田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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レイクガーデンをなんとなくこっちかな?っていう方向に歩いて、イスラム美術館を目指します。地図ではアップダウンが分からないとさっきも言いましたが、レイクガーデンは湖部分がくぼんだ大きなすり鉢みたいな形の公園です。
一度湖まで出てしまった私が縁のほうにあるイスラム美術館へ行くには激しい坂を登らなくてはなりません。うへぇー……。
しょうがないので、坂道を登っていたら向かいでなんか不審にウロウロしていた白人カップルに声を掛けられました。
「僕たち、プラネタリウムに行きたいんだけど、こっちで合ってるかな?」
……知らねーよ。
殆ど手ぶらで出掛けて道に迷ったらひとに聞けばいいとか英語話せるやつはお気楽でいいな!しかし残念だったな!私もまだ完璧迷ったとは言わんがアンタに道教えられるほど分かっちゃいねえ!!
とりあえず、殆ど日本語しか書いてないけど地球の歩き方のコピー見せて、プラネタリウムは知らんが私はイスラムミュージアムに行こうとしていて、たぶんここはここらへんだと思うのねってことだけ伝えて、最後はよく分かんないわ~って言う例の首をすくめるジェスチャーで終わらせた。ジェスチャー便利である。
しかし、明らかな観光客の私に声を掛けるとか、彼らもたいがい迷ってたんだろうな。
それが証拠に地図を見て目的地が大体同じだと分かった彼らは先を歩き始めたものの、ちらりちらりとこちらをときどき振り返っているのであった。
しばらく歩いて、狭いながら車も通る道路に出ると、プラネタリウムこっち!って言う看板がありました。アレ?あいつらプラネタリム行くんじゃなかったの?
見落としたのかと思って、小走りに前へ行って「プラネタリウムあっちだったけど?」ってわざわざ声掛けたら「あーいーのいーの」みたいな事を言われました。
たぶん、プラネタリウムの近くのどっかに行きたかったんだとは思うんだけど、紛らわしいよ!
紛らわしい白人カップルとは道が別になってしばらくすると目的のイスラム美術館に到着しました。一見、近代的な建物ですがエントランスのモザイクタイルとかそれっぽくてすてきです。
とか言って、コレ実は帰りに撮った写真で、行きは裏口みたいなところから入ったですよ。
ここは「マレーシア」・イスラム美術館だけあって、総合的なイスラム教の歴史を踏まえつつ、多様な民族の暮らすマレーシアでのイスラム教のあり方を美術を通して紹介する、と言うようなコンセプトの場所でした。入場料はRM12。
まずは世界のイスラム文化……って事でモスクの紹介だったのですが、このミニチュアがすごくてね!もう早速テンションマックスですよ!!
見よこの精巧さを!!SUGEEEEEEEEEE!!!
イスラム教の伝播と時代に沿って、地域ごと年代ごとの代表的なモスクのミニチュアが広いフロアを使ってズラリと!いっこいっこケースにかじりついてハァハァしたい仕上がりです。
このように壁側に構造などについての細かい解説がありました。
ミナレットと祈りの場があること意外は特に様式に拘りがないせいか、地域色豊かで本当に見ていて楽しいです。中国のモスクとかふつうに寺だろ!みたいな感じだったし。
その後は、やはりまずはひとつのテーマに沿ってワールドワイドな紹介、その後マレーシアの地域ごとの紹介……みたいな感じで分かり易かったです。
館内、割と国内外問わず明らかにムスリムな人たちが多かったですけど、コレどっちかってーと「イスラム教ってなんぞや?」と言う初心者向けにすごくいい美術館だと思いました。
それに単純にうつくしいですし!!!!
