K子の旅ログ 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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ホテルに戻ってRM3で買ったりんごをしゃくしゃく。マッサージに出掛けるとします。
幸いにも観光客に人気のエリアド真ん中だけあって、そこら中にマッサージ屋があります。しかし、わたし、女性だからキラクでいいのですが、やはりこういうお店の中には男性が行くと過剰なサービスの売り込みがあったりすることもあるのでしょうか……?
一応、「なるべくあやしくないお店」に入るため、独断で、エステ屋っぽいところか、逆にもう庶民的ド真ん中で地元の人とかもいるところかのどっちかに入るようにしてはいるんですけど。

最初に見つけたバリっぽいリゾート風のこぎれいなお店は入口はいると、マッサージするねーさんたちが床に座ってゴロゴロしてました。たくさん。だから空いてると思うんですけど。
えくすきゅーずみ~?って声掛けてもガン無視だったのでやめました。
たぶん、客に説明したりするのは別の係なんだろうけど、呼んでくるとかさ……。こういうマッサージの人の賃金って歩合制じゃないかと思うんですけど、いいのかそれで?

なので、別の今度は入口が自動ドアで、こぎれいなフットマッサージ用の椅子が並んで冷房の良く効いたお店に入ってみました。入口にカウンターがあって、おねーさんがにっこりお出迎えしてくれました。うむ、好印象。
リゾートっぽい高級感はないですが、清潔でフットマッサージ用の椅子にパーソナルモニタがついてたり、日本のチェーン店のマッサージ屋みたいな感じのところです。
 1時間のフットマッサージをお願いしました。
だいたい、海外で初めて行くマッサージ屋ではフットマッサージをお願いしてみて、マッサージの腕と主に貴重品を持ったまま&預けたままぐぅぐぅ寝てしまえるくらい信用できそうかどうか値踏みして、よければ翌日ボディマッサージに行くようなことをしています。
男性しか空いていないが良いか?と言われたけど、まあフットだしえっか~と思いokする。このにーさん当たりのひとでした。リフロクソロジー寄りのマッサージでしたがごりごりに力強くそれでいてものすご痛いところは手加減してくれて、足がすげぇすっきりしました。
旅先だと、フットマッサージはすごくいいです。足の疲れも取れるし、胃腸も元気になってごはんが食べられなかったのが食べられるようになったりとか。
お値段はRM36。マラッカより高いかと思ってたのでちょっと意外。つーかまあ、マラッカが観光地だから地方の割に高いのかな?

で、そのあとは一本向こうの通りの屋台街に繰り出す。メシだメシ!
客引きに声を掛けられながらしばしウロウロウロ。

屋台街と言うか、両側の食堂が夜になると道にテーブルとか出す感じ。でも別に歩行者天国になっているかというとそうでもなく、人々をかき分けてたまにタクシーとかとがテーブルスレスレに通るのでちょっとビビる。
海鮮系の中華が人気みたいで、蟹あるよ海老あるよみたいな呼び込みが多い。
でも何故か私はド派手に海鮮を売り出しているお店の隣の、ちょっと地味そうなお店の客引きおばちゃんがエラい愛想良くて、おばちゃんが決め手でそのお店に決めました。

メニューはぜんぶ英語と写真入りでよく分かる。
おばちゃんがぜんぶ料理は普通のと大きいのと小さいのができるから言ってねとおっしゃる。ほほう、ひとりものにも親切ですな! メニューには普通の値段しか書いてなかったけど。
あとメニューを説明してくれるとき、「やさい」「にく」「さかな」は日本語で言ってくれた。それからメニューにないけど「ごはん」も出せるって教えてくれたので、小さいおかずとごはんで定食的にお食事することも可能かと思われる。
 
海老さんや蟹さんも魅力的だったのだけれど、疲れていたので食べなれてる系の味が恋しくなり、海鮮炒飯と青菜の炒め物、それからマンゴージュース。
ビールもあるよって言われてそれはもう魅力的な提案だったのですが、どうやら大瓶サイズのものしかないようなのでやめました。ちょっと多過ぎる……ホテル至近とは言え、帰れなくなったらシャレにならない。ジュースは果物の写真があって指さしで注文できました。
青菜の炒め物も炒飯もマジうまかったっす。ただし、炒飯の隅にあるカップに入った液体は何かな?と思い、ちょこっと、本当にほんのちょこっと舐めてみたら、それだけでぶわっと汗がでるくらい辛かったので、間違ってもこの容器をひっくり返さないよう慎重に食しました。ひっくり返したら命に関わると判断しました。
これでRM23。ちょっぴり高級と言うか、観光客向け?でもおいしかったし、おばちゃんが親切で何くれとよく話しかけてくれたりしたので、個人的には満足のお店です。ここでもまた、仕事で?とかきかれた。ビジネスの片鱗も感じさせない格好と語学力だと思うんだけどね……。
わたしが食べてる間におばちゃんのシフトが終わったみたいで、帰りがけにゆっくりね!て声掛けてくれたし。

しかし、このお店には中国系のおばちゃん含む女性のスタッフがひとりと、マレー系の男性スタッフがひとりいたのですが、中国系の女性たちはせっせと注文を取り料理を運び、手が開けばメニューを持って客引き……と忙しく立ち働いていたのですが、マレー系らしい男性は女性に指示をされるまですみっこにしゃがんで携帯ばっかいじってました。
正直な印象として、外国にいる中国系の人ってすげぇ働き者っぽい人が多いですよね。
中国本国にはいろいろと不安を感じるのですが、他のアジア圏でホテルとか中国系の経営だって言うと大丈夫そうかも?とか思ったりするし。
あと、マラッカでも思ったけど、こういうところにいる白人系の方々ってビールばっか飲んで、ぜんぜん飯とか食わない人多くて。安く使えるバーぐらいにしか思って無さそう。
なんかもったいないよな~と思います。
イタ飯とかイタ飯とかしか食わないのかな。

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遂に最終日の朝を迎えてしまいました。
これで旅行も終わりかと思うと帰りの飛行機に乗り遅れてしまおうかとも思ってしまいますが、帰りのチケットを正規運賃で買うお金もないし、帰ったら働き口はなくなっているだろうし、結果的に何も良いことがなさそうなので渋々帰りのチケットの時間と逆算して何時にはホテルを出なければならないか、何度も確認するわたくしです。
イヤでもさ、年に3回くらいなんとかやりくりして5-7日ずつくらいの連続休暇にしてますが、コレ続けて一度に休ませてくれたら、いろいろ効率良いと思うんですけどね……。でも年に一度しか国外脱出できないとなるとそれはそれで鬱屈しそうだ……。
毎月残業時間がエラいことになっていても、旅行のことを念じればなんとか働いていられる、そんなサラリーマントラベラーであります。


朝食は屋上のカフェで。
日がさんさんと降り注ぎ気持ちがいい……のを通り越して暑いです。
昨夜、遅くまで遊び回ったので、チェックアウト時間ギリギリまでゴロゴロしちゃうことにしたのですが、朝食はもうちょっと早い時間に来れば良かったです。
幾つかあるセットメニューから好きなものを選ぶ方式だったので、連泊しても飽きなさそうです。マレー風の朝食プレートなるものもあって気になったのですが売り切れていたので、カントリー風とやらをチョイスしました。パンケーキかフレンチトーストか聞かれたのでフレンチトーストをチョイス。コーヒーもきちんとしていたしおいしかったです。

チェックアウトがお昼だったので、更にお部屋でゴロゴロして行き先を考える。
今日の観光のメインはイスラム美術館です。そんで時間あったらバタフライパークに行こうかと思ってましたが、マスジット・ジャメーに行けなかったので、国立モスクに行くことにしました。
本日のテーマはイスラム文化体験となりました。
チェックアウトして荷物を預けたら、どこ行くの?つー話になったので、レイクガーデン行くっつったら、どうやって?車呼ぶ?と言われたので、電車と歩いて行くっつったら、歩いて!?とたいそう驚かれました。がんばってって言われました。
…………がんばって…………?

