田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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さて、今回の旅の第一目的と言っても過言ではない洋服のオーダーです。
え!?そんなことが目的でいいの!?……とわたしも思うのですが、なにぶん予算と距離で決めた旅先なので、無理矢理目標設定した感は否めません。何か目標がないとしまらんと言うかなんと言うか。
ベトナムではお手軽なお値段で、身体にぴったりのお洋服をオーダーメイドしてもらえるお店がたくさんあるということで、ガイドブックなんかにもわんさかそういう情報が載っています。もちろんそういうところに載っている情報は、生地とか縫製とかセンスとか対応の面で外国人向けではあるのですが、それでもまあ既製服のお値段でオーダーメイドができてしまう感覚ではあります。
もともとベトナムの人は、一般の人でも「洋服はオーダー」が基本のようですね。もしくは既製品買ってもお直し入れたりとか。だから英語でコミュニケーション取れなくてもokだったり、縫製とか細かいこと気にならないなら、現地の人が行くようなお店だともっとお安いのかも。ただセンスはいかんともしがたいか……。自分である程度知識があって、細かくデザインや縫製の指示を出せるならありかも。いやしかし英語が通じなければ無理か。とかまあそんなん。
しかしベトナムに限らず東南アジアだと「着るものは原則オーダー」ての多い気がする。ミャンマーもだったし(若者向けの既製服も最近は増えたみたいなんでどうか分からんけど少なくとも2011年当時は既製服も直しを入れる人が多いとのことだった)、香港もフルオーダーじゃないにしろ市場で売ってるやっすいTシャツとかでもミシンのある露店で丈や身幅のお直し入れてる人多かった。身体に合ってるとすごくよく見えるからね、この習慣はいいと思うのね。日本だと安い服にお直し入れるとお直し代の方が高くなっちゃうからなあ。
その点でベトナム旅行ついでに洋服のオーダーメイドはおすすめです。
生地もたくさんあってセンスも良くて英語が(時に日本語も)通じて……と言うお店だとやたら安くはありません。感覚的には「日本で同じくらいの品質の既製服を購入する値段」で、オーダーの服が買える感じです。そんなお店の中でも多少値段に幅があるようですが、それはそのまま仕上がりの品質に反映されるのではないかな、と思います。
事前にいろんなひとのブログや口コミを見て、わたしはホテルからは少し離れるのですが、「chi chi tailor(チチテイラー)」に目星をつけていました。日本語スタッフがいると言うのももちろん少なからず選択に影響しています。やっぱり身に着けるものだから、細々コミュニケーション取れた方がいいし。それとお値段が口コミを比較すると他より少し高かったのですが、縫製が残念だったとかのコメントがなかったので。
近くまでやってきました。このあたりガイドブックに載っているような雑貨屋が他にもあるので、どこからどう見てもザ・ツーリストでございのわたしが歩いていると、バイタクのおいちゃんが「ザッカ!ザッカ!」(雑貨ではなく店名/ZAKKA)など、探していなくても指差して教えてくれます。

