- 2024.11.22 [PR]
- 2014.11.19 救世主大聖堂など
- 2014.11.20 巨匠の作品に触れる~聖母子教会~
- 2014.11.20 THE・ヨーロッパの鉄道
- 2014.11.20 コンサートと深夜の飲食と
- 2014.11.20 朝の散歩
- 2014.11.20 おいしい朝食と古物漁り
- 2014.11.20 しあわせスイーツ
- 2014.11.21 ノートルダム・デュ・サブロン教会
- 2014.11.21 チョコレート!
- 2014.11.24 最後の朝
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最早タイトルは何のヒネリもないシリーズで定着しそうです。
でも駄目ツーリストなので、クリスマスマーケットをまた冷やかしてみたり、チョコレート屋さんに入っては長蛇のレジ待ちの列にうちのめされて何も買わずに出てみたり、人混みに流されて同じ場所をぐるぐるしてみたり、なかなか辿り着けません。
おかんは置き飾りを購入し満足です。しかし思いの外、クリスマスのオーナメント的なもののお店はありませんでした。最も、夜は飲食店しか見掛けなかったのが他のお店もあるせいか、或いは最初の週末だからか、ものすっごい人人人人……だったので、我々が見つけられなかっただけかも知れませんが。
ニットやファー製品を扱っているお店が多く、わたしはメーテルみたいなぼうしを買おうかひとしきり悩んだのですが、結局買いませんでした。
しかし、帰りのCDG発の飛行機で乗り合わせた女子(日本人)がメーテルみたいな帽子をかぶっており、たいへんかわいかったのでちょっと後悔しました。
さらに、かわいいアパレルショップにひっかかりそうになったのですが(何故か客引き居るし/笑)、ととととりあえず観光!となんとか誘惑に耐えての、救世主大聖堂。ここは入場料的なものは取らないので、物見遊山できた異教徒として寄付をしておきました。
大きい西洋建築のアーチ構造はなんかこう……好きです。
よく見上げて歩いているので首が痛くなります。写真も天井のみを撮ったものが多いのですが、はっきり言って写真だけで見るとなんだかよく分からないので、ブログにはそういうのは載せておりません。いやしかし……
なんか救います!!みたいな感じがします。なかなか気合い溢れる雰囲気。
オルガンが断続的に演奏されたのでちょっと聴いてみたりしました。試奏かなにかだったのでしょうか?それともこういうもん?
お天気は相変わらずあまり芳しくないので、写真はきれいに撮れないし、傘さしているので記念写真を撮るのも面倒なのですが、雰囲気は良いです。
まあ、私も母も放っておくと枚数だけはものすごく撮ってしまうので、このくらいのほうがかえって強制的にのんびりできていいのかも分かんないけれども。
あとは、聖母教会に行ければいいし、まだ時間もありそうなので、さっき見掛けたアパレルショップにとってかえしました。←そんなに行きたかったのか
お店に入ったら、早速女性の店員さんが接客についてくれ、いろいろと案内してくれました。話してたらだいたい、日本の店員さんと言ってくることは同じでした。まあそんなもんか。
でもうまく答えられないので、コレが見たい~とかサイズは~とかいたって事務的な受け答えしかできないわたくしです。
One Stepと言うお店でしたが、フランスのメーカーなのよ!と何故か自慢げなおねいさん。もしかして、ベルギー的にも「フランス製=おしゃれ」なのか?
入口近くにあったレザーのジャケットがものすごくかわいかったので試着をしてみたのですが、いちばん小さいサイズでも肩幅が大きく断念。サイズ展開が36-38だったのですが、わたしはヨーロッパサイズは肩幅がないので腹回りに悩みつつ32とか34を選んでいるのです。
が、おねいさんが上着だったらこれもいいわよ!とコートをひとつ出してくださる。
なんてきれいな色ー!
写真だとイマイチかもですが、鮮やかな発色なのに品の良い感じで。ズギューンと胸に刺さりました。肩幅問題もレザージャケットほどかっちりしていないので、少し大きくはありますが見た目にごまかしがききます。かかかかかか買います……!!
帰って早速活用したところ、会社の同僚や友人にも好評だったので、なお満足。
そして、ん?コートの近くになんだかかわいらしいワンピースが……?
おねいさん、早速、これもすごくかわいいのよ!ぜひ試着してみて!!と。
何故かコレは肩幅もピッタリで即お買い上げ決定。
袖のところのレースの飾りとか細かいところがものすごかわいいですわーん。
さらっとした生地なので真夏以外はいつでも使えそうである。
ちなみにこれであわせて480ユーロなので……あまり安いお買い物ではないです……。そしてなんとなくカタログの雰囲気とか見るに、本来のターゲット層はもうちょっと若い子なんじゃないかな~。でも若いときのわたしだったらこんな高い服買えません!
ノベルティに傘を貰いました。死ぬほど邪魔だったのですが根性で持って帰り(*)、今は会社の置き傘になっています。
ところでわたしが見てる途中で、近所の某アジアの国のカップルが入店してきたんですな。
店員さんと目が合っても挨拶ひとつしなかったのですが、したらそれ以降、
店員さんもガン無視。
しかしカップルもカップルで勝手に商品を手に取りレジ奥の試着室に勝手に入って試着しとすごかったです。そして何も買わずやはり挨拶さえせず店を出て行きました。
なんか……すごっ。
やはり某国の方パネぇとかこれが客と店は対等な取引相手っつーことかとかいろいろ思いましたが。いやしかし……勝手にあからさまにオープンじゃない場所に服持って行くとかマジすげえなと思いました。
さてさて、おもっきし荷物も増えましたが観光しますよ~。
One Stepのサイトを見つけたのですが、今年のお洋服もかわいい~。買いに行きたい~!
