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そういや先日、ミャンマーの国内線がヘーホーで落ちてましたね。←いきなり嫌な話題
乗客の子供(たぶん子供なのでシートベルトでの固定が甘かったものと思われる)とたまたま下にいたひとと二名亡くなったようです。しかし上から落ちてきたものが当たる確率って相当レアなので、この方相当運悪かったと思います。
私はヘーホーには行ってないんですが、今はどうだか知らんですけど、当時はミャンマーの国内線ってすべからく経由便と言うか。直通で目的地に行く便はなくて、ヤンゴン・バガン・マンダレー・ヘーホーと四つの主要都市を環状線のようにぐるぐる回るスタイルだったのです。帰りはバガンからヤンゴン帰るのにマンダレーとヘーホー経由したので厳密には空港には行ったことがあるんだよ?停まる時間そんなに長くないのに降りちゃうひとが結構多いのもびっくりしました。停まってる間は自由に出入りできてしまいます。
しかもだいたい同じ時間に民間のエアー3社と国営のエアー1社が飛ぶと言う。機材トラブルが多いので(たぶん機材が全部中古)、すぐに乗客を振り替えられるようにこんな飛び方をしているらしい。どんだけトラブル多いねん!
今日はそんなミャンマーの国内線に乗ってバガンへ行くのです。
ちなみに今回、わたくし、エアカントゥーザ(*)と言う会社を利用しました。私の持っている地球の歩き方ミャンマーには載っていない航空会社です。この当時の4月に営業を開始したとか。
この航空会社は少数民族の経営者で結構今イケイケのグループみたいなのですが、銀行も経営していたので、「銀行が駄目になったから航空会社になるんだ」と言ううわさが流れプチとりつけ騒ぎが起こったそうです。あと、地球の歩き方には「国営の航空会社より民間の航空会社のほうが信頼できる」と書いてありましたが、ガイドさんは「国営の方が空いていればそっちのほうが確実でよかったんですけど」て言ってて、あらあら実態は違いますなと思いました。
で、私、この旅行もともとは満席が出ていたのですが、満席だったのはミャンマー国内線で、この新しい航空会社の便が出来たので急遽オッケーが出た次第。
おは……おはようございます……。2日目にしてヨロヨロ。
何だかぼんやりしたままチェックアウトです。朝食など始まるぜんぜん前なのでミールボックスを渡される。リュックを背負ってミールボックスを大事に抱えて車に乗り込みます。別にそんなに大事だったわけではないんですがなんだか大事そうに抱えてました。ぼんやり。ガイドさんは朝から昨日の続きかと言うくらいハイテンション。辺りはまっくらですけど。
ホテルのいりぐちの写真撮ってない!と思い出すのが遅く、車窓からブレブレの写真を撮って終わる。夜チェックインして暗いうちにチェックアウトしたので、私はサミットパークビューホテルの外観がよく分かりません。泊まったのに。ついでに向かいにあると言うパークがどんなパークなのかも分からないよ!割と立派なホテルですが。
空港までは30分くらいですが着くまでの間にしらじらと夜が明けていきます。アジアの朝の風景ですね、と言う感じで……でも結構、街中は通勤ラッシュとかありそうな感じがします。
無茶な乗り合いしてるトラックとか、頭に荷物載せて歩いているひととか……そういやバイクを見ないなあと思ってきいてみたら、
「軍のえらいひとの子供がバイクで事故をして
それからヤンゴン市内でバイクは禁止になりました。」
とのこと。……うおーい!親バカですか!?
