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帰りの機内食。お昼ごはんになるか。たぶん魚と鶏で、鶏を選びました。クリーム煮おいしかったー。ティラミスは期待していなかったのだけれどこれもおいしかった。最後までしあわせ。
飛行機が日系だともう搭乗した時点で帰ってきた!安心!と思えるのはいいかもしれないなと今回思いました。にっぽんの会社の飛行機で外国に行ったのは初めてだったのです。
映画はなんかカンフーっぽいのやってました。音聞かずにちらちら見てたんだけど、最後まで来たらどうやらブルースリーの師匠の話?みたいな映画だったようです。実話なのか。なんか気になるので調べようと思いつつ調べてないなあ。
そして私の名残惜しい気持ちとは関係なく滞りなく羽田着陸。羽田で少し東京銘菓など買って国内線へ乗り継いで無事おうちに帰りました。
なんとなく実際に台湾へ行ってみて、親日っぽいとかイヤ思ったほど親日ではないとかいろいろなご意見がネットにありましたけれども、親日非親日以前に、サービス業に関わる人の心意気がほぼ日本と同様に感じられました。だから日本人にやさしいのかな~なんて思っちゃうけど。そんで言葉の分からない外国人にはより親切であると。
近くのあの国とかその国とかは親日で無いというよりも敢えて日本的に言うとサービス水準が低いと思うんですけど、あとまあ他のアジアの国はムラっ気がありますかね。そういうのが台湾はあまりと言うかほぼ無いような気がしました。アパレルショップだろうが屋台だろうが食堂だろうが。だからあんまり海外旅行しない人でもびっくりしないで済むように思います。……まあ私の数少ない経験からの独断ですけれども。
で、また台湾旅行から話題がそれると先に言っておきますけど、「日本以外で日本的なサービスを求めるのはお門違い」と言うのが大半の意見である意味正しいと思うんですけど、そこに目を付けた事業をやっている会社をたまたまテレビで見て私はとてもすごいなと思ったのです。上海でコンサルタント会社を立ち上げてたんですけどね、何をコンサルするって「日本的なおもてなし」のコンサルをするんです。
上海の新しい方のTV塔とか上海万博の中国館とか新しく出来た外国人向けのホテルのコンサルを請け負っていました。そんで印象的だったのが、万博のスタッフがやっぱり恥ずかしい馬鹿馬鹿しいと言って笑顔で接客したり積極的にお客様に声を掛けたりができないワケです。
そこで、社長がスタッフを連れて、上海の新旧のテレビ塔に行くんですよ。まずは古い方のテレビ塔、それから新しい方のテレビ塔、新しい方にはその会社がコンサルをした「日本的なおもてなし」のできるスタッフが居ます。笑顔で接客し、分かりやすく案内をして、テレビ塔には関係の無い付近のお店の場所を訪ねたりする外国人にも笑顔で対応します。
そういうのを見て、連れて来られた万博スタッフはどう思ったかってみんながみんな「こっちのほうが気持ちがいい」って。
「日本的なおもてなし」ができない国の人も自分が客の側に立つと「日本的なおもてなし」のほうがいいって思うんだなあと。だから「日本的なおもてなし」はそれができない多数の国でも需要があるんです。ただ、そこに価値があることに気付いていないだけで。
「日本的なおもてなしを日本以外で期待するのはお門違い」、その常識をいったん脇において、「日本の技術」として世界に広げる価値がある、と考えたここの社長さんはすごいなと思いました。私もやっぱりお客様に気持ちよくいていただくための努力と言うのは無価値だと思わないので、この会社のやろうとしていることはすごくいいなと思うのですよ。
……まあともかく、そういう意味で結構台湾の接客水準は日本並だと思いました。
機械的じゃなくひとりひとりの意識の問題として、という意味においてですね。これは親日とか非親日とかとは別の問題のように思う。
短期旅行の感想でそこのところに触れようとは思いません。
日本並みと言えば、近くのあの国とかその国とかに比べると路上に落ちているゴミも少なかったように思います割と。シンガポールなんてキレイと見せかけて、植えこみは(法律的に)セーフと言う裏技でもあるのか植込の中とか吸殻だらけだったし!
それと他のアジアの国みたいに、歩いているだけで悪い人(例:ぼったくり屋)に声かけられたりとかそう言うストレスは無かったです。バンコクの観光地付近とか3メートルおきにマッダームマッダーム言われていたような……(無視してもまとわりつくウザいヤツもいる)。
まあ、刺激を求める人には物足りないんでしょうけど、私はぜんぜんこういうの歓迎ですよう。
あと、日本語話せる人がそこそこ居るという口コミも見かけましたが、私は滞在中日本語話せる人とは出会いませんでした。玄人さんは観光客対応に習っている人もいるようですけど、普通の人で話せる人はもう相当のお年寄りだけなんじゃないかな。普通の人はあんま英語も話せないみたいだけれど(日本のようなものか)、お店の若い人は英語ペラペラとかそこそこ英語okのひと多かったので取り敢えずは英語でコミュニケーション取るのが手っ取り早いと思いました。あと案外、片言店員さんとはびっくりするほど意志の疎通が出来るんだ。こっちも片言なんでなんか通じるものがあるんだろうな。
でも英語話せるって「その程度のことなんだー」と言うか。そんなことも思ったり。「英語が話せるのでそれを生かした仕事につきたい!」と高尚な仕事を望んでいるものの……(敢えて濁しますけど)というひとが日本には割とたくさん居ると思うのですが、その程度のことなんだなと。英語は手段のひとつ。そんで服を売りたい人は服屋で勤めて外国人のお客様がくれば英語で接客をする。「英語」だけでは仕事にはならんもんね、となんとなく思ったのでした。それだけで仕事にしようと思ったらすごいレベルでないとあかんと思うし。
まあ私も含めて大半の日本人が学校で英語を習っても、「手段」として利用するための「目的」を持たないのでなかなか上達しないのですなーとか思いました。
今も年に一回か二回行けるか行けないかの旅行のためだけになかなか英語上達しないし。モチベーションが足りてないですね。
食べ物が安くておいしくて、人当たりもよく見どころもたくさんあってアクセスしやすい、いい場所だと思います。故宮博物院と屋台のためだけでもまた行ってもいいと思う。と言うか好き嫌いの分かれなさそうな国なので今度は友達とかと行きたいもんです。他に私の行きたい国は好き嫌い分かれそうなとこが多いんで。嫌いとまでいかなくても、大枚はたいてわざわざそんなとこ行かんでも……的な(笑)。
なんか台湾旅行に関係ない話がいっぱいでしたけれども、これにて台湾旅行日記おしまい!
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