- 2024.11.23 [PR]
- 2012.09.07 取り敢えず香港行ってみますか的な。
- 2012.09.08 どこもかしこもぎっちぎち
- 2012.09.23 どこもかしこもぎっちぎち2
- 2012.09.23 どこもかしこもぎっちぎち3
- 2012.09.23 ホテル・エクセルシオール
- 2012.10.07 アフタヌーンティーをいただく。
- 2012.10.07 アベニューオブスターズ(星光大道)
- 2012.10.07 オープントップバスツアー1
- 2012.10.07 オープントップバスツアー2
- 2012.10.07 憧れのスターフェリー
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
去年、同じ時期に休みとって特になんとも無かったのでまた休んでもいいかなって?
そんな安直な感じで有給申請して香港行ってきました。
なんと言うか休んだもん勝ち?もう「よく休んで旅行に行っちゃう人」になってしまった方がラクなのかなと。そんな境地に至る今日この頃です。
きちんと休暇中「アレ!?K子さんは!?」とならないように入念に準備をしてから休んではおりますので今のところ、休んでいる間に何か困った事態が起こった事が無いのが自慢☆
日頃から「誰でも出来る仕事」に業務を洗練していくことが目標であります。会社員と言う仕事のあり方としてはコレがいちばんだと思うんですけどね。「コレは私にしか出来ない!」て囲い込んじゃうひともいますけど、そういうの自分も周りも困ると思うのです。
……まあそんな話はさておき、香港ですヨ。
いきなりなんで香港なんて日本のOLさん的にまっとうそうな行き先を選んだかと言うと、最初はたまったマイルで行っちゃおうとか思ってたワケですよ。近距離国際線で行った事無い場所で無難に楽しそうかなあって。ミャンマー⇒スリランカ⇒ラオスときてるし、そろそろ都会の風を……とか言う気分もあり。しかしながらそんなに先の予定まで立てられない身分なので4月くらいに6月の航空券押さえようと思ったらマイル特典の席なんてちゃんちゃら空きが無かったです。余談ながら上海便ならガラガラスキスキに空きがあったので、上海も行ってみたいなとは思っているのでマイルはそのあたりで利用させていただこうと思いました。しかし何故こんなにガラガラなのだ……やっぱ中国(本土)は怖いところですか?
しかしながらこのときには既に香港行くモードになっていたので、それならばまあ普通に行くかい?って事で。
しかし香港、宿代高いッスね!びっくりした!!日本より高い!東京と張るか……でも安宿のクオリティは断然日本のが上のようで。安いところはいっぱいあるけどこの値段だったら日本だったらもっときれいでいいとこ泊まれる……とか思うと、もうそこそこ普通にいいとこ泊まりたいですと言う気分になって、普通にそこそこいいとこだと航空券とバラで取ると高くついちゃうので、全日空のダイナミックパッケージ(片道送迎付)で行ったヨ☆
香港だったら日本航空のが便数多くて(キャセイパシフィックとコードシェアしているため)いいじゃん?て思ったけど、同じホテルで2-3万くらい高かったし、特に理由は無いですが全日空贔屓のため全日空で行くことにしました。(たぶん最初に乗った飛行機が全日空だったから。)
私が航空券とホテルを自前で予約して海外旅行に行く日はくるのだろうか……そこそこのホテル泊まるつもりならどこでも結局パックのが安い気がするんですけど、どうなんでしょうか。
ホテルはコーズウェイベイのエクセルシオールにしました。尖沙咀のパシフィックタワーと1,000円くらいしか変わらなくて。エクセルシオールのほうが上等そうかな?と思ってエクセルシオールにしました。駅近だしー。比較的リーズナブルかつそこそこと言う理由で全日空的に特別にお勧めしていた中からチョイスした安直な客です。
しかしね!香港便って当然昼日中のまっとうな時間に飛んでるワケですよ!地方からだと当日地方発⇒夜香港着か東京に前泊かの二択。朝便と夜便は割増があるけど時は金なりィィィィィ!って事で、今回東京に前泊後泊にしました。羽田にカプセルホテルができてよかったネ!(かなり費用が助かった。)
最終的に旅費を見ると、アレ?香港ってもっとこうお手軽に行けるところじゃなかったっけ?って思ったけどまあひとりだとこんなもんかーとも。うち1万くらいは東京の前泊後泊であとの1万くらいは地方発の航空券代だしな。なんか地方からだと近場でもお手軽感があまりないです。
6/22(金) みかん王国→羽田、東京泊
6/23(土) 羽田→香港、香港泊
6/24(日) 香港泊
6/25(月) 香港泊
6/26(火) 香港→羽田、東京泊
6/27(水) 羽田→みかん王国
どうでしょ、香港旅行としては割かしのんびりめじゃないですか?
なんか割と早くに決めてた割りにイマイチ予定を固めないまま出発しちゃったんですが、うまいもん食う&なんかいろんな乗り物に乗るよ!ツアーと言うことで。香港行きますよう!
さて香港!て言っても今日は仕事終わって羽田飛んで泊まるだけですけどね!
今回珍しく荷造りは一週間前くらいに終わってたんですが、現地での予定をあんまり立てていません。弾丸トラベルにあるまじき状況です。予定通りに行動するわけじゃないけど予定を軸にしながら現地でやりたいことやるのとまったく予定が無いのとでは勝手が違います。何日も滞在できるならまあ行き当たりばったりもよいのでしょうが短い滞在時間は有効に使いたいですから。前日に徹夜しながら行った日と翌日の予定くらいは立てました。後は行ってから考えよう!
最終便で羽田に行くためにはほぼ定時で切り上げる必要があるんですけどね。大体、私が海外旅行に出ようとすると何かが起こるんですけど、今回、今まででいちばんヤバイ感じのことが起こりました。私のせいじゃないヨー。なんとか事態が収束する気配を見せるところまで見守って帰らせていただきましたが。
毎度ながら2時間しか寝とらんのでねむい……。
空港までのリムジンバスは乗合制なのですが、私の乗った次の停留所で満席になっちゃって。乗れてよかったー。乗れなかったら路線バスじゃ間に合わんからタクシー使わないといけなかった。と言うわけで行きのバスからもうぎっちぎち。空港着いて待合室も座れないし。明日の便に振替okのひとには15,000マイル進呈ってアナウンスも流れてました。へぇー。
そんなワケで飛行機もぎっちぎち。
最後列のまんなか島のまんなか席とか初めて乗った。窮屈……。
全日空のWebフリープランだと国内線乗り継ぎ分は座席指定ができんかったのですよ。ふーべーんー!でももしかしたらWebチェックインは出来たのかもしれん。確認しておけばよかった。左右をガタイのいいビジネスマンに挟まれて窮屈……。
隣の隣の席の若者と隣のおっちゃんが話すのをきいていたら、この若者、パキスタン航空でどこか→上海、中国東方航空で上海→みかん王国、全日空でみかん王国→羽田、と言うはるばるご苦労だね飛行機大好きなんだね的乗り継ぎで東京に帰ろうとしていました。これが最安だったんですってー。個人的には発地がすごく気になります。パキスタン航空ってどこに行っていたんだ若者よ……。学生みたいだったんだが、アレ?今講義ある時期だよね?親に学費払わせてサボッて旅行とかだったらおばちゃんは感心しません。
両隣男性で寝づらいなあとか思ってたけど、かんっぜんに寝ました。だって2時間しか……。
飛行機がボーイング787ドリームライナーでした。何がどうって事もないけど、なんか機内の照明が青白くて無駄にかっこよかったです。ってそれくらいしか思わなかったんですけど、帰りの機内プログラムで見たガイアの夜明けによると(どんなチョイスだ)、「機内の保湿にとても気を使って設計されている」と言う特徴があるそうです。へぇー。国際線で乗ってみたいなあ。
なんでこんな僻地に787飛ばすの!?って思うかもしれませんが、僻地ゆえに飛行機の需要が異常に高いのさ!日帰り出張族は飛行機しか交通手段ないしね。そんなワケで割と採算のいい路線だと思いますよ。
半端な時間の便はすっごいここは羽田のどこですか?て言う搭乗ゲートあてがわれるけど、羽田発の朝便とみかん王国発の夜便はすごい便利で近いゲートです。……つまりは東京のビジネスマンを優遇している、とそういう感じですが……。
ぎっちぎちの飛行機で羽田第2ターミナル着。国際線乗継が翌日なのでスーツケースはいったん受け取らねばなりません。何気に羽田の国内線ターミナルで荷物受け取るの初めてだ。
さて今晩泊まるカプセルホテルが第1ターミナルにあるので、今回まったく日本航空便は利用しないにも拘らずホテルに泊まるためだけに第1ターミナルへ行きます。
ちなみに第2ターミナルにはエクセル東急(高い)があるよ!泊まってみたいものですねえ。
この時間帯にデカいスーツケースを持ってるひとって大概、国際線ターミナルへ行くんですよね。ターミナル間連絡バス(このバスは国際線ターミナルには行きませんって言ってるヤツ)に乗り込んだら、運転手さんが私を見ながらもう一度「このバスは国際線ターミナルには行きません」ってアナウンスしました。紛らわしくてごめんなさい☆
先にホテルにチェックインしようかと思いましたが、午後9時を過ぎた羽田(国際線ターミナルはたぶん大丈夫だが)って晩飯を食べる選択肢がどんどん減っていくんみたいで、取り敢えず晩飯にしようかと。カレーかラーメンかコーヒー屋かなんかチェーン店のバー?みたいな選択肢で。カレーは匂いはすれど店舗に辿り着けなかったのとラーメンとコーヒー屋はラストオーダー間際だったので、辿り着いたチェーン店のバー(プロント)で軽く食べようかと。そんで海外行ったら流石に外呑みできないので(酒弱いし……)、早速いっぱいいただいちゃおうかと。
そんなセレクト。が頼むもの間違えたと思う。なんて炭水化物(写真の芋とおつまみ用の軽いショートパスタ頼んだらあんまり軽くなかった)。特に芋がひとりで食べる量ではなかった。
味はおいしかった。また行ってもいいと思う。お手軽だし。氷の入ったワインもおいしかったよ。
ホテルはベッドオンリーの狭い部屋をチョイス。洗面用具とかは予め別にしておいたのでスーツケースはフロントに預ける。タオル、着替え、歯ブラシ、基礎化粧品あるので大してモノ要らんですけどね。
ベッドオンリーなので狭さは否めないけど、天井は十分高いし、お風呂やドレッサールームも広くてよかったす。でもカプセルなのでお友達といっしょとかだと向かないかな。まあ泊まってもいいけどお話したりとかはしないで欲しいなあ。基本的に音は筒抜けなのですが、ロビー以外でお話している方が居てちょっとうるさかったです。あと、たまたま巡り合わせが悪かったのか前後左右からいびきが(苦笑)。
本当は向こうでの予定でも立てようと思ってたんだけど、呑んじゃってしんどいしお風呂入って寝ますー。
……カプセルホテルって朝、どうやって起きればいいんだ!?
