K子の旅ログ 香港旅行 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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R0018712.JPGおなかもいっぱいになって身体もあったまりまして。
ホテル方面へブラブラ歩いていくと、初日に行ったのとは別のウェルカム(スーパー)があったので、なんとなく入ってしまい、調味料などお土産に買い足しました。
食料品以外の雑貨的な物も見たいのですが、こっちの店舗もあまりそういうのは置いていませんでした。食器とか調理器具とか、あと、ドラッグスストア的なものとかも見たいんだけどな。そういうのまで総合的にいっぱい置いてるスーパーと言うのはやはり街中には無いものなのだろうか。

本来のターゲット層からは著しくズレているのは分かっていたのですが、ちょっと行ってみたかったのでホテル近くの東角ラフォーレへ。若者向けなんですね~。
他のショッピングモールと違って、小さい小さいテントが迷路のようにびっしりならんでいます。バンコクのマーブンクロンのような、韓国の東大門市場のような。イヤ韓国は行ったこと無いんだけれどもきっとそんな感じ。若者向けの個性的なアパレル・雑貨なんかが多いです。お値段もそんなに高くない。十年くらい前だったら大喜びだったろうね~。
値札もきっちりついているお店ばかりですし。まあ普通にショッピングモール感覚でお買い物できます。それでいてご当地っぽいライブ感もあっていいんではないですかね。
R0018727.JPG見てるだけ~とか言いながら、なんかしっかり買い物してしまいました。パシフィックモールでもそごうもスルーだったのに、こんなところで買い物してしまう三十路OL。
これー!たぶん、同じタグの商品ばかり扱っていたので、香港メーカーのものじゃないかと勝手に思ってるんですけど、レザーのバッグ。本革のシンプルな商品ばかりをいろいろ置いてあって。
おねーさんもやさしくて色違いや大きさ違いなんかをいろいろ見せてくれまして。レザーのトートが420ドルで、聞いて驚け同じくレザーのクラッチはひとつ200ドル!レザーのハンドストラップとは別にななめがけできる長さのチェーンもついてて、両方取り外し可能なのだ!その上、表と裏と両方に外ポケットがあって内側もポケットで三つに仕切られているというスグレモノ。普通のレザーとクロコ風に型押ししたエナメルとで無数に色違いがあってですね!相当悩んだ!で、結局スタンダードに黒と赤にしたわけですがね。型押しのも買えばよかったな~。

おいしいもの食べて、うれしい買い物もしてほくほくとホテルへ戻る。
ああまたしても午前様……本当に香港は眠らない街です。

今日乗った物:MTR、ピークトラム、ダブルデッカー
今日食べたもの:スーパーのパンとヨーグルト、ロースト肉のっけごはん・ホットココナッツミルク(金福茶餐廊)、雲呑麺・アズキミルク(澳門茶餐廊)

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R0018752.JPGが!寝る前に私は最早明日の予定が白紙になっているのです。うーんどうするか。朝になって考えていたのでは無為に過ごしてしまう可能性が高いので、寝る前にどうするか決めておく必要があります。
写真はどうでもいい私のさもしい朝食ですが。(グルメの旅は……?
ショッピングモールなど歩いた感じから言って、今回あまりお買い物スイッチは入っていないようなので、お買い物をする気分でもないし。では少しどこか遠出してみましょうか?この場合、選択肢としては、

・香港島の半島側ではないほうへ行ってみる
・島嶼部へ行ってみる
・半島側のちょっと奥の方へ行ってみる

かなあ?あ、でも北角へは行きたいから(理由は後ほど!)、午前中はそれとして。
しかしながらレバルスベイとかは観光地観光地してる感じであんまりそういう気分でもないし、あとテレビの旅番組で何度も見かけて行ったような気になっていたと言うのもある。島嶼部も自然とたわむれたい感じでもでかい仏像見に行く気分でもないし~。でも半島部の奥とか何があるんです?と、歩き方をパラパラ。

あああああ!コレは見たいじゃないですか!?

私の目に留まったのは『錦田吉慶園』。客家の伝統的な集落が残っているそうで一応、観光客もウエルカムな姿勢のようです。うむ。これは非常に私好みな感じだ。高い城壁が集落を囲んでおり、その中に住宅が密集しているのですよ。入り口の様子とかとても趣き深い。
で、地図は折込みの……?

この地図で行けるかァァァァ!!

冒頭の香港全域図の中にココて点が打ってあるだけなんですけど!?道とか無いし!かろうじて駅からの方角くらいは分かりますかね!歩き方も紹介する気があるならもうちょっと……歩けんっつーねん!!
あーでもー行きたいなー。
なん重要な文化財として指定も受けているような事やら休日にはコスプレして小金を稼ぐ住民も居るようなことやらが書いてあった&最寄り駅からは一応徒歩範囲の模様。
……んー……駅まで行けば何とかなるか!
そんで後は戻って今度こそシンフォニーオブライツを見ればいいかな。閉館までに時間があれば香港芸術館へ行くとして。そんなワケでざっくり予定を決めて就寝いたしました。

明けて翌日。まだしつこく残っているパンとヨーグルトをもさもさと食べて出発します。
起きるの遅かったのでゴハンきちんと食べると時間のロスになるし、相変わらず悔しい事にあんまり食欲はないですし。
まずはートラムに乗りますよ!『トラム』で『北角』へ行く、と言うのがミッションなのです。ふふふふふん。トラムの駅もホテルからすぐ近くです。いやあ便利便利。
一応、事前に何行きのトラムに乗ればいいのか調べてはいたのですが、ホームまで行ったら、路線図とか親切にありました。このあたりは日本的と言うか。分かり易いですね。
(バスか、バスだけがネックなのか。)
R0018764.JPGR0018758.JPG
トラムはこんな感じにラッピング広告タイプのものが大半でした。車体は結構レトロ~な感じなのに、エルメス!とかそんな感じにラッピングされちゃっててなんだか微笑ましい。
なかなか目的のトラムが来ないので2-3本やり過ごしましたが、遂に来ました!もちろん乗るのは二階だぜ!!