*根性……具体的には、ブリュッセルに戻るまでは傘の重みでバランスの悪いショップ袋をなんとか持ち帰り、最終、飛行機に乗るに当たっては持っておくのは邪魔だしスーツケースには入らないし、じゃあダメ元でスーツケースの外側にガムテでくっつけておけ!……奇跡的に無事に済みました。
さて、続いては聖母子教会に向かいます。もともとここは取り敢えず行っておこうか……と思っていたところです。聖母子教会と言うだけあって聖母子像があるのですが、コレがわたしのような美術の知識皆無な者でも名前の分かるミケランジェロの作品なのです。
ゲントの神秘の子羊同様、そんな限りなくミーハーな理由でチョイスをしていました。
ところで、地図で見るとさっきの救世主大聖堂と聖母子教会は中心部から少し離れているように見えますが、季節は冬・生憎の雨と言う悪条件でもそんなに遠く感じなかったので、時候がよければ景色を眺めていたらついてしまったわ~と言うくらいのもんだと思います。
さて、聖母子教会です。
……いきなりか。
誰もが知っている巨匠の作品ですが、割と無防備に近付ける仕様になっており、写真も撮りたい放題でした。なんか気が引けたのでななめから撮ってみた次第です。
オフシーズンだからか夕方だからかみんなそんなにミーハーじゃないからなのか、かぶりつき眺め放題・撮りたい放題。
あまりミケランジェロの作品の中では主要なものとして挙げられることはないそうな。
しかしながら、流石巨匠だけあって子供のかわいい中にもどこか小憎らしい表情とかがっつり捉えていて、それでいて完全に写実的ではないと言う。マリア様もこう、超絶美人顔ってワケでもないのがなんかリアルでして。でも写真みたいかっつーとそういうわけでもなくて。絶妙なデフォルメ具合なんですかね?子供に向けられた視線がとてもやさしい。聖母子って感じじゃなく、なんかこう、幸せそうな普通なおかんと幼子の像って感じですごいよかったっす。
いやー、やっぱ有名なものは有名な理由があるのだなと実際目にすると思う次第。
この教会も教会に入るの自体は無料ですが、聖母子像に接近しようとするとお金を取られる仕組みになっていました。ミーハーな観光客なのでお金を払って接近した次第です。
しかし、聖母子像以外にもなかなか見所のある立派な建物だと思います。特に正面奥のステンドグラスはとても大きくて立派でした~。
あとなんかこの並んでいるろうそくが好きなわたくしです。
割とどこに行っても写真に撮っている気がする。撮っている姿は微妙に間抜けです。こうして客観的に見ると何してんの?って感じ。
これで取り敢えず予定の観光は終了!
……がしかし、手元に残った聖母子像のチケットをよくよく見ると、なんか博物館のような別館があったようです……?まあ確かにあそこに近付けるだけにしちゃ4ユーロもしたしな!
だがもう時間が無い!!
何故なら、我々、ブリュッセルで今晩コンサートを聴きに行く予定なのです。
さて朝から観光して、結局、鐘楼・救世主大聖堂・聖母子教会と三箇所しか訪れていないのんびりツーリストな我々ですが、既にブルージュを去らねばならない時間です。と言うのも、今晩はブリュッセルでコンサートを聴きに行く予定なのです。
電車が遅れたり遅れたりすると言うウワサをきいていたので、少し早めに戻らねばと。ホテルに荷物を取りに行くまでの道で、無理矢理記念撮影。
聖母子教会の近くはなんか小さい水路がいろいろ入り組んでいて、古い建物なのか復元したものなのか分からんですがそういうのがあって、かわいらしかったです。
最後の一枚はホテルの近くですな。
お天気良かったらもっと写真撮りまくって、メシとか買物の時間がなくなってたろうな~。
欲張らず一都市に数日滞在するような旅行をすればのんびりできるのだろうけれど、なかなか割り切れません。
でも、結果的にはブリュッセルの泊数減らして、別の街行くか、ブルージュ2泊とかでもよかったかなと思います。小さい街の方が過ごしやすいですわー。
ホテルに戻り、荷物をピックアップ。
行きはスカスカだったボストンバッグがなんか買ったものとかでそこそこ重くなりました。雨も降っていますし時間節約で駅まではタクシーを使います。
なぜか運転手さんが異様に張り切っていて、車幅ギリギリみたいな石畳の道を結構とばすのでなかなか恐怖でした。行きよりも安かったのでなんか張り切って近道とかしてくれたのかもしんない。或いは夕方だから普通の道は混んでたのかも。
駅に着いたら切符は行きの分と同じくネットで先にゲットしていたので、さっさとホームへ。
しっかーし!何故かホームにごった返す人。なんだこの日本のプチラッシュ時のようなホームは?と思ったら電車が遅れていました。
我々が乗るつもりの前の列車がそもそもまだ来ていません。
遅れは10分少々とな。土曜日とは言え観光客はいるから、遅れている列車とその次の列車に乗るつもりだった人とで、ホームがごった返している模様。
なんか反対側のホームはがらんがらんなんですけどね。
写真など撮りながら待つ観光客です。
……なんか○○分遅れの電光掲示の数字がどんどん増えていくのですが……?
もともと、あわよくばホテルでひとやすみしてから出かけようとか言うくらいの時間を見ていたので、まだまだ余裕はあるのですが、少しずつ増えた数字はついに45分遅れに到達。
その間に本来だったら3-4本列車があったので、ホームはどんどんにぎやかに。
しかしこれだけ大幅に遅れているので、流石にちょっと遅れちゃった~とか言う話ではないとは思うのですが、何がすごいって一切理由とかの周知が行われない事ですね。
日本だったら人身事故により~とか、放送とか何かあると思うんですけどね。まあ理由が分かったところでどうしようもないしね?と言う事なのかもしれませんが。
我々、遊びだから気にしないけど、流石に通勤とかだったらちょっとイヤかな?と思いました。
しかし、遅れる遅れるとはきいていましたが、本当に遅れるし。
でも、日本と違う!と言う本質は、遅れそのものよりも遅れた事に対する乗客への対応とかかなと思うです。慣れないと不安になったりイライラしたりしそうだ~。
で、結局一時間近く待って列車到着。この後のダイヤってどうなるんだろうな?
