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さてではアレクサンドル・ネフスキー教会の中に入ってみましょうかと思ったら、なんだか周囲が騒がしくなってきました。なんか鐘とかガンガン鳴り出すし。
なんだなんだと見守っていたら、出入口からいろんな格好をした聖職者の皆様と信者の方々が列をなして吐き出されてきました。そして教会の周りをぐるぐるぐるりと……。

なんだか厳かでエキゾチックな雰囲気です。
そしてそれを(わたし含め)撮影しまくる観光客です。
そういや今日は日曜日なのでミサをやっていても不思議ではありません。正教会の安息日のミサってこんな感じなんでしょうか。でも正教会の安息日は土曜日らしい。
だから結局コレがなんなのか今もって分かっていないのですが。
そしてこのとき初めて知ったのですが、ロシア正教会だと女性は中に入るときにスカーフで髪を隠すんですね。観光客っぽいおハイソそうなロシア人女性の方々が、トームペア城の前あたりでかばんからささっとスカーフを出してかぶってから中に入っておりました。なんだかアジアチック。ちなみに現地のロシア系の方々というのはどちらかと言うと貧しい層になるようです。
ヨーロッパ的なるものとアジア的なるものの交わる大国ロシア、是非行ってみたいなあとこのとき初めて思いました。イヤ、エルミタージュ美術館はいつか行ってみたいものだと思ってはいたのですが「ロシアに行ってみたい」と強く意識したのはこのときが初めてでした。(そしてロシア旅行を計画する2015年2月現在。

ずっとずっと入口で手をあわせるひとたち。
無宗教(*)と言うほどでもないけどそう信心深くもないわたしですが、信仰の深い人々の姿というのはなんだか尊いなあと思います。
ですので、この後もまだ中で何かミサの続きをやっていたので入るのはエンリョしてしまいました。別にスカーフかぶったらぜんぜん入れてくれそうな感じでしたが。
でも正直に言うと中に入らなかったことを後悔しているよ!

 入口のレリーフとか(わたしの勝手なイメージの)いかにも正教会っぽい感じ。
ホント中も入っておけば良かったなあ。こんな感じらしいです。エキゾチック……。(何回言うんだ。

もう一度全体を。青い空にタマネギ屋根。すてきな建物だなあ。

この辺りは古い建物だらけなので、どこを歩いても絵になる風景ばかりです。

お土産物屋さんも結構あって、お店によっては客引きのねーさんが入口にいたりしましたが、隣の店のねーさんと話してたりとか全体にユルーイ感じでした。

石畳は結構ボコボコ系なので観光にはしっかりした靴がよいですね。
 
でもお店ばかりでもなくて普通の住宅も結構ありました。

ここは「あ!ちょこっと見えるタマネギ屋根がかわいい!」と激写していたら、一台の車がやってきてお買物袋を下げた親子がおうちに入っていきした。
ちなみに場所は聖マリア教会の真向かいです。宗派の違うキリスト教会、それも大きなやつがこんな至近距離にあるとか、タリンの複雑な歴史を感じさせる場所です。
その聖マリア教会に入ろうかな~とやってきたのですが、13時まではミサをやっているのでツーリストはそれ以降に来てネ☆と立て看板があったので、別のところで時間を潰すことにします。

*無宗教……遙か昔大学で宗教学のセンセーに「無宗教って言うのは鳥居を蹴飛ばしても『え?だってタダの構造物じゃん?それが何?』って言うくらいのメンタリティのことなので、だいたいの日本人は無宗教ではないです」って教えて貰ったので。なお、「へっへーオレ様鳥居とか蹴飛ばしちゃうもんね~」と言うメンタリティも鳥居に何らかの特別な意味を見いだしている上での発言なのでこれも無宗教ではありません。

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聖マリア教会の裏手あたりにやってきました。

これはなんだか展望台の予感ですよ?

絶景かな絶景かな!海まで見渡せます。
近代的な公園やビル。これもまたタリンの風景なのです……なんちって。でも振り返ると聖マリア教会の見えるコントラストはやっぱり面白いものです。

いいねいいねとのんびりしていたら、ツーリストっぽい娘さん方に一眼レフのシャッターを頼まれました。どうやらロシアっ娘たちのようです。
三人でせーのでジャンプして写真を撮りたかったようなので、意図を汲んでワンモア!ワンモア!とかこちらから何度かやり直しを要求した結果なかなかいい感じの一枚が撮れてわたしは満足です。彼女たちもたいへん満足してくれたようで、あなたも撮るわよ!とか。えー……じゃあ折角だし撮って貰いましょうか……。

おばはん、フツー過ぎ。
これでも笑って!とか何度か駄目出しを食らった後のものです。おばはん(しかもひとり旅)に若人と同じテンションを求めるのは酷だと思うんですよね……。
でもおばはんは、みんなが思うタリンっぽくないタリンのパノラマで記念撮影が出来て結構満足しています。

こんな感じで観光地のド真ん中にありながらあまりツーリスティックでないのんびりした場所でした。

ところで、入口の黄色い建物はお土産物屋さんでした。
入口を少しのぞいたらぎっしり琥珀が見えました。わたしはタリンへ来たなら琥珀をひとつ買い求めようと思っていました。何故か観光地のド真ん中のお土産物屋を前にして、ここで買おうと決意いたしました。
何もここでとも思いましたが、結果的に観光終わったらお店とか殆ど閉まっていたのでここで買っておいてよかったです。市内にはインクルージョンのないきれいな透明の琥珀を他の貴石や宝石と組み合わせたジュエリーをいっぱいウインドーに並べているお店もありました。すごく高そうでしたが。
店内の琥珀はすべてショーケースか、その後ろの壁にかけてありました。大まかに金具が金か銀かで分けてあったので、このときは迷わず銀の方を見ました。
金の方はデザインが凝っていて金の使用量も多そうだったので高そうだったし、あまりデザインの凝っていない琥珀まんまみたいなのが欲しかったので。
なんとなくペンダントトップにしようというのは最初から決めていました。