 

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R0018782.JPGトラムが動き出します。おおっ!結構早い!そして不安定!!
なんか急ブレーキとかかけたらこてんとひっくり返りそうな気がします。昨日ダブルデッカーに乗ったときも思ったのですが、横転事故とかは無いのでしょうか。
相当不安定なんですってばー。
まあでもそれ以外は普通の路面電車って感じかな?まあ通常のにっぽんの生活から言うと、路面電車自体珍しいのですが、私、その日本でも比較的珍しい路面電車が現役の都市に普段いますものですから……。
トラムは初心者にも親切です。必ず停留所には停まるし、次の駅のアナウンスもあります。何故バスで同じ事をしようとは思わないのでしょうか?不思議でなりません。
支払は安いが故に現金だと面倒ですが、レトロな車体にきっちりICカードの読み取り機を備えておりオクトパスカードが使えるので安心安心。
R0018771.JPG
日本とちょっと違うのはコレですかね。2階席の人にもどこの停留所なのか分かるように、屋根の上にも看板があります。マジで親切だね!
ちょっと世界の車窓から気取りで動画なんぞも撮ってみましたよ?

クオリティ低っ!!でもアナウンスとかも入ってるのが分かりますでしょ。あと、なんかこのへん、天王寺の路面電車みたく車道と軌道敷がかぶってるのがスリリング!
全部が全部ではもちろんないのですが、目的地の北角へ向かうにつれて道が狭くなってきてこんな感じになってました。
香港で車運転しろって言われたら謝ります。ごめんなさい。無理です。
でもスリランカとどっちかで運転しろって言われたら香港を選ぶと思います。
ふと車窓から車内へ目をやると、前の人の広げている本が漢字まみれなあたりやはり外国なのだなと……。

向かう北角はなんと言うか、庶民的なエリアです。観光地ばっかり見ても土地勘みたいのつかないしー。ご当地の方が行かれる市場とかがあるんですな。こういうところを無意味にウロつくのは割と好きです。そして!この市場とトラムのコラボした景色を見るのが最大の目的なのさ!まあともかくこのへっぽこ動画を見よ!←エラそう

こーれーこーれー!市場のある通りのどまんなかをトラムが通るのです。
元は結構広い道の筈なんですが、道に市が立っているものだから狭くて。その上、トラムもひとも譲らずのマイペース走行。とまんないんですよどっちも!イヤもう止まろうよ!まだ行くかな!とツッコミたくなるくらいギリギリまで前を横切ろうとする歩行者。ゆっくりながらも警笛を鳴らしつつも決して止まらないトラム。上から見ても下から見てもハラハラ。しかも別に歩行者天国として規制しているわけではないのでたまーに車も通る。まさにカオス。
いやー……楽しい。いいねいいね!!
あ、念のため、誰も轢かれてないですし、何にも当たってないですよ!
(最後の台車押してたにーちゃん、この動画で見るとぜってー挟まれたように見える。/笑)
ちなみに、この風景をトラムから見るには『北角』止まりのトラムに乗らなければ行けません。北角を通り過ぎて行くトラムは大通りの方を通るんです。それで2-3本同じ方面の電車をやり過ごしたんですわー。でもこの電車に乗ると北角へ行くだけが目的なら確実に遅くなるような気がします。それではそれでは市場などなどを散策ですよう!

 

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R0018793.JPGハイ、つーワケでやって来ました、北角は春秧街の市場です。
先ほどはトラム上から眺めてみましたが、勿論眺めるだけでは満足いたしません。
こんな楽しそうなところウロついてみるに決まっています。
さっきはトラムの上から、おまっ!危なねーよ!もう来んなよ!まだ渡るか!?と思いつつ歩行者を見ていましたが、実際自分が歩き出すと周りに触発されて同じような危ない動きをしていたことをここに告白しておきます。迫ってくるトラムを正面から写真に撮ってみたりとかな。
(よい子は真似しちゃ駄目だよ!)

R0018819.JPG市場のラインナップは、きちんと建物になってるところは肉屋魚屋卵屋八百屋と生活密着型が多数。道路に屋台みたいに店出しているところは、服屋下着屋鞄屋なんかが多かったっす。やっすーい!
スカートとかいちまい10-30ドルとか?変なデザインなのが多いけどたまに使えそうなのもあります。
Tシャツとかスカートとかの裾上げをしているお店なんかもありました。そこらで買ったのをそこに持ってってこんなくらいでぇーとか言ってお買い物している間にやってもらうみたいです。
卵屋って何?って感じですが卵屋です。いろんな卵がバラ売りされていました。種類?大きさ?によって単価違うんですけど、コレ混ぜて持って行ってお店の人は分かるのでしょうか?イヤきっと、卵を商って30年のベテランとかが的確に見分けるのでしょう。←妄想です。
がまあ、あんまり観光地ではないですね。私みたいな物好きそうな忌憚なく言ってちょっと変わった雰囲気の外国人(主に若い人)がたまにウロウロしています。一度、一眼レフを首にかけたいわゆる『カメラ女子』っぽい子に写真を撮ってくれんかーとお願いしてみたら、彼女ら中国人でした。そういやマカオでも見たわ、カメラ女子な中国人。なんと言うか、貧富の差を激しく感じる国ですなあ。
あと通りの中に一軒、お手頃そうな大きいホテルがあって、中国人の団体ツアー客がつまんねーって感じで入り口にたむろってました。これから観光に出るのかな?結構、この辺りに来るとホテル相場は安いそうです。私はわざわざトラムで来たけど、実はMTR使うと中環まで10分もかかんないんで経済的で良いかも知れません。ついでにちょっと庶民的な香港も味わえてしまいますし。近くの料理屋なんかも安くてよいところが多いようです。

