[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
本日の予定は、蚤の市(近くにおいしい朝食を食べられるお店有り)→適当にヴィンテージショップを冷やかす→どっかでお茶とか→ノートルダム・デュ・サブロン教会(ステンドグラスが有名)・ノートルダム・ド・ラ・シャペル教会(ゴシック建築)あたりを回れればよいかなと。
まあたぶん、教会がいっこ飛ぶ予感は初めからしてはいましたが。
蚤の市が本日のメインですね。日曜は普通のお店は閉まっているところも多いのですが、蚤の市に合わせて近辺のヴィンテージショップなどはやっているそうなので。
グランプリュスも朝早いと人が少なく写真撮り放題です。
……が。
暴風。
寒いし髪の毛バッサバサだし!(それはそれで面白い写真になるが。)
朝早いっても10時前なのですが、まあ明るくなるのがそもそも8時くらいだから、みんなゆっくりしてるのかもね。団体ツアーは移動中の時間帯かな。
触れると願いが叶うというセルクラウスの像もガラ空き撫で放題。
と思いきや、軽装で地元ふうの若い女の子がやってきて、すごく神妙な顔つきで「この像に触れると願いが叶うのよ……」と言いながら、熱心にうつむいて撫でていきました。
あの……なんか知らんけど、願い叶うと良いですね……って思いました。
わたし、こういうときくだらん煩悩的願いが多過ぎて、結局何を願って良いか分からず、漠然と「幸せな人生を送れますように!」とか「世界が平和になりますように!」とか念じてしまうことが多いです。世界平和についてはわたしの願いようが足らんようですが、個人的にはいろいろありつつも幸せと言えば幸せなので、願いは叶っていると言えるでしょう。(前向きな解釈)
次、世界三大ガッカリと名高いマネケン・ピスこと小便小僧に向かって歩きます。
小さいらしいし見過ごさないかな大丈夫かなと思っていたら、流石人気者、このガラガラの朝でも彼の周りにだけは何組か観光客がいたのですぐ分かりました。
ハイ、お約束ー。こうして見ると意外に小さいのが分かっていただけるかと。
小さいけど、割と細々しててかわいらしく生き生きしてて、いいんじゃないでしょうか。このときはマッパでしたが、彼は結構なお衣装持ちで、イベントに合わせていろいろなお洋服をお召しになっていることもあるそうです。
ひとだかりがすごくてスリに注意せよとかあったのですが、案外大丈夫じゃーんとか言う感じの午前10時過ぎです。
なので、このような写真を撮って遊ぶことも可能。
マニア垂涎のジャンネケ・ピス(小便少女)を見るのを忘れていたのがちょっと悔しいです。
(参考画像……ギリギリっつーかアウト感半端無いので要注意。)
蚤の市をやってるジュ・ド・パル広場まではまあまああるのですが、ヨーロッパ街角歩き気分で、てくてく歩いていきます。適当にノートルダム・ド・ラ・シャペル教会まで出て、そっから南の広場に向かってくだっていく感じで。
ブリュッセルの街にはところどころにこうした漫画アートが。
だいたいはベルギー生まれのタンタンのもの(左側)が多いのですが、右側みたいな今っぽいのもありました。なんかジョジョっぽい迫力が。
しかし、こういうところにも落書きをするけしからんやつがいるようです。
何もないただの道や街並みもすてきです。看板とかもいちいちかわいい。
しかし、雨降ると滑りそうな道だなあとは思いました。
これは、広場に向かうBlaes通りにあったお肉屋さん。お肉いっぱい~。
そしてこの通りはまだ開いてないけど、ヴィンテージの洋服屋や家具屋がいっぱいあって、かかかかか帰りに寄る……!とハァハァしてしまいました。
ところで、このあたりは若干治安が悪いようであると事前に調べて知っていたので、気持ち注意していたのですが、なんかいました怪しいの。
シャペル教会あたりから、つかずはなれずこちらをじーっとついてくる身なりの良くない女性が。こっちが立ち止まって振り返ると、なんか関係無いですよ~みたいなふうでそっぽ向いて歩いてるような振りするんだけど、イヤ分かるって!だってさっきからずっとそうじゃん!?他にひといないし!
強盗とかではないんだろうけれど、スリとか置き引きとかは狙っていると思います。
我々にあやしいとか思われる時点で駄目なほうのひとだとは思いますが、他に手練れがいないとも限らないので気を引き締めた次第です。
うわあ……蚤の市だwwwwww
良くも悪くもガラクタ市場です。こりゃあ探し甲斐があるってもんだ。
ぐるぐるひとまわりしましたが、ごはんも食べずに歩き回ったので身体も冷え切ってしまいました。いったん、目星をつけていたカフェでブレイクがてら朝食を摂ることにします。
ジュ・ド・パル広場から伸びるRenards通りにあるHet Warm Waterと言うお店の朝食セットがすてきだと見掛けていたのでそちらへ。店構えも店内も超絶かわいかったのですが……写真撮ってないやんっていうやる気の無さです。(画像検索結果をご覧ください。)
朝食セットはシンプル~豪華と何段階かあったのですが、もう11時前なのでブランチとしていちばん豪華なやつを頼んでみました。
ドーン!豪華!!
薄切りパンにクロワッサンに二種類のジャムとバター、ゆで卵に各種ハムとチーズ、オレンジジュースにミルクコーヒー。
ぜんぶぜんぶおいしかったですが、手作りっぽいジャムがまたおいしくて……。
たっぷりのおいしいごはんに暖かくてすてきなお店。結局お昼前までここでダラダラしてしまいました。カップとかもなんかかわいいし。ああ幸せ。
これで13.9ユーロでした。安くはないですけど納得のお値段です。
さておいしい朝食でやる気も復活、再び広場へ……の前に。
同じ通り沿いになんかかわいい店構えのヴィンテージショップがあったので入ってみました。
同じFOXHOLEと言うお店ですが、写真奥に見えているアパレルメインのところはかわいいものはいっぱいあったけど、いまいちサイズの合うものがなく断念。手前の靴とバッグのところで、すんげえすてきシューズをゲット!
ここは価格帯も10ユーロ台からかわいいものがたくさんあってホントいろいろ目移りしました。靴はかわいいけど合わせとか難しそうだな~と思ったんだけど、試着したらサイズピッタリ!だったので、もう運命じゃん?って。←都合の良い解釈
(モノは後でまとめてお見せいたします。)
そうそう、このあたりの通りにはストリートパフォーマーなんかもいました。おいちゃんが小さい鉄琴でオーバーザレインボーを演っていたりとか。
さて蚤の市ですが、もうホントガラクタ市でね!