本当に色や形がすごくたくさんあって迷いましたが、幾つか気になったものを出して貰って実際手にとって、コレかな?と思ったものを選びました。それがこちら。
45ユーロで、一応バルト産の琥珀ですよと言う証明書も付けてくれました。
がしかし、帰国後、やっぱり金にすれば良かった!と激しく後悔したのでリフォームに出しました。チェーンも金しか持ってないし……。

これがアフターです。小さいダイヤもつけてみたよ!
琥珀代より金+ダイヤ+工賃のが高くついてしまいましたが、気に入っているのでよいです。ウフフフフ~。やっぱ金が好き~。
とか言いつつシルバーアクセサリーにもハマッている2015年2月現在。

さて、それでもまだ13時には時間があります。
あるので、もういっそ聖マリア教会は後回しにして、他にトームペアの丘で見ておくものはないか?とガイドをめくって、ワインミュージアムに目を付けました。チケット代にワインの試飲が含まれていて、正規のチケット代は5ユーロするのです。これは一気にタリンカードの元が取れるチャンス!それにワインも飲めるし。←飲んだくれか

展望台を離れてすぐにこんな変なデカい像が……鳩?
スタイリッシュに車両の進入を阻止しようという試みでしょうか。ともかくワインミュージアムを目指します。

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ワインの試飲ワインミュージアムを目指して歩きます。しかしどこの通りもカワイイッ!

ピンクですよピンク!いやんかわいい~!

黄色いのも、細い路地も……。

ちょっとボロい壁だってなんだかすてき。

さてワインミュージアムにたどり着きました。丁度最後の写真の手前あたり。
さてさてではではおいしいワインを……開いてません。ガタガタガタ。(こんなこと今朝もあったよね?)
お昼なのかな?でももうすぐ13時だし戻ってくるかな?少し写真でも撮りながら待ってみようかな?


うーんやっぱりわたしは細い路地が好きだなー……しかし一向に開かないのですが?
わたしの後にもタリンカードの冊子を見ながらやって来た外国人が何人かガタガタやっていました。完全に処女の塔の再現です。
定休日なのか休憩なのかそれすらも定かではありません。
イヤ表の営業時間案内には確かにお昼休憩あるって書いてあるのよ。でももう13時も結構過ぎたしね!?
やっぱりテキトーかエストニア人!!

いつまでも指をくわえてここで待っているわけにもいかないので、いったん諦めることにしました。ここはトームペアの丘のはしっこなので、来た道とは別の道で方向的には元の方へ戻ってみます。
そうすると旧市街を一望できる展望台が……

イヤ、別にイイか……。
だって写真ではそんなふうに映っていませんがすごい人だったんですよ!コレ、夏のいい季節になったらここの観光ってわたしには難易度エクストリームなのでは。

展望台に挫折して後ろを振り返ったらなんかカッコイイ車がありました。

前に回ってみたら……

売っているのかと思ったら違いました。なんか「ボクのかわいこちゃんにガソリンあげたいからいくらかめぐんで☆」みたいな事が書いてあります。……知るかボケ!!
維持できんもんが車を持とうとか100年早いわ!

どうしようか迷っていたらすぐそこのお土産物屋さんに琥珀を使ったきれいなブレスレットの写真があってフラフラと入り込んでしまいました。

しかし琥珀はえらく高級そうな雰囲気だったので、その他のお土産物を冷やかしていたら陶器で出来た小さい建物がえらくかわいくて気に入ってしまいました。
実際の建物のミニチュアでぜんぶハンドメイドだとお店の人は言っています。18ユーロとそこそこのお値段でしたが買うことにしました。
ところで後でショッピングモールで似たような置物を見かけて、もしかしてわたし高い買い物しちゃった?と不安になりましたが、心の平安のため、そのお値段は確認しないことにしました。
お勘定をしにカウンターのところに来たら、ブレスレットはどう?とお店の人が言います。

……買いましたよ……。
琥珀は小さいのですが、結構シルバーの分量が多くてかわいいです。もっとじゃらんじゃらんにでっかい琥珀のついたやつもありましたが、まあまあ良いお値段でした。わたしの買ったものは74ユーロで、このお店はタックスリファウンドも出来るというので書類を貰いました。
でも今思えばピアスとかもここのはデザインが独特でかわいかったので見ておけば良かったです。

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まんまとお店の策略にはまり、結局琥珀のブレスレットを購入したわたくしですが、酒への執念ワインへの知的好奇心から、近いしもっかい戻ってみる?とワインミュージアムまで戻ってみました。
そうしたら……開いてた☆

かわいいおねえさんにタリンカードを見せたら、どうぞどうぞてなワケで。
ふむ。

ふむふむ。

…………で?
ワインミュージアムの解説には「伝統的なワインの作り方がよく分かる」的な事が書いてあったんですが。……ミュージアム?
入口近くにワイナリーの写真パネルが少しあった他は特にコレという展示もなく。階段を下ると、写真のような洞窟風のレストランの個室みたいなのが幾つかあるだけでした。ワインセラー風の小部屋でワインのラベルを熱心に見ている女性がひとりいたので、何か分かる人には珍しいものが展示してあったのかもしんないけど。わたしには分からん。
階段を下ったと言っても、窓があるので地下というわけではなくこの建物自体が丘の端っこの斜面に沿って立っているようです。これは解説通り。が特に眺望の良い場所があるわけでもなく。


