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うん、まあ、取り敢えず。(駄目な大人の合い言葉☆)
もう14時過ぎてますしね。おなかはあんまり空いてなかったんですけど、お昼は食べとこうかなと。今回ガイドブック買ってないですからね。それになんかしんどかったんで、もう行きがかりのレストランに入りました。いやあ、歩き回ったあとのビールは身に染みますなあ~。黒はいいッス。
なぜこういうときに限ってカフェが見あたらないのか……。割とちゃんとしたレストランだったので、メイン一皿くらいは頼むべきかと「自家製ソーセージ盛り」を頼もうとしたらないと言われたので、思わず何も考えずそのすぐ下にあった料理を頼んでしまいました。

ふつうのハンバーグですやん。
見た目通り、普通にそこそこおいしかったです。もっとなんかエストニアらしいもの食えよ……。イヤなんか面倒で……。普段はそんなこと面倒になることないんですけどね……。
しかしタマネギが苦手なので、晒した様子もない激辛生タマネギはお残ししてしまいましたすみません。正直、なんかすぐに腹一杯になってきたのですが、なんとか食べ切る。
でもお店のフンイキもいいし、店員さんも親切だし、よいお店でしたよ……。
お店の名前も覚えてないし外観の写真も撮ってないですけど。
なんかトームペアの丘のあたりは意外にもパッと見た感じはそんなに飲食店がない感じでした。下まで戻った方が選択肢は広かったんですが、なんかしんどくてね。
食後にカプチーノを頼んだつもりがなんか紅茶が来たけどまあいいです……。ビールとハンバーグと紅茶で端数を切り上げて20ユーロでした。

今度は行きと違う道、ピック・ヤルク(長い足)通りから旧市街の中心地へ戻ります。

後ろを振り返ればアレクサンドル・ネフスキー教会のタマネギ屋根。何度でも言いますが、本当に本当にお伽の国チックなかわいさ。

そこそこ大きな通りですが、左右を城壁に囲まれてちょっぴり閉塞感があります。ここで長期旅行者っぽい日本人の女の子が上ってきたので、声を掛けて写真を撮って貰いました。
今回、タリンでは日本人の個人旅行者を見掛けたのはこれだけでした。まあまだオフシーズンだしねえ~。何故そのひとのことを長期旅行者だと思ったかと言うと、いろんな国の若い子とグループで行動してたからです。あとすごい軽装だったし。

ピック・ヤルク通りを抜けて振り返るとこんなかわいらしいことになっています。やっぱ要塞だから、要所要所は道幅絞ってるとかそんなんですかね。

レストランでタリンカードのガイドブックをめくって、エストニア歴史博物館になっているグレートギルドホールに行こうと思ってたんですけどね。なんか異常に疲れてきてですね……飲み過ぎ?飲み過ぎか?過ぎも何も一杯しか飲んでないですけど!

そんなところに見えてきたこの建物、地図によるとパペットミュージアムのようです。
このときにはなんかもうクラクラしてきて気分最悪で、しかしコーヒーいっぱいも受け付けないような状態だったので、どこかタリンカードで入れる場所に入るしかない!と。
もうそこにあるパペットミュージアムに入りました。完全に行くつもりの無かった場所です。
そんで適当に展示をすっとばしてずんずん歩いてったら、地下のほうにこんなワークショップやってるところとかあって。たぶん、フェルトで人形作ったりの体験が出来るんじゃないかな。部屋に誰もいないから、誰か教えてくれるのか、勝手にやっていいのか仕組みがよく分かんなかったですけど。

そのあたりにお手洗いがあって、入口付近が何故か無駄に広く椅子とかソファが幾つかおいてありました。
そこで30分くらい寝てました。
イヤ、横になってはいませんよ!?ホントもうちょうどいい具合にものすごくひとけがなかったのですが、念のため通行人に心配を掛けないよう、タリンカードのガイドブックを開いて片手に持ち「次どこに行こうか考えつつ座ってちょっと休憩をしている人」のフリは怠りませんでした。ハハハ、そんな昼間っから酒の飲み過ぎで気分悪いとかそんなことあるワケないじゃないですか?
このときは、疲れたところにビールなんか飲んじゃってちょっとやりすぎちゃったな、まあ少し休めば元気になるだろくらいに思ってたんですけどね……。

で、あまり長く座ってもいられない&とりあえず行動再開できるくらいには回復したので、まあ折角来たわけですし、パペットミュージアムも少し。
ここちゃんと劇場もあって、人形劇の講演をしていることもあるようです。

いろんなタイプの人形や衣装が展示されていて、それを背景に据え置きのカメラ&モニターで写真を撮って、メールで自分や知人に送る事が出来るというものも置いてありました。
わたしもメニューで言語を英語にしてトライしましたがなんか失敗しました。途中で我にかえって、イイ年したオトナがひとりで躍起になって人形を背景に写真を撮ろうとしている図のイタさに気付き断念しました。
基本的にはこういうケースの中に人形が納められている展示だったのですが……

……何コレどういう世界観?
地下に贅沢に一室まるまる使ってなんかこういうコンセプトの展示をしていました。えーなんだこのゴシックかわいい感じの展示は。なんかヨーロピアンの4-5歳くらいの男の子はギャン泣きしてました。
供にはただただ怖いだけだと思います。
わたしはこのとき完全にグロッキーですんごい適当にしか見ていないのですが、人形かわいいし、舞台の仕組みとかも展示されてて、講演があれば見られるし、講演がないときもシアターで講演の様子を流していたり、意外にもなかなか見応えのある場所でした。

ではもともとの目的だったグレートギルドホールを目指します。18時には閉まっちゃうから急がないと~。

こういう道って好きなんですが、途中の建物に囲まれたスペースが公道なのかひとんちの庭扱いなのかイマイチ分からず、ドキドキしながら歩いてしまいます。基本は公のスペースなんだとは思うんですけど……。

