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さて、聖カトリーヌ教会あたりへ向けてブラブラ散歩がてら歩いていきます。ガイドブックにもこのあたりにはよいレストランがあると書かれています。海鮮に強いお店が多い印象でした。
わたしたちはベルギー観光局のサイトあたりで目星をつけたジャロアと言うレストランを目指します。もし入り損ねたとしても他のレストランもあるし。
ただ、この日は月曜でお休みのレストランも多いので要注意です。日曜のディナータイムとか月曜はお休みってところも多いす。

グランプリュスを通るので、最後にまた写真を。
平日なのもあるとは思いますが、午後に比べると午前中はやはり人が少ないようです。団体ツアーの自由行動とかで来るのが午後とかが多いのでしょうか。個人旅行なら午前中に来ると良いのではないでしょうか。(思い出したようにたまに旅行ブログっぽいことを言いますね。

関係ないですが、鳥が飛んでいる絵が撮れるとマトリックスを思い出してしまう年代のわたくしです。

ここにはいろんな建物がありますが、わたしはこのあたりの感じがいちばん好きだったみたいで、気が付くとこっち向きの写真ばかりでした。しかし……

重機や何かがある割りに、滞在しているここ数日の間でクリスマスマーケットの飾りつけの準備がぜんぜん進んでいないように見えるのは気のせいでしょうか。
ブリュッセルのクリスマスマーケットは今週末からです。

ちなみに、グランプラスから少し離れると、普通のアスファルト舗装の道路になります。

建物も古いものが中心ではありますが新しいものやあまり古さを感じさせないリフォームを施されているものもちらほら。銀行のようなところもあった。

旧市街じゃないところ、を歩いてみるのも案外楽しい。

が、歴史的なモニュメントも少々。
これはカトリーヌ教会、工事中のため閉鎖されており、当時公開時期については未定でした。今はどうなってんでしょうかね。さらりと外側だけ見る。

そんでこれは12世紀に建てられたブリュッセル最初の城壁の名残の塔。
なんか囲まれちゃってますね。窓がちっさくて中世の建物~って感じがします。

このあたりに100年くらい前には船のドッグがあったので、その名残で海産物を扱うレストランなどが多いと歩き方には簡単に書かれているのですが、地図を見ても川も近くにないし、全体的にどういう事なのか想像がつかないです。
(そう言うことこそ目の前の便利な箱で調べろよ。 )

さて、それではランチですよ。目をつけていたレストラン・ジャロアは歩き方には載っていなかったので、ネットで大体の場所を探して歩き方の取り外しマップに印をつけていたのですが、なかなか見つけられず。
単に看板がさりげなさ過ぎて見つけられなかっただけなんですけど、ヨーロッパって以降もそういうパターンが多かったです。そんなに看板とか主張してないんだよね。
で、見つけたはいいんですけど……。

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見つけました。ジャロアって書いてあるからたぶんそうです。
じゃあとっとと入れよ!!
って感じなのですが、軒先でオイスターバーやっててですね。なんかおしゃれな紳士共がキャッキャウフフ(?)してて、入口どこ!?そもそもランチやってる?みたいな、そんで不審にいっかい前を通り過ぎてしまいました。
こうなるとなかなか店に入れなくなるヘタレです。ちなみに日本でも初めて行こうとした飲食店が想定外におしゃれそうだったりすると同じ事をやってしまうのです。
ここの系列のレストランはミシュランで星ついてて。なんか敷居高そうじゃん!?
ココ自体はブラスリーってなってんですけどね!!

どどどどどどしようかなああああああと不審にまた前まで行ったら、なんか店先の紳士(ダンディー)に声を掛けられました。ハイイイイイイすみません帰りますぅぅぅぅぅ!!!!遂に不審人物として目をつけられたか!?

きみたち、ランチのテーブルを探しているのかい?