それでいて、こぎれいな雑貨屋のすぐ近くで天秤でものを売る女性とか座り込んで井戸端会議するおじさんおばさんとかおよそツーリスティックではない風景もいっしょに展開されていて、いいねいいねこういうごちゃごちゃ感〜とか思うわたしです。
目指すチチテイラーは、建物と建物の間のほっそい路地そ少し入ったところにありました。ホントにこっち?とちょっと不安になれましたよ。店に入るとすぐに日本語を話せるおねいさんが接客についてくれました。がっつり何を作るの?と言う感じで、冷やかしは通じそうにありません。
今回、わたしはユニクロで買ってお気に入りながらそこはユニクロ故耐久性に難があってボロボロになっているシャツのコピーと、ワンピースを1−2着作るつもりで来ました。
それを伝えて、持参したユニクロシャツを見せる。生地はコットンがよかったのですが、地模様のコットンは少なくてあまり選択肢がなく、すぐに決まる。サイズも折角なので合わせることにしました。
ワンピースは自分で雑誌の切抜きなども用意していたのですが、カタログがある!と言うので見せてもらったら、なんと驚きそれは「日本のファッション雑誌のスクラップブック」でした。うわお。
そしてよく見ると、裏側に細かく縫製の注意点などがメモってあるようで、これは持参したものよりこの中から選ぶほうが安全だなと判断しました。しばらくどうしようかな〜とページを繰っていたのですが、ハッと天啓がひらめきました。
「胸の開いた服」を作ろう!!
わたしは胸がありません。イヤ首の下で腹の上辺りにあるにはあるんですけど、厚みと弾力に欠ける仕様に生まれついてしまいました。コーヒーを飲むと胸が小さくなるなんて話を先日ネットで見かけましたが、そうするとわたしの場合、今後胸がえぐれる心配をしなければなりません。故に首周りの開きが合わない服が多くて、一歩間違えるとガバッと誰もうれしくないサービス全開状態になってしまうのです。
と言うわけで、普段着れないちょっぴりセクシー路線☆のワンピースを作ることにしました。体型的に似合わない服って好まなくなってしまうと思うのですが、そもそもそれは似合わないからであって身体にちゃんと合えば気に入るんじゃないでしょうか、と言う目論見です。
カタログと言う名のスクラップブックから、カシュクールのサテン生地のワンピースと、それからストラップのついたミニワンピースを選びました。それとどうしても気になったので、胸の開いてないやつもひとつ。これだけ雑誌の切抜きではなく、誰かがオーダーした完成品を写真に収めたものでした。
生地選びもおねいさんが的確にアドバイスしてくれて、シルクも勧めてくれたんだけど扱いが面倒そうなので化繊とコットンで。生地選びが終わるとてきぱきと採寸。洋服のデザインにあわせて細々といろんなところを測ってくれました。それからやや不安はあったものの、時間がないと言うことで帰国日に仕上がり品をホテルに届けてもらうということになりました。
わたしの場合、デザインと生地選び以外はおねいさんに任せて1−2時間ってとこだったので、オーダーに行く場合は時間はゆっくりみておいたほうがいいと思います。
作ったものの写真とか、細かいところは別のエントリー(「ホーチミンでオーダーメイド(2013/02)」)にまとめてありますので、よろしければそちらでどうぞ。
生地選びとかうまくいって結構いい感じに出来たと思うのね〜。カシュクールのワンピースは今まで絶対着なかったデザインなんだけど、ジャケットとか合わせると仕事にも使えて非常に便利。
で、その後折角ここまできたので、近くの雑貨屋にも入りました。刺繍のお店。
ここは日本人の方が経営されているそうで、そういう感じのセンスの良さでした。巾着袋をお買い上げ。色あわせがすんごくかわいいけど刺繍の面積が狭いのでそんなに高くなかったです。
ここのものは全部手刺繍だそうで。そういうこだわりも日本人っぽいですな。
このへんで1台の車に乗り合わせてお買物を楽しんでいる日本人のおばさま方を見掛けました。雑誌に載っているお店とか意外とバラバラしているので、必ずそういうところに行きたい人は便利かもしれんです。距離は近くても暑いので歩くとホントしんどい(経験談)。
雑誌に載ってるお店にこだわらないのであれば、ドンコイ通り沿いに雑貨屋はひしめいています。
お次は、ベトナムのデパートに行ってみようと思います。
暑い中トボトボと歩いて国営百貨店へ。そうこちらのデパート国営なのです。
ホテルに向かって引き返す方向になります。こんなことになっていたのですぐに分かりました。
このオメデタイ感じは平常営業ではなく旧正月仕様なのだと思います。
こちらのデパート、ご当地的に高級な日用品の他に、民芸品なども扱っておりまたテナントとしてスーパーも入っているので旅行者にも人気の場所です。わたしもそれ目当てでやってまいりました。また、民芸品などのお土産品は定価販売ではないものの、店員さんにそこまでガッツがなくボッタくられることもなく相場の確認や品数が多いのでどんなものがあるのかゆるゆる見ることが出来るときいてやってきました。そしてセンスを問わなければ同じようなものがおしゃれ雑貨店よりお得に購入できるとも。まあそこはデザイン分仕方がないかと。ともかくボッタくられないときいてやってきました。大事な事なので2回言いました。
1階はやや田舎くさい感じを出しながらも、化粧品やジュエリーのカウンターがありデパート感がありました。しかし、民芸品コーナーを目指してエスカレーターを上がるごとにフロアの混沌感は増していき、デパートと言うより田舎の中心地にある古いSCみたいな雰囲気を醸し出してきました(*)。
さて目指す民芸小物っぽいものが集合しているフロアに辿り着きましたので、まずはだらだらっと……
何をお探しですか!?
オイオイオイオイなんか熱心そうなアオザイねーちゃん来ちゃったんだけど!
じゃすとるっきんぐとかヘラヘラかわそうとするも、もうおまえはわたしのおともだちか!と言う距離感でびっちりマークされています。えええええなんか思ってたのと違う……。
この状態で何かを手に取ったらそれはもう即買うとみなされます。
おいそれと品物を手に取ることもできません。その間にもあれはこれはそれはといろいろなものを勧めまくるねーちゃん。特に水牛の角で出来たという小さなスプーンをやたら熱心に勧める。ライターで炙って見せて曲がらない!溶けない!本物!!と力説。ちょっと欲しいかなと思ったので試しに値段を聞いてみたら、200,000ドン。ひとつ500円しちゃいます。小さじなのに。有り得なくもないかもしれないけど、もう今までのねーちゃんの態度でわたしの危機感はMAXです。
このままではボラれる!!!
ちょっと高いよと主張したら150,000ドンだってさ。取り敢えず試しに100,000ドンでは?と言ってみたらokだってさ。
……ほほう、倍の値段をふっかけましたか?
ぜんぜんボッタくってんじゃん!それでいいのか国営百貨店!!
ちなみに後でおしゃれ雑貨店で似たようなものがひとつ50,000ドンくらいで売られていたので半額くらいで適正価格だったみたいです。完全に市場並のボッタクリ度合いです。ひどいです。
その後、うっかりノンラー型のマグネットを手にとってしまい、まだ買うと決めていなかったのにねーちゃんが台紙からバリバリとひきはがしてしまいました。まあマグネットは母の土産にいつも買うのでいいんですけどね。
で、これまた半額まで値切って、さっきのスプーンと合わせて精算したんですが……
で、これまた半額まで値切って、さっきのスプーンと合わせて精算したんですが……
マグネット2つで100,000ドンって高いから!!
ひとつ250円のマグネットとかどうよ!?ねーちゃんにしてやられてしまいました。と言うよりわたしがバカなのか。機械的に半額まで値切ったからok!とか思ってしまいました。
なお、同じものがこちらも国営と思われる中央郵便局の土産物売り場にあるのを後日発見しましたが、なんとおひとつ15,000ドンととってもお買い得でした。
モノはふたつとも割と気に入っているのですが、ボラれたかと思うとたいへん悔いが残ります。
国営百貨店の民芸品売り場は、市場とかの値切り交渉がお好きな方にはおすすめですが、そうでない場合にはボッタクられるし、普通に値切ったのではお洒落雑貨屋価格止まりなので、それだったら最初からお洒落雑貨屋で買物すればいいと思います……。
とか言いつつ、別のテナント?で追加購入。
エスカレーター脇で刺繍の小物ばかりを売っていたところで買いました。
すんごい安っぽいんだけどなんかかわいくて。お値段を尋ねたら12,000ドンだって。60円!?ならいっかと値切らずに、しかも珍しく大量購入。職場の○○さんと、おばあちゃんと、お母さんと……みたいな。この袋に小物を少し入れてお土産にしたりしてみました。
ここのおばちゃんは押し売りしなくて、それでいてわたしがひとつひとつ色柄違うので、低い棚の前でしゃがんで品定めをしていたら椅子を勧めてくれたりとかなり親切でした。こういうひとのいるお店なら気負わず買物できるかも。
奥にファブリックばかり集めたコーナーなどもありましたが、やり手ババアが出現しそうな雰囲気たっぷりだったので、断念してスーパーのあるフロアへ移動。
スーパーは入口にしょっぼい簡単に扉を破壊できそうなロッカーがあるので、大きな荷物はここに預けなければなりません。最初から大きなバッグは持ってこないか、貴重品だけ別にできる小さい袋なんかを持っておくといいと思います。
食品のお土産なんかは種類もたくさんあってよかったです。そんなに高くなかったし。
きれいな箱に入った焼き菓子でも100円〜200円くらいでした。ドリアン味を買ってウケ狙いで会社に持っていきましたが……すごかったです。意外と食べたそのときは臭くないよ?むしろおいしいんじゃない?って感じでしたが、向こう半日腹のそこから湧き上がる腐臭に悩まされました。
緑豆で作ったらくがんみたいなお菓子はもさもさしてましたが、箱がかわいいしきなこみたいな素朴な味で意外と好評でした。個包装になっていて分けやすかったし。
あと、いいにおいのするウエットティッシュなんかもお土産に。さっきの袋に入れて渡してみたりして。化粧品もちょこちょこ買ってみました。スキンフードを意識しまくったスキンフードと言うメーカーのフェイスパックとかあるし……(またそれを買っちゃうし)。
これらに滞在中に飲もうと思って買ったパックのジュースなんかを合わせて984,400ドンでした。
客層はどうだろうな、観光客が多いけど、地元の裕福っぽい人も結構いました。買ってるものが日用品オンリーだったので地元の方と判断しただけなんですが。
今回普通の買い物してないから果たしてここが高いのか安いのか、正確には分からないんだけどたぶん高いんだろうな。と言うか高いものを置いてるんだろうな。
荷物も増えちゃったし、疲れたので一度ホテルへ戻って休憩です。
*田舎の郊外には今やだいたいピカピカの大型のSCがある今日この頃なので「田舎の中心地の古いSC」と表現してみました。そりゃあこのデパートがデパートとして受け入れられている場所にイオンなんか出来た日には阿鼻叫喚でしょうなあと2015年イオン進出のニュースを見ながら思ったものです。イオンは少し郊外みたいですね。わたしが訪れたときにも、中心地に新しいSCがいくつか工事中ではありました。
「カテゴリー:残念な世界の名所」とは!