しかあし!暑いです。丁度お昼くらい。
アレじゃん、最も出歩かないほうが良い時間じゃん。

選挙ののぼりも多民族国家感バリバリです。
総理大臣ってPMって略すとなんかかわいいな。
時間貸しの駐車場なんかもそこここにあって車社会だなと。1時間でRM3なので、ここが都心であることを考えると日本よりは安いですね。ミネラルウォーターがRM2でしたし、絶対的にじゃなく物価ベースで見ても日本より安いかと。
わたしの住んでるへん(地方都市の中心部)だと、高いところで300円/時間くらいなんですけど、東京都心部だともっとぶっとびの価格であることを最近知りました。
都会の人が車をぜいたく品扱いする心境がようやく理解できました。でも地方民にとっては生活必需品なんです……。

こんな感じで宿の周辺(ブギッ・ビンタン地区)はごりごりに工事中でした。
MTRと書かれているので、市内鉄道の路線が増えるのでしょう。高架を作っているところもありましたし、これは地下なんだろうか?ますます便利になりそうです。

イスラム美術館などがあるレイクガーデンまでは、モノレール(ブギッ・ビンタン→ブギッ・ナナス)、クラナ・ジャヤライン(ブギッ・ナナス→KLセントラル)で行くことにしました。
KLセントラルからは地図を見る限り、公園まで数百メートルで、それから美術館まで更に数百メートルって感じなんですけどね。歩き方にも駅から徒歩約15分って書いてあるし。
……「がんばって」が気にならないと言えば嘘になりますけどね……。

ラッピングモノレール。中国は杭州の観光キャンペーンのようです。
やはり海外旅行も結構身近なようです。

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ほどなくブギッ・ナナス到着。
なんかやっぱり乗り換え大変でした。物理的に距離が遠かったのもあるんですけど。

歩いて歩いて……。
なんか途中で、マレーシアの風景とかをアートっぽく描いたポスターとかポストカードとか売ってるお店があって気になったんだけど、どうせ帰りも同じルートで帰るつもりだったから帰りに寄ろ~っととか思ってました。このときは。

あと、途中で大きな会社のビルが見えたのですが、ちょうどお昼くらいで、エリートっぽいスーツメンがぞろぞろ出入りしていたのですが、その中に明らかにムスリムと分かる女性がいましてね。このあたりでは割と珍しい全身を覆うタイプのお衣装(顔はオープン)を召されていたのですが、素人目にもひとめでいい仕立てと分かるようなものでした。首にはその会社のIDをブラ下げていて、さっきのスーツメンたちと同じ立場にあるようでした。
つくづく、格好=形は関係無いんだな~と思いましたよ。
伝統的な格好を女性差別の象徴としてなにがなんでも排除しようとするようなひとはなんかちょっと違うんじゃね?と思います。それを強制されることが問題なのであって、彼女みたいに推定だけど選んで着ている分にはぜんぜんいいと思うので、そこに躍起になっても仕方ないんじゃないかね~と思うのですよ。
前なんか雑誌かな?モロッコのイマドキ事情みたいなので、若い子の間で伝統に則って「髪を隠す」のが流行ってきてるって見ましてな。理由は「髪のコンプレックスから解放される」「そのほうが奥ゆかしそうでモテる」って事らしいス。所詮、かたちはかたちと言うか。意味も変わってこようと思いますし。

クラナ・ジャヤラインは地下になるようです。結構深い~。

なんか、ちょっとクアラルンプールプチ交通情報でも紹介したかったのか、切符の自販とかトークンとかの写真撮ってるけど、残念ながらすっかり内容は忘れてしまったので紹介しません。
すばらしく役に立たない旅行ブログを自負しています。

KLセントラル到着。なんだか都会的でピカピカですわ~!

しかも驚くべき事に、案内板に日本語がありました。なんて親切ぅ!!
夜、こっからKILIAエクスプレスに乗るつもりだったので下見もかねてやってきたのですが、これならば分かり易そうで安心です。ただまあ、いろいろな鉄道が乗り入れていて広い駅なので、時間に余裕は見たほうがいいでしょう。

海外ではきれいなおトイレがありそうなところではおトイレに立ち寄ることにしているので、ここでもトイレ探し。期待通りきれいなおトイレがありました。
おトイレに行く途中にコインロッカーも見かけました。ここに荷物を預けて最後に観光、とか言うのも便利だと思います。

さて、ではイスラム博物館やバタフライパークのある大きな公園、レイクガーデンに向かうべく駅を出ます。地図で言うと、レイクガーデンはKLセントラルの北側だったので、最も北側の出口に出てそこから適当に歩けばいいと思ってました。なので、まずは北側の大きな出口から外に出てみました。
目の前は道路、その向かいは大きなホテル。右手は大きなレジデンスマンション。
道路はこの駅がそもそも高架上にあるようで、左右ともにすぐにスロープを描いて下に降りていっているのですが、鋪道がない。鋪道がないです。
…………これどこ歩いていけば北に行けるの?
道路の向こうのビルの合間、そう遠くないほうに公園っぽい緑緑しい感じのところが見えるんですけどね。そっちに歩いていく道が分からんのですよね。
向かいのホテルに行けたらそこから反対側に出られそうだけれど、道路は交通量から言っても、大きな中央分離帯から言っても渡れる気がしません。
地球の歩き方からコピってきた地図を眺めてみたけど、地図には歩けるところと歩けないところの区別は出ていないし、何より道の高架具合は分からんのですよね。だから私も来るまで平地だと思ってたわけで。地図上で道と道が交わって交差点のように見えているところも、実は高架道路同士が重なっているだけなんじゃないかと思われるところも。
北側に抜ける出口とかないかレジデンスマンションの吹き抜け部に進入してみたりしたけどぜんぜん駄目。人に聞こうにも外はあんまり人歩いていない。だって暑いしね!!