……え?思わず「いえす」とか素直に答えるわたくし。
オーケーちょっと待っててねとか紳士(ダンディー)はグラスを手にしたまま、わたしが怖じ気づいた狭い入口と思しき方へ声を掛けました。現れるギャルソン(イケメン)。ギャルソン(イケメン)に何事が告げる紳士(ダンディー)。
やがて、ギャルソン(イケメン)がこちらににこりと微笑みました。

どうぞ、ご案内します。

紳士ィィィィィィ(ダンディー)!!!ありがてえええええ!!!
こうして、ヘタレのわたしですが店先の紳士(ダンディー)のおかげでオサレレストランへの潜入に成功しました。たぶん、この紳士(ダンディー)がいなかったらミッションを諦めていた可能性が高いです。世の中にはこんなヘタレがいるんですよ!?
紳士(ダンディー)にめめめめるしー!とか言いながら店内へ。紳士(ダンディー)は軽く片手を上げて微笑んでいました。ほ、惚れてまうやろォォォォォ!!

店内はどういう区分けになっているのか分かんないですが、手前は結構ガヤガヤしてて、テーブルもあったけどカウンターもあるところがありました。そこを通り過ぎて通路の途中にクロークと思しき小部屋があって、コートをお預かりしますマダモアゼルとか言われる。
マダモアゼル……まあおかん(マダム)といっしょやからしょうがない。
お庭の見える落ち着いたテーブル席に案内されました。壁紙とかピンク色ですごいかわいい店内です。うわーんすてきだー!マジ紳士(ダンディー)ありがとう!!
ギャルソン(以降略)にまずは飲み物はと言われ、これから帰るしアルコールは控えようとガス入りのお水をお願いし、メニューを確認。

水ですらもオサレな感じですわん……。
ここは生牡蠣とかそういうののセットがよく紹介されており、実際間違いなくおいしいと思いますが、どう見ても量が多そうだったので、アラカルトで何や頼むことにしました。
ギャルソン氏に料理をシェアしてもよいだろうか?と尋ねたら、良い笑顔でオッフコースとの返答だったので、鴨のグリルの前菜と本日のお魚のグリルをひとつずつ頼みました。
しんみりと最後にいい店来てよかったねえ、とか話しながら料理を待ちます。

ところで、ここでコレが人種サベツ的な(*)?それとも店にはいるときなんかあったのか?って言う不思議な扱いを受けている客が……。
隣国あたりのアジア系のカップルが入ってきたんですけど、なんでかお手洗いに近い二人掛けの狭い席に通されたんですよ。他にテーブルいっぱい空いてるのに。
我々が見ている範囲では特に変わったことはしてなかったんだけど、ブルージュのブティックに入ってきたカップルみたいに何かやらかしたのだろうか。
ゆっくりしている客が多い中、そのカップルはあまり話もせず何やら一品ずつ頼んで30分くらいで食事を終えて出て行ってしまったのですが、なんだったのかちょっと気になりました。

さて、お料理がきました。

ああ見るからにおいしそう……!!!
前菜とメインなのに気を利かせて両方同時に持ってきてくれて、お皿取っ替えてシェアしながら食べてねって言ってくれました。きちんとした感じの店内なので気が引けていたのですが、改めてそう言って貰えると安心する……なんて気配りだ!
その上、やはり料理を目の前にするとこんなウマそうなものを目の前にして飲まないのは駄目なんじゃないかと言う気がしてきて、あのーやっぱりグラスワインを貰えますか、と伝えるとすごいそっこーで用意してくれました。ありがてえ……。
そして、きちんとした感じのお店なので勝手に写真を撮るのはどうかと思って、料理の写真を撮っても良いですか?と尋ねました。
そうしたら、いいですよ!お写真お撮りしましょうか?って。

撮って貰いました。かわいくてすてきなのに気取らなくていい店だ!いい店だ!

