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そんなワケで苦労してたどりつきました錦田吉慶園です。
結論から言うと、マニア向けです。
城壁こそ古く由緒正しいものかもしれませんが、中の家は古民家とかではありません。近代的な文化住宅です。しかもホント狭い。お店とかもないですし、史跡を訪れるような或いは一般的な観光地を訪れるような期待をもってやってくればガッカリすること請け合いです。
一番広い正門から東西の通路ですら横幅5メートルもないです。正門から30メートルくらいでどん詰まって、祖先崇拝でしょうか小さな祠があります。その脇に密集して2-3階建の民家が並びますが間の南北の通路はひとひとり通るのがやっとくらいの広さです。南北の端から端で100メートルあるかどうかと言う規模。
中はふっつーの生活感溢れまくったただの民家です。
どうだ!面白くない人は面白くないぞ!?
そんでたぶん、そういうひとが大半だ!
ちなみに、正門の中の両脇に暇そうなばーさまたちが何人もいらっしゃって「ワンダラーワンダラー」と言ってきます。これは城壁の保護にあてる寄付と言う扱い。↑のような明らかな生活空間にお邪魔するわけなので、それでも尚お邪魔しようと言う方はワンダラーくらいはきちんと払いましょう。私は小銭がなかったので5ドル出しておきましたが。
中での写真撮影は文献により節度ある範囲で撮っていいと言うものと(入場料/寄付とって観光客歓迎しているので)、遠慮しろと言うものと分かれていました。すみませんが、私節度ある範囲ではガリガリに撮りまくりました。
あと、私が行ったときはいなかったけど、休日などは客家の伝統的な衣装をきたおばちゃんなどが入り口付近に居たりするそうです。チップを渡すと一緒に写真を撮れると言うか、ウッカリカメラを向けるとチップを要求されると言うか、まあありがちな。こちらはテンダラーだそうなので最初から記念撮影したい!と言うのであればまあ良いのではないでしょうか。
……私が行ったときはいなかったけど!
と言うまあ、ここまでひとことでまとめると『一般的な感想を述べるならばショボい』って話なんですが。
しかしながら、かつての歴史ゆえ城壁に囲まれた狭い土地に肩を寄せ合ってならぶ民家、密集しているが故のなんだかへんてこな構造だったり、日本ではないようなキッチュな色使いのエクステリアだったり、そしてどこかエキゾチックでありながらそれでいてどこかは日本のいつかの時代を見ているようなノスタルジーがあったり……そういうのが好きな方にはゼヒおすすめ。あとなんか直線的で幾何学的な風景が好きな人とか。路地好きな方とか。
場合によっては団体ツアーなんかもくるみたいですが、こういう場所と理解した上で「私、好きな人!」なアナタは是非平日にひとりで訪れることをお勧めします。
もちろん私は好きな人さぁ!ただの史跡より好きなくらいさぁ!期待以上の有様にテンション上がり過ぎてウロウロウロウロウロウロしたさぁ!途中で廃墟になった空き区画に猫を追いかけて入っていったりしたさあ!
私の前に中国人のカップルが入っていきましたが、「私たち、別に、な人……」だったらしく気まずそうな感じで何枚か写真を撮ってすぐに立ち去ってました。しかしやつらがいてくれたおかげで、シャッターを押して貰うことができ、記念写真も撮れました。こんなおばはんでなくここでモデル撮影って言うのもいいな~できるアテはないがな~。いやぁ、なんか背景としても良くないです?
(心の眼で美女に置き換えて考えてみてください。→)
以上まあ、ガイドブックにもちら載り程度なので、めずらしく「どういう場所か」についてきちんと書いてみたりしました。ここからは「好きな人」向けです。写真みっちり。
いかんせんヘタクソなのがネックですが雰囲気は伝わると思いますぅー。すっごいいい雰囲気だったんですよ!
※このページだけじゃないんですけど、改めて言います。写真はクリックすると拡大します。
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