(目覚ましかけたら迷惑だよね?)
携帯の目覚ましをバイブにして頭の横に置いてたんですが、寝過ごしました。
ううう、でもまあ目と鼻の先のターミナルに移動するだけだし、二時間前は無理だったけどまだ一時間半あるから大丈夫だよね……とターミナル間移動バスのバス停へ。
なんだかバス停の並んで待つ位置に並びもせず車座になっている一段があります。リクルートスーツに身を包んだ若者たちと引率のような方です。「ここがーふにゃふにゃふにゃふにゃなんですねー」「へぇー」みたいなやり取りをしています。見学かなんかか?バスに乗りたいので並びたいのですが激しく邪魔です。
見学かなんかだったら空港施設の業者だと思うので、この客をないがしろにした態度はどうなのか?よく見たら私以外にもどうするよ?って感じで少し遠巻きに見守るお客様がちらほら。そうこうするうちにバスが来たので流石に立ち退くかなと思いきやお客様を差し置いて真っ先に乗り込み座席を埋め尽くしました。
…………ええええええ!?
ターミナル間連絡バスは旅客優先!ではないのですか!?
しょうがないのででっかいスーツケースを抱えて立ちました。学生どもは暢気に大声でしゃべったり熱心に引率の方に質問したりしています。うるさいガキども熱心な学生さんたちですね!将来はさぞかし立派な職業人になることでしょうね!そんな学生さんたちを受け入れているこの空港関係会社もきっとすてきな会社なんでしょうね!
なんかあんまりにも腹立ったので後日メールで羽田空港に苦情を申し立てておきました。一応特定して厳重に注意しておきますって返事着たけど本当に真面目にとりあってくれたかどうかは不明。しかし万が一旅行会社だったりしたら絶対に利用したくないのでどこの会社だったかとても知りたい。引率係も見えるようにIDつけてなかったし。
そんなうれしくないイベントを経て国際線ターミナル到着。
チェックインカウンター、ぎっちぎち。
何この長蛇の列!いやぁぁぁ!
5分~10分違いくらいで、香港行きと台北松山行きと韓国仁川行きが飛ぶみたい。
そら混みますな!
昨年の2月、恐らくこの時間帯の台北松山行き乗ったんですけどね。みかん王国でスルーでチェックインしちゃったからまさかこんな混み混みとは思って無かったよ!みかん王国には「国際線乗り継ぎ専用チェックインカウンター」があって、あんまり乗り継ぎする人いないのでいつでも超ラクラクにチェックインできちゃいます。
少しでも時間短縮しようと自動チェックイン機でのチェックインを試みるも何故かパスポートが読み取れない。すごく不安なんですけど。係員のおねーさんに見てもらったら窓口でってさー。まあどの道、預け荷物あるんですけどね。
全然進まない長蛇の列に並びます。ああ進まない……。しかしチェックインにすごく時間かかってるひとってカウンターで何を言ってんでしょうか。何か怪奇な乗り継ぎをするので預け荷物がスルーになるかならないかでもめているとか?(←それは私だ!)でもそんなひとばっかりでもないと思うんですけどねえ。なんか時間かかる人多いよね。私は大体いつもすぐなのでよく分からん。事前に座席指定してるからか?
じりじりと時間だけが過ぎていきます。そのうち、仁川行きでまだのひとは係員に申し出るように!とアナウンスが。もう少し早く来てくださいねーとか言われながら先にカウンターに案内される人々。白い目で見送る列の人々。あと10人くらいなんだけど、コレひょっとして香港行きも言われる?言われる?どうしよう!
……呼ばれました。
あと5~6人だったんで黙ってようかとも思ったんだけどコレで飛行機乗れなかったらイヤなのでハイと手を挙げました。もう少し早く来てくださいねって言われました。ごめんなさい……。
座席は事前に指定していたのでさくさくっと。通路側がさっぱり空いてなかったので、最後尾ですことよ。いやあ人気ですね、香港行き。
出国審査もぎっちぎちでした。今まで大体深夜便ばかりだったからこのにぎやかさが新鮮です。羽田深夜便が幾ら人気と言ってもやっぱり昼間の近距離便のにぎわいっぷりには負けるということか。
羽田から深夜は私の知っている限りかつコレ書いている現在では、バンコク・シンガポール・マレーシア・ハワイ・フランクフルト・パリがあると思われます。効率がいいのでまずはこれを使って行ける範囲のところへ行こうと思ってるのです。まあバンコク・シンガポールから乗り継いだら大体どこでも行けるか。
でもねー、私、深夜便の方が好きかも。イヤ、飛行機の乗り心地はだんぜん昼間乗る方がいいんですけどね。なんか夜の少し寂しい空港の雰囲気とか、夜の間に移動していく感じとかが、目覚めると異国の地と言うのが、旅っぽいなあと思うのです。夜行列車みたいな情緒があると申しますか。夜行列車乗ったこと無いんだけど。
まあ現実は週末午前のぎっちぎちの空港です。
なんとか座って待てる場所を確保。水だけ買ってと。
なんか喉渇いたときにいちいち人呼ぶの億劫だし、かと言って我慢もしたく無いので、ついつい水を買ってしまう……荷物検査の後に水を買えない空港だと何故かちょっと不安になってしまいます。ちなみにスリランカの空港の荷物検査が超適当で、チェックインカウンター前だったのでこれは予備みたいなのでまた検査あるのかな?と適当に通過したらそれで最後で、ペットボトルとか余裕で持ち込めちゃったんですけどいいんでしょうか。
スリランカのテロとかは内向きなので国際線は狙われないのかな、とか思いました。
近場のお手軽路線だけにぎっちぎちかつ、小さなお子様もたくさん。
泣かれたり騒がれたりしたらいやだなあ。イヤ小さい子だから仕方ないとは思うんですけど、仕方ない故にいやだなあ。
そんな大人気ない事を考えていたせいか、同じお子様かどうか分かりませんがすぐ前の席にお子様がいました。Oh....。で、またしても最後列の二人席、しかし通路側。昨日の晩の段階では私の隣の窓側は空席になっていて、なかなか人も来ないのでコレは空いてるか?ラッキー?……ドア閉まる寸前くらいでビジネスマンがやってきました。Oh....どこまでいってもぎっちぎちなのですね。お子様もちょっとぐずっていたりします。
まあ嘆いても仕方が無いので、免税品の冊子などめくっていたら飛び立ちました。余談ですが全日空の国際線の機内販売の冊子に載っているコンセントマルチアダプターがUSBの差込口などもついていてスタイリッシュで欲しいなあと何度も思っているのですが、『四種類の差込口に対応』と書いてあるだけでその四種類がどの形に対応しているのか分からないと言う一点において気になり購入に至っていません。今回も購入しませんでした。
私がちょっと前に2,000円くらいで購入した数種類の差込口に対応するアダプターは差込口に合わせて合体させたり変形させたりする必要がありその方法がいちいち説明書を見ないと分からないほど複雑でその上どうも差込が甘く頼りないので結局使っていません。まあ複数国行くわけでないしとそのとき必要なものを持って行っています。でも全日空の機内販売誌にあったのはスタイリッシュで使いやすそうなんです……。
お子様は飛行機が飛んだら寝てしまいました。
良い子だ良い子だ!
