K子の旅ログ エルミタージュ美術館へ行こう!・その3 忍者ブログ
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広大なエルミタージュ、まだその魅力のほんの一端にしか触れていないと言うのに腹を下しました。イヤいいんです、ええ、わたしは腹が弱い。よくあることですとも。

しかしトイレは1階にしかない。

えーこれピンチですやーん!
階段が少ないとかも地球の歩き方でちらっと見た気がしますよ!?しかし、冷静に手元のフロアガイドを見ると、その数少ない階段が近くにありました。助かった助かった!

そして順路からは外れており、腹でも下さない限り通る必要のない階段ですらこの有様なのであった……エルミタージュすげえ。この階段のおかげで事なきを得ました。ふう。

さて、気を取り直して見学再開。お次はみんな大好き(?)イタリア絵画のコーナーです。
展示は一応、なんとなく「宮殿内装がメインです」ってところと「展示品がメインです」ってところとにふんわり分かれてる感じはするんですけど、後者でも十分内装すごいのでもう何が何だか。
そんで絵も「いい絵があったので買ってきました。」と言うゲージツ作品としての要素が高いやつと、「この部屋にこんな絵をこんなテーマで飾りたいので職人に描かせてみました(ダイレクトに壁にの場合もあり)」と言う内装の一部扱い的なのとがあって、同じ絵なのになんかこう扱いの違いが面白いなと。まあ描いた人のネームバリューとか、当時既に画家が故人で超高い絵だったとかいろいろあると思うけど。イタリア絵画のコーナーは「いい絵があったので買ってきました」コーナーです。
あと絵を見始めて気付いたんですが、絵の横にもオーディオガイドの番号表示があるものが結構あって。おばちゃんは部屋の解説のことしか説明してくんなかったけど。
試しに気に入った絵のところで再生してみたら日本語の解説が流れました。へえー。

全部聞いてたら日が暮れてまた昇りそうだけど。

従って絵の解説は「気に入ったものだけきく。長そうなら途中中断もやむなし。」と言うことにしました。だって、まだ1〜3階あるうちの2階の半分も見てないのに1時間経っちゃってるんですよ!?これいくら時間があっても足りない!!
あとこのペースで書いてるといつブログも終わるのか分からない!!でも書く!!!

イタリア絵画のコーナーですが、絵の写真はあんま撮るの好きでないので撮っていません。
記念にするにしてもへっぽこ写真じゃアレですし。

しかし、名前のない小部屋でもなんかこんな感じでしてね……いやはやもう……。
そんでここの目玉のひとつはやっぱここでしょう。

通称、ダ・ヴィンチの間。
宮殿内装コーナーで見た大きな部屋に比べれば小ぶりに見えますが、まあこの豪華さですよ。

今ブログ書くのにガイドブック見直してたら、ここ元は書斎だったらしいですけどね。
ロシア皇帝一族的には、うんこのくらいならちょっと落ち着いて考え事とかできるよね……と言う感覚だったのでしょうか。
華やかな天井画やシャンデリアに目が行きますが、床の細工や扉の細工もすごいしなんかもう。
そんで現在はと言うと、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵があるのでダ・ヴィンチの間。

流石にわたしでも知ってるぜ!と言う絵があるだけあって、なんか人垣が……。
そこそこ人が多いようでも人がここまで1箇所に滞留している場所は今まで見た中ではありませんでした。ここには「リッタのマドンナ」があります。ググって見てみてください。わたしでも見た事あったんで、たぶん美術の図版とかに出てくる絵なんじゃないかと。
でもまあ言うてこのくらいのひとだったので、ちょっと待ったらかぶりつきで見られました。
ミーハー心に影響された可能性は捨て切れませんが、小さな絵なのにものすごい存在感でした。他の絵もきっとロシア皇帝が買い集めたくらいだからすごいと思うんだけど、別格な印象。
なんか来てよかったなあって思いました。マリア様の表情とかすてきでした。

