田舎OL・K子のぬるめなブラブラ海外旅行記たまに国内旅行記。念仏のように字が連なっていますが小さい写真はクリックすると大きくなりますヨ!とアピール。旅行記なので記事は古い順で表示されています。たまにフィクションを含みます。|2017-08移転済
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夜を挟んでの移動で気分爽快とはいきませんが、窓からのサンクトペテルブルクの景色があまりに魅惑的なので早速街歩きに繰り出します。ちょこちょことそのあたりを歩いて、あるスポットへ行くのと、ロシア美術館が今日は9時までやっているらしいので見に行こうかなと。
時刻は午後7時前ですが、まだまだ夕暮れ前という感じです。日の入りは午後9時を過ぎてなのでまだまだ歩き回ることができます。
サンクトペテルブルクは湿地帯の上に作られた街で、運河と橋が無数にあります。
水のある景色はいいものです。それに橋もひとつひとつやたら凝ったデザインで見ているだけで楽しくなってきます。空気は冷たいけれどもうきうき気分が勝っています。
とりあえずまずはネヴァ川まで出てみましょう。
でっけぇー!そして風強ぇー!
ピアスがッ!耳がッ!イタイイタイイタイッ!
風で煽られたピアスが耳をひっぱってヒィィィィ!となりました。その上、熱伝導で一気に耳が冷えて痛さ倍増!仕方がないのでそのまま歩きますけれども!
大きな橋が見えていますが、これはトロイツキー橋です。この橋を含めネヴァ川にかかる5つの橋は可動橋で、深夜になると船の通行のために上がるそうです。あわよくばそれも見に行きたいなあでも暗い時間帯だしどうしようと思っていたのですが、ホテルから思ったより全然近いので見に行けそうです。
行く前に見返した「世界ふれあい街歩き・サンクトペテルブルク」で、終電ならぬ橋が上がる前に対岸の家に帰り損ねて(……確信犯か?)飲み明かしているおじさんが出ていました。
おおよそ目的地の方向は意識していたものの適当に見えてたトロイツキー橋の近くまで歩いて再び川から離れると、遠そうなのでここまでは行くまいと思っていたところまできていました。
マルスの原です。19世紀に整備された練兵場でかつては軍隊パレードや式典などが行われたそうですが、今は革命や内戦の犠牲となった人々が葬られ1957年からは永遠の火が燃えている……と歩き方先生に載っているのを見て「永遠の火?」と思っていたのですが、こんな感じでした。
燃料はなんなんでしょうか、ガス式?周囲は公園のようになっていてベンチでくつろぐひとや子供と散歩するひとや犬の散歩をするひとなど。わんこはやはり大きな犬が多い感じ。
周囲の慰霊碑にはどこもいくらかカーネーションが供えられていました。
ここまで適当に歩いてきましたが、ちょっと地図を見て方向修正。
目指すスポットはちょっと目立たないかもしれないので。これも「世界ふれあいまち歩き・サンクトペテルブルク」で見て、ほうほうこれは行ってみたいものだと思ったのです。
が、途中で血の上の救世主教会が見えて、ロシアァァァァ!とテンション上ってちょっと寄り道しました。近付いて写真を撮ったりなど。
いやもうなんですかコレ!?すっごい!かわいい!!
テンションうなぎのぼり。無意味に川辺のカモの写真を撮りまくったりしながら歩きます。川沿いはいい感じの並木道になっていて歩きやすいです。
橋に次ぐ橋!川だか運河だか水路だかもう何が何だかわかんない!
一応地図を見るのですが、実際の道の角度と違ったりするので、これだけ橋と水路が交差しているとわけわかんなくなってきます。概ね方向は合ってるのでこのあたりに目的の場所がある筈。
キョロキョロしてると……
これです!この小鳥の像!!
チージック・ピージックの像と言うらしいです。ロシア語はさっぱり分からんのですが、それはもしかして日本語に直すとピーチク・パーチクの像って事ですかね?
この近くのサンクトペテルブルク音楽学院に通っていたチャイコフスキー先生が酔っ払ったときに即興で口ずさんだ小鳥の歌がなんやらかんやら(忘れた)と言う由来で作られた小鳥の像です。
しかし、この像がそこそこ有名なのは由来のためではありません。
この像(の台座)にコインを乗せることが出来たらば願いが叶うと言われているのです。本日のわたくしの第一の目的は、
ここに10円玉を乗せる!!