取り壊す家からかき集めたモノをともかくコンテナに詰め込んで持ってきたような業者さんのお店から、なんだかよく分からんが高そうな絵画や銀食器を並べた骨董店っぽいお店、それなり整然としてるけど自分ちのモノを持ってきて並べた素人さんのようなところまで、ともかく様々!客も、観光客から散歩ついでの地元の方、何かのカタログのようなモノを持ってガラクタボックスまで細かくチェックしている玄人さんと様々です。
我々もはんぶん物見遊山、はんぶんお宝探し気分でウロウロしてみました。
まずはおかんの成果。
ガラクタ気味の陶器ばかりを扱っているところで、Villeroy&Bochのアカプルコのカップ&ソーサーを8ユーロでゲット。一客なら値切れないと言われたのでそのままのお値段で。
帰ってから二客くらい買えば良かったなって。私は現地でそう言ったんですが。
それから品の良さそうなおばさまが、ご自分のおうちのものを少しずつ持ってきたような小さなスペースで、バラ柄の大きめのトレーを。12ユーロを10ユーロに。
おかんがもう少し!と粘ったけど、おばさま、トレーをひっくり返して、
「これはフランス製なのよ?」。
やはりベルギー的にフランス製はおしゃれ・モノがしっかりしているっつー事のようです。
そんでわたしの成果。
上左のリプトンの空き缶と陶器っぽいプリントのされた安っぽい金属のトレーは、ガラクタコンテナから二つで3ユーロで購入。勝手にひとつ1ユーロくらいだろと思いこんでこれくださーいって持って行ったら5ユーロと言われ、じゃあいらないやと思って何も言わずに引き返したらそっこーで3ユーロと言ってきたので買いました。
値段はあって無いようなもんですね。缶は幾つか同じものがありましたが、中に干からびたティーバッグが入ったままのとかありましたしね。
右側のガラスの小物入れは古いのか、古いっぽいタダの雑貨かは不明。5ユーロを値切って4ユーロ。お揃いの小瓶もセットで買ったらまけてくれたみたいですが、小瓶は要らなかった。
ネックレスは古物ではなく、アフリカ系の青年がいろいろとお国のモノを仕入れて売ってるふうのところで。アフリカンビーズですね。
これとこれがいいな~って2本持ってったら50ユーロと言われそれは高いな~って一回言っただけで30ユーロになりました。もっと粘っても良かったけど、日本のエスニック雑貨屋とかだともっとするのでまあいいかとその値段で買いました。
置物とかもいろいろありましたが……いいな、アフリカ雑貨。←新たな目覚め
しかし、当たり前ではあるのですが、やはりヨーロッパだとアジアよりもアフリカの方が身近なのだな、と言うのがこんなところでも感じられます。
蚤の市は一時間くらいで満足して、今度は行きにヴィンテージショップがひしめいていた通りを引き返していきます。家具屋はすごく惹かれたけど持って帰れないので入りませんでした。まあ観光客いるだろうから、いざとなったら送れるとは思うんだけどさ。
そんで、軒先にかわいい靴が並んでいるのに惹かれたお店へフラフラと。
じぶん、靴好きやね!!←言われる前に言っときます。
小粋な感じのおじさまが店員さんで、ブーツは2割引でパンプスは5割引ね!ってにこり。
夏になると逆になると見た。
ここ、靴はすべてサイズ・色別に並んでいたので、とても見易かったです。
ここでも裏にウールと履き口にファーをあしらったあったかかわいいブーツが!履いたらピッタリ、ええ買います!!これはもう運(ry
左が最初のお店で買ったエナメルシューズ25ユーロ。紺色のエナメルも珍しいけど、シューレースがリボンっつーのも珍しい。ベーシックでメンズライクなシューズに良いバランスの女っぽさだと思うのです。ウフフフフフ。
後のお店で買ったブーツが右側。これは後でよくよく見たらメイドインイタリーのおブーツ様でした。40ユーロ也。見た目スマートなのに中にしっかりウールが貼ってあってあたたかなのです。ファーは履き口だけなのであたたかさとスマートさを兼ね備えているのです。才色兼備のステキな子☆と言うワケですよ。ウフフフフフ。
その後もアパレル系のお店に何軒か入りましたが、やはりお洋服は肩幅がなかなか合いません。街歩いてる子見てると、わたしくらいの体格の子もたくさんいるんだけどね。
でもやっぱこう背とか高いだけでなく肩ハバとかつくりのしっかりしてる人が多いかなあ。
でもまあサイズピッタリで激マブな靴が二足も買えたので大満足です。
しかしアレです。つまり、
靴二足ぶら下げてここから先観光する
ってことなのねーん!重い!!
途中の坂道もヨーロッパ街角歩き感半端無いです。すてき。
グラン・サブロン広場まで来たら、騎馬警官っぽい一団がなにか交代式のようなモノをやっているのに出くわしました。ラッキー。
写真で見ると小さいのですが。格好からするに割と実用目的なのではないかと思う。
今ふと思ったけど、馬糞とかどうするんだろうな?放置?