まー、アレです。ここら好きな人はいいねって感じで、どーでもいい人にとっちゃタダの庶民的な街角です。私、好きな人!つーことで写真撮りまくりましたわー。なんか好きな人にとっちゃそそられる場所なんすよう、ゴミゴミ感とか色彩の感じとかのすたるじっくでぇーつっても何のことだかなので写真を……こういうの見てムラムラするアナタは好きな人です。仲間!
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ヘタの横好きで写真好きなんスけど、香港来てもいまいちそんなにときめかなかったのですが、ここにきてうっはー!ふぉとじぇにっくぅー!と一気に着火。バシバシに撮りまくってしまいました。すみません、ジャイアンワールドですみません。がそれ言ったらこの旅行記事体ジャイアンワールドじゃね?だからまあいっか!
こんなことなら一眼レフも持ってくれば良かったよ。重いけどー。
ここの通り自体は僅か500メートル足らずなもんなんですが、脇道に入ったりしながら1時間以上ウロウロウロウロウロウロしてしまいました。
あと、なんか微妙にロースト系のお肉とか魅力的なお総菜がたくさん売ってました。しかも安いし。でもなー今買っても食べるかどうか分かんないしぃぃぃぃ。お昼近いけど全然空かないおなかが恨めしい……。
あー、そろそろ、錦上路へ向かいますかー?

 

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で、続いては錦田吉慶園へ行くべく。ちなみにここからはMTRへ乗って、金鐘で乗り換えて尖沙咀へ、尖沙咀で西鐵線へ乗り換えます。で最寄り駅の錦上路で下車。スムースに乗り継いで1時間弱の旅になるはず。MTRではあるけれど郊外で地上区間もあるのでちょっと雰囲気違うかもー?が、MTRの入り口が見つけられません。
そんなワケでまたしても都合、30分ほどウロウロウロウロ。今まで出る前にいったん地図見ときゃ大体の感じでどうにかなってたんですが、途中で諦めて地図を確認するもアレー?通り過ぎてる?でも無かったぞ?てなことを何度か繰り返してようやく見つけました。
まあ普通にあったんですけど。慣れないと見過ごすよね……。普通のビルの入り口みたいな感じでして。まちゃんとマークあったんですけれども。
でもウロウロしている間にもいろいろ見れて面白かったっす。トート型のバッグにワンピースと言う観光客らしからぬ軽装でしかもひとりでブラブラしてるせいか、広東語オンリーのエステやネイルサロンのチラシとか渡されそうになりましたけれども。
どーみても100%純白人のお子さんを連れたフィリピン人っぽい方を集団で見かけて、最初ワケ分かんなかったんですけど、メイドさんかもしくはベビーシッターさんですなー。ホント集団で見ました。みんなでおしゃべりしながらお買い物(つってもたぶんオーナー宅の生活用品とかの買い物)してるふうでした。雇い主がいいひとだったら悪くない仕事だと思う……。
駅に降りる階段で、リーマン風のお父さんが幼稚園帰り?保育園帰り?の女の子を手を引いて歩いているのが微笑ましかった。遅めのお昼休みを利用して子供を迎えに行ったふうの時間帯。上流も下流も共働きが多い気がします。

MTRの駅ではホームで待っていると正面の壁に液晶のテレビ広告があるんですが、そこで流れていた『香港スピリット』とか言う日本で言えば公共広告機構的な広告がすごく印象的でした。香港人として、親切で、勇気があって、礼儀があって、伝統を重んじ、国際的で……みたいな感じのことを、ドキュメンタリー風の短い映像とキャッチフレーズを交えながら流していって、最後に『香港スピリット』ばーん!みたいなの。
やっぱなんかこう……は香港であって中国ではない、と言うものを感じるのは私だけですかね?行く前に歩き方はじめ、香港の政治的なところも少しかじりましたが複雑なところですなあ。でもなんか、香港は香港だ、と言う考えが主流のように思えるです。
でもちなみに、中国本土からの観光客に絶大な人気を誇っている場所は、何と言っても香港返還のモニュメントがある場所だったり。うーむ。
私が行ったときはちょうど返還記念日の少し前、折しも今年は返還から15周年、その上、議会の選挙の年と言うこともあってなかなか政治色の濃い頃合いだったのかと思います。なんかビラまいたり演説したりしてるのもよく見かけたし。
(でもそのビラは私にくれても意味がありません……。)
そんなときだったので、余計に領土問題関係もヒートアップしたのかもしれませんなあ。

金鐘での乗り換えは距離も短いし昨日もやったので問題なし。乗り換える人多いしホームすぐそこなので流れに乗って歩けばよいだけ。
でも、尖沙咀での西鐵線への乗り換えはちょっとしんどかったっすー。
表示がきちんとあるので迷ったりとかは全然無いけど、ちこっとお店とか並ぶ場所もあったけど、なんもない地下道を10分以上歩くのでなんか苦痛……。ちなみに明るいし人もいっぱいいるし物騒な雰囲気とかもないです。ただこう、景色の変化のない場所をまだかーまだかーと思いながら10分以上歩くのってなんか苦痛です。
乗り換えとかってもっと近いかと思いますし……。
で、西鐵線の尖東駅へ。2方向の列車が来るだけなので乗り場も迷いません。私は「屯門」行きへ乗ればよいのだ!ちゃんとそのへんは調べてきたぜー。
列車も頻繁にあるみたいで特に帰りの時間も気にしなくてよさそう。