……なのです。海を越えてやってきた日本人の証をここに残そうではないですか!
そんなワケでコートのポケットに10円玉がふたつ。チャンスは2回しかありません。
100円はもったいなかったし、1円や5円は軽くてコントロールが難しそうだったので、10円玉としたのですが、二枚しかない!!
がしかしわたしはこの手のことが致命的に苦手な不器用です!
目的達成は非常に困難です。ウダウダ言っていても仕方がないのでとりあえず感触を見るためにも、いちまいひとまず台座を狙って落としてみました。
……あっさり台座に跳ね返され10円玉はフォンタンカ川に消えました。
やっぱりな!!と思いました。
結構な高さがあるので落としただけでもかなりの勢いがついてしまうのです。台座自体は小さいとは言えぜんぜん狙える距離なのですが。10円玉はあと一枚しかないのでしばらく観察に転じてみましたが、なかなか成功する人は現れません。
トライののちにわたしと同じく観察を続ける人もちらほら。そのうち赤の他人の寄り集まりに一体感ができ、あと一歩だったりするとギャラリーから声が上がるように。
しかしいつまでも眺めていても仕方がないので、一計を案じて二回目にして最後の挑戦へ。
乗ったァァァァァ!!
やったよ!やったよわたし!でも誰も見てねぇぇぇぇ!!!
さっきまでみんないっしょに見てたじゃん!なんでよ!?寂しいじゃない!「オウ!」とか言ってよ!!はかったようにみんなの注意がそれた瞬間に成功してしまいました。
ウフフフフフ、いいじゃない、もともとひとり旅だったんだからいいじゃない……。ひっそりとiPhone5Sを台座に向け拡大写真を撮りました。
ちなみにどうやって成功させたかというと、岸壁を転がすようにしてコインを落としたのです。でもこの岸壁がなんつーかこう……ハングしてるって言うの?まっすぐ斜線になっているわけではないので、それでも台座にたどり着く前にコインがレッツダイブ!してしまう可能性は結構あると思います。やはり日本の硬貨で言うと10円玉くらいが適当かと思います。
この下さらったらものすごいコイン出てくるんだろうな……。
目的を達成して歩き出してしばし重要な事に気付きました。
……願掛け忘れた……!
10円玉をのせたるどー!と意気込んだ結果、それを何のために行うのかを見失っていました。手段が目的と化していました。あと成功する見込みがほぼないと思い込んでいたのもあります。
えー、えっと、えっと、えっと……みんなしあわせになるといいな!!
時刻は午後7時前ですが、まだまだ夕暮れ前という感じです。日の入りは午後9時を過ぎてなのでまだまだ歩き回ることができます。
サンクトペテルブルクは湿地帯の上に作られた街で、運河と橋が無数にあります。
水のある景色はいいものです。それに橋もひとつひとつやたら凝ったデザインで見ているだけで楽しくなってきます。空気は冷たいけれどもうきうき気分が勝っています。
とりあえずまずはネヴァ川まで出てみましょう。
でっけぇー!そして風強ぇー!
ピアスがッ!耳がッ!イタイイタイイタイッ!
風で煽られたピアスが耳をひっぱってヒィィィィ!となりました。その上、熱伝導で一気に耳が冷えて痛さ倍増!仕方がないのでそのまま歩きますけれども!
大きな橋が見えていますが、これはトロイツキー橋です。この橋を含めネヴァ川にかかる5つの橋は可動橋で、深夜になると船の通行のために上がるそうです。あわよくばそれも見に行きたいなあでも暗い時間帯だしどうしようと思っていたのですが、ホテルから思ったより全然近いので見に行けそうです。
行く前に見返した「世界ふれあい街歩き・サンクトペテルブルク」で、終電ならぬ橋が上がる前に対岸の家に帰り損ねて(……確信犯か?)飲み明かしているおじさんが出ていました。
おおよそ目的地の方向は意識していたものの適当に見えてたトロイツキー橋の近くまで歩いて再び川から離れると、遠そうなのでここまでは行くまいと思っていたところまできていました。
マルスの原です。19世紀に整備された練兵場でかつては軍隊パレードや式典などが行われたそうですが、今は革命や内戦の犠牲となった人々が葬られ1957年からは永遠の火が燃えている……と歩き方先生に載っているのを見て「永遠の火?」と思っていたのですが、こんな感じでした。
燃料はなんなんでしょうか、ガス式?周囲は公園のようになっていてベンチでくつろぐひとや子供と散歩するひとや犬の散歩をするひとなど。わんこはやはり大きな犬が多い感じ。
周囲の慰霊碑にはどこもいくらかカーネーションが供えられていました。
ここまで適当に歩いてきましたが、ちょっと地図を見て方向修正。
目指すスポットはちょっと目立たないかもしれないので。これも「世界ふれあいまち歩き・サンクトペテルブルク」で見て、ほうほうこれは行ってみたいものだと思ったのです。
が、途中で血の上の救世主教会が見えて、ロシアァァァァ!とテンション上ってちょっと寄り道しました。近付いて写真を撮ったりなど。
いやもうなんですかコレ!?すっごい!かわいい!!