ホームは結構いっぱいだったのですが、案外座ることができました。と言うか、座席が全てゆったり向かい席仕様なので、座れなくてもそんなに立つ場所とか無いんですよね。
こんなにひとがみっしり乗ってたら改札大変じゃない?と思っていたら、ブリュッセルに着くまで改札はありませんでした。まわってたけどここまで来なかったのか、そもそもまわってなかったのかは分からん。切符にハサミ入れてもらったら記念になるからよかったのに残念です。
ところで、ブリュッセルの駅のホームで(しかもまだ停まっていない列車の中から)、なんだか日本のMANGAな感じのコスプレ集団を見かけました。
半端なゴスロリ娘っぽいのとなんかビジュアルバンドの熱心なファンみたいなのと髪がツンツンしていて大きな鍵だかぜんまいのようなものを背負っていたのと。最後の人を見てコスプレだろうな~と思ったのですが、何か分かりそうで分からない。
そういうイベントでもあったんでしょうかね?
遥か外国まで来てこういったものを見つけてしまうとはなんだかオタクは業が深いなあ……。
さてバタバタとホテルにチェックイン、今度は荷物の運びやすい一階のお部屋でした☆
今度はお部屋の写真も少々。
最初の日に泊まった部屋とはインテリアが違ってまたすてきです。
それでいて、デスクや洗面台は使い勝手ばつぐーん!
少しお腹が減っている気もしますが時間も無いので、ちょっこりおめかしをしてお出掛けです。だいぶバタバタ動き回った後なので、正直寝てしまわないか非常に心配です。
コンサートはコンサートそのものが目的っつーか、劇場がきれいだそうなのでだったら見学ツアーとかよりついでになんか見に行くべ?っていう感じで決めた予定です。
そう言うワケなので、実は当初、王立モネ劇場でやってる何かを見ようと思って予約したら、間違ってパレ・デ・ボザールの演奏会を予約していたのですが、結果オーライ!でした。
勘違いに気付いたのが旅行の一週間前だったのでちょっと危なかったですが。
劇場に行く前に、メールできた予約番号をチケットに引き換えるべく、劇場外のチケットカウンターへ。なんかすごい人だかり。しかもだいたい女性は外で待っててカウンターに赴いているのは背の高い男性ばかりだからカウンターまでの道程が見えない。
並んでいるわけでもないし、ここに分け入っていって英語で自己主張するとかハードル高いなとかげんなり立っていると、気付いた男性が前の人だかりに声を掛け、カウンターまでの道がスススススッと現れました。
ここまで来るともうひく勢いですが、便利なので恩恵に預かっておこうと思います。
で、劇場へ。安かったし寝てしまってもいけないので、二階の小さいボックス席の中を予約しておきましたです。おかげで劇場全体が良く見渡せます。
どうです、なかなかきれいじゃないですか!
パレ・デ・ボザールはアールヌーヴォー建築家のオルタの設計なのだそうですよ。地球の歩き方には、観光名所としては紹介されていませんが、なかなかのもんだと思います。
コンサートは、オーケストラの間に客演でピアノ演奏とオーケストラとの共演があって、休憩後またオーケストラ……みたいな流れで、案の定、途中でこっくりしてしまう事もありました。
同じボックスに男性がひとりいて、我々が決められたボックス内の後ろの席に座っていたら、開演前になって「もうひとこないから大丈夫だよ!」的なことを言っているのか(フランス語なので何言ってるか分からず)、空いている椅子を適当に後ろにどかして見やすい位置に椅子を並び替えて一番前に座らせてくれていたので、居眠りこいてしまったことは非常に申し訳ないと思っています。
たぶん、そんな格式のある類のコンサートではなかったのですが、それでも1階のフロアあたりにいるお客さんはきちんとした格好してました。我々の居るあたりはカジュアルな方も多かったですが、それなりにみなさんおしゃれにしてきている印象はあり。
しかし、休憩のときに洒落たワンピースのおばさまがかばんからおもむろにおみかんを取りだし廊下で食べている姿は、なんか印象に残りました。そのくらい、ちょっとおしゃれをしてコンサートに行くって事が気張らない日常なのかな~と思い。
しかし、何度か今まで管弦のコンサートとか行ってるけど、こうズバーン!と迫力のある演目のときは良いのだけれど、静かなまったりした曲になるといい感じに子守歌になってしまうのですよ。つまんね!とか思ってるわけでもなく良い曲だなと思いつつこっくり……。
ところで、アンコールで日本人的には運動会で良く聴く曲「天国と地獄」が演奏され、もちろん我々的にはクスッ(笑)と言う感じだったのですが、ベルギー人的にもクスッ(笑)と言う雰囲気が流れ、演ってるほうもそれを前提としたオーバーなノリノリな感じで演ってたのですが、ベルギー人的にどういう理由でこのセレクトがクスッなのか、そのあたりが分からずモヤモヤしました。誰かご存知でしたら教えていただきたい。
ちなみに、終演後の人混みもレディファーストのおかげで難無く出口まで辿り着くことが出来ました。入口の重い戸も誰かが絶妙なタイミングで開けてくれたし。
なんか駄目人間になれそうだな……。
流石に晩飯抜きで10時回ると腹も減りました。
しかし、おかんはあまり食べたくないというので、ギャルリー・サンチュベールの入口の向かいあたりにあった、ブラスリーと思しきモノに入る。LE CHAR D'ORと言うところ。
とりあえずおビールたんとサンドイッチ。おかんはグラスワインだけ。
サンドイッチひとつしか頼んでないのに、ギャルソンさんがカトラリーを二組持ってきてくれたのが何気にうれしかったです。
わたしはパンにタルタルステーキ(生肉)が乗ったのにトライしたかったのですが、おかんがそれだったらひとくちも食べないというので、普通のサンドイッチにしました、