……。


まあここにはワインを飲みに来ただけですしね?←最早包み隠さない
入口近くに小さなバーカウンターがあり、そこで先ほどのおねいさんが試飲のワインを注いでくれるようです。ここのワイナリーで扱っているワインは赤のみで、ロゼとふつうの赤、それからスイートワインのようなものと三種類くらいあり、それらを順番に飲ませてくれました。
ミュージアムと言うにはショボ過ぎる場所ですが、これで普通に5ユーロ取ったらボッタクリも甚だしいと思いますが、タリンカード持ちなら休憩がてらいいかも?
ワインは香りが良くさらりとしてすごく飲みやすい感じ。軽めの口当たりがお好きな方ならよいのではないでしょうか。お値段も4-5ユーロくらいでお安くて。真剣に購入を検討しましたが、これからあと半日酒瓶持って観光するのは厳しいので断念しました。
でもスーパーとかでは見掛けなかったので、ここのが気に入った方はここで買う方がいいと思います……だいたいみんな徒歩観光の途中だと思うけどね……。
まあともかく、ワインはおいしいしおねいさんはかわいいし、満足です。
イヤしかしよく考えると、このおねいさんが適当こいてたからみんな扉をガチャガチャやってたんだけどね!?
ワインを飲みながら適当に空いてたテーブルに腰掛けてたら、なんかコメントノートみたいのがあって。パラパラめくってたらそこそこ日本人の書き込みもありました。寒い時期だとホットワインとか出してたりするみたいね。しかしこういうの見てると、おとなって意外と素直に旅の思いなどをつづっていたりして微笑ましいです。(見るだけ見て自分は書かないが。

ワインミュージアムの外観です。一応入口にミュージアムって書いてるけど、すごくさりげないので知らずに入ったらただワイン売ってる場所だと認識されると思います。

さて、ではツーリストもオッケーの時間になっているはずなので、聖母マリア教会へ行ってみましょう。

……てまた塔か!!!
タリンカードのブックレットには「聖母マリア教会とその塔」とかって出てるんですよね。教会と塔は別料金だか、教会は無料で塔は有料とかだったと思います。塔の入口の扉は鍵がかかっていて、わたしが聖堂内に入っていくとおっちゃんがその扉を開けてどうぞと。まあ上るしかありませんわな!!
しかしご覧の通り、急だし左右も狭いし階段幅も狭いし、なかなかしんどい階段ですよコレ。
しかし登り切れば……

ご覧の絶景であります。海まで見えちゃう!  
反対側の窓からはアレクサンドル・ネフスキー教会のタマネギ屋根も見えます。ちょっとエフェクトかかったモードで撮ってみました。ホントかわいいな、ロシア風建築!

いやいやいやいや。絶景かな絶景かな。塔っていいですネ!←言ってる事さっきと違うぞ

降りるときはまたコレですけどネ!!!!!!

この塔の上で、かわいい女の子に写真撮ってくださーいとか頼まれて撮りました。またまたロシアっ娘でした。さっきの娘といいロシアは美人の国ですか?しかし、なんかこう……見慣れないとキリル文字表示のiPhoneと言うのは何だかシュールに感じてしまう……。画面が銃弾でヒビ割れた風の保護シートとか貼っちゃってるし。シュール感倍増。
おかげでわたしもてっぺんで絶景と共に記念写真を撮って貰う事が出来ました。
※掲載は自粛しています。

塔はひとつしか上らない!!と言う場合には、こちら「聖母マリア教会とその塔」の「塔」に上るのがいいと思います。丘の上にある塔だから見晴らしは抜群でした。

街歩き再開なのですが……
 
うーん、このあとノープランなんだよねえ……。路地は相変わらずすてきです。

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うん、まあ、取り敢えず。(駄目な大人の合い言葉☆)
もう14時過ぎてますしね。おなかはあんまり空いてなかったんですけど、お昼は食べとこうかなと。今回ガイドブック買ってないですからね。それになんかしんどかったんで、もう行きがかりのレストランに入りました。いやあ、歩き回ったあとのビールは身に染みますなあ~。黒はいいッス。
なぜこういうときに限ってカフェが見あたらないのか……。割とちゃんとしたレストランだったので、メイン一皿くらいは頼むべきかと「自家製ソーセージ盛り」を頼もうとしたらないと言われたので、思わず何も考えずそのすぐ下にあった料理を頼んでしまいました。

ふつうのハンバーグですやん。
見た目通り、普通にそこそこおいしかったです。もっとなんかエストニアらしいもの食えよ……。イヤなんか面倒で……。普段はそんなこと面倒になることないんですけどね……。
しかしタマネギが苦手なので、晒した様子もない激辛生タマネギはお残ししてしまいましたすみません。正直、なんかすぐに腹一杯になってきたのですが、なんとか食べ切る。
でもお店のフンイキもいいし、店員さんも親切だし、よいお店でしたよ……。
お店の名前も覚えてないし外観の写真も撮ってないですけど。
なんかトームペアの丘のあたりは意外にもパッと見た感じはそんなに飲食店がない感じでした。下まで戻った方が選択肢は広かったんですが、なんかしんどくてね。
食後にカプチーノを頼んだつもりがなんか紅茶が来たけどまあいいです……。ビールとハンバーグと紅茶で端数を切り上げて20ユーロでした。