この広場の入口あたりにはピエール・マルコリーニがあるのですが……
分かります、日本人がたくさん来るんですね?我々も後で寄る所存です。
この時点で15時前。空は早くも夕方ムード。ホント日が短い。
観光前に一休みすることにして、ヴィタメールのカフェに入りました。同じ事を考える人が多い時間帯で、ちょっと混んでましたが五分ほどで席が空きました。
コレ……夏場とかすんごい混むんだろうな……。考えたくない……。
ケーキとアイスティーをオーダー。
店内がどこもしっかり暖房が効いているので暑いのですよ。冷たい飲み物が欲しかったのですが、冷たいのはリプトンの瓶が来ちゃった!まあいいか。
店内の様子が分かるのがこの写真しかなかったのですが、何を思ったかわたしすんごい憎たらしい顔で目線をカメラから外しています。お見せできないのが残念なほどです。
皆様ご存知の高級菓子店のカフェですが、お店の造り自体はそんな高級っぽくないので、ゆっくり過ごしたい人には向かないかなと思います。我々はミーハーに「ヴィタメールのカフェに行きたかった」のでヨシです。
で、我々の頼んだケーキ二種類。
一見こってり甘いアメリカンな華やかな雰囲気なのですが、食べると素材の味が濃くて甘さは控えめの大人の味!甘すぎるケーキは苦手なのですがこれは気に入りました。
わたしはマスカルポーネのムースか何かで、おかんはアプリコットのタルト。
ムースってわたし味がぼんやりしててあんまり好きじゃないんですけど敢えて頼んでみたのです。そんなに高級店と言うならば得意でないムースでさえもおいしいのではないか!?と。
……うまかったっす。
見直しましたよ、ムース。わたしがたまたまおいしいムースを食べたことがなかっただけだったと認めました。ケーキとお茶で11ユーロの価値はあると思います。
でも、そんなお店はやたらいいってワケでもないので、下の店舗で買って帰ってホテルで食べるのもいいと思います~。
でもここも朝食セットとかいいらしいので、それはちょっと食べてみたいかな。
この時間帯も軽食とシャンパンを召し上がっている方などもいらっしゃいました。
お会計をしようと伝票を見たら、ケーキ×1となっていて正直に申し出ようとしたのですが言葉が不自由なためなかなか伝わらず若干面倒がられるというトラブルがありました。
店を出たらもう夕方ですがもう少しウロウロいたします。
……コレは立派だ。
建物自体がデカいのでアーチの天井も迫力満天。これはすごい。
このようにして、そこそこの枚数の写真を確保したので、もうバンバンお見せしようと思います。すごくすてきなのです。
まあヘタクソ写真でどこまで伝わるかですが。
ステンドグラスも窓が多いのでこれでもかと。ぜんぶきれい。いちばん左が入って正面奥なので、このあたりがやはりいちばん立派なのではないかと。
これは振り返って入口のほう。個人的にはこの方向の眺めがいちばん好きだった。逆光なのもイイネ!っていう。
中央あたりで見上げるたところ。外から見ると二階建てに見えるような建物で、中から見上げると中央部分に上の方にだけ窓がある大きなくぼみがあるような感じ。(我ながら分かり難い表現だ……。)
まあそこにもぜんぶステンドグラスがはまってるって言いたいだけなんですが。
なんか規則正しいアーチ構造の並びに妙に興奮してしまいます。
ともかく建物の大きさがあるので、柱や何かも迫力がありいちいち絵になります。
ミサのために椅子がいっぱいならんでいるので、少々底冷えがするのが難点ですが座ってゆっくり眺められます。いいね~。
入口が概ね西向きだったので、その付近で西陽で明るく色の出ているステンドグラスが見られました。ああきれい……。
……そんでやっぱり撮ってしまうろうそく……。
ここは赤いガラス容器に入っているのと、台が金属なのでキラキラしてよりすてきな雰囲気になっておりました。
30分ばかりウロウロ眺め倒しました。
まだまだ居ても飽きなさそうですが、いかんせん寒いので……。
18時まで入れるようですが、日のある内に来て良かった場所でした。
入口の飾りもこまかくってすてきです。
グラン・サブロン広場は、開催の迫ったブリュッセルのクリスマスマーケットに備えてでしょうか、イルミネーションの準備がされていました。
教会のすぐ近くですごくすてきなジュエリーショップを見掛けたのですが、入るのはぐっと我慢しました。なんか値札が数百ユーロ単位でしたし、わたしカードの使用額がこの時点で500ユーロ超えてるし(宿泊費等必要経費除く)……帰ったら死ぬ気で働くことが既に義務づけられている企業戦士です。
ではでは行きに見掛けたピエール・マルコリーニへ行きましょう。
店内はなんかこうスタイリッシュ系と申しますか……おっしゃれー。
ホットチョコレートを売っていたので、身体の冷え切っていた我々はもちろん買い求めました。2.5ユーロと屋台の二倍価格ですが……なんとうまい……。
チョコレートが濃厚です……!
わたしはホットチョコレートがかんたんに作れてしまうチョコレートのサザレみたいなのがたくさん入った缶を、母は職場のお土産に25ユーロほどの詰め合わせを買いました。
ちょっとフンパツしすぎたかなあとおかん。後で調べたら日本で同じものを買い求めたら7,000円くらいすることが発覚。現地でもそら高級品でしょうが、日本で買うこと考えたら、チョコレート好きなら買わないと死ぬほど後悔しそうですな!
うちも自家用には買わなかった事を後悔しましたしね!
ぜったい日本では買う気になれないお値段……。
ここに限らず、ベルギーチョコは日本で買うと現地の三倍くらいするというのが私の見解です。逆に言うと現地でなら日本の1/3で買えるということです。円安の今、ひょっとするともっと価格差が開いているかも知れません。
これからベルギーへ行く皆様へお伝えしようと思います。チョコレートなんて保存食なんです。
思い切ってたくさん買わないと後悔するぞ!
あとなんかこの頃、チョコレートウイークみたいなのやっててですね。
10ユーロくらいで地図と参加ショコラティエのクーポンみたいなのがついた冊子を買って、お店でクーポン渡すとプチギフトを貰えたり、試食が出来たり、工房が見学できたりってのをやってたみたいです。今日が丁度最終日で、旅行期間中ブリュッセルを離れる予定のあったわたしたちは周り切れなさそうだったのでやめたのですが、イベント日程と旅程が合ったらなかなか楽しくて良いと思いました。毎年やってるのかな?
で、ノートルダム・ド・ラ・シャベル教会。
我々が辿り着いたのが17時前で、ガイドブックには夏季19時まで・冬季18時までと記載されていたのですが、もう閉まってました。時間が変わったのか今日だけ何か事情があったのか、なんでかは分かんない。まあ閉まっているモノはしゃあない。
予定の時間的にはゆとりがありましたが、結局予想通り教会見学はいっこになりました。
……すっげえ人。
(写真右下のひとだかりの向こうに彼が居る。)
ああ、これが平常運転なのね……人気ぶりがよく分かりました。
さてここからはお土産購入タイム!明日がチェックアウトなのでゆっくり荷造りできる今日の内にお土産をゲットしようという算段です。一度ホテルに荷物を置いて、スーパーを攻めるつもりでてくてく歩いていったのですが、遠目にも既に閉まっているのが分かり。
……あ、日曜だから閉まるの早いんだ!
来た道を引き返す。途中でそういや日本料理の大型レストランみたいの見掛けました。グラン・プリュスから証券取引所へ向かう通りあたりかな?うどん・ラーメン・寿司・天ぷらみたいな節操のないラインナップがなんか笑えました。
子供のおもちゃを扱うお店があったので、最近お子様が出来た同僚にお土産を買う。
しかし、女の子のおもちゃのアクセサリーセットとかコスメセットとかがすごいかわいくて!見ているだけで楽しかったです。右側の棒は万華鏡ですが、これはお土産ではなく自分用です。
予定を変えてチョコレート屋もといショコラティエを攻めます。寒い時期なので今日買っても何とかなるでしょう。やはりギャルリー・サンチュベールに有名店は集まっています。
まずはMary!これはベルギーでもブリュッセルに店舗がひとつあるだけのお店。
日本では買えないレア感ですね。お箱なども上品できれい。
お味は割と子供からお年寄りまで好みそうな食べやすい味でした。お土産や自家用など合わせて51ユーロも買っちゃったね!チョコレートこんなに買ったの人生で初めてじゃね?
チョコレート以外にマロングラッセもおいしかった!