若者だけでなく、おじさまおばさまもこういう遅い時間にまったり楽しんでらっしゃるので、夜遅くても落ち着いた雰囲気のお店があって良いです。
(記念撮影をする振りで店内の様子を撮る我々。)
流石週末、食事を終えるともう12時近かったのですが、まだ人通りが多いです。
お酒も入って外を歩いても寒く感じなかったので、少しウロウロ。
レオニダスでワッフル買い食い、1.5ユーロ。露骨に観光客向けのコレと言ってヒネリもないワッフルだけれどもそれでもおいしい。ここのはマネケン的などっしり系のやつだった。あと店員さんが何気にイケメンなので注目してください。カメラ向けると目線くれるし。
挙げ句、ホテルに戻る前にフリッツを買う。
イヤ、ワッフルでお口の中が甘くなったらおいしそうに見えてさ……。
3日目も夜まできっちり楽しんで終了でございます。
本日の予定は、蚤の市(近くにおいしい朝食を食べられるお店有り)→適当にヴィンテージショップを冷やかす→どっかでお茶とか→ノートルダム・デュ・サブロン教会(ステンドグラスが有名)・ノートルダム・ド・ラ・シャペル教会(ゴシック建築)あたりを回れればよいかなと。
まあたぶん、教会がいっこ飛ぶ予感は初めからしてはいましたが。
蚤の市が本日のメインですね。日曜は普通のお店は閉まっているところも多いのですが、蚤の市に合わせて近辺のヴィンテージショップなどはやっているそうなので。
グランプリュスも朝早いと人が少なく写真撮り放題です。
……が。
暴風。
寒いし髪の毛バッサバサだし!(それはそれで面白い写真になるが。)
朝早いっても10時前なのですが、まあ明るくなるのがそもそも8時くらいだから、みんなゆっくりしてるのかもね。団体ツアーは移動中の時間帯かな。
触れると願いが叶うというセルクラウスの像もガラ空き撫で放題。
と思いきや、軽装で地元ふうの若い女の子がやってきて、すごく神妙な顔つきで「この像に触れると願いが叶うのよ……」と言いながら、熱心にうつむいて撫でていきました。
あの……なんか知らんけど、願い叶うと良いですね……って思いました。
わたし、こういうときくだらん煩悩的願いが多過ぎて、結局何を願って良いか分からず、漠然と「幸せな人生を送れますように!」とか「世界が平和になりますように!」とか念じてしまうことが多いです。世界平和についてはわたしの願いようが足らんようですが、個人的にはいろいろありつつも幸せと言えば幸せなので、願いは叶っていると言えるでしょう。(前向きな解釈)
次、世界三大ガッカリと名高いマネケン・ピスこと小便小僧に向かって歩きます。
小さいらしいし見過ごさないかな大丈夫かなと思っていたら、流石人気者、このガラガラの朝でも彼の周りにだけは何組か観光客がいたのですぐ分かりました。
ハイ、お約束ー。こうして見ると意外に小さいのが分かっていただけるかと。
小さいけど、割と細々しててかわいらしく生き生きしてて、いいんじゃないでしょうか。このときはマッパでしたが、彼は結構なお衣装持ちで、イベントに合わせていろいろなお洋服をお召しになっていることもあるそうです。
ひとだかりがすごくてスリに注意せよとかあったのですが、案外大丈夫じゃーんとか言う感じの午前10時過ぎです。
なので、このような写真を撮って遊ぶことも可能。
マニア垂涎のジャンネケ・ピス(小便少女)を見るのを忘れていたのがちょっと悔しいです。
(参考画像……ギリギリっつーかアウト感半端無いので要注意。)
蚤の市をやってるジュ・ド・パル広場まではまあまああるのですが、ヨーロッパ街角歩き気分で、てくてく歩いていきます。適当にノートルダム・ド・ラ・シャペル教会まで出て、そっから南の広場に向かってくだっていく感じで。
ブリュッセルの街にはところどころにこうした漫画アートが。
だいたいはベルギー生まれのタンタンのもの(左側)が多いのですが、右側みたいな今っぽいのもありました。なんかジョジョっぽい迫力が。
しかし、こういうところにも落書きをするけしからんやつがいるようです。
何もないただの道や街並みもすてきです。看板とかもいちいちかわいい。
しかし、雨降ると滑りそうな道だなあとは思いました。
これは、広場に向かうBlaes通りにあったお肉屋さん。お肉いっぱい~。
そしてこの通りはまだ開いてないけど、ヴィンテージの洋服屋や家具屋がいっぱいあって、かかかかか帰りに寄る……!とハァハァしてしまいました。
ところで、このあたりは若干治安が悪いようであると事前に調べて知っていたので、気持ち注意していたのですが、なんかいました怪しいの。
シャペル教会あたりから、つかずはなれずこちらをじーっとついてくる身なりの良くない女性が。こっちが立ち止まって振り返ると、なんか関係無いですよ~みたいなふうでそっぽ向いて歩いてるような振りするんだけど、イヤ分かるって!だってさっきからずっとそうじゃん!?他にひといないし!
強盗とかではないんだろうけれど、スリとか置き引きとかは狙っていると思います。
我々にあやしいとか思われる時点で駄目なほうのひとだとは思いますが、他に手練れがいないとも限らないので気を引き締めた次第です。
うわあ……蚤の市だwwwwww
良くも悪くもガラクタ市場です。こりゃあ探し甲斐があるってもんだ。
ぐるぐるひとまわりしましたが、ごはんも食べずに歩き回ったので身体も冷え切ってしまいました。いったん、目星をつけていたカフェでブレイクがてら朝食を摂ることにします。
ジュ・ド・パル広場から伸びるRenards通りにあるHet Warm Waterと言うお店の朝食セットがすてきだと見掛けていたのでそちらへ。店構えも店内も超絶かわいかったのですが……写真撮ってないやんっていうやる気の無さです。(画像検索結果をご覧ください。)
朝食セットはシンプル~豪華と何段階かあったのですが、もう11時前なのでブランチとしていちばん豪華なやつを頼んでみました。
ドーン!豪華!!