一応が朝食?と言う扱いの機内食。忘れちゃったんだけど何やら洋食か釜飯かと言うチョイスで洋食の方がいいなって思ってたんですけど、最後列まで来たときには選択権はなくなっていました。まあいいか。
普通においしかったです。機内食っておいしいですよね。
(私の経験からだけで言うと、中国東方航空・アシアナ航空は除外したいが。)
その後、流石に眠くも無かったので珍しく昼便に乗ったことだし映画でも見てみよう、確か見たいのやってた筈……イヤなぁい!!なんで!先月のラインナップにはあったのに!!……そうか先月だけだったんか!!
行く前は『いやーん、機内で週間少年ジャンプ読むかシャーロックホームズ見るか迷っちゃうー!』とか思ってたのに実際にはジャンプを買う余裕は無くシャーロックホームズは終わっていると言う。なんてこと。
意気消沈しながら適当に見易そうなアクション映画を探して『BLACK & WHITE』を見ました。原題はなんか全然違ったけど忘れたな。普通に無難に面白かったです。映画館のスクリーンで見たらもうちょっと面白かったであろう。冒頭に香港が出てきたのでちょっと気分が盛り上がりました。吹き替えの洋画って久々に見たなあ。
そうこうしているうちに到着するようです。なんか私、感覚がおかしくなっているのかちらちらと見えてきたビル群を見てもあんま来たーって盛り上がりがきません。ヤシの木と田んぼ見ると来たーって感じするんですけど……人間、初めての海外旅行の印象って大きいのですなあ。
まあ私が盛り上がろうと盛り上がるまいと香港到着ですヨー。
そんなワケで香港到着。空港は普通にきれいな感じ。シンガポールみたいにあっと驚く感じでもないし、バンコクみたいにそこそこ新しくて広い割に妙に田舎くさいということも無い、普通に近代的にきれいな印象です。
お手洗いもまあ日本じゃないならこんなもんかねと言う許容範囲ですかな。海外に行って思うようになったのは日本人のおトイレマナーはすごくよかったのね!と言うこと。だって海外のトイレとか空港とかホテルみたいにおトイレ番の方が常駐してせっせとお掃除しててあの有様よ。なんつーか洗面台や床が水でビタビタで紙くずとかが微妙に散らかっていると言う。
途中でのんびりお手洗いに立ち寄った後に、入国審査場へ……Oh、ぎっちぎち。
こんなにぎっちぎちの入国審査初めてです。しかもこんなにたくさん日本人。ここは日本か!日本の航空会社で海外行くと向こうで飛行機降りるまでいまいち海外に来た感じがしないのですが、ここまで来てもまだここは日本か!と言う感じです。新鮮だとか最初は思ったのですがすぐ飽きる。ホテル入るの思ったより遅くなりそうだな~と思いつつじりじり待って入国。
入国審査が長かったせいか荷物出てくるのはそんなに待たなかった感じ。到着ロビーにはお出迎えがびっしり鈴なりです。おおう……自分の名前or全日空の札を探さなくてはいけないのだけれど何故か逃げ出したくなる。
ガイドさんは男性の方でした。まあ可もなく不可もない感じのガイドさんで特筆すべきことは無かった。簡単に香港のこととか説明して終了。ビラや名刺や割引券やオプショナルツアーのちらしを配られるかと思いきやそれも無かったです。
今回のホテル送迎は私含めて3人、ちなみに帰りは自力で空港へ。しかし3人しか居ないのに普通のでっかいバスでした。無駄な贅沢ぅ。ホテルもばらばらのようで大陸側のホテル2つに先に寄ってそれから香港島側の私が泊まるエクセルシオールへ。最後か。思ったより遅くなったなあ。チェックインのお手伝いもしてくれるようです。親切親切。しかし3人が3人とも一人旅と言うのも珍しい気がします。
なんか道路をぼんやり見ながら車はどこのが多いかな~なんて考えてて、あんまりにも違和感ないのでなんでだろうと思ったら左側通行だったからでした。そらそうか。元イギリス領だし。車運転する気はサラサラないのでこのあたりは事前にはチェックしてませんでした。
香港ってむやみやたらに高層ビルがあるイメージだったのですが、別に都会じゃないところもあるワケで海辺の郊外みたいなところを走っていくうちに徐々に建物が増えていきます。港のすごい数のコンテナに妙に興奮。街中に入るとこぎれいなお店やビルがびっしりと。都会だねえ。お買い物する人は楽しそうだぁ。アレ?私もお買い物は大好きなはずなのに何故かテンションが上がらないなあ。
そして最初のホテルに到着、お客さんの一人とガイドさんが降りた後、バスをちょっとだけ移動させて待ちます。私の窓のまんまえがインド人が経営するテーラーでした。インド人のおいちゃんが軒先の古ぼけたボディのスーツを何度も着せなおしているのですがなかなかうまいこといきません。同じビルにインド料理屋の看板も見え、そこの従業員と思しきおねーちゃんとちょっと話したりするおいちゃん。
そんな光景を見ているうちにようやく来たっと言う気がしてくるワタクシ。ワタクシが『外国来たっ』と思えるツボってなんかこういうのなのかね?
おいちゃん、いたくできばえに満足した様子でしたが、ジャケットの裾から織り込んだ中のシャツの袖がはみ出してるんだ……あとボディの台座が段差にかかってて壁にもたれかかってようやくバランスを保ってる状態なんだ……しかしバスの中から黙って見守るのみ。
そしてそのうちにようやく私のテンションも上がってきました。何故かインド人の経営するテーラー屋さんでようやくスイッチが入ったところでバス出発。
香港にインド系って知らなかったんだけど結構いらっしゃるそうです。なぜならば昔イギリス領だったから……イギリス様が連れてきたからデスヨ……。
まあちょっとブラックな香港の歴史ですな。←ガイドブックで聞きかじり
走っているうちに色とりどりの看板がせり出しているザッツ香港な景色も見られてご満悦。
2軒目のホテルは私がちょっとだけ候補に入れてたパシフィックタワーでした。ホテルがちょっと高台になってたので地図で見るより歩いて外に出るのが億劫になりそうな立地だったのでエクセルシオールにしておいてよかったーとか。あと建物が金ピカピンなのも香港らしいと言えばそうなのかもだけどちょっと……。
何故かホテルに併設のショッピングモールにピアノ屋がありました。宿泊客がちょっとピアノを買おうと思ったりする確率は極めて低いと思うのですがどうしてこのピアノ屋はここに店を構えようと思ったのだろうか。謎です。
私ひとりになったバスはずんずん進みます。車内で勧められるままにガイドさんに両替して貰ったのですがこれは闇両替に当たるのか……?空港でちっとも両替できなかったので手持ちが無いのが不安だったんだ。しかも面倒だったので滞在中に必要そうな金額すべて。レートはそうよくは無いのだろうがもう面倒なのでいいかと。
ホテルに着く直前に蜷川実花がどーのと言うでっかい看板があって写真展でもやってんの?と気にかかりましたが、滞在中探し出すことは出来ませんでした。なんかやってたのかなー。もうじきホテルみたいです。
ホテル到着。ロビーとかこじんまりしてて出入りしやすそうな感じでよし。バカデカい立派なホテルって私みたいに出たり入ったり出たり入ったりする小市民には合いませんな。ホテルはこじんまりめの方がよいです。割にドアマンの方とかも丁寧で感じもいい。
うっかり荷物をベルさんに預けてしまいました。自分で固守している方も居たのでこれは預けた以上、受け取るときにはチップを渡すべきなのだろう。なんかチップ渡すのとかいつまで経っても慣れないのでもうそもそもチップを渡すべき場面を減らしてしまおうと言う後ろ向き全開作戦だったのに……。
全般的にすごい感じいいホテルでしたが、チェックイン開始間もない時間だったので……これまた超ぎっちぎち。ここまできてまだなおぎっちぎちか……。
海外旅行でこんなに並び続けたの初めてだよ。
ガイドさんとフロントに並びます。またガイドさんが話さない!ぜんぜん話さない!こっちもまだバスで外眺めただけなんでそう訊きたいほど気になることもないし!すごい気まずかったです。こんなに話さないガイドさんも初めてでした。
ぜんぜん日本語が達者じゃないラオスのガイドさんでももっと話そうと努めてたぞ!それともひとり旅で香港とかリピーターだろうとか思って放ったらかしなのか!残念、初めてですぅー!