料理もすごくすごくおいしかったです。お魚もいいお魚だしグリル具合も素材を損なわないシンプルな味付けもよいですよいですうまうま。鴨もやわらかーい。
瀬戸内の人間なのでお魚は日頃からそこそこまあまあなのを食べて生きてきていると思いますが(*)、これはいいお魚です。おいしいー!何気に添えられているマッシュポテトもふわふわてすごいおいしかったですが、これひとりで食べてたら結構な量だと思う。

で、食事は終わったのですが、このまま出て街歩きと言うのも疲れが溜まった身体では気が乗らないので、もうちょっとゆっくりする?って事に。
そこで、ギャルソン氏を呼んで、デザートのメニューを見せて貰えますか?と言うと、

もちろん!
デザートなしにランチを終えるなんてあり得ないね!(ウインク)

こここここのイケメンめぇぇぇぇ……惚れてまうやろォォォォォォ!!
ウインクしてニコッ☆とか許されるのは少女漫画の登場人物くらいだと思っていましたが、そういう生き物が実在することが分かりました。それがギャルソンです。
どうでもいいけど、英語の教材ぜんぶこういうイケメントーク調にしたらおもろくて言い回しとか簡単に覚えられそうな気がしてきました。
おかんはレアチーズケーキ、わたしはソルベの盛り合わせを頼みました。それから締めにカプチーノも飲んじゃえーと。

デザートだけでもひとさら1,000円-1,500円しちゃうのですが、
……うまッ……
アンタ今から死ぬけど何食べたい?って訊かれたらコレでお願いしますと答える候補に着実に入る味です。うまい……幸せです……。しかも結構ボリュームあるんだコレが。
チーズケーキにもバニラアイスが添えられていたし、盛り合わせの中にもバニラアイスがあったのですが、これが着実にバニラアイスなのに味が違うの!別物!!チーズケーキに添える用と単品で食べる用とバニラアイスに二種類あるの!なんかスゲーな!!
お会計のときにトレイにあったカードを見ると「パティズリー・ジャロア」ってのもあったので、お菓子だけ買ったり食べたりできるお店もあるのかも。
で、デザートをおいしくいただいた後にカプチーノも運ばれてきました。

ああしあわせ。こういうきちんとしたレストランって、タイミング良くモノが出て来る=常に見られている、と言う意識があってキンチョーしてしまうのですが、それを忘れてしまうくらいおいしく楽しく食事が出来ました。
さて、お会計は前菜・メイン一品、グラスワインとボトルの炭酸水、デザート二品とカプチーノ二杯で70ユーロほど。前菜一品をメインに置き換えたらもう少し高くなるかな。でもそうしたほうが一般的な感じですね。決して安くはないですが内容考えると高くもないと思いました。大・満・足。二時間近くのんびりしてしまいました。
ちなみにコースのほうがお得な感じなので、物量作戦に耐えられる方はコースが良いと思います。チップも入れて80ユーロ置いて帰りました。
おつりのトレイに乗ってたあめちゃんまでかわいくておいしかったです。

(絶品アイスクリームに舌鼓を打つK子さん)

*私の住んでいるあたりでは、そんな料理とかに力の入っていなさそうなダイニングバーみたいなところのカルパッチョでもチェーン店みたいな学生御用達居酒屋の刺身でも生魚を使った料理はだいたいうまい。それがうまくなければ潰れる。それくらい簡単にいいお魚が手に入るのです。東京とかから来た人は驚くみたい。

*割と昔にベルギーに行ったことのある友人からベルギーはアジア系に対してもちょっとそういうのあるかもってきいてた。わたし自身は特に嫌な思いはしなかったけど、ユダヤ博物館の銃撃事件とか極端な思想のひとがいることは確かだし、事実として移民系のひととかは平均的に貧しいという問題はあるなあとは思いました。あとな、日本人はそうでもなかったけど、たまたま素行の悪いアジア系の観光客を見たからなあ……確かにああいうの多いのなら嫌われても仕方ないかもなとも思いました。

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さて、15時前までレストランでゆっくりしてしまいました。
ここで逆算しましょう。CDGへのTGVは19時台を予約しています。万が一にも乗り過ごせないので18時過ぎには南駅に着きたい。まあ30分もはかからないでしょうが、念のためホテルを出るのは17時半頃としましょう。最後に1時間ほどマッサージを受けたいので、前後余裕を見ると16時くらいにマッサージ屋に行けばよい。
つー事で、まだ1時間ほどウロウロできます。
それに満腹状態でのマッサージは好ましくないので腹ごなしもしなければなりません。