薄切りパンにクロワッサンに二種類のジャムとバター、ゆで卵に各種ハムとチーズ、オレンジジュースにミルクコーヒー。
ぜんぶぜんぶおいしかったですが、手作りっぽいジャムがまたおいしくて……。
たっぷりのおいしいごはんに暖かくてすてきなお店。結局お昼前までここでダラダラしてしまいました。カップとかもなんかかわいいし。ああ幸せ。
これで13.9ユーロでした。安くはないですけど納得のお値段です。
さておいしい朝食でやる気も復活、再び広場へ……の前に。
同じ通り沿いになんかかわいい店構えのヴィンテージショップがあったので入ってみました。
同じFOXHOLEと言うお店ですが、写真奥に見えているアパレルメインのところはかわいいものはいっぱいあったけど、いまいちサイズの合うものがなく断念。手前の靴とバッグのところで、すんげえすてきシューズをゲット!
ここは価格帯も10ユーロ台からかわいいものがたくさんあってホントいろいろ目移りしました。靴はかわいいけど合わせとか難しそうだな~と思ったんだけど、試着したらサイズピッタリ!だったので、もう運命じゃん?って。←都合の良い解釈
(モノは後でまとめてお見せいたします。)
そうそう、このあたりの通りにはストリートパフォーマーなんかもいました。おいちゃんが小さい鉄琴でオーバーザレインボーを演っていたりとか。
さて蚤の市ですが、もうホントガラクタ市でね!
取り壊す家からかき集めたモノをともかくコンテナに詰め込んで持ってきたような業者さんのお店から、なんだかよく分からんが高そうな絵画や銀食器を並べた骨董店っぽいお店、それなり整然としてるけど自分ちのモノを持ってきて並べた素人さんのようなところまで、ともかく様々!客も、観光客から散歩ついでの地元の方、何かのカタログのようなモノを持ってガラクタボックスまで細かくチェックしている玄人さんと様々です。
我々もはんぶん物見遊山、はんぶんお宝探し気分でウロウロしてみました。
まずはおかんの成果。
ガラクタ気味の陶器ばかりを扱っているところで、Villeroy&Bochのアカプルコのカップ&ソーサーを8ユーロでゲット。一客なら値切れないと言われたのでそのままのお値段で。
帰ってから二客くらい買えば良かったなって。私は現地でそう言ったんですが。
それから品の良さそうなおばさまが、ご自分のおうちのものを少しずつ持ってきたような小さなスペースで、バラ柄の大きめのトレーを。12ユーロを10ユーロに。
おかんがもう少し!と粘ったけど、おばさま、トレーをひっくり返して、
「これはフランス製なのよ?」。
やはりベルギー的にフランス製はおしゃれ・モノがしっかりしているっつー事のようです。
そんでわたしの成果。
上左のリプトンの空き缶と陶器っぽいプリントのされた安っぽい金属のトレーは、ガラクタコンテナから二つで3ユーロで購入。勝手にひとつ1ユーロくらいだろと思いこんでこれくださーいって持って行ったら5ユーロと言われ、じゃあいらないやと思って何も言わずに引き返したらそっこーで3ユーロと言ってきたので買いました。
値段はあって無いようなもんですね。缶は幾つか同じものがありましたが、中に干からびたティーバッグが入ったままのとかありましたしね。
右側のガラスの小物入れは古いのか、古いっぽいタダの雑貨かは不明。5ユーロを値切って4ユーロ。お揃いの小瓶もセットで買ったらまけてくれたみたいですが、小瓶は要らなかった。
ネックレスは古物ではなく、アフリカ系の青年がいろいろとお国のモノを仕入れて売ってるふうのところで。アフリカンビーズですね。
これとこれがいいな~って2本持ってったら50ユーロと言われそれは高いな~って一回言っただけで30ユーロになりました。もっと粘っても良かったけど、日本のエスニック雑貨屋とかだともっとするのでまあいいかとその値段で買いました。
置物とかもいろいろありましたが……いいな、アフリカ雑貨。←新たな目覚め
しかし、当たり前ではあるのですが、やはりヨーロッパだとアジアよりもアフリカの方が身近なのだな、と言うのがこんなところでも感じられます。
蚤の市は一時間くらいで満足して、今度は行きにヴィンテージショップがひしめいていた通りを引き返していきます。家具屋はすごく惹かれたけど持って帰れないので入りませんでした。まあ観光客いるだろうから、いざとなったら送れるとは思うんだけどさ。
そんで、軒先にかわいい靴が並んでいるのに惹かれたお店へフラフラと。
じぶん、靴好きやね!!←言われる前に言っときます。
小粋な感じのおじさまが店員さんで、ブーツは2割引でパンプスは5割引ね!ってにこり。
夏になると逆になると見た。
ここ、靴はすべてサイズ・色別に並んでいたので、とても見易かったです。
ここでも裏にウールと履き口にファーをあしらったあったかかわいいブーツが!履いたらピッタリ、ええ買います!!これはもう運(ry
左が最初のお店で買ったエナメルシューズ25ユーロ。紺色のエナメルも珍しいけど、シューレースがリボンっつーのも珍しい。ベーシックでメンズライクなシューズに良いバランスの女っぽさだと思うのです。ウフフフフフ。
後のお店で買ったブーツが右側。これは後でよくよく見たらメイドインイタリーのおブーツ様でした。40ユーロ也。見た目スマートなのに中にしっかりウールが貼ってあってあたたかなのです。ファーは履き口だけなのであたたかさとスマートさを兼ね備えているのです。才色兼備のステキな子☆と言うワケですよ。ウフフフフフ。
その後もアパレル系のお店に何軒か入りましたが、やはりお洋服は肩幅がなかなか合いません。街歩いてる子見てると、わたしくらいの体格の子もたくさんいるんだけどね。
でもやっぱこう背とか高いだけでなく肩ハバとかつくりのしっかりしてる人が多いかなあ。
でもまあサイズピッタリで激マブな靴が二足も買えたので大満足です。
しかしアレです。つまり、
靴二足ぶら下げてここから先観光する
ってことなのねーん!重い!!
途中の坂道もヨーロッパ街角歩き感半端無いです。すてき。
グラン・サブロン広場まで来たら、騎馬警官っぽい一団がなにか交代式のようなモノをやっているのに出くわしました。ラッキー。
写真で見ると小さいのですが。格好からするに割と実用目的なのではないかと思う。
今ふと思ったけど、馬糞とかどうするんだろうな?放置?