別に一般的に⚪︎⚪︎って大したことないよね〜とか言う話題ではなく、修学旅行(小学校)に行っては台風に見舞われ、林間学校に行っては雨で登山が中止になり、修学旅行(高校)に行ってはブルーシートのかかったシンデレラ城を目の当たりにするなど、わたくしが鉄壁の不運を持つ故に遭遇した「本来残念でないはずの世界の名所の残念な状態」をご紹介するものです。
2009年、それはわたしの初めての海外旅行でした。
行き先はその昔、ミス⚪︎リーハ⚪︎ターや吉⚪︎先生やイ⚪︎ディー・ジョー⚪︎ズに憧れていたことを思い出し、カンボジアへ。もちろんアンコールワットをこの目で見ることが目的です。
そうです、並々ならぬ憧れを抱いてわたしはカンボジアの地を踏んだのです。
アンコールワットは他のヒンドゥー教寺院とは異なり、その正門を西側に開いています。これはこの寺院が当時の王様の墓所や葬儀のために作られたためではないかと言われています。
外堀に渡された参道を通り、第一回廊を抜けるとそこには堂々とした主構造物の姿が……
ハイ、ブルーシートォ!!!
イヤ、グリーンだけどね!まあそんなことはどうでもよくてね!
ほんのちょっとやんって思うでしょ!?でもこれ正面なんですよ。水面に鏡合わせに映る姿がそれはもう完成された絵画のように美しいビューポイントなんですよ。もう子供の頃からの憧れの場所だったんですよ。ガッカリするに決まってんじゃん!!
脳裏には遠くまだわたしが女子高生だったときに見たシンデレラ城(ディズニーランド)の姿が過ぎりました……。
なお、この後に参加したサンセットツアー(曇り)・サンライズツアー(土砂降り)でもいかんなく運の悪さを発揮した思い出深い初海外旅行でした。
別に一般的に⚪︎⚪︎って大したことないよね〜とか言う話題ではなく、修学旅行(小学校)に行っては台風に見舞われ、林間学校に行っては雨で登山が中止になり、修学旅行(高校)に行ってはブルーシートのかかったシンデレラ城を目の当たりにするなど、わたくしが鉄壁の不運を持つ故に遭遇した「本来残念でないはずの世界の名所の残念な状態」をご紹介するものです。
2009年、それはわたしの初めての海外旅行でした。
行き先はその昔、ミス⚪︎リーハ⚪︎ターや吉⚪︎先生やイ⚪︎ディー・ジョー⚪︎ズに憧れていたことを思い出し、カンボジアへ。もちろんアンコールワットをこの目で見ることが目的です。
そうです、並々ならぬ憧れを抱いてわたしはカンボジアの地を踏んだのです。
アンコールワットは他のヒンドゥー教寺院とは異なり、その正門を西側に開いています。これはこの寺院が当時の王様の墓所や葬儀のために作られたためではないかと言われています。
外堀に渡された参道を通り、第一回廊を抜けるとそこには堂々とした主構造物の姿が……
ハイ、ブルーシートォ!!!
イヤ、グリーンだけどね!まあそんなことはどうでもよくてね!
ほんのちょっとやんって思うでしょ!?でもこれ正面なんですよ。水面に鏡合わせに映る姿がそれはもう完成された絵画のように美しいビューポイントなんですよ。もう子供の頃からの憧れの場所だったんですよ。ガッカリするに決まってんじゃん!!
脳裏には遠くまだわたしが女子高生だったときに見たシンデレラ城(ディズニーランド)の姿が過ぎりました……。
なお、この後に参加したサンセットツアー(曇り)・サンライズツアー(土砂降り)でもいかんなく運の悪さを発揮した思い出深い初海外旅行でした。
「カテゴリー:残念な世界の名所」とは!
別に一般的に⚪︎⚪︎って大したことないよね〜とか言う話題ではなく、修学旅行(小学校)に行っては台風に見舞われ、林間学校に行っては雨で登山が中止になり、修学旅行(高校)に行ってはブルーシートのかかったシンデレラ城を目の当たりにするなど、わたくしが鉄壁の不運を持つ故に遭遇した「本来残念でないはずの世界の名所の残念な状態」をご紹介するものです。
初海外旅行から調子をこいて、2010年7月、初めて友人と訪れる旅先としてシンガポールを選んだわたしです。グルメにショッピングと女子ぶったババアにうれしいポイント目白押し!
イヤね、マーライオンなんかね、そんな楽しみにしてたワケじゃないんですよ?別に伝統もへったくれもない元祖ユルキャラみたいなもんですしね?でもやっぱり来たからには見ておきたいじゃない?あわよくばマーライオンにかぶって自分の口から水出てるふうの写真撮ったりとかしたいじゃない?
マーライオンはシャワーを浴びているよ!
(ってホントに書いてある。)
知ったことかァァァァ!大したことないと思っていた相手にむしろ自分が相手にされていなかったこの屈辱たるやお分かりいただけるでしょうか!
ブルーシートの向こうにうっすらとやつのシルエットが見えます。シャワーを浴びてるよ⭐︎とか要らんユーモアです。なお、個人的にこう言った何らかの細工が施されたブルーシートを「高度な配慮のなされたブルーシート」と呼んでいます。
どうやら独立記念日の式典に向けてクリーニングシャワー中だったようです。なお、大きなマーライオンを見られなかったときのためなのか、公園内に小さなマーライオンが控えています。
別に一般的に⚪︎⚪︎って大したことないよね〜とか言う話題ではなく、修学旅行(小学校)に行っては台風に見舞われ、林間学校に行っては雨で登山が中止になり、修学旅行(高校)に行ってはブルーシートのかかったシンデレラ城を目の当たりにするなど、わたくしが鉄壁の不運を持つ故に遭遇した「本来残念でないはずの世界の名所の残念な状態」をご紹介するものです。
初海外旅行から調子をこいて、2010年7月、初めて友人と訪れる旅先としてシンガポールを選んだわたしです。グルメにショッピングと女子
イヤね、マーライオンなんかね、そんな楽しみにしてたワケじゃないんですよ?別に伝統もへったくれもない元祖ユルキャラみたいなもんですしね?でもやっぱり来たからには見ておきたいじゃない?あわよくばマーライオンにかぶって自分の口から水出てるふうの写真撮ったりとかしたいじゃない?
マーライオンはシャワーを浴びているよ!
(ってホントに書いてある。)
知ったことかァァァァ!大したことないと思っていた相手にむしろ自分が相手にされていなかったこの屈辱たるやお分かりいただけるでしょうか!
ブルーシートの向こうにうっすらとやつのシルエットが見えます。シャワーを浴びてるよ⭐︎とか要らんユーモアです。なお、個人的にこう言った何らかの細工が施されたブルーシートを「高度な配慮のなされたブルーシート」と呼んでいます。
どうやら独立記念日の式典に向けて
街歩き午前の部、終了していったんホテルへ。と言ってももう2時過ぎちゃってますけどね!
でもこれで予定通りなのです。ホーチミンへ行ってブログを書いている日本人の3−4割くらいが行っている(注:K子の独断と偏見による数字です)クアン94へごはんを食べに行こうと言う予定なのですが、なにせ人気のお店だそうなので、ひとりもののわたしはピーク時間帯を外して食べに行こうという作戦なのです。相席とか苦手だし。
さてこのクアン94ですが、少しドンコイ通りからは外れるのでタクシーを使う必要があります。そしてタクシーで行くほどの何があるかと言うとみんな大好きカニさんを扱う食堂なのです。カニさんがお得にたらふく食べられると言うことで、ガイドブックや口コミサイトやブログに紹介されているのです。これは行かねば(力いっぱい)!
しかし、ボラれることもあると言うホーチミンのタクシー、一応この会社だとボラれない・この会社は評判悪いなどネットで調べてはいましたが、ここは用心に越したことはありません。折角ホテルから乗るので、ホテルでタクシーを呼んで貰いましょう。
ロビーでボサッとしてるベルのにーちゃんに、クアン94の写真を見せてここに行きたいのでタクシーを呼んでくださいなとお願いしたら、外に出て行ってなんかそこで車停めて昼寝しているおっちゃんに声掛けました。
……サイゴンツーリストではありませんか。
(めっちゃ評判悪い)
おいおいコレ大丈夫なの?
(コレが悪名高き銀色のボディだ!)
ものすごく不安になったのですが、呼んでもらったわけだし乗らないわけにもと言うところもあり、ホテルの人が呼んだんだから大丈夫なんじゃね?と自分に言い聞かせて乗り込みました。
結果から言うと、おもくそボッタくられました。
あらついお下品な言葉がオホホホホ。
タクシーが走り出すなり、メーターと窓の外を交互にガン見していましたが、取り敢えず変な回り道をしたりメーターが異常な回り方をしている様子はありません。だだだだ大丈夫かな!?10分弱でクアン94と書かれた看板のあるお店に到着。
うん。でもコレネットで偽物って言われてたお店だ。(*)
まあいい。本物は偽物のすぐ近くらしいし。なんかお店の人がドアを開けてくれる勢いで出迎えてくれているけど知らん。85,000ドンとな。
10万ドンを渡しておつりを待っていると、おっちゃん更に手を出す。細かいのがないのか?と思って、5,000ドン紙幣を追加で渡すと、
お金が足りない
と言い出した。……ハァ!?意味が分からないのでどういうことだか問いただすと、
10,000ドンしか受け取っていない
と言い出しやがった。そうきたか。そうきましたか。フハハハハ……くそう油断した!
そこからはもう片言英語VS超訛り英語で、100,000ドン渡した!イヤ10,000ドンだ!の不毛な言い争いですよ。おっちゃんはわたしが殊の外粘るので、車を店の前から移動させました。そしてバトル再開!
つってもわんはんどれっど!てん!しか言ってないですけど!
一瞬本当にわたしの勘違いか……?と思ったけど、途中でそれアンタ今持ってたのわたしが渡した100,000ドンじゃん!的なことをなんとか言ったら、これは最初から持ってたやつ!とか言いつつこそこそ隠してたので、やっぱボッタくりだ!と確信して更に粘る。ねば……
ったけど最終的に私が根負けしました。
なんかふと気が付いたら30分くらい経っててさ……あれっ100,000ドンって幾らだっけ……500円?わたしの残業時給って1,200円くらいはあったよな……
ああコレ無駄な時間だ。
そんなワケで無言で残り70,000ドン払って降りました。おっちゃんがすごい満足げなツラをしていたのが激しくイラッときたわ〜。悔しかったのでわざとらしくこれ見よがしに車の写真を撮ってみました。面倒なので別にどこにもチクらないんですけど。
最初の方に載せてたのはこのとき撮った写真です。ボッタくりだし個人用途ではないのでナンバープレートはマスキングしておりません。
念のため、ホテルに戻ったときに収支を合わせてみましたが、やっぱりわたしの勘違いではなくただのボッタクリでした。ベトナムでは高額紙幣には名前を書いておかないといけないようです。
ホテルで頼んでコレとかあああああ!もうなんかタクシーに乗って食堂に行くだけで一悶着起きるとか、なんてしんどい国なんだ……。疲れてるときにくるところじゃねーぞここ。
東南アジアに対する漠然とした癒しのイメージは全力で否定します。
なんかこういう風景は好きですけどね……。でもこれも癒しではないと思う。
降りたところは、ものすごい大通り沿いだったのですが、こんなちっちゃい椅子並べて道端カフェやってるおばちゃんがいました。ものすごく暑そうです。車ビュンビュン通るし。午前中とかはマシだったのかもしれないけど、まあ案の定客はゼロでした。