しばらくフラフラしてたら、レジデンスマンションの入口手前の緑地帯なのか自転車置き場なのか分からんようなゴチャゴチャの中に下に降りるエレベーターがあったので、それに乗ってみました。降りたら似たような大きな道路が前に見えましたが、かろうじて鋪道がありました。かろうじての鋪道です。
ひとひとりやっと通れるくらいの幅で道路から一段高くなっているだけで柵などはなく、逆側は腰高のコンクリートの壁でその向こうは落ちたら死ぬし、ひとっこひとり歩いていなくて、車はびゅんびゅんかなりぶっ飛ばしています。それでもここを行くしかありません。
歩いてみると、危ないことに加えて、遮るところは一切無く周りはコンクリートだらけで車の排ガスもすごいし、危ない上に暑いし埃っぽいしとかもうコレ絶対人の歩くところじゃないと思いました。あ、途中で一組だけ歩いているひとを見かけましたよ。対向の最早鋪道と呼べない鋪道を白人の中年カップルが歩いてました。死の行軍みたいに見えました。モノを知らない外国人くらいしかこんなとこ歩かないんだなと気付きました。
どんなに疲れても途中で止まることも出来ずフラフラ進んだら、なんかその緑地っぽいところの上に来ていました。高架道路が橋みたいになっていて、たもとに階段があったので降りてみました。近くにある建物に向けてナショナルミュージアムと案内板が出ていたのでビンゴです。やっとレイクガーデンの敷地に入れたようです。

トンネルを抜けて振り返ると、KLセントラルあたりのビルが見えました。
直線にすれば本当に僅かしかないと思われます。
道選びに並んだ時間も入れるとここに至るまでに30分くらいかかりました。迷わなければ確かに歩き方に書いてある通り「KLセントラルから徒歩約15分」って感じだったとは思いますが、ぜったい歩かないほうが良いと思いました。

折角、「レイク」ガーデンに来たので湖も見ておくかと、湖のほうへ下っていって実際見たのですが、写真を撮っていませんでした。まっぴるまの暑い公園にはほとんど人が居ませんでした。ここまででもうたいがい疲れたので、東屋を見かけてそこに入ろうとしたらちょっとヤンチャそうなKLっ子がニヤニヤしながら集っていたくらいです。
公園なのに善良な外国人観光客が一休みできる場所もないとは何事か!
公園を楽しむならもう少し涼しい時間帯になって空が良いんだろうと思います。

しょうがないので、イスラム美術館まで頑張って歩くことにしましたが、どう見ても地球の歩き方の地図より実際の道の数が多いんですよね。どれが地図に出ている道か分からないじゃないか。コレまた大体の方向で歩く=苦労するパターンね?

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レイクガーデンをなんとなくこっちかな?っていう方向に歩いて、イスラム美術館を目指します。地図ではアップダウンが分からないとさっきも言いましたが、レイクガーデンは湖部分がくぼんだ大きなすり鉢みたいな形の公園です。
一度湖まで出てしまった私が縁のほうにあるイスラム美術館へ行くには激しい坂を登らなくてはなりません。うへぇー……。

しょうがないので、坂道を登っていたら向かいでなんか不審にウロウロしていた白人カップルに声を掛けられました。
「僕たち、プラネタリウムに行きたいんだけど、こっちで合ってるかな?
……知らねーよ。
殆ど手ぶらで出掛けて道に迷ったらひとに聞けばいいとか英語話せるやつはお気楽でいいな!しかし残念だったな!私もまだ完璧迷ったとは言わんがアンタに道教えられるほど分かっちゃいねえ!!
とりあえず、殆ど日本語しか書いてないけど地球の歩き方のコピー見せて、プラネタリウムは知らんが私はイスラムミュージアムに行こうとしていて、たぶんここはここらへんだと思うのねってことだけ伝えて、最後はよく分かんないわ~って言う例の首をすくめるジェスチャーで終わらせた。ジェスチャー便利である。
しかし、明らかな観光客の私に声を掛けるとか、彼らもたいがい迷ってたんだろうな。
それが証拠に地図を見て目的地が大体同じだと分かった彼らは先を歩き始めたものの、ちらりちらりとこちらをときどき振り返っているのであった。

しばらく歩いて、狭いながら車も通る道路に出ると、プラネタリウムこっち!って言う看板がありました。アレ?あいつらプラネタリム行くんじゃなかったの?
見落としたのかと思って、小走りに前へ行って「プラネタリウムあっちだったけど?」ってわざわざ声掛けたら「あーいーのいーの」みたいな事を言われました。
たぶん、プラネタリウムの近くのどっかに行きたかったんだとは思うんだけど、紛らわしいよ!
紛らわしい白人カップルとは道が別になってしばらくすると目的のイスラム美術館に到着しました。一見、近代的な建物ですがエントランスのモザイクタイルとかそれっぽくてすてきです。

とか言って、コレ実は帰りに撮った写真で、行きは裏口みたいなところから入ったですよ。
ここは「マレーシア」・イスラム美術館だけあって、総合的なイスラム教の歴史を踏まえつつ、多様な民族の暮らすマレーシアでのイスラム教のあり方を美術を通して紹介する、と言うようなコンセプトの場所でした。入場料はRM12。

まずは世界のイスラム文化……って事でモスクの紹介だったのですが、このミニチュアがすごくてね!もう早速テンションマックスですよ!!


見よこの精巧さを!!SUGEEEEEEEEEE!!!
イスラム教の伝播と時代に沿って、地域ごと年代ごとの代表的なモスクのミニチュアが広いフロアを使ってズラリと!いっこいっこケースにかじりついてハァハァしたい仕上がりです。

このように壁側に構造などについての細かい解説がありました。
ミナレットと祈りの場があること意外は特に様式に拘りがないせいか、地域色豊かで本当に見ていて楽しいです。中国のモスクとかふつうに寺だろ!みたいな感じだったし。

その後は、やはりまずはひとつのテーマに沿ってワールドワイドな紹介、その後マレーシアの地域ごとの紹介……みたいな感じで分かり易かったです。
館内、割と国内外問わず明らかにムスリムな人たちが多かったですけど、コレどっちかってーと「イスラム教ってなんぞや?」と言う初心者向けにすごくいい美術館だと思いました。
それに単純にうつくしいですし!!!!


特に装丁されたコーランと言ったらもうホントすごかったですね。
仏教でお経を装丁するのとはまた意味が違うと思うのですが気合いの半端なさには共通するものを感じました。お経の場合はそれを作る=徳を積むだけど、コーランの場合はなんか違うっぽいと思うんだけど、どうなんかね。
これでグッズとか作ったらバカ売れると思うけど、流石にそれはムスリム的には抵抗があるのか、コーランモチーフにしたグッズは売ってなかったっす。
それに陶器とか、金属細工とか、宝石とか……イヤまあともかく全部ですハイ。
 
あと、インドはムガール朝時代のお宝も結構いっぱい展示されてて鼻息荒くなりました。
(写真のが多分その一部だと思うんだけど違うかもしんない。)
どういう経緯でここにあるのか知らんですけど、マレーシアにお裾分けされてるやつだけでこんなにすごいんですから、イヤもうホントインドも絶対行くから待っててね!?とか思いました。

別に待っていませんと言いたげなタージマハル。

あと印象に残ったのは、調度品や小物を並べて、それにお衣装を着せたマネキンを並べて、世界各地・マレーシア各地のムスリムの暮らし(まあ超お金持ちクラスって事だろうが)を再現した展示でしたかね。紀元○○○年頃のどこそこ、みたいな感じで。
あと、メッカのまんなかのちっちゃい建物にかかってる布の引退させたやつとかも圧巻でしたね。非ムスリムは入れないところにあるもんですからね。イヤコレ今私大学生だったら、イスラム文化に関する講義とかマジ取るね。

