K子の旅ログ 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
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さて、ロシアに対する不安とか不安とか不安とかを抱えながら当日を迎えました。
当日はいつもなら定時上がりでダッシュで空港へ行きギリギリでチェックインをするのが恒例なのですが、今年度より弊社では時間単位で有給を消化できることになりました。
ので、2時間有給とか取ってみたりして。
半日有給取ると半日休んだ(まんま)感じするけど、2時間有給ならちょっと早く帰っただけって感じじゃない?ただの印象の問題ですけども!
大半の人はわたしがいつ帰ろうが休もうが大して気にしてないと思うんですけど、そもそも殆ど公休のタイミング調整してるだけで有給は取ってても1日とかなのでなんだかんだ言われる筋合いもないんですけど、たぶん「あいつあんなに休みやがって〜」とか思ってそうなひとがやっぱいるんですよね!気にしなくていいと思いつつも気になるので、印象操作を試みる。
そんなことも気にならなくなる日がいつか来るといいなあ。まあ度胸の問題か。
……こういうOLの愚痴があるので、この旅行記はなかなか進みません。

空港へ余裕を持って行くだけなら1時間早上がりで十分だったのですが、そこを2時間にした最大の理由は温泉!いつも羽田のシャワールームを30分1,000円で使用することに言いようのない悔しさを覚えていたのです(*)。30分じゃ髪乾かなくてビッタビタだし、延長するのもなあ〜。
そこで温泉!
羽田のシャワールームの半分のお値段で、地元の天然温泉の温浴施設でホカホカに温まってから空港へ。今の掘削技術をもってすればどこでも温泉出せると思うので、誰か羽田に温泉掘って欲しい。
羽田空港にスーパー銭湯を!(真剣)

ホカホカ幸せいっぱいで空港へ着きましたが、それでもまだ余裕がありましたので……
 
おすしちゃんなどいただいてしまいました。
ショボい地元空港にあるお寿司屋さんなのですが、お魚が美味しくてなかなかよいのです。街中で食べるのに比べると割高と推測(と言うのもカウンター寿司屋はここ以外行ったことがない)されるのですが、お手軽ですし。出張のサラリーマンで賑わっているお店です。
マグロと初カツオと鯛皮のポン酢和え。そしておビールたん。
今わたしはとてもしあわせです。
お会計はこれにたまごを後から頼んで、2,260円でした。地元ですでに満足いっぱい。
満足すぎて、これからロシアに行くことを忘れそうになります。

お風呂に入ってビールも飲んで、安らかに眠っているうちに羽田に着きました。
航空会社が違うので、荷物を一度引き取って国際線ターミナルへ移動してからチェックイン。それでもまだまだ余裕があります。
シエルエテールと言うフランスメシ屋でケーキでも食べたいな〜と思っていたのですが、なんとなくなっていました。ショック……。晩御飯最初ここで食べるつもりだったんだけど、お寿司食べてきてよかった。何かと割高感の否めない国際線ターミナルでお値段と料理のバランスが良く、サービスも良く、ゆっくりできるので気に入っていたのです。残念だ。
しょうがないので、早々に出国。免税店で少し化粧品など買う。

最近、シャネルの化粧品が気に入ってしまい、旅行の都度に免税店で少しずつ揃えています。化粧品を買うようになって初めて免税店すげええええと思うようになりました。
これ6,600円で買ってますけど、 普通にお店で買ったら7,000円越えちゃうし。
羽田空港が前回行ったときにはまだ拡張工事中だったのですが、今回完全オープンになってまして。制限エリア内のフードコートとかずいぶん充実してました。でもやっぱ落ち着いて食べるなら出国前の飲食店街かな〜と思いますが。
後はやることもなくなったので、ソイラテ買ってネットでもしながら搭乗時間を待ちます。

めっちゃ石油出てそう〜!
ゲートで漢字の地名表記を見るのが割と好きなのです。油ぎってますドバイ!
アナウンスをきいていると羽田深夜発の香港便があることを知り、ほほう夜行便で香港とな!?と妄想スケジュールを組み立てたりしているうちに、ようやく搭乗時刻が迫ってきました。
これからドバイまで約11時間、そしてドバイからサンクトペテルブルクまでは約7時間

……………遠ッ!!