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それではグレートギルドホールへ。ここはエストニア歴史博物館になっているとか。18時までなのですが辿り着いたときには既に17時過ぎ。飲んだくれてへたりこんでいたせいです。
さっき一杯しか飲んでないのにとか言ってましたが、その前にワインも何杯か試飲してました。忘れてました。
そんなに広くない場所ですが、展示品は細々と多いので、じっくり見たい方はもっと時間を取ってもいいかもしれません。わたしは解説(英語とか)がきちんと読めないので、ささっと見たのでよいのですが。

建物の中からさっき通ってきた道が見えました。こういう眺め、すてきですわん。

一階入ってすぐの、コインなどを展示しているところは上のガラスケースだけでなく、下に何段も引き出しがあって勝手に見られるようになっています。
解説が読めないのでサッパリ分からんのですが、交易的にいいポイントにある&いろんな国の支配が及んでいるので、お金の種類も多いのかもわからんですね。まあ、わたしはあっ、この模様カワイイッ!とか言う見方しかしてませんけど……。

一階の大きなホール。歴史博物館とタリンカードのブックレットには書いてありますがなんと言うかこうテーマに統一感がないと言うか、浅く広く民俗的なものを集めてみました?と言うフンイキの展示です。解説が読めずぼんやり眺めるにはいいのですが。
古今の、産業的な道具関係から生活用品なんかが脈絡無く展示されているような……。
ホール自体の建物もちっちゃいアーチ構造がいっぱいくっついたような感じで割と好きですが……

こういう女性の装飾品が見られたのはかなりうれしい。
これは民族衣装、それも結婚式のときに身につけるものではなかったかな。ものすごくかわいいです。特に右側のがお気に入り。ビジューがぎっしりで超かわいい。

これなんかは割と時代が新しそうな関係の展示ですかね。すごいかわいい……。
ところでギルドホールって何するところなんでしょうか。なんか勝手に商工会議所みたいな感じを想像しているのですが……。もしくは商店街組合の寄り合い所みたいな……。今見たら「ギルドの商人たちが交流していた場所」って書いてあるからそういう認識でいいのですかね? 

地下はこんな感じ。やはりこれはフンイキに合わせての展示物のチョイスでしょうか。
さてこの地下のフロアに、なにかひとひとりが中央に立てるくらいのほぼ360度を囲ったスクリーンのブースがあり、なんだこら?と思わず入ったら、勝手に上映が始まってしまいました。
立ち位置を示す足型の前にアクリルで出来た腰上くらいの高さの透明の台があります。スクリーンに言語を選ぶ表示が出たら、アクリル台にもスイッチらしきものが投影されました。
……唐突なハイテク展示に戸惑いを隠せません。
とりあえず英語を選ぶしかないので英語を選んだら、体感型のスクリーンにもかかわらず割とシュールなタッチのアニメーションが始まりました。どうやらわたしはソ連時代のタリン市民と言う設定のようです。ストーリーの展開が要所にさしかかると、Yes/Noで判断を迫られ、その選択でストーリーが変化するマルチエンディング型のエンターテイメント的展示のようです。

英語があまり分からないのでふわっとしか覚えていないのですが、わたしは共産党バンザイって言わなかったので隣近所からも白い目で見られるようになり、誰かに旅行と偽ってそのまま国外に出てしまう感じの事を持ちかけられ準備をして待っていたら失敗していてどっかに連行され、誰が仲間だったか口を割らなかったら強制労働をするところに連れて行かれて、なんとか年期が明けて家に戻るも生活が厳しく今度こそ国外逃亡を本気で企て、対岸のノルウェーを目指して粗末なボートでバルト海に漕ぎだした……と言うところで終わりました。
後で他の解説なんかを読んだら、このパターンで対岸のノルウェーとかに辿り着ける人は超ラッキーなごく僅かな人間だったようです。沿岸部で公安に捕まるか、沖に出ても遭難するかがよくあるパターンで。まあわたしは遭難して死ぬタイプかな……。
近いフィンランドは同じくソ連の支配が及んでいたので、ノルウェーまで逃げるしかなかったわけです。
うん、なんか歴史の勉強になりましたよ?

ところで、地下にお手洗いがあったのでお借りしたのですが、無駄にシャレオツなモダンデザインでこれまた驚きました。思わず写真を撮りました。

展示室から扉を開けたらいきなり個室でその個室がだだっぴろくてなんかすごいオシャレって言う。

さて、18時を回ってしまったので、もう殆どの観光できる施設は終わってしまいました。
近くの「マジパンミュージアム」はチョコレートメーカーのKalevがやっていて、お菓子を売っていたりカフェがある場所だったので、まだ開いていました。
ミュージアムと言いつつお店なので、入場料のいる施設ではありませんが、タリンカードを見せると何か特典が貰えると記載があるので行ってみます。

ぎゃああああああああ、カワイイ!!!!
お店の中に作業台があって、これらをちまちま作っているのも見学できました。あああああものすごくかわいい、コレ全部お菓子ですよ!
実はわたしは、マジパンってきくと「マジ」「パン」と言う言葉の響きに何故か物騒な印象を持ってしまい、メンチきってるヤンキーを想像してしまうという事は、ここを見たあなたとわたしの秘密にしてください。
あんまりにもかわいいので、思わずひとつお買い上げしてしまいました……。
 
ひとつ3.8ユーロなり。もちろん食べられる(消費期限は製造から2年くらいと表記あった)のですが……食べられない……。砂糖のかたまりみたいなもんなので、溶けたり蟻がついたりしなければ、腐ったりする心配はないようです。看板にしたりとかもしてたし。
お会計のときにタリンカードを見せたらKalevのチョコバーを一本くれました。
もう少し食べるのに抵抗を感じない模様付きのクッキーみたいなのもありました。カフェでもこのクッキーみたいなのとかいただけるようです。今思えばここで休憩しても良かったな。