しかし、わたしはここの店内のちっちゃい階段でつるりと足を滑らせてだね……アジア系のイケメン店員さんが咄嗟にサッ!と手を差し伸べてくれてなんとか助かりました。
うれしげにチョコレートを幾つか手に取っていたのでこけていたらそれはさぞかし楽しい状態になっていたことでしょう。
ノイハウスでバラ買い。おねえさんがワンピースからでも買えるわよ!好きなの言って!って言ってくれたので、ホテルで食べようとお気軽な量を買いました。
夕食後にひとつずつ、翌朝ひとつずついただきましたがおいしかった。
お店によってチョコレートの味も違うもんだ。
これで4.2ユーロなので決して安くはないですが、折角ベルギーまで来たわけですし。
これはいろんなお菓子を置いていたセレクトショップで。タブレットチョコはパケ買いでしたが、スパイスの入ったフレーバーチョコでなかなか大人の味でした。
左側は表面がアメみたいになってて中にどろっとしたスパイシーな何かが詰まった伝統菓子です。そういうものなので持って帰るまでに割れたら悲惨なことになります。(母がなった。)
ギャルリー・サンチュベールを離れ、昨晩ワッフルを買い食いしたレオニダス。
リボンのお箱は中に30ピースほど入って10ユーロ少々だったと思う。会社のお土産に。ここのは子供ウケもしそうな甘いチョコレートのおいしいやつって感じだし、お値段的にもお土産に良いと思う。会社でも好評でした。
でもこれでも日本で同じの買うと3,000円以上するんだよ……。
自家用にも買えば良かった。オレンジピールをチョコレートでくるんだオランジェットも激ウマー!安いしもっと買えば良かった……。←そればっか
THE・お土産物屋的お店があったので入ってみる。
集めているピンバッジをゲット!しかしここのお店のおっちゃん、我々が入ってきたときからピンバッジのボードを出してくれるときもお会計の最中もずぅぅぅぅぅぅぅっと携帯でゲラゲラ笑いながら話しっぱなしでした。マイペースな仕事っぷり……。
帰りにホテル至近でマッサージ屋を発見!しかも二軒も!!
なので、食事はこれまたホテル近くのEXKIでテイクアウト。なぜならマッサージは空腹時に受けた方がよいし、マッサージの後はホテルでまったりしたいですからね。
でもあんまりにもお腹が減っていたので、先に温かいキッシュだけいただきました。
しかし、このときはこれが海外のデリか~とwktkしながら訪れたEXKI、その2年後には空港などでチッここもEXKIか……と思うようになるとは。
イヤ、決してマズイというわけではないんですよ。ただベジタリアンでもないのにあの野菜まみれセレクションはちょっとなっていうそんだけですから、決して高級なうさぎの餌みたいなもんだろとか思ってませんよ!?
マッサージは二軒の内、露骨に中国人経営だと分かるほうを選びました。
だいたい中国系○○人のやってる店に外れはないと思ってます。
マッサージのおねえさんも、オーナーらしき男性も中国系でした。男性は日本語の単語もぽつぽつ知ってた。ひとまずは様子見で、フットマッサージ60分で40ユーロをお願い。
……よかった……。
おねえさんがた、お上手でした。やっぱり中国系にハズレなし!
しかし、フットマッサージが終了した後、軽く肩もほぐしてくれたのですが、わたしの肩を触ったねーさんが隣のねーさんに「ちょっとコレすごいよ!」みたいに声を掛け、隣のねーさんが少しわたしの肩を揉み、それから「こっちはもっとすげえ!」と母の肩を触らせ、ねーさん仰天という事がありました。中国語だったのでやり取りの詳細は不明ですが。
あの、マッサージの人がすっごい凝ってるね!って言うのって、お世辞(?)みたいなものだと思ってたんですけど(*)……。
ともかく予想以上の腕前だったので、これは観光の時間を減らしてでも、明日ブリュッセルを離れる前にぜひ全身マッサージを受けて旅の疲れを癒そう!と心に決める。
で、遅い時間になりましたが改めまして晩飯。
ビールを買ったのに部屋に栓抜きがないことに気付き、フロントに電話しかけて、
あり?栓抜きって英語で……?
ボトルオープナーとか言うとワインオープナー出てきちゃう?となってしまい、結局フロントに行きました。フロント近い部屋で良かった~。
フロントまで行って、あーきゃないゆーず
(見えないビール瓶の栓を見えない栓抜きで抜く仕草)
で、栓抜きゲットしました。
電話してくださればいいですよ!って言ってくれたけど、今ので分かるだろ?電話じゃなんて言って良いか分からなかったんだよ!察しろよ!
さっきのキッシュにビール、別のお店で買ったジュースやお水合わせて二人分で22.5ユーロ也。決して安くはないんだけれど、ホテルでゆっくり出来るのはいいですな。
変わったサラダがたくさんあったのはおもしろかったです。豆サラダうまい。
おビールたんをちびちびやりながら、おこづかい帳の整理などします。悩むおかん。
別に細かいこと気にしなけりゃいいんだけど、合わないと気になっちゃうのが人情ってもの。
今日も遅くまで楽しみました。明日はいよいよ実質最終日です。
*凝ってる=忙しい=仕事熱心、みたいな感じでまあ悪い気のする人はいないだろうと思って、みんなに言ってるもんだと思ってたんですけど……とりあえずベルギーでマッサージを仕事にするねーさん方からすると、我々母娘の肩の凝りようは驚きに値したようです。
おはようございます。本日は実質旅行の最終日とも言える日です。
明日の午前便でCDGから日本へ発つので、今晩のうちにCDG近くのホテルへ宿泊する予定で、夕方にはブリュッセルを離れます。
相談の後、チェックアウト前に昨日行けなかったスーパーへ行き買物、荷造りをしてお昼前にチェックアウト。疲れもたまっているのでブラブラ散歩して、聖カトリーヌ教会の辺りまで行って、最後だしそのへんでちょっと高級そうなレストランに入ってみようって事にしました。
そんでブラブラして、最後は昨晩のお店でマッサージを受ける事を強く希望する次第です。
晩が遅かったので、おいしくお昼をいただくために朝ごはんはパス。
コーヒーでもいただくかと。ルームサービスのメニューはないが、頼めば部屋に持ってきて貰えるのでは?ということで、フロントに電話してみる。きゃないはばかふぃーいんまいるーむ?と尋ねたらば、オフコースと返って来て、しばらくしたらコーヒーセットがやってきました。
おおすてき!この白いカップ、模様がかわいいのです。
こんな。植物っぽい模様です。
昨晩買ったノイハウスのチョコレートをいっしょにいただきます。パジャマのまま部屋でだらだら飲食できるルームサービスのしあわせよ……。しかしルームサービスのメニューがないと言うことは値段が分からぬと言う恐ろしさよ……(*)。
ゆっくり支度してスーパーの開く9時前に出発。日曜ほどではないけれど、やはりこんな時間なのにまだ早朝的雰囲気の漂う街です。
きれいな街並みしかこれまでお見せしておりませんが、実は正直な感想として、
ヨーロッパの路上結構汚いなwwww
と思いました。こんな感じだし。
しかし、一定の汚さからあまりひどくはならないのは何故だろうかと思ったら、こんなん走ってました。割としょっちゅう走っているみたいです。毎朝とかなのかなあ。
なるほど、この掃除の仕方ならだいたいきれいになるけど、石畳の隙間の吸殻だけはそのままになってしまうのが分かります。もうほんっと吸殻だらけなのです。
路上駐車(たぶん合法なのも多いのだろうが)と吸殻が無ければ、ベルギーの街並みはもっとすてきなんじゃないかなと思います。
そして、昨晩の荷造りの結果、荷物を減らすべく着てきたショートコートを荷物に入れて、早速一昨日買ったコートを着用しているわたくしです。
さて、スーパー到着。ベルギーのチェーン店デレーズです。
マークがなんかビミョーにまぬけなバランスでかわいいです。胴長?