さてさてでは気を取り直してカニ食堂へ……アレ?シャッター閉まってる!
*クアン94のどちらが本物かという話題については諸説あるようです。わたしはベトナムナビの「交差点に近くてオレンジ色の看板の店」を本物だとする説を支持してそちらへ行くことにしていましたが、わたしが偽物だと思った「角から遠い方のお店」を本物とする説もあるようです。実際のところ、高級なレストランでもないのにタクシーから降りた客を手ぐすね引いて待ってた「角から遠い方のお店」がなんか偽物っぽいと思ってしまうわたしの心はちょっともう汚れきってしまっているようですが、実際どうなんですか?
でもこれで予定通りなのです。ホーチミンへ行ってブログを書いている日本人の3−4割くらいが行っている(注:K子の独断と偏見による数字です)クアン94へごはんを食べに行こうと言う予定なのですが、なにせ人気のお店だそうなので、ひとりもののわたしはピーク時間帯を外して食べに行こうという作戦なのです。相席とか苦手だし。
さてこのクアン94ですが、少しドンコイ通りからは外れるのでタクシーを使う必要があります。そしてタクシーで行くほどの何があるかと言うとみんな大好きカニさんを扱う食堂なのです。カニさんがお得にたらふく食べられると言うことで、ガイドブックや口コミサイトやブログに紹介されているのです。これは行かねば(力いっぱい)!
しかし、ボラれることもあると言うホーチミンのタクシー、一応この会社だとボラれない・この会社は評判悪いなどネットで調べてはいましたが、ここは用心に越したことはありません。折角ホテルから乗るので、ホテルでタクシーを呼んで貰いましょう。
ロビーでボサッとしてるベルのにーちゃんに、クアン94の写真を見せてここに行きたいのでタクシーを呼んでくださいなとお願いしたら、外に出て行ってなんかそこで車停めて昼寝しているおっちゃんに声掛けました。
……サイゴンツーリストではありませんか。
(めっちゃ評判悪い)
おいおいコレ大丈夫なの?
(コレが悪名高き銀色のボディだ!)
ものすごく不安になったのですが、呼んでもらったわけだし乗らないわけにもと言うところもあり、ホテルの人が呼んだんだから大丈夫なんじゃね?と自分に言い聞かせて乗り込みました。
結果から言うと、おもくそボッタくられました。
あらついお下品な言葉がオホホホホ。
タクシーが走り出すなり、メーターと窓の外を交互にガン見していましたが、取り敢えず変な回り道をしたりメーターが異常な回り方をしている様子はありません。だだだだ大丈夫かな!?10分弱でクアン94と書かれた看板のあるお店に到着。
うん。でもコレネットで偽物って言われてたお店だ。(*)
まあいい。本物は偽物のすぐ近くらしいし。なんかお店の人がドアを開けてくれる勢いで出迎えてくれているけど知らん。85,000ドンとな。
10万ドンを渡しておつりを待っていると、おっちゃん更に手を出す。細かいのがないのか?と思って、5,000ドン紙幣を追加で渡すと、
お金が足りない
と言い出した。……ハァ!?意味が分からないのでどういうことだか問いただすと、
10,000ドンしか受け取っていない
と言い出しやがった。そうきたか。そうきましたか。フハハハハ……くそう油断した!
そこからはもう片言英語VS超訛り英語で、100,000ドン渡した!イヤ10,000ドンだ!の不毛な言い争いですよ。おっちゃんはわたしが殊の外粘るので、車を店の前から移動させました。そしてバトル再開!
つってもわんはんどれっど!てん!しか言ってないですけど!
一瞬本当にわたしの勘違いか……?と思ったけど、途中でそれアンタ今持ってたのわたしが渡した100,000ドンじゃん!的なことをなんとか言ったら、これは最初から持ってたやつ!とか言いつつこそこそ隠してたので、やっぱボッタくりだ!と確信して更に粘る。ねば……
ったけど最終的に私が根負けしました。
なんかふと気が付いたら30分くらい経っててさ……あれっ100,000ドンって幾らだっけ……500円?わたしの残業時給って1,200円くらいはあったよな……
ああコレ無駄な時間だ。
そんなワケで無言で残り70,000ドン払って降りました。おっちゃんがすごい満足げなツラをしていたのが激しくイラッときたわ〜。悔しかったのでわざとらしくこれ見よがしに車の写真を撮ってみました。面倒なので別にどこにもチクらないんですけど。
最初の方に載せてたのはこのとき撮った写真です。ボッタくりだし個人用途ではないのでナンバープレートはマスキングしておりません。
念のため、ホテルに戻ったときに収支を合わせてみましたが、やっぱりわたしの勘違いではなくただのボッタクリでした。ベトナムでは高額紙幣には名前を書いておかないといけないようです。
ホテルで頼んでコレとかあああああ!もうなんかタクシーに乗って食堂に行くだけで一悶着起きるとか、なんてしんどい国なんだ……。疲れてるときにくるところじゃねーぞここ。
東南アジアに対する漠然とした癒しのイメージは全力で否定します。
なんかこういう風景は好きですけどね……。でもこれも癒しではないと思う。
降りたところは、ものすごい大通り沿いだったのですが、こんなちっちゃい椅子並べて道端カフェやってるおばちゃんがいました。ものすごく暑そうです。車ビュンビュン通るし。午前中とかはマシだったのかもしれないけど、まあ案の定客はゼロでした。
さてさてでは気を取り直してカニ食堂へ……アレ?シャッター閉まってる!
*クアン94のどちらが本物かという話題については諸説あるようです。わたしはベトナムナビの「交差点に近くてオレンジ色の看板の店」を本物だとする説を支持してそちらへ行くことにしていましたが、わたしが偽物だと思った「角から遠い方のお店」を本物とする説もあるようです。実際のところ、高級なレストランでもないのにタクシーから降りた客を手ぐすね引いて待ってた「角から遠い方のお店」がなんか偽物っぽいと思ってしまうわたしの心はちょっともう汚れきってしまっているようですが、実際どうなんですか?
あれっ、なんだかカニ屋(わたしが本物だと信じている方)はシャッターがはんぶんくらい閉まってします。……観光名所に留まらずカニ屋にまで裏切られるのでしょうか?(*)
ボラれながらやってきたと言うのにあまりにひどい仕打ちです。一瞬荒れようかと思いましたが、表に人が出てきたのでちょっときいてみたら、5時くらいに開けるらしいです。どうやら昼夜通し営業ではない様子。そんなの書いてなかったー!偽物(仮)は昼夜通し営業だったのでそのへん情報が混ざっているのか、或いはまあ、東南アジアなんてバス会社のWebサイトに記載されてるバスがなかったりするわけで、突然営業時間が変わることもありましょう。
現在、3時過ぎ。二時間かあ……。またタクシーで行ったり来たりするのもアホくさいし、まださっきのボッタクリから立ち直ってないし、歩いて戻るのはしんどい距離だし、そこらをウロウロしてみるしかないようです。
とは言え……
夕方が近づいて交通量が増してきておりこんな状態なので、実質ホーチミン初日のわたしには道路を横断するのはハードルが高そうです。でも結果的に渡りましたけど。あーうん意外となんとかなるって言うか、噂通りバイクが避けてくれる感じです。この写真で言うと、このバイクが停まっている通りはまだ細い方で、横の通りの方がもっと交通量多いです。
ホーチミンの場合は少ないながらも信号があるらしいので、まだ渡りやすいようです。と言うのは信号のリズムで、信号のない場所でも多少交通量が減るタイミングがあるみたいなんですね。でも完全に車やバイクが途切れることはないので、渡り初め数メートルの安全が確保されたら取り敢えず渡り始めます。このとき大事なのは、決して走ったりしてはならないと言うことです。緩急なく渡り始めたのと同じ速度で渡り切りましょう。そうすると、歩く方向と速度からバイクが横断者の進路を予測し避けたり避けられない場合はスピードを緩めてくれます。どんなにバイクが迫ろうと焦ってはいけません。急に走ると、更に先にいるバイクに轢かれます。
……以上、ホーチミンの歩き方(誰かの聞きかじり)でした。
二・三度実践するとコツが分かり、割とすごい大きい道路でも渡れるようになりました。(*)
ケンタッキーでもマクドナルドでもサブウェイでもなくロッテリアがあるのが意外でした。食べ物屋も洋服屋もこういうこぎれいなお店と昔ながらのお店が混在していて、適度に道路なんかも大きいのにゴミゴミしていて、ドンコイ通り周辺とはちょっと違うローカル感があります。
これ、ロッテリアの向かいの角ですからね。
ロッテリアとの価格差は分からんですけれども。あとは価格問題だけではないかもしれないし。なんかロッテリアとかご当地的におしゃれスポットの香りがしたので、パジャマ?普段着?みたいなおっちゃんやおばちゃんがあそこに入っていくのは、他所者のわたしにも想像がつきません。
写真を撮りながらブラブラと。
日が当たると暑いのですが、意外に日陰は爽やかでいい風があります。ので、こんな感じでみなさま井戸端会議など。この写真のところなんて路上カフェもないし、どっからその椅子出してきた。おっちゃんたち仕事は……。
路上カフェといえば、この暇な時間こそ路上カフェにトライするいい機会ではないですか?わたしもああいうプラスチックの椅子に座って茶ァしばいてみたいです!台北とヤンゴンでは憧れを持ちつつもやらずじまいだったので今日こそ!
さっきの路上カフェは日当たり的にあまりに無謀なロケーションだったのですが、少し歩いたらすぐに別の路上カフェが見つかりました。
早速、おばちゃんにコーヒーを要求!
……したけど、おばちゃんは英語が分からずわたしはベトナム語が分からず一瞬気まずい沈黙が流れたのですが、おばちゃんが近くの椅子とテーブルに陣取っていた家族連れから小学校中学年くらいの女の子に声を掛け、その女の子が英語を話したため無事コーヒーを買うことに成功しました。
女の子は妙に大人びた顔で、旅行なの?そう、楽しんでね〜とか話してました。この年頃の女子がこまっしゃくれているのは万国共通なのでしょうか。
一方おばちゃんは、女の子を通して写真を撮ってもいいか?と尋ねると許可してくれたのですが、すごくはにかんでてとてもかわいかったです。あんまりにもかわいかったのでいっしょに写真も撮ってもらいました。
パフォーマンスつきで収まってくれました。しかしわたしのコーヒーには練乳入ってねえぞ!さっき女の子になんかきかれてたのテキトーに答えてたんだけど、それで練乳なしになっちゃったんだろうな!
お代は7,000ドンでした。やっす!(=50円以下)
あっつい濃いめのベトナムコーヒーを入れてくれて、それを氷の入った容器にイン、あとは溶かして飲んでねってことらしいです。そして既にこの写真でお気づきかもしれませんが……
持ち帰り仕様にされてしまいました。
イヤこれはこれでなんかちょっと面白いんですけど(ピカ●ュウだー!200%ノンライセンスだー!)わたしはそこのプラスチックの椅子に腰掛けたかったんですけど!しかもなんかはばないすでー!とか言われてるし!コレなんか立ち去る流れですね!?
しょうがないのでコーヒーの容器をモミモミしながら(氷がなかなか溶けない)、更にブラブラします。しかし「Oishi」(=おいしい)と言う日本語はなにかメジャーなのでしょうか。これは商品名?企業名?マカオや台北では日本語で「おいしい」って書かれた皿(*)とかあったし。