改めて考えると何だか気が遠くなりそうです。その上、どんどん不安になります。
だって地球の歩き方にはネオナチ風の若者にボコられるかもしれないとか書いてあるし、ともかくやたら治安悪そうに書いてあるんです。その上、英語通じないって言うし。(*)
ああ、それは英語元々話せないから問題ないか!
毎度毎度、なぜに直前になって不安と後悔に包まれるのか。ともかくまずはドバイへ向けて出発です。

*羽田空港のトランジットホテル内に、シャワー・トイレ・ソファとテレビのある小部屋のついたリフレッシュルームがあり1時間2,000円で借りられるそうです。制限エリア内からも入れるそうなので、次回はこれにトライしたい。ただ飲食店は出国前のが充実しているので悩むところ。空弁買って持ち込むのもいいかも〜。

*実際の状況と比べても冷静さを欠いているとしか思えない地球の歩き方先生に対して、在サンクトペテルブルク日本国総領事館のWebサイトにある「サンクトペテルブルクにおける皆様の安全な滞在のために」を読むと、「日本ほど安全ではありません」としながらも「邦人被害事件のほとんどはスリです」と言う、それどこのヨーロッパでもいっしょですやん!と言う治安状況であることが書いてあります。むしろわたし個人の感想としてはパリやらブリュッセルよりぜんぜん安心できる感じでした。ただ更に先程の文書を読み進めて要約すると、役人と警察がクソなのでスリ被害にあった後の手続きなんかは面倒らしいですね。あと英語は噂通り通じません。

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ロシアへ向けた不安はいったん脇に置いて、産油国のエアラインはサービスが良いときいておりワクワクと飛行機に乗り込みました。

流石に現物は撮ってませんけれども、CAさんの制服がかわいい!ベージュ系のツーピースのスーツなんだけれども、スカートに4箇所くらいプリーツが入ってて、プリーツの部分が帽子と同じ赤色で。ベージュと赤の組み合わせかわいい!
エンターテイメントも充実で、ホクホクです。まあ往きは寝ますけれども!
海外のエアラインにしてはありえないくらい日本語メニューが多くてですね。

深夜便なので、機内食1回目は軽食だそうです。

……軽食?

エミレーツ様的にはこれが軽食だそうです。

なんかおはしも立派だし!
牛さんをいただきましたが、とてもおいしかったです。夕食を食べた時間が早かったし軽めだったので、おビールもいただいて割と甘いイチゴムースまでペロリと完食。
近くの席にいたドイツ人夫妻がビールを頼み、CAさんにハイネケン?と尋ねられアサヒ!と返していたのが日本人としてはうれしかったです。それにわたし日本のビールでは断然スーパードライが好きですし。たまにはプレモルとかエビスもいいんですが。
食べた後は、明日のロシアに備えてしっかり睡眠をとりました。シートも快適。

目覚めると朝食が配られました。
和食か洋食かだったのですが、何故かCAさんがわたしの顔を見るなり、「ジャパニーズ?」と選択しづらい問いかけをしてきたので、素直に和食をいただきました。

お味は夕食に比べると普通かなって感じでした。ごはんの上に何故に葉っぱが……。

そしてドバイ着。ボーディングブリッジを通るときに外の空気を感じましたが、東南アジアっぽいむわっとした空気感で意外でした。もっと乾燥してるかと思ってました。

乗客の殆どは乗り継ぎのようでした。ヨーロッパへの足に使う人が多いようです。
エミレーツはすべてT3からの発着です。サンクトペテルブルクへの便も同じターミナルからなのでらくらくです。ゲート位置を確認したら、空港としては最大級の規模を誇ると言う免税店でも……

おお!広い広い!

これが噂のたからくじの景品ですか!!
……まあでもブランド品とか買わなかったらやることないよネ!!
 貧乏な旅人は空港のフリーWiFiでネットするくらいしか……

WiFi遅ッ!!

