はたいへんすてきだと思いました。
あと全体的なところだと、ポーションが少なかったので、日本のおしゃれカフェくらいの感覚で食べられたのもすごいよかったです。(ヨーロッパの飯は多過ぎなんだよ!)
1時間くらいでそんなにのんびりはしなかったのですがなかなか満足。お代は422,000ドン也。まあやっぱご当地的にはなかなか高級なお値段ですね〜。お値段とのバランスですごいオススメするほどのお店ではないですが、アジア飯に飽きたらいいかもね?と言う感じです。サービスはよかったので、きちんとしたところでゆっくりしたいときとかもアリですかね。
まあオススメするも何も店の名前分かんないんだけどさ。
のんびり写真を撮りながら、ホテルへ歩いて戻ります。
午後3時が近付き少しずつ暑さがやわらいできたような気がしなくもない感じ。

旧正月の飾りつけの準備。こういうひとたちも夕方〜夜にしか活動していない印象です。
まあ日中やってたら死ねると思います。
人間もですが、お花は灼熱のアスファルトの上で保つのでしょうか。あと何かイベントとかやるんでしょうね、いたるところで小さいステージみたいなのも設営してました。
道端には近所のおっちゃんかと思いきや、警察か軍隊っぽい制服氏がたも座っています。結構いろんなところにいたので、夜出歩いても大丈夫かな?と思った次第。


うっひょー!ごっちゃごちゃ〜!!(好き。)
このごちゃごちゃ感に対する意味の分からないときめきはなんなのでしょうか。
ホテルまでの道のりで通ったら入ってみようと思っていたパン屋を発見。
なんでもパリつながりで、ホーチミンのパン屋のパンはおいしいらしい。

えらいキッチュなケーキのイラストが一抹の不安を誘いますが(食べ物の背景が紫と言うセンスは日本人にはないだろう)、入ったら普通のパンを売っていて、しかも内装はさっきのレストランみたいなオシャンティ系でした。

都合よく個包装になっていたのでお土産にしました。クロワッサンひとつ12,000ドン。
安いバインミーとか買えてしまうお値段なのでやっぱり高級かな。バターの香りたっぷりのおいしいクロワッサンでした。高級ホテルとかで出てきそう。BRODARDと言うお店で袋の文字によれば1948年創業ということなので、かなりの老舗のようです。
店内でアイスクリームとか食べてる人もいました。暑いもんね〜。
それからホテルをちょっと通り越して、寄りたかった「メコンキルツ&クリエイツ」と言うお店へ。フェアトレードのお店なのですが、Webとかで見るとえらくかわいいっぽかったので。

ベットカバーとかすごくかわいかったのですが、まあそれなりに大荷物っぽかったのと判断がつかなかったので購入せず、キルティングの材料と同じ布で作ったオーナメント購入しました。294,000ドン。結構いいお値段ですが、ゆらゆら揺れる飾りも好きだし、ちょうちょも好きなので。
今私の部屋で、マカオで買った鳥のオーナメントと台湾で買った縁起物オーナメントと並んでぶらぶらしています。
なんとレストランの外観の写真がありません。
普段からバカみたいになんでもかんでも写真撮っているのにどうしたことだ。
ついでに店の名前も忘れてるよ☆
前菜-メイン-デザートの3コースランチをいただくことにしました。それぞれ幾つかあるなかで好きなものを選べたと思います。かわいらしくフレッジュオレンジジュースなども頼んでみる。お砂糖入りっぽかったけど疲れているのでおいしい。(帰国日なのでアルコールを避ける安全策。)
かろうじてわずかにお店の雰囲気が分からなくもない写真。
白のファブリックでまとめられたインテリアはここがホーチミンであることを一瞬忘れそうなオシャンティな雰囲気でいっぱいですが、一歩外に出ればバイクが走り回っています。間口の小さな細長いお店でレストランってよりカフェみたいな感じで入りやすいお店。
まあなんてお店かお伝えできないんですけれどもね!
お料理の写真はきっちり撮ってる食いしん坊です。
スープはじゃがいもの冷製スープ、メインはクリームソースのチキングリル、それからデザートはクレム・ブリュレだ!自分で選んだんだけどなんか白いぞ!!
スープはじゃがいもじゃがいもしてるのにお上品な味でしかも冷たくてサッパリで、暑い中歩いてきたわたしはたいへんおいしかったですよ。チキンも感動するほどではないけど結構美味しい。つか添えられてるいもをなんかしたものがやたらおいしかったです。いもがミルフィーユ的になってました。プリンは浅い器に盛ってあって、つまり表面のキャラメルをパリパリに焦がした部分が割合的に多くなるわけで、この盛り方はたいへんすてきだと思いました。
あと全体的なところだと、ポーションが少なかったので、日本のおしゃれカフェくらいの感覚で食べられたのもすごいよかったです。(ヨーロッパの飯は多過ぎなんだよ!)
1時間くらいでそんなにのんびりはしなかったのですがなかなか満足。お代は422,000ドン也。まあやっぱご当地的にはなかなか高級なお値段ですね〜。お値段とのバランスですごいオススメするほどのお店ではないですが、アジア飯に飽きたらいいかもね?と言う感じです。サービスはよかったので、きちんとしたところでゆっくりしたいときとかもアリですかね。
まあオススメするも何も店の名前分かんないんだけどさ。
のんびり写真を撮りながら、ホテルへ歩いて戻ります。
午後3時が近付き少しずつ暑さがやわらいできたような気がしなくもない感じ。
旧正月の飾りつけの準備。こういうひとたちも夕方〜夜にしか活動していない印象です。
まあ日中やってたら死ねると思います。
人間もですが、お花は灼熱のアスファルトの上で保つのでしょうか。あと何かイベントとかやるんでしょうね、いたるところで小さいステージみたいなのも設営してました。
道端には近所のおっちゃんかと思いきや、警察か軍隊っぽい制服氏がたも座っています。結構いろんなところにいたので、夜出歩いても大丈夫かな?と思った次第。
うっひょー!ごっちゃごちゃ〜!!(好き。)
このごちゃごちゃ感に対する意味の分からないときめきはなんなのでしょうか。
ホテルまでの道のりで通ったら入ってみようと思っていたパン屋を発見。
なんでもパリつながりで、ホーチミンのパン屋のパンはおいしいらしい。
えらいキッチュなケーキのイラストが一抹の不安を誘いますが(食べ物の背景が紫と言うセンスは日本人にはないだろう)、入ったら普通のパンを売っていて、しかも内装はさっきのレストランみたいなオシャンティ系でした。
都合よく個包装になっていたのでお土産にしました。クロワッサンひとつ12,000ドン。
安いバインミーとか買えてしまうお値段なのでやっぱり高級かな。バターの香りたっぷりのおいしいクロワッサンでした。高級ホテルとかで出てきそう。BRODARDと言うお店で袋の文字によれば1948年創業ということなので、かなりの老舗のようです。
店内でアイスクリームとか食べてる人もいました。暑いもんね〜。
それからホテルをちょっと通り越して、寄りたかった「メコンキルツ&クリエイツ」と言うお店へ。フェアトレードのお店なのですが、Webとかで見るとえらくかわいいっぽかったので。
ベットカバーとかすごくかわいかったのですが、まあそれなりに大荷物っぽかったのと判断がつかなかったので購入せず、キルティングの材料と同じ布で作ったオーナメント購入しました。294,000ドン。結構いいお値段ですが、ゆらゆら揺れる飾りも好きだし、ちょうちょも好きなので。
今私の部屋で、マカオで買った鳥のオーナメントと台湾で買った縁起物オーナメントと並んでぶらぶらしています。
さて一度ホテルへ戻ります。
そうそう、わたしの泊まるホテルも安いホテルなりに旧正月仕様になっていたのです。
嫌に陽気なヘビさんたち。
妙に既視感を覚えるヤンキーナイズされたテイストです。
荷物を片付けて少し休んでチェックアウトです。安宿安宿言いましたが、飽くまで全日空のダイナミックパッケージの中で安い方のホテルだと言うだけなので、立地も良かったし部屋も広くてなかなかよかったです。まあ強いて言うならエアコンにもう少し温度調節能力があると有難いですが。
嫌に陽気なヘビさんたち。
妙に既視感を覚えるヤンキーナイズされたテイストです。
荷物を片付けて少し休んでチェックアウトです。安宿安宿言いましたが、飽くまで全日空のダイナミックパッケージの中で安い方のホテルだと言うだけなので、立地も良かったし部屋も広くてなかなかよかったです。まあ強いて言うならエアコンにもう少し温度調節能力があると有難いですが。
ここで軽く問題発生。
5時には届くと言っていたオーダーの洋服がまだ届いていません。
ホテルのフロントで事情を話したら、お店に電話で確認してくれるとのこと。
うーん、大丈夫なんですかね?まあお店で日本からメールオーダーも受けるとか言ってたから、いざとなったら送ってはくれそうですが……。飛行機が0時前で2時間前に空港だから、9時半くらいまでは時間があるのでなんとかしてくれー。
荷物を預けて夜までもう少し遊びます。
空港行くのにタクシーをどうするかが非常に悩みの種なのですが……。
ホテルで呼んだタクシーにボッタクられたわたしには最早自力で流しをつかまえるしか選択肢がありません。しかしこれもボッタクリを引く可能性は低くはありません。空港までの距離でやられたらなかなかの打撃です。イヤ、ボッタクリくらいならまだしも、帰れないなんてことになったらもう目も当てられないじゃないですか。
ホテルで呼んだタクシーにボッタクられたわたしには最早自力で流しをつかまえるしか選択肢がありません。しかしこれもボッタクリを引く可能性は低くはありません。空港までの距離でやられたらなかなかの打撃です。イヤ、ボッタクリくらいならまだしも、帰れないなんてことになったらもう目も当てられないじゃないですか。
そんなことを考えて、気が重くなりながらも向かったのは……
マッサージです。折角安くて腕の良いところにいきあったので。
マッサージです。折角安くて腕の良いところにいきあったので。
口コミなんか見てると、ホーチミンはそんなにマッサージいいところだらけと言う訳でもなくて、セクハラがあるとかヘタクソだとかいろいろ見たので、結構運が良かったんだと思います。
しかし名前がサイゴンスパ(確か有名ホテルのスパと同じ名前、まあ一般名称と言えば一般名称ですけど)とかあやしいし、ネオンもあやしいし、なんか全体的に青いダウンライトで店内照らされててすごいあやしいし、たぶん「落ち着いたお洒落な空間」を目指してなんか失敗しちゃったんでしょうけど、安くて腕は良かったのでよかったです。
しつこい勧誘やチップの要求も一切なかったし。
しつこい勧誘やチップの要求も一切なかったし。
昨晩と同じ120分のオイルマッサージをお願いしました。全身もみほぐしてもらって、最後は山盛りホットタオルでホカホカスッキリ。旅の疲れも癒えるというものです。
さてすっきりしましたら次はやっぱりごはん!