この広場の入口あたりにはピエール・マルコリーニがあるのですが……
分かります、日本人がたくさん来るんですね?我々も後で寄る所存です。
この時点で15時前。空は早くも夕方ムード。ホント日が短い。
観光前に一休みすることにして、ヴィタメールのカフェに入りました。同じ事を考える人が多い時間帯で、ちょっと混んでましたが五分ほどで席が空きました。
コレ……夏場とかすんごい混むんだろうな……。考えたくない……。
ケーキとアイスティーをオーダー。
店内がどこもしっかり暖房が効いているので暑いのですよ。冷たい飲み物が欲しかったのですが、冷たいのはリプトンの瓶が来ちゃった!まあいいか。
店内の様子が分かるのがこの写真しかなかったのですが、何を思ったかわたしすんごい憎たらしい顔で目線をカメラから外しています。お見せできないのが残念なほどです。
皆様ご存知の高級菓子店のカフェですが、お店の造り自体はそんな高級っぽくないので、ゆっくり過ごしたい人には向かないかなと思います。我々はミーハーに「ヴィタメールのカフェに行きたかった」のでヨシです。
で、我々の頼んだケーキ二種類。
一見こってり甘いアメリカンな華やかな雰囲気なのですが、食べると素材の味が濃くて甘さは控えめの大人の味!甘すぎるケーキは苦手なのですがこれは気に入りました。
わたしはマスカルポーネのムースか何かで、おかんはアプリコットのタルト。
ムースってわたし味がぼんやりしててあんまり好きじゃないんですけど敢えて頼んでみたのです。そんなに高級店と言うならば得意でないムースでさえもおいしいのではないか!?と。
……うまかったっす。
見直しましたよ、ムース。わたしがたまたまおいしいムースを食べたことがなかっただけだったと認めました。ケーキとお茶で11ユーロの価値はあると思います。
でも、そんなお店はやたらいいってワケでもないので、下の店舗で買って帰ってホテルで食べるのもいいと思います~。
でもここも朝食セットとかいいらしいので、それはちょっと食べてみたいかな。
この時間帯も軽食とシャンパンを召し上がっている方などもいらっしゃいました。
お会計をしようと伝票を見たら、ケーキ×1となっていて正直に申し出ようとしたのですが言葉が不自由なためなかなか伝わらず若干面倒がられるというトラブルがありました。
店を出たらもう夕方ですがもう少しウロウロいたします。
……コレは立派だ。
建物自体がデカいのでアーチの天井も迫力満天。これはすごい。
このようにして、そこそこの枚数の写真を確保したので、もうバンバンお見せしようと思います。すごくすてきなのです。
まあヘタクソ写真でどこまで伝わるかですが。
ステンドグラスも窓が多いのでこれでもかと。ぜんぶきれい。いちばん左が入って正面奥なので、このあたりがやはりいちばん立派なのではないかと。
これは振り返って入口のほう。個人的にはこの方向の眺めがいちばん好きだった。逆光なのもイイネ!っていう。
中央あたりで見上げるたところ。外から見ると二階建てに見えるような建物で、中から見上げると中央部分に上の方にだけ窓がある大きなくぼみがあるような感じ。(我ながら分かり難い表現だ……。)
まあそこにもぜんぶステンドグラスがはまってるって言いたいだけなんですが。
なんか規則正しいアーチ構造の並びに妙に興奮してしまいます。
ともかく建物の大きさがあるので、柱や何かも迫力がありいちいち絵になります。
ミサのために椅子がいっぱいならんでいるので、少々底冷えがするのが難点ですが座ってゆっくり眺められます。いいね~。
入口が概ね西向きだったので、その付近で西陽で明るく色の出ているステンドグラスが見られました。ああきれい……。
……そんでやっぱり撮ってしまうろうそく……。
ここは赤いガラス容器に入っているのと、台が金属なのでキラキラしてよりすてきな雰囲気になっておりました。
30分ばかりウロウロ眺め倒しました。
まだまだ居ても飽きなさそうですが、いかんせん寒いので……。
18時まで入れるようですが、日のある内に来て良かった場所でした。
入口の飾りもこまかくってすてきです。
グラン・サブロン広場は、開催の迫ったブリュッセルのクリスマスマーケットに備えてでしょうか、イルミネーションの準備がされていました。
教会のすぐ近くですごくすてきなジュエリーショップを見掛けたのですが、入るのはぐっと我慢しました。なんか値札が数百ユーロ単位でしたし、わたしカードの使用額がこの時点で500ユーロ超えてるし(宿泊費等必要経費除く)……帰ったら死ぬ気で働くことが既に義務づけられている企業戦士です。
ではでは行きに見掛けたピエール・マルコリーニへ行きましょう。
店内はなんかこうスタイリッシュ系と申しますか……おっしゃれー。
ホットチョコレートを売っていたので、身体の冷え切っていた我々はもちろん買い求めました。2.5ユーロと屋台の二倍価格ですが……なんとうまい……。
チョコレートが濃厚です……!
わたしはホットチョコレートがかんたんに作れてしまうチョコレートのサザレみたいなのがたくさん入った缶を、母は職場のお土産に25ユーロほどの詰め合わせを買いました。
ちょっとフンパツしすぎたかなあとおかん。後で調べたら日本で同じものを買い求めたら7,000円くらいすることが発覚。現地でもそら高級品でしょうが、日本で買うこと考えたら、チョコレート好きなら買わないと死ぬほど後悔しそうですな!
うちも自家用には買わなかった事を後悔しましたしね!
ぜったい日本では買う気になれないお値段……。
ここに限らず、ベルギーチョコは日本で買うと現地の三倍くらいするというのが私の見解です。逆に言うと現地でなら日本の1/3で買えるということです。円安の今、ひょっとするともっと価格差が開いているかも知れません。
これからベルギーへ行く皆様へお伝えしようと思います。チョコレートなんて保存食なんです。
思い切ってたくさん買わないと後悔するぞ!