列車は乗ってほどなく地上区間へ出ました。田んぼと山と……みたいな一気に郊外の風景。日本とあまり変わりない気がします。平日の真っ昼間なので乗客もあんまり居ません。アナウンスもあるし、電光掲示で駅名も出るので寝過ごしさえしなければ安心です。
R0018905.JPG
30分少々で目的の錦上路へ着きました。高架上にホームがあって下が駅舎になっていました。きれいで立派な駅舎ですがひとは殆ど居ません。効果音は「しーん」で。住宅街とかもあったので朝夕はもっと人が多いのでしょうか。駅舎がだだっぴろい割に売店もシケた感じのがひとつ入っているだけでした。取り敢えず駅内には近辺の案内図とかはないなあ。
きちんとした観光地ではないのでひとまず駅でおトイレでも済ませて……とおトイレに向かったのですが、個室の数がめっちゃありました。10個くらい。
この駅は計画倒れなのか、それとも朝夕もしくは土日には大変賑わうのでしょうか。
どうでもいいのに結構気になりました。情報求む。

さてさて駅の外に案内とかは……
R0018903.JPG

 

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手元の地図は
IMG_1187.jpg
コレ。頼りの駅の外は
R0018903.JPG
なんもなし。

ええええええええええええ!?
どうやって行けと言いますか!駅から右手を見ると(写真に写ってないあたり)、規模だけはそこそこあるロータリーがあるのですがタクシーもバスも停まっちゃいません。なんかさー、観光客歓迎してるって書いてなかったっけ?
漠然と私に分かっていることは、駅から徒歩約10分程度と言う事と、駅から北東の方角と言う事だけです。しかもひといないし!ひといないし!ほんっとひとっこひとり視界に入らないし!どこの異世界ですかここは!?

R0018908.JPGと、駅から女子高生(推定)がふたりでてきました。ロータリーには向かわず北の方角へ歩いていきます。駅の広場の隅から人と自転車くらいなら通れそうな道が水の少ない川を越えて北へ伸びています。
あー……取り敢えずついてってみるかー……。
コレただの街歩きin香港の田舎に終わるのでは……?まあ地図なくても駅に戻るくらいは出来ますし折角来たのだからちと歩いてみますか……。なんか今にも雨が降りそうなどんより感がすごい気になりますけど……目的地に辿り着けずこんなちょっと雨宿りするようなお店もない場所で土砂降りになったりしたらどんな踏んだり蹴ったりですか……。でもここまで電車乗りついでとんぼ帰りと言うのもイヤです。そんなワケで生活感溢れる細い道へとゴゥ!←空元気

R0018906.JPG駅の近くの橋から川を望む。チャリで駅まで来て電車に乗る、と言うのは万国共通なのでしょうか。駅に停めるとアウトだけれどこの橋はセーフなのか、駅の周囲に自転車は一台も停まっていませんが、やたらとこの橋の中に自転車が停められていました。
女子高生の後をつけている不審なやつとか思われたらいけないので距離を置いててくてく。なんかすごい生活道路!って感じで、観光客の私がフラフラしているのにものすごく違和感あります。犬の散歩をしていたご婦人に結構不審な目で見られたので、どーもーとか日本語で適当に挨拶しながら頭を下げましたがガン無視されました。うえーん。
なんかかわいい色合いのアパートみたいなのとかあります。結構、街中もそうだったけどピンクに塗っている建物が多い気がします。でもなんか、こういうのが平均的な香港の中流家庭だったりするのかな?と思ったり。街中って高級でキレイなところと雑然としているところの落差がすごすぎてどのあたりがフツーなんだかよく分かんなかったんだけど、この辺り歩いているとこういう感じが普通~やや上くらいなのかな?とか思いました。
R0018912.JPG抜け道みたいな細い南北の道が途切れて、対面二車線の東西の道路に出ました。脇にMTRはこっち!と看板があるので一応正式な道(?)みたいです。
途中なんか荒廃した感じがありましたが。
女子高生は既に見失う。まあついて行っても行き先は絶対同じじゃないしな。
んー……北はつきあたってるし、じゃあ少し東に歩いてみますか?←適当

なんか日本の地方都市の郊外のような趣き。
割とアパートなのかデカい家なのか?と言う建物が多いです。それと車屋を何軒か見かけました。中古車をメインにしているご様子。まあ案の定、我らがにっぽんの車などもありまして。それを全力でアピールすべく日本車を商っているところには日本語の横断幕が。一見、日本のものをそのまま使ってんのかと思わせますが違います。だって、ちょっと写真じゃ小さくて見えないけど、「特選中古車フェア」の下はバリバリ中国語でいろいろ書いてあるんですって。なのに「フェア」(日本語)とか。たぶん、日本車売ってるから日本語、日本語ちょっとカッコイイ……みたいなセンスじゃないかと。だって、日本人だって服屋とかに「soldes」とかおフランス語書いてんじゃん。フランス語カッコイイ……同じレベルの話でしょう。
R0018920.JPGR0018914.JPG


で、しばらく歩いていると、例のツバのひろーい帽子をかぶったひとたち(洋服とか帽子も現代風だけどね形だけね)とかもたまにいらっしゃって、まあこの辺り一帯客家のひとたちばかりなのでしょう。よく見るとあちこちにすごい頻度で、○○園・○○村みたいな小さな看板が。
それぞれ今歩いている道を北へ南へ逸れたところに固まっている住宅群を指しているようで。最初、村とかってどんな規模?と思ったんですが、ホント頻繁にあるのですごく小さい単位のようです。
たぶん、昔はそれぞれがぜんぶこれから行く錦田吉慶園のように城壁に囲まれていたのでしょう。城壁は時代とともに不要になり、維持にも労力がかかるのでどんどんなくなっていったそうです。あらちょっと賢そうなお話ですこと!
じゃあ、そんなノリで、『錦田吉慶園』も現れるんじゃない?とてくてく。
が、もう15分くらいは歩いてんなー……と思ったら。