意外とドンコイ通りってぱっと見た感じ、1Fテナントで食べ物屋さんがなくって。
お手軽にフォー24へ。南部料理じゃないけど一応ベトナム料理だしフォー好きだし。
なお、ネットで評判などを見ると、町の食堂よりはやや割高だけれど、現地でもサラリーマンなんかには「エアコンが効いている」ので人気だと、南国らしい事情がありました。


牛肉のフォーとプリンちゃん!てか今日2個目のプリンちゃんです。
ちょっと野菜の盛り様がショボいですが、お味はおいしかったです。これで70,000ドン。食堂価格よりは確かに割高ですが、きれいだしエアコン効いてるのでその分の価値はあるのではないでしょうか。
プリンあるし。(食堂にはなかろう。)
プリンと言えば、昼間、中央郵便局で昨日のツアーで一緒で帰りに遠慮なく人の肩を枕にしてくださった方とバッタリ会って、これからプリンの美味しいところに行くんだ〜ってなんとなく一緒に行く雰囲気になりかかったのですが、へぇ〜そうなんですか〜ってかわしてしまいました。
団体行動が得意だったらひとり旅してませんから。
さてまだもう少し時間があります。最後の最後は行く場所を決めてありました。

マジェスティックサイゴンのブリーズスカイバーです。
ここからの眺めはとても気に入りました。川からの風もとても気持ち良いし、そして程よい距離感で街の喧騒も伝わってきます。夜しか来ていないけど、きっと朝の眺めなんかも素敵だと思います。今度来るときには泊まってみたい。ああ名残惜しいな。

飲んでるのは今日は「なんちゃってカクテル」ですけどね!
酔いが回って帰れなくなってはいけないので。一時間少しですが、最後の時間をゆっくり過ごすことができました。ああ本当に名残惜しいです。

ちょっとボケちゃいましたが、エレベーターに日本語の表示があります。これもベトナム戦争時代からのものらしい。日本人の記者もたくさんこちらに詰めていたと言うことですね。


入り口のステンドグラスや外から見た窓の飾りなんかもとても優雅な建物でした。
さてすっきりしましたら次はやっぱりごはん!
意外とドンコイ通りってぱっと見た感じ、1Fテナントで食べ物屋さんがなくって。
お手軽にフォー24へ。南部料理じゃないけど一応ベトナム料理だしフォー好きだし。
なお、ネットで評判などを見ると、町の食堂よりはやや割高だけれど、現地でもサラリーマンなんかには「エアコンが効いている」ので人気だと、南国らしい事情がありました。
牛肉のフォーとプリンちゃん!てか今日2個目のプリンちゃんです。
ちょっと野菜の盛り様がショボいですが、お味はおいしかったです。これで70,000ドン。食堂価格よりは確かに割高ですが、きれいだしエアコン効いてるのでその分の価値はあるのではないでしょうか。
プリンあるし。(食堂にはなかろう。)
プリンと言えば、昼間、中央郵便局で昨日のツアーで一緒で帰りに遠慮なく人の肩を枕にしてくださった方とバッタリ会って、これからプリンの美味しいところに行くんだ〜ってなんとなく一緒に行く雰囲気になりかかったのですが、へぇ〜そうなんですか〜ってかわしてしまいました。
団体行動が得意だったらひとり旅してませんから。
さてまだもう少し時間があります。最後の最後は行く場所を決めてありました。
マジェスティックサイゴンのブリーズスカイバーです。
ここからの眺めはとても気に入りました。川からの風もとても気持ち良いし、そして程よい距離感で街の喧騒も伝わってきます。夜しか来ていないけど、きっと朝の眺めなんかも素敵だと思います。今度来るときには泊まってみたい。ああ名残惜しいな。
飲んでるのは今日は「なんちゃってカクテル」ですけどね!
酔いが回って帰れなくなってはいけないので。一時間少しですが、最後の時間をゆっくり過ごすことができました。ああ本当に名残惜しいです。
ちょっとボケちゃいましたが、エレベーターに日本語の表示があります。これもベトナム戦争時代からのものらしい。日本人の記者もたくさんこちらに詰めていたと言うことですね。
入り口のステンドグラスや外から見た窓の飾りなんかもとても優雅な建物でした。
現在9時過ぎですが、旧正月の準備のために街には煌々と明かりが……