この子供さんは大怪我しただか死んだだかだったと思いますが忘れてしまった。何にせよ、えらい人の息子ひとりの事故をきっかけに「尊い若者の命が事故で失われるのを防がねば!」とかそんな話になったのかどうかは知りませんが、一気にバイク禁止とかなかなかお茶目さんですね軍事政権☆
空港到着。ドライバーさんとはここでお別れなのでヨレヨレしながらチップを……渡しそびれそうになりあわあわしたりしました。チップをスマートに渡す方法を誰か教えてください……。
国内線の建物は国際線とは別で、天井の高い平屋の建物でした。そして薄暗い。そして雑多。こう……古い船着き場みたいな雰囲気だね……。
あのう、チェックインカウンターはどこでしょうね?みたいな。仮設にしか見えない簡素なカウンターもどきでチェックインして、これまた仮設にしか見えない簡素な手荷物カウンターもどきで航空券を見せながら荷物を預ける。保安検査もなんか相当ざっくりした機械でやってました。荷物、床に置いたままですけどいいの?尚、席に差はないけど、外国人の荷物にはプライオリティとか札をつけてくれる模様。複数の航空会社が同じ時間に飛ぶためか、航空会社のマークの入ったシールを目立つ場所に貼れと指示されました。
待合室も冷房はきいてなくて、やはり薄暗いです。床がコンクリート打ちっぱなしだから余計暗く感じるのかな?ちなみに私はガイドさんも一緒に飛行機に乗ります。
スルーガイドにしておかないと途中で英語ガイドしか手配できなくなるかもしれないと言われたから……しかし、結果的にそうしておいてすごくよかったです。
待合室で相変わらずハイテンションなガイドさんと話しつつ、ホテルで貰ったミールボックスを開けてみる。パンとバナナでした。結構待ちますから今のうちに食べるといいですよ~と言う勧めに従ってモサモサする。見た目よりはおいしい。見た目はすごいパサパサしてそうだけどそうでもなかったという。そして珍しく写真を撮っていない。
ミャンマーの国内線は機材トラブルによる振り替えも多いし、ぐるぐる移動していてどこでトラブルを起こして遅延するか分からないので早くに乗客が揃った場合には早めに出発することもあるらしい……てなワケで、国内線でも2時間以上早めに空港に到着しておかないと安心できないのです。
そのうちに、建物の出口で係員の人が何事か呼ばわりはじめました。
…………え?放送とかしないんですか?
人が大声で呼ばわると言う原始的搭乗アナウンス。しかもよく聞こえない。
分からないなりにガイドさんがちょっと様子見てきますね~って言って、きいてきてくれました。エアカントゥーザはまだのようです。しばらく話していたらまたなんか微妙にざわざわしはじめて、出入り口に近い方から少しずつお客さんが立ち上がり始めました。なので、ガイドさんが再び確認に行ってくれました。
…………搭乗だそうです。
ぜったいぜったいぜったいぜったい告知がなかったね!分かんないねコレ!!もうホントひとりじゃなくてよかった!マジよかった!!!
建物の外に歩いて出て、飛行機までてくてく歩いて行きます。シェムリアップの空港(2009年当時との比較)よりは大きいかなあ。まあ飛行機いくつも着てますしね。
プロペラ機だ~。揺れないといいなあ。……結果的にお天気も悪くなく揺れませんでした。
簡単な軽食まで配られる。あのう、さっきミールボックスのパン食べたばっかりなんですけどね……。またもさもさ食べる。まあまあおいしいっす。
機内情報誌みたいなのもあったりしましたが、中身は英語でした。まあ乗ってるの殆ど外国人だからそうなるんだろうな。巻末についてる星占いをガイドさんとふたりたどたどしく読んでみたりする。ミャンマーでも義務教育の間に英語を勉強するそうですが使う機会が少ないのであまりしゃべれる人は居ない模様。これからは違うかもね~。
眼下の景色は緑がいっぱい。アジアに来ました感満載です。
バガンまでは二時間ほど。すぐに着きました。
また空港をてくりてくりと歩いて建物へ入ります。途中で写真とか撮ってもぜんぜん怒られませーん!前評判では空港の建物内でカメラとか出すと怒られるとかもきいてたんだけど、この頃から既にこう、雰囲気が柔らかくなりつつあったのかもしれませんね。
そして本当に本当に今この旅行記を書いてて気付いたんですけど、飛行機がエアバガンのお下がりですね!と言うことはお下がりのお下がりですね!なかなか……イヤなかなか……もちろん使えるから使ってるんだろうけど……。そしてペイントも間に合わないほどの見切り営業開始か……。
路上に珍しい感じの虫を発見してパシャリ。←表現が古い
なんか触ったらヤバそうな虫?とか思ってたんですけど、これもごくごく最近ダニで人死にが出る事件で取材を受けていたダニに詳しい大学の先生がダニと言ってもいろいろな種類のがいるんですよぅ~とうれしげに見せていたうちのひとつがこの虫で、ダニだったのか~と知りました。デカいです。血は吸いません。割ときれいだと思う私の感性は変でしょうか。
いったいダニでどれだけの文字数を食うんだ!!取り合えずようやくバガン着。
*エアカントゥーザ:間違っています。air KBZ、エアカンボーザというのが正しいカタカナ表記。2014年2月にググって私は初めて気付いたのであった。ガイドさん、ぜったい「カントゥーザ」って言ってたもん・・・・・・!
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