大きな川に出てしまいました。うーん……なんか、確実に違うと言う気がします……?
しかも日差しがないのでそんなに暑くない気がしていましたが、どんより曇り空で湿度は高くえらく汗もかいてきました。水持ってきといてよかったー!昨日とか殆ど飲まなかったから重いしもってくんのやめようかと思ったんだけど持ってきといてよかったー!こんな店とかなんもないとこ歩くと思わなかったしー!しー(涙)!
川からの風に吹かれて水を飲む。ふー。川向こうは幹線道路らしく、バスとかトラックがびゅんびゅん通っています。うーむ、これだけ東に来ても駄目と言うことは北への行きようが足りなかったか?大きい道路には道路看板もあるから何か分かるかもしれない?と思い、川を渡って大きい道路を北へ。
そろそろ諦めて道をきいた方がいいかなとか思ったんですけど、歩いてる人いねーっ!曲がりなりにもさっきのちょっと街っぽいところも殆ど歩いてる人とかいなかったんですよ!分かる、あのね、車社会の地方都市だとね、このクソ暑いまっぴるまにウロウロ徒歩で移動している人っていないんだ!それは日本もそう!
しかもなんかたまに歩いてる人いても、英語通じるかどうかあやしいお年寄りとかだしぃ……しかも私の英語、壊滅的に駄目だしぃ……ううううう。
どっちにしてもこの幹線道路に至るやまったくひとがいません。
戻るか、とも思ったのですがこんなに歩いて(ただいま20分経過)何の収穫もなくただ戻るのも悔しい!!なんとかして自力で辿り着いてやるぅぅぅぅぅ!!

完全に引き際を見失った人です。

R0018917.JPGしばらく歩くとバス停がありました。バスか……。
でも通るのは殆どミニバスです。しかも乗降者が少ないのでどいつもこいつもアホみたいにブッ飛ばしています。これをいちいち身体張って止めて『錦田吉慶園』に行くかどうか尋ねると言うのはハードルが高過ぎます。
何系統かのバスが通るようで幾つかの路線図があって、なんだか街中より分かりやすそうではありますけど。
やる気なく歩道の掃除をしているおばはんに道を尋ねるかどうするか考えながらボケっとバス停に立っていて(ボケッとバス停に立っているくらいではちっともバスは停まってくれないので安心だね!)、名案を思いつきました!

 

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要約すると「錦上路で道に迷ちゃった!エヘ☆」と言うだけの話で引っ張りすぎている気がしますが、それが私なのでこのまま続けます。
つーか迷子にはなっていません。だって駅に戻る道は分かってるよ?なんだったら、私の方向感覚をもってすれば元来た道通りに帰らなくても違う道を選んでも大体の感じで駅に戻ることだってできよう。

ただ、行きたい場所が何処にあるのか分からんだけだ!
(それを迷ったって言うんだろ!)

なんかもう明らかに更に郊外感溢れる幹線道路まで出てきてしまったわたくし、バス停で呆然。が、呆然としているうちに路線図のひとつに『錦田吉慶園』の文字を見つけました。合わせて路線図には『今の停留所はココ』のマークもあります。

あー!バス停を歩いて辿っていけばいいんじゃない!?

バスなので多少遠回りはしているかも知れない。でもこの表示が『錦田吉慶園』に近付いていくようにバス停を辿っていけばいつかは辿り着く筈。これは堅い!これはやれる!

で、もう一度、路線図をよく見る。縦長の路線図の『今ココ』から『錦田吉慶園』はだいぶ下のほうに記されています。私が立っている側は道路の進行方向からいって北向きに走るバスが通るんだが、『錦田吉慶園』はもう通り過ぎていることになるんでしょうか?どうやらこの路線図を走るバスは環状運行しているみたいでどっち周りもあるみたいで。で、どっち周りにも同じ路線図を使用しているのか進行方向は書かれておらず、今がココと言う事は分かっても次がどこなのかと言うことは分かりません。
えー?じゃあ素直に下=南ってことで、南側行ってみるー?北に行き過ぎてるのか逆に?でもなんかそれだと方向感覚的におかしいような……でもバスだから周り道してんのかもー。

イマイチ腑に落ちないながらもてくてくと南へ。
通ってきた道はバス停のない通りだったので、川に出た道を通り過ぎて更に南へ、100メートルほどでバス停発見!さてさて、『錦田吉慶園』は……?

遠ざかっとる!!

北か!更に北やったんか!!あの路線図紛らわしいわ!!
……とか幾ら言っても分かりづらいすね。こんな感じ。
201206_hongkong02.jpg
え?余計分かりづらい?
まあともかく路線図に騙されました。そうですね、路線図までもが地図と同様に上が北というわけではないですものね……。
でも実際のバスの進行方向と真逆向きの路線図ってどうなんですか……?
しょうがないのでてくてくと北へ戻る。幹線道路をてくてくと北へ。途中でもういっこバス停がありました。バス停は100メートルおきくらいにあります。

途中で、再び川を渡って西へ戻る道が現れる。道路標識には『錦田市内』とな。
確か路線図の『錦田吉慶園』の先には『錦田市場』などもありました。普通に考えて『錦田市場』は『錦田市内』にありそうだ、と言う憶測の元、西に進路をとる。まあなんか感覚的に東に行き過ぎているような気もしてきたんで。川を越えると少し道沿いが賑やかになってきて、食堂や雑貨屋なんかがあったり。
最初のバス停発見!よし、『錦田吉慶園』に近付いている!!
……と、同時にすごくすごくいやぁぁぁぁな予感がしてきたのですが、もうこれはこの方針を貫くしかない……。

途中で、街の様子など写真に納めたりしながらてくてく。(いっつジャイアンワールド!
R0018927.JPGR0018918.JPGR0018921.JPG

私はどうも斜に構えて写真を撮りたいようですな……。
理容室の回転するアレは万国共通なのでしょうか?あとにっぽん的な「街の電器屋さん」(例:パナソニックのお店)的な雰囲気のお店も……。あとマッサージ屋が激安ですごい気になったんですけど、「今店にいないけど電話して貰ったらすぐ来るよん(携帯番号)」っぽい感じの事が漢字で書いてある看板がかかっていると言う状況だったので断念。
しかし、漢字(表意文字)って偉大ですことね……と思いました。