の割に作業してる人が見当たらないんですが。
働き者なんだかそうでないんだかよく分かりません。昼間は暑いので夜やろうかなって思ってるんだけどねみたいな、やたら効率悪そうです。旧正月までに準備終わるんでしょうか。
そして最後まで頭を悩ませたタクシー問題ですが、ホテル近くまで来たところで向かいからボッタクられずに乗れたメイリンタクシーがやって来たので、もうこれを止めるしかない!と手を挙げてとめました。エアポートはオッケーかと尋ねるとオッケーだと言うので、荷物をホテルに取りに行くから待ってくれと伝えてホテルへ。
したら、一方通行だったのでバックでホテルまで来てくれました。
期待のもてそうな親切感です。
フロントにスーツケースをお願いしたら、あなたに荷物が届いていると言われる。
ああ、そういやオーダーした洋服届いてないんだった。
これもギリギリのタイミングで間に合う。しかしギリギリなのでろくに確認できず。数はまあ合ってますねってくらいの確認だけしました。まあ違っててももう時間ないですけど!
慌ただしくホテルを出ようとしたら、ロビーのボーイさんが、タクシーは良いかと尋ねてきます。
誰がここでタクシー頼むか
と思いつつ、もう呼んでるよと伝えると、荷物を積み込むのは手伝ってくれました。
まあたまたまこの前わたしが頼んだひとがやる気なかったか表のサイゴンタクシーと組んでたかだと思うんですけどね。フロントで頼めば違ったかもな。
車窓に流れる夜のホーチミンを眺めつつ空港へ。しばらくは中心地のゴミゴミとした様子が続きます。
途中あんまりにも道が混んでて駐車場みたいに全然動かなくなってしまったので、すごく焦ったのですが単なる事故でした。車同士で接触事故を起こしていた模様です。
ぶつかった車が一方通行路のド真ん中で停まっていて、その左右にバイクがどんどん流れていって、車はバイクが多すぎてなかなか事故車を避けて進むことができずカオスになっていました。
警察とか呼んでも未来永劫辿り着けなさそうです。
まあ、軽く後ろから接触したような様子だったので、警察呼ばずに済ますのかもしんないけど。でもここで話し合うのはやめたほうがいいんじゃないかな。(運転手同士が話し合ってた。)


旧正月の準備のためか、明らかにさっき見たようなイベント用の舞台設営の資財みたいなのをバイクで運んでいるひとをたくさん見かけたのですが、このおいちゃんは流石に無茶をし過ぎだと思います。荷物は縛ろうよ。手で持つのやめようよ。
そしてこの後荷物を落っことしました。
バイクがぎっしりなので降りて拾うこともできません。
でも周りの人が拾ってあげてました。親切なのかもしんないし、単におっちゃんが動けないと周りも動けないからかもしんないし。
幹線道路に出たと思ったら、見覚えのあるCANONのネオンのある建物が見えてきて空港へ到着。
料金はメーターぴったりの129,000ドン。降りた後で気付きました。
あれっ、空港は加算ありって車内表示されてたけど!?
空港へ車を入れる料金みたいなのが掛かるから加算があるよと車内表示されてたんですが……よかったのだろうか、親切なタクシーのおにいさん。


出発階は到着階に比べるとそこまでにぎやかじゃなかったです。
それともやっぱり到着日の混雑具合が異常だったのか。いやもうアレはホントすごかった。

2009年にカンボジアへ行く際に乗り継いだ時にはなんもない閑散とした空港でしたが(写真撮ってるこのあたりもただの通路だった)、そこそこ賑やかで、発着便があるので夜中でもお店はやっているようです。余ったドンで割とどうでも良さそうなものを買ってしまう。
しおりとショットグラス、84,000ドン。空港価格ですね。
しおりはまあまあかわいいけど。街中の雑貨屋でちょっとしたものが買える値段ですが、タクシー代のことがあって、ネットで調べた相場+α残してたんですが、結構安くついたんですよね。空港入場料を取られなかったか取られ忘れたかもあって。
で、この後にちょっとおしゃれっぽいお店でかわいい水牛の角でできたバングルを見つけてしまう。

17アメリカドル、カードで決済。先に見つけてたら余ったドン足しにしたのに〜。
水牛の角のアクセサリーは街中でも気になっていたのですが、大振りなバングルが多く、今だったらそっちのがかわいいと思うけど当時は気分じゃなくて。そしたら細いバングルがセットになったこれがあったので買いました。大きいバングルよりつけやすいし。
最大の不安だったタクシー問題を乗り越えたら安心して小腹が空いてきたのでカフェテリアへ。

しかし、お店は結構あるのに食事ができるところはここだけで食べ物はもう殆ど残っておらず、その上お土産屋がまだやっているのに店を閉めようとしていて、コーヒーはもう出せない!とか言われてカップケーキいっこ。背後のエスプレッソマシンのボタン押すだけなのに。これで6アメリカドルとは……。味もまあふつう……。
見直して損したじゃないか、ホーチミン国際空港。
つつがなく搭乗時刻を迎えホーチミンを離れます。
疲れからか余韻に浸る間もなくぐっすり眠ってしまいました。

機内食は朝食。なんかちょっと違う感もあるけど和食ふう。

機外の空が白み始めてしばらく、定刻通りの7時25分に飛行機は成田に降りました。

ら、なんかすごい霧でした。一抹の不安を覚えつつ羽田に移動。
うわーいつ飛ぶか未定だって〜。
もともと12時発なので余裕はあったのですが、朝の便が軒並み離陸を見合わせ中。
一応、チェックインはできたので空港内で待つのみ。お昼前にお昼ごはん。