場所によってはぜんぜんつながりません。
電波はとんでて搭乗案内とかは見られるんだけど、外に出ると遅い。全然つながらない。下りも大概だけど上りはもっとヤバくてtwitterもLINEもどうにもこうにもです。
そんな感じなので暇になってしまい、なんか飲み物でも買ってくるかと思うも、今ここで搭乗口に近くかろうじてWiFiがつながるこの椅子から離れると、座るところがなくなるような。
しかし暇に負けて立ち上がってしまいました。

……カフェラテ高ッ!!(約650円)

空港価格な上に円が弱い!ディルハムが強い!
しかもコーヒーショップのおにいさんがラズベリーシロップがおすすめだよ!とか言ってくるので素直に入れてしまい更に高い。やたら陽気なおにいさんでした。
高いカフェラテをすすりながら遅いネットで時間を潰します。ゲートの行き先表示にアラビア文字が……異国の地にあることを実感させられます。


さっきまで山のようにいた日本人はいったいどこに行ってしまったのかと言う待合いです。
次に飛行粉から降りたらそこはもうロシアなのです。期待感と不安感で複雑な気分になりながら搭乗を待ちます。

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いよいよボーディングタイムです。

席についていつものように窓から働く車や働くおじさんを眺めつつ、ロシアへ行くんだなあ……とドキドキしていました。ドバイからサンクトペテルブルクまでは6時間とそこそこのフライトですが昼に飛ぶ飛行機なので、今回窓際席にしてみました。ドキドキ……。

…………えらく爽やかな気分で目が覚めました。

飛行機が動くより早く眠り込んでいたみたいで、ハッと目を覚ましました。妙に頭がすっきりしています。え?どんだけ寝ちゃったの?

……まだ飛行機飛んでないですが。

モニターの時計を見ると11時。この飛行機は10:05離陸だった筈です。

寝てる間にディレイした!?

イヤまあいいディレイくらい大した問題ではないです。問題なのはホテルに頼んだ迎えがディレイしても待っていてくれるかどうかです。ヒィ!
空港からホテルへの交通手段も悩んだんですよ。スーツケース抱えて初めての国の公共交通機関は面倒だなあ、でも旅行会社(英語サイト含む)の送迎は高いなあ、でもタクシーはボッタくられたりボッタくられたりボッタくられたりしたら不愉快だなあ旅のとっぱちから不愉快な思い出は作りたくないなあ(*)、と悩みつつホテルに送迎の問い合わせをしたら、タクシー代相場+少々で英語を話せるドライバーが空港の中までネームボードを持って迎えに来てくれると言うので、あらあらそれは安心ねお任せしましょうかねと頼んだので、とりあえずホテルまでは何の苦労もなく行けると思ってなんにも考えてないのに!
イヤイヤ待て待て、むしろ滑走路の待ち時間も含めてのフライト時間なんじゃない?別に遅れてないんじゃない?スクリーンをフライト情報に切り替えて確認を……切り替えられない!
羽田→ドバイ便より機材が古いようで、離陸するまでモニターは切り替えができないようです。
うおおおおお気になるゥゥゥゥゥ!現状どうなってんの!?
不安でいっぱいのわたしを乗せてテイクオフ!これは定刻なんでしょうか!

不安を抱えつつも窓から見るドバイの街は不思議な眺めでした。
どこまでも平らな砂の地面にニョキニョキとビルが立ち並んでいるのです。はるか上空から見るとまるで海の上に薄く広げた砂の膜に街が貼りついているように見えて、とても違和感を覚えるのです。どうやってこんな砂の上に摩天楼作ったの?みたいな。
なんだか、ちょっとドバイに興味が湧いてきたのでした。(*)

しかし、街が見えたのは離陸してしばらくの間だけでした。
やがて眼下には整備された広い耕作地と細い水路が広がり、それも見えなくなると荒涼とした大地ばかりが見えるようになりました。こういう景色ってあまり見た事がないので新鮮です。
こういうのが砂礫砂漠なんでしょうか。それとも上から見ると茶色く見えるけど意外と緑があるのか。
こういう景色とたまに畑が広がる、その繰り返しがしばらく続きました。

窓からの景色が新鮮ならばフライトマップも新鮮です。

むしろ今飛んでるあたりに降りてみたい感じのフライトマップです。
と言うか時間!時間ですよ!早くフライト情報を!!慌ててモニターを操作して確認したのですが……

ん?出発地時刻と到着地時刻が同一……!?