そこまで大きなスーパーではなく、食品メインの品揃えでしたが、観光客がお土産に買いたいようなモノは一通りありました。デレーズのオリジナルブランドのお菓子とかは安かったし、それでいてまあまあいけました。一時間くらいウロウロしてしまいました。
カゴが長い取っ手とコロコロがついていて、床を引きずって動かすタイプで面白かったです。日本でやったら混むから、人のカゴ蹴ったり人のカゴに躓いたりしそうだな。
ビールはお土産屋さんで買うより安いし、種類もたくさんありました。結構重くなりましたが、ホテルまでサクサク歩けば10分くらいなので何とか。
買いに買ったり。
ビールは100円-200円くらいですね。6本入りとかだと割安になります。
日本の小洒落た飲み屋とかだと1本800円-1,000円くらいですかね。アルコールと輸入の税金パネぇな……。ロータスのワッフルはおいしいのでおすすめです!
あとミルのついたハーブソルトは安くて便利で自家用に買っちゃいました。
ビールは勿論ですが、ワッフルも嵩張って重量感があるので、この荷物に我々はこれから苦しめられることになります。
チェックアウトは12時、再度荷造りし直して11時過ぎにバタバタとチェックアウト。
荷物を預かって貰い、最後の街歩きに出掛けますよ!
*コーヒーのお値段はチェックアウト時に確認したら税サ込みで4ユーロ*2でした。許容範囲でよかった。
わたしたちはベルギー観光局のサイトあたりで目星をつけたジャロアと言うレストランを目指します。もし入り損ねたとしても他のレストランもあるし。
ただ、この日は月曜でお休みのレストランも多いので要注意です。日曜のディナータイムとか月曜はお休みってところも多いす。
グランプリュスを通るので、最後にまた写真を。
平日なのもあるとは思いますが、午後に比べると午前中はやはり人が少ないようです。団体ツアーの自由行動とかで来るのが午後とかが多いのでしょうか。個人旅行なら午前中に来ると良いのではないでしょうか。(思い出したようにたまに旅行ブログっぽいことを言いますね。)
関係ないですが、鳥が飛んでいる絵が撮れるとマトリックスを思い出してしまう年代のわたくしです。
ここにはいろんな建物がありますが、わたしはこのあたりの感じがいちばん好きだったみたいで、気が付くとこっち向きの写真ばかりでした。しかし……
重機や何かがある割りに、滞在しているここ数日の間でクリスマスマーケットの飾りつけの準備がぜんぜん進んでいないように見えるのは気のせいでしょうか。
ブリュッセルのクリスマスマーケットは今週末からです。
ちなみに、グランプラスから少し離れると、普通のアスファルト舗装の道路になります。
建物も古いものが中心ではありますが新しいものやあまり古さを感じさせないリフォームを施されているものもちらほら。銀行のようなところもあった。
旧市街じゃないところ、を歩いてみるのも案外楽しい。
が、歴史的なモニュメントも少々。
これはカトリーヌ教会、工事中のため閉鎖されており、当時公開時期については未定でした。今はどうなってんでしょうかね。さらりと外側だけ見る。
そんでこれは12世紀に建てられたブリュッセル最初の城壁の名残の塔。
なんか囲まれちゃってますね。窓がちっさくて中世の建物~って感じがします。
このあたりに100年くらい前には船のドッグがあったので、その名残で海産物を扱うレストランなどが多いと歩き方には簡単に書かれているのですが、地図を見ても川も近くにないし、全体的にどういう事なのか想像がつかないです。
(そう言うことこそ目の前の便利な箱で調べろよ。 )
さて、それではランチですよ。目をつけていたレストラン・ジャロアは歩き方には載っていなかったので、ネットで大体の場所を探して歩き方の取り外しマップに印をつけていたのですが、なかなか見つけられず。
単に看板がさりげなさ過ぎて見つけられなかっただけなんですけど、ヨーロッパって以降もそういうパターンが多かったです。そんなに看板とか主張してないんだよね。
で、見つけたはいいんですけど……。
見つけました。ジャロアって書いてあるからたぶんそうです。
じゃあとっとと入れよ!!
って感じなのですが、軒先でオイスターバーやっててですね。なんかおしゃれな紳士共がキャッキャウフフ(?)してて、入口どこ!?そもそもランチやってる?みたいな、そんで不審にいっかい前を通り過ぎてしまいました。
こうなるとなかなか店に入れなくなるヘタレです。ちなみに日本でも初めて行こうとした飲食店が想定外におしゃれそうだったりすると同じ事をやってしまうのです。
ここの系列のレストランはミシュランで星ついてて。なんか敷居高そうじゃん!?
ココ自体はブラスリーってなってんですけどね!!
どどどどどどしようかなああああああと不審にまた前まで行ったら、なんか店先の紳士(ダンディー)に声を掛けられました。ハイイイイイイすみません帰りますぅぅぅぅぅ!!!!遂に不審人物として目をつけられたか!?
きみたち、ランチのテーブルを探しているのかい?
……え?思わず「いえす」とか素直に答えるわたくし。
オーケーちょっと待っててねとか紳士(ダンディー)はグラスを手にしたまま、わたしが怖じ気づいた狭い入口と思しき方へ声を掛けました。現れるギャルソン(イケメン)。ギャルソン(イケメン)に何事が告げる紳士(ダンディー)。
やがて、ギャルソン(イケメン)がこちらににこりと微笑みました。
どうぞ、ご案内します。
紳士ィィィィィィ(ダンディー)!!!ありがてえええええ!!!
こうして、ヘタレのわたしですが店先の紳士(ダンディー)のおかげでオサレレストランへの潜入に成功しました。たぶん、この紳士(ダンディー)がいなかったらミッションを諦めていた可能性が高いです。世の中にはこんなヘタレがいるんですよ!?