『錦田市内』に入っただけあって、バス停でバスを待つ方々も増えてきました。
路線図をじっと見つめてはただ歩いていくだけの外国人に不審な目を向ける方もいます。でも気にしなーい!もうなんかちょっと自分の間違いに気付いちゃったけど気にしなーい!どんどん『錦田吉慶園』に近付いてるよ!!そして、進行方向左手にばばーんと城壁が!コレだね!間違いないね(涙)!つまりこういうことだね!!
201206_hongkongmayou.jpg
遠回り乙!!!!!!
……あんなざっくりした地図で距離感まで分かるかァァァァ!
最短ルートは帰りに通った道です。感覚的にはほぼ駅から北(あまり東に逸れない)なんだけれども、最初にでた東西の道は少し東へ通り過ぎないと北へ行く道がなかったんです。よく見ると警察署?かなんかの角だったんですが、東西の道路の側から見ると、道路舗装されて無くて、とんちの庭に入っていきそうに見える道が最短ルートだったという。わかんねーよ!!駅に戻る道は至る所にMTRの駅はこっちだと言う看板があるのでどこから行っても迷わないぜ!それに、一度来ればまあ方向に加えて距離感も分かりますから戻れますわ……。

で、正門は城壁の西側にあるので今歩いている道を少し南へ折れるのですが、その曲がり角にこんなものまでありました。
R0018930.JPG
日本語で説明もあるぞ☆
その上、付近の地図・駅への戻り方まで懇切丁寧に載っているぞ☆
これをッ!!同じ物をッ!!!!駅にもおけぇぇぇぇぇッ!!!!!!

 

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DSCN0201.JPGそんなワケで苦労してたどりつきました錦田吉慶園です。
結論から言うと、マニア向けです。
城壁こそ古く由緒正しいものかもしれませんが、中の家は古民家とかではありません。近代的な文化住宅です。しかもホント狭い。お店とかもないですし、史跡を訪れるような或いは一般的な観光地を訪れるような期待をもってやってくればガッカリすること請け合いです。
一番広い正門から東西の通路ですら横幅5メートルもないです。正門から30メートルくらいでどん詰まって、祖先崇拝でしょうか小さな祠があります。その脇に密集して2-3階建の民家が並びますが間の南北の通路はひとひとり通るのがやっとくらいの広さです。南北の端から端で100メートルあるかどうかと言う規模。
中はふっつーの生活感溢れまくったただの民家です。
どうだ!面白くない人は面白くないぞ!?
そんでたぶん、そういうひとが大半だ!

ちなみに、正門の中の両脇に暇そうなばーさまたちが何人もいらっしゃって「ワンダラーワンダラー」と言ってきます。これは城壁の保護にあてる寄付と言う扱い。↑のような明らかな生活空間にお邪魔するわけなので、それでも尚お邪魔しようと言う方はワンダラーくらいはきちんと払いましょう。私は小銭がなかったので5ドル出しておきましたが。
中での写真撮影は文献により節度ある範囲で撮っていいと言うものと(入場料/寄付とって観光客歓迎しているので)、遠慮しろと言うものと分かれていました。すみませんが、私節度ある範囲ではガリガリに撮りまくりました。
あと、私が行ったときはいなかったけど、休日などは客家の伝統的な衣装をきたおばちゃんなどが入り口付近に居たりするそうです。チップを渡すと一緒に写真を撮れると言うか、ウッカリカメラを向けるとチップを要求されると言うか、まあありがちな。こちらはテンダラーだそうなので最初から記念撮影したい!と言うのであればまあ良いのではないでしょうか。
……私が行ったときはいなかったけど!
と言うまあ、ここまでひとことでまとめると『一般的な感想を述べるならばショボい』って話なんですが。

しかしながら、かつての歴史ゆえ城壁に囲まれた狭い土地に肩を寄せ合ってならぶ民家、密集しているが故のなんだかへんてこな構造だったり、日本ではないようなキッチュな色使いのエクステリアだったり、そしてどこかエキゾチックでありながらそれでいてどこかは日本のいつかの時代を見ているようなノスタルジーがあったり……そういうのが好きな方にはゼヒおすすめ。あとなんか直線的で幾何学的な風景が好きな人とか。路地好きな方とか。
場合によっては団体ツアーなんかもくるみたいですが、こういう場所と理解した上で「私、好きな人!」なアナタは是非平日にひとりで訪れることをお勧めします。
R0018934.JPGもちろん私は好きな人さぁ!ただの史跡より好きなくらいさぁ!期待以上の有様にテンション上がり過ぎてウロウロウロウロウロウロしたさぁ!途中で廃墟になった空き区画に猫を追いかけて入っていったりしたさあ!
私の前に中国人のカップルが入っていきましたが、「私たち、別に、な人……」だったらしく気まずそうな感じで何枚か写真を撮ってすぐに立ち去ってました。しかしやつらがいてくれたおかげで、シャッターを押して貰うことができ、記念写真も撮れました。こんなおばはんでなくここでモデル撮影って言うのもいいな~できるアテはないがな~。いやぁ、なんか背景としても良くないです?
心の眼で美女に置き換えて考えてみてください。→)

以上まあ、ガイドブックにもちら載り程度なので、めずらしく「どういう場所か」についてきちんと書いてみたりしました。ここからは「好きな人」向けです。写真みっちり。
いかんせんヘタクソなのがネックですが雰囲気は伝わると思いますぅー。すっごいいい雰囲気だったんですよ!
※このページだけじゃないんですけど、改めて言います。写真はクリックすると拡大します。

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そんなワケでテンションMAXでシャッター押しまくりなわたくし。(後で枚数確認したところによると)100枚ほど撮ったあたりで唐突にカメラの電源が落ちました。

え……まさかの!電池切れ!!