聖カトリーヌ教会のあたりもクリスマスに向けて何やらいろいろと準備をしていました。

メリーゴーランド!かんわいい~!
しかしこのいろいろと準備をしている作業員の方を見ていると「ジーンズが作業着」と言うのを実感。最初はなんか違和感ありました。これだけ工事現場の人の服な感じだと、確かにあんまり普通にブルーデニム履こうとは思わないわな。

道が狭いせいか、コンパクトカーが意外に多い。
なんか外車=デカいと言うイメージがあったけど、まあ考えたらそうだよね。
一時期欲しいな~と思ったFIATの500C、本体白でインテリアが赤のやつがきれいな建物の前に停まってて思わず前で写真を撮ってしまったりしつつ、テクテク。

マックの朝食メニューもお国柄出てます。クロワッサンとかデニッシュとか。

行くつもりで行き損ねたモネ劇場(ココ行った)。ここの周りも屋台の設営の準備がされていました。クリスマスマーケット始まったらホント賑やかになるんだろうな~。

漫画アートも幾つか見掛けました。
左側みたいな家の壁面であることを活かした感じのが個人的には良いと思う。

小さな教会の横を通りかかり、解放されているふうだったので入ってみました。

小さいけれどきれいで、他にひとがいなくてとても静か。

入口が西向きで、傾き掛けた太陽の光が当たってステンドグラスがとてもきれいでした。
後で地図を見た感じ、聖ニコラス教会なのじゃないかと。地図見ながら歩いてたわけじゃないのと(だいたいの感じでホテル方面にブラブラ歩いてた)、歩き方に紹介が載っていないので確証は得られないのだが。そういや聖ニコラスって……サンタクロースだ!
もし聖ニコラス教会ならルーベンスの絵があったらしいですよ。覚えてないけど(笑)。
静かできれいな建物で、後で思い返しても母もわたしもよかったよねって言っている場所。

まだ30分弱あるから!とギャルリー・サンチュベールへ。

明るい内に来たの初めてだな、そういや。

雑貨屋さんやお菓子屋さんのディスプレイが華やか!クリスマスだね~。
CORNEと言うお店でばあさまのお土産にかわいい缶入りのチョコレートを買い足す。

女の子の横顔が描いてあってかわいい缶だったんだけど、写真を撮り忘れています。
ちょろっとしか映っていないけど、ここのお店の天井照明のカバーがステンドグラス風でかわいかったのです。

で、16時過ぎに昨晩のマッサージ屋に駆け込み!が!!!
今はいっぱいなんです……。
予約しておけば良かったァァァァァ!!!あと1時間すれば空くんだけど、とお店の人。でももう電車に乗らなければ行けないのですと説明。お店の人も残念そうだが私も残念だ!
で、いちかばちかで斜め向かいのもう一件のマッサージ屋へ。
開いてはいたので、オイルを使ったボディマッサージ(1時間)をお願い。
受付のおっちゃんは白人でしたが、マッサージのおねいさんは中国語を話すバリバリの東洋系。これならイケるかも!
……当たりでした……。
最初はちょっと母と同じ部屋で施術して貰ったのでおねいさんどうしのおしゃべりが気になりましたが、そのうちマッサージに集中してくれました。力加減も最初は弱い?と思いましたが、様子を見ていたのか徐々に力強くなってオッケーオッケー。
ウトウト気持ちよくなっている間に、旅の疲れを癒していただきました。
二軒とも深夜までやっててホントホテルの目と鼻の先なので、それがためだけでももし次回があれば同じホテルに泊まるね!と思うくらいです。