向かいの細い通りなんかが気になるので、道路を渡ってみます。

この本屋さんは新刊屋なのかなあ古雑誌屋なのかなあ。ELLEとかおしゃれ雑誌もありますよアピールしてます。そういやこれはどっか別の国なのかELLEベトナム的なものがあるのか……よく見ておけばよかったな。
だいぶブラブラした気がしますが、カニ屋を中心に半径数百メートル範囲でしか動いていないので、まだ4時半くらいです。はっきり5時と言われたわけではないのでちょっと行ってみましょうか。
*わたしの運が悪いため、今まで数々の観光名所の残念なところに遭遇しています。(「ブルーシートのかかった世界の名所シリーズ」)
*後の話ですが、圧倒的に交通量の少ないホイアンの方が渡りにくかったです。待っててもなかなか道路渡りきれるほど車やバイクが途切れることがないし、ホーチミンみたいに避けてくんなかったので。
ボラれながらやってきたと言うのにあまりにひどい仕打ちです。一瞬荒れようかと思いましたが、表に人が出てきたのでちょっときいてみたら、5時くらいに開けるらしいです。どうやら昼夜通し営業ではない様子。そんなの書いてなかったー!偽物(仮)は昼夜通し営業だったのでそのへん情報が混ざっているのか、或いはまあ、東南アジアなんてバス会社のWebサイトに記載されてるバスがなかったりするわけで、突然営業時間が変わることもありましょう。
現在、3時過ぎ。二時間かあ……。またタクシーで行ったり来たりするのもアホくさいし、まださっきのボッタクリから立ち直ってないし、歩いて戻るのはしんどい距離だし、そこらをウロウロしてみるしかないようです。
とは言え……
夕方が近づいて交通量が増してきておりこんな状態なので、実質ホーチミン初日のわたしには道路を横断するのはハードルが高そうです。でも結果的に渡りましたけど。あーうん意外となんとかなるって言うか、噂通りバイクが避けてくれる感じです。この写真で言うと、このバイクが停まっている通りはまだ細い方で、横の通りの方がもっと交通量多いです。
ホーチミンの場合は少ないながらも信号があるらしいので、まだ渡りやすいようです。と言うのは信号のリズムで、信号のない場所でも多少交通量が減るタイミングがあるみたいなんですね。でも完全に車やバイクが途切れることはないので、渡り初め数メートルの安全が確保されたら取り敢えず渡り始めます。このとき大事なのは、決して走ったりしてはならないと言うことです。緩急なく渡り始めたのと同じ速度で渡り切りましょう。そうすると、歩く方向と速度からバイクが横断者の進路を予測し避けたり避けられない場合はスピードを緩めてくれます。どんなにバイクが迫ろうと焦ってはいけません。急に走ると、更に先にいるバイクに轢かれます。
……以上、ホーチミンの歩き方(誰かの聞きかじり)でした。
二・三度実践するとコツが分かり、割とすごい大きい道路でも渡れるようになりました。(*)
ケンタッキーでもマクドナルドでもサブウェイでもなくロッテリアがあるのが意外でした。食べ物屋も洋服屋もこういうこぎれいなお店と昔ながらのお店が混在していて、適度に道路なんかも大きいのにゴミゴミしていて、ドンコイ通り周辺とはちょっと違うローカル感があります。
これ、ロッテリアの向かいの角ですからね。
ロッテリアとの価格差は分からんですけれども。あとは価格問題だけではないかもしれないし。なんかロッテリアとかご当地的におしゃれスポットの香りがしたので、パジャマ?普段着?みたいなおっちゃんやおばちゃんがあそこに入っていくのは、他所者のわたしにも想像がつきません。
写真を撮りながらブラブラと。
日が当たると暑いのですが、意外に日陰は爽やかでいい風があります。ので、こんな感じでみなさま井戸端会議など。この写真のところなんて路上カフェもないし、どっからその椅子出してきた。おっちゃんたち仕事は……。
路上カフェといえば、この暇な時間こそ路上カフェにトライするいい機会ではないですか?わたしもああいうプラスチックの椅子に座って茶ァしばいてみたいです!台北とヤンゴンでは憧れを持ちつつもやらずじまいだったので今日こそ!
さっきの路上カフェは日当たり的にあまりに無謀なロケーションだったのですが、少し歩いたらすぐに別の路上カフェが見つかりました。
早速、おばちゃんにコーヒーを要求!
……したけど、おばちゃんは英語が分からずわたしはベトナム語が分からず一瞬気まずい沈黙が流れたのですが、おばちゃんが近くの椅子とテーブルに陣取っていた家族連れから小学校中学年くらいの女の子に声を掛け、その女の子が英語を話したため無事コーヒーを買うことに成功しました。
女の子は妙に大人びた顔で、旅行なの?そう、楽しんでね〜とか話してました。この年頃の女子がこまっしゃくれているのは万国共通なのでしょうか。
一方おばちゃんは、女の子を通して写真を撮ってもいいか?と尋ねると許可してくれたのですが、すごくはにかんでてとてもかわいかったです。あんまりにもかわいかったのでいっしょに写真も撮ってもらいました。
パフォーマンスつきで収まってくれました。しかしわたしのコーヒーには練乳入ってねえぞ!さっき女の子になんかきかれてたのテキトーに答えてたんだけど、それで練乳なしになっちゃったんだろうな!
お代は7,000ドンでした。やっす!(=50円以下)
あっつい濃いめのベトナムコーヒーを入れてくれて、それを氷の入った容器にイン、あとは溶かして飲んでねってことらしいです。そして既にこの写真でお気づきかもしれませんが……
持ち帰り仕様にされてしまいました。
イヤこれはこれでなんかちょっと面白いんですけど(ピカ●ュウだー!200%ノンライセンスだー!)わたしはそこのプラスチックの椅子に腰掛けたかったんですけど!しかもなんかはばないすでー!とか言われてるし!コレなんか立ち去る流れですね!?
しょうがないのでコーヒーの容器をモミモミしながら(氷がなかなか溶けない)、更にブラブラします。しかし「Oishi」(=おいしい)と言う日本語はなにかメジャーなのでしょうか。これは商品名?企業名?マカオや台北では日本語で「おいしい」って書かれた皿(*)とかあったし。
向かいの細い通りなんかが気になるので、道路を渡ってみます。
この本屋さんは新刊屋なのかなあ古雑誌屋なのかなあ。ELLEとかおしゃれ雑誌もありますよアピールしてます。そういやこれはどっか別の国なのかELLEベトナム的なものがあるのか……よく見ておけばよかったな。
だいぶブラブラした気がしますが、カニ屋を中心に半径数百メートル範囲でしか動いていないので、まだ4時半くらいです。はっきり5時と言われたわけではないのでちょっと行ってみましょうか。
*わたしの運が悪いため、今まで数々の観光名所の残念なところに遭遇しています。(「ブルーシートのかかった世界の名所シリーズ」)
*後の話ですが、圧倒的に交通量の少ないホイアンの方が渡りにくかったです。待っててもなかなか道路渡りきれるほど車やバイクが途切れることがないし、ホーチミンみたいに避けてくんなかったので。
*おいしいって書かれた皿はこちらでご覧いただけます。台北とマカオ、近いとは言え異なる国で同じ模様の謎の皿に遭遇したのはなかなか不思議な感じでした。
じゃん。入店できました。なかなか趣のある店内です。イイネイイネ!時刻は16時半。
17時開店との事でしたが、こういうアバウトさは歓迎します。
いちばんのりかと思いきや既に欧米系の中年男性がひとり。偏見ですがこういうところで食事をする欧米系の人って珍しい気がします。そんなお金なさそうなバックパッカーっぽいひとでもイタリアンとか食ってたりする勝手な印象。加えて中年でひとりでしかも襟付きシャツにスラックスとかそれなりにパリッとした格好でありながら身軽な様子だったので駐在さんかな?とか。
昭和レトロ感の漂う店内に妙な居心地の良さを覚えながらメニューを見ます。英語表記に写真もあるので分かりやすい。写真は普通にお店の人が撮ったような感じでした。
ひとりなので食べられる量には限界があります。悩んだ末、揚げ春巻きとカニチャーハンを頼みました。ソフトシェルクラブも食べたいなあと思いつつ。なお地元のベトナム料理屋のソフトシェルクラブのカレー炒めは絶品です大好きです(*)。あとはお決まりの……
こちらです。おビールたん。
氷はよくないって言うなあと思いつつ、より冷たいおビールたんの誘惑には勝てず、大して迷うことなく氷の入ったグラスに中身をあけました。まあ隣のおっちゃんも飲んでるし大丈夫でしょう。
暑い中、歩き回ったカラダに染み渡ります。生きてるってスバラシイネ!
なおこの昭和レトロ感漂う食堂の衛生レベルについてですが、まあわたしは平気……と言うくらい。
実際きれいに見えるところでもここくらいのところあるとは思うんですけど、つけあわせに出てきた生野菜が洗った水でビタビタだったり(これは隣のおっちゃんをチェックすると食べる前に床に向かって水を払い落としていたのでそれに倣う。床はコンクリート打ちっぱなしなので水は落としても気にならない。)、これまたつけあわせの蒸した米麺の間をアリさんがいっぴき歩き回っていたりとか(そっとつまんでこれも床にリリース)、駄目な人は駄目だと思います。
わたしはここくらいなら大丈夫だし、しかし割ときれいめなお店に入ることが多いのは事実なので、ちょっとローカルっぽいとこ来ちゃった!とワクワクできて程良い感じです。
揚げ春巻きとつけあわせ(かなりモリモリ)ががまず来て、程なくしてチャーハンも出来上がりました。揚げ春巻きはサックサク、生野菜で米麺といっしょにくるんで食べてもおいしい!
そして中身はカニカニカニカニカニでぎっしりびっしり!!
チャーハンもパラッパラでいい具合だしこれまたカニがこれでもかと入っています。ああなんて幸せ。
揚げ春巻きとつけあわせ(かなりモリモリ)ががまず来て、程なくしてチャーハンも出来上がりました。揚げ春巻きはサックサク、生野菜で米麺といっしょにくるんで食べてもおいしい!
そして中身はカニカニカニカニカニでぎっしりびっしり!!
チャーハンもパラッパラでいい具合だしこれまたカニがこれでもかと入っています。ああなんて幸せ。
カニそのものの味で言えば日本で食べる高級で味の濃いカニさんには勝てないでしょう。しかし料理の出来が良いのとこれでもかというみっちりぎっしり感、数の暴力には敵いません。この上なく満足して食事を終えることが出来ました。
……半分しか食べられなかったけど。
予想はしてたけど多いわ!そこでベトナムでは高級店でもお持ち帰りは一般的であるという下調べをしてきていたので、テイクアウェイしたいと言いながら折りをパカパカする仕草をして、残ったチャーハンと春巻きをパックに詰めてもらいました。結構きれいに詰めてくれました。
お代は207,000ドンなり。約1,000円ですか。
イヤここたくさんの人数で来たらホントいいと思います。いろいろ頼んでさ〜、みんなでつつきながらビール飲むの〜。カニ以外にも貝とかエビとかありました。正直なところ、ひとりだとボラれたことを差し引いてもタクシー代と合わせて考えるとお得感は微妙だと思うのですが。
ただ個人的にはカニさんをたっぷり食べられて非常に満足しました。
ちなみにわたしが本物だと信じてやってきたお店の外観はこんな感じでした。
見切れているけどこの上にオレンジ色の看板があります。わたしが帰るころには賑わい始めていました。いっそ両店で同じ料理を頼んで持ち帰って食べ比べても面白いかもしんないですね。
さてさておなかもいっぱいになったのでホテルに戻りましょう……どうやって?
イヤタクシーですよそりゃタクシー。こういう場合、食べたところで呼んで貰うのが安全と言うのが常なのですが、ホテルで呼んで貰ったタクシーにボッタクられた傷もまだ癒えないわたしに今何を信じることが出来ましょう。ならば自分で止めるしかありません。
お店を出てちょっとのところで、評判がいいと言われていた会社のひとつ、マイリンタクシーが通りかかったので軽く手を振ったところ、運転手さんがにっこり笑って車を停めてくれました。取り敢えずは好感触です。乗り込んでホテルの名前を告げ、車はスタート。運転も丁寧です。今度こそ大丈夫か!?
だいたい行きと同じくらい走ってメーターは75,000ドンを指してとまりました。ぴったりでお会計。
……無事、帰還!!
やった!やったよ無事にタクシーに乗れたよ!ホテルに戻れましたよ!!
もうやだこんなことでヨロコビたくないよ!
しかし、どこか旅行するときに「タクシーに気軽に乗れるかどうか」は結構デカいですよ。迷ったり疲れたりしたときにタクシーが気軽に使えないとなると、結構プレッシャーあります。じゃあそんなとこばっか行くなよって話ですが。
*ハノイカフェと言うお店です。みかん王国にお越しの際はゼヒ!!
だいたい地球の歩き方を買ってもまず見る事のなかった「ナイトライフ」のコーナー。
ナイトライフと言ったらクラブとかクラブとかクラブのイメージしかなくて、微塵もキョーミがないと言うかマジで行っても何をして良いか分からないので(*)まず見る事のなかった「ナイト」のコーナー。
ナイトライフと言ったらクラブとかクラブとかクラブのイメージしかなくて、微塵もキョーミがないと言うかマジで行っても何をして良いか分からないので(*)まず見る事のなかった「ナイト」のコーナー。
しかし、最近「景色のきれいなバーなどでゆったり過ごす」と言うジャンルも存在する事に気付きまして。ここはひとつオトナになるべくトライするジャンルでは!?と鼻息も荒く、今回このホーチミンで「おしゃれナイトライフ」に挑む事にしたわけです。ホーチミンなら観光地だしあったかい場所だし、服装とかテキトーでも許容されるんじゃない?とかそんな打算で、日本でも行った事のないホテルのバーへ出掛けてみようと言うワケです。
……今回、☆女子旅☆が目的ですし!
(ウソクサイ)
一応、場所としてはホテルマジェスティックのブリーズスカイバーに目をつけていて。
このホテルは、ベトナム戦争の際には南側の記者などが詰めていたホテルということで、なんとなく歴史を感じてみようじゃないかと、しかし宿泊はちょっとお高くて無理なので(*)、ぜひバーには行ってみようかと。……なんか女子旅から遠ざかってんな。まあいいか。
このホテルは、ベトナム戦争の際には南側の記者などが詰めていたホテルということで、なんとなく歴史を感じてみようじゃないかと、しかし宿泊はちょっとお高くて無理なので(*)、ぜひバーには行ってみようかと。……なんか女子旅から遠ざかってんな。まあいいか。
一応、行く前にベトナム戦争とかちょっと調べましたけど、まあなんて言うか戦争って言うのはねえ……と言う新鮮味のない感想を矢張り抱くわけです。人民軍兵士に生きたまま火をつけて笑って見てたとかなんかそういうエピソードのあった南ベトナムのえらいひとの奥様は子供の頃に人民軍に家族を虐殺されていたとか(*)。そこに関わったひと個人単位で見るとどこにも正義なんてなくてなんか虚しいなあとしか言いようがないです。
しかし、それとは別にホーチミンと言う人はすごかったのねとも思いました。社会主義・共産主義を今国まとめるんだったらコレ良くね?とトレンド感のあるツールとして利用していてそこに固執するわけではなく、それが今のベトナムにも引き継がれているので、庶民に負担の大きい急な変革などなく緩やかにまあまあ発展してるんじゃないかなあと思いますのよ。
死後本人の意思に反してエンバーミングされちゃったのはちょっと切ないなと思う。自分にこだわって欲しくなかったんだと思うんだよね。でもなんとなく親しみあるキャラとして認識されてるのはなんかいいなと、こういう感じに親しまれてる偉人ってめずらしいのでは?
ただ、ベトナム戦争と関係あるかないかは別として、ベトナムの中でこう南北の対抗意識みたいなのは未だあるらしいですね。翌年ベトナムに行った両親がガイドさんと話していて感じたらしいです。
そんなワケで、カニでいっぱいの腹をホテルで落ち着けて、夜の徘徊開始です。
まずはまだ雑貨屋さんなども開いていますのでお買い物など。お店にもよるけどだいたい8−9時くらいまでは開いているので、わたしみたいに朝から徒歩でショッピングなどせず、午前はツアー観光→ホテルで休憩→夕方からショッピング、と言うのがいい過ごし方だと思います。
かわいい陶器が欲しかったので、事前に調べていたオーセンティックと言うお店へ。こいつもなんかひとんちの庭みたいな路地裏にありました。ネットで見てなかったら絶対行かない。