テンションうなぎのぼり。無意味に川辺のカモの写真を撮りまくったりしながら歩きます。川沿いはいい感じの並木道になっていて歩きやすいです。
橋に次ぐ橋!川だか運河だか水路だかもう何が何だかわかんない!
一応地図を見るのですが、実際の道の角度と違ったりするので、これだけ橋と水路が交差しているとわけわかんなくなってきます。概ね方向は合ってるのでこのあたりに目的の場所がある筈。
キョロキョロしてると……
これです!この小鳥の像!!
チージック・ピージックの像と言うらしいです。ロシア語はさっぱり分からんのですが、それはもしかして日本語に直すとピーチク・パーチクの像って事ですかね?
この近くのサンクトペテルブルク音楽学院に通っていたチャイコフスキー先生が酔っ払ったときに即興で口ずさんだ小鳥の歌がなんやらかんやら(忘れた)と言う由来で作られた小鳥の像です。
しかし、この像がそこそこ有名なのは由来のためではありません。
この像(の台座)にコインを乗せることが出来たらば願いが叶うと言われているのです。本日のわたくしの第一の目的は、
ここに10円玉を乗せる!!
……なのです。海を越えてやってきた日本人の証をここに残そうではないですか!
そんなワケでコートのポケットに10円玉がふたつ。チャンスは2回しかありません。
100円はもったいなかったし、1円や5円は軽くてコントロールが難しそうだったので、10円玉としたのですが、二枚しかない!!
がしかしわたしはこの手のことが致命的に苦手な不器用です!
目的達成は非常に困難です。ウダウダ言っていても仕方がないのでとりあえず感触を見るためにも、いちまいひとまず台座を狙って落としてみました。
……あっさり台座に跳ね返され10円玉はフォンタンカ川に消えました。
やっぱりな!!と思いました。
結構な高さがあるので落としただけでもかなりの勢いがついてしまうのです。台座自体は小さいとは言えぜんぜん狙える距離なのですが。10円玉はあと一枚しかないのでしばらく観察に転じてみましたが、なかなか成功する人は現れません。
トライののちにわたしと同じく観察を続ける人もちらほら。そのうち赤の他人の寄り集まりに一体感ができ、あと一歩だったりするとギャラリーから声が上がるように。
しかしいつまでも眺めていても仕方がないので、一計を案じて二回目にして最後の挑戦へ。
乗ったァァァァァ!!
やったよ!やったよわたし!でも誰も見てねぇぇぇぇ!!!
さっきまでみんないっしょに見てたじゃん!なんでよ!?寂しいじゃない!「オウ!」とか言ってよ!!はかったようにみんなの注意がそれた瞬間に成功してしまいました。
ウフフフフフ、いいじゃない、もともとひとり旅だったんだからいいじゃない……。ひっそりとiPhone5Sを台座に向け拡大写真を撮りました。
ちなみにどうやって成功させたかというと、岸壁を転がすようにしてコインを落としたのです。でもこの岸壁がなんつーかこう……ハングしてるって言うの?まっすぐ斜線になっているわけではないので、それでも台座にたどり着く前にコインがレッツダイブ!してしまう可能性は結構あると思います。やはり日本の硬貨で言うと10円玉くらいが適当かと思います。
この下さらったらものすごいコイン出てくるんだろうな……。
目的を達成して歩き出してしばし重要な事に気付きました。
……願掛け忘れた……!
10円玉をのせたるどー!と意気込んだ結果、それを何のために行うのかを見失っていました。手段が目的と化していました。あと成功する見込みがほぼないと思い込んでいたのもあります。
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