あとなんかこの頃、チョコレートウイークみたいなのやっててですね。
10ユーロくらいで地図と参加ショコラティエのクーポンみたいなのがついた冊子を買って、お店でクーポン渡すとプチギフトを貰えたり、試食が出来たり、工房が見学できたりってのをやってたみたいです。今日が丁度最終日で、旅行期間中ブリュッセルを離れる予定のあったわたしたちは周り切れなさそうだったのでやめたのですが、イベント日程と旅程が合ったらなかなか楽しくて良いと思いました。毎年やってるのかな?
で、ノートルダム・ド・ラ・シャベル教会。
我々が辿り着いたのが17時前で、ガイドブックには夏季19時まで・冬季18時までと記載されていたのですが、もう閉まってました。時間が変わったのか今日だけ何か事情があったのか、なんでかは分かんない。まあ閉まっているモノはしゃあない。
予定の時間的にはゆとりがありましたが、結局予想通り教会見学はいっこになりました。
……すっげえ人。
(写真右下のひとだかりの向こうに彼が居る。)
ああ、これが平常運転なのね……人気ぶりがよく分かりました。
さてここからはお土産購入タイム!明日がチェックアウトなのでゆっくり荷造りできる今日の内にお土産をゲットしようという算段です。一度ホテルに荷物を置いて、スーパーを攻めるつもりでてくてく歩いていったのですが、遠目にも既に閉まっているのが分かり。
……あ、日曜だから閉まるの早いんだ!
来た道を引き返す。途中でそういや日本料理の大型レストランみたいの見掛けました。グラン・プリュスから証券取引所へ向かう通りあたりかな?うどん・ラーメン・寿司・天ぷらみたいな節操のないラインナップがなんか笑えました。
子供のおもちゃを扱うお店があったので、最近お子様が出来た同僚にお土産を買う。
しかし、女の子のおもちゃのアクセサリーセットとかコスメセットとかがすごいかわいくて!見ているだけで楽しかったです。右側の棒は万華鏡ですが、これはお土産ではなく自分用です。
予定を変えてチョコレート屋もといショコラティエを攻めます。寒い時期なので今日買っても何とかなるでしょう。やはりギャルリー・サンチュベールに有名店は集まっています。
まずはMary!これはベルギーでもブリュッセルに店舗がひとつあるだけのお店。
日本では買えないレア感ですね。お箱なども上品できれい。
お味は割と子供からお年寄りまで好みそうな食べやすい味でした。お土産や自家用など合わせて51ユーロも買っちゃったね!チョコレートこんなに買ったの人生で初めてじゃね?
チョコレート以外にマロングラッセもおいしかった!
しかし、わたしはここの店内のちっちゃい階段でつるりと足を滑らせてだね……アジア系のイケメン店員さんが咄嗟にサッ!と手を差し伸べてくれてなんとか助かりました。
うれしげにチョコレートを幾つか手に取っていたのでこけていたらそれはさぞかし楽しい状態になっていたことでしょう。
ノイハウスでバラ買い。おねえさんがワンピースからでも買えるわよ!好きなの言って!って言ってくれたので、ホテルで食べようとお気軽な量を買いました。
夕食後にひとつずつ、翌朝ひとつずついただきましたがおいしかった。
お店によってチョコレートの味も違うもんだ。
これで4.2ユーロなので決して安くはないですが、折角ベルギーまで来たわけですし。
これはいろんなお菓子を置いていたセレクトショップで。タブレットチョコはパケ買いでしたが、スパイスの入ったフレーバーチョコでなかなか大人の味でした。
左側は表面がアメみたいになってて中にどろっとしたスパイシーな何かが詰まった伝統菓子です。そういうものなので持って帰るまでに割れたら悲惨なことになります。(母がなった。)
ギャルリー・サンチュベールを離れ、昨晩ワッフルを買い食いしたレオニダス。
リボンのお箱は中に30ピースほど入って10ユーロ少々だったと思う。会社のお土産に。ここのは子供ウケもしそうな甘いチョコレートのおいしいやつって感じだし、お値段的にもお土産に良いと思う。会社でも好評でした。
でもこれでも日本で同じの買うと3,000円以上するんだよ……。
自家用にも買えば良かった。オレンジピールをチョコレートでくるんだオランジェットも激ウマー!安いしもっと買えば良かった……。←そればっか
THE・お土産物屋的お店があったので入ってみる。
集めているピンバッジをゲット!しかしここのお店のおっちゃん、我々が入ってきたときからピンバッジのボードを出してくれるときもお会計の最中もずぅぅぅぅぅぅぅっと携帯でゲラゲラ笑いながら話しっぱなしでした。マイペースな仕事っぷり……。
帰りにホテル至近でマッサージ屋を発見!しかも二軒も!!
なので、食事はこれまたホテル近くのEXKIでテイクアウト。なぜならマッサージは空腹時に受けた方がよいし、マッサージの後はホテルでまったりしたいですからね。
でもあんまりにもお腹が減っていたので、先に温かいキッシュだけいただきました。
しかし、このときはこれが海外のデリか~とwktkしながら訪れたEXKI、その2年後には空港などでチッここもEXKIか……と思うようになるとは。
イヤ、決してマズイというわけではないんですよ。ただベジタリアンでもないのにあの野菜まみれセレクションはちょっとなっていうそんだけですから、決して高級なうさぎの餌みたいなもんだろとか思ってませんよ!?
マッサージは二軒の内、露骨に中国人経営だと分かるほうを選びました。
だいたい中国系○○人のやってる店に外れはないと思ってます。
マッサージのおねえさんも、オーナーらしき男性も中国系でした。男性は日本語の単語もぽつぽつ知ってた。ひとまずは様子見で、フットマッサージ60分で40ユーロをお願い。
……よかった……。
おねえさんがた、お上手でした。やっぱり中国系にハズレなし!
