K子の旅ログ パジャマのズボンは持っていたほうがいい 忍者ブログ
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バスはやがて幹線道路を外れ、建物や信号が目につくようになってきました。
そして大きな駅前広場に到着。

流石に日が長いといっても10時を超えたら真っ暗ですよね!
いざとなったらタクシーとかも考えてましたけど、タクシーすらいねえよ!!駅にはタクシーいると思ったな〜!多少ボラれてもいいか〜とか思ってたのに甘かったか〜!
路線バスは良く分かんない、あったとしてもそう頻繁にあるとは思えない。
予想の上を行く田舎で困りました。
同じバスから降りた人はお迎えの家族などと合流したり、近所なのかあてがあるのかさっさか解散してしまいます。もともとホテルまでは2キロくらいで歩いて歩けない距離でもなかったので、諦めて歩くことにします。駅前通りをがっと行ってちょっと曲がったらホテルの筈。
幸いにも、広場も駅前の通りも街灯はきちんとあるので明るくはあります。

人通りも車通りもあまりないですけど!

ボストンバッグを担いですたこらさっさ。なるべくさかさか移動しました。
夜道だからと言うのもあるんだけど、そこは直感的にそこまで治安悪そうでもないかなと思ってあまり不安は感じなかったのですが、足止めたらドッと疲れが出そうで。

ですが過去に夜道で襲撃されたことがあるので(海外ではない、ごく軽傷で済んだ)、夜歩いていると常に「背後から襲われた場合、手持ちの荷物でどうやって反撃するか」をシュミレーションする癖があります。今後一生、そのシュミレーションが役立つ機会がないといいのですが。
路駐されてる車とか、サンクトの街中ではあまり見なかったような80年代を感じる角ばった古そうな車が結構ありました。だいたいあまりきれいにしてないのもあってボロそう。
途中でちょっと駅前通りから入る角を間違えて、団地みたいな建物に囲まれたまっくらな駐車場に迷い込みましたが、20分ほどでホテルに到着。
なおヴェリーキー・ノヴゴロドそこまで田舎じゃないよ情報としては、その迷い込んだ駐車場は映画館と飲食店が幾つかまとまった施設の駐車場のようで、そこそこ盛況そうでした。映画館の建物も裏からしか見てないのでなんとなくですけど。そんで駐車場はまっくらなんですけど。
でもそこが「若者が週末の夜遊ぶ唯一の場所」のような気もしますが。

ホテル・ヴォルホフはここのところあまり泊まっていなかった大きめのホテル。
ちょっと建物とかは古そうですがまあ問題ないし、割ときちんとした感じ。ヴォルホフ川を渡った旧市街側だと小さいB&Bなんかがいっぱいあったのですが、見所には近いものの鉄道駅やバスステーションに遠いので、駅とヴォルホフ川の中間辺りにあったこのホテルに決めました。
フロント係は制服のおばさまで夜遅い時間ですが愛想良く対応してくれました。

お部屋も設備が古いのは否めませんが清潔快適な感じ。
 
クローゼットはないけどきちんと衣服をかける場所と荷物を置く場所があるのがいいですね。個室でWiFiあってトイレバスついてて朝ごはん付きで立地も良くて2,000ルーブルほどなので上等です。
ちなみに窓の外の眺めはさっきの駐車場です。地図だとホテルの建物のはずなのに何故……?と思いながら通り抜けたのですが、裏だったんですね。出来ればガイドブックの地図は大きな建物や施設には入り口がどっちの通りに面してるかも記載してほしい。
ディレクトリによるとレストランは深夜12時まで営業しているらしいので、あったかいごはんにありつけそうです。とりあえず急いでレストランへ。

レストランはあまりにも照明がムーディーで一瞬やってないんか?と不安になりましたが、かわいいウエイトレスさんがにこにこお出迎えしてくれました。

ロシア語で。

このロシア語不意打ちに頭の中がカラになってしまい、たかが「ディナー」と言う英単語が出てこなくなったわたくしがあわあわしていると、このかわいいウエイトレスさんがスプーンを持って口に運ぶ仕草をしながら、アムアム?って問いかけてくれて。
金髪小柄でぱっちりおめめでメイドさん風の制服のお嬢さんが、にっこりしながらアムアム?って。
キュン死ぬかと思いましたよ。
くたびれたおばはんもヘラヘラしながらアムアムって返して、無事席に案内してもらいました。

ちょっと古めかしいけどちゃんとしたっぽいレストランです。
お客はわたしひとり。そらまあ時間が時間ですからね。メニューはロシア語と英語が併記してあるので、指差しすればロシア語が分からない客と英語が分からない店員さんでも意思疎通が図れるようになっていました。
遅いので軽めの食事にしようかなと思いまして、自家製ピクルス盛りとビール、それからオリジナルのレシピの伝統的なスープと説明書きのあったスープを頼みました。ビールもこのレストランオリジナルのもののようです。あと部屋で飲む水がなかったのでボトルで水をオーダー。
ピクルス盛りでも軽くつまんでビールを飲んで、具だくさんのスープでほっとひと息のつもりだったのですが……

ピクルス多ッ!!
自家製ピクルス盛りと言うか自家製ピクルス大盛りです。
がしかしこれがおいしいの。にんじんとか普通のやつも当然おいしいのですが、初めて食べたトマトのピクルスとなめこっぽいきのこのピクルスがすごくおいしくて。ちゃんとお野菜の種類によって漬け汁の味も違うんですよ。ぜんぶ甘さと酸っぱさのバランスが絶妙でとてもおいしい。
ビールにもとても良く合います。お野菜たっぷり、お酢たっぷりで健康気分だし。たっぷりのピクルスを貪っているとスープもやってきました。

ボルシチに似ている?と言うかボルシチの仲間?
お肉のいろんな部分が入っているようですが、たっぷり煮込んであって酸味の利いたスープのおかげであっさりいただけます。これもすごくおいしかった。
幸せ気分でお食事を終えて、コーヒーをいただきたいような、さっさと部屋に戻ってごろごろしたいようなと悩んでいると、テーブルの上に「COFFEE TO GO」と書かれた小さな札を発見。これだ!
ウエイトレスさんを呼んで、カフェをトゥーゴーしたい旨を伝え、テイクアウトのカプチーノゲット。これでお代は720ルーブルでした。

お部屋でごろごろしながらまったり。ああ今日も楽しかったな。
あったかいお風呂に浸かってこれまた幸せ。が……

ドライヤーがない!

設備項目にドライヤーはあったのでこの部屋にたまたまないか、フロントでお願いして借りる方式だったようです。着替えてフロント行くのとかめんどい!チップ払って持ってきてもらおう!

……パジャマのズボン持ってきてないじゃん!!

着替えるなら自分でフロント行くし!ズボンくらいケチらず持ってくればよかったァァァァ!
折角きれいにした直後にさっきまで着ていた汗っぽい洋服をもう一度着る気になれず結局ドライヤーなしでがんばりました。
ロングヘアーなので大変だよ!暖房がよく効いていたおかげでたすかりました。(*)
寝ている間に火事とかあっても大変なので、パジャマのズボンは持っていた方がいいなと思いながら就寝しました。

*割とホテルをネットで予約するときは設備項目のドライヤー有無を重視するくらいにはドライヤー頼みの毛量です。持って行くのは流石にしんどいができれば欲しい設備。

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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