19時を回ったので、流石にちょっと陽が傾いてきました。狭い路地はちょっと暗い。

ちょっとお土産なんかを見たいのですが、お店も18時までとかのところが多いんだよね~。
取り敢えず、エストニア政府だかタリン市だか公認のチェーン店のクラフトショップが、昨日行ったのとは別のショッピングモールにも出店していて、そこはショッピングモールと同じ時間まで営業しているようなので、そこを目指してみようと思います。

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日没が21時前なのでまだまだ明るいのですが、時刻は19時をまわろうとしているので、ネットや雑誌どで事前にチェックしていたお店はもうしまっているっぽいです。
エストニアにはこがわいらしい手工芸品などがあるのですが、物価が安いので外国から来た我々はそれらをお得に購入する事が出来るワケです。思うところはなくもないですが、お得にお買い物が出来る事については素直にうれしく思ってしまうツーリストです。

が、歩いているとそこそこ開いているお店を発見できました。

エストニアと言えばニット製品。こてこてにニットだけを扱っている小さいお店が開いていたのでミトンを購入。30ユーロなり。実用性から言うと五本指とかがよかったんでしょうが、ミトンの方が刺繍がダントツかわいくて……。車生活の人だから手袋自体なかなか使わないのについ買ってしまった。

で、これはOma Asiと言う、ちょっとおしゃれ雑貨屋ふうの民芸品店で。

刺繍のがま口とピアスで36ユーロ。持っていたカードが何故か使えず、現金もあまりなかったのですが、既にホテルが近かったので一度戻って別のカードを持ってきました……。焦った。
ピアスはかわいいけどふつうの雑貨っぽいしな~と思ってたら、店員のかわいいおねいさんが、「古いコインをモチーフにしてるのよ、かわいいでしょ!?わたしもおなじのを持ってるのよ!」とか話しかけてきて、それならエストニア旅行の記念になりますね!って事で買ってしまいました。
最近、大きめのぶらさがりのピアスが好きです。

で、旧市街をヴィル門に抜けていくところに、Estonian Houseと言う大きめの民芸品店があり、これもまだ開いていました。洗練された広い店内で、いろいろな民芸品を一度に見る事が出来ました。生産者の写真とかがパネル展示されてたりして。


フェルトのぼうしとブローチで43ユーロ。ぼうしはあまりかぶらないので迷ったんだけどすごいかわいくて。
地のフェルト自体がカラフルなものも心惹かれましたが、日本でかぶる勇気を失ってはいけないので黒にしておきました。お花が本当にカワイイ。

近くで、指貫とかビアマグとかコテコテのお土産物を扱っているお店があったので、あそうだマグネット買っとこうと立ち寄り。母が集めているので。

意外とB級系が少なくておしゃれテイスト。琥珀くずがついた木のマグネットひとつ1ユーロ。おいちゃんがすごく愛想が無くてちょっとドキドキしました……。
なお、片一方が壊れている事には帰ってから気付きました。(松みたいな木の部分が折れてる。)  

19時超えてますが、まだ夕方って感じ。

ヴィル門の近くにはお花屋さんがたくさんありました。

ヴィル門を抜けると旧市街。アスファルト舗装の道路を車がびゅんびゅん走り、路面電車やバスもたくさん走っています。昨日とは別のショッピングモール、ヴィル・ケスクスへ。
確かに古いけど、店舗数とかはヴィル・ケスクスのが多いかなって感じ。ささっと冷やかしてたら、大きいドラッグストアがあったので入ってみたり。自然派コスメが流行りみたいな感じ。

何も買わずに出るのもアレなのでハンドクリームを買ってみました。4.95ユーロ。

で、目当てのお店ではこちら。パパンのお土産にニットのネクタイ。

まあ普通にサラリーマンがスーツに合わせられるクオリティだと思います。タリンカード提示で15%の割引があり18.7ユーロ。そう、タリンカード提示で割引があるのです。
だから、手袋とか帽子も似たようなのここにもあるので、本当はこのお店で全て揃えるのがお得だと思います。でもヴィル・ケスクスの店舗は小さくて品揃えは少なかったです。

で、お買い物も充分楽しみ、そろそろ夕ご飯にしてもいい時間なのですが……いかんせんお腹が空かない。

しかし疲れたので、吹き抜けの中にあるカフェで冷たいカフェラテなど。2.1ユーロ。
セルフサービスだからか安い。でも席はきちんとソファだし、ゆっくり休めます。ここのショッピングモールもWiFi使えたしね~。

と、そうこうゆっくりしていたらお手洗いに行きたくなりました。まあショッピングモールだしお手洗いくらいあるよね?と言う事で、ウロウロとお手洗いを探す。
結構分かりにくかったんだけどありました。でも有料。
イヤ、有料なのはいいの、ぜんぜんいいんだけど、20セントとかなんだその小刻みな設定は!イヤそら安い方がいいです。高いよりは安い方がいいです。問題は、入口が自動販売機のようなもので閉ざされておりぴったり20セント入れないと開かないって何それぇぇぇぇぇ!!ご丁寧にお釣りは出ませんって書いてある。まあそもそもその投入口には1ユーロ硬貨さえはいんないよね!!(小さい)
お手洗いを探すのに手間取ったので、既にまあまあ急を要する展開になってきています。
どうするよ!?と思ってたら、その自動販売機的なものの隣に、
「バスターミナルに無料のトイレがあります」
とか書いてあります。ああバスターミナルあるねこの近くにあるね!!
と言う事で、バスターミナルを目指します。よく分からんので一度外に出て、大きくぐるっと回って外から入ったのですが、実は後で戻るときに確認したら、そのままショッピングモールとバスターミナルがつながっていて、そのおトイレからはすごく近かったです。
なぜそれが分かったかと言うと、それはもう決死の思いでバスターミナル(のお手洗い)に辿り着いたら、
「ただいま閉鎖中です。下記の時間より使用できます。」
ってドアに貼ってあって、その時間ってのが1時間後だったんだよね!!だから戻ったよね!!!戻るしかないよね!!!!戻りながら考えたよね!!!!!
……買い物して小銭作ればいいじゃん?
アホかわたしィィィィィィィ!!!丁度良くお手洗いの近くにKalevの専門店があったので、チョコレートの袋で、フレーバーによって価格が微妙に違うのでものすごく小銭が出そうなものすごくキリの悪い値段のをいっこ買いました。こうして危機は去りました。