今度は行きと違う道、ピック・ヤルク(長い足)通りから旧市街の中心地へ戻ります。

後ろを振り返ればアレクサンドル・ネフスキー教会のタマネギ屋根。何度でも言いますが、本当に本当にお伽の国チックなかわいさ。

そこそこ大きな通りですが、左右を城壁に囲まれてちょっぴり閉塞感があります。ここで長期旅行者っぽい日本人の女の子が上ってきたので、声を掛けて写真を撮って貰いました。
今回、タリンでは日本人の個人旅行者を見掛けたのはこれだけでした。まあまだオフシーズンだしねえ~。何故そのひとのことを長期旅行者だと思ったかと言うと、いろんな国の若い子とグループで行動してたからです。あとすごい軽装だったし。

ピック・ヤルク通りを抜けて振り返るとこんなかわいらしいことになっています。やっぱ要塞だから、要所要所は道幅絞ってるとかそんなんですかね。

レストランでタリンカードのガイドブックをめくって、エストニア歴史博物館になっているグレートギルドホールに行こうと思ってたんですけどね。なんか異常に疲れてきてですね……飲み過ぎ?飲み過ぎか?過ぎも何も一杯しか飲んでないですけど!

そんなところに見えてきたこの建物、地図によるとパペットミュージアムのようです。
このときにはなんかもうクラクラしてきて気分最悪で、しかしコーヒーいっぱいも受け付けないような状態だったので、どこかタリンカードで入れる場所に入るしかない!と。
もうそこにあるパペットミュージアムに入りました。完全に行くつもりの無かった場所です。
そんで適当に展示をすっとばしてずんずん歩いてったら、地下のほうにこんなワークショップやってるところとかあって。たぶん、フェルトで人形作ったりの体験が出来るんじゃないかな。部屋に誰もいないから、誰か教えてくれるのか、勝手にやっていいのか仕組みがよく分かんなかったですけど。

そのあたりにお手洗いがあって、入口付近が何故か無駄に広く椅子とかソファが幾つかおいてありました。
そこで30分くらい寝てました。
イヤ、横になってはいませんよ!?ホントもうちょうどいい具合にものすごくひとけがなかったのですが、念のため通行人に心配を掛けないよう、タリンカードのガイドブックを開いて片手に持ち「次どこに行こうか考えつつ座ってちょっと休憩をしている人」のフリは怠りませんでした。ハハハ、そんな昼間っから酒の飲み過ぎで気分悪いとかそんなことあるワケないじゃないですか?
このときは、疲れたところにビールなんか飲んじゃってちょっとやりすぎちゃったな、まあ少し休めば元気になるだろくらいに思ってたんですけどね……。

で、あまり長く座ってもいられない&とりあえず行動再開できるくらいには回復したので、まあ折角来たわけですし、パペットミュージアムも少し。
ここちゃんと劇場もあって、人形劇の講演をしていることもあるようです。

いろんなタイプの人形や衣装が展示されていて、それを背景に据え置きのカメラ&モニターで写真を撮って、メールで自分や知人に送る事が出来るというものも置いてありました。
わたしもメニューで言語を英語にしてトライしましたがなんか失敗しました。途中で我にかえって、イイ年したオトナがひとりで躍起になって人形を背景に写真を撮ろうとしている図のイタさに気付き断念しました。
基本的にはこういうケースの中に人形が納められている展示だったのですが……

……何コレどういう世界観?
地下に贅沢に一室まるまる使ってなんかこういうコンセプトの展示をしていました。えーなんだこのゴシックかわいい感じの展示は。なんかヨーロピアンの4-5歳くらいの男の子はギャン泣きしてました。
供にはただただ怖いだけだと思います。
わたしはこのとき完全にグロッキーですんごい適当にしか見ていないのですが、人形かわいいし、舞台の仕組みとかも展示されてて、講演があれば見られるし、講演がないときもシアターで講演の様子を流していたり、意外にもなかなか見応えのある場所でした。

ではもともとの目的だったグレートギルドホールを目指します。18時には閉まっちゃうから急がないと~。

こういう道って好きなんですが、途中の建物に囲まれたスペースが公道なのかひとんちの庭扱いなのかイマイチ分からず、ドキドキしながら歩いてしまいます。基本は公のスペースなんだとは思うんですけど……。

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それではグレートギルドホールへ。ここはエストニア歴史博物館になっているとか。18時までなのですが辿り着いたときには既に17時過ぎ。飲んだくれてへたりこんでいたせいです。
さっき一杯しか飲んでないのにとか言ってましたが、その前にワインも何杯か試飲してました。忘れてました。
そんなに広くない場所ですが、展示品は細々と多いので、じっくり見たい方はもっと時間を取ってもいいかもしれません。わたしは解説(英語とか)がきちんと読めないので、ささっと見たのでよいのですが。

建物の中からさっき通ってきた道が見えました。こういう眺め、すてきですわん。

一階入ってすぐの、コインなどを展示しているところは上のガラスケースだけでなく、下に何段も引き出しがあって勝手に見られるようになっています。
解説が読めないのでサッパリ分からんのですが、交易的にいいポイントにある&いろんな国の支配が及んでいるので、お金の種類も多いのかもわからんですね。まあ、わたしはあっ、この模様カワイイッ!とか言う見方しかしてませんけど……。

一階の大きなホール。歴史博物館とタリンカードのブックレットには書いてありますがなんと言うかこうテーマに統一感がないと言うか、浅く広く民俗的なものを集めてみました?と言うフンイキの展示です。解説が読めずぼんやり眺めるにはいいのですが。
古今の、産業的な道具関係から生活用品なんかが脈絡無く展示されているような……。
ホール自体の建物もちっちゃいアーチ構造がいっぱいくっついたような感じで割と好きですが……

こういう女性の装飾品が見られたのはかなりうれしい。
これは民族衣装、それも結婚式のときに身につけるものではなかったかな。ものすごくかわいいです。特に右側のがお気に入り。ビジューがぎっしりで超かわいい。

これなんかは割と時代が新しそうな関係の展示ですかね。すごいかわいい……。
ところでギルドホールって何するところなんでしょうか。なんか勝手に商工会議所みたいな感じを想像しているのですが……。もしくは商店街組合の寄り合い所みたいな……。今見たら「ギルドの商人たちが交流していた場所」って書いてあるからそういう認識でいいのですかね? 

