田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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2014年4月、エストニアはタリンへ行って参りました。
タリンではお得に観光が出来るタリンカードなるものがあるのですが、特典がたくさんある分、まあまあなお値段でして元が取れるかどうか悩んだ末、まあ元が取れなくてもいちいちチケット買わなくていいから面倒が無くていっか~と買ってみました。
結果、お得だったのかどうか、確認してみようと思います。
購入したのは24時間カード(24ユーロ)です。
特にここに行きたい!と言うのはなかったので、午前10時前スタートで、カードを購入したツーリストインフォメーションに近いところからぼつぼつ回ってみた感じです。
各観光場所の簡単な感想など交えつつ、レポートします。
まずは聖ニコラス教会(3.5ユーロ)。
ここには有名なバーント・ノトケと言う人の「死の舞踏」と言う大きな絵があります。他にも大きく見応えのある祭壇絵などがありましたので、なかなか行って良かったかと思います。
ただ、見て楽しくなるタイプの絵ではありません。
(祭壇絵もなんか首切られてたりしたしね!)
あと、大きなパイプオルガンがあってコンサートなどを催す事もあるそうですが、なんか私が行ったときにには観光客へのサービスかコンサートのリハかで、3曲ほど演奏がありました。
続いてやっぱトームペアには昇るべきだろうと向かいつつ、なんか塔にもひとつくらいは上がるかと行きがけにあったキーク・イン・デショク(4.5ユーロ)へ。
タリンの街に関する展示なんかを見つつ、上へ上へ。なかなか景色がよろしくてよかったですが、疲れ果てたので他にも幾らか塔を見繕っていましたが、塔はもう良いと思いました。
予約していたら地下トンネルのガイドツアー(5.8ユーロ)も体験できます。カード見せたらどちら?とチケット一覧を見せられたので、もしや場合によっては予約無しでもイケたのかもしれないと後になって思いました。まあ私は比較的混み合わない時期だったので。
そんで塔はもう良いけど城壁は上がろうかなと思って、処女の塔(2.0ユーロ)へ。
……って塔ですやん!!
けど、横に続く城壁がカフェとかになっていて上がれるようになっていたので。お茶しようかと思いつつ結局しなかったんですけど、お茶したら気持ちいいと思います。
テキスタイルとか食器とかの展示もありましたが、すごいものだと思いますがカフェのインテリア的にさりげなく展示されてました。そしてやっぱり階段はしんどかったです。
トーンペアの丘の上は入場観光場所はあんまりなかったのですがパラパラガイドをめくっていたら、エストニアンドリンキングカルチャーミュージアム(5ユーロ・ワインの試飲付き)と言うのを見かけたので、コレは一気に元が取れる上ワインが飲めますよ!?と向かってみました。
でも正直5ユーロ払って見る内容でもない気はしました。ただ地下にワインが何本も置いてあって、そのラベルをじっくり見ている女性がいたので、詳しい人には何か垂涎もののワインとか置いてあったのかも知れません。
しかし、係のお姉さんがすごくかわいかったのとワインがおいしかったのでよしとします。
ガイドにはトームペアの展望スポットにあるとあったので、良い景色でも見ながらワインが飲めるのかと期待したのですが、そんなことはありませんでしたので、ちょっと期待はずれ。
タダだったら入っても良いかなというところで。重いので買わなかったけどワインは10ユーロ以下なのにすごいおいしかったです。
それから聖母マリア聖堂とその塔(5ユーロ)。結局塔かよ!!
展示なんかどうでも良くなるくらいしんどかったですけど、さっきの塔より高い位置にあるからまた景色が違って良かったです。アレクサンドル・ネフスキー聖堂の見える方向の眺めもよかったし、港やフェリーも見えましたし。
そんでNUKU美術館(5ユーロ)。パペットミュージアムです。
実は入ろうと思って入ったのではなくて、昼飯にビールを飲んだらどっと疲れたので、どこか入れるところはないか……と探して、次にどこへ行こうかな?とガイドをめくっている人の振りをしながら休むために入りました。
でもかなりたくさんの人形が展示してあり、舞台の様子を映像で見られる展示などもあってかなり充実していて楽しかったです。
それからグレート・ギルド・ホール(5ユーロ)。
建物も面白かったですが、コインのコレクションや民族衣装のコレクションがなかなか見応えがありました。特に花嫁衣装だという髪飾りがとてもすてきで印象に残っています。
そんで観光できる場所はだいたい閉まってしまったので、マジパンミュージアムへ。
ここは入場料はいらないんですがカードを見せるとプチギフトが貰えるというので見せたら、Kalevのチョコバーをいっぽんくれました。
そして夜。無料で参加できる観光用のバスツアーなどはすっかり終わっていますが、無料の公共交通期間はぜんぜん動いていますので、無駄に路線バスの1Aラインを往復してみました。
Viru Kesukusのバスターミナルを出発して主に海岸線を走るルートです。予想通りバルト海の夕暮れとタリン市街地の夜景が見えてなかなかよかったです。一度終点で降りた方がよいかと思いましたが、そのまま乗っていても何も言われませんでした。Viru Keskusに戻ってきたのが一瞬分からなかったのですが、そのときは運転手さんがなんか言ってくれたので、たぶん私に言ってると思って降りたらそうでした。
途中下車で景色を眺めるなら、Viru Kesukusからスタートして二回目の海が見えるあたりがおすすめです。タリンの市街地が見えます。地元の人の様子や郊外の様子も見られて二度おいしい感じで。(これが幾ら相当になるのかが分かりませんが。)
あとハンドクラフトのお店で15%オフと言う特典もあるので、お土産も計画的に購入すればお得になると思います。旧市街地の対象ショップは早い時間に閉まってしまいますが、Viru Keskus内のテナントなら21時まで開いているので観光後のお買い物もオケーです。
そんなワケで、入場料トータルが30ユーロ、そんでお菓子ひとつと、路線バスも乗りましたので、無計画に回っても割とお得かと思います。逆に1日しかないと、行きたい場所をチョイスしながら回ると距離とかやっている時間の問題とかで損してしまうかも。私は近いところから回っていったので……。しかし総合的には1日でも元が取れるお勧めカードだと思います。
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