田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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たいへん厳かな雰囲気のある正面入り口で、広場には噴水があります。
カザン聖堂は今まで見学した教会と違い、教会として本格的に機能しているところです。
今まで見たところではまだヴェリーキー・ノヴゴロドの教会ではお参りをする人も多かったですが、それでも入場料を取ったり観光地としての側面が強かったです。
血の上の救世主教会とかイサク聖堂なんかは「ミュージアム」とされているのですが、カザン聖堂はロシア正教の中心を担う教会であり、観光のための施設ではありません。
ただこの列柱の並ぶ建物は、時の黄帝パーヴェル1世の希望でカトリック風の列柱が並ぶ様式で、当時のロシア正教会はあまりいい顔をしなかったそうです。まあ、ヴァチカン風の聖堂イイネ!とか皇帝が宗派違いの異国にかぶれたらそらちょっと心配にはなりますわな……。
まあともかく、そう言った場所なので入場料はかかりませんが、写真撮影は禁止、参拝者を優先した行動を心がけねばなりません。
ですが早速入口で写真撮ってるやついるゥー!!
地下鉄とかじゃなくてもうホントこういうところで写真撮るやつをどうにかしてはいかがでしょうか!とかまあこんな勢いで怒ってるわたしが今いちばんこの場に相応しくないですね!
せいぜいカメラの前をウロつくくらいに留めることにします。
奥へ続く通路は大きな柱が並び、派手な装飾はありません。しかしイコノスタスのあるホールは、フレスコ画や装飾で埋め尽くされていました。
幾つもイコンが置かれ、そこをゆっくりと祈りながらまわる人たち。大勢の人がいますが周囲は比較的静かです。観光客よりも祈りのために来ている人が多いと言うことでしょう。
異教徒であるわたしは、この教会と言うよりもそういったひとたちを含めたこの場の雰囲気を感じたくて、少し歩いては立ち止まっていました。
圧巻だったのはイコノスタスの左側にある聖母マリアのイコンです。
イコン自体は大きなものではないのできちんと見えたわけではないのですが、このイコンに祈りを捧げるために人々が長い行列を作っているのです。
自分の番が来ると、膝をついてイコンを見上げその隅に口づけ、長く祈りを捧げていました。
その姿はすごく心を打たれるものがあって、とても印象に残っています。
正教では聖母が信仰の対象として特に好まれるそうですが、それって土着の地母神信仰なんかとやっぱり結びつきがあるんじゃないのかなあとか思うのです。厳しい大地に生きる人々だからこそ、大地や産むものへの思いが大きくなるのではないかなと。そういうベースがあるから、ソ連時代も人々は密やかに信仰を守り続けることができたんじゃないかなとか想像してみたり。
今ガイドブック見てたら、ソ連時代にはカザン聖堂は「無神論博物館」となっていたようで、それが時を経て信仰の場として復活していると言うのはすごいことですよね。
女性は聖堂に入るときにはスカーフをかぶるのですが(異教徒はokっぽい感じ、並んでお祈りするならかぶった方がいいと思う)、若い子なんかはスカーフの代わりに着ているコートのフードをすっとかぶったりして、すごく自然にお祈りに来ている感じで、それもまた良い感じでした。
この熱心な信者の方々にカメラを向けている不届者もいましたがね!
カメラかカードが壊れたらいいと思いますぅー!
わたしはこの通り、心穏やかに神に祈り隣人を許せるタイプではないようです。
で、ついついこんなものを買ってしまいました……。
お気軽にオブジェとして仏像買っちゃう欧米人みたいでちょっとアレなんですけど……。
イースターエッグ風のオーナメントはともかく、お手軽イコンを買ってしまいました。ファッションでこう言うの買うの良くないと思うんで、普段買わないのですが、このイコンに祈る人々の姿を心に留め置きたくて、その記憶の縁にしようと買っちゃったのねん。
本来は信者の方がご自宅の祭壇なんかにお祀りする用だと思います。
まあなんですか、聖堂の運営や維持にわたしの払った450ルーブルが役立つといいと思います。
他の教会でもこういうのはちょくちょく売っていました。
30分少々の滞在で聖堂を出たところ、少し天気が良くなって来たかな?と言う感じ。
うーん、でも反対側はえっらい暗くなってるな、コレどうかな……。
今着ているもののまま夜を越えることになるので濡れたくないなぁ〜。
噴水の周りにはたくさんのベンチがあり、街の人や観光客の憩いの場になっていました。
年齢幅広めの子供達の一団と、ここにも出稼ぎ貴族が……。
そうだよね、やっぱりカップルになってるほうがいいよね!?