炭水化物過剰ですが、どうにもおにぎりが食べたくて。
出発直前にコンコースの真逆のゲートに変更になるという、長時間待った後にきっついことをやられましたが、数時間のディレイののちなんとか無事おうちに帰れました。
初めてのベトナム、社会主義国と言ことでなんとなく漠然と持っていたイメージは良い意味でまったく裏切られました。明るくて前向きな空気感のようなものをなんとなく感じたのです。
まあそもそもその漠然とした良くないイメージ自体が、これって完全に資本主義の国の人の偏見だなと自分でもゲンナリしちゃうけど。無意識にもうそういう価値観を持ってしまっているのだなと。
何事に対しても自分の目で見るまでは偏見なくなるべくフラットでいたいなと思うのですが、なかなか難しいですね。
それと、統一会堂で思ったことというのは、もうちょっと自分の中で掘り下げて消化したいなあと思いました。これも「負けた戦争しか知らない(つってもそれも知ってるというほどでもない)」ことによる偏見と言うか固定概念みたいなものを揺さぶられた感じがあって。
「世界にはいろんな国がある」と言うことを、見た目だけじゃなくちょっぴり実感できた旅でした。
の割に作業してる人が見当たらないんですが。
働き者なんだかそうでないんだかよく分かりません。昼間は暑いので夜やろうかなって思ってるんだけどねみたいな、やたら効率悪そうです。旧正月までに準備終わるんでしょうか。
そして最後まで頭を悩ませたタクシー問題ですが、ホテル近くまで来たところで向かいからボッタクられずに乗れたメイリンタクシーがやって来たので、もうこれを止めるしかない!と手を挙げてとめました。エアポートはオッケーかと尋ねるとオッケーだと言うので、荷物をホテルに取りに行くから待ってくれと伝えてホテルへ。
したら、一方通行だったのでバックでホテルまで来てくれました。
期待のもてそうな親切感です。
フロントにスーツケースをお願いしたら、あなたに荷物が届いていると言われる。
ああ、そういやオーダーした洋服届いてないんだった。
これもギリギリのタイミングで間に合う。しかしギリギリなのでろくに確認できず。数はまあ合ってますねってくらいの確認だけしました。まあ違っててももう時間ないですけど!
慌ただしくホテルを出ようとしたら、ロビーのボーイさんが、タクシーは良いかと尋ねてきます。
誰がここでタクシー頼むか
と思いつつ、もう呼んでるよと伝えると、荷物を積み込むのは手伝ってくれました。
まあたまたまこの前わたしが頼んだひとがやる気なかったか表のサイゴンタクシーと組んでたかだと思うんですけどね。フロントで頼めば違ったかもな。
車窓に流れる夜のホーチミンを眺めつつ空港へ。しばらくは中心地のゴミゴミとした様子が続きます。
途中あんまりにも道が混んでて駐車場みたいに全然動かなくなってしまったので、すごく焦ったのですが単なる事故でした。車同士で接触事故を起こしていた模様です。
ぶつかった車が一方通行路のド真ん中で停まっていて、その左右にバイクがどんどん流れていって、車はバイクが多すぎてなかなか事故車を避けて進むことができずカオスになっていました。
警察とか呼んでも未来永劫辿り着けなさそうです。
まあ、軽く後ろから接触したような様子だったので、警察呼ばずに済ますのかもしんないけど。でもここで話し合うのはやめたほうがいいんじゃないかな。(運転手同士が話し合ってた。)
旧正月の準備のためか、明らかにさっき見たようなイベント用の舞台設営の資財みたいなのをバイクで運んでいるひとをたくさん見かけたのですが、このおいちゃんは流石に無茶をし過ぎだと思います。荷物は縛ろうよ。手で持つのやめようよ。
そしてこの後荷物を落っことしました。
バイクがぎっしりなので降りて拾うこともできません。
でも周りの人が拾ってあげてました。親切なのかもしんないし、単におっちゃんが動けないと周りも動けないからかもしんないし。
幹線道路に出たと思ったら、見覚えのあるCANONのネオンのある建物が見えてきて空港へ到着。
料金はメーターぴったりの129,000ドン。降りた後で気付きました。
あれっ、空港は加算ありって車内表示されてたけど!?
空港へ車を入れる料金みたいなのが掛かるから加算があるよと車内表示されてたんですが……よかったのだろうか、親切なタクシーのおにいさん。
出発階は到着階に比べるとそこまでにぎやかじゃなかったです。
それともやっぱり到着日の混雑具合が異常だったのか。いやもうアレはホントすごかった。
2009年にカンボジアへ行く際に乗り継いだ時にはなんもない閑散とした空港でしたが(写真撮ってるこのあたりもただの通路だった)、そこそこ賑やかで、発着便があるので夜中でもお店はやっているようです。余ったドンで割とどうでも良さそうなものを買ってしまう。
しおりとショットグラス、84,000ドン。空港価格ですね。
しおりはまあまあかわいいけど。街中の雑貨屋でちょっとしたものが買える値段ですが、タクシー代のことがあって、ネットで調べた相場+α残してたんですが、結構安くついたんですよね。空港入場料を取られなかったか取られ忘れたかもあって。
で、この後にちょっとおしゃれっぽいお店でかわいい水牛の角でできたバングルを見つけてしまう。
17アメリカドル、カードで決済。先に見つけてたら余ったドン足しにしたのに〜。
水牛の角のアクセサリーは街中でも気になっていたのですが、大振りなバングルが多く、今だったらそっちのがかわいいと思うけど当時は気分じゃなくて。そしたら細いバングルがセットになったこれがあったので買いました。大きいバングルよりつけやすいし。
最大の不安だったタクシー問題を乗り越えたら安心して小腹が空いてきたのでカフェテリアへ。
しかし、お店は結構あるのに食事ができるところはここだけで食べ物はもう殆ど残っておらず、その上お土産屋がまだやっているのに店を閉めようとしていて、コーヒーはもう出せない!とか言われてカップケーキいっこ。背後のエスプレッソマシンのボタン押すだけなのに。これで6アメリカドルとは……。味もまあふつう……。
見直して損したじゃないか、ホーチミン国際空港。
つつがなく搭乗時刻を迎えホーチミンを離れます。
疲れからか余韻に浸る間もなくぐっすり眠ってしまいました。
機内食は朝食。なんかちょっと違う感もあるけど和食ふう。
機外の空が白み始めてしばらく、定刻通りの7時25分に飛行機は成田に降りました。
ら、なんかすごい霧でした。一抹の不安を覚えつつ羽田に移動。
うわーいつ飛ぶか未定だって〜。
もともと12時発なので余裕はあったのですが、朝の便が軒並み離陸を見合わせ中。
一応、チェックインはできたので空港内で待つのみ。お昼前にお昼ごはん。
炭水化物過剰ですが、どうにもおにぎりが食べたくて。
出発直前にコンコースの真逆のゲートに変更になるという、長時間待った後にきっついことをやられましたが、数時間のディレイののちなんとか無事おうちに帰れました。
初めてのベトナム、社会主義国と言ことでなんとなく漠然と持っていたイメージは良い意味でまったく裏切られました。明るくて前向きな空気感のようなものをなんとなく感じたのです。
まあそもそもその漠然とした良くないイメージ自体が、これって完全に資本主義の国の人の偏見だなと自分でもゲンナリしちゃうけど。無意識にもうそういう価値観を持ってしまっているのだなと。
何事に対しても自分の目で見るまでは偏見なくなるべくフラットでいたいなと思うのですが、なかなか難しいですね。
それと、統一会堂で思ったことというのは、もうちょっと自分の中で掘り下げて消化したいなあと思いました。これも「負けた戦争しか知らない(つってもそれも知ってるというほどでもない)」ことによる偏見と言うか固定概念みたいなものを揺さぶられた感じがあって。
「世界にはいろんな国がある」と言うことを、見た目だけじゃなくちょっぴり実感できた旅でした。
弊社は連休中は交代で出勤があるのであまり長期旅行には向いておらず、ゴールデンウイークや年末年始に海外旅行とかもっての他なのですが、2015年新年明けて新しいカレンダーなど眺めつつ、ゴールデンウイーク前にちょっと休めるかも?とか思いました。
と言うのも、連休がある=休日出勤がある=代休がある、なので飛び飛びになっているところにこの代休をつっこんだりすると、連続休暇が作りやすいのです。昨年、2014年もそのやり口でエストニアに行ってきました。特に問題はありませんでした。
……うん、休もう。
そしてさてどこに行こうかな?と言う話になるわけですよ。