しかしこの美術館は単純に収蔵品のレベルがめちゃくちゃ高いと思います。一般ウケもしそうな感じだし。 びっしりの幾何学模様にきらっきらの宝石とか好きな人いっぱいいると思うんだよねえ。イスラム教がこういうすばらしく高度な文化を持っているという事がもっと多くのひとに伝わると良いなあと思います。イスラム教=過激派みたいなイメージがなんかこうさ……。そういうことまで考えなくても、見てうわーきれーい!って思うだけでもさあ、私もまあそんなようなもんだし~。
展示品抜けてたり持ち出すために梱包してたりしたのを見かけたので、貸し出しとかもしているんじゃないかなあ。このご時世だからこそ、どっか日本の金持ち企業が借り出して企画展とかやってくれないだろうか。2012年に森美術館でアラブ・エクスプレスという「中東の現代美術」をテーマにした展示を見てずいぶん勉強になりましたが、それ以前にそもそもイスラム文化の伝統自体を知らない私のようなひとも多いのではないかと思うので。

この美術館は1999年に出来たそうですが、建物自体も美しく凝っています。

きれいなドーム天井や吹き抜けがありまして。ドーム天井はこれ以外にも模様の違うものが幾つかあります。すげえ気合い入れて作ってると思います。
本当に来て良かった!大満足であります。

あとミュージアムショップも超充実です。鼻息も荒く買いこんでしまいました。

しおりとかポストカードとかマグネットとかー!とかー!
特に中央上にあるグリーティングカードがすげくてですね!ぜんぶ柄違いの5枚入りで表はカードのデザインにあった写真で、裏に作品全体の写真と解説が載っているという、デザイン性と美術館らしさを両立した造りで。タイルのモザイク調のマグネットも良かったです。
あと、高そうだったから見てないけど、奥に本気っぽい民芸品とかもありました。
入ってないけど、カフェとかもなかなか良いので、いちにちがかりでゆっくり見ても良いかと思われます。私はちょっぴり時間がなかったので駆け足になってしまったのが残念。

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さて、わたくしがイスラム美術館にめちゃんこ感動したのに急いでいた理由はこの後国立モスクに行きたかったからなのです。16時から礼拝なので、それより前に入って出なければなりません。礼拝の時間はムスリムでないと入れません。
ところで、数は少ないものの日本人でもムスリムはいると思うのですが、そういうひとが海外旅行してこういうところで礼拝したいときって、自己申告したら信用して貰えるのかな?

美術館からモスクの敷地は地図を見ると近いんだけど、デカいので入口がどこなのかよう分からん。急いで歩いていたら近くに日本人母娘がやっぱり何事か話ながら急いでいたのですが、やはり行き先は同じでした。
モスクの入口っぽい階段に着いたけどなんか違うな~と佇んでいたら、履き物を脱いでいたおねーさんがツーリストはあっちって教えてくれたので、まわりこんだらすごい行列でした。な、なんだと……!?(ちょっと予想外)
しかし、よくよく行列を見ていると別に中が混んでいるというわけではなく、身につけるもののレンタル品が足りていないようです。

この写真の下に映っている全身すっぽり覆うてるてるぼーずのようなお衣装です。
(コレは中の写真でお衣装ではなくモスクWiFiの貼り紙を撮りたかった。)
女性は頭まで覆わなければ入れて貰えないし、男性でもノースリ・短パンとかは礼を失しているとみなされるので、これを身につけなければ入れて貰えません。
異教は宗教と思っていない(としか思えないよやつらまあ教義的にはその解釈で仕方ないんだろうが)キリシタンな皆様は当然のごとく男女問わず半パン・半袖だし、ここに来て幾らか見かけた日本人の女子たちも割とアウトな感じでした。おまえら、短パンに暑苦しいタイツ履くくらいなら最初っから足隠せよ……。
貸出品は他に頭だけ覆えるずきんのようなものもありそれはたくさん余っているのですが、なにぶん全身すっかりアウトの奴らが多過ぎて列は全然進まない。
わたし!わたしたぶんそのずきんだけ借りたらいける!!
(本当はスカーフも持参しようとしていたが忘れてしまった。)
しかし、ガイドブックとかに寺とかモスクとか露出が激しいと入れない場合もあるとか書いてあるのこういうひとたちは読まずにやってくるんだろうか?
そんなところで、わたしより後にやってきたひとり旅らしきやはり日本人の女の子がロンスカに長袖Tシャツで、係員のところに回ってスカーフを見せたらどーぞって入れて貰えてた。
ので、私もバカ正直に並ぶのはやめて列の頭まで回って、自分の服と机の上のスカーフを交互に指さしたら、入れて貰えました。やった!これで1時間近く見て回れます。

と言うわけで、無事モスクに入れる仕様となり、モスク見学スタートです。
(でもホントは七分袖より長袖が望ましいかと思われます。)

国立モスクは1965年に出来たものなのですが、割と斬新な感じのデザインでもっと最近作られたもののように感じられます。

こんな感じできれい~。モザイクとかゴチャゴチャ系でなくモダンな感じっすね。
こういう規則正しくずぅーっと並んだものってなんか写真に撮るとハァハァしてしまいます。あと床に映る影だの光だのそういうのも。

水面の向こうにミナレット。これもきれい。
そんでモスクって言うとドーム天井とかタマネギ屋根とかを思い浮かべがちですが、8,000人収容できちゃうとか言うここのお祈り場所の屋根はこんな多角形になっています。なんでもマレーシアの13の行政区とイスラム五行の象徴として十八角形のデザインなのだそうな。

ぐるぐる歩いていたら、時間があったら行こうかな~と思っていたクアラルンプール駅あたりの建物っぽいものがちらっと見えたので、まあこれでいいかと満足してしまう。
伝統的な建物なので、時間のある人は中とかも入ってみるといいのではないかな。

さっきの十八角形の建物の中。ツーリストは入れません。
ただ祈るための場所って感じで中はいたってシンプルですなあ。熱心に中をフムフムしていたように見えたのか、入口にいたおねーさんに日本語の「イスラム教とは」みたいなリーフレット渡されちゃったが、すぐに日本人と見抜く当たり流石こういうところの方だなと。

あとなんか小学校低学年くらいの一団が先生に引率されてやってきてました。女子がかわいい……。なんかいいとこの学校の子だったりするのであろうかという雰囲気。

ここいらでそろそろお祈りの時間となったので、我々ツーリストは追い出されました。靴を脱いだところまで戻ったら、結局入れなかった方々もいらっしゃったようでご愁傷様~。
しかし、わたしもひとのこと言ってる場合じゃなくてね。

すんげえ雨なんですけど……。
昨日の具合から言って、今動くことは非常に良くないと思う。傘はあるけどそれどころじゃない感じだし。でもね。私今晩飛行機に乗って日本に帰らなければなんですって。