しかし、フットマッサージが終了した後、軽く肩もほぐしてくれたのですが、わたしの肩を触ったねーさんが隣のねーさんに「ちょっとコレすごいよ!」みたいに声を掛け、隣のねーさんが少しわたしの肩を揉み、それから「こっちはもっとすげえ!」と母の肩を触らせ、ねーさん仰天という事がありました。中国語だったのでやり取りの詳細は不明ですが。
あの、マッサージの人がすっごい凝ってるね!って言うのって、お世辞(?)みたいなものだと思ってたんですけど(*)……。
ともかく予想以上の腕前だったので、これは観光の時間を減らしてでも、明日ブリュッセルを離れる前にぜひ全身マッサージを受けて旅の疲れを癒そう!と心に決める。
で、遅い時間になりましたが改めまして晩飯。
ビールを買ったのに部屋に栓抜きがないことに気付き、フロントに電話しかけて、
あり?栓抜きって英語で……?
ボトルオープナーとか言うとワインオープナー出てきちゃう?となってしまい、結局フロントに行きました。フロント近い部屋で良かった~。
フロントまで行って、あーきゃないゆーず
(見えないビール瓶の栓を見えない栓抜きで抜く仕草)
で、栓抜きゲットしました。
電話してくださればいいですよ!って言ってくれたけど、今ので分かるだろ?電話じゃなんて言って良いか分からなかったんだよ!察しろよ!
さっきのキッシュにビール、別のお店で買ったジュースやお水合わせて二人分で22.5ユーロ也。決して安くはないんだけれど、ホテルでゆっくり出来るのはいいですな。
変わったサラダがたくさんあったのはおもしろかったです。豆サラダうまい。
おビールたんをちびちびやりながら、おこづかい帳の整理などします。悩むおかん。
別に細かいこと気にしなけりゃいいんだけど、合わないと気になっちゃうのが人情ってもの。
今日も遅くまで楽しみました。明日はいよいよ実質最終日です。
*凝ってる=忙しい=仕事熱心、みたいな感じでまあ悪い気のする人はいないだろうと思って、みんなに言ってるもんだと思ってたんですけど……とりあえずベルギーでマッサージを仕事にするねーさん方からすると、我々母娘の肩の凝りようは驚きに値したようです。
おはようございます。本日は実質旅行の最終日とも言える日です。
明日の午前便でCDGから日本へ発つので、今晩のうちにCDG近くのホテルへ宿泊する予定で、夕方にはブリュッセルを離れます。
相談の後、チェックアウト前に昨日行けなかったスーパーへ行き買物、荷造りをしてお昼前にチェックアウト。疲れもたまっているのでブラブラ散歩して、聖カトリーヌ教会の辺りまで行って、最後だしそのへんでちょっと高級そうなレストランに入ってみようって事にしました。
そんでブラブラして、最後は昨晩のお店でマッサージを受ける事を強く希望する次第です。
晩が遅かったので、おいしくお昼をいただくために朝ごはんはパス。
コーヒーでもいただくかと。ルームサービスのメニューはないが、頼めば部屋に持ってきて貰えるのでは?ということで、フロントに電話してみる。きゃないはばかふぃーいんまいるーむ?と尋ねたらば、オフコースと返って来て、しばらくしたらコーヒーセットがやってきました。
おおすてき!この白いカップ、模様がかわいいのです。
こんな。植物っぽい模様です。
昨晩買ったノイハウスのチョコレートをいっしょにいただきます。パジャマのまま部屋でだらだら飲食できるルームサービスのしあわせよ……。しかしルームサービスのメニューがないと言うことは値段が分からぬと言う恐ろしさよ……(*)。
ゆっくり支度してスーパーの開く9時前に出発。日曜ほどではないけれど、やはりこんな時間なのにまだ早朝的雰囲気の漂う街です。
きれいな街並みしかこれまでお見せしておりませんが、実は正直な感想として、
ヨーロッパの路上結構汚いなwwww
と思いました。こんな感じだし。
しかし、一定の汚さからあまりひどくはならないのは何故だろうかと思ったら、こんなん走ってました。割としょっちゅう走っているみたいです。毎朝とかなのかなあ。
なるほど、この掃除の仕方ならだいたいきれいになるけど、石畳の隙間の吸殻だけはそのままになってしまうのが分かります。もうほんっと吸殻だらけなのです。
路上駐車(たぶん合法なのも多いのだろうが)と吸殻が無ければ、ベルギーの街並みはもっとすてきなんじゃないかなと思います。
そして、昨晩の荷造りの結果、荷物を減らすべく着てきたショートコートを荷物に入れて、早速一昨日買ったコートを着用しているわたくしです。
さて、スーパー到着。ベルギーのチェーン店デレーズです。
マークがなんかビミョーにまぬけなバランスでかわいいです。胴長?
そこまで大きなスーパーではなく、食品メインの品揃えでしたが、観光客がお土産に買いたいようなモノは一通りありました。デレーズのオリジナルブランドのお菓子とかは安かったし、それでいてまあまあいけました。一時間くらいウロウロしてしまいました。
カゴが長い取っ手とコロコロがついていて、床を引きずって動かすタイプで面白かったです。日本でやったら混むから、人のカゴ蹴ったり人のカゴに躓いたりしそうだな。
ビールはお土産屋さんで買うより安いし、種類もたくさんありました。結構重くなりましたが、ホテルまでサクサク歩けば10分くらいなので何とか。
買いに買ったり。
ビールは100円-200円くらいですね。6本入りとかだと割安になります。
日本の小洒落た飲み屋とかだと1本800円-1,000円くらいですかね。アルコールと輸入の税金パネぇな……。ロータスのワッフルはおいしいのでおすすめです!
あとミルのついたハーブソルトは安くて便利で自家用に買っちゃいました。
ビールは勿論ですが、ワッフルも嵩張って重量感があるので、この荷物に我々はこれから苦しめられることになります。
チェックアウトは12時、再度荷造りし直して11時過ぎにバタバタとチェックアウト。
荷物を預かって貰い、最後の街歩きに出掛けますよ!
*コーヒーのお値段はチェックアウト時に確認したら税サ込みで4ユーロ*2でした。許容範囲でよかった。
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