地下はこんな感じ。やはりこれはフンイキに合わせての展示物のチョイスでしょうか。
さてこの地下のフロアに、なにかひとひとりが中央に立てるくらいのほぼ360度を囲ったスクリーンのブースがあり、なんだこら?と思わず入ったら、勝手に上映が始まってしまいました。
立ち位置を示す足型の前にアクリルで出来た腰上くらいの高さの透明の台があります。スクリーンに言語を選ぶ表示が出たら、アクリル台にもスイッチらしきものが投影されました。
……唐突なハイテク展示に戸惑いを隠せません。
とりあえず英語を選ぶしかないので英語を選んだら、体感型のスクリーンにもかかわらず割とシュールなタッチのアニメーションが始まりました。どうやらわたしはソ連時代のタリン市民と言う設定のようです。ストーリーの展開が要所にさしかかると、Yes/Noで判断を迫られ、その選択でストーリーが変化するマルチエンディング型のエンターテイメント的展示のようです。

英語があまり分からないのでふわっとしか覚えていないのですが、わたしは共産党バンザイって言わなかったので隣近所からも白い目で見られるようになり、誰かに旅行と偽ってそのまま国外に出てしまう感じの事を持ちかけられ準備をして待っていたら失敗していてどっかに連行され、誰が仲間だったか口を割らなかったら強制労働をするところに連れて行かれて、なんとか年期が明けて家に戻るも生活が厳しく今度こそ国外逃亡を本気で企て、対岸のノルウェーを目指して粗末なボートでバルト海に漕ぎだした……と言うところで終わりました。
後で他の解説なんかを読んだら、このパターンで対岸のノルウェーとかに辿り着ける人は超ラッキーなごく僅かな人間だったようです。沿岸部で公安に捕まるか、沖に出ても遭難するかがよくあるパターンで。まあわたしは遭難して死ぬタイプかな……。
近いフィンランドは同じくソ連の支配が及んでいたので、ノルウェーまで逃げるしかなかったわけです。
うん、なんか歴史の勉強になりましたよ?

ところで、地下にお手洗いがあったのでお借りしたのですが、無駄にシャレオツなモダンデザインでこれまた驚きました。思わず写真を撮りました。

展示室から扉を開けたらいきなり個室でその個室がだだっぴろくてなんかすごいオシャレって言う。

さて、18時を回ってしまったので、もう殆どの観光できる施設は終わってしまいました。
近くの「マジパンミュージアム」はチョコレートメーカーのKalevがやっていて、お菓子を売っていたりカフェがある場所だったので、まだ開いていました。
ミュージアムと言いつつお店なので、入場料のいる施設ではありませんが、タリンカードを見せると何か特典が貰えると記載があるので行ってみます。

ぎゃああああああああ、カワイイ!!!!
お店の中に作業台があって、これらをちまちま作っているのも見学できました。あああああものすごくかわいい、コレ全部お菓子ですよ!
実はわたしは、マジパンってきくと「マジ」「パン」と言う言葉の響きに何故か物騒な印象を持ってしまい、メンチきってるヤンキーを想像してしまうという事は、ここを見たあなたとわたしの秘密にしてください。
あんまりにもかわいいので、思わずひとつお買い上げしてしまいました……。
 
ひとつ3.8ユーロなり。もちろん食べられる(消費期限は製造から2年くらいと表記あった)のですが……食べられない……。砂糖のかたまりみたいなもんなので、溶けたり蟻がついたりしなければ、腐ったりする心配はないようです。看板にしたりとかもしてたし。
お会計のときにタリンカードを見せたらKalevのチョコバーを一本くれました。
もう少し食べるのに抵抗を感じない模様付きのクッキーみたいなのもありました。カフェでもこのクッキーみたいなのとかいただけるようです。今思えばここで休憩しても良かったな。

19時を回ったので、流石にちょっと陽が傾いてきました。狭い路地はちょっと暗い。

ちょっとお土産なんかを見たいのですが、お店も18時までとかのところが多いんだよね~。
取り敢えず、エストニア政府だかタリン市だか公認のチェーン店のクラフトショップが、昨日行ったのとは別のショッピングモールにも出店していて、そこはショッピングモールと同じ時間まで営業しているようなので、そこを目指してみようと思います。

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日没が21時前なのでまだまだ明るいのですが、時刻は19時をまわろうとしているので、ネットや雑誌どで事前にチェックしていたお店はもうしまっているっぽいです。
エストニアにはこがわいらしい手工芸品などがあるのですが、物価が安いので外国から来た我々はそれらをお得に購入する事が出来るワケです。思うところはなくもないですが、お得にお買い物が出来る事については素直にうれしく思ってしまうツーリストです。