もう来た道を戻る気はサラサラないのでタクシー乗る来満々ではあるのですが、モスクの敷地から道路までがまず遠い。それでもなんとか横殴りの暴風に耐えながら道路まで出たんですけど、タクシー通らない~!!!通っても人乗ってるぅぅぅぅ!!!
ビショビショになりながら通りに立ち続けてようやく一台タクシーを止めるも、もう半分乗りかかってホテルの名前伝えると分かんないからって乗車拒否。おまっ今カード見せるから見るだけ見てみろよ、そんな理由で乗車拒否とか日本のタクシーの運転手さんが聴いたら泣いて怒るぞ!?
しかもなんか後ろの車に邪魔だ!と激しくクラクション鳴らされるしぃぃぃぃぃ。
もう傘とか意味あるの?と言うレベルに達した頃、ようやく再びタクシーつかまる。ホテル名を告げてカードを見せたら15でどうかって。メーター使わんのか。
でも昨日のKLタワーからファーレンハイトとかRM25だったし、むしろこの雨の中もっとぼったくられても不思議はないので即決。   
無事、タクシーにて20分ほどでホテルまで戻ることが出来ました。ホテル前まではつけてくれずホテルのある通りの入口だったけどまあいい。すげえカード見て一生懸命道探してくれてたし。その前に乗車拒否されてるし。

行きもタクシーで来れば良かった。

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今5時前、8時半くらいにここ出て9時くらいにKLセントラルについて9時半~10時くらいに空港に着けば大丈夫。よし、マッサージとメシだ!
メシ代とあとKLセントラルまで行くタクシーは現金でないと支払えなさそうだから財布の残り具合がそろそろ気になります。この時点で所持金はRM100を切っていました。
旅行の最後ってこれがやなんだよね~。現払いじゃないとあかんものって絶対あるけど、またいつ行くとも知れない国の端金を余らせたくもないからそう余分にも持てないし。
まあともかくはマッサージとメシです。

一度ホテルに戻るつもりだったけど、ホテルよりも昨日のマッサージ屋のが近いのでそのままマッサージ屋へ。今度は全身オイルマッサージとフェイシャルで2時間半くらいのコースを頼みました。これでRM158。
オイルマッサージにしたのはだいたいこれしたら最後にホットタオル貸して貰えるのでシャワーは浴びられなくてもすっきりできるかなってのと、フェイシャルも化粧落として貰えるだろうと踏んで。結果的にマッサージはすごい気持ちよくてホント当たりの店でした。
しかしだね!眉毛とアイメイクだけ残してくれなくても良かったの!
気を遣ったんだろうけど、わたしスッピンになりたかったの!!

予定外の要素はあったものの気を取り直して、今度はメシを食いにゴゥ!
  
悩んだけど店選ぶのも面倒だったし、昨日のおばちゃんがまた居て、あって感じで声を掛けてくれたので昨日と同じ店にしました。メニューをパラパラめくっていたら、土鍋に入った「Tofu pot」て書いてあるものが気になってじっと見てたら、おばちゃんが「店でいちばんのオールドなコックが腕によりを掛けてつくる超お勧め料理」とか言ってきたので、それの小さいのにしました。それとスイカジュース。暑いときに飲むとおいしいので妙にはハマって。

来ましたトーフ鍋。ぐつぐつしておいしそうです。
にんにくの効いた醤油風味のとろみのあるスープにお野菜や魚介と、あとテンプラ(*)、そしてトーフとは言い難いがお餅でもないもちふわっとした何かが入っています。
これが超うま~!流石おばちゃんのおススメ!!
食欲がなかったのでコレだけにしたけど、おばちゃんの言う通り「ごはん」を頼んで、スープに絡めて食べたらうまかったろうな~。
よくよく見ると、奥のお店の中とかにもこのトーフ鍋をアピールする貼り紙があったり、地元民っぽいご家族が大きい鍋を囲んでいたりして、確かにこのお店の名物なのだと思われます。
おばちゃんも私がもう一回来たのがうれしかったのか、昨日にも増して忙しいのに通りかかる度に何くれと話しかけてくれて。今日もう日本に帰るの~とか話すと残念だって言ってくれてうれしかったので、いっしょに写真を撮りたいって言ったら快く応じてくれるも、自分撮りってトライしたけどなかなかうまくいかなかったので、ぐるっと後ろの席を振り返って、
すみません、写真撮ってくれませんか」(日本語
いきなり声掛けられた日本人男性グループ、ものすご驚いていて申し訳なかった。
こっちはひとりだからしゃべんないから分かんないだろうけど、こっちからすると会話が丸聞こえだからすぐ分かるという。そして何故、人は外国では周りに自分の国の人間はいないと思ってしまうのか(会話内容と声の大きさでそう思っているのがなんとなく分かる)……。

まあともかく、おにーちゃんたちのおかげで無事思い出の一枚が撮れました。
マレーシアにいる間、まともに食ったのカレーと中華だけになったけど、今回食事はもうすごい満足でした。さてさて急いでホテルに戻って荷物をピックしてタクシーを捕まえねば!!

*テンプラ……衣のついた揚げ料理ではない。魚のすり身をつなぎを用いてまとめて素揚げしたものを中四国九州当たりではテンプラと言う。東南アジア全般に似たような料理が広く分布していると思われる。東南アジアでは川魚も使われるようだ。

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酒も飲んでいないのに名残惜しくてギリギリの時間まで屋台のテーブルに座ってボケッとしていました。ひともお店もごちゃごちゃしていてその中をたまにタクシーとか通っちゃう細かいこと気にしてない感じが、ずっと住んでたら分からないけど、ひとまず旅行で訪れる分にはなんだか良いな~とか思っちゃうわけで。
まあそもそも旅行したときって遊んでしかないですからね!遊んでばかりの場所にはそら良い思い出しかありませんわな!しょーがねー!帰るか!!
……と席を立ち、おばちゃんと慌ただしく写真を撮ってホテルへ荷物を拾いに。
余談ながら、わたしは海外旅行好きだけど海外に移住する気は微塵もないタイプです。言葉が苦手だから、仕事が難しいからとかそんな真面目なこと考えなくても、やっぱり住むなら日本って思う。こんな田舎でも、ちょっと繁華街に行けばおいしい各国料理が味わえるところとかさ。あと意外と日本は多様な価値観にやさしいほうなんじゃね?と個人的には思うし。

車どうするべ~と思ってたら、ちょうどホテル近くでダラダラ流してたタクシーが見つかったので、KLセントラルオッケー?って聴いたらオッケーと。はうまっち言うたら(ホントはいくない。国によってはボラれる。)、メーター指さされました。
いたってまともな運転手さんの対応だと思うんだけど、財布に現金の乏しいわたしとしてはもう決め打ちで行きたかったワケよ!!
ただいまの所持金RM70ばかし。
あとのKILIAエクスプレスの料金はカード決済も出来るし、どう考えたって70で足りないことはないと思うんだけど、不安じゃん!?
がまあ、真面目にメーター使う言うてる運転手さんに交渉するのも変な話だし、お財布事情が乏しいので目安を教えて欲しいとかもうまく話せなかったのでまあなるようになれよと。
ホテルで荷物を受け取ったら、車は?ってきかれたけどいいよって。ホテルが分不相応にちょっといいので、ホテルで車呼ぶと高かったんだよね。KLセントラルまでで100とかさ。
そんで、昼間のタクシーより高級そうな黒塗りタクシーに乗車。スーツケースはきちんと運転手さんが降りてきてトランクに積んでくれた。
このタクシーのおいちゃんはフロントガラスにおっきい「I(ハートマーク)KL」とか言うステッカー貼っちゃって、パリッとしたワイシャツにスラックスなんだけどなんか今にもチェケラッとか言いそうな感じのノリのひとで、ものすごく流暢なのはともかくとしてアンタメリケン人じゃね?って感じの発音の英語で話す人でした。
まあメリケン人の発音まともに聴いたの中学高校のときのアシスタントランゲッジティーチャーからだから大概に遠い記憶だけれども。よく会話の途中でHA-HA!って笑ってた。
そうか、ホントに英語圏の方はHA-HA!って笑うのか。