特に装丁されたコーランと言ったらもうホントすごかったですね。
仏教でお経を装丁するのとはまた意味が違うと思うのですが気合いの半端なさには共通するものを感じました。お経の場合はそれを作る=徳を積むだけど、コーランの場合はなんか違うっぽいと思うんだけど、どうなんかね。
これでグッズとか作ったらバカ売れると思うけど、流石にそれはムスリム的には抵抗があるのか、コーランモチーフにしたグッズは売ってなかったっす。
それに陶器とか、金属細工とか、宝石とか……イヤまあともかく全部ですハイ。
あと、インドはムガール朝時代のお宝も結構いっぱい展示されてて鼻息荒くなりました。
(写真のが多分その一部だと思うんだけど違うかもしんない。)
どういう経緯でここにあるのか知らんですけど、マレーシアにお裾分けされてるやつだけでこんなにすごいんですから、イヤもうホントインドも絶対行くから待っててね!?とか思いました。
別に待っていませんと言いたげなタージマハル。
あと印象に残ったのは、調度品や小物を並べて、それにお衣装を着せたマネキンを並べて、世界各地・マレーシア各地のムスリムの暮らし(まあ超お金持ちクラスって事だろうが)を再現した展示でしたかね。紀元○○○年頃のどこそこ、みたいな感じで。
あと、メッカのまんなかのちっちゃい建物にかかってる布の引退させたやつとかも圧巻でしたね。非ムスリムは入れないところにあるもんですからね。イヤコレ今私大学生だったら、イスラム文化に関する講義とかマジ取るね。
しかしこの美術館は単純に収蔵品のレベルがめちゃくちゃ高いと思います。一般ウケもしそうな感じだし。 びっしりの幾何学模様にきらっきらの宝石とか好きな人いっぱいいると思うんだよねえ。イスラム教がこういうすばらしく高度な文化を持っているという事がもっと多くのひとに伝わると良いなあと思います。イスラム教=過激派みたいなイメージがなんかこうさ……。そういうことまで考えなくても、見てうわーきれーい!って思うだけでもさあ、私もまあそんなようなもんだし~。
展示品抜けてたり持ち出すために梱包してたりしたのを見かけたので、貸し出しとかもしているんじゃないかなあ。このご時世だからこそ、どっか日本の金持ち企業が借り出して企画展とかやってくれないだろうか。2012年に森美術館でアラブ・エクスプレスという「中東の現代美術」をテーマにした展示を見てずいぶん勉強になりましたが、それ以前にそもそもイスラム文化の伝統自体を知らない私のようなひとも多いのではないかと思うので。
この美術館は1999年に出来たそうですが、建物自体も美しく凝っています。
きれいなドーム天井や吹き抜けがありまして。ドーム天井はこれ以外にも模様の違うものが幾つかあります。すげえ気合い入れて作ってると思います。
本当に来て良かった!大満足であります。
あとミュージアムショップも超充実です。鼻息も荒く買いこんでしまいました。
しおりとかポストカードとかマグネットとかー!とかー!
特に中央上にあるグリーティングカードがすげくてですね!ぜんぶ柄違いの5枚入りで表はカードのデザインにあった写真で、裏に作品全体の写真と解説が載っているという、デザイン性と美術館らしさを両立した造りで。タイルのモザイク調のマグネットも良かったです。
あと、高そうだったから見てないけど、奥に本気っぽい民芸品とかもありました。
入ってないけど、カフェとかもなかなか良いので、いちにちがかりでゆっくり見ても良いかと思われます。私はちょっぴり時間がなかったので駆け足になってしまったのが残念。
一度湖まで出てしまった私が縁のほうにあるイスラム美術館へ行くには激しい坂を登らなくてはなりません。うへぇー……。
しょうがないので、坂道を登っていたら向かいでなんか不審にウロウロしていた白人カップルに声を掛けられました。
「僕たち、プラネタリウムに行きたいんだけど、こっちで合ってるかな?」
……知らねーよ。
殆ど手ぶらで出掛けて道に迷ったらひとに聞けばいいとか英語話せるやつはお気楽でいいな!しかし残念だったな!私もまだ完璧迷ったとは言わんがアンタに道教えられるほど分かっちゃいねえ!!
とりあえず、殆ど日本語しか書いてないけど地球の歩き方のコピー見せて、プラネタリウムは知らんが私はイスラムミュージアムに行こうとしていて、たぶんここはここらへんだと思うのねってことだけ伝えて、最後はよく分かんないわ~って言う例の首をすくめるジェスチャーで終わらせた。ジェスチャー便利である。
しかし、明らかな観光客の私に声を掛けるとか、彼らもたいがい迷ってたんだろうな。
それが証拠に地図を見て目的地が大体同じだと分かった彼らは先を歩き始めたものの、ちらりちらりとこちらをときどき振り返っているのであった。
しばらく歩いて、狭いながら車も通る道路に出ると、プラネタリウムこっち!って言う看板がありました。アレ?あいつらプラネタリム行くんじゃなかったの?
見落としたのかと思って、小走りに前へ行って「プラネタリウムあっちだったけど?」ってわざわざ声掛けたら「あーいーのいーの」みたいな事を言われました。
たぶん、プラネタリウムの近くのどっかに行きたかったんだとは思うんだけど、紛らわしいよ!
紛らわしい白人カップルとは道が別になってしばらくすると目的のイスラム美術館に到着しました。一見、近代的な建物ですがエントランスのモザイクタイルとかそれっぽくてすてきです。
とか言って、コレ実は帰りに撮った写真で、行きは裏口みたいなところから入ったですよ。
ここは「マレーシア」・イスラム美術館だけあって、総合的なイスラム教の歴史を踏まえつつ、多様な民族の暮らすマレーシアでのイスラム教のあり方を美術を通して紹介する、と言うようなコンセプトの場所でした。入場料はRM12。
まずは世界のイスラム文化……って事でモスクの紹介だったのですが、このミニチュアがすごくてね!もう早速テンションマックスですよ!!