マドレーヌ通り沿いにホテルがあって、二軒ともちょこっと入ったエプロニエ通りにありました。めっちゃ競合している店舗だと思うのでお値段も大体同じで60分だと40ユーロ。
昨晩のお店がJIANG WEI(レシートはこうなっててお店にはShanghai7って書いてあったけど)、今日のお店がMASSAGE CHINOISとな。昨日のお店はちょっときれいめなアジア圏のマッサージ屋という雰囲気で、今日のところは待合いとか洒落た小さいエステサロンみたいな感じで、まあどちらがお好みかはひとによるかなってところです。
しかし、便利だなグーグルマップのストリートビュー。ここ~とか思ってリンクしてみたですよ。ノボテルとか泊まる人も近くていいと思います。
この後、ヨーロッパ何カ国か旅行することになる私ですが、マッサージ屋がなかなかないのがアジア圏の旅行と比べてちょっとした不満です。エステっぽいところはあるけど、気軽にパッと入ってマッサージお願いってお店、今までブリュッセル以外で見つけられてないです。

さてさて、マッサージが終わってホテルに戻って18時前。少し予定をオーバーしています。
フロントで荷物を受け取り、タクシーを呼んで貰えるか尋ねると呼べないこともないがすぐそこのタクシー乗り場で捕まえた方が早いとアドバイスをいただきました。

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そういやホテルの前で写真を撮ってなかった!

が、最初に書いていた通り、
マッダーム、ミルクを買うお金もないわたしにお恵みを
とか言うクソ親父が沸いてきて、なんかこんな写真になりました。
めんどくせーなホントに子供が大事ならこのクソ寒いときに連れ出さずに家で暖かくしておいておまえはハローワーク行けよ!!
南駅へはタクシーで。時間と元気があれば中央駅まで歩いていって電車で行くのも良いと思いますが、まあ見ての通りの荷物なもんでね……。
スーツケースもボストンもぱんぱん。

さて、南駅はあまり治安が良くないという前評判でしたが、果たして本当に雰囲気悪かったです。着いたときの近郊線だののホームのあたりは賑やかだったのですが、TGVの出発するホームに上がる前の待合いはなんか暗くて店もなくて人も少なくて。
警察官や駅員さんがたびたび巡回してはいましたが、あんたら明らかに長距離列車とか乗らないよね……何してんの……って言う身なりの人も巡回(?)したり座ってたりしました。流石に強盗とかはしょっちゅうは出ないにしても、荷物置き忘れたりベンチで寝てしまったりしたら、あっという間に荷物は消えるんじゃないかと思いました。
 
ホームに近い待合いベンチ付近の電光掲示を見上げると、
次の列車はいつホームに入るか未定
みたいな表示が出ていました。また遅れるのか……と思いました。
一度ホームに上がったのですが、ホームは屋根があるだけで吹きさらしだったので、とてもいつ来るか分からない電車を待てる状況ではなく、ホーム下に逆戻り。
母に荷物番を頼んでちょっとだけウロつきましたが、ここ以外はお店とかもあってそんなに駅構内なら雰囲気悪くなかったです。なんでよりによってTGV待つのにいちばん近くて便利な場所が雰囲気悪いんだ。EXKIもあったので買って電車で食べたりも出来そう。
早く列車こんのかーと思いつつ、ボンヤリしてて、ふと電光掲示を見上げると、
故障中
の表記。……え?つーことはホームに列車来ても表示されない?
時刻は19時過ぎ。わたしの乗る列車は19時18分発です。
慌ててバタバタとホームに上がると列車来てました。

オイオイオイオイオイオイオイ。
列車の時刻の正確性は乏しいわ、駅では基本アナウンスはないわ、電光掲示は黙って壊れるわ、ヨーロッパの鉄道半端無いハードモードやな!!ホームと列車に段差があり、重い荷物を上げるのに苦労しました。