紳士(ダンディー)にめめめめるしー!とか言いながら店内へ。紳士(ダンディー)は軽く片手を上げて微笑んでいました。ほ、惚れてまうやろォォォォォ!!
店内はどういう区分けになっているのか分かんないですが、手前は結構ガヤガヤしてて、テーブルもあったけどカウンターもあるところがありました。そこを通り過ぎて通路の途中にクロークと思しき小部屋があって、コートをお預かりしますマダモアゼルとか言われる。
マダモアゼル……まあおかん(マダム)といっしょやからしょうがない。
お庭の見える落ち着いたテーブル席に案内されました。壁紙とかピンク色ですごいかわいい店内です。うわーんすてきだー!マジ紳士(ダンディー)ありがとう!!
ギャルソン(以降略)にまずは飲み物はと言われ、これから帰るしアルコールは控えようとガス入りのお水をお願いし、メニューを確認。
水ですらもオサレな感じですわん……。
ここは生牡蠣とかそういうののセットがよく紹介されており、実際間違いなくおいしいと思いますが、どう見ても量が多そうだったので、アラカルトで何や頼むことにしました。
ギャルソン氏に料理をシェアしてもよいだろうか?と尋ねたら、良い笑顔でオッフコースとの返答だったので、鴨のグリルの前菜と本日のお魚のグリルをひとつずつ頼みました。
しんみりと最後にいい店来てよかったねえ、とか話しながら料理を待ちます。
ところで、ここでコレが人種サベツ的な(*)?それとも店にはいるときなんかあったのか?って言う不思議な扱いを受けている客が……。
隣国あたりのアジア系のカップルが入ってきたんですけど、なんでかお手洗いに近い二人掛けの狭い席に通されたんですよ。他にテーブルいっぱい空いてるのに。
我々が見ている範囲では特に変わったことはしてなかったんだけど、ブルージュのブティックに入ってきたカップルみたいに何かやらかしたのだろうか。
ゆっくりしている客が多い中、そのカップルはあまり話もせず何やら一品ずつ頼んで30分くらいで食事を終えて出て行ってしまったのですが、なんだったのかちょっと気になりました。
さて、お料理がきました。
ああ見るからにおいしそう……!!!
前菜とメインなのに気を利かせて両方同時に持ってきてくれて、お皿取っ替えてシェアしながら食べてねって言ってくれました。きちんとした感じの店内なので気が引けていたのですが、改めてそう言って貰えると安心する……なんて気配りだ!
その上、やはり料理を目の前にするとこんなウマそうなものを目の前にして飲まないのは駄目なんじゃないかと言う気がしてきて、あのーやっぱりグラスワインを貰えますか、と伝えるとすごいそっこーで用意してくれました。ありがてえ……。
そして、きちんとした感じのお店なので勝手に写真を撮るのはどうかと思って、料理の写真を撮っても良いですか?と尋ねました。
そうしたら、いいですよ!お写真お撮りしましょうか?って。
撮って貰いました。かわいくてすてきなのに気取らなくていい店だ!いい店だ!
料理もすごくすごくおいしかったです。お魚もいいお魚だしグリル具合も素材を損なわないシンプルな味付けもよいですよいですうまうま。鴨もやわらかーい。
瀬戸内の人間なのでお魚は日頃からそこそこまあまあなのを食べて生きてきていると思いますが(*)、これはいいお魚です。おいしいー!何気に添えられているマッシュポテトもふわふわてすごいおいしかったですが、これひとりで食べてたら結構な量だと思う。
で、食事は終わったのですが、このまま出て街歩きと言うのも疲れが溜まった身体では気が乗らないので、もうちょっとゆっくりする?って事に。
そこで、ギャルソン氏を呼んで、デザートのメニューを見せて貰えますか?と言うと、
もちろん!
デザートなしにランチを終えるなんてあり得ないね!(ウインク)
こここここのイケメンめぇぇぇぇ……惚れてまうやろォォォォォォ!!
ウインクしてニコッ☆とか許されるのは少女漫画の登場人物くらいだと思っていましたが、そういう生き物が実在することが分かりました。それがギャルソンです。
どうでもいいけど、英語の教材ぜんぶこういうイケメントーク調にしたらおもろくて言い回しとか簡単に覚えられそうな気がしてきました。
おかんはレアチーズケーキ、わたしはソルベの盛り合わせを頼みました。それから締めにカプチーノも飲んじゃえーと。
デザートだけでもひとさら1,000円-1,500円しちゃうのですが、
……うまッ……
アンタ今から死ぬけど何食べたい?って訊かれたらコレでお願いしますと答える候補に着実に入る味です。うまい……幸せです……。しかも結構ボリュームあるんだコレが。
チーズケーキにもバニラアイスが添えられていたし、盛り合わせの中にもバニラアイスがあったのですが、これが着実にバニラアイスなのに味が違うの!別物!!チーズケーキに添える用と単品で食べる用とバニラアイスに二種類あるの!なんかスゲーな!!
お会計のときにトレイにあったカードを見ると「パティズリー・ジャロア」ってのもあったので、お菓子だけ買ったり食べたりできるお店もあるのかも。
で、デザートをおいしくいただいた後にカプチーノも運ばれてきました。
ああしあわせ。こういうきちんとしたレストランって、タイミング良くモノが出て来る=常に見られている、と言う意識があってキンチョーしてしまうのですが、それを忘れてしまうくらいおいしく楽しく食事が出来ました。
さて、お会計は前菜・メイン一品、グラスワインとボトルの炭酸水、デザート二品とカプチーノ二杯で70ユーロほど。前菜一品をメインに置き換えたらもう少し高くなるかな。でもそうしたほうが一般的な感じですね。決して安くはないですが内容考えると高くもないと思いました。大・満・足。二時間近くのんびりしてしまいました。
ちなみにコースのほうがお得な感じなので、物量作戦に耐えられる方はコースが良いと思います。チップも入れて80ユーロ置いて帰りました。
おつりのトレイに乗ってたあめちゃんまでかわいくておいしかったです。
(絶品アイスクリームに舌鼓を打つK子さん)
*私の住んでいるあたりでは、そんな料理とかに力の入っていなさそうなダイニングバーみたいなところのカルパッチョでもチェーン店みたいな学生御用達居酒屋の刺身でも生魚を使った料理はだいたいうまい。それがうまくなければ潰れる。それくらい簡単にいいお魚が手に入るのです。東京とかから来た人は驚くみたい。
*割と昔にベルギーに行ったことのある友人からベルギーはアジア系に対してもちょっとそういうのあるかもってきいてた。わたし自身は特に嫌な思いはしなかったけど、ユダヤ博物館の銃撃事件とか極端な思想のひとがいることは確かだし、事実として移民系のひととかは平均的に貧しいという問題はあるなあとは思いました。あとな、日本人はそうでもなかったけど、たまたま素行の悪いアジア系の観光客を見たからなあ……確かにああいうの多いのなら嫌われても仕方ないかもなとも思いました。
ここで逆算しましょう。CDGへのTGVは19時台を予約しています。万が一にも乗り過ごせないので18時過ぎには南駅に着きたい。まあ30分もはかからないでしょうが、念のためホテルを出るのは17時半頃としましょう。最後に1時間ほどマッサージを受けたいので、前後余裕を見ると16時くらいにマッサージ屋に行けばよい。
つー事で、まだ1時間ほどウロウロできます。
それに満腹状態でのマッサージは好ましくないので腹ごなしもしなければなりません。
聖カトリーヌ教会のあたりもクリスマスに向けて何やらいろいろと準備をしていました。
メリーゴーランド!かんわいい~!