そんな事を考えているうちにようやくチェックイン。朝食無しなのでさして説明されることも無く。フロントの人の英語も分かりやすかったのでよし。ガイドさん日本語で超はしょった適当な説明してくれたんですが、私が英語全然わかんなかったらどうなるんだろう。
ガイドさんとはロビーで別れました。
なんか国によってガイドさんのやってくれることって微妙に違うよね。何かこうガイドラインみたいなのがあるのでしょうか?それとも単純に人によって違うってだけなのか。
同じ全日空のツアーでも台湾のときは、水が出なかったりするからと車外にまたしてるのに部屋まで上がって水場とかアメニティとかびっしりチェックしてから風のように去っていきました。親切に地下鉄の乗り方まで教えてくれたのでチップのひとつも弾むべきかと思ってたのに渡す隙もなく去っていきました。
まあそういうの抜きにしても今回のガイドさんは非常に味気なかった。話さないんだもの!
自分で鍵持ってあがるのでビジネスホテルみたいな位置づけかな。
さてさてどんなお部屋かな~。
なんかいいんでないのー?変な形の部屋ですが(後で外から建物見て合点が行ったが)、使いやすい感じです。
特に壁沿いにずーっとテーブルがあるのがよいよい。ソファもちゃんとあるし、安い部屋なのでどうかと思ったけど申し訳程度ながらちょこっと外も見える。お風呂も普通に広めだし。水周りも新しくは無いが清潔ですしお湯も出る出る。クローゼットとかもじゅうぶん。
結果的に言うと、今まで泊まった中でも割と上位の満足感のあるホテルでした。ビジネスっぽい感じで至れり尽くせりって程じゃないんだけど、すれ違ったときスタッフが必ず挨拶してくれるとか日本人的に違和感のない丁寧さで、ロビー降りて出かけようとすると車は要らんかとか何くれと声かけてくれるしよかったす。まあ私、徒歩でしかホテルから出なかったのでスタッフの居ない小さい方の出入り口使ってましたけど。
それからすごいと思ったのが、日本帰ってからメールでアンケートが来たんですね。メールにあるアドレスからWebにアクセスして回答すると言う。日本語でしたので回答して日本語でコメントもちょこちょこしてみました。そしたら数日後にお返事(英語)が来ました。何故英語……と内容を読んだら、私のアンケートのコメントをきちんと読んでいないと書けないことを書いていました。でも英語。てことはこのメールを書いた人は日本語の読み書きはできんワケです。エクセルシオール香港のマネージャーと言うことでしたが。と言うことはですよ。この数日の間で私が日本語で書いたコメントを誰かが英語に訳す→誰かが読む→誰かが内容を踏まえてお返事をする、と言うことをやってるワケじゃないですか。ツアー予約の客なのに。すごいなあと思いました、と言うお話。
WiFiが有料でしかもちょっとお高かったのだけが残念なり。数日使うと何千円かしたと思う。だから使いませんでした。MTRの駅でWiFi使えたんでそこで香港なうってやった。
しばらくすると荷物が届いたので、写真を撮ったらひとしきりお洋服を吊ったり要るものを出し広げました。よし!なんかすっかり落ち着いてしまって出て行くのが億劫……。
この後、インターコンチネンタルかペニンシュラでアフタヌーンティってやろうと(どんな日本語だ)言う計画だったのですが非常に億劫です。ああゴロゴロしたい。
でもおなかは空いてるしそのつもりでちょっぴりおすましワンピースとパンプスを合わせておいたししかもこの服実は昨日も仕事で着てたのをそのまま流用しちゃったから流石に今日着たらもう着れないし他にもうおすまし服持ってきてないしなァ……。
大体にして私、海外に来るとキンチョーするのか(嘘ぉ!?)どうも少食になりがちなのです。旅行に来て少食になるとか何の罰ゲームかと言う感じなのですが本当になっちゃうものは仕方が無い。しかし今ならばっちりおなかが空いている。
アフテヌーンティーをやっつけられるのは今をおいて他に無い!!
なんとか奮起して立ち上がりました。当初の予定では14:30くらいにホテルを出て、地下鉄とスターフェリーで尖沙咀へ向かいスターアベニューをぶらついた後に、いずれかのホテルでアフタヌーンティー、その後は時間があまればもにょもにょ、で夜のオープントップバスツアーに参加する……と言うもの。
今既に16時半ですやん。アフタヌーンティーって18時までじゃなかったか?
時間的に微妙でしたが、取り敢えずスターフェリーをカットして行くだけ行ってみて、まあ一時間もありゃひとりだしお茶するに短いと言うこともなかろうし駄目だったら駄目だったときさーってことで出発。
ホテルの真横にスターバックスがありました。よって出入りの度に前を通ったのですが。
しかし何故、欧米人を中心にビジネスマンどもはコーヒーショップのコーヒーが大好きなのか。近くのオフィスビルからやってきて大量にテイクアウトしたり買って外でダラダラ飲んだりする人多数。日本人だとここまでじゃない気がする……給湯室でインスタント煎れるって感じじゃね?ビルから出るの面倒だしコーヒー代もバカにならんし。
地図を事前に見ていたのでなんとなくあっちかなーって方へ歩いていきます。
人が多くてにぎやかー。でもこぎれいなショッピングモールの間の細い路地はごみごみっとしてケバケバしい看板が並んでいたりしてええですなぁ……ようやくテンション上がってきたですよ。途中で何か政治的な演説のようなことをやっていました。すごいビラくれようとするんですけど観光客なんで……。
少し大きな通りに出ると目の前をトラムがぐゎーっと。おお本当に路面電車が二階建てだ!路面電車自体は見慣れているのですが、普段見慣れているものと比べると細い上に縦に長いのですごくバランス悪そうに見えました。後で乗らなきゃなー。大きな通りを渡るとMTRのマークがあったので地下に降ります。近くて便利便利。
MTRの駅の入り口にはぜんぶこのマークがあったので分かりやすかったです。
まずはICカードを購入しようと窓口に並んだのですがここで失敗しました。ロクに英語話せないくせに、自分の順番が来たところでカードの名前をド忘れしちゃって。周囲の人はみんなチャージばっかなんですよね。窓口のガラスで仕切られた下の隙間から紙幣とカードをぺっと投げ入れたら、係りの人がちゃっとチャージしてまたぺっと投げ返すというやり取りが延々繰り返される。
なのでカードが欲しいと伝えようと隣の人のカードを指してもチャージしてぇとしか伝わらずねーさんにカードは?ってジェスチャーされる始末。
……えーとだからそのカードがないので買いたいんです。
て言えないのでいったん離脱。トホホ。遠ざかったら窓口の上のほうに「Octpus Card」の名前が。そうそうコレコレ。わずかな間に窓口の係員が交代しているので再トライ。オクトパスカード!と主張しながら初回購入時のミニマムチャージ分かっちりのお金を投げ入れたらカードくれました。よーかーったー!
なんかさ、すごい悲しかった……イイ年して地下鉄の切符ひとつ買えないとかさ……切ない。
電車自体はすごい乗りやすかったです。英語のアナウンスも私でも聞きやすい感じだし、車内に路線図があって今ココ!と言う具合にランプが点くんですよね。分かりやすい。非常に分かりやすい。しかも安いし。
写真は駅のホームっす。きれいで分かり易そうでしょ?