わたしドバイとサンクトでは時差が1時間だと認識しておったのですが!!
ともかくモニターの到着地時刻に残りフライト時間を足してみましょう!

1時間遅れだァァァァァ!!!

うわあああどうしよう〜!もともと電話(英語)も苦手だけど最早電話もできないわけで!
とりあえず飲物はノンアルコールで考える。考えましたが……。

考えたってしょーがない。

と言う結論に達しました。取れる手段がないですもーん。空港着いてから考えよう。

と言うわけで酒を持ってきてもらいました。
ビールはバドワイザーとハイネケンと何か分からないやつ(聞き取れなかった)で、何か分からないやつがよかったのですが、何か分からないのでバドワイザーになりました。 何気にバドワイザーって初めて飲みましたが、ちょっと薄い感じがしてあんまり好きな感じじゃなかったです。
食事はチキンのクリームソース煮とサフランライス、豆のサラダに、何かチーズっぽいアラブっぽいケーキで、チキンが少しパサつき気味だった以外はすごくおいしかったです。アラブ飯が気に入りつつあるわたくしです。メシもウマいとかますます中東に興味が湧いてきます。

ごはんを食べているうちに気が付けば窓の外には雪を頂く山脈が。
これがコーカサス山脈とかなんでしょうか。この下にはまだ見知らぬ国と人々の暮らしがあるのだと思うと、当たり前の事ながらなんだか不思議な感じがします。ああ行ってみてぇ〜。
(そしてつくづく普段暗い間に飛ぶ飛行機にばっか乗ってんな〜とも実感……。)

飽きずに窓の外を眺めたり、少しうとうとしたりしているうちに外の様子が変わってきました。
サンクトペテルブルクは湿地帯に広がる水の多い街ときいています。そろそろ目的地が近いのでしょうか。無数の川や水路と思しきものが見えます。
 

間もなく飛行機はプルコヴォ空港へ到着。サンクトペテルブルクは曇り空のようです。
さてお迎えは空港にいるのか、ボッタクリタクシーにトライする羽目になるのか……。ロシアに対する漠然とした不安はここに来て具体的な不安に変わりました。
つーかもう期待通りにトラブル起きなくて結構ですからー!

*実際使うかどうかはともかく、タクシーに安心して乗れる国とそうでない国でホント気構えが違ってきますよね……ボッタくり頻発or交渉制のときはむしろ極力乗らないです。ボッタくりやめたほうが客は増えると思うのですが、そのあたりどうなんですかね、ボッタクリ派のタクシードライバーの皆さん……。

*なので行きました。ただの都会かと思いきや結構面白かったです。(2015年11月)

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降機して、今更急いだところでどうにもならないけれども急いでわたわたしてると、時計がありました。時計は15時過ぎを指していました。

定刻ですやん!!

やっぱ機内の時計がおかしかったのか!そうだよね!ドバイとサンクトの時差は1時間だよね!出発地時刻と到着地時刻がいっしょっておかしいよね!!
と言うわけで飛行機は微塵もディレイしておらず、お迎えはきちんと待っていてくれそうです。
ホッとしたのも束の間、わたしには嘘っこビザでの入国と言うイベントが待っています。
ドキドキしながら入国審査の列に並びました。
ブースの構造などがやや閉鎖的な印象を与えていますが、予めネットなどを見て抱いていた「ロシアのお役所仕事」のイメージを裏切る速度で入国審査官はきびきびと働いており、大して待つこともなくつつがなく入国完了。向こうで打ち出してくれた出入国カードにサインをするだけ、何を聞かれることもありませんでした。
ただ、隣の列にいた中央アジア系の母娘はどこか別室に連れて行かれていましたが。
しかし飽くまで事務的な雰囲気でこちらへ〜みたいな感じで。書類に不備でもあったのでしょうか?
荷物もそんなに待つことなく出てきたし、ターンテーブルの前でも押し合いへし合いしたりすることなくピックすることができました。
…………なかなかいい感じじゃないですか、ロシア?