うそーん!何ソレ!何ソレ!!
初日も2日目もそんなに撮っていなかったし電池マークも満タンのままだったので、まいっかーと充電していなかったのです。しかし後から枚数など確認すると、午前中の北角とこの錦田吉慶園だけで前2日間以上に撮ってました。動画も撮りました。
そらまあ電池も切れますわな……。
こんなところでカメラの電池が切れるなんて……間抜け面で立ち尽くす私。
一応、夜景の記念撮影用に母から借りてきたカメラがあったのでそちらに切り替えて撮ってみるもイマイチ気乗りせず。なんか違うー。前回のエントリー、後半、少し色が控えめになっているのが母のカメラ(NICONのP310)です。私のカメラはRICOHのGRD3。←誰も聞いてねぇ
しくしく。母のカメラも充電してないんだよね。夜電池切れたらそれはそれでイヤだよね。

……これは切り上げどきだと言うことだ。

諦めが!肝心!これはある意味救済だったのかもしれません。たぶん、ひとりだし、後の予定もないし、去り難くいつまでもグズグズ写真を撮り続けていたでしょう。ヘタクソだから思ったように撮れなくて、そういう意味でグズグズと言うのもあるでしょうし。
とか思いつつもメインの通路でポケっと立っていたら、近くの民家から出てきたおばちゃんにニコニコと何事か話しかけられましたが、ぜんっぜん分かりませんでした。自分ちの近くを観光客がシャッター切りまくってたら嫌な人もいるでしょうけど、なんだかハナが高い人もいるでしょう。このひともそうだったのかもしれません。「いいところでしょう」とか言っていたのかも。でも分からないので、分からないなりにこっちも日本語で「すてきなところですねえ、ありがとうございます」と頭を下げました。おばちゃんちょっと残念そうなニュアンスが表情によぎりましたがやっぱりニコニコしてました。
こういうとき、現地の言葉が分からないってもどかしいなあと思います。
最後にもう一度……。メインの通りを眺めて、おばあちゃんたちの横を抜けて外へ出ました。
ああすてきなところだった。
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ちなみに、帰りはおばあちゃんたちは絶賛無言で送り出してくれます。
あんたらさっきまでなんか雑談してたのに黙りこまんでもええやろ!?まあ行きもわんだらーわんだらーしか言うてないけど!

天気も芳しくありませんし用事も済んだのでさっさと駅に戻るが吉なのですが、いかんせん疲れました。そりゃまあ二時間も暑い中ウロウロウロウロ歩きまくればな!
うち半分道に迷ってたし。
そんな方向けなのか、錦田吉慶園の向いには小さな茶廊がありました。中途半端な時間なので店内には二組くらいしか客がおらず人気なのかそうでないのかもよく分かりませんが、もうここに入って私は一息つきたいっす。

DSCN0205.JPGここも店の外にメニューがずらずら並んでいます。英語メニューとか気の利いたものは無さそうな雰囲気だったので、じっと眺めてどこかで食べたいと思っていた『甘いトースト』を見つけてメモしました。それから下にナイ茶(凍)と書き足す。ミルクティーの冷たいのはコレでいいよな?
それから店内に入って「ここいいですかぁー?」と華麗な日本語で尋ねたところ、愛想のいいおばちゃんが「どうぞー」と言った気がしたので奥のテーブルに座りました。そんで、おばちゃんは私がしゃべれないことは分かっているので注文はどうするー?と言う感じでちょっと戸惑いながらやってきので、外で取ったメモを「お願いします」と差し出したところ、いい笑顔を返されました。
帰りに見たら、このメモをそのまま伝票代わりに使用していた(笑)。
しばらく待っていたら来ましたよー。おやつおやつ!
DSCN0202.JPG
見た目から予想されうる通りの味です。疲れているのか単純な甘さが身に染みます。ああおいしい。これで20ドルとメモしております。混雑しない時間帯なのでテーブルひとつ占拠してのんびりしてのこのお値段は安いでしょう。喫茶店とかコーヒー代言うよりも場所が欲しくて入ることありませんか?ふー。
そしてこれで『B級スイーツをいただく』と言うミッションもクリアしました。
食欲ないからゴハンは食べれん……と思っておやつにしたんですけど、冷たいもの飲んでひといきついたら、入り口近くの人が食べてる麺がなんかおいしそうだなとか思ったり。でもおやつの後にごはんを追加オーダーと言うのもなあと思いやめる。またどっかでなんか食べればいいや。中央のテーブルでは子供たちとお父さんがごはん食べ終わって天井から吊るしてるお店のテレビを仲良く見ていたりなんだかほのぼの。
DSCN0204.JPG日記つけたりまったり。うーん、この後はどうするか。電車で30分ほどで尖沙咀に戻れるのでなんとか4時くらいには香港芸術館へ行けるかな。2時間で足りるか?でも逆にそれ以上居たらしんどいか。のんびりもいいけどまあ折角だから行ってみるか~と重い腰を上げる。帰りにお店のおばちゃんにシャッター押してぇと頼んだら快く引き受けてくれました。ここも、よいお店!
写真で看板を確認すると『輝記』と言うのでしょうか?味はまあ普通においしいくらいだと思いますけど感じよくて入りやすいし便利なお店だと思いますー。

今思えばこのまま無意味に錦田市内をウロつくと言うのもよかったかもしれません。市場はあったみたいだし。
帰りはこれで駅と吉慶園の位置関係が分かりましたので最短距離で進んだらば確かに『徒歩10分』でした……くそう。どっちにしろ帰りはいたるところにMTRはこっち!と言う看板があるので方向感覚なくて無茶苦茶に歩いたとしてもなんとか辿り着けるとは思います。
行きはちょっと分かりにくいので行かれる方はGoogleマップとかで見ておいたほうがいいと思います。このへん南北方向の道が狭かったり舗装されてなかったりして知らなかったら、通っていい場所かどうか分かりにくかったっす。私のようにある程度方向感覚よくてまあ大体どっちらへんか分かれば行けるだろ、ってひとのほうが危ないと思う。

そいでは電車でゴー!←古い

 

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先に言っとくとこのエントリ、一切写真ないかも……。(えー!?)