時刻は八時半。もう夜なんだけど折角まだ明るいしな~。ごはんはなんか食べる気しないしな~。なんか体調は芳しくないけど何もせずホテル戻るのもな~。どうしようかな~。

ちょっと思い付いた事があって、バスターミナルまで戻ってみました。  

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さて、トイレで拒絶されたバスターミナルに戻ってきました。
タリンカードには、バス・路面電車などのタダ乗車も込みになっているのですが、タリンカードで訪れる事の出来る場所の大半が旧市街の徒歩範囲に集中しているため、特にわたしのような24時間カードの所持者は通常その特典を利用する事はないと思います。
48時間以上のカードを持ってたら、郊外の見所とかにも行くと思うけど……。
しかーし!20時を回り観光名所はすべて営業時間が終了してしまいましたが、公共交通機関は動いている!しかも、路線図を見たところ1Aラインと言うやつは海岸線を走るのではないか?今から乗ればちょうどサンセットが見られるのではないか?バルト海に沈む夕陽をいっちょ拝んでやろうではありませんか!

と言うわけで、急遽ローカル路線バスの旅を企てたわけです。
が!降りません。迷子になって帰れなくなってもイヤだし時刻表見たけど最終がイマイチよく分からないので降りません。暗くなってエストニアの郊外で迷子とかシャレになりません。
終点まで乗ってまたそのまま折り返してくる不審な客になります!

で、乗りました。写真にあるまるいオレンジの機械がICカードなどを読み込ませる端末だと思うので、タリンカードをかざしてみましたがなんの反応もしないので諦めました。まあ何かあればタリンカードを見せれば無賃乗車ではないのでよいでしょう。しかし、後から乗ってくるお客さんも殆ど何もしてなかったんだけど、運賃はどうなっているのでしょうか?よう分からん。
予想通り、少しの間市街地を走ってバスはすぐに海辺に出ました。ヤッタネ!

しかし海辺もいいですがなんと言う事のない景色でも物珍しい。薄暗いのですがバス停はこんな感じでとてもきれいでした。海沿いは公園になっていて、ジョギングをしていた人が乗り込んできたり、ローラースケートをしていた人が靴を外して乗り込んできたり……。

船がたくさん。動いているのであまりきれいに写真が撮れません。
途中で畑と小さなバラックがたくさん並んでいるようなところを通りました。最初は畑と道具小屋か?と思ったんですが、テレビのアンテナがあったんだよね……電気点いてるところもあったし……。そういやプラハの郊外とかでも見たなこういうの……。ヨーロッパのあんまり裕福でないご家庭の典型なのかなこういうのが……。
かと思いきや、公園と見まがう立派な芝と森の中に十分な距離を置いて立つまるでレストランかモダンな小さなホテルのような建物が並ぶ住宅街とかも見掛けました。
むろん、それらの中間のようなふつうの大きさでふつうに年月を経たようなおうちも。
当たり前だけど、いろんな暮らしがあるのね。

バスは途中で二度ほど海岸線をそれて、30分くらいでそこそこのショッピングセンターの近くで泊まりました。アナウンスがまったく分からないなりになんとなく法則性をつかんできていたのですが、今までと違う感じのアナウンスだったので終点かな?わたし以外全ての乗客が降りるかと思いきや、終点の手前くらいで乗ってそのまま乗っている人もいます。なので、わたしもそのまま乗っていたらやがてバスが元来た方へ動き出しました。
終点をやり過ごした人は乗ってきた停留所よりだいぶ先で降りました。別に反対側にもバス停はあるんだけれど、こういう使い方もありみたいです。信号無いのに車線多くて道路渡るの大変だからだろうか?

写真よりは様子が分かるかな?動画を撮ってみました。
最後の停留所にあるファミレスふうの飲食店は寿司屋です。こういう感じのちょっと大きい停留所は他にも何カ所かあったんだけど、そういうところや、あと小さいショッピングセンターにも絶対この寿司屋が入ってんの!びっくりした。寿司どんだけメジャー化してるんだ!

豪華客船の明かりとタリン旧市街の明かりが見えます。写真のクオリティはめちゃめちゃ低いですが、肉眼で見るこれらの風景はとてもきれいでした。
そんでわたしにとっては旅先の風景なんですが、バスに乗っている、多くは仕事帰りや買い物帰りでこれから家族の待つ家に帰るひとたち、そのひとたちにとってはいつもの光景なんですよね。そう考えると旅先にいるような、それでいて懐かしい風景を見ているような、なんだかこう胸がきゅんとする感じ……。

動画の方がもうちょいマシですかね?ちょっとドキドキしたけど乗ってみて良かった。
途中で降りて道路を渡れば、ゴツゴツ岩系だけれどビーチにも出られそうでした。その場合は、ヴィル・ケスクスを出発してから二回目に海が見える場所がおすすめです。少し離れるけど、こう海岸線のカーブの関係で、写真みたいにタリンの旧市街が見えるんですね。 

だいぶ市内に戻ってきたな~いつ着くかな~と座っていたら、何もない停留所みたいなところでみんな降りました。そして運転手さんが車内にひとり残ったわたしに向かって何か言っています。
……降りろってことかね。

てっきり、またバスターミナルに戻るもんだと思っていたので不意打ちでしたが、降りてみるとバスターミナルの前でした。一時間ほどのバス旅行でしたが結構楽しめました。
流石に十時を過ぎて、すっかりあたりは夜になってきました。

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ホテルまでの道をテクテクと帰ります。たくさん歩いたので疲れた……。
22時でこのくらいの感じですね。ひとどおりも(この写真だと少なく見えるけど)まあまああります。

遠くにアレクサンドル・ネフスキー教会のタマネギ屋根が見えています。

マクドナルドまでなんだかオサレ仕様です。一瞬気付かなかった。きっとこういう感じに偽装(?)してスターバックスとかもあったんだと思います。

ところで、いくらお昼が遅かったとは言えぜんぜんおなかが空きません。一度ホテルに戻って休んだらおなか空くかと思ったんですけど、ぜんぜん空きません。
すてきレストランでゴハンを食べるというわたしの計画はどうなるの!?
なんかこのまま寝てしまうのは悔しかったので、深夜営業しているカフェに茶ァでもしばきに行く事にしました。なんか体調が悪い気がするけど気のせい気のせい!

で、ヨボヨボ歩いてオサレカフェにやってきました。足が痛いのでわざわざ靴を履き替えてやってきました。どのくらいオサレかというとこのくらいオサレです。

どうだオサレだろう!!←お前の店じゃない
ここで、オサレにケーキなどいただいてみました。そんなに食べたかったわけではなかったのですが、エストニアでまだまともにスイーツをいただいていないので、ばんごはんが食べられないのならせめてスイーツをと。

カプチーノにもオサレなはっぱもよう……。
トラディショナルなケーキだとメニューにあったケーキは見た目通りもんのすごくあまかったです。
最初はおいしかったけど、もともとあんまり甘い系は得意でない上に、なんか調子が悪かったので最後の方は無理矢理食べきりました……誤解の無いように言っておくと、結構おいしい部類だったと思います。タダ甘いだけじゃなくて、素材の味も濃厚だったし。
ホテルのWiFiは使えないし、ここでWiFi使えないかなと思いましたがここはWiFiとんでませんでした。ちっ。

「親方たちの中庭」と言うところで、昼間ならカフェ以外にも手工芸の職人さんの作業などが見られたりするようです。店構えもオサレ極まりない。

中庭と言うだけあって、通りからはこんな細いアーチをくぐっていくようになっています。こういう風景大好き。帰り道ももう12時前だというのに、ライトアップされた石畳を歩いている観光客がぽつぽついました。まあ自分もそのひとりなんですけどネ!

夜でホテルの中もひとどおりが少なかったので、改めてレトロエレベーターの写真を撮ってみました。
しかしコレが壊れたらなかなかこのサイズ感で収まるエレベーターってないと思うんだけど、どうなるんだろう。それともこういう古い建物に入れるのに強いエレベーターのメーカーとかがあったりするのかな。

朝から晩まで遊び倒しました。明日はタリンを離れてヘルシンキへ向かいます。

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おはようございます。今日は、船でタリンからヘルシンキへ移動しなければなりません。なのですが……MAX体調悪いです。どのくらい体調が悪いかと言うと……

本日の朝ごはんです。
断っておくと、冷たいお肉系のものとかチーズとかそれなりにいろいろあるんですよ。あるんですけど食欲が……しかし体調悪いなりに何かは食べねばと……。パンとプチトマトいっことピクルス2枚……。
なんつーかねこーね、腹痛いとか頭痛いとか熱があるとかそういうハッキリした感じじゃないんですよ。なんかダルい。なんか気持ち悪い。そして食欲がまったくない。ただただ動く気力がないと言うか……。だるだる……。

そんなだるだる気分とは関わりなく、レストランは今日も素敵な雰囲気でした。ランチとかお茶とかもしたかったな~。ああだるだる~。
ホテルで港への送迎を頼んでいて本当に良かったです。チェックアウトをしましょうかとフロントで手続きをしていたら、ん?なんか送迎の分の支払が空港送迎*2のお値段になっている?と思って、「わたしは港へ送って貰いたいのですが大丈夫?」的な事をきいたら「エアポートっしょ?」って言われたので「のっとえあぽーとああっと……はーばー!」。
空港に連れて行かれるところだったようです。
あっぶねー。体調最悪で予定外の空港になんか連れて行かれていたら目も当てられないことになるところでした。あと、スーパーで買ってきて部屋で飲んだビールの分の代金を何故か請求されそうになりました……なんでやねん。缶は捨ててたけど冷蔵庫の中身は減って無かっただろ?
やっぱテキトーかエストニア人……。(高級ホテルなのに。)

さて、では港へ向かって出発!

とか言って、ぜんぜん近いんですけどね。車で15分くらい(一方通行とかあるので)、歩いても30分くらいじゃないでしょうか。でもスーツケース持って歩くのはちょっとね~。

タリン~ヘルシンキ間はフェリーは高速艇などいろいろな船がありますが、わたしはタリンクシリヤラインのフェリーを選びました。日程が短いので予定変更は痛いので、天候不順の際に結構になりやすい高速艇は避けたのです。乗る船によって船着き場が違うようなので、注意が必要みたい。この建物はオールドシティーハーバーと書いてありますね。でも中は新しくてきれいですよ。

この通り、案内なども英語で分かり易い。建物の中はWiFiも使えました。ただし、乗船券に書かれた番号を入力しなければなりませんので、旅客専用という事かと。

このなんか近未来的デザインのカウンターで、ネットで予約してプリントアウトしたチケットを見せたら、乗船券に引き替えてくれました。

10:30にタリンを出向して12:30にヘルシンキに到着する便、自由席で片道43ユーロでした。

中はまあそれなりにお店とか食べ物屋とか。元気がなかったので何にも見てませんけれども……。9時過ぎには港に着いていたのですが、10時前には乗船開始となったのでそんなに待った感じはありませんでした。

ぞろぞろと皆様に着いていきます。 
 
 
さていよいよ船の中へ!

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キャッホウ!船だー!海だー!ワー!

やだもうお船おっきィィィィ!!
体調の悪さも忘れて乗船するや否や甲板に出るわたくしです。スーパースター(船名)は特徴的な若草色の塗装をされていました。

お隣にはクルーズ船のバルティッククイーンが停泊していました。
たぶんクルーズ船。何故ならテレビで見た事があるから!と言うか、こいつが紹介されているテレビ番組を見て、ほうほうタリンなかなかよいところだね?と思ったのですから。

甲板は風が強くて仕方がないのですが、はしゃいでいるアホはわたくしだけではありません。タリンの街並みに別れを告げるひとびとが他にもたくさんいました。
 
このひとたちはウッドデッキの隙間を掃除しているひとたちみたいなんですが……うーんユルい。働いてんのか休憩してんのかよく分かりません。


ここから写真ばかりを幾らか。
船は定刻通りに出発、タリンの街並みは次第次第に遠ざかってゆきました。
   

  
コーフンし過ぎて、ここだけで写真を相当撮りまくりました。うれしげにいっぱいシャッターも押して貰いました。いやんもう船とか海とかワクワクしちゃーう!

動画も撮っちゃいましたよ。特に何か面白いものがあるわけではありませんが、港から出て行くというのはなんだかわくわくしてしまいました。例えそれが僅か2時間の旅路でも……。

船内の案内図などありました。自由席なのでどこか適当なところに居場所を確保しなければなりません。 

ひとりなのでカフェテリアの近くの小さいテーブルに陣取る事が出来ましたが、家族とかだったらわたしみたいに暢気に甲板で遊び回っているといいかんじの席はなくなりそうです。
きちんとしたレストランなどもあるので、そちらで2時間ゆっくり過ごすというのもよいかもしれません。子供が遊べるような場所もあったりとか。
 
しかし……気分が悪い……。
甲板に出て元気になったような気になってしましたが、ぜんぜん元気になっていませんでした。めっちゃ気のせいでした。ううう、気持ち悪い……。でも吐きそうでもないし、トイレに行きたいわけでもないし……。むしろはしゃいだせいなのか、ダルい→気分が悪いにグレードアップしてしまいました。
なんか水分とか身体に良さそうなものとか摂ったら治るかも知れない?と思い、なんかひたすら身体に良さそうな感じのフルーツジュース(2.9ユーロ)を飲んでみましたが、それでも変わりがないというか、むしろますます気分が悪くなり、遂にテーブルに突っ伏して休む事に……ああコレわたしどうなるの?

しかし、気分が悪すぎて眠る事も出来ません。いっそものすごく気持ち悪くなって戻しでもしたら気分が良くなる気がするのですが、そういう気分の悪さでもないって言うか。
何度かトイレにも行ってみましたが、特に催す事もなく……なんなんだこの気分の悪さは!
船の窓からは、行きに飛行機で見たヘルシンキ沿岸の岩礁地帯が見えます。たまに人が住んでいるのかどうなのか掘っ立て小屋のような建物が見えたり。
天気がよい今はいいでしょうが、冬場とかはなかなか厳しい環境になるのでは。と言うか、こんなボコボコした岩礁がすぐ側に見えるくらいの位置をこんな大きな船が通るってすごいな!
……とかうすらぼんやり思いながらも写真を撮る気力まったくなし!
そろそろ着くのかな……。船内を探索することもなく、写真を撮る事もなく、ヘルシンキの港が見えてきました。


船内アナウンスがきこえたので、ヨロヨロと人の流れについて下船口へ……。
そうそう、ウワサ通り、物価の安いタリンで酒を大量購入しているヘルシンキの人がたくさんいました。キャリーでビールの箱を引いているという……。

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さてヘルシンキに到着しました。
到着したのに気分が悪すぎてワクワク感がありません。ホ、ホテルへゆかなければ……。

途中で、車を出している様子を見る事が出来ました。改めてみると本当に大きな船です。
タリンに比べると船着き場はこじんまりとしていました。しかもちょっと古くて暗い感じ。そして気分の悪さ故、いつもなら間違いなく撮っているはずの写真を撮っていません。

事前にGoogleせんせーで調べていたところによると、ここからトラムに乗ればホテルの近くまで行けるはずなのですが……

あっれぇー?
Googleせんせーの言っていた番号のトラムの停留所がありません。

どうしようかな……今回ガイドブックは買ってないんですよね。Googleせんせーだけが頼りだったんですけど。どうするよコレ。じっとしていても仕方がないし、ちょっと歩いてみるか?

船着き場の近くにはちょっとしたショッピングモール、それに他の船の船着き場や、中古車なんかを扱っているガレージのあるボロい建物などなど……。しかし歩けど歩けど、トラムの線はいっぽんきり。停留所もありません。ぐーぐるせんせーの言っていた番号のトラムはどこにあるの!?
この港の辺りは今絶賛開発中のようで、造りかけのビルや出来上がったけどまだ中が空っぽでテナント募集中のビルなんかがたくさんありました。これからもっと賑やかになるみたいです。

30分以上歩いてのどかな公園のようなところに到着しました。天気も良いし気持ちがよいですねえ。
 
・・・・・・どうしよう・・・・・・。
結構歩いたし、ようやく建物も増えてきて内陸に入ってきた感じがするから、もういっそ歩いていけるかな?オフラインで参照&GPSで現在地を表示できる地図アプリを入れていたので、場所を確認……まだホテルまで5キロ以上あります。無理無理無理無理!!
もともと何故船着き場のすぐ前のトラムに乗らなかったかと言うと、このトラムではホテルのすぐ近くの停留所までは行かず、比較的近い停留所からまだ1キロ弱歩かなければならなかったからなんですね。もうとっくにそれ以上歩きまくっています。いいでしょう、それくらい歩きましょう!!もう無理!
 
ずっとトラムの軌道沿いに歩いておりました故、引き返すのは悔しいので更に歩いて次にあった停留所でトラムに乗る事にしました。のどかに漁船の停泊する港です。

おっ、停留所!と思ったらすぐにトラムが来たので写真を撮る暇もなく乗り込みました。
乗り込んだはいいけど……切符の買い方が分からない!!
運転席はなんかちょっとやそっとじゃどうにもならないガラスで仕切られていて窓口みたいなのもないし、なんかもう動き出しちゃったし!!降りるときにどうかすればいいかね?
アナウンスとかきいても分からないので、先ほどの地図アプリで現在地を確認しつつ。あ、そろそろ次かな?次かな?ってところで降り……キセルだコレぇぇぇぇぇ!!

いったいいつどうやってお金を払えば良かったの……orz
フィンランドに着くや早々に道に迷い無駄に30分以上重いスーツケースを引きずって歩き、挙げ句の果てにキセル乗車……ああもうなんなんでしょうわたし……気分悪いし泣きそう……。

しかしそんなわたしの気分とは関わりなく、ヘルシンキの中心部は古い建物が立ち並ぶすてきな街並み……。そしてなんだろう、このにじみでる安全さ!清潔さ!       
身なりの悪い人が歩いていません。落書きがありません。ゴミが落ちていません。
……と言うのは、冷静にあたりを見て気付いた事ですが、それ以前に肌で分かる安全さ。前評判に関わりなく肌でなんとなく治安の悪さを感じたブリュッセルやパリとは大違い!
ヨーロッパの都市って危険なところばかりじゃなかったんだ!!
……とか思っていたら、トラムに轢かれそうになったりしました。

そうしてようやくホテルへ到着。つつつつ疲れた……。

明るくてすてきなお部屋です。ソコスホテルヘルシンキ、なかなか割高って言うか、ヘルシンキのホテル代高くて泣きそうだったんですけど、やはりそれなりのお部屋です。
まともに船着き場からタクシーに乗るか(まあタクシーいなかったけど!)、素直に直接トラムに乗っていれば、1時過ぎには辿り着いていたであろうホテルに私が入れたのは2時も過ぎてからでした……まあおかげですぐにチェックインできたけどな!

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さてどうしようかな~ちょっと電車で遠出して市場に行こうかな~でも5時までか~でも今から行ったら間に合うかな~それとも大聖堂でも見て後はマリメッコとかマリメッコとかマリメッコとか(*1)お買い物楽しむとかのんびりしちゃおっかな~明日の昼過ぎにはもう帰るわけだから時間は有効活用しないとな~……
……わたし体調悪いんだった……
荷物を置いてひとやすみすればちったぁ元気になるかと期待していたのですがぜんぜん駄目です。何が何だか分かりませんがなんか気持ち悪いです。
しかもこの部屋なんか生暖かい!生暖かいんだよぉ!!
窓は開かないしオイルヒーターの調節は出来ないし……ぐぉぉぉぉ気持ち悪い!でも吐かない!なんだコレぇぇぇぇぇ!!少し眠れば良くなるんじゃね?目覚ましを掛けて横になる。
……。
……。
……。
……気持ち悪くて眠れないィィィィィ!!
でも気持ち悪くて動く気しない!なんだコレ割とピンチか!!ミャンマーで熱中症になって以来の旅先体調不良!!でも吐くとか下すとか熱があるとかどっか痛いとか眠いとかじゃなくてひたすら気持ちが悪いだけってなんなのよもう……。
結局、3時間程ベッドで輾転反側してました。
ここここここれはこれでゼイタクな時間の過ごし方って言うか?←盛大な負け惜しみ
時刻は18時前。ここで部屋から出ねばほんっとうにヘルシンキくんだりまで来ながら何も見ずに帰る事になりかねません。市場も大聖堂も閉まっていますが外は明るい。
相変わらず胃がおかしいのか、朝から薄切りパン一枚とプチトマトいっことピクルス2枚しか食べていないにも関わらずまったく空腹を感じない状態ですが、気持ち悪さは少しマシになりました。このパターンって急性胃腸炎かなァって思ったんだけど、腹痛くないし吐かないしくださないしなんなんだろうね~。
てーか、オイルヒーターで部屋も廊下も常春温度が気持ち悪い!(*2)
外の空気に当たらねば死ぬ!!と言うワケで、もう駄目だと思ったら即引き返すと自分に言い聞かせ、ヨボヨボと外出しました。

18時とかまだぜんぜん夕方みたいな明るさです。
うわーひとがちょっとダウンしてる間に見事な曇天~。
ウフフ、天気の良いうちに撮ればヘタの写真ももう少し見れるものになっただろうにな~。残念だな~。ホワイトバランス悪過ぎ~。旅先で体調不良とかホントさいて~。

おっ、変わった形の高所作業車だ!これすごい高いところまで行けそう~。
しかし、本当にゴミも落書きもなくてきれいで安全な雰囲気の街です。
これなら、例えばうちのおとんとおかんがいきなり自由行動とかしても大丈夫そうな感じです。
なんなの~、もうすてきすぎるわヘルシンキー。都会なのにこのフンイキとか~。

ホテルより海側の、まんなかに緑地帯のある大きな通りの両側に有名店が集まっているときいていたので特にアテもなくそちらの方へフラフラと。もう閉まっているお店もありましょうが。
目的の通りに着いてすぐ、カラフルな木のアクセサリーのお店が目に留まりましたが、価格帯がよく分からないのとそれがフィンランドでしか買えないものなのかどうかが分からないので、いったんスルーしました。

その少し先に何やらかわいいショーウインドーの食器屋さんが。いったらと書いてある。
……いったらは北欧デザインのブランドではなかったですか?
ショーウインドーのディスプレイも好みだったので、まあまあとりあえず北欧デザインのお店とやらをのぞいてみますか?と軽い気持ちで入りました。
ヤッベ、北欧デザインかわいいやんか!?
正直、モダンデザインとか無駄のない感じが苦手って言うかあの洗練された感じが庶民の家には似合わなさそうだしって言うか、まあ食わず嫌いでしたね!やだかわいい!
手に取ってみた感じ食器としての実用性も申し分無さそうなものばかり。工業デザイン万歳!
北欧デザインが洗練とかわいさとそして意外にも親しみやすさを併せ持つことは分かりましたが、でも買うほど好みってワケではないよね~とそろそろ店を出ようとしたそのとき、見つけてしまいました。わたしがそもそも目を惹かれたショーウインドーのディスプレイと同じラインナップの商品を。

うん買ったよねー。ティーマグかなー。買ったよねー。自家用だしどうせソーサー使わないからきいてみたらバラ売りできるって言うから色違いで買ったよねー。おかんにお土産☆って言い訳しながらラッピングして貰って買いましたともー。ふたつで31.8ユーロなりー。
そもそも北欧デザインがそうそそられない理由が、幾何学模様がそこまで好きじゃないということなんですけれども、これかわいいよねー。写真だとあんまりきれいに映ってなかったですが、これは夜の森なのかな?このデザインイメージ一色でウインドーがディスプレイされていたのです。どうやらいったらでこういう有機的なデザインのシリーズは珍しいようなのですが。わたしのハートわしづかみのデザインでした。
なお、どうしてもここでマグカップを購入して以来、頭を離れないフレーズがあります。

わたしさー、北欧デザインとかそんな興味なかったんだけど行ったら買っちゃったよねー
イッタラだけに!!

…………くだらないと分かっていても忘れられない…………。
(注:書いてる現時点で1年以上経っています。)

で、結局、木で出来たアクセサリーを売っているお店にも引き返しました。よく見たら看板の下に「FINLAND」って書いてあったから、これも北欧デザインブランドだ!と判断。

どうやらやはりわたしがよく知らんかっただけで、通販ショップとかでも取り扱いのある北欧デザインブランドでした。コレなんて読むの?あーりか?ありか?
フィンランド(まあお向かいエストニアもだけど)では、樺の木材で出来た生活用品などの民芸品が数多くありますが、ここはその民芸品の流れを汲み、現代のデザインで製品を作っているブランドのようです。帰ってから調べましたともよ。あとお店の中のパンフレットでもちょこっとかじったけど。
本来的にはもっと大振りなアクセサリーなどの方が、推し商品のようですが、使いやすそうな細身のブレスレットを、母へのお土産も兼ねて買いました。右端はセールになってたので11.5ユーロだったけど、他はいっこ19ユーロしたね!ちょっぴし高いと思わなくもなかったけど、時間はないし後悔はしたくない!!と購入しました。旅のショッピングは一期一会!!
ゴムだし軽いし、色が鮮やかなので黒や白の時計にその日の服装によって差し色で合わせられるのでとても便利。よく使っています。

お、もう目の前は海のようです。

広場のところ水撒いて清掃してる車とかいるし、朝市とかもこのへんでやるのかな~。行きたかったな~。(既に明日の朝早起きできる気がしない体調の悪さが悲しい……。)
19時を過ぎ、本格的に開いているお店が見あたらなくなってきました。
取り敢えず外の風に当たっている分には気持ち悪さはおそってこないので、中には入れないけど大聖堂の方へ行ってみる事にします。

*1……今回、ガイドブックを買わなかった上、もともと大してモダンデザインものに興味がなかったため、フィンランドのデザインブランドを知らない。
*2……まあ一軒家派かマンション派かとか寒がり具合とかで個々の家庭の事情は違ってきますが、比較的温かい西日本に住むわたくし、冬もこたつ派でしてあまり部屋中がポカポカと言う状況に慣れていない上、なんかどうも北国のホテルは「半袖でもへっちゃらなくらいの暖かさ」が標準なのか、不自然に部屋中がポカポカなのに身体が追いつかずホントしんどかったです。まあ外がほんっとの真冬の寒さなら気にならないのかもしれませんが。中途半端な季節に訪問する南国育ちは注意が必要かも分からん。部屋でのぼせてしまう感じ。

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うーん海行ったって曇ってるしな~とりあえずもう閉まってるけど大聖堂のほう、元老院広場へ行ってみようかと方向転換。意外に坂道です。なんかこう大陸ってどこでも広いイメージがあるのですが、ヘルシンキとかって平地が少なくて海からすぐに勾配がきつくなるのだそうです。
親近感を持ってしまうザ・島国オブ島国・四国の人間です。海!山!みたいな。山に登ったらだいたい海まで見渡せますからね。

着きました。開いてないし7時前だし人は少ない。

……ん?これはかなりデカいですね?階段と人の対比が……。
道路を渡って広場へ。振り返ると、今まで来た道が坂になっていたのがよく分かります。


横を向いても地面がナナメになっているのが分かります。しかし、周囲の建物もカワイイッ!タリンとはまた違った洗練されたオシャレな感じですね。この通り閑散としているのですが、シーズンまっただなかとかだとこの広い場所がひとであふれかえったりとかするんですかね……。
さて、大聖堂へと階段をのぼり……

完全にラスボスの居城感出してきてます。でけぇ!
あと体調不良なもんで近付いたら思ったより階段も高くてクラクラしてきました。うわーなんだか結構しんどそーう。でも上るけれどもー。

ペタペタ座っている人がたくさんいたのでわたくしもここで一休みする事にしました。なかなかよい眺めではないですか。そして座ったままその場で写真を撮りまくるズボラなわたくし。



2014年2月のプラハ旅行辺りからわたしの中で、カメラを地面において写真を撮るのが流行っています。ミニチュア感があってかわいらしくなるのでお気に入りのアングルです。
ただ、撮っている姿はかなり奇異なので度胸が必要です。
座ってダラダラしていると、海からカモメが飛んできたりして、のどかでほんとうによいところだなと……なんとなく空気感を思い出に残したくて動画も撮ってみました。

うん、ちょっと調子悪いけど無理して出て来てヨカッタヨカッタ。外の冷たい空気に当たっていたら少し元気になってきたし。ではそろそろ広場を離れましょうか。

しかしね……ここ、ゴミが多かったね!!
たぶんここにペタペタ座ったやつらがいろいろ食べ散らかしたんだと思うね!そんでカモメが多いのもそのせいだと思うんだよね!!街中はきれいだったのでおおよそだいたい観光客の仕業だと思うんだよね!マナーは!!守りましょう!!!

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