しかし、それとは別にホーチミンと言う人はすごかったのねとも思いました。社会主義・共産主義を今国まとめるんだったらコレ良くね?とトレンド感のあるツールとして利用していてそこに固執するわけではなく、それが今のベトナムにも引き継がれているので、庶民に負担の大きい急な変革などなく緩やかにまあまあ発展してるんじゃないかなあと思いますのよ。
死後本人の意思に反してエンバーミングされちゃったのはちょっと切ないなと思う。自分にこだわって欲しくなかったんだと思うんだよね。でもなんとなく親しみあるキャラとして認識されてるのはなんかいいなと、こういう感じに親しまれてる偉人ってめずらしいのでは?
ただ、ベトナム戦争と関係あるかないかは別として、ベトナムの中でこう南北の対抗意識みたいなのは未だあるらしいですね。翌年ベトナムに行った両親がガイドさんと話していて感じたらしいです。
そんなワケで、カニでいっぱいの腹をホテルで落ち着けて、夜の徘徊開始です。
まずはまだ雑貨屋さんなども開いていますのでお買い物など。お店にもよるけどだいたい8−9時くらいまでは開いているので、わたしみたいに朝から徒歩でショッピングなどせず、午前はツアー観光→ホテルで休憩→夕方からショッピング、と言うのがいい過ごし方だと思います。
かわいい陶器が欲しかったので、事前に調べていたオーセンティックと言うお店へ。こいつもなんかひとんちの庭みたいな路地裏にありました。ネットで見てなかったら絶対行かない。
買いに買ったりだな!
450,000ドンくらい使ってます。それでも2,000円と言えばそうなんだけど。ベトナム雑貨を買いまくってやるぜ?とか言ってたのに、言ってることが小さいです。
確か手刺繍のティーマットがひとつで150,000ドンくらいしたので、他はそんなに高くなかったです。自社工場を持っているお店だそうで、かわいいし無難でお土産とかに喜ばれそうだけれど、こうパンチには欠ける印象です。身内のお土産とかにしました。
全部ものすごい新聞紙で包んでものすごい粘着テープでぐるっぐる巻きにしてくれました。これで飛行機でも安心だね!(開けるのにも苦労したけどね!)
さてさてそれでは、目的のホテルマジェスティックへ!
なんか高級そうだああああああ。若干ビクビクしながらロビーへ。いいんだよ?ホテルのロビーはパブリックスペースだから泊まってなくたってウロウロしたっていいんだよ?(自己暗示)
なんかロビーもピカピカやあ……。挙動不審な様子をしているとまあ当然話しかけられますよね。ばばばばばバーに行きたいんですけどみたいな、そんでエレベーターに案内して貰えました。で、上がったら店内はガラーン。誰もいないのでこれまたビクビクしながらガラーンとした店内からテラスへ出ると、お客さんは殆どそっちにいました。いい風が吹いています。
食事か?と尋ねられたので違うと答えると、はしっこの眺めの良い小さいテーブルに案内して貰えました。メニューをもらってカクテルを頼む。
無事おしゃれバーで飲物を頼むと言うミッションを成し遂げました!
最初こそ慣れない場所で結構緊張していましたが、お店の人は観光客慣れしていて、しゃしゃしゃしゃ写真を撮っていただけないでしょうかとかわたしがお願いしても、もちろん!とかって撮ってくれたし、こっちに座った方が景色がいいよと何回も撮り直してくれたり親切だし、それに何より ……
この景色!
なんかブレてるけど気にしないでください!肉眼で見るサイゴン川の夜景は本当にきれいでした。
道路をひっきりなしに通るバイクの灯り、きらびやかなクルーズ船、遠くに見える新市街地の様子……そして昼間の暑さが嘘のような心地よい風。
酒の味は普段カクテルなんか飲まないのでよく分からんのですが(もっぱら日本酒かビール。頼んだのはライムと緑茶となにか甘くないお酒が入ったもので個人的にはおいしかったですが。)、きれいな景色を見ながらゆっくりできる時間というのはなかなかよかったです。
お酒がダメでもコーヒー(アレンジ系も)とかアイスクリーム(ただし翌年母親が頼んだら超てんこもりだった)とかもあるので、本当にここはオススメです。
カクテルいっぱいと税金などで172,000ドン、1,000円しませんから。付け合わせにおいしいローストアーモンドもついてきたし、サクサクつながるWiFiもありましたし。
サイゴンデッキの入場料が200,000ドンらしいので、そりゃここより高さはあるんでしょうがこっちのほうがぜんぜんいいです。
帰りに気が大きくなったので、行きは足早に通り過ぎたロビーの写真も撮る。
シャンデリアがすごいかわいくて!ちらっとしか映ってないけど、エレベーターホール入り口のところにもステンドグラスがあってすっごいかわいい。
女性のスタッフに頼んで記念写真も撮ってもらっちゃいました。
9時前のドンコイ通り。まだまだ人も車もたくさん通っていますし、通りも明るいです。
イルミネーションは旧正月に合わせてのものではないかな?と思うのですが、実際どうなのかは知りません。各ホテルの入り口などもいろいろなイルミネーションが施されていました。
ドンコイ通り沿いにはいろいろすてきな建物なんかもあります。
これは、コンチネンタルサイゴンだ!と思いながら撮った写真なんだけど、今調べると違うような……?まあこういうコロニアルな建物がたくさんあります。
コンチネンタルサイゴンは通りにびっちり面していますが、中庭とかすてきなんだそうです。
さてさてそろそろホテルに戻りますかね〜とブラブラしていたら、マサジマサジ!!とかいきなりおねーちゃんに声を掛けられました。政次?いえ、マッサージです。
確かにここでマッサージのひとつも受ければ女子旅感も増します。 おねーちゃん言うにはプライスリストから20%オフするしチップもいらない!とのこと。フットマッサージの金額を確認して、ほんとうにこれだけね?と何度も確認して、マッサージを受けることにしました。
ただし、いちどホテルに戻る。
わたしがホテルのスパとか以外でマッサージを受けるときには、
・まずはフットマッサージだけにする
・まずは貴重品は持ち込まない
・楽に歩いてホテルに戻れる場所にする
と決めていて。みっつめはまあ単にマッサージ受けた後に労力使いたくないだけなんですが。あとのふたつは安全対策。そんで様子見て自分で信頼できるお店だと思ったら、翌日以降に全身マッサージを頼んだりとか、帰国日の貴重品持ってるときにも寄ったりします。
おねーちゃんにすぐ後でくるから!と伝えて、ホテルにバタバタ戻って荷物と財布を置いて、マッサージ代+α分くらいの現金だけを持ってお出掛け。
通りを戻ってきたら、おねーさんがホントにきた!って感じでよろこんでくれました。まあ同じこと言って戻ってこなかった人もいたんだろう。断るなら普通に断ればいいと思うけど。
そのマッサージ屋は雑貨屋の二階にあり、おしゃれっぽさを出していこうと努力はしているものの、落ち着きを演出しようとしたダウン照明がかえってあやしさをかもしだしてくる感じのところでした。
店主らしい中年男性は少し日本語を話して、プライスリスト以外のお金は要らないから安心してと繰り返しました。
どんだけ安心できない=ボッタクリ店があるかと言うことですね。
ホント怖ぇなホーチミン!
おっちゃんに全身マッサージをすごく勧められましたが、フットマッサージを1時間お願いしました。それしかお金持ってきてないし。
フットマッサージはさっき階段下でたむろしていたおばちゃんが担当するようで呼ばれてきました。フットバスはありませんでしたが、あっつあつの蒸しタオルで足をあっためてきれいにしてくれてマッサージ開始。ベトナムはエステやマッサージに当たり外れがあるそうですが、このおばちゃんなかなかの腕前で当たりでした。一応キモチイイ?とかイタイ?とかきいてはくるんだけど、こっちが答えなくても微妙な反応で力加減調節してくれたし。足スッキリ〜!
1時間で189,000ドン、1,000円弱です。安い!
おばちゃんにチップも要求されなかったし、変な売り込みもありませんでした。これは明日は全身マッサージ受けにこようっと!終わったあとはあったかいお茶も出してもらえました。
朝から出歩いて夜まで楽しみ、最後はマッサージで疲れもとって、満足のいちにちでした。
ひとつだけ難があるとすれば、ホテルが異常にうるさかったことですかね……。金曜日の晩だからしょうがないのかもしれないけど、屋上にあるらしいバーから音楽と騒ぎ声が深夜まで聞こえてちょっとなかなか寝られませんでした。
え?ボッタクリ?……何ですかそれ忘れました。
*その昔「世界弾丸トラベラー」と言う女子旅番組を好んで視聴していたのですが、イビザ島の回だけはまるっきりなにひとつコレはきっとわたしは楽しくない……としか思えず。イヤ楽しい人は楽しいんだろうなあとは想像はつくんだけど、あそこに自分が混ざるのは仕事を止めて世界一周の旅に出るより想像がつかないです。
*翌年父母のベトナム旅行をアレンジするに当たり、ここのスイートが特典で空港送迎・滞在中のランチディナー各1回込み、1泊1部屋25,000円という事で熟年夫婦ののんびり海外旅行にはぜんぜんありなプライスレンジだったのでここをメールで予約しました。日本語スタッフこそいなかったけど丁寧に対応してくれて非常に居心地良かったそうです。なお父母は殆ど英語を介さないのにだいじょうぶだいじょうぶ!とか言って個人手配で送り出しました。
*なんか今検索するとうまく引っかからない上にいろいろウロ覚えなんですけど、なんかいたんですよそんなひとが……。
おはようございます。

あさごはん食べに行くのがダルかったのですが、わたしには昨日お持ち帰りをしたカニ春巻き及びカニチャーハンがあったのです!ヤッタネ!と言うワケであさごはんをモサモサ。1日経っても冷えてもサクサクパラパラでおいしゅうございました。すばらしい。
昨日は結局、昼ごはんがほぼ夕方になったため、バーでナッツをつまんで満足してしまったのでした。 遅くまでゆっくりしていればホテルの朝ごはんも食べられたかもしれませんが、今日はそうもいかないのです。何故ならお楽しみのメコンデルタツアーに参加するのです!
このツアーはホーチミンからの日帰りツアーの中でも結構人気のあるツアーだと思います。バスでメコンデルタの入り口の町ミトーまで行って、エンジンボートに乗ったり手漕ぎボートに乗ったり果樹園や何かの作業場とかを見学したりお昼を食べたりとかそんなツアー。
どんなとこを回るかどのくらいボートに乗れるかどんなものを食べられるかなどがツアー会社によって多少異なってくる感じです。わたしは日本語にしても安かったし、日本語ツアーだとホテルから集合場所までの片道送迎がつくので、TNKトラベルと言うところで日本語ツアーを申し込みました。
朝〜夕方にかけてのツアーで、キャンペーンか何かで20ドルくらいだったような?今見ると33ドルとかになってますね。
しかしこのツアーだいたい人数多いので、別に簡単な英語は分かるしっていう人なら英語ツアーでも問題ないと思います。わたしみたく話せなくても気まずくなることはなさそう。
まあそんなこんなでお迎えの時間があったので、ゆっくり寝てられなかったのです。
お迎えは時間通り、普通のタクシーに旅行会社のスタッフが付き添っていました。
わたしより先に女性二人組が乗っていて、日本とホーチミンにお店のある会社で、ホーチミン支店の人+日本から研修に来た人と言う組み合わせでした。ひとりですかー?じゃあ写真いっぱい撮ってあげますよ!楽しみですね〜とかキャッキャして、なんだか女子旅っぽい!!
昨日は何してたんですかとか言う話になって、まあしましたよね、タクシーにボッタくられた話を。どこの会社?ときかれたのでまあ話しますよねサイゴンツーリストと。
ああ、サイゴンツーリストはね……
そら言われますよね!ホテルで呼んでもらったのにサイゴンツーリストだったんですぅー!
でもその話をしたおかげで、やはり評判が良いとされている会社ならまったくではないけどボッタクリは基本ないときいて、少し安心できました。
今回、片道送迎のダイナミックツアーで空港までのアシは自分で確保しないといけないんで……。
しかし在住者にも避けられるとか、逆にサイゴンツーリストは潰れないのか要らぬ心配をしてしまいます。ベトナム人相手にはボッタくらないのかな?
ものの10分ほどでタクシーは集合場所である旅行会社のオフィス前に到着。
いろんな旅行会社といろんなツアーバスが待機しており、ちょっとした混乱状態です。