そして税関を抜けたその先は果たして……

別に普通にこぎれいな空港でした。(ロシアに対して失礼な感想。)
そして、お迎えの人もすぐ見つかりました。iPadに私の名前を表示させて持ってました。なんだか無駄にハイテクなお迎えです。おにいさんは英語を普通に話せるようでしたが、挨拶をするくらいですぐに駐車場へ向かおうと。
慌てて引き止め、荷物を持って待ってもらい1万円だけ両替をしました。1万円がRUB4,155になりました。旅行前に思っていたよりも更にルーブル安な印象です。どこまで下がるんでしょうか、ロシアルーブル。他人事ながら心配になってしまいます。
空港隣の駐車場のビルまで歩く。4月下旬、曇り空のサンクトペテルブルクはまあまあ寒かったですが、なんとかなる感じ。西日本の普通の真冬くらいの感じですかね。
大きめのやや高級そうなセダンタイプの車でホテルに向けて出発。市街地までは40分ほど。
おにいさんはあまり話をしないタイプで、英語が苦手なわたし的には有難かったです。

関係ないけど、今回わたし、ロシア旅行に向けて服装はすごく悩みました。
寒いと西日本の私的には真冬並み、しかしあったかければ日本の春先のあたたかな日とそんなにかわらないくらいと、寒暖差の激しい時期だったのです。
分厚いコートやダウンを持って行って暑かったら大変な荷物になってしまいます。
悩みに悩んで結局、薄手のキルティングのコートに、インナーダウンのベスト(このために買いました)、そして大判ストールとパンツorスカート+タイツと言う組み合わせに、更にどうしても寒くなったときのために貼るカイロを持参しました。
結果的にこれでインナーダウンを入れれば、西日本の私的には真冬!の5度前後でも問題なかったし、あったかかった日はインナーダウンを抜けば問題なしでした。
このインナーダウンは今回悩んで買い足したアイテムですが、これからも重宝しそうです。

車はしばらくは郊外の幹線道路を走ります。

幹線道路沿いにはは大きなショッピングモールやカーディーラー、ガソリンスタンドなどがあり、高層の集合住宅もたくさんありました。結構建築中のやつもたくさんあってガンガン建ててます!って感じ。対外的にルーブル安になっても内需には影響なし?まあ広い国ですもんね。

徐々に古そうな建物が目立ち始める。これはなんだか分からないけどロシアっぽい!と思って撮ってみました。どこのどなたか分かりません。
車が市街地に入ると道が徐々に混み合ってきました。
トロリーバスだ!キリル文字だ!ロシアだ!(当たり前)

そして、車窓から見るネフスキー大通りは完全にみんなが思うヨーロッパの旧市街でした。車窓に遠く血の上の救世主教会が見えたときにはもうテンションアゲアゲ!ロシアだー!
なんで日本でロシア旅行がメジャーにならないのかか不思議だよ!(イメージとビザの問題?)

ホテル到着、プシュカインと言うとこです。モイカ川沿いでエルミタージュ至近の立地。
ここで1泊して、明日はヴェリーキーノヴゴロドへ移動、その後また3泊の予定です。
トリップアドバイザーでの評判がやたら良いので調べてみたら、立地が良くてエレベーターがあり(重要!)、古い建物を使っていてインテリアなども可愛らしい、部屋数もそんなに多くないプチホテル、だけど格付けはそこそこと言うわたしの好み直球のホテルだったので、やや予算オーバー気味でしたがここに決めました。万が一ロシアでギャフンと言わされてもきっとこのホテルならわたしを癒してくれるはず……!ロシアへの不安が選ばせたホテルとも言えます。
フロントのおねえさん方が美人でニコニコ愛想が良くて、チェックイン時点で正解!と思いました。
今日はモイカ川沿いのちょっといいダブルのお部屋です。本当は後の3泊もどうせなら贅沢ついでにリバービューかつバスタブのあるこの部屋にしたかったのですが空いておらず、このお部屋は1泊だけ。後の3泊は川に面していないシャワーオンリーのお部屋です。まあ十分なんだけど。
 