二等ですが座席はゆったりです。さて、CDGまでは二時間ほどの列車旅です。

……の筈だったのですが、なんか着きません。
21時前になりましたが、まだよく分からん山の中です。途中でよく分からない駅に入って長く停まっていましたが、扉は開きませんでした。何かフランス語でボソボソとよく分からないアナウンスが入りました。何かあったんだろうなってことしか分かりません。
仮にも国際列車なのに英語を流す気はないのか……。
結局、CDGに着いたのはほぼ1時間遅れの22時頃でした。ホテルのレストランとか閉まっちゃうよ!降りるときもホームとの段差が凄くて、でも停車時間短いの分かってたので必死でした。扉からホームにボストンバッグ投げ落としたよ。おかんはそれを見て、映画みたいだなって思ったそうです。見かねた紳士が母のスーツケースを下ろすのを手伝ってくれました。
フランス語のアナウンスが全く理解できなかったので、想像でしかないのですが、ブリュッセル・CDG間は直行便は2時間ほどなのに対してリールで乗り換える便だと3時間かかること、途中で一度どこかの駅に入りそのままバックするようにその駅を出て電車が進み出したこと、から何かの理由で直行便だったのが経由便になったのだろうかなって思いました。
珍しい事なのかしょっちゅうある事なのか分かりませんけど、その日の内にCDG出発するのだったら相当焦っただろうな~。でもそんな無謀なことを考えてる人はいなかったのか、フランス語のボソボソアナウンスが流れているときも、焦った様子の人はひとりたりとも見掛けませんでした。ってことはこういうのはしょっちゅうなのか?

さて今晩はCDGで一泊です。
CDG内にはホテルはふたつ、高級ホテルのシェラトンかお手軽ホテルのIBISの二択です。無料シャトル出してる周辺のホテルも候補に入れれば選択肢は増えますが、シャトルの時間は当日ホテルで確認みたいなとこばかりで、朝の便に乗るのに不安なので、空港敷地内にあり建物がほぼ隣接していて徒歩で移動できるIBISにしました。
え?シェラトン?高いです。
我々がIBISに向かっていると、ひとり旅だという日本人のご婦人がひとり。IBISのレストランって24時間営業だよね?そこで夜明かししようと思ってと話しかけられる。我々は宿泊するつもりでWebページでは12時には閉まるって見たんですけどねと伝えましたが、空港のインフォメーションでそうきいたと。フーンじゃあそうなのかね。
ホテルの食事は高いけどひとばんホテルに泊まる代わりと思えば安いしね~高いのに泊まってすごいね~みたいな事を遠回しに言われたのでちょっとだけカチンときてしまいました。
チェックインして、デリがあるのでチェック。疲れたし予定より遅くなったのでデリにいい物があればそれで済ませようかと思ったのですが、なんか干からびたサンドイッチとしなびたサラダしか見当たらなかったのでやめました。日本のコンビニってすげぇな!!
とりあえず部屋に荷物を置きに行く。
IBISだって10,000円オーバーで決して安かないんですがね(*)。


イマイチ写真で伝わりきらないのが悔しいですが、狭ッ!!!
この割高イメージのせいで空港以外ならそんなこともないかもしれないのですが、旅行先のホテルを決めるときにどんなに場所が良くてもそれがIBISだと避けてしまうようになりました。
ベッドの幅もめっちゃせまいしぴったりくっついてるしスーツケース広げられないし!
それでもなんとか机とか玄関口とベッドのあるスペースの角のところに姿見を配置するとか、ひととおりの設備を揃えようという気概は感じました。

で、腹も減ったのでレストランへ。ホームページではさも立派なレストランのように見えましたが、実際行くとファミレスみたいな雰囲気です。
入口にはやっぱり12時までって書いてあるけど、あのご婦人もいます。
メニューを見ましたがたくさんあってよく分からんので、本日の定食みたいなのでメイン+デザートを選ぶことにしました。前菜+デザートとか前菜+メイン+デザートとかも出来ます。宿泊代金といっしょに支払ったのでお値段は分からなくなってしまった。

そして……シャンパーニュ☆
ファミレスだけど!フランスだから!!フランスっぽさの片鱗だけでも味わおうというあがきです。まあフランス、空港しかいてないけどね!!
ファミレスふうだけどやっぱりイケメンなギャルソンは、シャンパンくださいって言ったら、「いい考えだね!楽しんで!!」みたいな事を言っていました。なんかこうひとこと添えてくるのがギャルソンと言う生き物の特徴のようです。

メインの何かシーフードとパスタの料理、デザートはアイスクリームとフルーツポンチ。
シーフードは冷凍っぽかったですが、見た目以上でも以下でもなくふつうにおいしかったです。