しかしこのいろいろと準備をしている作業員の方を見ていると「ジーンズが作業着」と言うのを実感。最初はなんか違和感ありました。これだけ工事現場の人の服な感じだと、確かにあんまり普通にブルーデニム履こうとは思わないわな。
道が狭いせいか、コンパクトカーが意外に多い。
なんか外車=デカいと言うイメージがあったけど、まあ考えたらそうだよね。
一時期欲しいな~と思ったFIATの500C、本体白でインテリアが赤のやつがきれいな建物の前に停まってて思わず前で写真を撮ってしまったりしつつ、テクテク。
マックの朝食メニューもお国柄出てます。クロワッサンとかデニッシュとか。
行くつもりで行き損ねたモネ劇場(ココ行った)。ここの周りも屋台の設営の準備がされていました。クリスマスマーケット始まったらホント賑やかになるんだろうな~。
漫画アートも幾つか見掛けました。
左側みたいな家の壁面であることを活かした感じのが個人的には良いと思う。
小さな教会の横を通りかかり、解放されているふうだったので入ってみました。
小さいけれどきれいで、他にひとがいなくてとても静か。
入口が西向きで、傾き掛けた太陽の光が当たってステンドグラスがとてもきれいでした。
後で地図を見た感じ、聖ニコラス教会なのじゃないかと。地図見ながら歩いてたわけじゃないのと(だいたいの感じでホテル方面にブラブラ歩いてた)、歩き方に紹介が載っていないので確証は得られないのだが。そういや聖ニコラスって……サンタクロースだ!
もし聖ニコラス教会ならルーベンスの絵があったらしいですよ。覚えてないけど(笑)。
静かできれいな建物で、後で思い返しても母もわたしもよかったよねって言っている場所。
まだ30分弱あるから!とギャルリー・サンチュベールへ。
明るい内に来たの初めてだな、そういや。
雑貨屋さんやお菓子屋さんのディスプレイが華やか!クリスマスだね~。
CORNEと言うお店でばあさまのお土産にかわいい缶入りのチョコレートを買い足す。
女の子の横顔が描いてあってかわいい缶だったんだけど、写真を撮り忘れています。
ちょろっとしか映っていないけど、ここのお店の天井照明のカバーがステンドグラス風でかわいかったのです。
で、16時過ぎに昨晩のマッサージ屋に駆け込み!が!!!
今はいっぱいなんです……。
予約しておけば良かったァァァァァ!!!あと1時間すれば空くんだけど、とお店の人。でももう電車に乗らなければ行けないのですと説明。お店の人も残念そうだが私も残念だ!
で、いちかばちかで斜め向かいのもう一件のマッサージ屋へ。
開いてはいたので、オイルを使ったボディマッサージ(1時間)をお願い。
受付のおっちゃんは白人でしたが、マッサージのおねいさんは中国語を話すバリバリの東洋系。これならイケるかも!
……当たりでした……。
最初はちょっと母と同じ部屋で施術して貰ったのでおねいさんどうしのおしゃべりが気になりましたが、そのうちマッサージに集中してくれました。力加減も最初は弱い?と思いましたが、様子を見ていたのか徐々に力強くなってオッケーオッケー。
ウトウト気持ちよくなっている間に、旅の疲れを癒していただきました。
二軒とも深夜までやっててホントホテルの目と鼻の先なので、それがためだけでももし次回があれば同じホテルに泊まるね!と思うくらいです。
マドレーヌ通り沿いにホテルがあって、二軒ともちょこっと入ったエプロニエ通りにありました。めっちゃ競合している店舗だと思うのでお値段も大体同じで60分だと40ユーロ。
昨晩のお店がJIANG WEI(レシートはこうなっててお店にはShanghai7って書いてあったけど)、今日のお店がMASSAGE CHINOISとな。昨日のお店はちょっときれいめなアジア圏のマッサージ屋という雰囲気で、今日のところは待合いとか洒落た小さいエステサロンみたいな感じで、まあどちらがお好みかはひとによるかなってところです。
しかし、便利だなグーグルマップのストリートビュー。ここ~とか思ってリンクしてみたですよ。ノボテルとか泊まる人も近くていいと思います。
この後、ヨーロッパ何カ国か旅行することになる私ですが、マッサージ屋がなかなかないのがアジア圏の旅行と比べてちょっとした不満です。エステっぽいところはあるけど、気軽にパッと入ってマッサージお願いってお店、今までブリュッセル以外で見つけられてないです。
さてさて、マッサージが終わってホテルに戻って18時前。少し予定をオーバーしています。
フロントで荷物を受け取り、タクシーを呼んで貰えるか尋ねると呼べないこともないがすぐそこのタクシー乗り場で捕まえた方が早いとアドバイスをいただきました。
が、最初に書いていた通り、
マッダーム、ミルクを買うお金もないわたしにお恵みを
とか言うクソ親父が沸いてきて、なんかこんな写真になりました。
めんどくせーなホントに子供が大事ならこのクソ寒いときに連れ出さずに家で暖かくしておいておまえはハローワーク行けよ!!