カードは200香港ドルでうち50ドルがデポジットなんですが、チャージ分使い切ると自動的にデポジット分を消化し始めるというそれデポジットの意味あるんですか?と言う仕組み。3日間乗り倒して途中で50ドル追加チャージして殆ど使い切った感じです。安いと思う。
途中で一回乗換えが必要でしたがこれも案内が分かりやすく迷ったりはしませんでした。尖沙咀には30分とかからず到着。もっと迷ったりするかと思ったら割とあっさり着きました。アフタヌーンティーはインターコンチネンタルに狙いを定めました。ペニンシュラも捨てがたかったですが、景色がよいというのと思うにペニンシュラより入りやすい雰囲気なのでは?と。ホテルにも迷わず到着。でも駅からちょっと歩いたなと言う距離感でした。立派なホテルだなあ。
ドキドキ。前で写真を撮ったり不審に少しウロウロした後ようやく腹を決めてロビーへ。
あっ…………格の高そうなホテルだけど(自分含めて)おのぼりさんっぽいひとがいっぱいだ!大丈夫!やれる!ここならやれる!短パンにサンダルの人(*)とかもいるぞ!ロビーの奥がカフェスペースのようです。大きなガラス張りで入り口から見ても景色いい!2組ほど入り口に並んでいるようだったのですごすごとその後ろに並んでみる。
こんなもの昨日から見た列に比べたら並ぶうちにも入らないね!!
すぐに空きが出て案内されました。ちょっと想定外だったのはこんなにおのぼりさんでわっさわさにひしめいているのにすごい丁寧なんですね。めっちゃ丁寧。だからこそ高級ホテルなのか。うーむ。音楽も生演奏で高級ホテル感満載。
メニューを頂戴して拝見拝見。アフタヌーンティーは三種類かーどれどれ。……ん?
なんかぜんぶ後ろにfor twoって書いてあるように見えるんですけど!?
for twoと言うからにはtwoにforなんですよね!?つまりは『お二人様用』ってことですよね!?oneにforな『お一人様用』はないのですかっ!?
コレは……どうしよう。単品の飲み物のメニューは1,200円くらいしやがります。オイオイ。
そんな私の焦りを他所にウエイターさんがやってきます。ご注文はお決まりですかマッダームって感じで。ええーっとひとり用があるって聞いたんだけどな、どうしようどうしよう、と追い詰められてワタクシ、メニューのスタンダードなアフタヌーンティーのところを指差して、
ふぉ、ふぉーとぅーおんりー?
上目遣いにお尋ねしてみました。そうしたらにこやかに、ふぉーわんの場合はこれこれ幾らだけどよいか?ってきいてくれたので、それでお願いしますって言いました。
わーいわーい!なんとかなるもんだ!
ちなみにアフタヌーンティー三種類って言うのは、スタンダードなのとオリエンタルなのと両方!って言うのでした。周囲は二人でスタンダードなのとオリエンタルなのと頼んでいる人が多かったように思います。両方はたぶん値段も倍くらいだったんで要するに両方足しっぱなしのやつがくるんじゃないかと思うんでよほど胃に自信が無ければやめておいた方がいいと思います。お茶もコーヒー紅茶だけでなく中国茶もふんだんにありました。
お茶はオレンジペコーとか頼んでみましたよ。普通っぽい方がおいしかったら分かるかな?って。
写真撮ってるひとも普通にたくさんいたので遠慮なく撮ってみました。もちろん人の居る席にはカメラ向けちゃ駄目だよ!
なんだろうな、こういう景色を見ていると、唐突にこの大きなガラスが『パリーン!ワー!キャー!パンパン!』とか言う展開しか想像できません。普段どういうものに触れているかよく分かる発想だな。
アホな妄想をしているうちにまずはお紅茶がやってきました。ポットも継ぎ足し用のお湯の入ったポットもシルバーっぽい!うわー!すてき!贅沢!お茶のお味も……はーんおいしぃ~!
オレンジペコーってなんかアレでしょ、水色がオレンジでオレンジみたいなフルーティーな香りがするからオレンジペコーとか言うけどそこまでとか今まで思ってたけどホントにフルーティーですぅー!葉っぱもいいんだろうけど煎れ方とかお道具がよろしいんでしょうなあ。今まで飲んだ中でダントツにおいしい紅茶です。
そしてお待ち兼ねのお菓子もやってきました。お菓子の種類も説明してくれました。大体のところは分かりました。(=細かいところは良く聞き取れなかった。)
意外とこじんまり?しかし脇のカゴの中にはこぶしくらいある大きさのスコーンが二つばかり潜んでいます。まずはあったかいようなのでスコーンからいただきます。あんまり好きじゃないけどここはひとつ折角なのでクロテッドクリームをつけていただいてみましょう。
うっ……ま……!!!!
すみませんクロテッドクリーム好きじゃないとか言ってもうホントすみませんでしたクロテッドクリームめちゃくちゃおいしいです何コレうっま!!!うっまい!!なんかクロテッドクリームってのぺっとした味がするとか思ってたんですけどねホントすみませんね!クロテッドクリームってこんなんやったんですね!もうめちゃくちゃおいしいです!ジャムもはちみつもおいしいですー。
うわーしあわせだー。
スコーンをいっこ食べて、それからトレイの下段のちっちゃいサンドイッチを少しいただいて。うんうんコレもおいしい。そんでスコーンをもうひとついただいて。
……うん、だいぶおなかいっぱいになってきた!
クロテッドクリームにつられてスコーンを二つも食べちゃったらだいぶおなかいっぱい&甘いものはもういいかなって言う気になってきてしまいました。
まだ親玉(生ケーキ3つ)が残ってますけど。
取り敢えず紅茶を継ぎ足して冷静になろう、と思ったらなんかどこで見てたのかささっとウエイターの人が来てくれてささっと紅茶を継ぎ足してささっと継ぎ足し用のお湯の残量をチェックしていってしまいました。これだけの人数ひしめいている中、この後もこのひとたちは的確なタイミングでやってきて紅茶を継ぎ足しお湯が使う前に冷めればあったかいものに取り替えますねマッダームと説明して下げて新しいお湯を持ってきて……としてくれました。まあなんつーか、高いはずですわ……と思います。
そこにお金を払う価値を見出すか否かは人それぞれでしょうが、適正価格ではあると思います。そこら中ウロウロしているウエイターさんたちが時給700円とかなら別ですがそんな感じでもなさそうですし。
そんなことに思いを馳せながら、生ケーキ一個目、プティングとか説明されたけどなんかシュークリームみたいな見た目なんですがなんだろうって言うのを取ったら、パリッとしたシュー皮の中にプティングが……!カラメルが濃厚でうまっ!!甘い!!甘いのもうたくさんです!でもうまっ!イヤこれかなりうまいです!でもあまっ!!完食。
大体おいしいケーキってただ甘いんじゃなくていろいろ素材の味とかが濃厚じゃないですか。さっきのプティングにしたってカラメルっ……!って感じでしたし。残りはマンゴー味のパフとチョコレートケーキ。濃厚なのっておいしいけどたくさん食べるもんではないと思うんです。残りあと二個どうだろう……?
どうやら周囲を見るとみなさんあんまり食べてないなあと思ったら、なんかこぎれいにきちっとお持ち帰り用にまとめてくれるみたいです。
でも私、ホテル戻るの深夜(予定)なんだよね……生ケーキとか絶対溶ける……。
大体、甘いもの食べてるとおなかいっぱいと言うより甘い成分の摂取量の限界を迎えて食べきれなくなるのですが、そこを何とか耐えて食べてのおなかいっぱい状態です。
苦肉の策で残り二つは半分ずつ食べることにしました。ごめんなさいねー!ホントすまんねー!すっごいおいしいのに!おいしいのに……。チョコレートもただ甘いと言うのではなくチョコレートっ……!と言う濃厚さでした。マンゴーも同じく。でも半分残しましたすみませんー。
しかしこれはすぐには立てない!取り敢えずお茶もまだまだおいしいし、お茶でもいただいて胃が下がるのを待たねばっ!と思いながらお茶をすすっていたら、フィニーッシュ?てきかれたのでイエスですよと答えたら下げてくれて、なんか出てきました。
おやつのデザート……?