食事が終わったらもう12時前。
やっぱりレストランは閉まるようで、ご婦人は追い出されていました。
明日の飛行機は11時台。9時にはチェックインしたいのでそんなにのんびりはできません。お風呂に入って、機内快適グッズをスーツケースから出したり軽く荷造りし直し。

いやあ……ここまでホント重かった!!!
特に列車の乗り降りがキツかった。一等だともう少し載せやすかったりするのでしょうかね。 

*このときは一部屋130ユーロくらいで泊まった。しかし2014年故あってCDGで宿泊しなきゃかも?と調べていたらひとり100ユーロくらいになっていて目ん玉飛び出しかけた。あの部屋で……!? だがそれでもシェラトンとはまだ超えられない差がありました。

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おはようございます。

明るくなってみると、部屋からの眺めはこんな感じでした。駐車場。
寝たのは2時を回っていたので眠いですが、化粧もしないから身支度もらくちんだし、寝たければこれから幾らでも寝られます。10時間くらい飛行機乗るんですから。

チェックインカウンターもそう混んでおらずすんなりチェックイン。
出国審査も同様。ふたりいっぺんでいいよ~と審査官に声掛けられてふたりでカウンターに進み出てパスポート渡したら、あからさまに驚いたリアクションをされました。
パスポートの写真が激似な親子です。
似てるよね~とか言っていたのか、パスポートを二人の前でくるくると入れ替える仕草をされました。エラい気さくだな審査官(*)。
早起きしたかいあって、搭乗開始までじゅうぶん時間があります。免税店などウロウロしました。ブランドショップではなく食品などお土産を扱っているほう。
スッピンでハイブランドのお店等々は眩し過ぎて……。
しかし、THE・お土産っぽい缶入りや箱入りの菓子のデザインまでちょっとおしゃれっぽくて流石フランス……って思いました。やはりわたしが本格的にパリを旅行しようと思ったら相当の軍資金を用意していないと後悔しそうです。

瓶詰めや缶詰のテリーヌやパテを買ったんだけど……
これ持って帰ったらあかん系やった
後で気付きました。すみませんすみません今度からしません!!!
忘れてたわたしもアホだけど、半分透けてる袋にぶら下げてたけど、税関とかでも気付かれませんでした。でももうやりませんから!肉系は現地で楽しみます!!
あと、ラデュレがあったのでミーハーにマカロンを購入。

箱がきれいなので箱で中に好きなの入れて貰った。チョイスが地味である。
あと機内で食べようとクリスマスフレーバーとか言う限定のを別に買う。
並んで買ってたら、後ろを通った日本人のおばはん集団が、あらあらラデュレね~でもわたしは空港では買わないわ~だって市内より高いもの~とか聞こえよがしに言っていました。うるさい、わたしはパリ市内には行ってないんです!!
ところで、フランス語を話すスーツを着た白人系の青年が大きな箱入りを幾つか購入していたのですが……もしかして日本に行く人?土産?
しかし、わたしは帰って羽田でラデュレを見つけて愕然としてしまったですよ。
潰れないように頑張って持って帰ってきたのに……。

さて、搭乗。ドリンクサービスではワインをいただく。

早速、さっき買ったマカロンを。
今までマカロンとか流行ってるけどそんなにおいしいの食べたことなくて大したことないとか思ってたんですよね。おいしかった!!
クリームもスパイスがきいているし、ガワもパリフワでイーストみたいな香りが心地いい。でも、フランスまで来たから買ったけど、日本でコレひとつ200円で買うかどうかは微妙です。CDG価格は1.8ユーロ。今も同じ価格設定ならレートからして日本のお店で買う方が安そうだ。

ところでこのモニターの写真なんですか!?
すっごい怖いんですけど何かが誰かの頭をはぎ取ろうとしているように見えるんですが。何かが衝撃的で思わず撮ったんだと思うんですけど、前後の脈絡が思い出せないし、写真も微妙に光ったりボケたりしてて、正確には何なのか分かりません。すごい気になるので、その気になる気持ちをお裾分けしたくて載せました。いっしょにモヤモヤしてください。