昨日ヴァシリエフスキー島の岬で見たソロ貴族はちょっと商売的にどうなんですか?
お金が余りそうなのとすぐそこなので、ドーム・クニーギに寄ってみることにしました。
本屋さんになるのですが、センスの良い文具や立地柄お土産も置いていました。
サンクトの名所をあしらったノートやメモ帳、ポストカードなんかもあって、かわいい上に安かったし、消耗品なら渡しやすいので、お土産を買うのに非常に良いと思います。
そんでこのリプロのレトロポストカードがもうかわいくて!
いっぱい買ってしまった……ようじょかわいい……。(ダメな言い方。)
あとまだ4月なんですけど、既に2016年のカレンダーがあってかわいかったのでこれも買いました。マグネットがついてて冷蔵庫とかに貼り付けられるようになっています。
あと赤いのはお城模様の箱に入ったタブレットチョコレートです。
そして入口に華々しく設けられていたのは……
戦勝記念日グッズコーナー!!
これはちなみに弟へのお土産に買った紅茶の入った缶です。もっとがっつり後に残りそうなマグカップとか皿とかもあって迷いましたが、この程度にしておきました。
結構大きいコーナーだったんですが、外国人観光客が多いようであまり見ている人はいませんでした。わたしが真剣に物色していると、欧米人のおいちゃんが買うの……?みたいな顔で見て来たのですが、大丈夫です!ちゃんと分かってて買ってますのでそんな気の毒そうな顔しないでください!
なお毎年こう言うものが売られているのか、2015年が戦後70年と言うことで特に盛り上がっていたのかは分かりません。
イカした戦勝記念日グッズ含めて567ルーブルのお買物でした。
カザン聖堂は今まで見学した教会と違い、教会として本格的に機能しているところです。
今まで見たところではまだヴェリーキー・ノヴゴロドの教会ではお参りをする人も多かったですが、それでも入場料を取ったり観光地としての側面が強かったです。
血の上の救世主教会とかイサク聖堂なんかは「ミュージアム」とされているのですが、カザン聖堂はロシア正教の中心を担う教会であり、観光のための施設ではありません。
ただこの列柱の並ぶ建物は、時の黄帝パーヴェル1世の希望でカトリック風の列柱が並ぶ様式で、当時のロシア正教会はあまりいい顔をしなかったそうです。まあ、ヴァチカン風の聖堂イイネ!とか皇帝が宗派違いの異国にかぶれたらそらちょっと心配にはなりますわな……。
まあともかく、そう言った場所なので入場料はかかりませんが、写真撮影は禁止、参拝者を優先した行動を心がけねばなりません。
ですが早速入口で写真撮ってるやついるゥー!!
地下鉄とかじゃなくてもうホントこういうところで写真撮るやつをどうにかしてはいかがでしょうか!とかまあこんな勢いで怒ってるわたしが今いちばんこの場に相応しくないですね!