しかし、私の英語力が乏しいのでそう会話は続かず、しばし無言。
車はごちゃごちゃした道路を抜けて、高架の自動車専用道に入る。KLセントラルまではそんなに遠くはないはずなのだが、えらいことこの専用道をブッ飛ばす。
しまいに、行き先表示を見ていたら「KLIA」の文字が見え始めた。
いやちょ……もう詐欺で空港まで連れてってくれても別に良いけど、わたし払えるお金持ってないからね!?(空港までの相場はRM100以上)
おそるおそる切り出すわたくし。

あー……のっとえあぽーと、KLセントラル、おっけー?
HA-HA!
ノットエアポート、KLセントラル、オッケー!?
オーケーオーケー!

大事なことなので二回言いました。
しばらくしてKLセントラルの前に着きました。着いたのは昼間私が途方に暮れた出口の当たりでした。あんな高速道路みたいな道路沿いか!そら鋪道はないわな!!
おっちゃんは着いた頃になって、KLセントラルはこういうところだから周り道になるのさHAHA~とか言っていた。先に言え。
疑って申し訳なかったし荷物の上げ下ろしもしてくれたので、メーターより多めのRM30を渡してお釣りは要らんしときました。でも、アンタ、そら高速道路みたいなところ走って、何回も空港って言う看板出てそっちに入っていったら心配にもなるよね!?
着く少し前にKLセントラルの表示が出たとき、ホラ出てるっしょ?って感じで教えてくれるおっちゃんなのでありました。
もし万が一、車で空港に連れて行かれていたら払えるお金もないし、時間的にも間に合わないので本当にドキドキ出来てしまった……。

KLセントラル着いた時点で、次のKLIAエクスプレスまで5分くらいしかなかったので乗れないかな~と思ったけど、案内も親切だったし、切符(片道RM35)も簡単に買えたので、なんと違うフロアにホームがあったのに乗れてしまいました。

進行方向向きのきれいなシートもあったんだけど、そこは大きな荷物が収まらないし、かといって荷物入れも下段は埋まっていたので、広い通路に面した簡単なシートに座って過ごしました。車だと1時間くらいかかる道程を20分くらいでばびっと行ってくれます。
同じ路線を複数の駅に泊まるKLIAトランジットも走っています。KLIAエクスプレスはKLセントラルからKLIAまでノンストップ。

空港でも滞りなくチェックイン。JALで帰るからカウンターからもう日本語通じて超安心。
 空港で少しお買い物も出来ました。

国営の民芸品店カリヤネカの支店で。割とこじんまりとした店舗だけれど、布ものなんかはまるめたものをカゴにいっぱいいれていたので、種類はたくさんある感じでした。
ボイルコットンのパレオサイズを二枚だけ買うつもりだったのですが(丸めた写真で左の二つ)、店員さんがハリのある生地のもののほうがプリントはよい品だ、もう在庫限りしかない、とやたらにお勧めするのでそれも買いました。三つでRM213。
ボイルコットンのうちひとつは母のお土産にしたらよろこばれました。確かにプリントは店員さんがお勧めしてくれたもののほうが、細かいし、テキスタイルミュージアムで見かけたようなトラディショナルな感じ。なんかこうインテリアとかに使うと良いかもしんない。
なんかすごい良いシルクに手書きの大判のものなんかもありましたよ。日本円にして万単位だったけれども。上等な着物のような手触りでした。

関係無いけど、ここは保安検査して出国審査して、そんでゲート前でもう一回搭乗手続きと簡単な保安検査してその後狭い待合室に入れられるタイプだったんですけど、こういうタイプの空港って最後の狭い待合室にお手洗いがないことが多くて、それがなんか落ち着かない。
わたしはマッサージ屋が気を利かして残してくれた眉毛とアイメイクをトイレで落としてから機内に入りたかったので、搭乗手続き開始を気にしながら急いでトイレで用紙を済ませまました。飛行機って乗ってもすぐにはトイレ行け無いじゃない。なるべく乗る直前にトイレ行きたいんだよね。ハラが弱いのでトイレ関係の不安は尽きない。

搭乗したら夜食出た。

さっきゴハン食べたときは食欲無いとか思っていたのに、もう日本に帰れると思うと既に腹が減ってきており何かを挟んだパンを軽く完食。やっぱりひとり旅、多少気負いはあるのです。

朝食はこんな感じ。JALなんだけど「いかにもマレーシアで調達した機内食メニュー」感が漂っているように思えるのは私だけか……。
ベークドトマトがなんかエグそうに見えるけどまあまあおいしかったです。

  
今回は成田到着。みかん王国→羽田→シンガポール→クアラルンプール→成田/羽田→みかん王国……と言う旅程だったのです。
前回ベトナム行ったときは気付かなかったけど、成田の到着フロアのコンビニはハワイ土産を買い忘れた人のために大量にマカダミアナッツチョコが売られていることを知りました。弟ヨメちゃんがスヌーピーとチョコレートが好きなので(ムック本とか保存用と使用用を買う)、これは見かけたい上買わねばならんだろうと何故かマカダミアナッツチョコいっこ買いました。ハワイ行ったことすらないのに。羽田ではなんか大福買いました。食べたくて。
こうして、マカダミアナッツチョコと大福を持って無事におうちに帰り着いたK子なのでした。

初めて訪れたマレーシアは良い意味でいろいろ予想外でした。
国全体がこれから!と言う期待感に溢れている感じとか。
気分みたいなことだけじゃなくて、実際の車の多さや宅地造成のこと、それに旅行が身近なこととか、裏付けになる要素もたくさんある。
それと車!マレーシアには国産車のメーカーがあるのです。
車を自分で作れる国は力のある国だとわたしが勝手に思っています。これは非常に衝撃的でした。東南アジアで他に国産車作ってる国とかあんの?
それと、たくさんの民族と異なる宗教で、数の大小あってもそれなりにまとまっていること。これは「それなりに平等といえなくもない経済の発展」があるからなのかな~とか思いました。
なんかまとまりないけど、マレーシアやるじゃん?(何その上から目線)って言うのが、ひとことでまとめた今回の感想になるかもしれません。
もしくはすみません侮ってましたマレーシアでもいいかも。

こんなふうに思ってるのでもわたしだけかも?と思って、会社でマレーシアどうだった?って聞かれたら、国産車のこととか海外旅行のこととかマレーシアの豊かさアピールしてみたらみんな意外だっつってたので、やっぱそんなもんみたいです。
と言うわけでマレーシア先輩を侮っていたわたしと同じようなみんなはマレーシア先輩にゴメンして今度はランカウイ島とか行ってみると良いと思います!
そんなところでマレーシア旅行記、おしまい!