昨年、ヘルシンキを訪れた際に鉄道駅を無意味に訪れ「ここからサンクトペテルブルクへ行けるのか〜行きてぇな〜ロシア!」と思ったので(*)、ここはやはりロシアかなと。タリンで見かけたロシア正教会と信者の方々の様子もまた、ロシアへの思いを大きくさせました。
実際、昨年のエストニア・ヘルシンキ旅行から帰ってこっち、暇があればヘルシンキから鉄道でサンクトペテルブルクを訪れた人のブログなんかを見てました。
ヘルシンキとかタリンでも4月末なら大丈夫だったので、更に少し北になりますがロシアでもまあ大丈夫でしょう。(寒さ的な意味で。)
実際、昨年のエストニア・ヘルシンキ旅行から帰ってこっち、暇があればヘルシンキから鉄道でサンクトペテルブルクを訪れた人のブログなんかを見てました。
ヘルシンキとかタリンでも4月末なら大丈夫だったので、更に少し北になりますがロシアでもまあ大丈夫でしょう。(寒さ的な意味で。)
それに以前からロシア、特にサンクトペテルブルクには漠然とした憧れがあったのです。
壮麗な宮殿、独特の建築様式の教会、そして世界に名だたるエルミタージュ美術館。
もちろんそう言った具体的な動機もありましたが、ベルリンの壁が崩壊したとき既に物心のついていたわたしには、東西冷戦による根深い偏見が無意識のうちに根を下ろしてしまっているのです。
もちろんそう言った具体的な動機もありましたが、ベルリンの壁が崩壊したとき既に物心のついていたわたしには、東西冷戦による根深い偏見が無意識のうちに根を下ろしてしまっているのです。
『ロシア=ソ連=東側=なんか悪いやつ』と言う偏見が。(*)
そしてその偏見からなんとはなしに『旧東側の親玉のところに行ってみたい』と言う、なんだか不良に憧れる女子学生のような気持ちをあっためてきたわけです。
行ってみて意外といいやつじゃんとか思いたいのか、具体的に自分が何を求めているのか自分でも分からないのですが、とにかく行ってみたい。日数的にも何とかなりそうだし、思い立ったが吉日デイと言うわけで、今回の目的地はロシアに定めました。
年明け早々にいつもの相棒「地球の歩き方・ロシアとコーカサスの国々」をゲット。しかしこれ、1冊でどれだけの面積をカバーする気ですか?おかげで、読んでいるうちにちょっぴり「コーカサスの国々」に興味がわいてきてしまったではないですか。
しかし後ほど分かるのですが、ロシアに関しては歩き方先生はまったく歩き方を教える気がなく、むしろ迷わせにかかってきました。何かと言うとすぐに「ツアーに申し込むのが良い」とか言って来るし、やたらに情報が曖昧で。しかし英語が読めないわたしには歩き方先生しか頼りがないわけでしてなかなか厳しかったです(*)。
そういうわけで、写真は『女帝エカテリーナ/池田理代子(全4巻)』です。
海外旅行サイトで帝政ロシア時代の雰囲気とかがざっくり分かっていい感じと紹介されていたので、漫画好きのわたしは買い揃えてみました。実話ベースなので漫画としては後半は冗長な感じがありますが、読んでよかったです。かなりの程度フィクションである事を前提に、帝政ロシア時代の貴族の暮らしってこんなのかなってのがざっくり想像できるのと、それからエカテリーナに感情移入して読んでおくと、サンクトの観光地でいろいろと感慨深いものがありました。4冊ですからすぐ読めるし、漫画好きなら買って損はないと思います。
*高速鉄道アレグロが走っています。3〜4時間でヘルシンキとサンクトペテルブルクを結んでいたはず。乗ってみたいものですね。
*まあこの偏見って今も健在な気がしますけどね、割と一般的に。アメリカ組じゃないやつは悪いやつ、みたいな……。
*そういうことなので、英語が読める人はロンリープラネットとか言うやつのほうがいいんじゃないですかね。イヤ、わたしロンプラ見てないし読めないから、ロンプラ先生が歩き方先生より役に立つかどうか分かんないんですけどなんとなく言ってみました。
*高速鉄道アレグロが走っています。3〜4時間でヘルシンキとサンクトペテルブルクを結んでいたはず。乗ってみたいものですね。
*まあこの偏見って今も健在な気がしますけどね、割と一般的に。アメリカ組じゃないやつは悪いやつ、みたいな……。
*そういうことなので、英語が読める人はロンリープラネットとか言うやつのほうがいいんじゃないですかね。イヤ、わたしロンプラ見てないし読めないから、ロンプラ先生が歩き方先生より役に立つかどうか分かんないんですけどなんとなく言ってみました。
ところで、ロシアと言うのはなかなか面倒な国なのです。日本人はビザが必要です。
写真はわたくしのロシアビザと出国時に回収されてしまうロシアの出入国カードです。
「ここから先写真撮影禁止」と書かれた出国審査場のギリギリ手前で撮りました。ロシアに対して緊張感なさ過ぎです。しかし結局、個人情報にモザイクをかけたら殆どモザイクになってしまい、なんの参考にもなりません。
ロシアの出入国カードはビザを取得したときに情報管理されているのか、大きな空港から入国する場合は自分で記入する必要はなく、入国審査の際に印刷されたものを渡されるので内容を確認してサインをするだけです。なかなかサービスが良いじゃありませんか。
しかしビザが必要なだけならいいんです。カンボジアビザだってミャンマービザだってとってきました。ミャンマービザはちょっぴり面倒と言えば面倒でしたが、まあ別に大した事ではありません。なにちょっと「わたくしはミャンマーで政治活動をしません」と宣誓書を書かされ肝を冷やしたくらいです(*)。ロシアの場合、そのビザ申請に必要な書類とその取得方法が問題なのです。
しかしビザが必要なだけならいいんです。カンボジアビザだってミャンマービザだってとってきました。ミャンマービザはちょっぴり面倒と言えば面倒でしたが、まあ別に大した事ではありません。なにちょっと「わたくしはミャンマーで政治活動をしません」と宣誓書を書かされ肝を冷やしたくらいです(*)。ロシアの場合、そのビザ申請に必要な書類とその取得方法が問題なのです。
地球の歩き方や大手旅行会社のサイトなんかを見ると、予めロシア国内での宿泊場所・交通手段を決定してその情報をビザに反映させる必要があるらしく、もちろんそれは自己申告ではだめなのです。
ロシア政府の定める特定の旅行会社で発行された旅程を保証する「招聘状」なるものが必要なのです。もちろん、その旅行会社も通常は自社で手配した内容に沿った招聘状でないと発行しません。つまりロシア旅行については少なくともロシア国内の手配は特定の旅行会社へ依頼する必要があるのです。
ロシア政府の定める特定の旅行会社で発行された旅程を保証する「招聘状」なるものが必要なのです。もちろん、その旅行会社も通常は自社で手配した内容に沿った招聘状でないと発行しません。つまりロシア旅行については少なくともロシア国内の手配は特定の旅行会社へ依頼する必要があるのです。
しかも旅行中は、ロシア滞在中は特定の旅行会社が所定の書式で作成した旅程表=「バウチャー」を携行しておかなければなんか大変な事になると歩き方先生なんかはおっしゃっています。
この招聘状と申請書、写真を揃えてビザの申請に行く事になるのですが、ロシア大使館はビザの郵送による取得手続きを行っていません。と言うことで、地方在住者は取得代行を依頼することになります。
つまり、まとめるとロシアに行く方法は、
・すべて込みのツアーで行く
つまり、まとめるとロシアに行く方法は、
・すべて込みのツアーで行く
→ビザはツアー会社へお任せ
・エアーは自分で手配して、ロシア国内の宿泊等を特定の旅行会社で頼む
→ビザはロシア国内の宿泊を手配した旅行会社へお任せ
の二択になり、完全な自由旅行はのぞめないわけです。
の二択になり、完全な自由旅行はのぞめないわけです。
これだけではなく、なんだか他にも面倒そうな事があります。「滞在登録」とやらです。
ロシアを旅行する外国人は宿泊する都度に滞在登録をしなくてはならず、その間パスポートが預かられるのでパスポートが返って来るまで出歩かないほうがいいとか。そしてその滞在登録にバウチャーが必要だとも歩き方先生はおっしゃいます。
しかしネットで見ると、バウチャーは要らないとかパスポートは別に預かられなかったとかどうせパスポートはホテルのセーフティに入れて持ち歩いてないとか、そもそも1週間以内の滞在なら滞在登録は要らねえとかもう様々、歩き方先生とは異なる情報が飛び交っています。
しかしネットで見ると、バウチャーは要らないとかパスポートは別に預かられなかったとかどうせパスポートはホテルのセーフティに入れて持ち歩いてないとか、そもそも1週間以内の滞在なら滞在登録は要らねえとかもう様々、歩き方先生とは異なる情報が飛び交っています。