せいぜいカメラの前をウロつくくらいに留めることにします。
奥へ続く通路は大きな柱が並び、派手な装飾はありません。しかしイコノスタスのあるホールは、フレスコ画や装飾で埋め尽くされていました。
幾つもイコンが置かれ、そこをゆっくりと祈りながらまわる人たち。大勢の人がいますが周囲は比較的静かです。観光客よりも祈りのために来ている人が多いと言うことでしょう。
異教徒であるわたしは、この教会と言うよりもそういったひとたちを含めたこの場の雰囲気を感じたくて、少し歩いては立ち止まっていました。
圧巻だったのはイコノスタスの左側にある聖母マリアのイコンです。
イコン自体は大きなものではないのできちんと見えたわけではないのですが、このイコンに祈りを捧げるために人々が長い行列を作っているのです。
自分の番が来ると、膝をついてイコンを見上げその隅に口づけ、長く祈りを捧げていました。
その姿はすごく心を打たれるものがあって、とても印象に残っています。
正教では聖母が信仰の対象として特に好まれるそうですが、それって土着の地母神信仰なんかとやっぱり結びつきがあるんじゃないのかなあとか思うのです。厳しい大地に生きる人々だからこそ、大地や産むものへの思いが大きくなるのではないかなと。そういうベースがあるから、ソ連時代も人々は密やかに信仰を守り続けることができたんじゃないかなとか想像してみたり。
今ガイドブック見てたら、ソ連時代にはカザン聖堂は「無神論博物館」となっていたようで、それが時を経て信仰の場として復活していると言うのはすごいことですよね。
女性は聖堂に入るときにはスカーフをかぶるのですが(異教徒はokっぽい感じ、並んでお祈りするならかぶった方がいいと思う)、若い子なんかはスカーフの代わりに着ているコートのフードをすっとかぶったりして、すごく自然にお祈りに来ている感じで、それもまた良い感じでした。
この熱心な信者の方々にカメラを向けている不届者もいましたがね!
カメラかカードが壊れたらいいと思いますぅー!
わたしはこの通り、心穏やかに神に祈り隣人を許せるタイプではないようです。
で、ついついこんなものを買ってしまいました……。
お気軽にオブジェとして仏像買っちゃう欧米人みたいでちょっとアレなんですけど……。
イースターエッグ風のオーナメントはともかく、お手軽イコンを買ってしまいました。ファッションでこう言うの買うの良くないと思うんで、普段買わないのですが、このイコンに祈る人々の姿を心に留め置きたくて、その記憶の縁にしようと買っちゃったのねん。
本来は信者の方がご自宅の祭壇なんかにお祀りする用だと思います。
まあなんですか、聖堂の運営や維持にわたしの払った450ルーブルが役立つといいと思います。
他の教会でもこういうのはちょくちょく売っていました。
30分少々の滞在で聖堂を出たところ、少し天気が良くなって来たかな?と言う感じ。
うーん、でも反対側はえっらい暗くなってるな、コレどうかな……。
今着ているもののまま夜を越えることになるので濡れたくないなぁ〜。
噴水の周りにはたくさんのベンチがあり、街の人や観光客の憩いの場になっていました。
年齢幅広めの子供達の一団と、ここにも出稼ぎ貴族が……。
そうだよね、やっぱりカップルになってるほうがいいよね!?
昨日ヴァシリエフスキー島の岬で見たソロ貴族はちょっと商売的にどうなんですか?
お金が余りそうなのとすぐそこなので、ドーム・クニーギに寄ってみることにしました。
本屋さんになるのですが、センスの良い文具や立地柄お土産も置いていました。
サンクトの名所をあしらったノートやメモ帳、ポストカードなんかもあって、かわいい上に安かったし、消耗品なら渡しやすいので、お土産を買うのに非常に良いと思います。
そんでこのリプロのレトロポストカードがもうかわいくて!
いっぱい買ってしまった……ようじょかわいい……。(ダメな言い方。)
あとまだ4月なんですけど、既に2016年のカレンダーがあってかわいかったのでこれも買いました。マグネットがついてて冷蔵庫とかに貼り付けられるようになっています。
あと赤いのはお城模様の箱に入ったタブレットチョコレートです。
そして入口に華々しく設けられていたのは……
戦勝記念日グッズコーナー!!
これはちなみに弟へのお土産に買った紅茶の入った缶です。もっとがっつり後に残りそうなマグカップとか皿とかもあって迷いましたが、この程度にしておきました。
結構大きいコーナーだったんですが、外国人観光客が多いようであまり見ている人はいませんでした。わたしが真剣に物色していると、欧米人のおいちゃんが買うの……?みたいな顔で見て来たのですが、大丈夫です!ちゃんと分かってて買ってますのでそんな気の毒そうな顔しないでください!
なお毎年こう言うものが売られているのか、2015年が戦後70年と言うことで特に盛り上がっていたのかは分かりません。
イカした戦勝記念日グッズ含めて567ルーブルのお買物でした。
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