冷たくて口当たりがよかったのでついいただいてしまいました。
折角の雰囲気の良いロビーなのでお茶をいただきながら日記メモを取ったりゆっくりしました。写真撮って貰ってる人もいっぱいいたので、伝家の宝刀『くっじゅーていくまいぴくちゃー?』(私がハローとサンキューとソーリーとエクスキューズミー以外で唯一どもらずしゃべれるフレーズだ!)を駆使して写真も撮っていただきました。ウエイターさんこっちからも撮ったほうがいい!とか言って空いてる別の席に連れて行ってくれたりして何枚か撮ってくれましたよ。満足満足。
お勘定済ませて立ち上がってみましたが、何とか立って歩ける感じ。よし。
しかしお勘定のときにテンパリ過ぎてチップをつけるのを忘れました。と言うか合計金額きちんと書き直したっけ?覚えてないなー。悪いお店だったら騙し取られるところだよ!クレジットカード払いでチップつけるのは私にはまだ高度な技のようです。ううう。サービスはホントのホントによかったですよー。
ひとりなのでもの静かに食ってましたけど(全然もの静かに食ってる感じしない日記だけど)コレ誰かといっしょならうまいうまい大騒ぎしていたと思います。サービスも流石!って感じで。気分はよかったです。ホントすっごい絶妙なタイミングでお茶注ぎに来てくれるのですよー。それも満員御礼のロビーなのにって言うのがすごいです。いやー。
さて、これで388香港ドルだったのですが高いと思います安いと思います?
*短パンにサンダルとかの人……厳密にはドレスコード違反になるのかな?それとも昼間だからオッケーなのかな?地球の歩き方にはスマートカジュアルとか書いてあった気がする。まあ私は小市民なのでただでさえ高級ホテル=慣れない場所だと堂々と出来ず挙動不審になるのでなるべく堂々と出来るようにワンピースとパンプスで行きました。まあ折角だし気分上げたいし?……結局挙動不審であったろう事は推して測るべし。
かれこれお茶していたようですが、ひとりなのでせいぜい一時間ほどしか経っていません。
近くなので順番逆になりましたが予定通りアベニューオブスターズをブラブラしてみましょう。
あああ!なんか香港っぽいね!そうそうこういうの!!
写真を撮っている人で手すり沿いはびっちりひとでした。ひとひとひとひと。観光地なのですなあ。コレ、日本のお休みシーズンになるともっとびっちり日本人なのかな?香港全体としてはかつては日本人が一番のお得意さんでしたが、今は中国本土からの観光客が一番多いそうです。日本人満載の飛行機でやってきた割にそんな日本人だらけって感じのところには行き当たりませんでした。
私も道行く人に写真撮ってもらったり。なかなか上手に撮ってもらえないが……。ああっ!しかもなんかちょっと太って見えるわこの写真っ!
(見えるんじゃなくてそうなんだろ!はお約束。)
でもなんか香港の人なのかな?って感じのひとに声を掛けるとみなさんとても愛想が良く親切でした。写真とってくれませんかー?もちろんいいですよ!(とても笑顔)ありがとうございましたー。どういたしましてー!(とても笑顔)、と言う方が多かったです。ええひとたちや……。
そして今一番多いと言う『本土からの観光客』のひとたちは他各国でもいろいろアイターなことがありましたがやっぱりアイターな感じでした。なのでなんだか雰囲気ですぐ分かっちゃう……。と言うか逆にアイターじゃないひとたちは紛れて分からんのだろうが。
後日地元の方々で賑わう市場など歩いたときに思ったのですが、民族的にはさして変わらないのに香港の方って『本土の方々』より日本人とあんまり変わらない?雰囲気があります。たぶん、まったく関係ない外国人に見せたらより区別つかんと思う。笑顔か?笑顔だからか?
前に某エジプト旅行記でマーケットを笑顔で歩いていると「コンニチハ!」と声をかけられ、(しつこい客引きに)ムスッと歩いていると「ニーハオ!」と声をかけられ、(ボラれて)ムカムカ歩いていると「アンニョンハセヨー!」と声をかけられるてな事が書いてありましたが……。
今までの経験だけから言うと、外国で中国人と遺跡の中とかの狭い道で行きあった場合、必ずすごい表情でずんずん迫ってきて一歩たりとも避けてくれないですよあのひとたち。写真撮ってても容赦なく前を横切るのもこの国の人たちですよ。しくしくしく。怖い。
まあそんなどうでもいい話はさておきアベニューオブスターズ。
暮れゆきだんだん『香港の夜景』っぽくなっていく景色もですがアベニューオブスターズといえばスターの手形。てくてく遊歩道を歩いていくのですが……。
しまった私、香港映画スターとか殆ど知らんですし!
おいおい。そんなワケでいまいち感動の薄いスターアベニュー。あ、コレは分かるよ!!
まあ流石にね……。手形に自分の手を当てて写真を撮ると言うのがお約束みたいですが、『知ってる』だけで特別ファンでもない(イヤ嫌いでもないけど)のに、わざわざひとりでやるテンションにはなれず。
今思うとやっといてもよかったかもねー。こっちもねー。
ひとりでポーズ真似はちょっと……でもやっときゃよかったかと後悔もある。
でもワンピースだとイマイチ決まらないんじゃないかな?でも記念撮影する人、特に男性はほぼポーズ真似してましたね!私も一人じゃなかったら間違いなくやってたね!
なんかところどころ食べ物屋台が出てて、座って夕方の風に吹かれて食べると言うのもなかなか楽しそうでありましたが、今の私には拷問でしかないです。今日のゴハンは終わったな……うまいもの三昧、早くも挫折気味。
インターコンチネンタルのロビーを外側から見上げてみたり。こりゃ景色がいいはずですわ。(海の上にせり出してる。)
あと、貨物船とか遊覧船とかいろんなお船がどんどこ通るのでそういうの見てても飽きませんでした。
雰囲気は楽しんだので、そろそろ夜のツアーの集合時間も近いので集合場所のホテルへ向かうとします。
集合場所は九龍ホテルか日航ホテルかで、九龍ホテルのほうが近いのと集合が先なので好きな場所に座れる可能性が高いと言うので九龍ホテルを選びました。好きな席に座れる可能性が高いからと言うことで選びました、ええ。
地下道から案内に従ってホテルに上がったらちょっとロビーがどこにあるのか分からずぐるぐるしてしまって到着は集合時間の五分前。ギリギリで肝が冷えました。
程なく集合時間になってバスへ案内されます。うわーい!と座っていたら、
「本日満員ですのでこちらへ詰めていただけますかー?」
と他の奇数人数参加もしくはひとり参加のひとの隣の席、つまり窓際でない方へ移れと指示されてしまいました。えっ…………絶句。一瞬フリーズしたのを見逃さなかったのか、
「どちらの席からでも景色は見えますのでぇー」
そら見えるだろうけど!見えるだろうけど!そういう問題ですか!?
私の写真はぜんぶひとの頭越しになるわけですな!?隣が連れなら写真撮る間だけちょっと避けてぇーとか言えるけど他人やったらそんなん言えんやん!しかも他にも後から乗った人で奇数人数で参加してる人もいるのに、じゃあその人たちを私の隣から順に座らせればいいだろうに、イヤそもそも集合時間に遅れてきたやつらをバラバラにして座らせればいいだろうに、私がひとりだから!ひとりだから!!
ひとり参加もokです☆とかウエルカムな雰囲気満載のツアー説明だったくせに結局ひとり参加を迫害するわけですな!『たとえ集合時間に遅れてきたひとがいてもその方々は偶数人数での参加であれば好きな席に着席できるのに、ひとり参加だと満員の場合は、集合場所・予約順・乗車順に関係なく、優先的に通路側の席など余った席に移動させられるようなのでひとり参加はおすすめではありません。景色は全て同じと言われましたが写真を撮る場合には窓側か通路側かで随分違ってきます。隣が連れ合いなら写真を撮るときだけちょっと避けてもらったりも出来ますが他人様になかなかそう言ったことも頼めませんから。』とレビューしてやろうと強く心に決めました。なんでぇーぶちぶち。ぶちぶち。
だって、おかしいじゃないですか?集合時間に遅れてきたやつらが愉快に並び席でツアーを楽しんで、時間通りに着た私が強制的に座席移動。
絶対!おーかーしーいー!!
その場でクレームつける度胸もないしこれからツアーだ楽しいな~と言う場の雰囲気をブチ壊すほどKYでもないのでうなだれながら席移動。
もうツアー始まる前からテンションだだ下がり。がっくり。
テンションダダ下がりのままバス出発、次の集合場所の日航ホテルへ向かいます。ああ夜景がきれいですね、私の見る景色はすべて隣の方の頭越しですけれどもネ、ウフフフフフ。
こういうときひとりだと気を取り直すのに時間がかかりますね、愚痴を言う相手もいないですしね、しかも何にも悪くない隣の方の手前あんまりアレな顔も出来ないですしね、さあ気を取り直すぞ楽しいツアーだぞと言う顔をしないととか……しんどい……なんの拷問でしたっけコレ……。
そうこうしている間に日航ホテル到着。本来テンションダダ下がりのところを無理にテンション上げようとしている怪奇な雰囲気が伝わってしまったのか、おもむろに隣の母親くらいの年齢の女性が私に声を掛けてきました。
席、代わりますよ?