が、歩いているとそこそこ開いているお店を発見できました。

エストニアと言えばニット製品。こてこてにニットだけを扱っている小さいお店が開いていたのでミトンを購入。30ユーロなり。実用性から言うと五本指とかがよかったんでしょうが、ミトンの方が刺繍がダントツかわいくて……。車生活の人だから手袋自体なかなか使わないのについ買ってしまった。

で、これはOma Asiと言う、ちょっとおしゃれ雑貨屋ふうの民芸品店で。

刺繍のがま口とピアスで36ユーロ。持っていたカードが何故か使えず、現金もあまりなかったのですが、既にホテルが近かったので一度戻って別のカードを持ってきました……。焦った。
ピアスはかわいいけどふつうの雑貨っぽいしな~と思ってたら、店員のかわいいおねいさんが、「古いコインをモチーフにしてるのよ、かわいいでしょ!?わたしもおなじのを持ってるのよ!」とか話しかけてきて、それならエストニア旅行の記念になりますね!って事で買ってしまいました。
最近、大きめのぶらさがりのピアスが好きです。

で、旧市街をヴィル門に抜けていくところに、Estonian Houseと言う大きめの民芸品店があり、これもまだ開いていました。洗練された広い店内で、いろいろな民芸品を一度に見る事が出来ました。生産者の写真とかがパネル展示されてたりして。


フェルトのぼうしとブローチで43ユーロ。ぼうしはあまりかぶらないので迷ったんだけどすごいかわいくて。
地のフェルト自体がカラフルなものも心惹かれましたが、日本でかぶる勇気を失ってはいけないので黒にしておきました。お花が本当にカワイイ。

近くで、指貫とかビアマグとかコテコテのお土産物を扱っているお店があったので、あそうだマグネット買っとこうと立ち寄り。母が集めているので。

意外とB級系が少なくておしゃれテイスト。琥珀くずがついた木のマグネットひとつ1ユーロ。おいちゃんがすごく愛想が無くてちょっとドキドキしました……。
なお、片一方が壊れている事には帰ってから気付きました。(松みたいな木の部分が折れてる。)  

19時超えてますが、まだ夕方って感じ。

ヴィル門の近くにはお花屋さんがたくさんありました。

ヴィル門を抜けると旧市街。アスファルト舗装の道路を車がびゅんびゅん走り、路面電車やバスもたくさん走っています。昨日とは別のショッピングモール、ヴィル・ケスクスへ。
確かに古いけど、店舗数とかはヴィル・ケスクスのが多いかなって感じ。ささっと冷やかしてたら、大きいドラッグストアがあったので入ってみたり。自然派コスメが流行りみたいな感じ。

何も買わずに出るのもアレなのでハンドクリームを買ってみました。4.95ユーロ。

で、目当てのお店ではこちら。パパンのお土産にニットのネクタイ。

まあ普通にサラリーマンがスーツに合わせられるクオリティだと思います。タリンカード提示で15%の割引があり18.7ユーロ。そう、タリンカード提示で割引があるのです。
だから、手袋とか帽子も似たようなのここにもあるので、本当はこのお店で全て揃えるのがお得だと思います。でもヴィル・ケスクスの店舗は小さくて品揃えは少なかったです。

で、お買い物も充分楽しみ、そろそろ夕ご飯にしてもいい時間なのですが……いかんせんお腹が空かない。

しかし疲れたので、吹き抜けの中にあるカフェで冷たいカフェラテなど。2.1ユーロ。
セルフサービスだからか安い。でも席はきちんとソファだし、ゆっくり休めます。ここのショッピングモールもWiFi使えたしね~。

と、そうこうゆっくりしていたらお手洗いに行きたくなりました。まあショッピングモールだしお手洗いくらいあるよね?と言う事で、ウロウロとお手洗いを探す。
結構分かりにくかったんだけどありました。でも有料。
イヤ、有料なのはいいの、ぜんぜんいいんだけど、20セントとかなんだその小刻みな設定は!イヤそら安い方がいいです。高いよりは安い方がいいです。問題は、入口が自動販売機のようなもので閉ざされておりぴったり20セント入れないと開かないって何それぇぇぇぇぇ!!ご丁寧にお釣りは出ませんって書いてある。まあそもそもその投入口には1ユーロ硬貨さえはいんないよね!!(小さい)
お手洗いを探すのに手間取ったので、既にまあまあ急を要する展開になってきています。
どうするよ!?と思ってたら、その自動販売機的なものの隣に、
「バスターミナルに無料のトイレがあります」
とか書いてあります。ああバスターミナルあるねこの近くにあるね!!
と言う事で、バスターミナルを目指します。よく分からんので一度外に出て、大きくぐるっと回って外から入ったのですが、実は後で戻るときに確認したら、そのままショッピングモールとバスターミナルがつながっていて、そのおトイレからはすごく近かったです。
なぜそれが分かったかと言うと、それはもう決死の思いでバスターミナル(のお手洗い)に辿り着いたら、
「ただいま閉鎖中です。下記の時間より使用できます。」
ってドアに貼ってあって、その時間ってのが1時間後だったんだよね!!だから戻ったよね!!!戻るしかないよね!!!!戻りながら考えたよね!!!!!
……買い物して小銭作ればいいじゃん?
アホかわたしィィィィィィィ!!!丁度良くお手洗いの近くにKalevの専門店があったので、チョコレートの袋で、フレーバーによって価格が微妙に違うのでものすごく小銭が出そうなものすごくキリの悪い値段のをいっこ買いました。こうして危機は去りました。