「ビザ」、「招聘状」(インビテーションと英語でかかれることも)、「バウチャー」、「滞在登録」(レギなんとかとロシア語で書かれることも、つか英語でレジストレーションじゃねえか?)。
……先生、頭が痛くなってきたので早退していいですか?
……先生、頭が痛くなってきたので早退していいですか?
もう大混乱です。大混乱だけどどうにかしないとロシアに行けません。
で、ロシアへ行く方法・二択のうち後者はこのバウチャーとやらは出ない気がするんですけどいいんですか?とちょっと微妙な気がしますが、この二択です。
……正攻法では。
そう、正攻法でないやつが存在するのです。
で、ロシアへ行く方法・二択のうち後者はこのバウチャーとやらは出ない気がするんですけどいいんですか?とちょっと微妙な気がしますが、この二択です。
……正攻法では。
そう、正攻法でないやつが存在するのです。
日程も宿泊場所も知らせなくても、ロシアビザの取得を代行してくれる会社がいくつかあるのです。
(ちゃんと日本にある会社です。)
(ちゃんと日本にある会社です。)
当のその会社は「巷やガイドブックではいろいろ言ってるけど問題ない、うちは正規の何の問題もないビザの取得代行である」と言うわけですが、他のエリアに比べて冒険心を著しく欠いた地球の歩き方先生や大手の旅行会社なんかは、ロシア旅行をするには〜とおっしゃりこういう会社で頼むのは危険であるとおっしゃるのです。
実際、ロシア旅行手配+ビザ代行を行う旅行会社では、ビザの取得代行のみは受付けておらず、最低でも滞在期間中全ての宿泊手配と合わせてでないと受付けないと記載されていました。
…………さて困りました。
このギャップについてどう理解すればよいのか分かりません。
…………さて困りました。
このギャップについてどう理解すればよいのか分かりません。
ロシア行きを目論んでいる父の会社の同僚は、ビザだけとにかく発行してくれる会社のビザの事を「嘘っこビザ」と言っていたそうです。彼も矢張り自由にロシアを旅行したいが「嘘っこビザ」は大丈夫なのかと悩んでいるそうです。
分からないのでとりあえず、正攻法の後者で行くことを考えました。
分からないのでとりあえず、正攻法の後者で行くことを考えました。
ツアーは実質泊まるとことエアーと送迎だけの限りなく個人旅行に近いなんちゃってツアーもあるので別にツアーでも問題ないのですが、JALで成田からモスクワを経由してサンクトペテルブルクに入るものが殆どで、二都市周遊になるので、日数が長すぎるか短かったら短かったでかなり忙しい内容だったのです。しかも成田発だと前泊でもきっついし。最終便で羽田に到着すると、路線検索とかしても当日中に成田近辺まで行く方法がないんですよね!
なので、ヘルシンキ往復のエアーとロシア入りの鉄道切符を自分で手配して、ホテルとビザを旅行会社に頼む方向にしたわけです。それであたりをつけた旅行会社のホテルの料金一覧なんかを見つつも期間が年末までのものだったので、4月の旅行の見積もり依頼とかいつまでにすればいいですか?とか問い合わせを出したのが1月下旬。旅行会社からはほどなく、一応エアーと鉄道を含めた見積も出させてくれとの回答が来ました。
しかし、このホテル料金……うーんよく分かんないな、ちょっと高い気がするけど、こういう旅行会社だから単に良いホテルしか扱ってないだけかも。あ〜でもなんかちょっと高いような気がするなあ〜と気になったので、Booking.comで同じホテルを旅行期間で検索してみました。
しかし、このホテル料金……うーんよく分かんないな、ちょっと高い気がするけど、こういう旅行会社だから単に良いホテルしか扱ってないだけかも。あ〜でもなんかちょっと高いような気がするなあ〜と気になったので、Booking.comで同じホテルを旅行期間で検索してみました。
結果:バカ高い。
シャレにならない高さです。いくらマージンあるっても取り過ぎでは……。
宿泊予約サイト経由だと数千円で泊まれる中級ホテルが一気に万越えです。イヤ、せいぜい数泊の事なので1泊1万数千円出すのもやぶさかではないですが、本当だったらそれだけ出したらもっと良いホテルに泊まれることをわたしは知ってしまいました。
知ってしまったからには、あっさりじゃあこれでお願いします〜と言うのにも引っかかりを感じてしまい、悩みに悩んで手配はここで頓挫してしまいました。
*普通は書かされません。わたしは勤め先の関係でなんとびっくり『報道関係者』とみなされてしまったため書く必要がありました。今はこれ要らなくなってたりしないんですかね。詳しくはココに書きました。
*普通は書かされません。わたしは勤め先の関係でなんとびっくり『報道関係者』とみなされてしまったため書く必要がありました。今はこれ要らなくなってたりしないんですかね。詳しくはココに書きました。
もう特に関連性のある写真がないので、このエントリは字だけがずらずらと連なります。
さて、手配を頓挫させたまま時期は2月も下旬となってしまいました。
さて、手配を頓挫させたまま時期は2月も下旬となってしまいました。
なんでそこまで引っ張ったかと言うと、2月中旬に母親と2人でバリ島・ウブドにバカンスを決め込んでいたからです。これは11月に見つけたツアーで、ガルーダインドネシアの往復にホテル送迎にウブドのフォーシーズンズ3泊でなんと13万円ほどと非常にお得だったのでつい……。シーズンオフ万歳。
久々のツアー旅行はなんも考えなくて良くて非常にバカンスできました。初めてのリゾート滞在だったけど、たまにはこんなのもイイネ!(*)
1月下旬に問合せた旅行会社からは遅くとも3月中旬くらいには申し込んでもらったほうがいいと言われていたので、あんまりグズグズしているとロシアに行けなくなってしまいます。
1月下旬に問合せた旅行会社からは遅くとも3月中旬くらいには申し込んでもらったほうがいいと言われていたので、あんまりグズグズしているとロシアに行けなくなってしまいます。
とりあえずホテル代の高さが気になってしょうがないのですが、3月初めに正式に見積を依頼しました。回答はすぐにやってきました。
フィンエアーの関空〜ヘルシンキ往復は思っていたよりかなり安い。きっと団体料金での手配が可能なのでしょう。鉄道切符はややお高い印象。ホテルについては以前にwebに出ていたのが、秋〜年末年始の料金だったので、実は4月は安かったりして?とか一縷の望みを抱いていたのですが。
……やっぱり高いです。
しかも、途中でサンクトを離れてみようかとお願いしたヴェリーキー・ノヴゴロドのホテルにいたっては市街地からものすごく遠いです。どうしよう……。
それから数日、ロシアビザについてものすごくネットで検索しました。
……やっぱり高いです。
しかも、途中でサンクトを離れてみようかとお願いしたヴェリーキー・ノヴゴロドのホテルにいたっては市街地からものすごく遠いです。どうしよう……。
それから数日、ロシアビザについてものすごくネットで検索しました。
すると泊まるホテルによっては、ロシアビザ取得に必要な招聘状とやらを発行してくれるところがあるらしい。おお!これならホテルを自分で決められる!!
しかしそれはそれで問題が……まだロシア国内の予定をはっきりさせてないんですよね。泊まる場所とか行きたい場所に合わせて決めたいじゃない。いつもそうしてるんですよ。
でも、旅行会社にお高いホテルを頼むよりは早めの決断が必要でも自分で泊まるホテルを自由に決められかつお安い方がいい。
で、そういったサポートをしてくれるホテルのひとつのWebサイトを見ていたところ、ビザサポートはこちら、みたいなリンクがあったのでそれをポチッとやったところ、別の会社のサイトに飛ばされました。英語で書かれたそのサイトを一生懸命解読したところ……
・以下のフォームを埋めてください
でも、旅行会社にお高いホテルを頼むよりは早めの決断が必要でも自分で泊まるホテルを自由に決められかつお安い方がいい。
で、そういったサポートをしてくれるホテルのひとつのWebサイトを見ていたところ、ビザサポートはこちら、みたいなリンクがあったのでそれをポチッとやったところ、別の会社のサイトに飛ばされました。英語で書かれたそのサイトを一生懸命解読したところ……
・以下のフォームを埋めてください
(住所氏名連絡先、パスポート番号、ロシア入出国日、滞在都市・滞在ホテル)
・クレジットカードで料金を決済してください
・PDFで招聘状を送るよ、それもって大使館へゴゥだ!
と言う事でした。24時間受付、決済からPDFがくるまで僅か数分。
と言う事でした。24時間受付、決済からPDFがくるまで僅か数分。
えっ、これって……
絶対人間の目でチェックしてないよね!?
