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見学って言うか……適当に人の居るお宅に突撃して話を聞くの繰り返しなんですけどね!
働く牛さんもいらっしゃいます。青い空と赤い土の地面のコントラストがなんだかきれいです。身重のねーさんについてテクテクと村の中を歩く。
ちなみにここの村のおうちは大体こんな感じ(↓)です。
これは家畜小屋も兼ねてたんだが、分かり易かったのでこの写真で。
屋根は椰子の葉っぱで葺いてあります。だいたい5-6年に1回くらい葺き替えるものと思われるが、ガイドさんもはっきりは知らないみたいだった。特に専門の業者などは居なくて、村の中であっちが葺き替えると言えばみんなで手伝い、こっちで葺き替えると言えばみんなで手伝い……と言った感じだそうな。
菜っ葉を切るじーさん。(家畜の餌だそうです。)
他のみんなもものすごく映りこみたいので、カメラを構えるとすかさず寄ってくる。みんなどんだけ写真好きやねん!どこからどこまでがそのうちのひとか分からなくなってきます。
この子はずっとつかず離れずついてきていたのだけれど、ここが自宅だったよう。ちょっと恥ずかしがり。よく似た妹さんがいる。かわいい。つーかお母さんもかわいい。
内職で観光客向けに写真立てとか作ってるんだよ~とかお母さんと思しき女性が話してくれるが、売り込みは一切無い。……いいの?イヤ、私はいいんだけどさ……。
この方はご病気だそう。子供の小さい頃の写真とか、なんか飲んでる薬とかまで見せてくれる。漢方薬なんだろうな。
ガイドさんが言葉を選びながら言うには、ある程度の年齢になった女性がだいたいみんな罹って体がだるくなったりするビョーキ、治らないことはない、とのことなので、更年期障害か……?更年期障害って日本語あるんだけどそれかな?とかしばし二人で話し、たぶんそうなのだろうと。これでガイドさんは「更年期障害」って言うすごく使用頻度の少なそうな日本語をひとつマスターしたぜ!?
この方はゼヒ撮ってくれ!と積極的に。台所とか見せてくれた。結構、竃とか低めなのでしんどそう。つか座って作業するのかもしれない。
そしてお礼にと炒ったピーナツをくれる。なんだかとてもうれしい。
工房のようなところにきて、案内のねーさんが機織を実演してくれる。
ちょっとだけ見せるね~て感じで座ってちゃっちゃと織っちゃうんですものすげえや。
このばーさんは糸紡ぎにトライさせてくれたり、キセルを見せてくれたり、子孫自慢など。糸紡ぎでは絶望的に不器用な様を露呈してきました。つ、つむげないよ……!均等に力をかけないとボコボコの糸になるかブツッと切れるかするんですけどむ、難しい!
みなさん、家族の写真をすごく飾っています。日本の七五三的節目があるようで(男児は形だけ一定の年齢で一時出家するとかそんなんだったはず)、そのときに写真を撮るのが一般的な模様。あとは結婚式とかかな。
なんか近くで仕上がり品である織物を売っているようだったが売り込みは一切無い。これ以降、買い物とかできなかったので少し見せて貰っても良かったかも知れん。
自転車とわんこせんせー。バイクと自転車はそこそこ見た。
ヤギさんが畑から帰ってくる。
青い空にカラコロと鈴の音が響いてとても牧歌的です。
外国人観光客にとって何がツボかとかあんまり分かんないか考えてないかどっちかで、結構、普通な感じをいろいろ説明してくれたり、なんか適当に話したいこと話したりして面白かったです。すごいナチュラルな感じだったのですが、コレ、もっと観光客がバンバン行くようになると、ルアンパバーン近郊の観光的モン族の村みたいな押し売りロードになっちゃうのかな~。
アレはすごくひどいので現地ツアーの『モン族の村訪問』は覚悟したほうがいいです。3つくらいの女の子とかがずっとずっとついてくるぜ!別段そこまで貧困そうでもないんだけどやっぱココロが傷むよね!
そうそう、車乗る前にひとりバイクに乗った物売りの青年に呼び止められました。
お品はバガン名物の漆器。
すまん青年よ、次の私の予定はその漆器の工房へ行くことになっているのだ……。
(買いませんでした。)
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