昼食はジャパニースをチョイス。

筑前煮……まあ確かにチキンと言えばチキン。

フランスで積んだ日本食をチョイスするのはちょっと勇気ある行動でしたが、まあまあおいしかったです。よかった。ソバソース……まあ確かにそうだね。

ハーゲンダッツ。同じハーゲンダッツなのに行きのほうがおいしかったです。
なんかいっぺん溶けて固まったような水気を含んだ感じが……。容器の密閉性とかの問題なのだろうか。

おやつ。幾らでも寝られるとか言って結構起きていたので、がっつり食べちゃいました。
るろうに剣心の映画をおっかなびっくり見てみましたよ。
半分ネタにするくらいの気持ちで。(失礼な。)
漫画のイメージが強かったので正直実写ってどうよ!?と思ったけど、案外いいじゃないですか。驚いた。でも英語字幕はちょっと面白かったです。師範代があしすたんといんすとてぃーちゃーとか……まあそうだけど!そうだけどなんか違う!!感が拭えない。

あと機内販売のカタログを何気に見ていたらなんとICE Watchが!!
ICE Watchはベルギーのメーカーで、滞在中に見掛けたら記念に欲しいなと思っていたものの、結局時計屋さんに入れずじまいだったのです。それがありました!
しかもJAL機内販売限定仕様のケースとのこと。

買いました。
機内でも食うわ見るわ買うわ最後までガッツリ楽しんでしまいました。
最後のお食事は朝食。なんか朝乗って昼飯食ってダラダラしたら朝ご飯が出てくる……ヘンな感じです。今のところ私はなったこと無いけど、そら時差ボケとかになることもあろう。

なんかゼリーのパッケージがおフランス☆って感じでおしゃれでした。
これにて楽しかった初ヨーロッパ・ベルギー旅行終了です。

早速、羽田のエスカレーターで後から来たおっさんにずずいと進路を塞がれ、チッ……ベルギーの紳士とはエライ違いだな……とか思ったり。それでもやっぱりおうち(日本)がいちばんなわたくしです。短い旅行でも海外から帰ると、何故かおにぎりとか食べたくなっちゃう。
初めてのヨーロッパは不安もあったけど、楽しかったです。
遠いしいろいろ習慣が異なって戸惑うこともあるけど、また他の国も行きたい!と思いました。
なんで不安になるのかちょっと考えたけど、アジア旅行と違って、

・怖そうな人があからさまに分かり易い
・なんか周囲に溶けこみにくい感じがする

のが個人的には大きいかなと思いました。
前者はホントは分かり難い方が警戒しなきゃなんだよね。そう思うとかえっていいのだろうけれど。でもそのくらい、社会的階級が見た目にもう分かり易くモロ出ちゃってるのがヨーロッパなんだなと思いました。
なんか日本だとお金持ちでもとんでもないお家柄の人とかじゃなければ、コンビニ行くし安いスーパーにだって行くし、お金持ちとそうでないひとが交わる場所もそこそこある気がするんだけど、なんかヨーロッパは違うっぽいなって個人的には思いました。
格差が歴然としていると言うか。いいとか悪いとかじゃなくちょっと旅行しただけの私でもそういうの感じたなあって言う、それだけの話です。
後者は自分の感覚の問題で、実際アジアでだって旅行者なのは周囲から見れば丸わかりなんだよね。これもじぶんのなかにも、人種へこだわりって言うとヘンだけど人種で人を分けて見てしまう感覚があるんだな~と思いました。
うーん新たな発見にフクザツな思いです。

と言うことでヨーロッパ旅行、
アジアより怖い!!と思う必要はない
んだなって結論。また他の国にも行っていろいろ見たり聴いたりしたいモノです。

*ベルギー関連エントリーが他にも少しあります。
ベルギー旅行計画中
ベルギー国鉄の時刻表をゲットする方法
ベルギーで買ったもの(2012/11)

*しかし、後におカタそうな上海の入国審査官にも母が通った後、私がパスポートを差し出したら、パスポートと私の顔と母の背中を二度見してに「ユアマム!?」とか言われたので、我々のパスポート写真が似過ぎなのが問題なのかも知れない。

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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