帰りの電車では割とまだ郊外っぽいところでノートパソコンを持ったインテリっぽい若者がやたら乗り降りする駅があったのですが、IT系の大きい会社か大学でもあったのかちょっと気になる。道に迷ったりして4時までに辿り着けなかったらやめよう!と思っていたのですが、なんか割とスムースに辿り着きました。
でもやっぱり線の尖東駅のあたりの地下道はなんか何もないのにやたら長くて歩くの苦痛です。だいぶ疲れてきた。美術館って地味ィに結構歩くんですけど大丈夫かな。

香港芸術館では常設展に加えて、香港返還15周年記念で北京の故宮辺りから乾隆帝所縁の品々を集めた特設展をやっておりました。おおラッキー!なんかすごいものありそでない?入場料は特設展・常設展合わせてで20ドル。あらお安い。しかもなんか特設展に合わせてつくったクリアファイルをくれました。サービスいいね!
中は写真撮影禁止なので写真ないす。どうでもいい感想のみ……。

時間内に全部は見られない可能性があったので、見たいものから順に見る作戦で。
て言ってもどうしても見たかったのは常設の中の装飾品のコーナーだけなんですけど。なのでひとの少ない1階の小さい常設展示室へまず突撃。いろいろたくさん、かわいい、きれいな宝石やら細工やら見られて幸せでした。清代のものとか豪華なのにデザインが妙にかわいらしかったりしていいすよね。女性用の冠?みたいなのとかすごいきれいでした。ひとつ欲しい……イヤ冠とかもらっても困るか……。
あとお衣装系も少しありましたのでそういうのお好きな方はこちらの展示室は是非見てください。1階の目立たない場所でしたが。
あと、ここの美術館、展示品のカラーで立派な解説カードとかをいろいろ置いているので私はそういうの好きなので取りまくり。ポストカードセットみたいになっているものもあったんですが全部『ご自由におとりください』でした。なんて太っ腹!入り口でクリアファイルくれたのはこういうのあるからなんかな?すぐにファイルはぱんぱんになりました。

でまあ折角なので特設展へ。2フロア使って結構大掛かりな展示でした。家具とかも沢山あったし、離宮の様子をCGで再現した体験コーナーとか展示方法も凝ってました。人も思うほど多くはなく割とゆっくり見られる感じだし私の好きな装飾品の類も結構あったのですが……ゆっくり見ている時間がない!
その上、朝から歩き尽くめなので疲れて気分が少し悪くなりいったん休憩。しかしここ寒いなあ。展示室と展示室の間は総ガラス張りで香港島の風景が楽しめるようになっています。椅子もふんだんにあります。疲れてソファにへたりこんでいたら、横に今どきっぽい女の子たちがやってきて人目もはばからずソファに横になってきゃっきゃ騒ぎ出しました。こういうのはどこにでもいるものなんだなあ。仲間と思われそうなので立って見学再開。
あと、これも特設なのかな、って言うのをやっていました。香港の道徳の本?的なものの挿絵などなど。
そうそう、表示が広東語か英語の二択なので解説はうすぼんやりとしか分かっていません。
生き物にはやさしくしましょうとかそういうのプラス一昔前の風俗の分かる資料と言うような位置づけかな。ほのぼのとした絵柄で内容もほのぼのでいいかな……とか思っていたら、日中戦争時の内容のものがあり(別に日本に対してどうこうと言うのではなく「戦争ってツライよね」的な)それはちょっとなんと言うか見ていて複雑でした。まあ戦争って今風に言うと、ホント誰得?って事ですよね。
この展示もかなり広々とあって絵もホントもうすごいたくさんあってゆっくり見たいものもあったのですが、いかんせん時間が……。最後は駆け足気味になってしまいました。追い出されるようにしてミュージアムショップへ。

割と資料類とか充実していて(読めないから買わないけど英語の書籍も多数もあったので読める方はいいんじゃないかと)、目が出るような複製品からお洒落雑貨までいろいろあってお土産とか買うにはいいのではないかと思いました。しかしいつも外国の美術館とか見て思いますが、折角いい収蔵品持っているので、もっとセンスのいい人にポストカードとか作ってもらえばいいのに……と思います。写真がいまいちだったりデザインがいまいちだったり。被写体はいいはずなのにー。
と言うか、館内でタダで配っている紙媒体のセンスはいいのに売り物のセンスが悪いとはどういうこと?
ここで、なんだかかわいい缶とレトロな香港イラストをコラージュしたプリントのノートを購入。缶はチョコレートの箱の間にあって値段以外なんにも表示がなかったので絶対にお菓子だと思いました。日本に帰って缶を開けたらコースターが出てきたときの私の驚き具合を推察してください。まあ確かに密封されてなかったけどね!
缶のふたと同じ柄のきれいなコースターが入っていました。30ドルだからお得感満載だね!でもこれをお土産に上げようと思っていた友達には昔シンガポールフライヤーの柄のコースターを上げた気がするんだ……。
あ!写真!買ったものがあった!!(↓)
R0019110.JPG

さて時間は六時過ぎ。シンフォニーオブライツまで二時間ばかりありますがノープラン。
しかしすごく疲れた。その上、美術館の中、凍死するんじゃないかというくらい冷房がきいていましてね!身体冷たいし足痛いし……あ、どっかに休みに入ればいいんですね?

 

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