思わず立ち上がらんばかりの勢いもとい尻に根を生やす勢いでイヤイヤイヤイヤと首を振る私、イヤ大丈夫ですお気遣いなく!!
イヤだ恥ずかしいそんな物欲しげな顔してましたか私!?
しかし尚も代わると主張する隣の方。イヤイヤホントいいんです!なんの応酬だコレは!?
そうすると隣の人が、
私、コレ何回も乗ってるんで……。
…………え?詳しくお伺いするとなんと駐在さんの奥さん(おおう、駐在妻だ!)で、今日はご主人の甥っ子夫婦を観光に案内して回ったのだとか、前の席にはその甥っ子さん夫婦が。だからどうぞどうぞと勧めてくださるので、大人としてどうかと思いつつ滅多に来れない外国なのでお言葉に甘えて席代わってもらっちゃいました……もちろん激しくお礼を言いました。あと、後の写真撮影タイムのときに率先して気張って甥っ子さんご夫婦の写真を撮っておきました。我ながらいいアングルで撮れたと思うね!
今日の私はアンラッキーなのかラッキーなのか、ラッキーと考えるべきだろうな。
でもコレ私がたまたまめぐり合わせよかっただけで、やっぱこの仕組には納得がいかない、ハトバスのように席に傾斜つけるか、はたまたスカイバスやハトバスのように公正に予約順に予め席を割り振るべきだと思います。
そんなワケで思わぬラッキーで窓側席ゲット。
あらあら。日頃の行いがよいからでしょうかね。←白々しい
都合、この女性と結構いろいろお話しすることになって楽しかったのです。ご主人の甥っ子さんなのにご主人は居ないのでお仕事ですかと尋ねたらご主人は中国語の検定の一夜漬けでおうちだそうです。外国でお仕事するのも大変ですね。あと、香港じゃなくて本土のほうで仕事しているのでいろいろとそれはもういろいろと大変らしいす。お互い言葉を濁しましたが、ああ分かるような……と言う。最近、中国本土からの観光客が増えた件についてもいろいろとね……と言葉を濁しつつ。ああ分かるような……と言う。
奥さん、方向音痴らしく、ひとりで歩くのは地図とか見て歩くの?と聞かれたのでまあそうスと答えるとえらく感心されました。うんまあそうするしかないしね、って言うか奥さんこそ大変だね!って言う。あと、香港初めてなのにマカオ行ったことあると言うと大層びっくりされました。まあそうだろう。
て言うか、甥っ子さんご夫婦ほったらかしですけどいいんですかね!?て言うくらい話しました。楽しかった。
イヤしかしこういうとき何年か前の私だったらあんまり初対面の人と話題選んで話したりとか出来なかったと思うんですよね、苦手だからこそ人と話す部署に異動になってよかったと思う今日この頃。
でも、元上司に「向いてないと思ってたんですけど案外やれました☆」って言ったら「イヤ向いてるでしょ、だっておしゃべりじゃん」って言われたんですけどね。ああそうなの……?
ついでに書いちゃうけど、後ろの席が大学生かもしくは卒業してちょっとくらいの若い方々だったんですが、たぶん学生時代に中国語を少しかじってたようで、ちょっと分かるんだよねみたいな話を大声でしている上に、それが中国語なんてちっとも習っていない私でもちょっとそれは?て言う怪しい知識を大声でひけらかしている上に、ガイドさんの日本語の発音が面白いって本人に聞こえるくらいの声で話して笑ってるのがすんごい気分悪かったです。
日本だと他人と思えるのに、外国で同じ日本人が非常識な振る舞いをしているとすんごい恥ずかしいですよね。そこまで言うからにはおまえらの中国語はこのガイドさんの日本語より達者なんだろうな!え!?まあとてもそうは思えないけど!とでも言いたくなる感じでした。
しかも、そういうのをわざと分かっててバカにする目的で大声で言う人も居るけどそういう感じでもなくて、でも聞こえていないと思っているわけでもなくて、それが相手をバカにする行為だと気付いていない感じのまあ要するに相当バカっぽい感じで、ホントにイラっときました。大学で中国語習う前に幼稚園で文明人として生きる上で最低限のマナーを習って来い!
これが日航ホテルへの移動中ずーっと続いていたので、ダブルで気分悪かったんですよね……。ツアー始まったら飽きたのか別のこと話してくれてたんでよかったですけど。
ガイドさんはこういうのも相手にせねばならんのか。
まあ、中国人観光客のこと言えないよねって言う。
ツアー自体は普通に楽しかったです☆……って終わらせるものじゃないですね、肝心なところですね。でも何の不自由も無くバスに乗って夜景を楽しんだのでなかなかコメントしづらいです。何故、困った!とかしくじった!とかの方が筆が進むのでしょうか。ううむ。
夜景のきれいなスポットに異動するまでに、高架じゃなくて高架の逆だよええと、逆高架って言うか道路の下に道路がもぐりこんでるところ!で、ぐわぁーっとアクセル踏んでスリル満点!と言うちょっとした遊びをしてくれます。二階建てバスの天井が無いのがすなわちオープントップバスなので、結構スリリングではありました。
でも日本だとこういう遊びはマズそうな気がします。
そういやバス自体も本当に屋根無いし座席も目線が手すりより高くなる位置なんですよね。おかげで眺めも乗り心地も抜群!後日東京でスカイバス乗ったとき、オープントップとか言っても本当にトップがオープンなだけだったので物足りなかったす。日本の法律及び日本人消費者の自己責任意識ではアレが限界なのかなー。
そう思うと『自己責任から逃れることによる不自由さ』と言うのは非常に面白くないと思います。でもそれが日本人の選んだ道……私としては非常に面白くないですけど。あんまり大事大事に保護されて自分で何も考えなくていい世の中になると人間鈍感になっちゃうと思うし。それに面白くないし。(重要)
香港のこのオープントップバスの場合は、ガイドの指示に従わず身を乗り出したり手を出したり立ち上がった場合に何かあっても主催者はなんもしらねーと言うスタンスです。それでいいと思うんですけど。ちなみにガイドの指示に従って立ち上がるのはアリのようです。←後述
湾岸の夜景を眺められる道を走った後はごちゃごちゃとした通りに入って行きます。屋台街を上から眺めて遂に『THE・香港的風景』スポットへ。
そうそうコレコレ~。バスを止めて記念撮影タイムを設けてくれます。ここでも例の甥っこさんにお世話になりました……。(私も張り切って撮って差し上げましたけれども!)
二枚目の写真はブレブレだけどなんかお気に入りなのさ!(って言われても。)
この後、ガイドさんの指示に従い全員起立。バスをかなりゆっくり走らせていただいて看板のギリギリ下をくぐってスリル満点!と言う遊びをしてくれました。結構楽しかった。ひとりめっちゃ背の高い男の人が居て、念のためガイドさんが隣で様子見てた(笑)。
で、この後、女人街を自由散策。写真は人通りが途絶えたところ。奥はぎっしりですな。スリに気を付けろととても言われました。割と行けども行けども同じようなものを売っている印象はあります。通常で考えると奥の店=不便な場所の店の方が安いのでは。
ここで解散も出来るらしいですがまあそこまででもないかなと。マッサージ屋とかもたくさんあったのでそういうの行ったりゴハン食べたりしたい人は解散してもいいかも。30分くらいでしたがウロウロして必要そうなお土産を買いました。なんかここでしか売って無さそうかも?と言うTHE・お土産的な。
大体、相手の言って来た値段の半額に値切るとそれよりもう少し高いくらいで決着しました。後で他のお店と比べると概ね定価よりちょっとだけ安いくらいだったので屋台で買った割には得してないね!て感じのお値段かと。帰る振りするとかもう少し過激な値切り方するか、もう少したくさん買うともっとまけてもらえるかも。私、一個ずつとかしか買ってないんで。
あと中国風の扇子が4つで100円くらいとかバカ安で値札つけているところは『もう値切れません(日本語)』とかでかでかと掲げていたのが印象的でした。向こうにしたらそろそろ日本人はボレる相手ではなく値切ってくるめんどい相手になってきているのだろうか。台湾でも普通っぽいおばちゃんがおしゃれ雑貨屋(値切るような場所ではない)でポーチを値切ろうとしているのに遭遇したしな……。
まあ、値札つけてるお店は実際結構底値だったと思いますよ。あと、お洋服とかも若い子向けのは選べば結構かわいいのが安く買えそうでした。
こんなもの買いました。結果的にマグネットは他でも見たけどまあ他よりは安かったです。比較対照はヴィクトリアピークのお土産物屋だけれども。でもぜんぜん値切らなかったらむしろ他より高いので値切るの面倒だったらここはパスした方が良いかもしれません。ポーチとかはたぶん探したらありそうだけど他では見なかった。まあコレは普通に気に入って買ったので少々ボラれてても許す。500円くらいだったかな。
あとね、それとね、ここの品物見ていると『今何が流行っているか』がすごくよく分かるのでは……。明らかに壮絶に安っぽいバッタもんが相当あるんですけど、まあ売れないもののバッタもんはわざわざ作らないじゃないですか。Jimmy Chooのクラッチバッグがものすご流行ってんのかな?と思いました。どのお店でも目立つ位置に色とりどり揃えてました。一瞬あらかわいらしいと手に取りかけたらJimmy Chooてロゴ入っててずっこけそうになりました。その他はおシャネル様とかおグッチとか日本人大好きおヴィトンさんとかの定番はまあうじゃうじゃあって。
おかげで小物とか見てコレかわいいかも?とか思っても、私がよく知らんだけでなんかのパクリもんかもしれん……と疑心暗鬼になってなんにも買えませんでした。だってこの年で偽物持ってるぅ~とか思われたら恥ずかしいやん!それに気付かれんかっても偽物持ってるってなんかイヤ!同じお値段の偽物じゃない何かを持ちたいです!