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2012年、11月あたりにちょっと長めに休めそうなところを見つけたので、母親と旅行に行こうかという話になりました。いっちょフンパツしてお互いに人生発のヨーロッパに乗り込んでみようかと言うことになりました。冬のヨーロッパなんて寒いわ日は短いわどうなの?
でも航空券は安いです。
さあ、パリかロンドンかローマかフィレンツェか!?……なんか、最終的にブリュッセルとゲントとブリュージュへ行きますかってことになりました。 ベルギーです。
初ヨーロッパでベルギーチョイスです。

(意味もなく唐突な小便小僧。漫画カメラによる撮影と加工。)
なんか自分なりに理由はあった気がするんですが、計画段階にして既にその理由を見失ってしまい、最終的にビールとかムール貝とかビールとかチョコレートとかビールとかで頭がいっぱいになってしまい、本当に今となってもなぜ自分がベルギーをチョイスしたのか最初の理由がまったく分からなくなってしまいました。

ちなみに、ベルギーへ行くと言った場合の周囲の反応としては、
「アレ?K子さんもうフランスとかは行ったことあったんだっけ?」
イヤ、ないス。
「……なんで!?

「へぇーベルギーって何があるの~?」
「小便小僧です。ビールとかムール貝とかチョコレートとか食べます。」
「へぇ~」(リアクション薄い

「へぇ~、ベルギーってなんかヤバいことでもしたいの?」
え、なんすかソレ!?
「なんかおくすりとか簡単に手に入るイメージがある。」
え、なんすかソレ!?
特に最後の上司の反応が著しく気になり調べたら、ブリュッセルとかまあまあ治安が悪い(*)ようなことを書かれていてgkbr!

それでもいつかは通る道(?)、わたしはヨーロッパに行くのだぁぁぁ!と勢いで航空券などを手配し、宿や交通を確保しました。行き先にブリュージュを入れたのは、わたしの休みが取れる日程で唯一クリスマスマーケットの開催にかかっていた都市だったからです。
どちらにしろ直行便とかはないのですが、今回は「世界の車窓から」をやってみたいという阿呆な理由で、羽田からの深夜便でシャルルドゴールへ飛び、そこからTGVを使って移動することにしました。TGVはもちろんのこと、ベルギー国内の指定なしのICの切符やらコンサートのチケットまでネットで買えてしまうとか世の中の発展っぷりにとても驚いてしまいました。
(参考エントリー:「ベルギー旅行計画中」、「ベルギー国鉄の時刻表をゲットする方法」)

最終的に日程はこんな感じになりました。

11/21 仕事が終わったらみかん王国から羽田へ、羽田からシャルルドゴールへ
11/22 早朝パリ着、TGVでブリュッセルへ移動(ブリュッセル泊)
11/23 ICでゲントへ、その後ブリュージュへ(ブリュージュ泊)
11/24 ICでブリュッセルへ戻る(ブリュッセル泊)
11/25 ブリュッセル滞在(ブリュッセル泊)
11/26 TGVでシャルルドゴールへ移動(シャルルゴゴール泊)
11/27 午前便でシャルルドゴール発
11/28 羽田着、みかん王国へ

まあまあゆとりあるかな?と思うのですが。
さてさて初ヨーロッパ、母娘の道中はどうなるのでしょうか?食って飲んでのベルギー旅行記、始めます。

*治安が悪い……このときはいろいろ調べてやだヨーロッパ怖い!ヨーロッパ(HARD)/東南アジア(EASY)って感じじゃん!ヨーロッパ怖い!とひたすら出発まで怯えましたが、2年後の現在、トランジット観光でパリのことを調べヨーロッパの中でも特に治安が悪いような事を書かれていてまたgkbrしていたら「どのくらい治安が悪いかと言うとブリュッセルと張るくらい」と言う表現を見て、自分が初ヨーロッパでヨーロッパの中でも特に治安の悪そうな都市を訪れたことを知ったのであった。

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出発日は通常通り定時まで仕事……って言うかこういうときくらいしか定時に上がれないザ・社畜なわたくしですが……で、そっから母と合流して空港にGo!
だいたい今までこういう日に限ってトラブルがあったのですが今回は無事に仕事が終わり、さい先の良いスタートです。
みかん王国でのチェックインでは、国外の乗り継ぎもないので荷物預けもスムースにいったし、飛行機も混んでないし、まあ特に面白いようなことはなかったです。
強いて挙げるなら、飛行機に乗ってふっと見たら、前の席に鈴木宗男がいて、斜め後ろに大林素子がいたくらいでしょうか。ちょっとびっくりした。なんかやっぱ普通の人よりは目立ちますな。イヤまあ、大林さんは物理的な存在感の問題もありますが。デカかった……。

そんで羽田到着。チェックインはみかん王国でスルーで出来ています。
やっぱり羽田の深夜便を利用する人は多いみたいでどこも混み混み。シャワーなんか1時間待ちでした。待ちの間にごはん食べようと思ったら、安いお店はどこもいっぱいで。
しかし、これから旅行に出るのに国内で散財もしたくないしなぁ~って言う。
したら、一見お高そうな店構えなのにそうでもないお店がありまして。ゆっくりできそうなのでそこに入りました。シエル・エ・テールと言うお店。
お食事セットに、後で勧められてデザートも追加して2,000円ばかり。
お値段の割に、結構気を配ってくれて、飲み物やデザートをタイミング良く勧めてくれるところとかなかなかいいかんじなお店でした。これは次回からも立ち寄りたい!

デザートは別にひとりでにこ食べたわけではありません。

無事、シャワーも浴びて待合いへ。満席に近い便だったので待合いも混んでました。
修学旅行か何かなのか若い子の団体も。修学旅行でヨーロッパか……ええなあ……イヤよくないだろうか、まあわたしの暗黒に近い学生時代(友達少ない)と比べても仕方ないか。
優先席を占拠して寝そべっている外国人の一団もいて、そこはかとなく殺伐とした雰囲気が漂っていました。

搭乗してみたら、適当に選んだ席だったんだけどエコノミーの最前列で足下ひろびろ~。けど、通路側のわたしの席の前はプレミアムエコノミーへ続く通路に向かって素通しで、安定飛行に入って前のカーテンが閉まるまではちょっと落ち着かなかったっす。
そんで知ったのですが、プレミアムエコノミーでは前方の共用モニターまでがエコノミーよりも高画質でした。さすが高い金取るだけはあるや……。
あと、ベルトサイン消えるまでは手荷物一切合切ぜんぶ荷物棚に入れとかんとあかんのがちょっと面倒だったくらいで、広いと言うことはホントいいですな!
空の上では床面積がもっとも高価なわけですよ。
ただ、テーブルとか使っていいよ☆ってアナウンス流れたときに、ベルトサイン消えたと勘違いして荷物取ろうとして注意されてしまった。恥ずかしい……。そして、それにつられて他にも立ち上がった人が出てきてしまったのが申し訳なかった。

初めてのヨーロッパ行きなので、フライトマップを出してみたら、あんまり見たことのない地名(ハバロフスクとか)が画面に出てきてなんだか新鮮です。
それから、搭乗時間が長いのでいろいろと食べ物が振る舞われると聞いてワクワクしていました。機内食で楽しめる貧乏ツーリストであります。

まずはお夜食パート1。お焼きにワインをいただく。おいしい。

その直後に、夜中におなか空いたとき用にボトルウォーターと蒸しパンが配られる。ボトルウォーター配ってくれるところは好きだ~。
3-4時間寝たところで目が覚めたので、映画を一本見始めて、それから途中でトイレ行きついでに飲み物でも貰うか~と思ってギャレーのあたりをのぞいたら、なんかおっちゃんがCAさんと長話してて邪魔だったので諦めた。まあ声かければ良かったんだけどさ~。

映画終わった頃に丁度、朝食のメニューが配られました。
和食と洋食と二択ですが、なんだか高級そうなイメージになってました。洋食はフランスのなにがしかをイメージ、和食は日本のなにがしかをイメージしているとかなんとか。
折角、二人いるので違うものを頼んでみました。
   
わたしの頼んだ洋食があんまりおいしくなさそうに写ってますが、おいしかったです。やたらにデカいだけのパンみたいなやつは間にちゃんとチーズとかハムとか挟まってましたし。 

たっぷり食っちゃ寝したところでパリに到着です!