おおおかわいいお部屋だ〜!装飾過剰でなく落ち着いたシンプルな感じなんだけどかわいいお部屋です。イイネイイネ!ベッドもシングル2つを合体させたタイプではありますが広いです。
普段、シングルベッドで寝ているので旅先の広いベッドはとてもうれしい。
が、いつもの癖でちっちゃくなって寝ていることが多い……。

バスルームも広くて結構なことです。アメニティーもなんか良さげだし。
…………しかしこの不自然な鏡はなんだ?
すぐに思い当たり、部屋に戻ってベッド脇の不自然なカーテンをめくると、

マジックミラーwwwww(部屋からバスルームが見えるwwww)
なんなのこの無駄なハネムーン仕様!イヤわたしだったらハネムーンでも嫌だけど!!!
これロシアのホテル的には一般的なの?どうなの?
WiFiのつながりも良好だったtwitterで不思議の国・ロシアの衝撃をシェアしてしまいました。ラオスで泊まった「おしゃれブティックホテル(おしゃれ過ぎて部屋と風呂の境がない)」以来の衝撃でした。いや〜、いくらラブラブカップル(死語)でもやっぱ四六時中いっしょの旅行中だからこそ、風呂とトイレのときくらいプライベートを保ちたくない?
そう、これ風呂ならまだしもトイレまでのぞけるんですよ!

ひとり旅のわたしは何も気にする必要はないので、引き続きお部屋チェック。窓を開けるとほんわかしっかり暖房の効いた常春状態の部屋に冷たい空気が流れ込んできて気持ち良い。

おおおおおおなんてヨーロッパ街歩き!!これはもう嫌が応にもテンションが上がります。
心配していた治安の問題も車から見た感じぜんぜんオッケーと思ったので、不安よりもウキウキ気分が盛り上がってきました。荷物を整理して暖かい格好に着替えて出掛けなくては!

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夜を挟んでの移動で気分爽快とはいきませんが、窓からのサンクトペテルブルクの景色があまりに魅惑的なので早速街歩きに繰り出します。ちょこちょことそのあたりを歩いて、あるスポットへ行くのと、ロシア美術館が今日は9時までやっているらしいので見に行こうかなと。

時刻は午後7時前ですが、まだまだ夕暮れ前という感じです。日の入りは午後9時を過ぎてなのでまだまだ歩き回ることができます。
サンクトペテルブルクは湿地帯の上に作られた街で、運河と橋が無数にあります。
水のある景色はいいものです。それに橋もひとつひとつやたら凝ったデザインで見ているだけで楽しくなってきます。空気は冷たいけれどもうきうき気分が勝っています。
とりあえずまずはネヴァ川まで出てみましょう。

でっけぇー!そして風強ぇー!
ピアスがッ!耳がッ!イタイイタイイタイッ!
風で煽られたピアスが耳をひっぱってヒィィィィ!となりました。その上、熱伝導で一気に耳が冷えて痛さ倍増!仕方がないのでそのまま歩きますけれども!
大きな橋が見えていますが、これはトロイツキー橋です。この橋を含めネヴァ川にかかる5つの橋は可動橋で、深夜になると船の通行のために上がるそうです。あわよくばそれも見に行きたいなあでも暗い時間帯だしどうしようと思っていたのですが、ホテルから思ったより全然近いので見に行けそうです。
行く前に見返した「世界ふれあい街歩き・サンクトペテルブルク」で、終電ならぬ橋が上がる前に対岸の家に帰り損ねて(……確信犯か?)飲み明かしているおじさんが出ていました。

おおよそ目的地の方向は意識していたものの適当に見えてたトロイツキー橋の近くまで歩いて再び川から離れると、遠そうなのでここまでは行くまいと思っていたところまできていました。