自分のツアーが呼ばれるまで待てとのことなので、付近の写真など撮ってみたり。ゴチャゴチャしてます。なんか運動会の旗みたいのもあって無駄に楽しげな雰囲気を演出しています。
このあたりは旅行会社や安宿が集中したエリアで、バンコクのカオサン通りのホーチミン版みたいなもののようです。まあカオサン通り行ったことないけど。
ここで大変残念なことが発覚しました。
さっきの女性2人組は別のツアーでした。
えー残念ですねー!楽しんでくださいねー!とか先にバスに乗る彼女らとお別れ。
代わりに判明した本日のメコンデルタツアー(日本語)のメンバーは、高齢男性(1)・大学生(2)・20代社会人男性(1)・30代後半社会人男性(1)、しかも全員ひとり旅と言うまったく華のないメンバーでした。こういうツアーってもっとこう旅慣れてない子がキャッキャしながらいくもんなんじゃないん……?なんか思ってたのと違うじゃないか!(*)
これに私を加えた6名が英語ツアーのバスの最後尾に詰め込まれるという形でツアーはスタート。
こう見えてデリケートなので、見知らぬ男性と密着してドライブはちょっと嫌だなあ。
しかし、バックパッカーらしき男性4名はまあ置いといて、このおじいちゃんすごくてね。
なんかスラックスにポロシャツにセカンドバッグにステッキと言う、国内バスツアーに参加するかのような出で立ちでしてね。これはこれですげえなと、後でたまたま見かけたのですが、やっぱり夜の街でもセカンドバッグでしたね。
退職してから夢だった海外旅行をしよう!と思い立ち、旅行に出るようになったそうです。奥様は送り出してはくれるけどいっしょには行かないんだそうな。ホテルや航空券や長距離移動手段は旅行会社でまとめて手配してもらうけど、基本は個人行動だそうですごいなあと思いました。
そして道中は、年嵩のバックパッカーが主にわたしに向けて旅自慢的な話題を始め、空気を読まないわたしがあからさまに興味のない返事をし、空気を読んだ大学生がへぇーすごいですね!とか応じ始めると言う凄惨な様相を呈してきました(*)。
なんか途中で寝ちゃったような気もします。
世の大半の男性が女性のスイーツなトークを下らないと思うように、世の大半の女性は男性がすごいだろ?と自慢したいことに微塵も興味がありません。その上、わたしは卑屈なのでもともと荷物少ないとか準備しないとかノープラン行き当たりばったりの旅をすごくね?って自慢する人(または暗にそれが当たり前だと短期海外旅行者の相談などに的外れな回答をよこしそういう場で自己顕示する人)が苦手なのです。知らんがな。準備したい人は準備するし、準備したくない人はしない、ただそれだけのことじゃない。
しかも英語ガイド氏はなんかすごいいろいろしゃべっているのに、我らが日本語ガイド氏はたまにポツポツ話して、聞かれたことに答えるくらいです。
まあ「ここは日本軍が空爆をした跡地です」の案内がなかったのは気遣いだと思いますが。
そんな凄惨なドライブも一時休憩。ドライブインのようなところに着きました。

幹線道路沿いに似たようなドライブインがたくさんあり、どのドライブインにも観光バスがたくさん停まっていました。ツアーに行くバスだけで食ってるんじゃないか。
ツアー中はお手洗いに行ける場所がないので、ここで用を足しておくようにとの説明がガイドさんからあったため、トイレはダダ混み。紙ないし水出ないし大変でした。個室から出た後、並んでいた女性にのーぺーぱーでっせと伝えるとうろたえていたので、残りの少なかったポケットティッシュを進呈しました。日本の技術力に驚いてくれると嬉しいですと思いました。
フルーツジュースとかもあるみたいでちょっと欲しかったけど、あんまり時間がなかったので断念。
上の写真にある「ベトナミーズハット30,000ドン」はノンラーのことか?今気づいたけどこれ相当安くない?たぶんベンタイン市場とかだともっとボッタくられそう。別に要らないんだけど。
さてバスはいよいよミトーに入るようです。
*自分日記の意味でこのことを記録に残したいがために、このベトナム旅行記がなかなかブログに書けなかった。まあもうバレても時効だよね?見てたらごめんなさいね、でもまあいろいろありましたが、その節は楽しかったですね!なお、翌年の3月に違う会社の日本語ツアーに参加した両親から聞いた話では女子大生のグループとかいて華やかだったそうです。時期が悪かったか!
あさごはん食べに行くのがダルかったのですが、わたしには昨日お持ち帰りをしたカニ春巻き及びカニチャーハンがあったのです!ヤッタネ!と言うワケであさごはんをモサモサ。1日経っても冷えてもサクサクパラパラでおいしゅうございました。すばらしい。
昨日は結局、昼ごはんがほぼ夕方になったため、バーでナッツをつまんで満足してしまったのでした。 遅くまでゆっくりしていればホテルの朝ごはんも食べられたかもしれませんが、今日はそうもいかないのです。何故ならお楽しみのメコンデルタツアーに参加するのです!
このツアーはホーチミンからの日帰りツアーの中でも結構人気のあるツアーだと思います。バスでメコンデルタの入り口の町ミトーまで行って、エンジンボートに乗ったり手漕ぎボートに乗ったり果樹園や何かの作業場とかを見学したりお昼を食べたりとかそんなツアー。
どんなとこを回るかどのくらいボートに乗れるかどんなものを食べられるかなどがツアー会社によって多少異なってくる感じです。わたしは日本語にしても安かったし、日本語ツアーだとホテルから集合場所までの片道送迎がつくので、TNKトラベルと言うところで日本語ツアーを申し込みました。
朝〜夕方にかけてのツアーで、キャンペーンか何かで20ドルくらいだったような?今見ると33ドルとかになってますね。
しかしこのツアーだいたい人数多いので、別に簡単な英語は分かるしっていう人なら英語ツアーでも問題ないと思います。わたしみたく話せなくても気まずくなることはなさそう。
まあそんなこんなでお迎えの時間があったので、ゆっくり寝てられなかったのです。
お迎えは時間通り、普通のタクシーに旅行会社のスタッフが付き添っていました。
わたしより先に女性二人組が乗っていて、日本とホーチミンにお店のある会社で、ホーチミン支店の人+日本から研修に来た人と言う組み合わせでした。ひとりですかー?じゃあ写真いっぱい撮ってあげますよ!楽しみですね〜とかキャッキャして、なんだか女子旅っぽい!!
昨日は何してたんですかとか言う話になって、まあしましたよね、タクシーにボッタくられた話を。どこの会社?ときかれたのでまあ話しますよねサイゴンツーリストと。
ああ、サイゴンツーリストはね……
そら言われますよね!ホテルで呼んでもらったのにサイゴンツーリストだったんですぅー!
でもその話をしたおかげで、やはり評判が良いとされている会社ならまったくではないけどボッタクリは基本ないときいて、少し安心できました。
今回、片道送迎のダイナミックツアーで空港までのアシは自分で確保しないといけないんで……。
しかし在住者にも避けられるとか、逆にサイゴンツーリストは潰れないのか要らぬ心配をしてしまいます。ベトナム人相手にはボッタくらないのかな?
ものの10分ほどでタクシーは集合場所である旅行会社のオフィス前に到着。
いろんな旅行会社といろんなツアーバスが待機しており、ちょっとした混乱状態です。
自分のツアーが呼ばれるまで待てとのことなので、付近の写真など撮ってみたり。ゴチャゴチャしてます。なんか運動会の旗みたいのもあって無駄に楽しげな雰囲気を演出しています。
このあたりは旅行会社や安宿が集中したエリアで、バンコクのカオサン通りのホーチミン版みたいなもののようです。まあカオサン通り行ったことないけど。
ここで大変残念なことが発覚しました。
さっきの女性2人組は別のツアーでした。
えー残念ですねー!楽しんでくださいねー!とか先にバスに乗る彼女らとお別れ。
代わりに判明した本日のメコンデルタツアー(日本語)のメンバーは、高齢男性(1)・大学生(2)・20代社会人男性(1)・30代後半社会人男性(1)、しかも全員ひとり旅と言うまったく華のないメンバーでした。こういうツアーってもっとこう旅慣れてない子がキャッキャしながらいくもんなんじゃないん……?なんか思ってたのと違うじゃないか!(*)
これに私を加えた6名が英語ツアーのバスの最後尾に詰め込まれるという形でツアーはスタート。
こう見えてデリケートなので、見知らぬ男性と密着してドライブはちょっと嫌だなあ。
しかし、バックパッカーらしき男性4名はまあ置いといて、このおじいちゃんすごくてね。
なんかスラックスにポロシャツにセカンドバッグにステッキと言う、国内バスツアーに参加するかのような出で立ちでしてね。これはこれですげえなと、後でたまたま見かけたのですが、やっぱり夜の街でもセカンドバッグでしたね。
退職してから夢だった海外旅行をしよう!と思い立ち、旅行に出るようになったそうです。奥様は送り出してはくれるけどいっしょには行かないんだそうな。ホテルや航空券や長距離移動手段は旅行会社でまとめて手配してもらうけど、基本は個人行動だそうですごいなあと思いました。
そして道中は、年嵩のバックパッカーが主にわたしに向けて旅自慢的な話題を始め、空気を読まないわたしがあからさまに興味のない返事をし、空気を読んだ大学生がへぇーすごいですね!とか応じ始めると言う凄惨な様相を呈してきました(*)。
なんか途中で寝ちゃったような気もします。
世の大半の男性が女性のスイーツなトークを下らないと思うように、世の大半の女性は男性がすごいだろ?と自慢したいことに微塵も興味がありません。その上、わたしは卑屈なのでもともと荷物少ないとか準備しないとかノープラン行き当たりばったりの旅をすごくね?って自慢する人(または暗にそれが当たり前だと短期海外旅行者の相談などに的外れな回答をよこしそういう場で自己顕示する人)が苦手なのです。知らんがな。準備したい人は準備するし、準備したくない人はしない、ただそれだけのことじゃない。
しかも英語ガイド氏はなんかすごいいろいろしゃべっているのに、我らが日本語ガイド氏はたまにポツポツ話して、聞かれたことに答えるくらいです。
まあ「ここは日本軍が空爆をした跡地です」の案内がなかったのは気遣いだと思いますが。
そんな凄惨なドライブも一時休憩。ドライブインのようなところに着きました。
幹線道路沿いに似たようなドライブインがたくさんあり、どのドライブインにも観光バスがたくさん停まっていました。ツアーに行くバスだけで食ってるんじゃないか。
ツアー中はお手洗いに行ける場所がないので、ここで用を足しておくようにとの説明がガイドさんからあったため、トイレはダダ混み。紙ないし水出ないし大変でした。個室から出た後、並んでいた女性にのーぺーぱーでっせと伝えるとうろたえていたので、残りの少なかったポケットティッシュを進呈しました。日本の技術力に驚いてくれると嬉しいですと思いました。
フルーツジュースとかもあるみたいでちょっと欲しかったけど、あんまり時間がなかったので断念。
上の写真にある「ベトナミーズハット30,000ドン」はノンラーのことか?今気づいたけどこれ相当安くない?たぶんベンタイン市場とかだともっとボッタくられそう。別に要らないんだけど。
さてバスはいよいよミトーに入るようです。
*自分日記の意味でこのことを記録に残したいがために、このベトナム旅行記がなかなかブログに書けなかった。まあもうバレても時効だよね?見てたらごめんなさいね、でもまあいろいろありましたが、その節は楽しかったですね!なお、翌年の3月に違う会社の日本語ツアーに参加した両親から聞いた話では女子大生のグループとかいて華やかだったそうです。時期が悪かったか!
バスはミトーに入り、いよいよ車窓にメコン川が!