時刻は八時半。もう夜なんだけど折角まだ明るいしな~。ごはんはなんか食べる気しないしな~。なんか体調は芳しくないけど何もせずホテル戻るのもな~。どうしようかな~。

ちょっと思い付いた事があって、バスターミナルまで戻ってみました。  

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さて、トイレで拒絶されたバスターミナルに戻ってきました。
タリンカードには、バス・路面電車などのタダ乗車も込みになっているのですが、タリンカードで訪れる事の出来る場所の大半が旧市街の徒歩範囲に集中しているため、特にわたしのような24時間カードの所持者は通常その特典を利用する事はないと思います。
48時間以上のカードを持ってたら、郊外の見所とかにも行くと思うけど……。
しかーし!20時を回り観光名所はすべて営業時間が終了してしまいましたが、公共交通機関は動いている!しかも、路線図を見たところ1Aラインと言うやつは海岸線を走るのではないか?今から乗ればちょうどサンセットが見られるのではないか?バルト海に沈む夕陽をいっちょ拝んでやろうではありませんか!

と言うわけで、急遽ローカル路線バスの旅を企てたわけです。
が!降りません。迷子になって帰れなくなってもイヤだし時刻表見たけど最終がイマイチよく分からないので降りません。暗くなってエストニアの郊外で迷子とかシャレになりません。
終点まで乗ってまたそのまま折り返してくる不審な客になります!

で、乗りました。写真にあるまるいオレンジの機械がICカードなどを読み込ませる端末だと思うので、タリンカードをかざしてみましたがなんの反応もしないので諦めました。まあ何かあればタリンカードを見せれば無賃乗車ではないのでよいでしょう。しかし、後から乗ってくるお客さんも殆ど何もしてなかったんだけど、運賃はどうなっているのでしょうか?よう分からん。
予想通り、少しの間市街地を走ってバスはすぐに海辺に出ました。ヤッタネ!

しかし海辺もいいですがなんと言う事のない景色でも物珍しい。薄暗いのですがバス停はこんな感じでとてもきれいでした。海沿いは公園になっていて、ジョギングをしていた人が乗り込んできたり、ローラースケートをしていた人が靴を外して乗り込んできたり……。

船がたくさん。動いているのであまりきれいに写真が撮れません。
途中で畑と小さなバラックがたくさん並んでいるようなところを通りました。最初は畑と道具小屋か?と思ったんですが、テレビのアンテナがあったんだよね……電気点いてるところもあったし……。そういやプラハの郊外とかでも見たなこういうの……。ヨーロッパのあんまり裕福でないご家庭の典型なのかなこういうのが……。
かと思いきや、公園と見まがう立派な芝と森の中に十分な距離を置いて立つまるでレストランかモダンな小さなホテルのような建物が並ぶ住宅街とかも見掛けました。
むろん、それらの中間のようなふつうの大きさでふつうに年月を経たようなおうちも。
当たり前だけど、いろんな暮らしがあるのね。

バスは途中で二度ほど海岸線をそれて、30分くらいでそこそこのショッピングセンターの近くで泊まりました。アナウンスがまったく分からないなりになんとなく法則性をつかんできていたのですが、今までと違う感じのアナウンスだったので終点かな?わたし以外全ての乗客が降りるかと思いきや、終点の手前くらいで乗ってそのまま乗っている人もいます。なので、わたしもそのまま乗っていたらやがてバスが元来た方へ動き出しました。
終点をやり過ごした人は乗ってきた停留所よりだいぶ先で降りました。別に反対側にもバス停はあるんだけれど、こういう使い方もありみたいです。信号無いのに車線多くて道路渡るの大変だからだろうか?

写真よりは様子が分かるかな?動画を撮ってみました。
最後の停留所にあるファミレスふうの飲食店は寿司屋です。こういう感じのちょっと大きい停留所は他にも何カ所かあったんだけど、そういうところや、あと小さいショッピングセンターにも絶対この寿司屋が入ってんの!びっくりした。寿司どんだけメジャー化してるんだ!

豪華客船の明かりとタリン旧市街の明かりが見えます。写真のクオリティはめちゃめちゃ低いですが、肉眼で見るこれらの風景はとてもきれいでした。
そんでわたしにとっては旅先の風景なんですが、バスに乗っている、多くは仕事帰りや買い物帰りでこれから家族の待つ家に帰るひとたち、そのひとたちにとってはいつもの光景なんですよね。そう考えると旅先にいるような、それでいて懐かしい風景を見ているような、なんだかこう胸がきゅんとする感じ……。

動画の方がもうちょいマシですかね?ちょっとドキドキしたけど乗ってみて良かった。
途中で降りて道路を渡れば、ゴツゴツ岩系だけれどビーチにも出られそうでした。その場合は、ヴィル・ケスクスを出発してから二回目に海が見える場所がおすすめです。少し離れるけど、こう海岸線のカーブの関係で、写真みたいにタリンの旧市街が見えるんですね。 

だいぶ市内に戻ってきたな~いつ着くかな~と座っていたら、何もない停留所みたいなところでみんな降りました。そして運転手さんが車内にひとり残ったわたしに向かって何か言っています。
……降りろってことかね。

てっきり、またバスターミナルに戻るもんだと思っていたので不意打ちでしたが、降りてみるとバスターミナルの前でした。一時間ほどのバス旅行でしたが結構楽しめました。
流石に十時を過ぎて、すっかりあたりは夜になってきました。

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ホテルまでの道をテクテクと帰ります。たくさん歩いたので疲れた……。
22時でこのくらいの感じですね。ひとどおりも(この写真だと少なく見えるけど)まあまああります。

遠くにアレクサンドル・ネフスキー教会のタマネギ屋根が見えています。

マクドナルドまでなんだかオサレ仕様です。一瞬気付かなかった。きっとこういう感じに偽装(?)してスターバックスとかもあったんだと思います。

ところで、いくらお昼が遅かったとは言えぜんぜんおなかが空きません。一度ホテルに戻って休んだらおなか空くかと思ったんですけど、ぜんぜん空きません。
すてきレストランでゴハンを食べるというわたしの計画はどうなるの!?
なんかこのまま寝てしまうのは悔しかったので、深夜営業しているカフェに茶ァでもしばきに行く事にしました。なんか体調が悪い気がするけど気のせい気のせい!

