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続いて、サンセットの時間を気にしつつ、どうやら私のリクエストの中の「あまりひとけのないところ」に該当するらしい、ダヤマンヂー寺院へ向かいます。
何故ひとけがないかと申しますと、この寺院を建立した王と言うのが、自分の父ちゃんと兄ちゃんを暗殺して王位に着いたと言う方で。
後にそのことを悔いたのかこのままじゃ地獄に落ちるとビビッたのか、父と兄を弔うために立派なお寺を作ろうとした……と言うのがこのダヤマンヂー寺院。
しかしながら、寺院の完成を待たずして因果応報自らも暗殺により人生の幕を下ろす。
この王様、当時から今に至るまで絶賛不人気で、作りかけの寺院を完成させる人も無く、詣でる人も少なくすっかりさびれた雰囲気になってしまい、挙句には地元の人々の間では幽霊が出るという噂まで出回りひとけがないのだそうです。
……そんな寺院に日暮れ時に向かおうかと言うワケです。
いやあ、リクエストに忠実なチョイスですね!!
しかしながら、このダヤマンヂー寺院、よっぽど地獄に落ちるのが怖かったのか、気合の入った造りをしていて外観が優美なため外国人(たぶん主に欧米人)には人気があるようです。
まあ、あのひとたち、ヨソの宗教観とかホントどうでもいいっぽいですからね。気にしないんでしょう。アジアの寺院などで欧米人の団体さんとか、施設に入る前にガイドさんにめっちゃいろいろ注意されています。
まずは付近で車を止めて、全体像など見学。既にカメラ越しだと結構薄暗い。
で、確かに立派な感じ。ピラミッドみたいな形できれいです。基壇が五層になっているのが特徴だそうな。まあ大きいところはサイズだけでなくどこも造りも立派ですけどね。
あと他の大きなパヤーと離れて建っているのでいっそう目立つみたい。
畑の中の木が囲われているのは、牛さん(勤労されるほう)などが食べてしまうからだそうです。これはなにか作物とかではなくて緑化の為だそう。
時間がないとか言いつつ、カメラを持って向かい合ってそのまま写真を撮るとかちょっと遊ぶ。
私の後ろにちっちゃい遺跡みたいなのがあるのがお分かりになるかと思うのですが、ああいうちっちゃいこじんまりしたパヤーはもうホントそこらじゅうにあります。
ではではちょこっと車に乗って、内部の見学へ。
日暮れどきであることや、構造的に光の入るところが少ないことを差し引いても、確かにちょっとさびれた雰囲気が……。と言うのも、地元の人が出入りしている痕跡が少ないんですね。
お供えとか、お花とか、そういうのが殆ど無い。まったくないワケじゃないんだけど。
逆にそれでもここに詣でる人と言うのはどういう思い入れがあるのだろうか?
この周りの畑を耕作してるひととかかなあ。あるいはここでショーバイしている方々か。
なんか出入り口にあった穴の写真。気にしてたら、ここに木製の門があったか作ろうとしたのかもね?と言われているらしいてことをガイドさんが教えてくれた。
仏像。父と兄になぞらえて2体の仏様を納めたそうな。穏やかなお顔です。
でも金箔はお顔だけなのね……。
あと普通は台座にお参りした人が金箔貼ってたりするんだけどね。剥がれかかった金箔がところどころまばらに見えるのがなんとも……。
またしてもの構図で。闇が深い。
このときは我々以外には観光客もお参りの方もいらっしゃいませんでした。静か……。
しかしながら、お土産売る人はぼちぼちいたので、昼間は外国人とかそこそこ来るのかも?
続いてド定番ですがサンセット鑑賞に向かいますよ。……なんか薄雲ってるけど!
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