……メコン川です!
でっかいー!当たり前のことですが、2年前にルアンパバーンで見た川とこの川はつながっているワケで、なんだか感慨深いです。ラオスの子供達が遊び、おっちゃんが髪を洗い、にーちゃんがジーパンを洗っていた川がここに流れ着いているのです。
これから見るメコンデルタのひとびともそうなのですが、本当に川と共に生きているのです。別にディープな旅などしなくてもすぐ分かるくらいに。だからそんな川を汚染しまくってる中国とかホントどうなのさと思います。世界的にはそういう国の方が多いのですが、ホント陸続きでよその国とつながってるって面倒だなと思います。
ところで今渡っているこの橋はすごく立派な橋です。
ちょっとやそっと洪水になってもまったく影響を受けないよう、かなり遠くから川を越える自動車専用の道路です。この橋はベトナムが自分で作ったそうです。
わたし的には結構ビックリー!だいたいこういうのって日本か韓国のゼネコンが作りましたっていうパターンが多いじゃないですか。それでベトナム先輩ナメてましたすみませんと思いました。
インフラを自分で整備できる国と言うのは強い国だと思います。
まあいろいろな偶然もあったとは言え、アメリカを退けた国に強いとか当たり前って言われそうだけどさ。いや〜、これ車とか作れる日も近いんじゃないか(*)?
さてバスはメコンデルタのある果樹園でストップ。ここでいろいろ見学するそうです。

これから回るルートなど説明してくれましたが、ガイドさんテンションひっくぅーい!
前を行く英語ツアーのガイド氏は相変わらずノリノリです。英語ツアーにいた大学生がこのへんをちょろちょろしていましたが、ガイド氏がきみはあっちだよとソフトに注意していました。
こんなトロピカルな小道を歩いていきます。暑くてじめじめしますが楽しいです。

果物の木の名前などいろいろ教えてくれましたが、写真を見てもイマイチ思い出せないので割愛。
途中でビンロウの実がなってたときに、ビンロウって噛みタバコのイメージしかなくて果物なの!?とびっくりしました(*)。そしたら、20代社会人の彼が、
給食で出た
と衝撃発言。そういや沖縄出身つったか!?
もしかしてこういう景色とかそんなに珍しくない?ときいたらやっぱり珍しくないそうです。

どこからどこまでがひとつなのか分かりませんが、これが沖縄では給食で出てくるそうです。
少し歩いたら休憩タイム。はちみつの入ったお茶と果物を振舞われます。


それから音楽の演奏なども行われます。演奏後にCDとチップを入れるカンカンを持ったおねーさんがまわってくる気不味い時間が流れます。

正直、演奏や歌はそんなに大したことなかった印象ですが、これ古い民族楽器というわけではなくて、ベトナム戦争の後の物資のない中、それでも音楽を楽しもうという心意気で身の回りにある材料で楽器を作ったのが始まりで、今もそのやり方を踏襲しているのだとか。
こういう話はガイドさんからでないときけないのでやっぱりたまにはツアーもいいですね。
このあとは手漕ぎボートでリアルジャングルクルーズを楽しむべく船着き場まで歩きます。

こちらで養蜂なんかをやってるひとのお宅だそうです。結構立派。たぶん雇われの人も多そうだけれども、この人は経営者なんでしょう。

枝振りのよい(?)ヤシの木を見つけたので、ちょっと素敵な写真が撮れないかな?とか。
なかなか光の加減とか難しいですね。(と言っていつも覚えようとしない……。)

お、これとかなんか女子カメラって感じしません!?
しかし、このメコンデルタの島、そんなにすごくおキレイなわけではないんですよ。

これはたぶんまんなかの竹のことを説明されたときに撮った写真ですが、舗装されてないところは道ズルズルだし、こういうふうに水が溜まって淀んでたりするし。イコール汚染されてるってわけではないですけど、もともとメコン川の水は土色だし。
だからこういうところにさっきみたいな立派な家ってかえって蒸しそうだなあとか余計な心配をしてしまいます。それともエアコンまで自家発で動かしてしまうのだろうか。
*今調べてみたけど、自動車産業に重点的に力を入れる方針ながら近くにタイ先輩もいるしなかなか厳しいみたいですね。
*実を果物として食べて種子を噛みタバコのように嗜好品として使うそうです。今調べた。
……メコン川です!
でっかいー!当たり前のことですが、2年前にルアンパバーンで見た川とこの川はつながっているワケで、なんだか感慨深いです。ラオスの子供達が遊び、おっちゃんが髪を洗い、にーちゃんがジーパンを洗っていた川がここに流れ着いているのです。
これから見るメコンデルタのひとびともそうなのですが、本当に川と共に生きているのです。別にディープな旅などしなくてもすぐ分かるくらいに。だからそんな川を汚染しまくってる中国とかホントどうなのさと思います。世界的にはそういう国の方が多いのですが、ホント陸続きでよその国とつながってるって面倒だなと思います。
ところで今渡っているこの橋はすごく立派な橋です。
ちょっとやそっと洪水になってもまったく影響を受けないよう、かなり遠くから川を越える自動車専用の道路です。この橋はベトナムが自分で作ったそうです。
わたし的には結構ビックリー!だいたいこういうのって日本か韓国のゼネコンが作りましたっていうパターンが多いじゃないですか。それでベトナム先輩ナメてましたすみませんと思いました。
インフラを自分で整備できる国と言うのは強い国だと思います。
まあいろいろな偶然もあったとは言え、アメリカを退けた国に強いとか当たり前って言われそうだけどさ。いや〜、これ車とか作れる日も近いんじゃないか(*)?
さてバスはメコンデルタのある果樹園でストップ。ここでいろいろ見学するそうです。
これから回るルートなど説明してくれましたが、ガイドさんテンションひっくぅーい!
前を行く英語ツアーのガイド氏は相変わらずノリノリです。英語ツアーにいた大学生がこのへんをちょろちょろしていましたが、ガイド氏がきみはあっちだよとソフトに注意していました。
こんなトロピカルな小道を歩いていきます。暑くてじめじめしますが楽しいです。
果物の木の名前などいろいろ教えてくれましたが、写真を見てもイマイチ思い出せないので割愛。
途中でビンロウの実がなってたときに、ビンロウって噛みタバコのイメージしかなくて果物なの!?とびっくりしました(*)。そしたら、20代社会人の彼が、
給食で出た
と衝撃発言。そういや沖縄出身つったか!?
もしかしてこういう景色とかそんなに珍しくない?ときいたらやっぱり珍しくないそうです。
どこからどこまでがひとつなのか分かりませんが、これが沖縄では給食で出てくるそうです。
少し歩いたら休憩タイム。はちみつの入ったお茶と果物を振舞われます。
それから音楽の演奏なども行われます。演奏後にCDとチップを入れるカンカンを持ったおねーさんがまわってくる気不味い時間が流れます。
正直、演奏や歌はそんなに大したことなかった印象ですが、これ古い民族楽器というわけではなくて、ベトナム戦争の後の物資のない中、それでも音楽を楽しもうという心意気で身の回りにある材料で楽器を作ったのが始まりで、今もそのやり方を踏襲しているのだとか。
こういう話はガイドさんからでないときけないのでやっぱりたまにはツアーもいいですね。
このあとは手漕ぎボートでリアルジャングルクルーズを楽しむべく船着き場まで歩きます。
こちらで養蜂なんかをやってるひとのお宅だそうです。結構立派。たぶん雇われの人も多そうだけれども、この人は経営者なんでしょう。
枝振りのよい(?)ヤシの木を見つけたので、ちょっと素敵な写真が撮れないかな?とか。
なかなか光の加減とか難しいですね。(と言っていつも覚えようとしない……。)
お、これとかなんか女子カメラって感じしません!?
しかし、このメコンデルタの島、そんなにすごくおキレイなわけではないんですよ。
これはたぶんまんなかの竹のことを説明されたときに撮った写真ですが、舗装されてないところは道ズルズルだし、こういうふうに水が溜まって淀んでたりするし。イコール汚染されてるってわけではないですけど、もともとメコン川の水は土色だし。
だからこういうところにさっきみたいな立派な家ってかえって蒸しそうだなあとか余計な心配をしてしまいます。それともエアコンまで自家発で動かしてしまうのだろうか。
*今調べてみたけど、自動車産業に重点的に力を入れる方針ながら近くにタイ先輩もいるしなかなか厳しいみたいですね。
*実を果物として食べて種子を噛みタバコのように嗜好品として使うそうです。今調べた。
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