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パリ到着ぅぅぅぅ!
長かった!辛かった!具体的に言うとケツが痛かった!!!
もうね、最後のほう、尾てい骨のあたりがどんな座り方しても痛くてね!これが10時間のフライトの威力なんですね!(この後、通販で空気で膨らむ座布団のいいやつを購入し、ますます旅の荷物を増やしたわたくしです。)
まあ、逆にそれ以外は特に問題なかったです。うまいもん食わせてくれて映画も見られるし好きなだけ寝られるし上々じゃないですか~。今回は足元広かったのも大きいとは思いますが。

そして到着したパリはなんか空港からしてオサレっぽいなというのが第一印象でした。

だってトイレがこんなんだし。なにこのシャレオツなタイル模様。
でもやっぱり、床のビタビタ具合とかはアジアの空港と変わらんなと思いました。お掃除おばさんが常駐しているのも同じですが。やはり、清潔さで日本に適う国はなかなかないのか。
トイレの便座もオレンジでしたが、イミグレを整理している空港職員さんの制服もオレンジ基調のレトロかわいい感じでした。イミグレ付近なので写真は控えましたが、レトロかわいい制服ではあるのですが、なかなか着る人を選ぶ感じの服で、まあ分かりやすく言うと、私が着るときっとかわいく見えないだろうなと思いました。無事、フランス入国。入国審査官は笑顔できびきび仕事していて、最後にアリガトーって言ってくれた。
なんだフランス人まじめじゃん?(どういうイメージだったのか。)

CDG着が6:20で、ブリュッセル行きの乗換なしのTGVは10:37発を予約していました。その前が7時台だったのでちょっと不安で。結果的に荷物ピックした時点で7時くらいだったので正解だったようです。お手洗いで顔とか洗って、荷物を整理して。
TGVのホームのあるターミナルまで移動してホームの場所を確認し、ATMを探してユーロをゲットするのを目標にウロウロ。
TGVのインフォメーション探してる途中で、エレベーターでどっかのホームに直接降りてしまって。うーんここ違うな~どうするかな~とか思っていたら、スーツケースを引きずった白人中年夫婦(孫連れ?)に話しかけられる。

ディズニーランド行きはここのホームかしら?

イヤ、知らねえよ!

あからさまにスーツケース引きずった東洋人にそんなこときくとか、この人たちは無事に孫をディズニーランドに連れて行くことが出来たのでしょうか。
もちろんわたしには教えることが出来ないので、分からんがあっぷすてあーにいんふぉめーしょんがあるように書いてるって、エレベーターの表示を指さしておきました。
むしろわたしにTGVのホームの場所を教えてくれ。
まあ、TGVのインフォメーションはすぐに見つかりホームも分かり易かったのですが、ATMが意外となかなか見つけられませんでした。でっけぇシェパード連れたこれまたでっけぇ警察の方がウロウロしていて、ここで不審な動きをしたら殺されちゃうな……と思ったりしました。

無事ユーロもゲットし、なんかコーヒースタンドみたいので軽く何か食べることに。
パンを指さしでたのんで飲み物もいることを身振りで伝えたら、別の注文口に回るよう言われたのでそこで後はカプチーノかカフェラテか何かを……

ペラペラペラペラペラペラ?(仏語)
とぅーかふぇーうぃずみるくー!
ペラペラペラペラペラペラ?(仏語)
(ええとじゃあ)とぅーかぷちーのー!
ペラペラペラペラペラペラ?(仏語)

わ、わっかんないっ……(涙)!!

途方に暮れていると、横の列にいた品の良さそうな白髪のマダムが、「エスプレッソにするかカプチーノにするかってきいてるのよ」って教えてくれる。
だ、だからカプチーノって……!!
マダムにはわたしがカプチーノって言ってたのが分かっていたらしく、「カプチーノで良いのよね?」って。いえすいえすいえす!!
結局その親切なマダムが、売店のねーちゃんにペラペラ言ってくれて無事、カプチーノにありつくことができました。マダムにせんきゅーせんきゅー言った後で、あ、めるしー!とも言っておきました。売店のねーちゃんがイジワルだったのかマジに私の言っていることが聴き取れなかったのかは今もって分かりませんが、マダムは親切でした。
しかし、これから行くベルギーもフランス語/オランダ語圏です。
ああもう不安がいっぱいですね……!!

マダムの手助けによりゲットしたカプチーノとパンはおいしかったです。ベンチの向こうには駅のホームが見えています。


直前までどのホームに列車が入るか分からないのがなかなか緊張もの。
赤を基調にした感じのインフォメーション付近。
TGVのチケットは日本で予めネットで予約していました。改札とかもないし、プリントしたチケットを持っていればよいのでお気楽です。
電光掲示を見守りつつ待ちます。到着の5分前くらいにようやくホームの表示出るのな。アナウンスがあるわけでもないし。日本の駅はうるさくていかんみたいなご意見もあるけど、わたしは親切アナウンスな日本の駅は素晴らしいと思います。外国人とか旅行者とか慣れてない人にはほんと有り難いものだと思うよ。

ホームはこんな感じ。係員の方とかもいます。
列車の到着位置やら客車の場所が分かる電光掲示も。
結局、ぜんぜん違う場所に止まったがな!!
そのせいで、最初違う列車?とか思って乗りそびれるところだった。このあたりで、電車の駅ではアレ?って思ったら、ひとまず周囲の人間に聞きまくったほうがいいと学習しました。

母と二人で旅行に出ると、こういう感じで油断した隙に写真を撮られています。
 
ホームの写真なんか撮っていたらすぐにTGVがやってまいりました。これで一路、ブリュッセルに向かいますです。

二等の席はそんな広くもなかったので、出入り口付近の荷物棚にスーツケースは押し込みました。下段が空いてなかったら自力で上げられ無さそうだ……。
大荷物で電車乗るのってあんまり想定されていない感じです。そういう場合は本当は一等を取るのが正解なのかも知れん。

駅を出ると郊外の田園風景が広がります。おおっ、これは……

とりあえず世界の車窓からを聴いておきました。
今回の目的ひとつクリアです。(何その目的?)

あとはぐうぐう寝たり、日記を書いたりしながら到着を待ちます。

        

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