見よこの精巧さを!!SUGEEEEEEEEEE!!!
イスラム教の伝播と時代に沿って、地域ごと年代ごとの代表的なモスクのミニチュアが広いフロアを使ってズラリと!いっこいっこケースにかじりついてハァハァしたい仕上がりです。
このように壁側に構造などについての細かい解説がありました。
ミナレットと祈りの場があること意外は特に様式に拘りがないせいか、地域色豊かで本当に見ていて楽しいです。中国のモスクとかふつうに寺だろ!みたいな感じだったし。
その後は、やはりまずはひとつのテーマに沿ってワールドワイドな紹介、その後マレーシアの地域ごとの紹介……みたいな感じで分かり易かったです。
館内、割と国内外問わず明らかにムスリムな人たちが多かったですけど、コレどっちかってーと「イスラム教ってなんぞや?」と言う初心者向けにすごくいい美術館だと思いました。
それに単純にうつくしいですし!!!!
特に装丁されたコーランと言ったらもうホントすごかったですね。
仏教でお経を装丁するのとはまた意味が違うと思うのですが気合いの半端なさには共通するものを感じました。お経の場合はそれを作る=徳を積むだけど、コーランの場合はなんか違うっぽいと思うんだけど、どうなんかね。
これでグッズとか作ったらバカ売れると思うけど、流石にそれはムスリム的には抵抗があるのか、コーランモチーフにしたグッズは売ってなかったっす。
それに陶器とか、金属細工とか、宝石とか……イヤまあともかく全部ですハイ。
あと、インドはムガール朝時代のお宝も結構いっぱい展示されてて鼻息荒くなりました。
(写真のが多分その一部だと思うんだけど違うかもしんない。)
どういう経緯でここにあるのか知らんですけど、マレーシアにお裾分けされてるやつだけでこんなにすごいんですから、イヤもうホントインドも絶対行くから待っててね!?とか思いました。
別に待っていませんと言いたげなタージマハル。
あと印象に残ったのは、調度品や小物を並べて、それにお衣装を着せたマネキンを並べて、世界各地・マレーシア各地のムスリムの暮らし(まあ超お金持ちクラスって事だろうが)を再現した展示でしたかね。紀元○○○年頃のどこそこ、みたいな感じで。
あと、メッカのまんなかのちっちゃい建物にかかってる布の引退させたやつとかも圧巻でしたね。非ムスリムは入れないところにあるもんですからね。イヤコレ今私大学生だったら、イスラム文化に関する講義とかマジ取るね。
しかしこの美術館は単純に収蔵品のレベルがめちゃくちゃ高いと思います。一般ウケもしそうな感じだし。 びっしりの幾何学模様にきらっきらの宝石とか好きな人いっぱいいると思うんだよねえ。イスラム教がこういうすばらしく高度な文化を持っているという事がもっと多くのひとに伝わると良いなあと思います。イスラム教=過激派みたいなイメージがなんかこうさ……。そういうことまで考えなくても、見てうわーきれーい!って思うだけでもさあ、私もまあそんなようなもんだし~。
展示品抜けてたり持ち出すために梱包してたりしたのを見かけたので、貸し出しとかもしているんじゃないかなあ。このご時世だからこそ、どっか日本の金持ち企業が借り出して企画展とかやってくれないだろうか。2012年に森美術館でアラブ・エクスプレスという「中東の現代美術」をテーマにした展示を見てずいぶん勉強になりましたが、それ以前にそもそもイスラム文化の伝統自体を知らない私のようなひとも多いのではないかと思うので。
この美術館は1999年に出来たそうですが、建物自体も美しく凝っています。
きれいなドーム天井や吹き抜けがありまして。ドーム天井はこれ以外にも模様の違うものが幾つかあります。すげえ気合い入れて作ってると思います。
本当に来て良かった!大満足であります。
あとミュージアムショップも超充実です。鼻息も荒く買いこんでしまいました。
しおりとかポストカードとかマグネットとかー!とかー!
特に中央上にあるグリーティングカードがすげくてですね!ぜんぶ柄違いの5枚入りで表はカードのデザインにあった写真で、裏に作品全体の写真と解説が載っているという、デザイン性と美術館らしさを両立した造りで。タイルのモザイク調のマグネットも良かったです。
あと、高そうだったから見てないけど、奥に本気っぽい民芸品とかもありました。
入ってないけど、カフェとかもなかなか良いので、いちにちがかりでゆっくり見ても良いかと思われます。私はちょっぴり時間がなかったので駆け足になってしまったのが残念。
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