南駅へはタクシーで。時間と元気があれば中央駅まで歩いていって電車で行くのも良いと思いますが、まあ見ての通りの荷物なもんでね……。
(スーツケースもボストンもぱんぱん。)
さて、南駅はあまり治安が良くないという前評判でしたが、果たして本当に雰囲気悪かったです。着いたときの近郊線だののホームのあたりは賑やかだったのですが、TGVの出発するホームに上がる前の待合いはなんか暗くて店もなくて人も少なくて。
警察官や駅員さんがたびたび巡回してはいましたが、あんたら明らかに長距離列車とか乗らないよね……何してんの……って言う身なりの人も巡回(?)したり座ってたりしました。流石に強盗とかはしょっちゅうは出ないにしても、荷物置き忘れたりベンチで寝てしまったりしたら、あっという間に荷物は消えるんじゃないかと思いました。
ホームに近い待合いベンチ付近の電光掲示を見上げると、
次の列車はいつホームに入るか未定
みたいな表示が出ていました。また遅れるのか……と思いました。
一度ホームに上がったのですが、ホームは屋根があるだけで吹きさらしだったので、とてもいつ来るか分からない電車を待てる状況ではなく、ホーム下に逆戻り。
母に荷物番を頼んでちょっとだけウロつきましたが、ここ以外はお店とかもあってそんなに駅構内なら雰囲気悪くなかったです。なんでよりによってTGV待つのにいちばん近くて便利な場所が雰囲気悪いんだ。EXKIもあったので買って電車で食べたりも出来そう。
早く列車こんのかーと思いつつ、ボンヤリしてて、ふと電光掲示を見上げると、
故障中
の表記。……え?つーことはホームに列車来ても表示されない?
時刻は19時過ぎ。わたしの乗る列車は19時18分発です。
慌ててバタバタとホームに上がると列車来てました。
オイオイオイオイオイオイオイ。
列車の時刻の正確性は乏しいわ、駅では基本アナウンスはないわ、電光掲示は黙って壊れるわ、ヨーロッパの鉄道半端無いハードモードやな!!ホームと列車に段差があり、重い荷物を上げるのに苦労しました。
二等ですが座席はゆったりです。さて、CDGまでは二時間ほどの列車旅です。
……の筈だったのですが、なんか着きません。
21時前になりましたが、まだよく分からん山の中です。途中でよく分からない駅に入って長く停まっていましたが、扉は開きませんでした。何かフランス語でボソボソとよく分からないアナウンスが入りました。何かあったんだろうなってことしか分かりません。
仮にも国際列車なのに英語を流す気はないのか……。
結局、CDGに着いたのはほぼ1時間遅れの22時頃でした。ホテルのレストランとか閉まっちゃうよ!降りるときもホームとの段差が凄くて、でも停車時間短いの分かってたので必死でした。扉からホームにボストンバッグ投げ落としたよ。おかんはそれを見て、映画みたいだなって思ったそうです。見かねた紳士が母のスーツケースを下ろすのを手伝ってくれました。
フランス語のアナウンスが全く理解できなかったので、想像でしかないのですが、ブリュッセル・CDG間は直行便は2時間ほどなのに対してリールで乗り換える便だと3時間かかること、途中で一度どこかの駅に入りそのままバックするようにその駅を出て電車が進み出したこと、から何かの理由で直行便だったのが経由便になったのだろうかなって思いました。
珍しい事なのかしょっちゅうある事なのか分かりませんけど、その日の内にCDG出発するのだったら相当焦っただろうな~。でもそんな無謀なことを考えてる人はいなかったのか、フランス語のボソボソアナウンスが流れているときも、焦った様子の人はひとりたりとも見掛けませんでした。ってことはこういうのはしょっちゅうなのか?
さて今晩はCDGで一泊です。
CDG内にはホテルはふたつ、高級ホテルのシェラトンかお手軽ホテルのIBISの二択です。無料シャトル出してる周辺のホテルも候補に入れれば選択肢は増えますが、シャトルの時間は当日ホテルで確認みたいなとこばかりで、朝の便に乗るのに不安なので、空港敷地内にあり建物がほぼ隣接していて徒歩で移動できるIBISにしました。
え?シェラトン?高いです。
我々がIBISに向かっていると、ひとり旅だという日本人のご婦人がひとり。IBISのレストランって24時間営業だよね?そこで夜明かししようと思ってと話しかけられる。我々は宿泊するつもりでWebページでは12時には閉まるって見たんですけどねと伝えましたが、空港のインフォメーションでそうきいたと。フーンじゃあそうなのかね。
ホテルの食事は高いけどひとばんホテルに泊まる代わりと思えば安いしね~高いのに泊まってすごいね~みたいな事を遠回しに言われたのでちょっとだけカチンときてしまいました。
チェックインして、デリがあるのでチェック。疲れたし予定より遅くなったのでデリにいい物があればそれで済ませようかと思ったのですが、なんか干からびたサンドイッチとしなびたサラダしか見当たらなかったのでやめました。日本のコンビニってすげぇな!!
とりあえず部屋に荷物を置きに行く。
IBISだって10,000円オーバーで決して安かないんですがね(*)。
イマイチ写真で伝わりきらないのが悔しいですが、狭ッ!!!
この割高イメージのせいで空港以外ならそんなこともないかもしれないのですが、旅行先のホテルを決めるときにどんなに場所が良くてもそれがIBISだと避けてしまうようになりました。
ベッドの幅もめっちゃせまいしぴったりくっついてるしスーツケース広げられないし!
それでもなんとか机とか玄関口とベッドのあるスペースの角のところに姿見を配置するとか、ひととおりの設備を揃えようという気概は感じました。
で、腹も減ったのでレストランへ。ホームページではさも立派なレストランのように見えましたが、実際行くとファミレスみたいな雰囲気です。
入口にはやっぱり12時までって書いてあるけど、あのご婦人もいます。
メニューを見ましたがたくさんあってよく分からんので、本日の定食みたいなのでメイン+デザートを選ぶことにしました。前菜+デザートとか前菜+メイン+デザートとかも出来ます。宿泊代金といっしょに支払ったのでお値段は分からなくなってしまった。
そして……シャンパーニュ☆
ファミレスだけど!フランスだから!!フランスっぽさの片鱗だけでも味わおうというあがきです。まあフランス、空港しかいてないけどね!!
ファミレスふうだけどやっぱりイケメンなギャルソンは、シャンパンくださいって言ったら、「いい考えだね!楽しんで!!」みたいな事を言っていました。なんかこうひとこと添えてくるのがギャルソンと言う生き物の特徴のようです。
メインの何かシーフードとパスタの料理、デザートはアイスクリームとフルーツポンチ。
シーフードは冷凍っぽかったですが、見た目以上でも以下でもなくふつうにおいしかったです。
食事が終わったらもう12時前。
やっぱりレストランは閉まるようで、ご婦人は追い出されていました。
明日の飛行機は11時台。9時にはチェックインしたいのでそんなにのんびりはできません。お風呂に入って、機内快適グッズをスーツケースから出したり軽く荷造りし直し。
いやあ……ここまでホント重かった!!!
特に列車の乗り降りがキツかった。一等だともう少し載せやすかったりするのでしょうかね。
*このときは一部屋130ユーロくらいで泊まった。しかし2014年故あってCDGで宿泊しなきゃかも?と調べていたらひとり100ユーロくらいになっていて目ん玉飛び出しかけた。あの部屋で……!? だがそれでもシェラトンとはまだ超えられない差がありました。
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |