K子の旅ログ 忍者ブログ
田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済 |メール
   
Admin / Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
PR
さて、まあささやかですが、これでわたしのヘルシンキ街歩きは終わりとしましょう。
あと今日のミッションとしては、駅に空港バス乗り場の下見に行くというのと、それからまあちょっとデパートでものぞいてみようかと。

うーん坂道だ。一度泊まっているホテルの前を通り過ぎました。
こだわらなければ出て目の前にサブウェイだのマクドナルドだのなんやちょっとしたカフェなどあり便利なホテルだと思います。かわいいお菓子の飾ってあるカフェとかいっぱいあったんだけど、未だ食欲はなし……だいぶ気分は良くなってきたんだけど。

ぜんぜんきれいでもなんでもないんだけど、なんかこういうトンネル的な感じの場所って写真を撮りたくなってしまう……。しかしなんか建築資材がカラフルやなあ。

さて、駅前の広場に到着しました。(めちゃ逆光。)


この車体デザインのバラバラさ加減からして、長距離バスでしょうか?
……ってこのときは思ってたのですが、今手前のバスの行き先を調べたらぜんぜん市内でした。でもこのときは長距離バスだと思って見ていたので、旅情を感じていたわたくしです。

空港バスの乗り場は駅舎を挟んで逆側のようなのでついでに駅舎にも入ってみました。

あ~すっげえ旅立ちたくなる感じ~!!(注:アナタ今旅行中です。)
なんでしょうね、空港とか船着き場とか駅とかもう空気感だけでたまらんです。病気でしょうか。まあ病気でも良いですけど。ホームにも出られるので出てみましょう。
 ……好きですこの感じ!!




ここだけでどんだけ写真撮んねん!と言うくらい撮ってしまいました。
ホームに列車が入ってくるのを眺めたり……なんか鉄道に魅了される人の気持ちは分からなくはない。なんだかロマンがありますよね。  しかしわたしがこの駅にロマンを感じるのにはもうひとつ理由があってですね、ここ、ロシア・サンクトペテルブルクへの高速列車アレグロの発着駅なんです。
なんつーかこう、ロシアって壮麗な宮殿とか純粋な観光的興味に加えて、ちょっとこうクラスの不良のような、ちょっとイケナイ子みたいな、言い難い魅力を感じるんスよ……。いつか行ってみたいネ!(*)

*行きました!(2015年4月)

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ

駅に来ただけで随分楽しんでしまいました。これは正面入口のファサード。
さて、駅に来た本来の目的を果たさねば。わたしは空港バスの下見に来たんですってば。

バス乗り場には番号が振ってあり、図なんかもあって非常に分かり易かったです。すぐにフィンエアーバスの乗り場が見つかりました。コレ別にフィンエアーを使わなくても乗れます。それ以外にも空港方面へ行くバスはあるようですが、路線バスなので遅いみたい。

ホームページにも時刻表はあったのですが、まあアジアみたいなことはなかんべ(*)と思いつつも念のため乗り場にあった時刻表の写真も撮りました。一時間に二本くらいはあるようです。
うむ、これで明日空港にたどり着けないという事にはなるまい。

少しブラブラしながら、老舗百貨店・ストックマンを目指します。



到着。明るいので時間の感覚が狂いますがもう8時過ぎてます。お店は9時までだったかな。
本当はいろいろ見たかったのですがあまり時間が無さそうなので、デリで晩ごはんのおかずだけ買って帰ろうと思います。依然あまりおなかはすかないのですが、帰ってお風呂で暖まったらおなかすくんじゃないかと。そのときに何もなかったら寂しいし……。
だってねえ?さすがに薄切りトーストとプチトマトとピクルス2枚しか食べてないんだからそのうちおなかすくよねえ?  

食料品売り場は地下なのですが、1階の入口近くにパックされたデリのコーナーがあったりなかなか気遣いのあるフロア配置です。でも噂には聞いていたが結構なお値段。
北欧は外食とかお総菜とか高いらしいとはきいてたんだけれども。

サーモンだらけの寿司折りとかもあってなかなか興味深かったです。
ここで買おうかと思ったんだけど、やっぱり折角来たので地下の食品売り場へゴゥ!

生鮮食品売り場の仕組みにわたしはいたく感心してしまいました。
好きなだけとって袋へ入れて、秤に載せて売り場の値札にあった番号を打ち込むと自分が買った分のお値段のシールが出てくるので、袋に貼ってキャッシャーへ持って行くという。
値札にあるのはだいたいキロ単価くらいだったと思うのですが、おみかん一個から買えちゃうわけですよ。なのでフルーツ食べたーいとか思ってりんごを買いました。
あとは量り売りのデリのコーナーで、贅沢にローストビーフと、それから主食を兼ねてマカロニの入ったサラダを。酒は控えてジュースを買いました。それにちょっと持って帰ろうと思って買った瓶詰めのフルーツマスタード(フランス食品フェアみたいのやっててフランス製だった☆)と合わせて、12.7ユーロなり。

ホテルに帰ってきました。9時前になってようやく薄暗くなってきました。

今までの数々の旅行中の体調不良も、マッサージ・湯船にお湯を溜めてお風呂に入るのいずれかで解消してきました。ええ、今日もこれだけ歩いて適度に身体を動かし、熱いお風呂に入れば元気になるはずです!!

泡っ。
北欧のホテルのアメニティはエコ指向でものすご質素だとはきいていたのですが、本当に質素でした。消耗品はせっけんと泡風呂の素しかありませんでした。そこそこのホテルなのに。
その質素さで何故泡風呂の素だけはしっかりあるのかが謎です。
さてさて、お風呂でしっかりあったまって気分もすっきり、少々遅い時間ですが……

うーん……無理!!

なあなんでわたしおなか空かないの!?なんで!?なんか変なビョーキ!?
海外まで来ておいしくゴハンを食べられないなんてゴーモンだぁ!悲嘆に暮れながら眠りにつくのでした……。

*2013年4月、マレーシア旅行に際して「バス会社のWebサイトにのっているバスが実際には運航されていなかった」と言ううれしくないサプライズをかまされた。

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ

おはようございます。朝から濃ッ!!!!
そらだって昨日の晩ごはんにしようと思ったものなんですもの!しかし今朝も、昨日の朝、薄切りパン1枚とプチトマト1個とピクルス2枚食べたきりなのに(しつこい)、あーおなか空いたと言う感じではありません。うん……まあ……食べても良いよ……と言う感じです。
本当は食べない方が身体にいい気がしますが、もったいないので食べます。

ほらっ!ローストビーフなんてこんなに立派なんですよ!?
ひとばん放置してた割には、そしてこの体調で食べた割りには、おいしかったです。きっともっとおいしいものがたくさんあったんだろうな~ああ己の体調が恨めしい~。
あと小振りなおりんごさんもおいしかったです。トラベルナイフちょっと前から旅行に持参するようにしたおりますが、やはり使いにくい……。と言うのもわたしは左利きなのに片刃だからさ……。不格好に剥いたおりんごさんをおいしくしゃくしゃくいただきました。 

しかしですね。実はわたしはここのホテルは朝食付きで予約しておりまして。
悔しいのでコーヒーだけいただきに降りて、様子を見てきました。ブッフェ形式で結構いろんな種類がありました。クッキーとかお菓子がいっぱいあったのがちょっと面白かった。

悔しかったので、お茶菓子程度にシリアルやクッキーを盛ってみる。
でも、ホテルの大きさの割にレストランは小さかったので、ピークの時間帯は混みそうでした。

さて、今日は17:20のフライトでヘルシンキを離れ日本へ戻ります。
逆算すると、遅くとも15時過ぎには空港へ着いていたいわけで、フィンエアーバスの市内~空港の所要時間は30分程度なので、14:10のバスに乗るつもりでいた方が良さそうです。まあそんで何かあっても1本後の14:30になってもなんとかなるかと。
なので、そんなに時間はない。でもいかんせん体調が……。
荷物の整理も出来てないし。 と言うわけで、結構チェックアウト時間ギリギリまでホテルで過ごしました。帰りの飛行機の中で気分悪くなったりしたらもう目も当てられないし……。

実はわたくし、毎回、どの部屋に泊まったかの記録がてらこういう写真を撮るのですが、ひとに見つかるとなんか気まずいのでいつもびくびくしています。
チェックアウトして、荷物を預けて出発です。

本日は、アテネウム美術館へ行く事にします。
実はこのとき丁度トーベ・ヤンソン生誕100周年で。その特別展をやっていたのです。これはまあ、このときにわざわざ来たのだから行くしかないなと。


アテネウム美術館は昨日の駅前広場のどまん前で、ホテルからは歩いて数分です。
トーベ・ヤンソン展ののぼりが出ています。(ってまあコレ実は帰りに撮ったんだけど。)

だいたい予想はつくかと思いますが、美術館の事なので写真はありません。
以下、読み飛ばしても特に差し支えない、展示の感想です。
まあまあゆっくりめに見て2時間くらいでしたか。お昼でも食べる時間あったらいいなと思ってましたけど、あんまり時間ありませんでした。それにやっぱり食欲無かったのでまあ結果オーライつか。
トーベ・ヤンソン展は見に行ってとてもよかったです。
日本だとムーミン展なんかはこの年やってましたけど(地元にも来たので行った)、トーベ・ヤンソンそのひとに焦点を当てた展示というのはなかなかないので。
そしてごく僅かとは言え、彼女が愛したフィンランドの自然の風景をこの目で見て、その場所でこの展示を見れたのはすごく良かったと思います。行きに飛行機で見たバルト海、それに戻るときにフェリーで最悪の気分になりながらも見たヘルシンキ沿岸の風景……ああ確かにそうなんだなって言う実感が持てました。
戦時中には反戦を謳い風刺画を描き、そしてムーミンらしきものはそんな時代の中で生まれたと言う。なんかね、こう……。厳しくつらい時代を超えた上で描かれたものだと言う背景を知ると、あらためてムーミンを読んでみたいなあと思いました。帰って文庫本買いました。(でもまだ1冊しか読んでないけどネ!!
そして晩年は女性のパートナーと、夏は小さな無人島の別荘で二人きりで過ごしていたとか。いろんな時代を過ごしていろいろな経験をして、自由な晩年を送るという、なんだか憧れる生き方ですね。
しかし、わたしトーベ・ヤンソンが同性愛者だとはこの日まで知りませんでしたわ。
展示は彼女の人生の歩みに沿う形でだいたい年代順になってたのだけれど、途中で写真の展示があって、あり?なんだろこのすんごいプライベート感あるこの写真と言うかこの表情はどう見ても恋人か旦那さんが撮った感じだけど、結婚はしてなかったよな?と思いつつ、写真の撮影者の名前が明らかな女性名だったので、もしや?と思ったら、ふつーに「パートナー」と暮らした別荘みたいに書いてあって、そうなんだネ~と思いました。
日本のムーミン展では、このへんは紹介したいんだけどでもハッキリとは言わないって言うか、ハッキリ言うとかえってサベツみたいだし、どうしましょうねと言う悩みを感じさせるフンイキで紹介されてました。難儀やな。
めちゃムーミン好きぃ!ってワケでもなく、折角だし行っとくかという軽い気持ちで訪れたのですが、絵を見ながら彼女の人生を追っていく展示方式も相まって、良い映画を見た後のようなすてきな気持ちになれました。

ミュージアムショップは意外にそこまで商売ッ気の無い感じでした。
これ日本だったらそらもう死ぬほどムーミングッズ売ると思いますけどね。

原画調のグッズを幾つか買いました。ムーミン一家のエピソードなどもかいつまんで紹介されていましたが、わたしは冒険心溢れるパパンがいちばん好きです。
ちなみに左上のポストカードはトーベ・ヤンソンの写真であります。

で。美術館を出た時点でもう13時半!急いでホテルに荷物を取りに戻らないと~。

とか言いつつ、名残惜しく写真を撮る。スーツケース持つと写真撮りにくくなるから……。
ヘルシンキには道路が狭くて、路面電車の軌道と車の通るところがかぶってるところもたくさんありました。ちなみに右の写真の辺りでわたしは電車に轢かれそうになりました。

のどがイガイガするので、アメでもないかとコンビニみたいなところに入ったのですが、なぜかアメがない!

たいがいウロウロしてしまったので、Fazerのチョコバーを買って出ました。
しかしこのフレーバーは何で「ゲイシャ」なんでしょうな?

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
スーツケースをゴロゴロひいて駅前まで来たら、風船売りの人がいました。

……これ、どこからどうやって来たんだろう?
みんななんとなく遠巻きにしていたのですが、風船売りとしてはそれは不本意なんじゃないかと思います。でもなんか近寄りがたいよコレ!

14時前にバス停に並んで、14:10のバスに無事乗れました。
お金は乗る前に運転手さんに払います。6.3ユーロで、クレジットカードも使えました。満席で最後の方に来た人は乗れなかったので、あんまりギリギリに来るとヤバそうです。

ヴァンダー国際空港はなんかいろいろ改装中でちょっとごちゃついておりました。
チェックインは基本セルフチェックインで、荷物預けのシールなんかもセルフで発行して自分でスーツケースにつけて、カウンターに持って行くという。コレ地味に旅行に慣れない人だと厳しいかも……。まったくいないわけじゃないけど、日本みたいにお手伝いする人がいっぱいいるわけじゃなかったし。
タックスリファウンドのカウンターが分かりにくいってネットで見掛けたけどホント分かりにくかったよ!何故か到着階にあるし!しかしそのためか誰も並んでおらず手続きはさくっと終わりました。あと、保安検査後のショップゾーンの中にもあったかな。

保安検査を受けてショップゾーンへ。
ここって、保安検査→カフェやショップ・EU内便の搭乗口→パスポート・コントロール→EU外国際線の搭乗口なんですよね。だから、カフェやショップでのんびりし過ぎると、出国手続きに思わぬ時間がかかりハラハラって事になると言う。が、逆にあんまり早く出国手続きしちゃうと制限エリアには殆どお店やカフェがないので時間がつぶせません。ちょっと不便だと思います。
しかし、この構造のせいか、ホントいろんな国のいろんな便の人が満遍なくめっちゃ呼び出されておりました。
だから、保安検査後のショップも「免税」と明記してあるところ以外は基本的に税金かかってます。市内より安いって事はないんだよね。一応、タックスリファウンドのカウンターはあったけど、時間ないと面倒だと思います。


みんな撮ってたのでわたしも通りすがりのひとに撮って貰いました……ムーミンショップです。
しかしこの狭い店内ホント日本人比率高い!!ムーミン好きやな日本人!!
さっきアテネウム美術館で原画見て気に入った絵のポストカード(左側)があったので買ってしまいました。
 
ここに来て無事帰れるという安心感からか、久方ぶりに空腹を感じたので時間つぶしがてらカフェへ。
なんとなく行きと同じ席に座ってしまう保守感あふれる日本人です。

ぷりぷりのえびちゃんがたっぷりのオープンサンドです。
コレ、食べたときは知らなかったんですが、スモーブローと言うデンマークの郷土料理みたいっスね。パンが隠れるくらいこってり具を載せるオープンサンドなのだそう。
パンは堅めで水分が少ない系でしたが、海老と野菜の水分が出て来て丁度良かったです。フォークでごはんみたいにざくざく切りながら食べる感じ。やわらかいふんわりパンだとびちょびちょになってしまうと思います。おいしかった!しかしコレで15.9ユーロやでぇ……。
で、ストックマンの店舗でアラビアのマグカップを買ってしまいました。
22.4ユーロのマグカップとか、しかも工場生産の量産品でそのお値段とかってちょっと迷ったのですが、ええい、買わずに後悔するよりは買ってしまえ!と。

かわいくてたっぷり入るのでよく使っています。ストックマンの店舗はお菓子からこうしたちょっとした雑貨類まで幅広くあって最後のお土産探しによいと思いますが、レジが混むので気を付けましょう……。わたしは出国審査もちょっと混んでてドキドキしちゃいました。
呼び出されたりしてませんよ!?

飛行機は時間通りに搭乗。
セルフチェックインするときに、4席のまんなか島の通路側が一席埋まっているところの逆の通路側を選んでみました。こうしておけばよほど混んでなければ好きこのんで、このまんなかに来る人はいないだろうと。
……しかしいました。
わたしのすぐ隣ではなかったのですが、いました。しかもそんなに混んでないのに。
セルフチェックインしなかったのか?しかしそうじゃないにしてもなぜ他にも空いている席はあるのに、こんなところを割り当てられたのだろうか。
隣の席の人が空いてるからドアが閉まったら席移ればいいですよとか声を掛けていて、したら、あ、そんなことしていいんですか、つってたのでそんな慣れてない人なのかな?
しかし、なるべく空いてる方と思って後方席のあたりにいたのですが、周囲に添乗員付きツアーのおばさま方がいてですな。だいたい隣り合って二席ずつのところに座っていたのですが、添乗員がまだドアが閉まってしまう前に「席移って良いですよぅ~」とか声掛け始めてだね。
えっ、ふつうそういうのってドア閉まってからだよね?ドア閉まる前はもしかしたらまだ乗ってくるかも知れないよね?とか言ういたって常識人だったわたしたちの島にいた人は、移る席が無くなってしまいました。添乗員もツアー参加者も殆ど年配の女性だったため、図々しいババアは○ネと心から思いました。
ちっ、今思えばツアータグ見て旅行会社にチクればよかったな!
おかげで結構若いと思われるその女の子は、空いている飛行機だったのに見知らぬまんなか島のまんなか席で他人の横で9時間過ごす羽目になってました。わたしは自分の隣は開いてたからラクだったんだけどね~。ああホントああいう図々しいオバハンにはなりたくないな~。
斜め前にいたカップルの若い女性はCAさんを呼び止め、さらに日本人CAさんを呼んで貰い、

「妊娠しているのでつらくなったら横になれる席に移動したい」

って言ってたんだけど……飛行機が混んでたらどうするつもりだったんだろう?
ちょっとギモンです。結局CAさんが周囲の席の人に協力をお願いして、まんなか島一列開けてそこに移動してたんですが。空いてるから言ってみただけなのか……なんかちょっとモヤモヤする。あんまり書くと書き方間違えたらマタハラとか言われるかもしんないので書かないけど、モヤモヤするとだけ言っておきます。

一回目の機内食は夕食です。折角体調が良くなってきたばかりだったのでおビールたんは泣く泣くこらえました。もっと飲みたかったな、フィンランドのおビールたん……。
お食事は他のヨーロッパ線に比べてやっぱり軽めの印象です。まあ丁度良いけど。

夜なので特に何をするでもなく寝て過ごし、目を覚まして朝食。

普通においしい感じでいただきました。体調は完全に回復したようです。
やーしかし、フライトの時間が10時間超えるか超えないかでぜんぜん違いますね。パリ線乗ったときと比べるとホント断然ラクでした。

関空到着は定刻で8:55でしたが、おおよそ予定通りでした。
伊丹空港へ移動して、そこからみかん王国へ帰ります。帰りも国際線のボーディングパスの半券とeチケットを提示するとリムジンバスのチケットは無料で貰えました。このキャンペーンは本当に良いと思います。
余裕を見て少し遅めの13:15の便にしていましたので、伊丹空港でお昼ごはん。

大阪だからってのもあるけど、お好みやたこ焼きの「ソースの味」も日本らしい味で、旅行から帰ると食べたくなる味のひとつだったりします。ふわふわでおいしかった。
ビールは……まだ堪えた(笑)。

さて、これにてエストニア+ちょっぴりフィンランド旅行、おしまいでございます。
もともとタリンメインのつもりではあったのだけれど、ヘルシンキで体調が回復しなかったのが本当に残念でしたが、楽しかったです。
エストニアもフィンランドも、厳しい自然とそして歴史的にも厳しいものを背負った国なので、もっといろいろ勉強してから行けば良かったなとかそこは反省。しかし、これはいつもの事だけれども、日本から遠く離れた場所にもその場所なりのふつうの暮らしがあるんだなってのを、実際に目で見てみるのはなんかいいもんです。そこに行く前よりも行った後の方が興味を持てる気がするので、なるべくいろんなところに行った方が「他人事」じゃなくなることが増えて、いい気がするので。だからどうなんだって言われると困るんですけどね。
しかし、エストニアの端々で感じたロシアの気配、ヘルシンキで実際に鉄道駅を見てああここからロシアへ行けるんだなと思ったり、なんとなくロシアへの憧れを強めた旅でもありました。  

拍手[4回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
2013年2月、例によって私がリフレッシュ休暇と言う名の自由公休を消化すると言う名目で海外旅行へ行くシーズン(旅費が比較的安いため)がやってきました。他は流動的だけれどこの時期は毎年恒例になりつつあるここ数年です。去年はこの時期にラオス行ってますね~。
11月にベルギー旅行をかました後なので資金的にあまり潤沢でもないし、休暇日数から言ってもまあ近場を選ぶべき場面です。最近もう行ったことのない場所なら大体どこでも取り敢えずおもしろいと言うことに気付いたので、資金・日程的に可能かつ行った事のない場所で、どーれーにーしーよーうーかーなーの世界です。でも年に1回くらいは「行きたい場所ありき」の旅もしたいものですが。
ミャンマーリゾート……と言うのも頭をよぎったのですが、やはり現地4日だと乗り継ぎ考えると忙しいしもうちょっとのんびりしたいやん……と言うので、なんとなく安いツアーとか出回ってるしと言う理由でベトナムへ行くことにしました。ハノイは寒いと聞いたので、折角この時期に海外行くならあったかい方がいんじゃね?と言う更に安直な理由でホーチミンへ行くことにしました。

いろいろ検討した結果、全日空のダイナミックパッケージで比較的安い宿に泊まると言うのがいちばん安く上がると言う。片道送迎つくし、同じホテルをバラで取るのと3,000円くらいしか変わらなかったし。地方⇒海外便発地の飛行機代が結構バカにならんので結局JLかNHと言うパターン。安いツアーもこれがためにあんまり安くなかったんだ!ちっ。夜行バスで大阪に出て関空発のツアーを利用すると言う手もあるにはあったんですけど、イヤそこまで頑張る気力もないかなって。(つーかそれはなんの苦行ですかと。
ホテルは安ツアーによくセットされているボンセンホテルと言うところ。ドンコイ通りに面しているので安い割に便利よ☆と言うのが売りのようでした。
口コミ見ても「窓がない」と言う事に対する文句以外は大した悪評もないし。つーかこれだけみんなが窓がない窓がないと書いているのに、それを読まないのだろうか?口コミ投稿するような人は事前に自分の泊まるホテルの口コミ見るような気がするんですけどそうでもないの?イヤ、窓がないですって言う純粋な報告なら分かるんですけど、「窓がなくてイヤ!」って言うそういう内容なんだよね。うーむ。

航空便は最初は、昼間の時間が勿体無いので、羽田夜行便で行ける場所から乗り継ぐ?と言うのも考えたのです。シンガポール航空利用すればツアーとかでもあったし。
でも結局、乗継があるから初日も到着は昼過ぎだし、最終日も昼くらいには現地出ないといけない。あんまりメリットないかな~。その割に航空券代は一気にアップするし。
全日空の成田便なら帰りは夜行便なので最終日はめいっぱい遊べるし、たまには成田から出発してみようかと。ホーチミンで出来ることを見ていて、洋服をオーダーすると言うのとメコンデルタへ行くツアーがまあ面白そうだったので予定に入れる。そんなワケでこんな日程に。

2/2(土)
午前:みかん王国⇒羽田
※羽田⇒成田へ移動
夕方:成田⇒ホーチミン
※深夜にホーチミン着

2/3(日)
午前:洋服をオーダーに行く
午後:カニ食べに行く
※後は適当

2/4(月)
メコンデルタツアーに参加する。

2/5(火)
2日間でできなかったことでやりたいことをする。
夜:ホーチミン⇒成田

2/6(水)
早朝:成田着
※成田⇒羽田へ移動
昼:羽田⇒みかん王国

特にホーチミン市内の観光スポットで何が何でも行きたい!と思えるような場所もなかったので、一応、統一会堂とベンタイン市場くらいは行くとして、後は雑貨ショッピングとかぁ、ホテルのバーで夜景とかぁ、エステとかぁ、なんか女子旅って感じでいきますぅ~?(嘘臭い)
でも出発数日前にホテルスパへ予約メール送ってみたけどぜんぜん返事が来ないので、一応この前予約メール送ったけどなんか返事来ないからもういいです~ってもう一回メール送ったりして、早速に女子旅挫折気味です。
そのへんに適当に安エステとかあるだろ、飛び込みオッケーなところが、それでいいしとか雑な感じになりました。まあ幾らでもこの凝り固まった身体がほぐれるのならばいいですわ。

出発1週間ほど前になって、急に全日空から電話が入りました。
何事?と思ったら、ボーイング787便が無期限運行停止になった(*)ので、機材繰りの関係で私が乗る予定の国内線がなくなっちゃってひとつ早いやつに乗ってくださいと。これで中途半端だな~と思っていた乗継時間が中途半端を通り越えてじゃあどっか行っちゃいます?ってくらいになりました。
検討の結果、初日に「成田山に参って鰻をいただく」と言う予定を入れました。最初はなんとなくだったのですが、ネットで評判など見ると結構楽しそうじゃん成田山!と割と期待大。

今回、「行くまで」が比較的コンパクトにまとまったかと思うのですがどうでしょう?
(飽くまで当社比)

*ボーイング787が運行停止……時間が経ったら何のことだか分からなくなりそうなので注釈を入れておこう。ボーイング社の新型機(当時)787を世界でも割と早めに全日空がまず取り入れ、それから日航も入れたわけなんだが、バッテリーか何かに問題があって熱を持ちすぎて発火したりする事が分かり運行停止に。しかし世界でもいろんなところで割と飛んでいた筈なのに、事故が起こったのは全日空機と日航機のみと言う。ボーイング社に嫌われてんですか日本。

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
当初予定していた国内線の発時刻は11時台だったので余裕~とか思っていたのですが、一便早くなって9時台になりまして。8時には遅くとも空港いないといけないよね。てことは7時には家出ないといけないよね。
てことは割と早起きですね!!
前日は会社の飲み会でありましたのでヨボヨボと帰宅後深夜に荷造りをし、殆ど寝ずに朝を迎える。今回昼移動だからのんびりできるかも~とか思っていたのはなんだったのか……。
東京便や大阪便が続けて幾つか出るので割とごったがえす朝の空港。国際線が成田発なのでチェックインが別になるものだから、国際線乗継カウンターでチェックインできず結構並んで待つ。みかん王国の国際線乗継カウンターはだいたいすきすきなので、スルーでチェックインできるときは他が混んでてもすぐ手続きできるので便利です。
少し時間があったので、送ってくれた母とともにショボいレストランでホットケーキなどいただきました。

二便分の客を詰め込んだ私の乗る便は結構混み混みでありました。でしかも飛行機満員なのに羽田が混み合っているとかで、飛び立てずに地上で待機時間が……なんか飛んでない飛行機の中って息苦しく感じるのは私だけでしょうか。それと、成田山へ行けなくなるのでは……鰻が……とか思いつつ、仕方が無いのでウトウトしながら待ちました。
ようやく飛行機が飛んだらなんか爆睡してました。超満員なのに。神経質とは言われるのですが、割と「寝る」事に関してはどこでも寝られるようで。夜行バスでも夜行の飛行機でもまったく寝られないと言うことはないなあ。もちろんぐっすりとはいかないこともあるけれど。
羽田には予定より30分ほど遅れて到着しました。ウナギが食べられなくなる~とかあわあわしながら荷物を受け取って切符を買ってリムジンバス乗り場へ。
関東の寒さに恐れをなしていたのですが、バス乗り場の時点で、アレ?あんま寒くないなあ~とか。なんとこの日、気温が15度くらいまで上がりまして。わざわざコート持ってきて邪魔だから成田で預けたのに要らんかったわ!バスも結構いっぱいだわー。

成田は二回目です。以前スリランカへ行ったときに、行きはJLでみかん王国→羽田→バンコク、ULでバンコク→コロンボ、帰りだけULでコロンボ→成田と成田を利用しました。ULは毎日運行では無いので行きか帰りのどちらかだけ提携のNH・JLを利用してバンコク発の経由便に同一運賃で乗れるサービスがあるのです。ちょっとしんどいが羽田夜行便使うとコロンボ行きの乗継までまるいちにちあるのでバンコク1日観光も出来ちゃうと言う。(……直行便の本数増えたから今どうなってるのかは知らんが2011年当時は。)
なので成田空港二回目。地上から進入するのは初めてなので、検問とかあるのにびっくりしました。へぇ~!バスの車内で全員チェックするんだね!羽田も国際線あるけど成田は別格と言うことなのかしら。じゃあテロリスト的には羽田便の方がいいってこと?とかどうでもいいことを考える。
バスが予定時間より早く14時過ぎには成田へ着きました。出発ロビーがものすご人気がないのに驚く。イヤまあオフシーズンっちゃあオフシーズンですけど……なので手続きもあっという間に終了。
割と時間に余裕見ていたので、ここで飛行機が遅れた分くらいは一気に取り戻しました。


そんなワケで、鰻食いに成田山詣でに参りますよう!!
※国内旅行のカテゴリにエントリありますので興味のあります方はぽちっとどうぞ!成田で乗継時間あるならお勧めですよ成田山詣で。

さて、わたくし、予定通り成田山に詣でて買い食いなどしつつおいしい鰻をいただき、予定外においしいお酒までいただいてしまって、ホロ酔い加減できもちよーく成田空港に戻ってまいりました。
電車で来た場合にもパスポートチェックするんですねー。へぇー。
到着ロビーのクロークサービスでコートを預けて出発ロビーへ……人多ッ!!!
昼間と同じ場所とは思えない!さっきはたまたま出発便の少ない時間帯で人が少なかっただけだったのね!でもまだ搭乗開始時刻までいちじかん弱あるから大丈夫だよねっと思いつつも、焦りながら保安検査場へ並ぶ。多い!とっても人が多い!!全然進まない!!
ウネウネと幾重にもなった列をじりじり進んでようやく検査終了。
続いて出国審査へ……やだここも人多い!超多い!!搭乗開始時刻まで30分切ってる!ひぃぃぃぃ!!
特に変な人が前にいるとかトラブルがあったわけでもないですけど、結局、ダッシュで搭乗口へ着いたのは搭乗開始時刻ジャストくらいでした。あー……心臓に悪かった……。
次回から成田発のときはとても気を付けようと思いました。

まあ搭乗開始時刻つってもこの便満員だし、今まだスターアライアンスの上級会員とビジネスクラスの案内だから余裕だよね~とか思い、お手洗いへ行って、更に着いたら夜中でそのままホテルなので飲み物買っとくべーと近くの売店で水とスポーツドリンクを購入。過去の旅行でバテていたのは脱水気味だったのでは?と言うことに思い当たってから、さして喉が渇いているように思わなくても水ではなくてスポーツドリンクを飲むよう心がけています。そんな話はどうでもいいだろうが。
私はエコノミーのまんなかくらいの席で、まだアナウンスもないのに既にエコノミーの入り口から長蛇の列が出来ていたので諦めて人が少なくなってから立とうと椅子に腰掛けて、ペットボトルの栓を緩めたそのときでした。

17時25分発、ホーチミン行きNH931便にご搭乗の××様、K子様、…
お伝えしたいことがございます。最寄りの地上係員までお声掛け下さい。

…………今、私呼ばれました?

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
わ、私は何かしでかしたのでしょうか…………?
ぞろぞろのエコノミー搭乗の長蛇の列に嫌気がさし、いちばん最後にでも取り敢えず乗せてもらえればそれでいいですぅ~と言う心構えで、待合いの椅子にどっかと腰を下ろしたまさにそのとき、なんか放送で呼び出されてしまいました。心当たりは、まったくない。
しかも何、「お伝えしたいことがあるので最寄の地上係員まで声を掛けてくれ」って言う、内容が一切不明なアナウンスは!?私何かしましたか?この飛行機に乗せてもらえるのでしょうか!?
とにかく大慌てで売店のビニール袋にペットボトルを戻して長蛇の列の先のカウンターへ。
同時に呼ばれた人が何人かいたのでなんだかカウンターもゴタついています。なんかたまたまなんですけど、周りが背の高い人ばっかりで捕まった宇宙人のような心境になりつつ、これまた背の高いカウンターのにーさんに「あの、さっき呼ばれたんですけど……」と取り敢えずおずおずとボーディングパスとパスポートを渡してみました。渡せば誰か分かるかと思い。ボーディングパスにさっと目を通したにーさん「少々お待ち下さい」とにっこりしてカウンターの端末の前へ移動。

イヤちょ、その前になんで呼んだか説明して!?

心の中で盛大にツッコミ。
端末たたいたりなんだかんだ結構かかって、にーさんがにこにこしながら戻ってきました。

お待たせいたしました!(ビリッ

ビリッ私の大事なボーディングパスを破いた音です。
……ボーディングパスを破きましたねアンタ!?何をなさるのですご無体な!!まさか満席だから乗せられないとか!?そんなひどいよ直営サイトのダイナミックパッケージで予約したのに!!とかいろいろなことが一瞬にして頭をよぎる。
そんな私にお構いなくおにーさんは続けて朗らかにおっしゃいました。

本日、生憎エコノミークラスが満席となりましたので
K子様のお席はビジネスクラスでご用意させていただきました。

おにーさんがにこにこ顔で返してくださったパスポートと新しいボーディングパスにはA1と言う見たことのない席番が。…………つーか今ビジネスクラスとおっしゃいましたか?
今私の身に起こっているのはもしかして何か幸運なことですか?
現状を正確に認識できないまま、お席のご用意が出来ておりますので……とか言われちゃって、そのままプライオリティな入口を通って、ボーディングブリッジの途中でまだ携帯の電源切ってないの思い出してあわあわする。そしてコンビニ袋をブラブラさせたまま搭乗。
こ、これがウワサにきく幸運なアップグレードなのかい?なんてこと。エコノミーが満席だからビジネスってどういうこと!?(*)ともかくひとつだけ確信をしました。
私の2013年の運はこれで尽きた……!(by後厄の女*)

*エコノミーが満席なのに……イヤ分かっちゃいるんです、でも家族とかにも何で?って聞かれたので、私の推測を書いておくと、この便エコノミー1席だけ空いてるよね~あと2人キャンセル待ちいるんだよね~あ、このひとりで旅行する奇特な女を空いてるビジネスに移動させてあと2人乗せればいんじゃね?……ってことだと思います極端に言うと。もちろん実際にはそういう調整が機械的に行われていると思いますが。乗せる人数増やした方が儲かりますでしょうそれは。

*運を使い切った……実際使い切ったようです。9月にスペイン旅行へ行く予定であと1ヶ月とワクワクしていたそのときに、半同居状態のじーさんが余命宣告(2ヶ月)を食らい海外旅行に出かけている場合ではなくなったと言う。航空券のキャンセル代と、次いつ海外に行けるか分からないと言う事実は私を打ちのめしましたね。もう2ヶ月くらいがんばってくれればよかったんだが!←鬼

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
A1って……ここだよね……。
入ってドすぐの今まで座ったことのない広い座席を前になんとなく佇む。五回くらい席の番号を確認して着席。い、椅子が大きい……。そして前のモノいれポケットがすごく遠いよ……(足元が広い)。
ポケットに本とかメモ帳とか飲み物とかをつっこんでいると、CAさんがすすっとやってきました。

K子様、本日はご搭乗誠に有難うございます。
私、担当の○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

…………なんかよろしくされちゃいました。
以降、CAさんはどんな些細なことでも声を掛ける場合には必ず名前を呼んでくださいます。
そ、空の上はこんな格差社会だったのかァァァァァ!!!
愕然としているところにまたしてもCAさんがやってきておしぼりをくれました。まだ飛んでもいないのに!おしぼりを使ってひといきついていると、

K子様、お飲み物はいかがでしょうか。
冷たい緑茶とスパークリングワインがございます。

また飛んでもいないのにぃぃぃぃぃ!(2回目)
ワインをいただきたいところですが、いかんせんまださっきの長命泉が残っています。ビジネス乗るんだったら呑み(食い)控えたのにっ……!!イヤ鰻もお酒もおいしかったですけど、世の中にタダ酒ほどうまいものがあるだろうか!?←卑しい
がしかし、ここは堪えて緑茶をいただきます。お酒はお食事のときに……。緑茶は紙コップではなくきれいな形のちっちゃなプラスチックのコップでサーブされました。こじゃれとる……!!
しばらくすると、エコノミーの搭乗が始まりたくさんひとが通っていきました。私も本来ならば今ようやく搭乗できたと言うワケか。

その後、雑誌や新聞はいかがかと問われ、思わず普段読みもしない週刊文春とか手にとってしまう。男性向けのラインナップですね。ファッション誌置けとは言わんが、そうだな、日経ウーマンとかあってもいいんじゃないだろうか。プレジデントファミリーとかも女性が見てもそこそこ面白いと思うけど。あと文芸系とか?新聞と男性向け週刊誌とかでした。
一応、コラムとかそういうのをざかざか読みました。イスラム諸国に対する偏向報道に関するコラムとか割と面白かったよ!あーやっぱり別に私が行って何か世の中の足しになるわけでもないけど、行ってみてぇな中東~。もちろん危険なところには行きたくないけど~。命が一番大事ですわ~。
とか割と没頭して記事を読んでいるうちに、ようやく飛行機が動き出しました。停まっている飛行機の感じが私すごく苦手なんですけど座席が広いと息苦しさとか全然感じませんわ……すごいな。

安定飛行に入ると、飲物と食事のメニューをいただきました。
(「配られました」って感じでなく「いただきました」って感じ。)
 
…………なんだこれは!?
空の上は(以下略)。ちょっとしたレストランのドリンクメニューのようです。うわー。うわー。ワインの銘柄が複数種類あるー!日本酒も大吟醸とかだー!着いたら寝るだけなのでもちろん飲むー!折角なのでシャンパンもらっちゃおー!食事はお魚にしよー!ちなみに食事メニューはこんな感じでした。
   
頼むものを決めたら、程なくしてCAさんが、

K子様、お食事の準備をさせていただいてよろしいでしょうか?

よろしいのでハイと答えると、

…………なんか敷かれたァァァァ!!

テーブルクロスだ!テーブルクロスが敷かれました!なお、当方の方言では一部、この敷物を敷くことなどを「ひく」と発音します。なので私の頭の中では「テーブルクロスがひかれました!」。(どうでもいい。)
そして、まずシャンパン登場。
 
…………おつまみのアラレまで高級仕様ですよ!?
コップがプラコップじゃなくてグラスだし!しかも注ぐときにはボトルのラベルを見せてくれて何やら説明しながら注いでくれるし!!すみません、何も分かりません。
そして食事もやって来ました。

…………なんかまともなゴハンっぽいの来た!!
おシャレなカフェのゴハンみたいなのが来ました。うわーうわー。しかもおいしいわー。パンもサラダもお魚もおいしいわー。うはー。ちなみに周囲でいちいちこんなもん写真に撮っているのは私だけでした。まあエコノミーでも撮ってますけどね!いちいち撮りますけどねわたしは!
鰻重の余韻がまだあり、パンをひとつお残ししてしまいました。勿体無いわぁ~。
おいしくいただきました後には、デザートをご用意しておりますがいかがいたしましょうかと、一緒にお飲物はいかがでしょうかと。もちろん、デザート(別腹)もお飲物もいただきます。
 
…………なんかカップとソーサーでコーヒー出てきた!!
デザートもおいしいです……。デザートとは別にプチフルール的にチョコレートをいただいてしまいました。これは通常仕様なのか、それともバレンタインが近いからなのか、今日初めてビジネスクラスに乗ったわたくしには分かりません。周囲は男性が多くデザートを食べない人も結構居ました。余ったものはどうなるのだろうか。こんなにおいしいのに勿体無いわぁ~。コーヒーもなんかまともなコーヒーでした。
こうして空の上の格差にクラクラしながらお食事終了。
さて、私は考えました。この降って沸いた幸運を最大限に活かすにはどうすべきか。

……寝よう!!

なんかいろんなとこ動くみたいだし!(シート)
 
毛布もペラペラじゃなくて薄い羽毛の入った布団だし。この広く快適なシートを活かす行動、それは寝ることに他ない。こうして到着まで安らかに眠ることにしたのでありました。そんなに新しい機材じゃなくてもこんなに快適ですよあらびっくり。これ新しい機材だったらもっとすごいんじゃね?
あ、あとビジネスクラス、トイレが混まないのもよいですな!

みんながしれっと書いているビジネスクラス体験記をアホテンションでお送りしました。わたしも大概人様の旅行記とか読みますが、名前呼ばれるとかテーブルクロス敷かれるとかそらもういちいち驚いてしまいましたがな!!誰もそんな細かい事触れないしネ☆

拍手[18回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
ビジネスクラスの快適シートで安眠していたらば、ベトナム到着などあっという間でした。
お尻も痛くなりませんでしたし。
上空から見たホーチミンはそこそこ灯りが多い。2009年にカンボジアへのトランジットで空港内だけ歩きましたがなんだかちょっと寂しい空港だなあやはり社会主義ってこういう感じなのかなあ(?)とか思いましたが、その感じとはちょっと違う賑やかさが伺われます。
私が2009年当時「生まれて初めて肉眼で見た外国の光景」として非常に印象に残っている「CANON」とネオンのついたこぎれいなビルもまだありました。これショッピングモールなんかね。
やがてみるみる灯りが近付き、無事着陸。ビジネスクラスのしかもA1なんて座っているとめっちゃ早く降りられますな。しかしビジネスクラスの客って床にものを撒き散らしている方が多いような気は以前からしていたのですが改めて周囲を見るとやはり……。何故なんだろうか。
普通に考えて裕福な方は心にもゆとりがあるのでマナーは良いのではと思うんだけど、それとも、使ったものは使いっぱなしで片付けさすのがデフォルトなのか?
到着便は結構多いようでしたが窓口の数が多かったので入国審査もそんなに時間はかからず。仕事振りは相変わらずの南国クオリティでしたが。
テクテク歩いて受託荷物の受取へ。
便名を確認せず、出発地と航空会社だけで歩いていったらターンテーブルを軽く間違えると言うトラブルなんぞありつつ。なんか妙に人が少ないと思ったら便名が違いました。成田から同じ時間帯に全日空が2便も飛ばしているのか?コードシェアかもしれないな~とか思いつつ、ほぼ逆の端の正しいターンテーブルへ。
しかし、狭い場所に無理矢理詰め込まれているなら分かるのですが、荷物待つのにみんなすごい殺到っぷりで距離近ッ!!おかげで自分の荷物が来ても取りに行けなかったり取っても離脱できなかったりする人が多くてものすごく効率悪そうでした。ごたごたや~。
別の便の荷物も一緒に回っていたのか、日本人よりもご当地の方と思しき方がたくさんでした。
男性はスペース開けてくれたり親切でしたがおばはんはなんか最強!って感じのひとが多かったです。サンダルの足にカートでぐいぐい迫ってこないで(怖)!!しかしまあ……
人はビジネスだったが荷物はエコノミー扱いなので遅い遅い
待てど待てど出てこないし後ろの人はひたすらぐいぐい迫ってくるしもう疲れたよ……やっと荷物引き上げてもびっしり過ぎて出られないしさ……しょうがないので私もぐいぐい押して出ましたよ。郷に入りては郷に従えか。(そういう意味ではない。)
税関を通り過ぎて到着ロビーへ……一瞬、足が止まりました。お迎えの人が鈴なり過ぎます。かおかおかおかおかおかおかおかおかおかお!!といった風情で。その大勢のかおかおかおかおかおかおかおかおかおがじっとこちらを見ているのです。うはー……。
写真撮っときゃよかった!と思うほどのひとっぷり。このひとの中からお迎えの人をどうやって捜すのですか!?と軽くテンパリながら到着ロビーに出たら……蒸暑ッ!!エアコン効いてないんだ!?と思ったら、ロビーじゃなくてもう外でした。
到着ロビーがないんですな。手荷物受取所出たらもう外で。建物の庇がえらいでっかくて建物と道路の間の空間を到着ロビーのようにしてあるような。
外に出てもびっしりやぁ~!!この人の多さはいつものことなのか、それとも旧正月前だからなのか……。ガイドさんの方が目敏かったのか、ウロウロしてたらなんか奇跡的に全日空の札を持ったおじさんに出会いました。まだ来てない人が居るのでその先で待ってくれと雑な指示を受けて歩き出す。
その先ってどこやねん……
なんか全日空の札持った人がいたのでそっと後ろで話を聞いてみましたが、明日の朝の集合は~とか言っているので違うようです。その先ってどこやねーん!!

もうぜんぜん分かんない!なんだこれ!暑いし!!

近くになんとなく日本人が溜まっていてスーツケースに同じ便名の荷札ついてたのでこれかもしれん、もういいやこれで見捨てられたらタクシーでもなんでも乗るわとか思いつつ、ボケッと立っていると、そこで話をしていた日本人のおっちゃんが「JAL?」と声を掛けてきたので、「いいえ、全日空のダイナミックパッケージなんですけどね」と言うと、そのおっちゃんと話している別のおっちゃんは全日空のダイナミックパッケージでした。どうやらあんまりにも遅いので一緒に話していたみたい。
ガイドさんは?ときかれたので、まだひとりいるみたいですーと答えると、どうやら「その先」はここらで合っていたらしく、他にもおっちゃんたち2名が名乗り出る。
見ると三人ともビジネスで見た方でありました。本来エコノミーで預け荷物もあった私がひとり遅かったわけですね。遅いね~とか言いながら、しばらく雑談しつつ待ってたんですけど、ぜんぜんガイドさん来ない。

NH便より後で到着したJL便のダイナミックパッケージの一団がいなくなってしまう始末。空港のはしっこのはしっこまで来てもこんな有様でろくに座れる場所もないのでほとほと疲れ果ててきてしまいましたよ。
結局、飛行機が地面に着いてから2時間弱経過。これはもう待てないよ!つーワケで、おいちゃんのうちのひとりが、ガイドさんを捜してきて交渉。
まだひとりいない……とガイドさんは粘るわけだが、我々ももう疲れたしこれ以上待てない十分待っただろうと。
で、結局、私除いてそこそこ旅行慣れした人ばかりだったので別にホテルのチェックインの手伝いとか要らないし~と言うことで、ガイドさんが空港に残り、ドライバーさんのみで我々をホテルへお届けすることになりました。なんやかやでガイド氏のお名前すら聞かずにお別れ。
今思うと、この扱いにはモノ申してもよかったのではあるまいか……。
私が諦めて立ち止まったところがたまたま「その先」だから良かったようなものの、もっと積極的な人だったら探し回ってかえって行方不明になってたぞ!?
あのガイド氏も「全日空ダイナミックパッケージ」の看板きちんと掲げてなかったし、出口のどまんまえでもなく人ごみの中でホントたまたま行き会ったって感じだったのですよ私。もしかしたらその他の人を「その先」まで連れてって戻ってる途中だったのかも分かりませんけど。
だからあとのひとりもはぐれたか、はぐれて早々に自分でタクシー乗っちゃうかした可能性あると思うんだよね。まあともかくすごい人の多さでした。
ちなみに私以外のおっちゃんたちはみんなもう少しだけ安かったボンセン・アネックスでした。
私もそっちでも良かったか……でも1,000円くらいの差だったんだよね。
お仕事っぽいおっちゃんたちはどっかの社長&ベトナムでなんか商売するときのコーディネーターって感じの組み合わせで、なんでそんな安ホテルなのかと言うと、ビジネスを航空券だけで取るよりビジネス+安ホテルのダイナミックパッケージの方が断トツ安いのだそうで。なので、ホテルは一応チェックインだけして推定・コーディネーター氏だけ泊まって、社長用は別でいいホテルを予約してあるそうだ。へぇ~。
帰ってから試しにビジネスとエコノミーのダイナミックパッケージ比較したら、ホーチミン3泊だと+5万円前後でした。確かにこれは航空券だけで取るときの差額より少ないのでは?

11時を回ったホーチミンの街は流石に暗かったです。事前情報でクラブとかもあるけど基本的には営業時間が決められていて、午前様営業しているお店は結構ヤバいとかきいてはいたんですが、その推定・コーディネーター氏も同じ事をシャチョーに話していた。
ひとり?ホーチミンとか若い(……若くないですけど)女の子来て楽しい?とか社長に聞かれましたが、自分で答える前に推定・コーディネーター氏が、雑貨とかカワイイのがあるんですよ~ねえ?とか全部答えてくれました。もうひとりのおいちゃんともぽつりぽつり話しましたが、最終的に車内は推定・コーディネーター氏の声ばかりが響いておりました。
ちなみに、スーツの上着は要らないとか明日のアポの話とかすごいしてたので、普通にちゃんと仕事の人だと思われます。後でホテルのバーとかでついついよからぬ遊びをしているんじゃないかと想像をしてしまう日本人のおいちゃんの団体とかも見ましたが。
考えたら、老若問わず女性がグループで旅行していても、それが国内でも海外でも違和感ないですが、男性のみのグループは東南アジアとかだと実際そうでなくともなにか良からぬ目的があるのではと誤解されそうになったり、国内でも全員甘党でかわいいケーキ屋さんに入っても浮きそうだし、なんだか大変だなあと思いました。そう社会的に不利益は被らないだろうが、男性にも男女平等!と言いたい事はあるだろうな。
と言うわけで、ホテルに到着したらばもうくたくたです。
大して良いホテルじゃないけど荷物は運んでくれました。ありがたや。お部屋は噂に反して窓がありますが、すぐそこ外階段ですのですぐにカーテン閉めました。そいではお部屋チェック!

ベッドもきれいで大きいし、お部屋もバスルームも広くてよいではないですか~。
エアコンはなんかものすご強力な上に、おにーちゃんが21度とかエコってなんですか?と言う設定にしてくださったので、すぐに快適温度になりました。と言うかすぐに寒くなったし。
早速、お風呂をいただきましたがお湯もたっぷり出ました。よいよい。
ところで、別に今何か買い物する予定も無いのですが、異国の地でその国の通貨を一切持たずに夜を越すと言うのは少々不安です……。
しかしながらもう既に夜中ですので、今日はこのまま休みます。おやすみなさーい。

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
そして朝。昨日も遅かったので割とゆっくり寝て……と言いたいところですが、手加減を知らないエアコンのおかげで何度も目を覚ます羽目になりました。アラスカとか言う冷やす気満々のメーカーのエアコンでしたが、どんなに温度調整をしようともつけたらキンキン!消すとムシムシ!
最終的に、もう寒くて死んだらそれはそれで仕方がないですとエアコンをつけて寝ました。冷え冷え。

取り敢えず起きて身支度して朝飯を食いに……行こうとして迷いました。
昨日フロントで4階ってきいてたので、4階って事は日本人的に5階だよネと思いつつ、ひとつ上のフロアへ行くもなんかスパがありました。……あり?
廊下でしばし考えて、アネックスつったか?アネックスの5階つったか?と言う結論に達す。
どうやら自分のいる客室のフロアからアネックスへは行けそうもない感じなので、もういいや、フロントできいちゃえとフロントへ。したら、あっちをまわってアップステアでぇ〜とか言われたので、アップステア?5階じゃなく?とか思いつつ、あっちをまわったらレストランがあったのでここ?と思って、レストランのおねーさんにきいたら、朝食は5階だって。
5階……と佇んでいたら、フロントとレストランの間の通路の先に部屋に上がるのに使ったのとは別のエレベーターがあるのをそのおねーさんが教えてくれました。まったく手間のかかる客だよ!通路の途中に2、3段の階段がありました。あーはいはいアップステアーだねアップステアー。
アネックスつってもほぼひとつの建物みたいな感じっぽいですね。ただロビーフロアまで行かないと行き来はできないと。

そうして辿り着いた朝食のレストランですが、お味はまずまずってところでした。
食べ過ぎるとお昼とか食べにいけないので控えめで。フォーとかヌードル系のものならもっとおいしかったのかもしれん。
外は太陽がさんさーん。涼しい屋内から眺める分にはサワヤカこの上ない感じですが、午前中にして既に暑そうです。げんなり。でも出かけるよ〜。
げんなりも何もわざわざ自分で暑いとこに来たんやん!!
ひとまずは両替を。結局、特に相場を見比べるとかしないで、手近にあった両替屋がベトナムナビか何かで平均的に相場は悪くないと書いてあったところなのでそこで換えました。
簡易で出入り口が複数あって人の出入りも多いので、お金の扱いとか気を付けた方がいい感じでした。積極的にとられるとかは流石に少ないかもしれないけど、雰囲気に流されてバタバタしちゃうとモノの置忘れとかはしてしまいそうですね。で、一度ホテルに戻って持ち歩くお金を減らして再出発。

予定としては、市民劇場⇒人民委員会と外観を見て歩きつつ、今回の目玉のお洋服のオーダーに向かいますよう。
市民劇場は歩いてすぐでした。地図で見て想像していたよりも実感としてはかなりコンパクトな印象ですドンコイ通り。市民劇場の前で通りはロータリーのように広くなっており、車やバイクがびゅんびゅん通っていました。劇場前の階段で記念撮影などしている人もいました。
わたしもそうしたいなってちょっとは思いました。でも三秒で諦めました。
道路を渡れる気がしねぇ!!

なので、道路の向こう側の市民劇場をカメラにおさめて立ち去ろうとすると……

写真、撮ろうか!?

陽気なバイクのあんちゃんが声を掛けてきました。あーバイタクかー。
乗る気は微塵もなかったけど、まあ撮ってくれると言うなら撮って貰いましょうかとカメラを渡しつつ、これでカメラかっぱらわれたら笑うしかないなーと一瞬思いましたが、そういうことにはなりませんでした。
でもやっといてなんだけどやっぱりこういうのやめたほうがいいと思う一般的には。
しかし、わたしが一度断念した「道路を渡って市民劇場の階段のところで写真を撮る」も実現しました。すごい手馴れた感じでシャッター押して自分でナイスナイス言ってましたが、後で確認したら超へっぽこでした。オイオイオイ。
なんですかこのオシャレな斜め具合は!
そして、なんとなく予想はしてたんですが、写真一枚撮ってありがとばいばーいとはいきません。
バイクどう?と言われたので、スカートだからバイクは乗らないよ〜と身振りで断る。
ボッタクリとか交通事故とか怖いのも勿論あるんですけど、わたし積極的に自分でこうしようとか決めるんじゃなくて、こういう予定外にひとに誘われて行動を決めるのなんかイヤなんですよね〜。だから、ガイドさんとかもいろいろ提示してくれてどうする?とこっちに決断委ねてくれるタイプはいいんですけど、お土産物屋とかじゃなくても強引にここ行こう!とか言ってくる人はちょっとと言うかだいぶん苦手です。だいたい後者のタイプって、ボッタクリ屋とか連れて行くというのもありますが。
しかし、このあんちゃんはこのくらいでは諦めなかった。じゃあちょっとこのへん案内するよ!とか言って、バイク降りて押しながら勝手についてきた。案内も何も勝手についてきて話すだけなんですけど。

フレンドフレンド!とか言って握手を求められる。うっさんくせぇ〜。
ちょっと前なら一気に走って逃げ出す勢いですが、今回はそんなに予定も詰まってないし、わたしの「うぜぇ勧誘野郎のあしらいレベル」が上がっているかどうか試すにいい機会ではないかと、しばらくそのまま歩いてみました。
まあおかげで人民委員会の前で写真も撮ってもらえましたが。あと、やたらに道路に豪華な鉢植え(人の背丈くらいある)がたくさんあるのは旧正月の飾りだと言うのも、この時期におめかししてそういう街のきれいな場所でプロの人に写真を撮ってもらう人が多いと言うのも、教えて貰いました。実際若い女子たちがきゃっきゃ言いながらきれいなアオザイを着てポーズを決めているのを見かけました。ベトナムの皆さんは結構写真好きのようです。
なんかその写真は撮ってなかったですが、この写真のバイクのひとが運んでるのもそういう旧正月の飾りだと思います。しかし、無茶な運び方をなさる……。
あ、ついでに右下に写っているにーちゃんがうさんくせえフレンド野郎です。

人民委員会。ここにもお花の鉢植えがありますね。これも旧正月だからなのでしょうか。

しかし、人民委員会の前で写真を撮ったあたりで、ベトナムのフレンドは再度バイタクの勧誘に入りました。フレンドフレンドと言ったわずか15分後くらいです。
実に短い友人関係でした。
さっき不審に思ってバイタク乗車を拒否した人間を信用させるにも足りない時間だと思います。このにーちゃんは何がしたかったんでしょうか。
当然、再度タクシー利用はお断り。そうすると今度は今のガイド料を寄越せときたもんだ。
まあわたしもフレンドフレンドとか毛頭信じてなかったにも関わらずついてこさせたわけで、ちょいちょい面白い話もきいたし、何枚か写真も撮ってもらったので、小銭くらいは渡してもよいかと思い、50,000ドン紙幣を渡しました。妥当よりちょい上くらいのつもりで。
したら、にーちゃん顔をしかめて、

こんなんじゃあめちゃんも買えないよ!?

と更に手を出してくる。

アンタ図々しいな、日本でも時給700円くらいで働いてる人いるんだぞ無理矢理ついてきて15分ほどちんたら歩いてうさんくせえことしゃべって250円とか上等だろ!?ふっざけんな!!

……と思ったけど、それを英語で言えなかったので、肩をすくめて背を向けました。ベトナムでは外国人に怪我を負わせると大変らしいときいていたのでまあそうこんな往来の激しいところで何かされることはないだろうと思いつつも、内心ちょっとびくびくしていましたが、特に何も言われませんでした。ホッ。
ただもっとタチの悪いあんちゃんもいないとは限らないのでなんとも。
ふざけんなとか馬鹿なこと言ってんじゃねーよ的英語のレパートリーをマスターしたいのですが、いつも調べては、程度問題と使用場面のバランスがつかめず断念しています。
まあ良いお嬢さんは、この手の勧誘野郎は完ムシしといたほうがいいと思いますというお話でした。

でもこのにーちゃんは希に見るしつこさで、だいたいのバイタクのにーちゃんおっちゃんは歩いていると、少しスピード緩めて「タクシー?」ときいてくるだけで、手を振ったり首を振ったりすると去っていきました。最初はそれもウザかったですけど慣れました。まあ向こうだって仕事だし。中には「バイバイ!」とか「ハバナイスデー!」とか「ハバナイストリップ!」とか声を掛けていく、断っても愛想のいい方々もいて、そこまで悪い印象ではなかったです。
実際問題、このクソ暑い中、個人で歩いて観光してる人って少ないので、バイタクとかみんな利用してるのかもしれないけど、短い滞在中にざっと3−4回は交通事故見かけてて、いずれにしてもバイクはちょっとな〜と思いますわ。ぼったくられない器量があれば便利なんだろうけど。おばはんになるとちょっとこけてすりむいただけでもなかなか治らないし傷跡になっちゃうしね……。
かと言って、タクシーになると割高だし小回りきかないので、クソ暑い中ぼてぼて歩く羽目になるわけです。あっち〜。

とりあえず予定のものは見たので、お目当ての洋服のオーダーのお店に向かうことにします。

拍手[0回]

にほんブログ村 旅行ブログ 女性トラベラーへ
23  24  25  26  27  28  29  30  31  32  33 
instagram
ブログ内検索
プロフィール
HN:
K子
性別:
女性
自己紹介:
ミステリーハンターに憧れること○十年。ミステリーハンターにはほど遠いもののぼちぼち海外旅行をたしなむようになりました。長い休みが取れないことが悩みの種。
K子の心の叫び
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新CM
[03/01 まおこ]
[02/02 りりか]
[11/30 まおこ]
[05/19 凛]
[03/02 さとう]
[03/01 さとう]
[02/28 さとう]
[02/02 りりか]
[11/24 通りすがり]
[10/04 kozue]
バーコード

Copyright ©  -- K子の旅ログ --  All Rights Reserved

powerd by 忍者ブログ
[PR]