で、ヨボヨボ歩いてオサレカフェにやってきました。足が痛いのでわざわざ靴を履き替えてやってきました。どのくらいオサレかというとこのくらいオサレです。

どうだオサレだろう!!←お前の店じゃない
ここで、オサレにケーキなどいただいてみました。そんなに食べたかったわけではなかったのですが、エストニアでまだまともにスイーツをいただいていないので、ばんごはんが食べられないのならせめてスイーツをと。

カプチーノにもオサレなはっぱもよう……。
トラディショナルなケーキだとメニューにあったケーキは見た目通りもんのすごくあまかったです。
最初はおいしかったけど、もともとあんまり甘い系は得意でない上に、なんか調子が悪かったので最後の方は無理矢理食べきりました……誤解の無いように言っておくと、結構おいしい部類だったと思います。タダ甘いだけじゃなくて、素材の味も濃厚だったし。
ホテルのWiFiは使えないし、ここでWiFi使えないかなと思いましたがここはWiFiとんでませんでした。ちっ。

「親方たちの中庭」と言うところで、昼間ならカフェ以外にも手工芸の職人さんの作業などが見られたりするようです。店構えもオサレ極まりない。

中庭と言うだけあって、通りからはこんな細いアーチをくぐっていくようになっています。こういう風景大好き。帰り道ももう12時前だというのに、ライトアップされた石畳を歩いている観光客がぽつぽついました。まあ自分もそのひとりなんですけどネ!

夜でホテルの中もひとどおりが少なかったので、改めてレトロエレベーターの写真を撮ってみました。
しかしコレが壊れたらなかなかこのサイズ感で収まるエレベーターってないと思うんだけど、どうなるんだろう。それともこういう古い建物に入れるのに強いエレベーターのメーカーとかがあったりするのかな。

朝から晩まで遊び倒しました。明日はタリンを離れてヘルシンキへ向かいます。

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おはようございます。今日は、船でタリンからヘルシンキへ移動しなければなりません。なのですが……MAX体調悪いです。どのくらい体調が悪いかと言うと……

本日の朝ごはんです。
断っておくと、冷たいお肉系のものとかチーズとかそれなりにいろいろあるんですよ。あるんですけど食欲が……しかし体調悪いなりに何かは食べねばと……。パンとプチトマトいっことピクルス2枚……。
なんつーかねこーね、腹痛いとか頭痛いとか熱があるとかそういうハッキリした感じじゃないんですよ。なんかダルい。なんか気持ち悪い。そして食欲がまったくない。ただただ動く気力がないと言うか……。だるだる……。

そんなだるだる気分とは関わりなく、レストランは今日も素敵な雰囲気でした。ランチとかお茶とかもしたかったな~。ああだるだる~。
ホテルで港への送迎を頼んでいて本当に良かったです。チェックアウトをしましょうかとフロントで手続きをしていたら、ん?なんか送迎の分の支払が空港送迎*2のお値段になっている?と思って、「わたしは港へ送って貰いたいのですが大丈夫?」的な事をきいたら「エアポートっしょ?」って言われたので「のっとえあぽーとああっと……はーばー!」。
空港に連れて行かれるところだったようです。
あっぶねー。体調最悪で予定外の空港になんか連れて行かれていたら目も当てられないことになるところでした。あと、スーパーで買ってきて部屋で飲んだビールの分の代金を何故か請求されそうになりました……なんでやねん。缶は捨ててたけど冷蔵庫の中身は減って無かっただろ?
やっぱテキトーかエストニア人……。(高級ホテルなのに。)

さて、では港へ向かって出発!

とか言って、ぜんぜん近いんですけどね。車で15分くらい(一方通行とかあるので)、歩いても30分くらいじゃないでしょうか。でもスーツケース持って歩くのはちょっとね~。

タリン~ヘルシンキ間はフェリーは高速艇などいろいろな船がありますが、わたしはタリンクシリヤラインのフェリーを選びました。日程が短いので予定変更は痛いので、天候不順の際に結構になりやすい高速艇は避けたのです。乗る船によって船着き場が違うようなので、注意が必要みたい。この建物はオールドシティーハーバーと書いてありますね。でも中は新しくてきれいですよ。

この通り、案内なども英語で分かり易い。建物の中はWiFiも使えました。ただし、乗船券に書かれた番号を入力しなければなりませんので、旅客専用という事かと。

このなんか近未来的デザインのカウンターで、ネットで予約してプリントアウトしたチケットを見せたら、乗船券に引き替えてくれました。

10:30にタリンを出向して12:30にヘルシンキに到着する便、自由席で片道43ユーロでした。

中はまあそれなりにお店とか食べ物屋とか。元気がなかったので何にも見てませんけれども……。9時過ぎには港に着いていたのですが、10時前には乗船開始となったのでそんなに待った感じはありませんでした。

ぞろぞろと皆様に着いていきます。 
 
 
さていよいよ船の中へ!

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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