これだと架空のホテルの名前=嘘っぱちを書いても招聘状を発行してもらえる事になります。
調べてみると、この手のロシア国内の『旅行会社』は結構あることが分かりました。その信憑性はいかに?と思って、検索してみたらこういう『旅行会社』で発行してもらった招聘状で、自分でビザ申請をして発行してもらった体験談もちらほらと。
絶対人間の目でチェックしてないよね!?
これだと架空のホテルの名前=嘘っぱちを書いても招聘状を発行してもらえる事になります。
調べてみると、この手のロシア国内の『旅行会社』は結構あることが分かりました。その信憑性はいかに?と思って、検索してみたらこういう『旅行会社』で発行してもらった招聘状で、自分でビザ申請をして発行してもらった体験談もちらほらと。
しかしわたしの場合は、自分でビザ申請にはいけないので、招聘状取得後、申請は代行依頼をかけなくてはなりません。招聘状の取得がUS15〜25ドル程度、招聘状ありの場合のビザ申請の手数料が6,000円〜8,000円程度。
……最初から嘘っこビザの会社に頼むのといっしょやん。
……最初から嘘っこビザの会社に頼むのといっしょやん。
(わたしの見たところは2週間取得で8,000円だった。)
と言う結果が出てしまいました。
と言う結果が出てしまいました。
たぶん、エアーも泊まる場所もなんも決まってなくてもビザ代行すんぜ!と言ってる会社はロシア国内の内容適当でも招聘状出すぜ!って言ってる会社と組んで、ビザを発行してくれるんだと思います。だから内容もたぶんいっしょです。ここまで来て思いました。
ロシアビザってもうこれ利権ズブズブの世界じゃないの!?
もちろん、国籍的に本気で警戒してビザを取得させようとする場合もあるんだと思います。上記の招聘状を発行する旅行会社も発行できる国籍を限定してましたし。
でも大半はもう形式的なもので、しかしこのビザ発行ビジネスに絡んで儲けているひとたちがかなりいるためにやめられなくなってるんじゃないの?そんなふうに思いました。例えばこの招聘状を発行できる『特定の旅行会社』になるために昔結構なカネ積んでて今やめるんならその投資に見合わない!暴動起こすぞ!みたいな。
ロシアビザってもうこれ利権ズブズブの世界じゃないの!?
もちろん、国籍的に本気で警戒してビザを取得させようとする場合もあるんだと思います。上記の招聘状を発行する旅行会社も発行できる国籍を限定してましたし。
でも大半はもう形式的なもので、しかしこのビザ発行ビジネスに絡んで儲けているひとたちがかなりいるためにやめられなくなってるんじゃないの?そんなふうに思いました。例えばこの招聘状を発行できる『特定の旅行会社』になるために昔結構なカネ積んでて今やめるんならその投資に見合わない!暴動起こすぞ!みたいな。
まあもし、今ロシアビザの仕組みが抜本的に変わったら、招聘状を発行するだけの『なんちゃって旅行会社』がまったく必要なくなってしまうことだけは確かです。それで稼いでる人は路頭に迷います。まあネットにフォーム設置してカード決済でカネ回収してるだけだけれども!
まあともかくですよ、
うん、嘘っこビザで大丈夫だ!!
と言う結論が出ました。嘘っこビザを手配して、いつも通りエアーもホテルも自分で手配します!
うん、嘘っこビザで大丈夫だ!!
と言う結論が出ました。嘘っこビザを手配して、いつも通りエアーもホテルも自分で手配します!
とか言いつつ、実はずっとずっと入国するまでビビリ倒し、また帰る前にも出国するまでビビリ倒してた小心者なんですけどね!この通り生きて帰ってます!!(*)
わたしのロシアビザ取得の方法決定をまとめると……
嘘っこビザは怖いので、ホテルだけ正規の旅行会社に依頼しよう
わたしのロシアビザ取得の方法決定をまとめると……
嘘っこビザは怖いので、ホテルだけ正規の旅行会社に依頼しよう
↓
ホテル代高い
↓
招聘状発行してくれるホテルがあるらしい
↓
見に行ったらWebで適当に招聘状作る旅行会社だった
↓
しかもそういうホテルも会社もいっぱいあった
↓
招聘状作ってもらっても結局取得は代行申請頼まざるを得ない
↓
最早コレ値段も内容も嘘っこビザといっしょやん
↓
もう最初から嘘っこビザでええやんか!
悩んだ挙句にコレでした。嘘っこビザで行ってやろうではありませんか!!
悩んだ挙句にコレでした。嘘っこビザで行ってやろうではありませんか!!
とか言っておいて、女々しくグダグダとホントに大丈夫?とかその会社に問合せて(そら大丈夫としか言わないよネ)、お金を振り込んで申請書と写真とパスポートを送ったのが3/16。無事二週間後の4/1にロシアビザの貼り付けられたパスポートゲットと相成りました。
いったいロシア政府にわたしの旅程はどう伝わっているのでしょうか。本来は旅程の申告が必要なはずのビザなのに、わたしは旅程を申告していないのです。しかも、本来の滞在より長いのは問題ないとの勧めに従い、実際の滞在日程よりわたしのビザの期間は長めになっています。
しかも歩き方先生が外国人に必須の手続き『滞在登録』に必要とおっしゃる『バウチャー』とやらがわたしの手元にはありません。ビザ取った会社は問題ないって言ってますけどね。
……これで行けるのかロシア!どうなんだロシア!ともかくロシアに行きますよ!
*本当にすごく良かったのでこれもいつか旅行記書きたいな……。でもすごくよくて楽したのであまり面白い出来事は起こってないです。
*飽くまで個人の体験でありこの体験を参考にしてロシアに入国できなかったりロシアから出国できなかったりしても責任はとれませんので悪しからず……。
*本当にすごく良かったのでこれもいつか旅行記書きたいな……。でもすごくよくて楽したのであまり面白い出来事は起こってないです。
*飽くまで個人の体験でありこの体験を参考にしてロシアに入国できなかったりロシアから出国できなかったりしても責任はとれませんので悪しからず……。
さてこれで、ざっくりとした日程で旅程を一切報告せずにビザを取ることにしたので、日程は自由に決められます(*)。と言ってももう旅行まで2ヶ月弱なのでさっさと航空券押さえないと高くなります。当初の考えでは、
1日目:定時退社後、伊丹へ飛ぶ(関空付近に宿泊)
1日目:定時退社後、伊丹へ飛ぶ(関空付近に宿泊)
2日目:関空→ヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
3日目:ヘルシンキ→サンクトペテルブルク(サンクトペテルブルク泊)
※列車はなるべく午前の早いやつ
4日目:(サンクトペテルブルク泊)
5日目:サンクトペテルブルク→ヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
※列車はぎりぎり暗くなる前くらいのやつ
6日目:ヘルシンキ→
7日目:→関空、伊丹→みかん王国
の予定でした。高速鉄道アレグロの利用を考えていたので、時間の関係&安全策でヘルシンキに前後1泊ずつすることになります。憧れのロシア、そして憧れの陸路国境越えを盛り込んだ日程。
の予定でした。高速鉄道アレグロの利用を考えていたので、時間の関係&安全策でヘルシンキに前後1泊ずつすることになります。憧れのロシア、そして憧れの陸路国境越えを盛り込んだ日程。
なのですが、
サンクト2泊しかしないの?
と言う心の声が次第次第に大きくなってきました。
ヘルシンキは一応一度行きました。まあ殆ど体調崩して寝てたんですけどね(*)!それでも一度行きました。きれいで安全でよい街でした。直行便もあります。
……これからいざとなったら幾らでも行けそうな気がします。
翻ってロシアです。直行便がないので実際的な意味でヘルシンキより遠い上、経済制裁食らってみたりやや物騒な要素ももっています(*)。
やはりロシアへの滞在を最大限にするべきではないのか!?
そんなわけで日程を見直すことに。
手元にロシアのガイドブックしかないことも一因だったかとは思いますが、見れば見るほどサンクトペテルブルクでやりたいことも増えてくるわけです。て言うかこの日程だとヴェリーキーノヴゴロド行きとか絶対無理だし。最初は列車移動を往路復路のいずれかにして、片道飛行機移動などと考えていたのですが、結局、それでも2日目中にサンクトペテルブルクへ移動するのは無理で。
…………潔く列車移動は諦めよう。
陸路での国境越えはまたの機会にする事としました。
空路で直接サンクトペテルブルク入りして、めいっぱいサンクトに滞在する事にします。