マルスの原です。19世紀に整備された練兵場でかつては軍隊パレードや式典などが行われたそうですが、今は革命や内戦の犠牲となった人々が葬られ1957年からは永遠の火が燃えている……と歩き方先生に載っているのを見て「永遠の火?」と思っていたのですが、こんな感じでした。
燃料はなんなんでしょうか、ガス式?周囲は公園のようになっていてベンチでくつろぐひとや子供と散歩するひとや犬の散歩をするひとなど。わんこはやはり大きな犬が多い感じ。
周囲の慰霊碑にはどこもいくらかカーネーションが供えられていました。

ここまで適当に歩いてきましたが、ちょっと地図を見て方向修正。
目指すスポットはちょっと目立たないかもしれないので。これも「世界ふれあいまち歩き・サンクトペテルブルク」で見て、ほうほうこれは行ってみたいものだと思ったのです。
が、途中で血の上の救世主教会が見えて、ロシアァァァァ!とテンション上ってちょっと寄り道しました。近付いて写真を撮ったりなど。
 
いやもうなんですかコレ!?すっごい!かわいい!!
テンションうなぎのぼり。無意味に川辺のカモの写真を撮りまくったりしながら歩きます。川沿いはいい感じの並木道になっていて歩きやすいです。


橋に次ぐ橋!川だか運河だか水路だかもう何が何だかわかんない!
一応地図を見るのですが、実際の道の角度と違ったりするので、これだけ橋と水路が交差しているとわけわかんなくなってきます。概ね方向は合ってるのでこのあたりに目的の場所がある筈。

キョロキョロしてると……


これです!この小鳥の像!!
チージック・ピージックの像と言うらしいです。ロシア語はさっぱり分からんのですが、それはもしかして日本語に直すとピーチク・パーチクの像って事ですかね?
この近くのサンクトペテルブルク音楽学院に通っていたチャイコフスキー先生が酔っ払ったときに即興で口ずさんだ小鳥の歌がなんやらかんやら(忘れた)と言う由来で作られた小鳥の像です。
しかし、この像がそこそこ有名なのは由来のためではありません。

この像(の台座)にコインを乗せることが出来たらば願いが叶うと言われているのです。本日のわたくしの第一の目的は、

ここに10円玉を乗せる!!

……なのです。海を越えてやってきた日本人の証をここに残そうではないですか!
そんなワケでコートのポケットに10円玉がふたつ。チャンスは2回しかありません。
100円はもったいなかったし、1円や5円は軽くてコントロールが難しそうだったので、10円玉としたのですが、二枚しかない!!
がしかしわたしはこの手のことが致命的に苦手な不器用です!
目的達成は非常に困難です。ウダウダ言っていても仕方がないのでとりあえず感触を見るためにも、いちまいひとまず台座を狙って落としてみました。
……あっさり台座に跳ね返され10円玉はフォンタンカ川に消えました。
やっぱりな!!と思いました。
結構な高さがあるので落としただけでもかなりの勢いがついてしまうのです。台座自体は小さいとは言えぜんぜん狙える距離なのですが。10円玉はあと一枚しかないのでしばらく観察に転じてみましたが、なかなか成功する人は現れません。
トライののちにわたしと同じく観察を続ける人もちらほら。そのうち赤の他人の寄り集まりに一体感ができ、あと一歩だったりするとギャラリーから声が上がるように。
しかしいつまでも眺めていても仕方がないので、一計を案じて二回目にして最後の挑戦へ。


乗ったァァァァァ!!

やったよ!やったよわたし!でも誰も見てねぇぇぇぇ!!!
さっきまでみんないっしょに見てたじゃん!なんでよ!?寂しいじゃない!「オウ!」とか言ってよ!!はかったようにみんなの注意がそれた瞬間に成功してしまいました。
ウフフフフフ、いいじゃない、もともとひとり旅だったんだからいいじゃない……。ひっそりとiPhone5Sを台座に向け拡大写真を撮りました。
ちなみにどうやって成功させたかというと、岸壁を転がすようにしてコインを落としたのです。でもこの岸壁がなんつーかこう……ハングしてるって言うの?まっすぐ斜線になっているわけではないので、それでも台座にたどり着く前にコインがレッツダイブ!してしまう可能性は結構あると思います。やはり日本の硬貨で言うと10円玉くらいが適当かと思います。
この下さらったらものすごいコイン出てくるんだろうな……。
目的を達成して歩き出してしばし重要な事に気付きました。

……願掛け忘れた……!