だって偽ブランドって『自慢するため』でしかないじゃないですか……。まあそこに価値を見出すのもどうかという考えもあろうかと思いますが、高級品って『所有する満足感』も含めて商品価値だと思うのですよ。だから偽物ってなんの意味も無いじゃない?デザインが好きだから偽物でいいって言うのも、それで偽物を買うのはデザインが好きなのにその本家のデザイナーに敬意を払わない行為だと思うのでおかしいと思うし。だから偽物は嫌いです……。逆に広まりすぎてそのデザインが普遍化してしまえばまた別だと思うけど。そのブランドのふりをしようとする偽物は駄目だと思うデス。
お花のポーチはまあブランドもんのパクリでは無さそうかなぁ~と思って買ったんだけど実際どうなのでしょう。あー、今思いついたけどもしかしてANNA SUIあたりでこんなのあったりしそう?弟嫁ちゃんにいっこあげちゃったなー。
あと、ファッション系以外にPCアクセサリとかデザイン雑貨のなんちゃって系も多かったと思います。おしゃれぶってるけど絶対オリジナルじゃないだろ!なんかちょっと高いヤツ真似して作ったろ!みたいな安もん。
……話がどんどん脇道に逸れましたがまあ何が言いたいかと申しますと、私のようにこういうの見て意味も無く傾向と対策をつかんで満足する輩には非常に非常に楽しい場所だと思います。(マジで何の役にも立たんけど!)
ちなみに例の駐在奥様も「ココに来ると何が流行ってるか分かるんですよねえ」ってしみじみおっしゃってました。やはりそうなのか(笑)!
全然関係ないけど、何故か岡山の商店街を通りかかってひとめぼれして買ったバッグを持ってたんですが、それどこで買ったの?って駐在奥様に聞かれました。どうやら私がアジアのどこかで仕入れてきたと思われた様子。ちなみに会社でも何度か聞かれた。
コレ、こんな見た目ですけど造りはしっかりしてますけん……。ちまにみメイドインスペインとかそんなんだった。
これにてツアーは終了、帰りは普通のマイクロバスで二番目の集合場所だった日航ホテルまで送ってもらって解散になりました。
で、私はこれから香港島側に帰らねばならないと。予定では海側のプロムナードを夜景でも見ながら歩いてスターフェリーに乗ろうかなとか。したらば駐在奥様に尋ねられました。
「ホテルはどこですか?」
お船は楽しいですよね!大好きですー。
みかん王国にも小島がいっぱいございまして、15分くらいの短い航路のカーフェリーなんかもありました。過去形です。
ドライブがてらちょこっとお船にも乗れたりして楽しかったのに、橋もあったので高速道路1,000円の煽りを食って廃止になってしまいました。がんばって耐えてもうだめと廃止になったその2ヵ月後くらいに高速道路の料金は普通に戻りました。一度廃止になった航路はそうそう簡単には復活できません。船も人も一度失ったら戻らないんです。そして残された地元の人は高い高速道を使って通勤・通学せざるを得ない。
きっともっと早くにあとちょっとで高速道路の料金が元に戻ると分かっていれば赤を出し続けてもフェリー会社はがんばったと思います。それをそれを……私はこの件と、あとガソリン税の件で弱小ガソリンスタンドを翻弄してつぶしまくったというただその二点だけをとっても、民主党は能無し政権だと思ってます。
まあ政治と野球の話は犬も食わないと申しますので置いといて。
そんなワケでお船大好き&そもそもいろんな乗り物に乗ろうツアーてことなので、帰りはスターフェリーで帰るのです。ウフフフ。
駐在奥様に尋ねられました。ホテルはどこですか、と。香港島側のエクセルシオールなので夜景を見がてらスターフェリーで戻ろうと思うデスと答えると、それはいいですね、スターフェリーの乗り場まで送りましょうと。フェリー乗り場の近くにお住まいだそうなのです。景色良さそうだな~。(勝手に高層マンションと断定。)
帰りにペニンシュラの前を通りました。夜ともなるといっそうきれいです。
写真を撮りたかったですけどなんか止まってくださいと言うのも恥ずかしかったので通り過ぎる。(後日写真は撮れました。)
フェリー乗り場で乗り口と乗り方まで教えていただいてお別れ。
フェリー乗り場はなんかレトロチックな感じで大変そそられる場所でした。こうペンキべったり!窓とか木枠です!みたいな。そのうちキレイに改装されちゃったりするのかな~。
まあ取り敢えず折角なので1等に乗ってみることにしました。乗り場からして1等と2等では分かれております。写真は1等席への乗り口の階段。オクトパスカードが使えるので改札でピッとやったら手続き終了。便利便利!
後は船が来るまで通路で待ちます。船が着いたらもやうかもやわないかのうちにタラップがついてうわぁーっと乗ってたお客さんが降りてきて、降りきったのを確認して乗る方のお客さんが待ってる方のゲートが開きます。中はこんな感じ!ベンチの背もたれはぐいっとつかむと逆側に動くようになっててお客さんが自分で進行方向に合わせて動かしてました。狭いところを渡している船なのでいちいち方向変えないんですね。
ものの数分で乗降が終わって出向します。ホント渡し船って感じ。
船が進み始めると夜風と潮の香りが気持ちいい。うみはいいなー。おふねはいいなー。
そしてみるみる香港島側のビル群が迫ってくる様はなかなかの見物です。
やっぱり乗って良かった!
これで2.5ドル(平日料金、2等は2ドル)ならぜんぜん満足ですー!
しかし、中環のフェリー乗り場からMTRの駅までは結構歩きます。着いた!と思ってからの割と何もないところの移動は長く感じるもんです……なんか足痛いし。ううう。
取り敢えずいったんホテル戻ろうっととか思いながら銅羅湾の駅を地上に出たら正面がForever21でした。辺りの人通りも多く店は煌々と明かりがともりわんさかひとが出入りしています。……今午後11時前です。
い、いいのかな……こんなとこまで来てForever21に入らんでも……イヤでもみかん王国には無いしいっか……とかさっきまで足痛いとか言ってたくせに現金にコロッと忘れて入店。バーゲンの魔力に負けて数点購入しました。出たら12時前だったんですけど、まだ店を閉める気配はありませんでした。
しかしバーゲン&税金無しで安々ですわー。チュニックとブラウスとベルトとバングル2個で457ドルほど。ほくほく。
しかしカードでお勘定してサインするときに店の人が渡してくれたボールペンが二連続でインクでなくて、あーいーす持ってるっすって自分のでサインした後、何故かにこやかにそのペンをお店の人に渡してしまいました。帰ってから気付いたよ!
いいんだどうせ行きの機内で消しゴムのところのキャップ無くしてテンション下がってたし買い換えるつもりだったしブツブツ。
で、この後、24時間営業のスーパーにお土産とか買いに行こうと思ってたんですけど、あまりに足痛いのでいったんホテルに戻ることにしました。戻って靴脱いだら靴擦れで流血してました。パンプスのカカトが血染め。おおう……こんなひでぇ靴擦れなんて小学生以来じゃないか?カカトのないパンプス用ソックスを履いていたのがいかんかったようです。
ああ、しかし何故、傷口を確認した後の方がより痛く感じるのか……。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |