K子の旅ログ ベトナム旅行 忍者ブログ
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じゃん。入店できました。なかなか趣のある店内です。イイネイイネ!時刻は16時半。
17時開店との事でしたが、こういうアバウトさは歓迎します。
いちばんのりかと思いきや既に欧米系の中年男性がひとり。偏見ですがこういうところで食事をする欧米系の人って珍しい気がします。そんなお金なさそうなバックパッカーっぽいひとでもイタリアンとか食ってたりする勝手な印象。加えて中年でひとりでしかも襟付きシャツにスラックスとかそれなりにパリッとした格好でありながら身軽な様子だったので駐在さんかな?とか。
昭和レトロ感の漂う店内に妙な居心地の良さを覚えながらメニューを見ます。英語表記に写真もあるので分かりやすい。写真は普通にお店の人が撮ったような感じでした。
ひとりなので食べられる量には限界があります。悩んだ末、揚げ春巻きとカニチャーハンを頼みました。ソフトシェルクラブも食べたいなあと思いつつ。なお地元のベトナム料理屋のソフトシェルクラブのカレー炒めは絶品です大好きです(*)。あとはお決まりの……
こちらです。おビールたん。
氷はよくないって言うなあと思いつつ、より冷たいおビールたんの誘惑には勝てず、大して迷うことなく氷の入ったグラスに中身をあけました。まあ隣のおっちゃんも飲んでるし大丈夫でしょう。
暑い中、歩き回ったカラダに染み渡ります。生きてるってスバラシイネ!

なおこの昭和レトロ感漂う食堂の衛生レベルについてですが、まあわたしは平気……と言うくらい。
実際きれいに見えるところでもここくらいのところあるとは思うんですけど、つけあわせに出てきた生野菜が洗った水でビタビタだったり(これは隣のおっちゃんをチェックすると食べる前に床に向かって水を払い落としていたのでそれに倣う。床はコンクリート打ちっぱなしなので水は落としても気にならない。)、これまたつけあわせの蒸した米麺の間をアリさんがいっぴき歩き回っていたりとか(そっとつまんでこれも床にリリース)、駄目な人は駄目だと思います。
わたしはここくらいなら大丈夫だし、しかし割ときれいめなお店に入ることが多いのは事実なので、ちょっとローカルっぽいとこ来ちゃった!とワクワクできて程良い感じです。

揚げ春巻きとつけあわせ(かなりモリモリ)ががまず来て、程なくしてチャーハンも出来上がりました。揚げ春巻きはサックサク、生野菜で米麺といっしょにくるんで食べてもおいしい!
そして中身はカニカニカニカニカニでぎっしりびっしり!!
チャーハンもパラッパラでいい具合だしこれまたカニがこれでもかと入っています。ああなんて幸せ。
カニそのものの味で言えば日本で食べる高級で味の濃いカニさんには勝てないでしょう。しかし料理の出来が良いのとこれでもかというみっちりぎっしり感、数の暴力には敵いません。この上なく満足して食事を終えることが出来ました。

……半分しか食べられなかったけど。

予想はしてたけど多いわ!そこでベトナムでは高級店でもお持ち帰りは一般的であるという下調べをしてきていたので、テイクアウェイしたいと言いながら折りをパカパカする仕草をして、残ったチャーハンと春巻きをパックに詰めてもらいました。結構きれいに詰めてくれました。
お代は207,000ドンなり。約1,000円ですか。
イヤここたくさんの人数で来たらホントいいと思います。いろいろ頼んでさ〜、みんなでつつきながらビール飲むの〜。カニ以外にも貝とかエビとかありました。正直なところ、ひとりだとボラれたことを差し引いてもタクシー代と合わせて考えるとお得感は微妙だと思うのですが。
ただ個人的にはカニさんをたっぷり食べられて非常に満足しました。

ちなみにわたしが本物だと信じてやってきたお店の外観はこんな感じでした。
見切れているけどこの上にオレンジ色の看板があります。わたしが帰るころには賑わい始めていました。いっそ両店で同じ料理を頼んで持ち帰って食べ比べても面白いかもしんないですね。

さてさておなかもいっぱいになったのでホテルに戻りましょう……どうやって?
イヤタクシーですよそりゃタクシー。こういう場合、食べたところで呼んで貰うのが安全と言うのが常なのですが、ホテルで呼んで貰ったタクシーにボッタクられた傷もまだ癒えないわたしに今何を信じることが出来ましょう。ならば自分で止めるしかありません。
お店を出てちょっとのところで、評判がいいと言われていた会社のひとつ、マイリンタクシーが通りかかったので軽く手を振ったところ、運転手さんがにっこり笑って車を停めてくれました。取り敢えずは好感触です。乗り込んでホテルの名前を告げ、車はスタート。運転も丁寧です。今度こそ大丈夫か!?
だいたい行きと同じくらい走ってメーターは75,000ドンを指してとまりました。ぴったりでお会計。

……無事、帰還!!

やった!やったよ無事にタクシーに乗れたよ!ホテルに戻れましたよ!!
もうやだこんなことでヨロコビたくないよ!
しかし、どこか旅行するときに「タクシーに気軽に乗れるかどうか」は結構デカいですよ。迷ったり疲れたりしたときにタクシーが気軽に使えないとなると、結構プレッシャーあります。じゃあそんなとこばっか行くなよって話ですが。
*ハノイカフェと言うお店です。みかん王国にお越しの際はゼヒ!!

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だいたい地球の歩き方を買ってもまず見る事のなかった「ナイトライフ」のコーナー。
ナイトライフと言ったらクラブとかクラブとかクラブのイメージしかなくて、微塵もキョーミがないと言うかマジで行っても何をして良いか分からないので(*)まず見る事のなかった「ナイト」のコーナー。
しかし、最近「景色のきれいなバーなどでゆったり過ごす」と言うジャンルも存在する事に気付きまして。ここはひとつオトナになるべくトライするジャンルでは!?と鼻息も荒く、今回このホーチミンで「おしゃれナイトライフ」に挑む事にしたわけです。ホーチミンなら観光地だしあったかい場所だし、服装とかテキトーでも許容されるんじゃない?とかそんな打算で、日本でも行った事のないホテルのバーへ出掛けてみようと言うワケです。
……今回、☆女子旅☆が目的ですし!
ウソクサイ
一応、場所としてはホテルマジェスティックのブリーズスカイバーに目をつけていて。
このホテルは、ベトナム戦争の際には南側の記者などが詰めていたホテルということで、なんとなく歴史を感じてみようじゃないかと、しかし宿泊はちょっとお高くて無理なので(*)、ぜひバーには行ってみようかと。……なんか女子旅から遠ざかってんな。まあいいか。
一応、行く前にベトナム戦争とかちょっと調べましたけど、まあなんて言うか戦争って言うのはねえ……と言う新鮮味のない感想を矢張り抱くわけです。人民軍兵士に生きたまま火をつけて笑って見てたとかなんかそういうエピソードのあった南ベトナムのえらいひとの奥様は子供の頃に人民軍に家族を虐殺されていたとか(*)。そこに関わったひと個人単位で見るとどこにも正義なんてなくてなんか虚しいなあとしか言いようがないです。
しかし、それとは別にホーチミンと言う人はすごかったのねとも思いました。社会主義・共産主義を今国まとめるんだったらコレ良くね?とトレンド感のあるツールとして利用していてそこに固執するわけではなく、それが今のベトナムにも引き継がれているので、庶民に負担の大きい急な変革などなく緩やかにまあまあ発展してるんじゃないかなあと思いますのよ。
死後本人の意思に反してエンバーミングされちゃったのはちょっと切ないなと思う。自分にこだわって欲しくなかったんだと思うんだよね。でもなんとなく親しみあるキャラとして認識されてるのはなんかいいなと、こういう感じに親しまれてる偉人ってめずらしいのでは?
ただ、ベトナム戦争と関係あるかないかは別として、ベトナムの中でこう南北の対抗意識みたいなのは未だあるらしいですね。翌年ベトナムに行った両親がガイドさんと話していて感じたらしいです。

そんなワケで、カニでいっぱいの腹をホテルで落ち着けて、夜の徘徊開始です。
まずはまだ雑貨屋さんなども開いていますのでお買い物など。お店にもよるけどだいたい8−9時くらいまでは開いているので、わたしみたいに朝から徒歩でショッピングなどせず、午前はツアー観光→ホテルで休憩→夕方からショッピング、と言うのがいい過ごし方だと思います。
かわいい陶器が欲しかったので、事前に調べていたオーセンティックと言うお店へ。こいつもなんかひとんちの庭みたいな路地裏にありました。ネットで見てなかったら絶対行かない。

   

買いに買ったりだな!

450,000ドンくらい使ってます。それでも2,000円と言えばそうなんだけど。ベトナム雑貨を買いまくってやるぜ?とか言ってたのに、言ってることが小さいです。
確か手刺繍のティーマットがひとつで150,000ドンくらいしたので、他はそんなに高くなかったです。自社工場を持っているお店だそうで、かわいいし無難でお土産とかに喜ばれそうだけれど、こうパンチには欠ける印象です。身内のお土産とかにしました。
全部ものすごい新聞紙で包んでものすごい粘着テープでぐるっぐる巻きにしてくれました。これで飛行機でも安心だね!(開けるのにも苦労したけどね!

さてさてそれでは、目的のホテルマジェスティックへ!
 
なんか高級そうだああああああ。若干ビクビクしながらロビーへ。いいんだよ?ホテルのロビーはパブリックスペースだから泊まってなくたってウロウロしたっていいんだよ?(自己暗示)
なんかロビーもピカピカやあ……。挙動不審な様子をしているとまあ当然話しかけられますよね。ばばばばばバーに行きたいんですけどみたいな、そんでエレベーターに案内して貰えました。で、上がったら店内はガラーン。誰もいないのでこれまたビクビクしながらガラーンとした店内からテラスへ出ると、お客さんは殆どそっちにいました。いい風が吹いています。

食事か?と尋ねられたので違うと答えると、はしっこの眺めの良い小さいテーブルに案内して貰えました。メニューをもらってカクテルを頼む。

無事おしゃれバーで飲物を頼むと言うミッションを成し遂げました!
最初こそ慣れない場所で結構緊張していましたが、お店の人は観光客慣れしていて、しゃしゃしゃしゃ写真を撮っていただけないでしょうかとかわたしがお願いしても、もちろん!とかって撮ってくれたし、こっちに座った方が景色がいいよと何回も撮り直してくれたり親切だし、それに何より ……

この景色!
なんかブレてるけど気にしないでください!肉眼で見るサイゴン川の夜景は本当にきれいでした。
道路をひっきりなしに通るバイクの灯り、きらびやかなクルーズ船、遠くに見える新市街地の様子……そして昼間の暑さが嘘のような心地よい風。
酒の味は普段カクテルなんか飲まないのでよく分からんのですが(もっぱら日本酒かビール。頼んだのはライムと緑茶となにか甘くないお酒が入ったもので個人的にはおいしかったですが。)、きれいな景色を見ながらゆっくりできる時間というのはなかなかよかったです。
お酒がダメでもコーヒー(アレンジ系も)とかアイスクリーム(ただし翌年母親が頼んだら超てんこもりだった)とかもあるので、本当にここはオススメです。
カクテルいっぱいと税金などで172,000ドン、1,000円しませんから。付け合わせにおいしいローストアーモンドもついてきたし、サクサクつながるWiFiもありましたし。
サイゴンデッキの入場料が200,000ドンらしいので、そりゃここより高さはあるんでしょうがこっちのほうがぜんぜんいいです。
帰りに気が大きくなったので、行きは足早に通り過ぎたロビーの写真も撮る。

シャンデリアがすごいかわいくて!ちらっとしか映ってないけど、エレベーターホール入り口のところにもステンドグラスがあってすっごいかわいい。
女性のスタッフに頼んで記念写真も撮ってもらっちゃいました。

9時前のドンコイ通り。まだまだ人も車もたくさん通っていますし、通りも明るいです。

イルミネーションは旧正月に合わせてのものではないかな?と思うのですが、実際どうなのかは知りません。各ホテルの入り口などもいろいろなイルミネーションが施されていました。
ドンコイ通り沿いにはいろいろすてきな建物なんかもあります。

これは、コンチネンタルサイゴンだ!と思いながら撮った写真なんだけど、今調べると違うような……?まあこういうコロニアルな建物がたくさんあります。
コンチネンタルサイゴンは通りにびっちり面していますが、中庭とかすてきなんだそうです。

さてさてそろそろホテルに戻りますかね〜とブラブラしていたら、マサジマサジ!!とかいきなりおねーちゃんに声を掛けられました。政次?いえ、マッサージです。
確かにここでマッサージのひとつも受ければ女子旅感も増します。 おねーちゃん言うにはプライスリストから20%オフするしチップもいらない!とのこと。フットマッサージの金額を確認して、ほんとうにこれだけね?と何度も確認して、マッサージを受けることにしました。
ただし、いちどホテルに戻る。
わたしがホテルのスパとか以外でマッサージを受けるときには、
・まずはフットマッサージだけにする
・まずは貴重品は持ち込まない
・楽に歩いてホテルに戻れる場所にする
と決めていて。みっつめはまあ単にマッサージ受けた後に労力使いたくないだけなんですが。あとのふたつは安全対策。そんで様子見て自分で信頼できるお店だと思ったら、翌日以降に全身マッサージを頼んだりとか、帰国日の貴重品持ってるときにも寄ったりします。
おねーちゃんにすぐ後でくるから!と伝えて、ホテルにバタバタ戻って荷物と財布を置いて、マッサージ代+α分くらいの現金だけを持ってお出掛け。
通りを戻ってきたら、おねーさんがホントにきた!って感じでよろこんでくれました。まあ同じこと言って戻ってこなかった人もいたんだろう。断るなら普通に断ればいいと思うけど。
そのマッサージ屋は雑貨屋の二階にあり、おしゃれっぽさを出していこうと努力はしているものの、落ち着きを演出しようとしたダウン照明がかえってあやしさをかもしだしてくる感じのところでした。
店主らしい中年男性は少し日本語を話して、プライスリスト以外のお金は要らないから安心してと繰り返しました。

どんだけ安心できない=ボッタクリ店があるかと言うことですね。

ホント怖ぇなホーチミン!
おっちゃんに全身マッサージをすごく勧められましたが、フットマッサージを1時間お願いしました。それしかお金持ってきてないし。
フットマッサージはさっき階段下でたむろしていたおばちゃんが担当するようで呼ばれてきました。フットバスはありませんでしたが、あっつあつの蒸しタオルで足をあっためてきれいにしてくれてマッサージ開始。ベトナムはエステやマッサージに当たり外れがあるそうですが、このおばちゃんなかなかの腕前で当たりでした。一応キモチイイ?とかイタイ?とかきいてはくるんだけど、こっちが答えなくても微妙な反応で力加減調節してくれたし。足スッキリ〜!
1時間で189,000ドン、1,000円弱です。安い!
おばちゃんにチップも要求されなかったし、変な売り込みもありませんでした。これは明日は全身マッサージ受けにこようっと!終わったあとはあったかいお茶も出してもらえました。

朝から出歩いて夜まで楽しみ、最後はマッサージで疲れもとって、満足のいちにちでした。
ひとつだけ難があるとすれば、ホテルが異常にうるさかったことですかね……。金曜日の晩だからしょうがないのかもしれないけど、屋上にあるらしいバーから音楽と騒ぎ声が深夜まで聞こえてちょっとなかなか寝られませんでした。
え?ボッタクリ?……何ですかそれ忘れました。


*その昔「世界弾丸トラベラー」と言う女子旅番組を好んで視聴していたのですが、イビザ島の回だけはまるっきりなにひとつコレはきっとわたしは楽しくない……としか思えず。イヤ楽しい人は楽しいんだろうなあとは想像はつくんだけど、あそこに自分が混ざるのは仕事を止めて世界一周の旅に出るより想像がつかないです。

*翌年父母のベトナム旅行をアレンジするに当たり、ここのスイートが特典で空港送迎・滞在中のランチディナー各1回込み、1泊1部屋25,000円という事で熟年夫婦ののんびり海外旅行にはぜんぜんありなプライスレンジだったのでここをメールで予約しました。日本語スタッフこそいなかったけど丁寧に対応してくれて非常に居心地良かったそうです。なお父母は殆ど英語を介さないのにだいじょうぶだいじょうぶ!とか言って個人手配で送り出しました。

*なんか今検索するとうまく引っかからない上にいろいろウロ覚えなんですけど、なんかいたんですよそんなひとが……。

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おはようございます。

あさごはん食べに行くのがダルかったのですが、わたしには昨日お持ち帰りをしたカニ春巻き及びカニチャーハンがあったのです!ヤッタネ!と言うワケであさごはんをモサモサ。1日経っても冷えてもサクサクパラパラでおいしゅうございました。すばらしい。
昨日は結局、昼ごはんがほぼ夕方になったため、バーでナッツをつまんで満足してしまったのでした。 遅くまでゆっくりしていればホテルの朝ごはんも食べられたかもしれませんが、今日はそうもいかないのです。何故ならお楽しみのメコンデルタツアーに参加するのです!

このツアーはホーチミンからの日帰りツアーの中でも結構人気のあるツアーだと思います。バスでメコンデルタの入り口の町ミトーまで行って、エンジンボートに乗ったり手漕ぎボートに乗ったり果樹園や何かの作業場とかを見学したりお昼を食べたりとかそんなツアー。
どんなとこを回るかどのくらいボートに乗れるかどんなものを食べられるかなどがツアー会社によって多少異なってくる感じです。わたしは日本語にしても安かったし、日本語ツアーだとホテルから集合場所までの片道送迎がつくので、TNKトラベルと言うところで日本語ツアーを申し込みました。
朝〜夕方にかけてのツアーで、キャンペーンか何かで20ドルくらいだったような?今見ると33ドルとかになってますね。
しかしこのツアーだいたい人数多いので、別に簡単な英語は分かるしっていう人なら英語ツアーでも問題ないと思います。わたしみたく話せなくても気まずくなることはなさそう。
まあそんなこんなでお迎えの時間があったので、ゆっくり寝てられなかったのです。

お迎えは時間通り、普通のタクシーに旅行会社のスタッフが付き添っていました。
わたしより先に女性二人組が乗っていて、日本とホーチミンにお店のある会社で、ホーチミン支店の人+日本から研修に来た人と言う組み合わせでした。ひとりですかー?じゃあ写真いっぱい撮ってあげますよ!楽しみですね〜とかキャッキャして、なんだか女子旅っぽい!!
昨日は何してたんですかとか言う話になって、まあしましたよね、タクシーにボッタくられた話を。どこの会社?ときかれたのでまあ話しますよねサイゴンツーリストと。
ああ、サイゴンツーリストはね……
そら言われますよね!ホテルで呼んでもらったのにサイゴンツーリストだったんですぅー!
でもその話をしたおかげで、やはり評判が良いとされている会社ならまったくではないけどボッタクリは基本ないときいて、少し安心できました。
今回、片道送迎のダイナミックツアーで空港までのアシは自分で確保しないといけないんで……。
しかし在住者にも避けられるとか、逆にサイゴンツーリストは潰れないのか要らぬ心配をしてしまいます。ベトナム人相手にはボッタくらないのかな?

ものの10分ほどでタクシーは集合場所である旅行会社のオフィス前に到着。
いろんな旅行会社といろんなツアーバスが待機しており、ちょっとした混乱状態です。

自分のツアーが呼ばれるまで待てとのことなので、付近の写真など撮ってみたり。ゴチャゴチャしてます。なんか運動会の旗みたいのもあって無駄に楽しげな雰囲気を演出しています。
このあたりは旅行会社や安宿が集中したエリアで、バンコクのカオサン通りのホーチミン版みたいなもののようです。まあカオサン通り行ったことないけど。

ここで大変残念なことが発覚しました。

さっきの女性2人組は別のツアーでした。

えー残念ですねー!楽しんでくださいねー!とか先にバスに乗る彼女らとお別れ。
代わりに判明した本日のメコンデルタツアー(日本語)のメンバーは、高齢男性(1)・大学生(2)・20代社会人男性(1)・30代後半社会人男性(1)、しかも全員ひとり旅と言うまったく華のないメンバーでした。こういうツアーってもっとこう旅慣れてない子がキャッキャしながらいくもんなんじゃないん……?なんか思ってたのと違うじゃないか!(*)
これに私を加えた6名が英語ツアーのバスの最後尾に詰め込まれるという形でツアーはスタート。
こう見えてデリケートなので、見知らぬ男性と密着してドライブはちょっと嫌だなあ。

しかし、バックパッカーらしき男性4名はまあ置いといて、このおじいちゃんすごくてね。
なんかスラックスにポロシャツにセカンドバッグにステッキと言う、国内バスツアーに参加するかのような出で立ちでしてね。これはこれですげえなと、後でたまたま見かけたのですが、やっぱり夜の街でもセカンドバッグでしたね。
退職してから夢だった海外旅行をしよう!と思い立ち、旅行に出るようになったそうです。奥様は送り出してはくれるけどいっしょには行かないんだそうな。ホテルや航空券や長距離移動手段は旅行会社でまとめて手配してもらうけど、基本は個人行動だそうですごいなあと思いました。

そして道中は、年嵩のバックパッカーが主にわたしに向けて旅自慢的な話題を始め、空気を読まないわたしがあからさまに興味のない返事をし、空気を読んだ大学生がへぇーすごいですね!とか応じ始めると言う凄惨な様相を呈してきました(*)。
なんか途中で寝ちゃったような気もします。
世の大半の男性が女性のスイーツなトークを下らないと思うように、世の大半の女性は男性がすごいだろ?と自慢したいことに微塵も興味がありません。その上、わたしは卑屈なのでもともと荷物少ないとか準備しないとかノープラン行き当たりばったりの旅をすごくね?って自慢する人(または暗にそれが当たり前だと短期海外旅行者の相談などに的外れな回答をよこしそういう場で自己顕示する人)が苦手なのです。知らんがな。準備したい人は準備するし、準備したくない人はしない、ただそれだけのことじゃない。
しかも英語ガイド氏はなんかすごいいろいろしゃべっているのに、我らが日本語ガイド氏はたまにポツポツ話して、聞かれたことに答えるくらいです。
まあ「ここは日本軍が空爆をした跡地です」の案内がなかったのは気遣いだと思いますが。

そんな凄惨なドライブも一時休憩。ドライブインのようなところに着きました。

幹線道路沿いに似たようなドライブインがたくさんあり、どのドライブインにも観光バスがたくさん停まっていました。ツアーに行くバスだけで食ってるんじゃないか。
ツアー中はお手洗いに行ける場所がないので、ここで用を足しておくようにとの説明がガイドさんからあったため、トイレはダダ混み。紙ないし水出ないし大変でした。個室から出た後、並んでいた女性にのーぺーぱーでっせと伝えるとうろたえていたので、残りの少なかったポケットティッシュを進呈しました。日本の技術力に驚いてくれると嬉しいですと思いました。

フルーツジュースとかもあるみたいでちょっと欲しかったけど、あんまり時間がなかったので断念。
上の写真にある「ベトナミーズハット30,000ドン」はノンラーのことか?今気づいたけどこれ相当安くない?たぶんベンタイン市場とかだともっとボッタくられそう。別に要らないんだけど。

さてバスはいよいよミトーに入るようです。


*自分日記の意味でこのことを記録に残したいがために、このベトナム旅行記がなかなかブログに書けなかった。まあもうバレても時効だよね?見てたらごめんなさいね、でもまあいろいろありましたが、その節は楽しかったですね!なお、翌年の3月に違う会社の日本語ツアーに参加した両親から聞いた話では女子大生のグループとかいて華やかだったそうです。時期が悪かったか!
 


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バスはミトーに入り、いよいよ車窓にメコン川が!
 
……メコン川です!
でっかいー!当たり前のことですが、2年前にルアンパバーンで見た川とこの川はつながっているワケで、なんだか感慨深いです。ラオスの子供達が遊び、おっちゃんが髪を洗い、にーちゃんがジーパンを洗っていた川がここに流れ着いているのです。
これから見るメコンデルタのひとびともそうなのですが、本当に川と共に生きているのです。別にディープな旅などしなくてもすぐ分かるくらいに。だからそんな川を汚染しまくってる中国とかホントどうなのさと思います。世界的にはそういう国の方が多いのですが、ホント陸続きでよその国とつながってるって面倒だなと思います。

ところで今渡っているこの橋はすごく立派な橋です。
ちょっとやそっと洪水になってもまったく影響を受けないよう、かなり遠くから川を越える自動車専用の道路です。橋はベトナムが自分で作ったそうです。
わたし的には結構ビックリー!だいたいこういうのって日本か韓国のゼネコンが作りましたっていうパターンが多いじゃないですか。それでベトナム先輩ナメてましたすみませんと思いました。
インフラを自分で整備できる国と言うのは強い国だと思います。
まあいろいろな偶然もあったとは言え、アメリカを退けた国に強いとか当たり前って言われそうだけどさ。いや〜、これ車とか作れる日も近いんじゃないか(*)?

さてバスはメコンデルタのある果樹園でストップ。ここでいろいろ見学するそうです。

これから回るルートなど説明してくれましたが、ガイドさんテンションひっくぅーい!
前を行く英語ツアーのガイド氏は相変わらずノリノリです。英語ツアーにいた大学生がこのへんをちょろちょろしていましたが、ガイド氏がきみはあっちだよとソフトに注意していました。
こんなトロピカルな小道を歩いていきます。暑くてじめじめしますが楽しいです。

果物の木の名前などいろいろ教えてくれましたが、写真を見てもイマイチ思い出せないので割愛。
途中でビンロウの実がなってたときに、ビンロウって噛みタバコのイメージしかなくて果物なの!?とびっくりしました(*)。そしたら、20代社会人の彼が、
給食で出た
と衝撃発言。そういや沖縄出身つったか!?
もしかしてこういう景色とかそんなに珍しくない?ときいたらやっぱり珍しくないそうです。

どこからどこまでがひとつなのか分かりませんが、これが沖縄では給食で出てくるそうです。

少し歩いたら休憩タイム。はちみつの入ったお茶と果物を振舞われます。


それから音楽の演奏なども行われます。演奏後にCDとチップを入れるカンカンを持ったおねーさんがまわってくる気不味い時間が流れます。

正直、演奏や歌はそんなに大したことなかった印象ですが、これ古い民族楽器というわけではなくて、ベトナム戦争の後の物資のない中、それでも音楽を楽しもうという心意気で身の回りにある材料で楽器を作ったのが始まりで、今もそのやり方を踏襲しているのだとか。
こういう話はガイドさんからでないときけないのでやっぱりたまにはツアーもいいですね。

このあとは手漕ぎボートでリアルジャングルクルーズを楽しむべく船着き場まで歩きます。

こちらで養蜂なんかをやってるひとのお宅だそうです。結構立派。たぶん雇われの人も多そうだけれども、この人は経営者なんでしょう。

枝振りのよい(?)ヤシの木を見つけたので、ちょっと素敵な写真が撮れないかな?とか。
なかなか光の加減とか難しいですね。(と言っていつも覚えようとしない……。)

お、これとかなんか女子カメラって感じしません!?
しかし、このメコンデルタの島、そんなにすごくおキレイなわけではないんですよ。

これはたぶんまんなかの竹のことを説明されたときに撮った写真ですが、舗装されてないところは道ズルズルだし、こういうふうに水が溜まって淀んでたりするし。イコール汚染されてるってわけではないですけど、もともとメコン川の水は土色だし。
だからこういうところにさっきみたいな立派な家ってかえって蒸しそうだなあとか余計な心配をしてしまいます。それともエアコンまで自家発で動かしてしまうのだろうか。

*今調べてみたけど、自動車産業に重点的に力を入れる方針ながら近くにタイ先輩もいるしなかなか厳しいみたいですね。

*実を果物として食べて種子を噛みタバコのように嗜好品として使うそうです。今調べた。

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それでは、リアルジャングルクルーズ体験をすべく小舟に乗り込みます。写真で見ると大きく見えるけど、実際は結構小さい感じで、乗ると身動きは取れません。

気分を盛り上げるべくノンラーも貸してくれます。(そしてだいたいみんな写真を撮る。)

青い空、風がヤシの葉を揺らす音と櫂がゆっくり水をかく音だけが響きます。


リアルジャングルクルーズは10分ほどで終了。 
ほんのすこしの間でしたが、ゆったりした良い空気を感じることができました。

その後はまた少し歩いて作業場見学。
 
ココナッツキャンディを作っているところでした。
キャンディって言うか、タフィーつーかキャラメルみたいな感じ。しかしまあ街中でも思ったけど、働いてんの女性ばっかですね(*)。
ここにはテーブルとかはありましたが、特に何か出されるでなく。キャンディ試食したり、ヤシ砂糖で作ったお酒の試飲があったり。焼酎みたいなもんですかね。ミャンマーでもラオスでも似たようなの飲みました。格安ツアーのためか、作業場のスタッフは少なく殆どガイド氏2名が案内してました。
別に押し売りムードでもなかったのですが、ついつい安かったのでココナッツキャンディーをお土産に買ってしまいました。

ひとつ30,000ドンだったかな。別にここで買わなくてもスーパーにも似たようなのたくさんあります。だからここで売らなくても困らないのでそんなに熱心に売り込んでこないのかもしれません(*)。

やたらアルコール度数の高そうなお酒を英語ツアーの人も含めてわいのわいのとみんなで試飲してると、大学生2人がどうしてもこれが気になると言い出しました。


……蠍とコブラ?

この瓶はそっとカウンターの片隅に置かれていて、ガイドさんも農場の人もまったく話題に出そうとしません。彼らはこれが気になって仕方がないようです。

飲んでみません?

言うと思ったよ!飲むかよそんなもん!!





……飲みました。

イヤなんかちょっと、言ったからにはおまえらも飲めよ?みたいな妙な対抗心が沸き起こってしまい。飲んだっつーかなめましたね。なめた途端に悟りましたね。

あ、コレ中毒とか起こすやつだ!

工業用アルコール的なアレじゃないですかコレは(*)?飲んだことないけど絶対そうだよ!大学生2人は結構ぐっといったらしく吐いてました。やーいバーカバーカ!
アホなことをしていたので、欧米人のおっちゃんにそれどうなの?とか訊かれてました。
ところでベトナムに蠍とコブラはいるんでしょうか。

このあと英語ガイド氏が蜂の巣箱を見せてあげよう!と言うのでワイワイとそちらへ。どうでもいいけど、我らが日本語ガイド氏が空気と化しているのですが……。養蜂家でもなんでもないガイド氏が無造作に巣箱をホーラとか見せてくれます。

そして記念写真を撮るかい?とか言うのですが、誰も名乗り出ません。

ので、やるやる!と名乗り出てみました。
今写真を見ると、後ろのひとが何ソレ楽しい?ようやるわ〜みたいな顔してますね。
更にこの後、蛇遣いでもなんでもないガイド氏が無造作にズタ袋からニシキヘビを出して見せてくれました。 そして記念写真を撮るかい?とか言うのですが、誰も名乗り出ません。

どうです、おしゃれな首飾りでしょう?
いのいちばんに名乗り出てみました。て言うか、メコンデルタツアーに行くと蛇が巻けるときいていちばん楽しみにしていたくらいです(*)。
このヘビさんはやたらと元気に動き回っており、シャッター直前までカメラに向かって首をもたげてくれていたのですが、残念ながらその瞬間を残すことはできませんでした。これでキイロニシキヘビ(推定・シンガポールで路上蛇遣いにお金を払って巻いた)に引き続きビルマニシキヘビ(推定・今回)制覇です。他によく巻くヘビってありますっけ?
蜂のときは物好きはわたしくらいでしたが、ヘビに関してはとりあえずわたしが絞め殺されなかったことで安心したのか、我も我もと名乗り出るひとが続出。しかし何故か女性ばかり。
二番手はわたしの後ろでやったるでぇ〜と待機している彼女です。
このあと、嬉々としてヘビを巻く奥様・彼女とうっへぇ〜って顔をしながらそれを写真に撮るご主人・彼氏、と言う構図が繰り返されました。なんだろう、男の人のほうが蛇苦手な人が多かったりするの?我らが日本語ツアーチームも蛇を巻いたのはわたしだけでした。
なんか最後のほうは蛇がグッタリしてたのが気になります。

ちょっとグロ画像ばかり載せてしまったので、かわいいわんこの写真で緩和しておきたいと思います。ほーらかわいい!(暑さでくったり。)


楽しい作業場見学を終えたら、今度はエンジンボートでメコン川をクルージング。

トータスアイランド(亀島)で、昼食です。

*最近、テレビでメコンデルタにお住まいでシジミの小売をやってらっしゃる女性の一家を見ましたが、本当に夫が働いてなくてビビりました。なんかそういうもんらしいです。でもごはんのときは夫がいちばんいい席に座っていちばんいいもん食ってました。ベトナムに生まれなくてマジよかったです。東南アジアは「働く」と言う意味では女性の社会進出とか言うまでもないので、女性の地位向上とあと都市部以外の男性が働くという意味で、社会進出したらすごいいいんじゃないでしょうか。働けよ!

*ツアー会社によって訪れる農場は異なるようで、父母が同じようなツアーに参加した際には果樹園では果物と普通のお茶が振舞われ、キャンディー作ってるところで蜂蜜茶が出て来て、はちみつとせっけんの販売が行われたそうです。でもわたしが行ったとこも、蜂はここで出てきたし、はちみつ茶出るタイミングなんか間違ってない?はちみつ売ってなかったし。

*このときはツルッと忘れていたのですが、そう言えばラオスに行く際にガイドブックを読んでいたら、「お土産物として虫や蛇を入れた酒が売られているがエタノールが使われていることが多いので絶対に口にしないほうが良い」とかなんとか書かれていたので、まあそういうもんなんでしょう。しかもこれは作りかけ(酒が少ない)?あと危ないので真似しないでください。

*わたしの話を聞いた母もすごく楽しみにしていたそうですが、母がツアーで訪れた農場にはヘビはいなかったそうなので、どうしてもヘビが巻きたいひとは事前にツアー会社に確認を入れたほうがいいと思います。イヤ、そんなひといないだろうけど。

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エンジンボートで昼食場所のトータスアイランドへ向かいます。
船の舳先がいい感じにあいているので記念写真が撮りたいな〜でも誰も撮らないな〜とソワソワしていたら、欧米系のご婦人がちょっと写真撮ってくれない?と言い始めました。
お、これは頼みやすい雰囲気になってきたぞ!

こんな感じ?
いい感じ、いい感じ!きれいですよ!
そう!?
ヒュー!いよっ、ジョディ・フォスター!!

…………うわぁ〜、頼みにくい雰囲気…………。
なんなのそのノリ!?ご婦人はハリウッド女優ばりのポーズを決めて記念撮影を終えました。でもやっぱわたしも写真撮りたいしな〜。

女優にはなれなかったので、落ちそう〜!みたいな図を狙ってみましたが思い切りが足りませんでした。でも思い切ってメコン川の藻屑になってもいけないのでこれでよしとします。

トータスアイランド到着です。しかしなぜ亀島なのか……。島の形はみんな亀みたいなものだし。
そんなに大きな島ではないようです。

お楽しみのランチはメコン川名物・エレファントイヤーフィッシュです(*)。
 
まあこんな感じで薄くて大きいので象の耳のようであると。やっぱヒラメとかカレイみたいに水底にいる系の魚なのかな。ウロコごとカリッとフライされています。

これをバリバリ崩して、野菜とかと一緒にライスペーパーに巻いて食べるのですが、見た目以上においしい!川魚っぽくなくて白身のおいしいお魚でした。ビールにぴったり!

でも誰もビール頼まないんだけど……。

なんとなくわたしも頼みそびれました。だって男性5人誰も飲まないんだもん……。周囲の目が気になるチキンなわたくし。うしろに333の缶が見えてますが、トレイに冷えた飲み物が入れられて欲しい人は取って後でお金を払ってねと言う方式でした。

しばらくして揚げ春巻きとごはんにお肉と卵焼きが乗っかったものも出てきました。お肉がちょっと硬かったけど、けっこうおいしかったです。揚げ春巻きもおいしい。
結構食事の時間はゆっくりあって、ここのレストランの子供がちょろちょろやってきて話しかけてきたりしました。スマホにすごく興味があるみたいで見せろとせがんできたり(自撮りの仕方を知っていた!)、あとは知ってる英単語を自慢気に言ってきたりとか。かわいい。

かわいいと言えばここにもわんこさんがいました。賢そうなキリッとした感じ。
沖縄青年はここで1泊するツアーとのことでこちらでお別れ。こんな何もなさそうなところでまだ昼なんですが……とはわたしも思いましたが、

「え?ここで!?どうするんですか!?」

遠慮ねえな大学生!予想するにさっきの男の子の遊び相手をして日が暮れていくような気がします。
またまたエンジンボートに乗って、バスの待つミトーの街へ向かいます。
ここで周囲の人が揃ってるか確認してくださいね〜となって、欧米系のご婦人が人の話を聞かずあらっさっきの子がいないわよ!?と騒ぎ出したりしましたが無事出発。

お土産屋さんやトイレのあるきれいな港に到着、駐車場でバスに乗り換えました。

最後の立ち寄り場所、永長寺。仏教寺です。ベトナムも宗教・民族共に多様です。
社会主義だけど宗教オッケー!って珍しいのではないかな。そのへんも社会主義そのものに特にそこにこだわってるわけではないと言うのがよく分かるなと。

そこはかとなくコロニアル様式も加わったようなかわいらしい感じです。正面から撮った写真が記念写真しかありませんでした。ブラブラと歩きまわってみます。

なんかお堂の中の飾りとかがラヴリー。おしゃれ雑貨のようです。中庭の雰囲気が結構好きでした。水があるのはいいですね(*)。


お堂のうしろには大きな寝釈迦さまも。しかしあっついな〜。
青い空にブーゲンビリアの花が鮮やかです。こういうときに写真撮ると下手の写真でもとりあえずそこそこきれいに見えるもんです。構図のセンスはどうにもなりませんが。

ブーゲンビリアを見ると、南国に来たねえ〜と思います。
しかしなんで誰もいないの? と思ったら……

大半ここで休憩してました。
門を出てすぐの雑貨屋兼食堂みたいなところです。おいおいみんなもっと真面目に観光しようぜ!?しかし、おっちゃんおばちゃんがアイスクリームを食べたがるのは国内外共通だなと思います。高速のSAとかアイス食べてるおっちゃんおばちゃんだらけですが、ここでもまあ欧米人のおっちゃんおばちゃんはアイス食べてました。
わたしも喉渇いたので、オレンジジュース(20,000ドン)を購入しました。
さてさて、あとはバスでホーチミンへ戻ります。夕方はちょっと渋滞するので時間がかかるそうです。

*この魚、すごく格安のツアーだとオプション料金だったりするようです。

*後の2015年にホイアンを訪れて知りましたが、中国風の住宅の様式なんですね、こういうの。ここでは英語ガイド氏も日本語ガイド氏もついて来なかったので、説明はありませんでした。

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バスはミトーを出発。
いろいろ盛りだくさんだった上、朝も早かったためバスの中は屍累々といった感じです。わたしも漏れなく撃沈。

ウトウトしているとあっという間にホーチミン近郊の田んぼの景色になり……
(なんか東北の田んぼですとか言ったら信じてしまいそうな景色)

更にウトウトしていると、ちょっとホーチミンに近づいてきたかな?

更にウトウトしていて、隣のやつが本気でわたしの肩にもたれかかって寝始めたのですっかり目が覚めて外を見たら、

……ん?
なんかロータリーの向こうすごいことになってませんか?

見ろ!バイクがゴミのようだ!!
こりゃすげえ。帰ったら改めて「水曜どうでしょう:原付ベトナム縦断1800キロ」を見てみようと思いました。いやこらすげえわ。行きは1時間くらいだったのですが、帰りは2時間近くかかりました。いや渋滞ハンパねえわ。

まだ市内の方がいくぶんマシなような。
ちょっと外れたあたりの幹線道路の渋滞がホントすごかったです。

ハイ、戻ってまいりました。

いやあ、メコンデルタツアー結構楽しめました。
帰りは送りはありません。ツアー会社に頼めば安心できるタクシーを呼んでくれるとのことでしたが、まあ歩いて歩けない距離ではないし、ちょうど歩いて帰ればベンタイン市場を見て帰れるので、歩いて帰る事にします。

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イヤ自分で歩いていくっつたんですけどね……。

いやあ……なかなか厳しいわコレ。

しかしなんとかコツをつかみつつ少しずつベンタイン市場へ向かっていきます。

やはり涼しくなってからの方がみなさまよく出歩かれているようで、公園なんかもひとがいっぱいでした。ベトナムの公園にも中国みたいな健康器具がおいてあるようです。
なお道路を横断するコツはいたってシンプルで、

一度渡り始めたら堂々と渡りきる

これだけです。必要なのは割って入る度胸だけです。
渡り始め数メートルひらけたらスタートします。後はバイクの方で避けたりスピードを緩めたりしてくれるので、堂々と焦る事なく渡りきってください。走ったりするとかえって轢かれます。

我ながらここを渡りきったあとは達成感がありました。(信号なんかない。
さっきの旅行会社があるあたりからだと、ベンタイン市場はでっかいロータリーの向こう側になるので何回かやや大きめかつバイクがひっきりなしに通る場所を横断しなければなりませんでした。
ひとりだから渡りやすかったのかも。ツレがいるとツレとのタイミングもありましょうし。

ベンタイン市場です。
初めての海外旅行で盛大にボッタクられたっぽくて以来、市場は苦手です。苦手ですが一応来るだけきてみました。

意外にも、ノーディスカウントとか値札を見ろとか書かれたディスカウント一切なしのこぎれいな雑貨屋みたいなお店もありました。まあいろいろお土産物とか雑貨とかひととおりあるし、割とローカル向け?みたいな衣料品店なんかも。
何も買わないのもなあ……と思って、弟の土産にTシャツなんか買ってみました。

200,000ドン→100,000ドン。もうちょっと頑張るべきだったかなと言う値段(*)。
バイクがたくさんプリントされてるTシャツを最初手にとってて、色何色がいい?ときかれたので黄色〜と言ったら、お店のひとがバックヤードに探しに行こうとしてくれたんだけど、ここにあるからいいよ!って言ったら違う柄でした。まあいいか。
それから生鮮食品の方へ行ったら、フルーツ売り場があってそうだジャックフルーツないかな〜と思って歩いてたら、おばちゃんにまるで見透かされたようにジャックフルーツ!ジャックフルーツ!と引き止められたので、パックのものを少し値切って50,000ドンで買いました。

このあたりで市場には満足してしまいました。疲れていたので購買意欲がイマイチだったのかも。
しかし困りました。わたしの予定では市場でブラブラして時間を潰したらちょうど夜になって、ついでにベンタイン市場周辺にあるナイトマーケットも見て帰るつもりだったのです。
市場の周りのマッサージ屋なんかものぞいてみましたが、英語が出ているお店が殆どない。こういう市場なんて観光客向けかな?と思っていたのですが、意外とローカルも利用するのか。
なんかおもしろいとこないかな〜とプラプラしていたら、唐突に明るいお店が。


何コレ、Kawaii!!

もちろん入りました。うわーうわーなんだこれめっちゃかわいいー!
大ぶりなネックレスやピアスがすんごいかわいかったのですが、あまり使う機会なさそうだなあと思って見るだけに留めて小さなアクセサリーを購入しました。

ピアス二つとブレスレットで250,000ドン。そんなに高くないです。今思うと羽のやつとか買っときゃよかったな〜(*)!

しかしまだナイトマーケットにはちょっと早い時間帯です。ホテルまではまだ15-20分くらいかかるはずなので、一度帰るのは面倒だし。さてどうしましょう。

*翌年、父母が市場を訪れた際は「ボロいTシャツ100円!」(日本語)と呼ばわっている青年がいたそうなので、まとめて買うとそれくらいまでいけるんじゃないでしょうか。

*最近は大ぶりピアス好きなんですよね〜。もったいなかったな〜。

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……にはまだちと時間がありますが、朝も早かったものですから結構お疲れのわたくしです。

ちょうどナイトマーケットの様子を張れる位置に憧れの路上カフェがあったので、今度はここでゆっくりすることにしました。ぬかりなく席に座ってからコーヒーを頼みました。
お店のアネゴは英語をしゃべれないようでしたが、練乳の缶を見せて首を傾げてきたので頷き返し、無事練乳入りゲロ甘ベトナムコーヒーをゲットしました。
そうそうこれを飲んでみたかったのこれこれ!

わたしが暗がりで小遣い帳をつけはじめると、建物の中の灯りが届くようにモノをどけてくれたりなかなか親切なアネゴです。コーヒーのお値段はやはり観光地の近くであるためか昨日よりはお高い20,000ドン。でもまあ練乳も入ってるし!

アネゴに写真を頼むと快く撮ってもくれたし映ってもくれました。
涼しくなったらこういうところで休むのもまたいいかなと。缶やペットボトルの飲み物もあるので、衛生問題が気になる人も安心だと思います。
座って見ていると、そのうち車やバイクの通行止の看板が立ち、交通整理をする人が現れ、テントがどんどん設営され、ナイトマーケットの準備が整ってきました。しかし通行止の看板が立っても、結構遅くまで無理矢理バイクで通ってる人がいました。

お店が出揃い、歩いて見て回る人も増えたのでわたしもいそいそとお店を冷やかしにかかります。まだちょっと準備中ですが、洋服やバッグのお店もたくさん。
このあたりはテントとかではなくて、市場の外周のテナントのお店。お花や果物屋がにぎやかなのは旧正月準備かな?トロピカルフルーツの盛り籠と言うのはなんだか新鮮です。

再び仮設店舗。写真に撮りそびれましたが、大きなテントを張った立派な飲食店が何軒もありました。もう屋台って感じではなく簡易食堂レベル。


……うん、満足かな?

なんも買うてないやん!!1時間待って10分でナイトマーケット見学終了です。
ホントはナイトマーケットの食堂でばんごはんでも食べようかと思っていたのですが、もっと屋台ちっくなのを想像していて思ったのと違ったのと、観光客向けでやたら一皿のポーションがデカそうな感じだったのです。なんかあんまりおなかすいてない……。

それではホテルへ戻りましょう。
実は今回まあホーチミンだけだし〜?カワイイ雑貨とか買うし〜?と、ガイドブックは「ことりっぷホーチミン」しか入手しておらず、ベンタイン市場あたりからドンコイ通りまでの詳しい地図はありません(*)。まあ方向分かってたらなんとかなるなる!!

*細かい地図は各々の周辺しか網羅しておらず、あとは大雑把なホーチミン市街地全体図しかなかった。カワイイ雑貨情報と街歩きに十分な情報を備えたガイドブックはないものか……。

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わたしの中であっちのほう行って大通り出てちょっと行ってからこっちのほう行ったらドンコイ通りのホテルの近くあたりに出る筈(何そのアバウトそうなプラン)と言うのがあったので、まず「あっちの方」へ歩いて行きます。
小さい通りを抜けて、グエンフエ通りを目指す所存。
しかし、土曜日の夜だったせいか小さな路地でも必ず何かお店が開いていて、お店があるところには客はおらずともお店の人とその知り合いみたいなひとが店先に小さい椅子をおいてくっちゃべったりしていたので、どこを歩いてもあまり危険な感じはしませんでした。大通りには警官か軍人さんの姿もよく見たし。これはいつもなのか、やはり旧正月体制だからなのかは不明。
夜の方が涼しくて歩きやすいしいいね〜。写真はブレブレだけどね〜。

おっ、グエンフエ通りに出られたかな(*)?ここも旧正月イルミネーション。
流れるバイクがちょっと格好いい感じに映りました。

こじゃれたSCを発見したのでちょっと入ってみましたが、普通に田舎の綺麗なSCって感じですぐ出ました。しかしひとが多い!みなさんまだまだこれから活動しますって感じ。
ちょっとここらで思ったのと違う場所にいるかも?と思い、冷静に周囲を見てみるとサイゴンデッキが思ったのと違う方向に見えます。これはいかん。このまま適当に歩くと迷いそうなので、ホントは遠回りになるんだけど一度見えてるサイゴンデッキを目指すことにしました。

途中で中国系っぽい乾物(?)やお菓子(?)などを売るお店がたくさん集まっているところを通りました。ひとがたくさんでにぎわっていますが、加工食品なので見た目で何かわからないし英語も書いていないし、商品を見てもちんぷんかんぷんです。でも楽しい。

ハイ、サイゴンデッキ〜!(ブレブレ)
ここが入場料200,000ドンの最新の観光スポット(2013年当時)です。もう閉まってたけど。こういうとこ夜景とか見せてナンボだと思うんで、もうちょっと頑張ってみませんか?そのへんのお店もまだガンガン開いてますよ?入り口は高級ホテルのような感じでした。

これで現在地が正確に把握できたので、今度こそドンコイ通りへ帰るぞ!
旧正月の準備中な様子。しかしこんなにお花並べちゃって、昼間の暑さに耐えられるのでしょうか。これ花壇じゃないですからね。アスファルトにプランターとかポットとか並べてるだけですからね。


ドンコイ通りに無事戻れました。
まっすぐなら20分くらいのところ、1時間弱かけて帰って来ました。
写真撮りながら歩いてると時間を忘れるので、アレ?だいぶ歩いてるけど思った場所に着かない?と道を間違えたことに気付くのに遅れます。いやあサイゴンデッキがあってよかったよかった。
飛び抜けて高い建物なので少し開けた場所に行くと見えるんですよね。

ホテルに戻って軽くお風呂に浸かって、市場で買ったジャックフルーツを出してみました。帰ってすぐ冷蔵庫に入れていたのでいい具合に冷えています。

甘さは十分にありましたが瑞々しさが足りない……ミャンマーで食べたジャックフルーツを超えるものにはなかなか出会えません。よく見たら実が薄いからはしっきればっか入れたやつだったのかなー。
それから着替えて昨日のお店へマッサージを受けに行きました。
全身のオイルマッサージは昨日のおばちゃんとは別で客引きのおねーさんが担当でちょっと不安でしたがこれも当たり!腕がよかったです。マッサージの後、ホットタオルを山盛りにして身体をあっためてくれたので本当にスッキリしました。明日も夜来ようっと。
120分のオイルマッサージで336,000ドン。安い!

お風呂に入ってマッサージ受けたらだいぶ元気になりました。食欲はそんなにないのですが、そのまま寝てしまうのももったいないので、昨日に引き続きホテルのバーへ繰り出してみようかと。
今日はカラベルホテルのサイゴンサイゴンバーへ行ってみようと思います。
もう12時前でロビーはがらーんとしてて入りにくかったのですが、バーのあるフロアへ行ってドアを開けたらめちゃにぎやかでした。ラテン系のバンドが演奏しています。

音楽は遠めに聴くくらいでよかったのでテラス席へ。こりゃいい眺めだね〜っと。
ここはもう少し早い時間帯に来て、ドンコイ通りを流れるバイクの灯りとクラクションの音など聞きながらぼんやりするのがよさそうです。流石に日付も変わろうかという時間帯は通りも静かです。

マンゴーと生姜の何かのカクテルを頼みました。甘い&ピリッでおいしいです。
何か軽食を頼もうかと思いましたが、つきだしだけで十分でした。ポテチとえびせんとお米のお菓子……大きいおかきみたいなものが入っていて、これで満足してしまいました。
これで229,000ドンなり。音楽聴きながら一時間ほどのんびり。ラテン音楽を聴きつつ、こちらベトナムさんの社会主義仲間、キューバさんにもいつか行ってみたいな〜とか。
しかしここも悪くないけど、わたしはブリーズスカイバーのが好きかな?

帰りには日付を越えていましたが、通りには何人か警官か軍人さんと思しき方が立っていました。ご苦労なことです。今日もめいっぱい遊びました。明日はいよいよ最終日です。

*この後ちょっと思ったのと違った場所に出てしまったので、本当にこれがグエンフエ通りなのか謎ですが、今ちょっと調べたら地下鉄通るらしいですね〜。そして夜間の歩行者天国化によって周囲の商店がかなりのダメージを受けているとか。観光客向けのお店だけが潤ってしまったようで。そらみなさんこれだけバイク乗ってんだもんね、バイク乗り入れられない場所は不便でしょう。街は観光客のためのものではないのだからもうちょっとなんとかしてあげて欲しい。

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