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……とか言っちゃってんですけど、実はメンドーなので全部ぱごだぱごだ言ってるんですが、パゴダは仏塔のことなんです。仏舎利を納める施設ですね。形骸的でホントには入っていないこともありますけど。で結構私行ってんの寺院なんですよね。
なので、寺院はパゴダではないっつーか寺院の中にパゴダがあることもあるっつーかまあ……まあ……いいか……。
アーナンダ寺院のすぐ隣にこじんまりとした元・僧院である、アーナンダ・オーチャウンがございまして、車はそのままに歩いてそちらに向かいます。
赤っぽい煉瓦造りの建物。
こじんまりですが、中に雨水がたまらないように排水する樋があったり(左)、レリーフが凝ってたり(真ん中)、と外観もなかなかすてきなのですが、メインはこの中にある彩色壁画!
普段は閉まっているようですが、我々が到着すると遺跡番のおいちゃんがどこからともなく現れて門を開けて電気をつけて中が見られるようにしてくれました。
歩き方にはチップを渡すよう書いてありますが、小銭がないのでガイドさんが例によってキットカットを渡す。中は蛍光灯が等間隔でついていてよく絵が見られるようになってました。
……撮影禁止なので写真はありません。
珍しくここは保護する気があるようです。
まあ、他はアレだけ上塗りしまくっちゃってますからね!そら貴重でしょうよ!
日本の中世とかの絵巻物とかと同じような俯瞰かつ同じ絵の中で時系列が進んでいくタイプの絵で。戦争の様子とか宗教と言うより歴史っぽい印象を受けたのですが、歩き方には「王と仏陀の生活について描かれた壁画」ってなってます。
「王の生活」のあたりを私が良く覚えているのかな?割とパッと見ると雰囲気も色彩も日本の昔の絵みたいなんですけど、何気にヤシの木とかあるのがやっぱり南国の絵だなと……。
ちっこいところですけど、ここはなかなか一見の価値有りだと思います。どうせアーナンダ寺院はたぶん殆どの人が訪れるでしょうからついでにいかがでしょうか。
……あ、なんか私、旅行ブログっぽいこと書いてる!!
続いて車に乗りまして、タビィニュ寺院へ向かいます。
ここは、12世紀半ばにアラウンスィードゥー王によって建てられたとのこと。バガンでいちばん高い寺院。タビィニュってのは全知全能って意味らしい。さっきのアーナンダ寺院より100年くらいは後ってことになるのか。
向かうと言っても、オールドバガン内の主要な遺跡は車で効率よく移動すれば数分~15分内くらいで異動できます。まあやっぱ車がいちばんいいかなって感じですね。
到着。ここは建物はいる直前で靴脱ぎました。イマイチこう、敷地内外の境目の感覚が分からんな……。こちらにはこんな感じの仏様がいらっしゃいました。
なかなか安定感のある柔和な感じのスタイルであります。それから回廊をひとめぐりテクテクと。例によって同じような構図ばかりの写真。
なんかここもこういや~にきれいに白く塗られている感じがしますね。なんかきれいなタイルとか貼られちゃってるところもあるし。とか思いつつ、きょろきょろしながら歩いていると……
やっぱりかー!!!
ここも元々は内部にはきれいな彩色がされていたようです。幾何学模様のようですね。
あのさ~どっか日本の大学とかがさ~研究対象とかにして復元とかしたりしないかな~きれいに剥がしたら中に残ってるんじゃないかな~。勿体ない~。
でも、地元の人にしたら千年の昔から絶えずずーっとお寺として詣でているわけだからそらまあ、リニューアルもしちゃうし、昔みたいに有力者が無理矢理お金と人使ってやるワケじゃないからそうゴーカにもできんわな……。
それにガチガチに保護されちゃうときっと今のような地元の人が普通にお参りしている姿とか見れなくなっちゃうのかもだし、これはこれでいいのかもね。形あるモノいずれはなくなるみたいな……。←なんかこういうときもっといい四字熟語とかあるんじゃね?
そうそう、だもんで遺跡なんだけど、なんかこう飾らない風景と言うか、生活感溢れる感じも垣間見えるのです。
お土産売りの人とか遺跡番の人とかが出勤してきて置いた自転車とか。お寺の庇の下なら雨降っても濡れないもんね!あと、バガン名物の砂絵はその場で作成しつつ観光客に売ると言う、時間を無駄にしない方法で商われているようで、作ったものを並べて乾かしてたり。
砂絵は若い男の人がよく売ってたね~。子供はポストカード。写真のものか、あとは子供の絵っぽい印刷を自分で塗り絵したやつとかを売ってました。
子供は両替もよくやってた。ドルだと地元の人はお金として使えないそうなので、チャットが余ってたら変えるよ~と声かけてきてました。これなかなかいろいろと頭回らないと難しいと思う。だいたいのレート考えてないとできないし、かと言って持ち合わせとか今の現金の必要度に応じて駆け引きも必要だしさ。
遺跡によってすごい観光客多いところと、人があんまり来ないところとあるんだけど、どういう感じにこのひとたちは住み分けてるんでしょうね。なんかこっちは俺のシマだ!みたいなのはあると思うんだけど。
でもまあ、総じてそんなにしつこくはないお土産売りの方々なのですが、来てすぐはあんまりアピールしなくて、帰りがけにちょこちょこっとアピールしてくるんですみなさん。
その姿勢は正しいと思う……。来てすぐには買わないよ。
がここで、珍しく砂絵を売っているお兄さんが積極的に売り込んでくる。
ガイドさん「欲しければ値段をきいてみましょうか?」
私「……じゃあお願いします」
お兄さん「20ドル!」
ガイドさん「……高いので他で買ったほうがいいですねぇ」
あっさり車に乗り込むことにする我々。お兄さん車のフロントガラス越しに10!と提示。
ガイドさん「10ドル!?それだったらすごく安いです!」
と言うワケでひとつお買い上げ。仏足のデザインだと思います。元は宗教画なので。
これ全部砂絵です。こまかーい。
最初は外国人受けしそうなドラゴンの意匠のものなどを見せてくれましたが、なるべくトラディショナルなデザインのがよいと言うとこんなんを見せてくれましたので。
これまでのガイドさんの経験からすると大体は15ドルくらいで決着するそうです。
ところでこの寺院、「バガンでいちばん高い」だけあって近くからだと全貌がよく分かんない。
そこで少し離れた後、ガイドさんが車を停めてくださる。道路脇のなんかの遺構を昇っていきます。写真ではイマイチ伝わらないけど結構アクティブさを要求された……。
これなんだろうな?城壁とかにしてはきちんと階段になっているような、人が昇るための段差でもないような……そして何故私はそういうことを現地で聞いておかないかな!
上の方はなんとなく煉瓦が残っているくらいでただの獣道状態。
ここからならかように全貌が見られるというわけ。記念写真スポットだね。
こうしてみるとすごい高いのがよく分かります。立派ですし。流石全知全能。
タビィニュ寺院以外にも見回せばやはりパゴダだらけ。
乗ってきた車を見下ろすとここも結構高いな~って感じです。
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