で、この裏あたりの小部屋にもそらもういろいろいっぱい絵があるんですよ。
 
なんかシャンデリアとかもかわいいですしね!
右っ側の部屋の右の絵も見たことあるやつでした。ギリシア神話のダナエ。
こういう絵は、ちょっと前にPENか何かの美術とかってそんなに難しくないんだぜ!みたいな特集号を見て、要は「昔の人もやっぱりエロいのは大好きでした。でもポルノだと規制されるので神話とかからエロいシーンをよりすぐってこれそういうんじゃないから!芸術だから!って描かせて寝室とかに飾りました。」と言う話を見て、そうだよね!?やっぱエロいよね!?それでよかったんだよね!!!と言う納得をしてから、素直にエロいはエロい上ですごいねえと見られるようになりました。あと昔の人に親近感がもてるようになりました。
ダナエはそういう目線で言うとモチーフにしたくなるのも仕方のないようなエピソードだと思うわ〜。いろんなひとが描いています。

で、まあこのあたりを抜けると今度はラファエロの間とかあったりするんですよ。

目が忙しい!!!!
内装と一体化した絵がズバーンとあり、内装として造られた彫刻があり、なんか床や天井がものすごく、そして窓際にはラファエロの絵が2つ。
この時点で既におなかいっぱいすぎて、ちょこちょこケースに入っている陶磁器や細々したものの印象はほとんどありません。この部屋も割と好み。
天井の細工も好きだし、ずばーんと広くて奥になんかドーム状の小部屋っぽいのあるのもいいし(イヤ小さくないけど)、色合わせとか、あと壁とかのライン状の飾り模様がすごいカワイイ……。ここ住めっていわれたらちょっと考えるけどでも好き。
そしてラファエロはやっぱりすごいなと思いました。もう感覚がだいぶ麻痺してきてます。

そしてこの部屋の外側(窓の反対)はどうなっているかと言うと、

ラファエロの回廊です。ロシア行ったことないのにあれこれ見たことあるってひとはたぶんイタリア行ったことあると思います。

エカテリーナ2世:ちょっとちょっとぉー、ヴァチカンの回廊マジヤバくない?
うちにもあんなの欲しいんだけど!

建築家を派遣しめっちゃ測量してそのままどーんとコピーしちゃったそうです。
バッカじゃないの!?
ロシア皇帝やりたい放題やな!!わたしもロシア皇帝だったらやったかもしれんけど!
この部屋もめっちゃ好きです!!
パヴィリオンの間がいちばんなのは変わらんので2番目かな!!!
なんだもうこのびっしり感……。そんで元々道とか通路とか好きなんですよ……。
なお、本家は屋外にある回廊だそうですが、ロシアの厳しい環境でそれやると折角作った装飾が痛むのでそこは窓をつけて作ったそうです。以上、オーディオガイドが役に立っています。

そんで金の縁取りに淡い色使いとかも可愛いしさ〜。
ただ絵はよく見ると結構エグいのもあります。なんかこういう、え?ちょっと不気味じゃない?て言うかなんの生き物これ?みたいな絵を飾りにするのが、本家ができたときに流行っていたそうです。オーディオガイドでそう言うので細々あホントだ〜とか見てたらもうこれだけびっしりいろいろあるのに、ひとつたりとも同じ絵とかなくていくら見ても見終わるということがないです。

ここだけで何枚写真を撮ったことか……。
しかもこここんなにすごいのに、奥の別の部屋に続く扉が閉鎖中だったからか、途中で他の部屋に入っちゃう人が多くて、割とこの通り独り占め状態で。

独り占め状態はいいけど、はや見学開始より2時間弱。
進捗としては2階の半分くらいは見たかなと言う状態です。
もう見るの諦めましたけど、写真の窓際にびっちり陳列ケースがあるのがお分かりでしょうか?なんか細かいファブリック系のものやら勲章みたいなのとかいろいろ入ってましたよ?ぜんぶいっぺんに見られる人いるのコレ?

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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