一般的なのはモスクワ経由ですが、地方在住なので成田-モスクワ-サンクトは非常に効率が悪いのです。そこで思い出したのは、シャルルドゴール空港。初めてこの空港を訪れた際に丁度ロシアが観光誘致に力を入れていたのか「CDGからサンクトペテルブルクへ行こう!」みたいなポスターがめっちゃ貼ってあったのです。
深夜便で羽田からCDGへ、それからサンクトなら午前中にサンクト着もあるかも!?
…………航空券高ッ!!!!
30万近くの驚きのお値段が出てきてしまいました。イヤイヤイヤイヤこれは流石にない!
…………航空券高ッ!!!!
30万近くの驚きのお値段が出てきてしまいました。イヤイヤイヤイヤこれは流石にない!
あまり航空券代は惜しまないほうなのですが(時間優先)、流石にこれはない!
じゃあフランクフルト経由(NH)はどうだ!やっぱ高い!25万ですって!!
いや今までそれくらい出してヨーロッパ行ったこともなくはないんですが、今回ふらっと思いついてふらっと行くわけですよ!いきなりそれは出ませんから!
ちなみにもともと考えていたフィンエアー(もしくはJL便名で予約)で11万くらいでした。みかん王国→関空がなければもっと安いんですけどね〜。
これは観念してヘルシンキ経由で行くしかないのか。しかしどうにも踏ん切りがつかず何日かグダグダグダグダいろんな航空券販売サイトで検索をかけつづけました。
かけつづけた結果、いいことがありました。
……ドバイ経由で9万円ですと!?
なるほど、ドバイ行きは羽田深夜便があります。これなら時間を無駄にせずサンクト入りできます。フライト時間はもっのすごく長いけどネ☆その上、帰りは羽田到着が夜だからみかん王国に帰るのは翌日になってしまいます。休日を最大限旅行に生かすためにはそう、分かっていますとも。
……旅行帰りにそのまま出勤コースです。
行きが羽田経由で、帰りが関空経由にできると尚良かったのですが、何故かそうすると運賃が安いレートでの予約が出来なくなってしまったので行きも帰りも羽田経由で。まあ空港間の移動がないのはラクなんですけどね。
かけつづけた結果、いいことがありました。
……ドバイ経由で9万円ですと!?
なるほど、ドバイ行きは羽田深夜便があります。これなら時間を無駄にせずサンクト入りできます。フライト時間はもっのすごく長いけどネ☆その上、帰りは羽田到着が夜だからみかん王国に帰るのは翌日になってしまいます。休日を最大限旅行に生かすためにはそう、分かっていますとも。
……旅行帰りにそのまま出勤コースです。
行きが羽田経由で、帰りが関空経由にできると尚良かったのですが、何故かそうすると運賃が安いレートでの予約が出来なくなってしまったので行きも帰りも羽田経由で。まあ空港間の移動がないのはラクなんですけどね。
それからエルミタージュ美術館の入場券を1日券にするか2日券にするか悩んだり、ヴェリーキーノヴゴロド行きをいつにするか悩んだり、あとエカテリーナ宮殿の観光をどうするか悩んだり、いろいろグタグタしましたが、最終的に以下のような予定で行動する事にしました。月曜日(エルミタージュもエカテリーナ宮殿もお休み)挟むのがなかなか厄介でした。
まあ長距離移動以外は臨機応変にって感じですけど。
4/22(水):定時後、みかん王国→羽田
4/22(水):定時後、みかん王国→羽田
EK313 HND00:30-
(機内泊)
4/23(木):-DXB06:45
EK175 DXB10:05-LED15:10
☆ロシア美術館が夜やってる日
(サンクトペテルブルク泊)
4/24(金):エルミタージュ美術館見学後、ヴェリーキーノヴゴロドへ
(ヴェリーキーノヴゴロド泊)
4/25(土):ヴェリーキーノヴゴロド観光後、サンクトペテルブルクへ帰る
(サンクトペテルブルク泊)
4/26(日):エカテリーナ宮殿へ行く、夜コンサートとか行っちゃう?
(サンクトペテルブルク泊)
4/27(月):ペテロハバロフスク要塞などまあ適当に徒歩圏内観光
(サンクトペテルブルク泊)
4/28(火):EK176 LED14:10-DXB00:15
(空港で夜明かし)
4/29(水):EK312 DXB08:00-HND22:45
(東京泊)
4/30(木):羽田→みかん王国
(遅番でフル出勤)
何がキツイッてそりゃ帰りそのまま出勤もキツイですが、ここ!
EK176 LED14:10-DXB00:15
何がキツイッてそりゃ帰りそのまま出勤もキツイですが、ここ!
EK176 LED14:10-DXB00:15
(この間)
EK312 DXB08:00-HND22:45
ドバイで深夜の乗継7時間45分!!これが関空便なら03:00発だったんですよね!
ドバイで深夜の乗継7時間45分!!これが関空便なら03:00発だったんですよね!
乗継8時間になったらエコノミーでも無料でホテル手配してもらえるのですが微妙に足りないし、深夜だから入国して遊ぶわけにもいかないし、どうせ前後飛行機で寝放題・食い放題なのにホテルとか泊まるのももったいないしどうすんのよ!?って言う。
しかしこれが最も安価で最も効率が良い。
……これに決めました。
しかしこれが最も安価で最も効率が良い。
……これに決めました。
みかん王国・羽田、羽田の後泊を別手配する必要がありましたので(*)、楽天トラベル経由でNHのダイナミックパッケージを予約。平日だったせいかあんまりお値段変わらなかったので、移動しなくて済むエクセル東急羽田なんて予約しちゃいましたよ。
ところで、当たり前のようにヴェリーキーノヴゴロド行くとか言っていますが、そこまでメジャーな感じでもないと思います。これ抜いたらちょっと忙しいけど、モスクワも行けないでもないんですが。
わざわざこいつを入れたのは、元々は「地球の歩き方・ロシア」でキジ島の写真を見まして。
小さい写真だったのですが、気になったのでネットで検索したら、これすっごい!見たい!ってなったのですが、
・遠い
・そもそも冬季は行くの困難
個人で船をチャーターしないと行けないそうです。無理です。
しかし旅行時期を変えるということはできなかったので(今休めるからと言って夏にも休めるとは限らない休めるときに休み行けるときに行く)、泣く泣くキジ島は断念。
更に歩き方をパラパラしていると、ヴェリーキーノヴゴロドに「野外木造建築博物館」があるとな!?伝統的な建築を移築してきたものらしいですが、キジ島にあるような建物が見られる場所があったのです。サンクトからバスで数時間と、移動時間も良いころあいです。他にもちょこっと見所があるようですし、漠然としたサンクト以外の都市にも行ってみたい……できれば地上移動で……と言う欲求も満たせますしと言うわけで、目的地に選ばれたのです。
ついでにキジ島の画像検索結果も貼っておきます。すごいでしょ!見たいでしょ!!
さて、ホテルや各チケットも手配し、ビザやバスチケットや何やかや不安を抱えつつも、後は出発の日を待つばかりとなりました。
*実際にはビザの取得と平行して日程の検討はしていました。
*エストニア・フィンランド旅行記参照。タリン2泊・ヘルシンキ1泊の普通逆じゃね?と言う日程を組んだ挙句、ヘルシンキで約半日体調崩して寝込んでいた。
*それから数ヶ月後、果たしてそこにはISISに名指しで宣戦布告をされるロシアたんの姿が……!ビジネスとか陸路移動の長期旅行で経由しなければならないとかならともかく、飛行機で行き帰りする短期旅行でテロリストが狙います!って言ってる都市にわざわざ行かないですかね……行っといてよかった。
*と言うかヘタをすると往復航空券よりダイナミックパッケージの方が安くなったりする事がある。ダイナミックパッケージで予約して宿泊を放棄した事あり。そしてホテルに連絡を忘れた……。
さて、ホテルや各チケットも手配し、ビザやバスチケットや何やかや不安を抱えつつも、後は出発の日を待つばかりとなりました。
*実際にはビザの取得と平行して日程の検討はしていました。
*エストニア・フィンランド旅行記参照。タリン2泊・ヘルシンキ1泊の普通逆じゃね?と言う日程を組んだ挙句、ヘルシンキで約半日体調崩して寝込んでいた。
*それから数ヶ月後、果たしてそこにはISISに名指しで宣戦布告をされるロシアたんの姿が……!ビジネスとか陸路移動の長期旅行で経由しなければならないとかならともかく、飛行機で行き帰りする短期旅行でテロリストが狙います!って言ってる都市にわざわざ行かないですかね……行っといてよかった。
*と言うかヘタをすると往復航空券よりダイナミックパッケージの方が安くなったりする事がある。ダイナミックパッケージで予約して宿泊を放棄した事あり。そしてホテルに連絡を忘れた……。
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