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取り敢えず、晴れていたら海まで見えるという展望台に退避して……霧と雲で何にも見えません。
まあこれはこれで風情があってよいのかな、と思い直しカメラのシャッターを……オートフォーカスが利かない?!ちょっ……わざわざ手ぶれ補正レンズに換えてきたと言うのに?クソ重い一眼レフを博物館でも持ち歩いていたと言うのに?それなのにオートフォーカスが利きません。マニュアルでやればいいって?無理。ヘタレだもん。無理。
しばらく事実を受け入れることが出来ず呆然としていましたが致し方なし。ゴソゴソとカメラをバッグに仕舞い戻す。ちなみにこの原因は相当呆気ないもので……と言うのはまた後で。このときはもう10年使ってるもんな、故障したりもするかもな、落としたとか言えば保険利くのかな、とか思っていたのでした。しっかり脇締めてコンパクトカメラ(手ぶれ補正なし)で頑張るとします。
で、テクテク歩いてガイドブックに載っていた屋根のある小道へ入ると……人多ッ!店多ッ!
ちょっとなんて言うか(と言いつつ写真はちょっと後の人の少なくなってきた時間帯のものですがこの狭い道にひとが押し合いへし合いしていると思っていただければ)……湯布院若しくは黒川温泉へ行ってガッカリした感じと言えば分かる人には分かるかと……。
確かに風情のある街なのかも知れない、けれど千円ショップが林立していると言う。まあ買い食いしながら歩いたりこれはこれで楽しいのかも知んないけど、おひとり様向けでは無いかなー。路地を一本入ったりするとまた違ってくるのだろうけれど、雨のせいもあって既に辺りは薄暗い。何かあってもそれ見たことかと言われるのが落ちなので今回はパス。また昼間ゆっくり来たいな、出来れば平日に。ホント人多ッ!(*)
ほうら、こういう脇道がゴロゴロあるワケですよ、こういうところに逸れていったら楽しかろうなとは思うんですけどねえ~。
気分が萎えたのと人酔いしそうなのとで、早々に入り口近くのお店に避難。あったかいぜんざいをいただきます。
豆がいろんな種類が入っていてカラフル~。安くてあったまるしおいしいです。ホクホク。しかもお安いです、40元。
こんなことでちょっと機嫌が良くなる単純な私です。
そしてこのお店、なんと広いテラスをお持ちではないですか。眺めも良さそうです。雨なので誰も居ませんが、お願いして写真を撮らせていただきました。
うん、コレで「こんなところに来ました」って写真も撮れたし、眺めもなかなかの風情でありました。雨、悪くないんじゃなーい。雨似合うよこの街。
ところで、この街は「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになったとか言われているそうな。カンボジアでも「天空の城ラピュタ」のモデルになったと言うベンメリア遺跡に行きました。別に狙ってはいないんですけど、これはクロアチアはドブロブニク(魔女の宅急便)やパキスタンはフンザ(風の谷)にも行くべきなんでしょうか。パキスタンはいずれ行きたいので、早く平和になっていただきたいものですが。
偶然入ったお茶屋さんに眺めの良いテラスがあるとかラッキー!と気分を良くしてブラブラ。
そんで、またしてももう一軒、通りがかりで魚丸スープのお店へ。これもこちらの名物なので一応おさえる。小腹を満たすのに丁度良い一品でもあるし。魚のすり身をまるめたものが入ったスープですな。これもあったかくておだしがきいていてグー。35元なり、お安い。
このお店でおトイレから出てきたお客さんがバケツを持ってトイレへバック、で、手を洗うのも別のバケツの水で洗っておりもしや水が出ない……?と思ったのですが、このお店だけかと思ってました。
が!途中で事前にチェックしていた公衆トイレ(比較的きれい)を利用しようと中に入ると洗面台あたりから嫌な気配が漂っています。試しに蛇口をひねると……水が出ない。
隣も、その隣も。トイレは断念しました(涙)。
さっきのお店も水道はあったのに使っていなかったところを見ると、何らかの事情で水道がとまっていたと思われます。それも対応慣れしてるからよくあることなのかなと。
山なので水圧不足とかかな?
さて食べ物ばかりでなくお土産物もいろいろと興を引かれますが、ひとりだからやたらと買えないんだよね重いし。でもおかきや海産物の加工品(海が近い)とか日本人受けしそうなお土産が多くて楽しげでした。ぜんざい食べた店で、買えないよって言ったんだがいろいろ食べさせてくれました。
あと何故かやたらと革製品のお店が多かった。その場でお名前入れます!みたいな。単なる流行か。
途中で自然の恵みで作りました……的なコスメのお店(*)でせっけん2個をお買い上げ。いっこ250元って後で考えたら結構上等なお値段だった。あと、母の集めている「マグネットのお土産もの」もゲット。特産品の木のぞうりのお店で売ってたミニミニぞうり。かわいかった。これはぞうり屋さんの客寄せパンダだったんだけど2個で100元とお安い。てかぞうりだから一応一足幾らの扱いなのかな?でも柄は好きに選んで良いって言われたので違うのにしました。しかも裏側に日付印をその場で押してくれるというチープながら気の利いたサービス付き。
で、一応、予定としてはこのまま、まっすぐ歩けば15-20分くらいの距離にあるひとつ山の下側のバス停まで歩けば丁度良いわけです。夕方来たのにはワケがあって、この屋根のある道が途切れると、狭い階段道に両側の家々の軒が迫り軒先には赤い提灯が連なって揺れている……と言う素敵な風景を見るためだったのです。
さて、屋根のある道が終わって角を折れると……おお、ガイドブック通りのすてきな風景!
(私の写真じゃイマイチ伝わらないのでグーグルせんせーで画像検索でもしてみてください。)
なんだろうな、一度写真で見ていても、「あホントだ!」とかもしくは「写真よりきれい!」と感動するあの気持ちってなんなんでしょうね。何の予備知識も無くすてき風景に遭遇したのとはまた違う、独特の何かがあると思います。
で、ブラブラ急階段を下りながらヨソの日本語ガイドさんの説明を横聞きしてフムフムと納得したりしたり(もともと提灯が飾ってあったのはここまでだったけれども観光地として人を呼ぶために政府がお金を出してここから先にも提灯をつけたとかそんな話)写真を撮ったり猫を追い回して写真を撮ったり犬を追い回して写真を撮ったりそんな姿を他の観光客に不審がられたりしているうちに……なんか人影がまばらになってきました。時刻は午後7時前。
……アレ?確か台北駅行きの最終のバスの時間って19時台じゃなかったっけ?
*国内旅行客にも人気があり、台北近郊なので本当に休日は人が多いです。まあ楽しいよね、ブラブラ歩いて買い食いしたりお土産買ったり。気分が萎えたとか言ってるけどぜんぜん嫌いじゃあありません。
*上等な石けん屋……阿原ですね。日本でも通販できるみたーい。でも現地価格250元の石けんが1,280円とかなのでやはり割高感は否めませんな。
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