10円玉をのせたるどー!と意気込んだ結果、それを何のために行うのかを見失っていました。手段が目的と化していました。あと成功する見込みがほぼないと思い込んでいたのもあります。
えー、えっと、えっと、えっと……みんなしあわせになるといいな!!

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このルーブル安……ロシア先輩には申し訳ないけど今行かずしていつ行くか!?と言うわけで、昨年に引き続き2度目のロシアはシベリア鉄道を使ってウラジオストック~ハバロフスクを訪れました。JALマイレージでS7航空のチケットが取れるのですが、これがキャンペーンで少ないマイレージで引き換えができたのも決定に大きく影響しました。
結構ベッタベタなプランニングだね!とか思いながら旅立ったのですが、現地で空港以外で日本人に会わなかったのは意外でした。
旅行記はまたいずれ……と言うことで、ひとまずお買物記録です。
クレジッドカードの請求確認したらだいたい1ルーブル≒1.8円程度でした。

【4travel旅行記>>http://4travel.jp/travelogue/11138320

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ちょっくら早めの夏休みって事で、ベトナムはホイアンで3泊ほどのんびりしてまいりました。

ひとまずお買い物の記録など残しておきます。
テーラーとかもたくさんあってなかなかお買い物にも良いところでしたが、暑過ぎて購買意欲と判断力が著しく低下していたのが痛かったです。
個人的な記録も兼ねております為、ベトナム関係無い物も載っておりますがご容赦ください。

【4travel旅行記>>http://4travel.jp/travelogue/11037777

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このルーブル安……ロシア先輩には申し訳ないけど今行かずしていつ行くか!?と言うわけで、昨年に引き続き2度目のロシアはシベリア鉄道を使ってウラジオストック~ハバロフスクを訪れました。JALマイレージでS7航空のチケットが取れるのですが、これがキャンペーンで少ないマイレージで引き換えができたのも決定に大きく影響しました。
結構ベッタベタなプランニングだね!とか思いながら旅立ったのですが、現地で空港以外で日本人に会わなかったのは意外でした。
本格的な旅行記はまたいずれ……と言うことで、ひとまず食事記録・ウラジオストック編です。クレジッドカードの請求確認したらだいたい1ルーブル≒1.8円程度でした。

【4travel旅行記>>http://4travel.jp/travelogue/11140006

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このルーブル安……ロシア先輩には申し訳ないけど今行かずしていつ行くか!?と言うわけで、昨年に引き続き2度目のロシアはシベリア鉄道を使ってウラジオストック~ハバロフスクを訪れました。JALマイレージでS7航空のチケットが取れるのですが、これがキャンペーンで少ないマイレージで引き換えができたのも決定に大きく影響しました。
結構ベッタベタなプランニングだね!とか思いながら旅立ったのですが、現地で空港以外で日本人に会わなかったのは意外でした。
本格的な旅行記はいずれ……と言うことで、ひとまず食事記録・ハバロフスク編です。クレジッドカードの請求確認したらだいたい1ルーブル≒1.8円程度でした。

【4travel旅行記>>http://4travel.jp/travelogue/11140127

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2016年1月、自由公休の消化を兼ねてちょっくら海外へ……と言うわけで、折角なので暖かい場所へ、折角なので「移動を楽しむ旅」にしてみますか?と、シンガポールからマレー鉄道でマレーシアへと言う旅行をしてみました。
久々の都会と、マレーシアではイポー・パンコール島とのんびり田舎を訪れ、ギャップを楽しめる旅になりました。田舎ばかりなので大したお買物はしていませんが、お買物記録です。

【4travel旅行記>>http://4travel.jp/travelogue/11141128

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ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
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